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(1)

Microsoft Lync Server 2010

ステップバイステップガイド

(2)

著作権 このドキュメントに記載されている情報 (URL 等のインターネット Web サイトに関する情報を含む) は、将来予告なしに変更すること があります。別途記載されていない場合、このソフトウェアおよび関連するドキュメントで使用している会社、組織、製品、ドメイン名、電 子メール アドレス、ロゴ、人物、場所、出来事などの名称は架空のものです。実在する名称とは一切関係ありません。お客様ご自身の 責任において、適用されるすべての著作権関連法規に従ったご使用を願います。 マイクロソフトは、このドキュメントに記載されている内容に関し、特許、特許申請、商標、著作権、またはその他の無体財産権を有する 場合があります。別途マイクロソフトのライセンス契約上に明示の規定のない限り、このドキュメントはこれらの特許、商標、著作権、また はその他の無体財産権に関する権利をお客様に許諾するものではありません。

2010 Microsoft Corporation. All rights reserved.

Microsoft、Active Directory、ActiveSync、Microsoft Press、MSDN、Outlook、Windows、Windows Mobile、Windows NT、および Windows Server は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

(3)

はじめに

本書では、Lync Server 2010 の概要と Lync Server 2010 Standard Edition を展開するた めの要件および手順について記載します。

 第一部 インストール前の検討事項

Lync Server 2010 から導入された新機能や役割モデルについて説明します。 また、インストール前に検討すべき項目について説明します。

 第二部 Lync Server 2010 Standard Edition の展開

シングルフォレスト / シングルドメイン環境に Lync Server 2010 Standard Edition をインストールする手順について説明します。

(4)

目次

第一部 インストール前の検討事項 ... 1

1.1 Microsoft Lync Server 2010 の新機能 ... 2

1.2 Lync Server 2010 のエディション ... 4

1.3 システム要件 ... 5

1.3.1. Active Directory およびネットワークインフラストラクチャーの要件 ... 5

1.3.2. Lync Server 2010 Standard Edition のハードウェア要件 ... 6

1.3.3. Lync Server 2010 Standard Edition のソフトウェア要件 ... 7

第二部 Lync Server 2010 Standard Edition の導入 ... 8

2.1 今回構築するシステム構成 ... 9 2.1.1. システム構成の確認 ... 9 2.1.2. システム構築の事前作業... 10 2.1.3. システム構築手順の概要... 11 2.2 ネットワーク環境の準備 ... 12 2.2.1. DNS レコードの作成 ... 12 2.2.2. 共有フォルダーの作成 ... 15 2.3 サーバーの役割・機能の追加 ... 18 2.3.1. サーバーの役割の追加 ... 18 2.3.2. サーバーの機能の追加 ... 23 2.4 Active Directory の準備 ... 27 2.4.1. Lync Server 2010 コアコンポーネントのインストール ... 28 2.4.2. スキーマの準備 ... 29 2.4.3. フォレストの準備 ... 32 2.4.4. ドメインの準備 ... 34 2.4.5. 管理者アカウントの構成... 36

2.5 Central Management Store およびトポロジーの構成 ... 38

2.5.1. 最初の Standard Edition サーバーの準備 ... 38

2.5.2. Topology Builder のインストール ... 41

2.5.3. トポロジーの新規作成 ... 42

2.5.4. フロントエンドプールの構成 ... 45

2.5.5. トポロジーの発行 ... 50

2.6 Lync Server System のインストール ... 53

2.6.1. Local Configuration Store のインストール ... 54

2.6.2. Lync Server コンポーネントのインストール ... 56

(5)

2.8.1. Lync 2010 のハードウェア要件 ... 78 2.8.2. Lync 2010 のソフトウェア要件 ... 79 2.8.3. Lync 2010 の展開とサインイン ... 80

(6)

第一部 インストール前の検討事項

この章では、Lync Server 2010 Standard Edition のインストールに必要 となる情報について説明します。

(7)

1.1 Microsoft Lync Server 2010 の新機能

Microsoft Lync Server 2010 は、Office Communications Server 2007 R2 および関連 製品の機能を受け継ぎ、全く新しい接続エクスペリエンスを提供する、次世代 のユニファイドコミュニケーション プラットフォームです。 Lync Server 2010 は、さまざまな通信手段を単一インターフェイスに統合するこ とによって、まったく新しい直感的なユーザー エクスペリエンスを提供します。 この統合的なエクスペリエンスは、ユーザーがすぐに使いこなせると同時に、 単一プラットフォームからあらゆる種類の通信をサポートできるため、投資と 運用コストの両方を削減できます。  ユニファイド エクペリエンス ・ プレゼンス、インスタントメッセージング、音声通話、A/V 会議、Web 会 議などあらゆるコミュニケーションを Microsoft Lync 2010 だけで利用で きます。

・ Microsoft Outlook や SharePoint など慣れ親しんだアプリケーションからも シームレスにコミュニケーションを開始することができます。 ・ Lync 2010 だけでなく、Web ブラウザやモバイル端末からでもプレゼンス、 インスタントメッセージング、Web 会議などに参加できます。  接続性とコラボレーション ・ 顔写真やロケーション情報を含むリッチプレゼンス機能により、最適なユ ーザーを効率よく探し出し、簡単に連絡を取ることができます。 ・ SharePoint のスキル検索を使用して、人名やアドレスからだけでなく、ス キル、専門知識、グループ情報に基づいて人材を検索することもできます。  生産性を改善する高度な仮想会議 ・ Lync Server 2010 の音声とビデオが統合された会議では、プレゼンテーショ ンデータやホワイトボード、アプリケーション共有による効果的なディス カッションを行うことができます。

・ ユーザーは Microsoft Outlook から会議のスケジュールを立てて、Lync 2010 や Web ブラウザ、電話から会議に参加できます。

 エンタープライズ レベルの完全な音声通話機能

(8)

・ VPN 接続を使用しなくても、インターネットアクセス経由で社外に拡張で きます。 ・ 応答、転送、保留、迂回、保留解除などの一般的な通話機能をはじめ、レ ガシーデバイス、サードパーティ製の広範な IP および USB ユーザー デ バイスをサポートします。 ・ コール アドミッション制御、サードパーティのソリューションと連携した ブランチ オフィス障害対応、データ復元の拡張オプションにより、高可用 性を維持することができます。  新しい管理ツール

・ Exchange Server や Active Directory と同様に、PowerShell ベースの管理ツー ルで一貫性のある管理インターフェイスを利用できます。

・ Silverlight によるダイナミックで直観的な GUI による操作も可能です。 ・ Role-based Access Control (RBAC) の導入により、異なる管理者に適切な管

理ロールとスコープを割り当てることができます。 -メモ- それぞれの機能に関する詳細な情報については Lync Server 2010 の製品ドキュメン トをご覧ください。 -メモ- 本ドキュメントでは、これらのすべての機能を網羅しているわけではありません。

(9)

1.2 Lync Server 2010 のエディション

Lync Server 2010 には、Standard Edition と Enterprise Edition の 2 つのエディシ ョンがあります。  Standard Edition すべてのサーバー コンポーネントと、ユーザーや会議の情報を格納するための データベースを 1 つのコンピューターで実装します。小~中規模の組織での使 用に適しています。ただし、冗長化構成を組むことは出来ません。  Enterprise Edition パフォーマンスと可用性を向上させるため、サーバー機能がデータ記憶域から 分離されています。また、パフォーマンスと可用性をさらに向上させるために、 特定のサーバーの役割を別のコンピューターに分散配置することができ、大規 模な組織での使用に適しています。また、小~中規模環境でも冗長化が必要な 場合は Enterprise Edition が適しています。

(10)

1.3 システム要件

Lync Server 2010 Standard Edition を展開するために必要なシステム要件を説明しま す。

1.1.1. Active Directory およびネットワークインフラストラクチャーの要件

 ドメインコントローラー Lync Server 2010 をインストールするドメインでは、以下のバージョンのいず れかのオペレーティングシステム上で動作するドメインコントローラーのみを サポートします。 ・Windows Server 2008 R2

・Windows Server 2008 SP2 (32bit または 64bit) ・Windows Server 2008 (32bit または 64bit) ・Windows Server 2003 R2 (32bit または 64bit) ・Windows Server 2003 SP2 (32bit または 64bit)  Active Directory フォレストの機能レベル

Lync Server 2010 をサポートする Active Directory のフォレストの機能レベルは 次の通りです。

・Windows Server 2008 R2 ・Windows Server 2008 ・Windows Server 2003

 Active Directory ドメインの機能レベル

Lync Server 2010 をサポートする Active Directory ドメインの機能レベルは次の 通りです。 ・Windows Server 2008 R2 ・Windows Server 2008 ・Windows Server 2003  証明機関 (CA) 電子証明書の配布を簡素化するためにエンタープライズのルート CA が推奨さ れます。その他スタンドアロン CA、パブリック CA も利用可能です。

(11)

1.1.2. Lync Server 2010 Standard Edition のハードウェア要件

Lync Server 2010 Standard Edition サーバーのハードウェア要件はサポートするする ユーザー数やトラフィック量に依存しますが、以下のハードウェア要件を満たして いる必要があります。

 CPU

次のいずれかのプロセッサー

・64bit dual processor, quad-core (2.0 GHz 以上) ・64bit 4way processor, dual-core (2.0 GHz 以上)  メモリ 16GB 以上のメインメモリ (推奨)  ハードディスク 72 GB 以上の空き領域をもつローカルディスク (10,000 RPM を推奨)  ネットワーク GBit NIC×2 (推奨) -メモ- 検証環境であれば、上記のハードウェア要件を満たす必要はありません。 ハードウェア要件に関する詳細な情報については Lync Server 2010 の製品ドキュメ ントをご覧ください。

(12)

1.1.3. Lync Server 2010 Standard Edition のソフトウェア要件

Lync Server 2010 Standard Edition をインストールするコンピューターのソフトウェ ア要件は次の通りです。

 オペレーティングシステム

以下のバージョンで、Standard Edition、Enterprise Edition、Datacenter Edition の いずれかを選択できます

・Windows Server 2008 SP2 オペレーティングシステム (64bit) ・Windows Server 2008 R2 オペレーティングシステム

 IIS (インターネット インフォメーション サービス) ・Windows Server 2008 上で動作する IIS version 7.0 ・IIS URL Rewrite module

※IIS URL Rewrite module がインストールされていない場合は、Lync Server 2010 Standard Edition のセットアップにより自動的にインストールされます。  .NET Framework

・.NET Framework 3.5 SP1 (64bit) ・IIS URL Rewrite module

 Windows PowerShell Windows PowerShell 2.0

※Lync Server 2010 Standard Edition を Windows Server 2008 にインストール場合 は、事前にインストールしておく必要があります。

 Microsoft Silverlight

Microsoft Silverlight ブラウザ プラグイン

http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=149156よりダウンロードが可能です。

 SQL Server

SQL Server 2008 Express (64bit)

※Lync Server 2010 Standard Edition のセットアップにより自動的にインストー ルされます。

-メモ-

その他の必要なソフトウェアコンポーネントは、Lync Server 2010 Standard Edition のセットアップにより自動的にインストールされます。

ソフトウェア要件に関する詳細な情報については Lync Server 2010 の製品ドキュメ ントをご覧ください。

(13)

第二部

Lync Server 2010

Standard Edition の導入

この章では、シングルドメイン / シングルフォレスト構成で Lync Server 2010 をインストールする手順について説明します。この章を 読むことで、Lync Server 2010 の基本的なインストール手順を理解 することができます。

(14)

2.1 今回構築するシステム構成

1.1.4. システム構成の確認

今回のシナリオで構築される環境は、次の通りです。

既存の contoso.com というシングルフォレスト/シングルドメインに、Microsoft Lync Server 2010 Standard Edition を新規に展開します。

それぞれのコンピューターの概要は次の通りです。

 DC01 (IP アドレス:192.168.1.200)

・ドメインコントローラー、DNS サーバー、エンタープライズのルート CA ・Windows Server 2008 R2

 RTC01 (IP アドレス:192.168.1.100) ・Lync Server 2010 Standard Edition ・Windows Server 2008 R2

 EX01 (IP アドレス:192.168.1.201) ・Microsoft Exchange Server 2010 ・Windows Server 2008 R2

 Client01 (IP アドレス:192.168.1.51) ・Lync 2010

・Windows 7

(15)

1.1.5. システム構築の事前作業

今回のシナリオの構築手順の前提として、以下の作業を事前に完了させておきます。

 DC01 (IP アドレス:192.168.1.200) ・Windows Server 2008 R2 のインストール ・IP アドレスの設定

・Active Directory ドメイン (contoso.com) の構築 ・DNS サーバーの構成

・Active Directory 証明書サービスの構成

・User01 (user01@contoso.com) および、User02 (user02@contoso.com) の登録  RTC01 (IP アドレス:192.168.1.100)

・Windows Server 2008 R2 のインストール ・IP アドレス、優先 DNS の設定

・Active Directory ドメイン (contoso.com) への参加  EX01 (IP アドレス:192.168.1.201)

・Windows Server 2008 R2 のインストール ・IP アドレス、優先 DNS の設定

・Active Directory ドメイン (contoso.com) への参加 ・Microsoft Exchange Server 2010 のインストール

・ユーザーメールボックスの作成 (User01 および User02)  Client01 (IP アドレス:192.168.1.51)

・Windows 7 のインストール ・IP アドレス、優先 DNS の設定

・Active Directory ドメイン (contoso.com) への参加

・ドメインユーザー (User01) に対するローカル管理者権限の割り当て ・Microsoft Office Outlook 2010 のインストール

・Outlook プロファイルの作成 (User01 用)  Client02 (IP アドレス:192.168.1.52)

・Windows 7 のインストール ・IP アドレス、優先 DNS の設定

・Active Directory ドメイン (contoso.com) への参加

・ドメインユーザー (User02) に対するローカル管理者権限の割り当て ・Microsoft Office Outlook 2010 のインストール

・Outlook プロファイルの作成 (User02 用)

-メモ-

(16)

1.1.6. システム構築手順の概要

Lync Server 2010 Standard Edition サーバーを展開するために必要な手順の概要 は次の通りです。  ネットワーク環境の準備 ・ DNS サーバーにクライアントが自動サインインを行うためのレコードを作成しま す。 ・ 各種構成情報を格納するための共有フォルダーを作成します。  サーバーの役割・機能の追加

・ Lync Server 2010 の展開に必要な Windows サーバーの役割と機能を追加します。

 Active Directory の準備

・ Lync Server 2010 Deployment Wizard を使用して、スキーマ拡張、フォレストの 準備およびドメインの準備を行います。

・ CSAdministrator グループに管理者ユーザーアカウントを手動で追加します。

 トポロジーの構成および発行

・ Topology Builder を使用して、トポロジーを構成します。

・ 作成したトポロジーをセントラル マネージメント ストアに発行します。

 Lync Server System のインストール

・ Lync Server 2010 Standard Edition サーバーコンポーネントのインストー ル、証明書の割り当て、サービスの開始を行います。

 ユーザーの構成

(17)

2.2 ネットワーク環境の準備

Lync Server 2010 Standard Edition を展開する前に、DNS レコードの作成と共有フォ ルダーの作成を行う必要があります。

1.1.1. DNS レコードの作成

Lync 2010 が、Lync Server 2010 にサインインするには、サーバーアドレスを手動で 設定するか、DNS 名前解決によって自動的にサーバーアドレスを発見する必要があ ります。ここでは、クライアントの自動サインインを実現するための DNS レコード の作成を行います。 1. サーバーDC01 に、Administrator としてログオンします。 2. [スタート]-[管理ツール]-[DNS] をクリックします。 3. [DNS マネージャー] で、[DC01]-[前方参照ゾーン]-[contoso.com] を右クリック、[そ の他の新しいレコード] をクリックします。

(18)

4. [リソースレコードの種類] で [Service Location (SRV)] を選択し、[レコードの作成] をクリックします。 5. [新しいリソースレコード] で以下のように構成して、[OK] をクリックします。 サービス: _sipinternaltls プロトコル: _tcp 優先順位: 0 重さ: 0 ポート番号: 5061 このサービスを提供しているホスト:rtc01.contoso.com

(19)

6. [リソースレコードの種類] で、[完了] をクリックします。

(20)

1.1.2. 共有フォルダーの作成

Lync Server 2010 Standard Edition ではアドレス帳や構成情報などを格納するための 共有フォルダーが必要になります。共有フォルダーは、Lync Server 2010 Standard Edition を実行するサーバー上で作成する以外にも、別のサーバー上で作成すること もできます。本ドキュメントでは、Lync Server 2010 Standard Edition を実行するサー バーの C ドライブのルートに、share という共有フォルダーを作成します。

1. サーバーRTC01 に、ドメインの Administrator としてログオンします。 2. エクスプローラーから、C ドライブを表示します。

3. C ドライブの任意の場所で右クリック、[新規作成]-[フォルダー] をクリックします。

(21)

5. Share フォルダーを右クリック、[共有]-[特定のユーザー] をクリックします。

6. 表示されるページで、[共有] をクリックします。

-メモ-

ここで設定した共有アクセス許可は、後述の Topology Builder により自動的に最適な構成に 変更されるため、既定のアクセス許可で構いません。

(22)

7. [ユーザーのフォルダーは共有されています] ページで、内容を確認して [終了] をク リックします。

(23)

2.3 サーバーの役割・機能の追加

Lync Server 2010 Standard Edition の展開に必要な Windows サーバーの役割と機能の 追加を行います。

インストールを行うコンポーネントは次の通りです。

 IIS および ASP.NET

Lync Server 2010 Standard Edition を動作させるための必須コンポーネントです。

 Active Directory ドメイン サービス ツール

Lync Server 2010 Standard Edition に必要なスキーマの拡張などの、Active Directory ドメイ ンサービスに関連する作業を行うことができるようになります。

1.1.3. サーバーの役割の追加

1. サーバーRTC01 に、contoso ドメインの Administrator としてログオンします。 2. [サーバー マネージャー] を起動し、[役割]-[役割の追加] をクリックします。

(24)

3. [開始する前に] ページで、[既定でこのページを表示しない] をチェックして、[次へ] をクリックします。

4. [サーバーの役割の選択] ページで、[Web サーバー(IIS)] を選択して、[次へ] をクリ ックします。

(25)

5. [Web サーバー (IIS)] ページで、注意事項を確認して、[次へ] をクリックします。 6. [役割サービスの選択]ページで、[ASP.NET] を選択すると、以下のメッセージが表示 されますので、[必要な役割サービスを追加]をクリックします。 7. [役割サービスの選択] ページで、以下の項目を選択し、[次へ] をクリックします。  Web サーバー  HTTP 基本機能  静的なコンテンツ  既定のドキュメント  ディレクトリの参照  HTTP エラー  HTTP リダクレクション  アプリケーション開発

(26)

 .NET 拡張性  ISAPI 拡張  ISAPI フィルター  状態と診断  HTTP ログ  ログ ツール  要求の監視  トレース  セキュリティ  基本認証  Windows 認証  クライアント証明書のマッピング認証  要求フィルター  パフォーマンス  静的なコンテンツの圧縮  管理ツール  IIS 管理コンソール  IIS 管理スクリプトおよびツール

(27)

8. [インストールオプションの確認] ページで、内容を確認して [インストール] をクリ ックします。

9. [インストールの結果] ページで、”インストールが正常に完了しました” と記されて いることを確認して、[閉じる] をクリックします。

(28)

1.1.4. サーバーの機能の追加

1. [サーバー マネージャー]で、[機能]-[機能の追加] をクリックします。

2. [機能の選択]ページで、[リモート サーバー管理ツール]-[役割管理ツール]-[AD DS および AD LDS ツール] をクリックします。

(29)

3. [AD DS および AD LDS ツールに必要な機能を追加しますか?] というダイアログ で、 [必要な機能を追加] をクリックします。

-メモ-

[AD DS および AD LDS ツール]は、.NET Framework 3.5.1 を必要とします。事前 に、.NET Framework 3.5.1 がインストールされている場合は、このダイアログは表示さ れません。

(30)

5. [インストールオプションの確認] ページで、内容を確認して [インストール] をクリ ックします。

6. [インストールの結果] ページで、“再起動待ち” と記されていることを確認して、[閉 じる] をクリックします。

(31)

7. [今すぐ再起動しますか?] というダイアログで、 [はい] をクリックして、サーバー RTC01 を再起動します。

8. サーバーRTC01 の再起動後に、ドメインの Administrator としてログオンします。 9. ログオン後に表示される [構成の再開ウィザード] の [インストールの結果] 画面で、

(32)

2.4 Active Directory の準備

Lync Server 2010 を展開するには、以下の 4 つの基本手順を実行して Active Directory の準備を行う必要があります。  Active Directory スキーマの準備 Lync Server 2010 で必要な新しいクラスと属性を追加できるようにスキーマを拡張しま す。この手順は、Active Directory フォレストで 1 回実行します。  Active Directory フォレストの準備 ルートドメイン内のシステム コンテナまたは構成名前付けコンテキストの下に、Lync Server 2010 のオブジェクトと属性を作成します。これらのオブジェクトと属性は、Lync Server 2010 の展開および操作で必要になります。フォレストの準備は、Active Directory フォレストで 1 回実行する必要があります。  各 Active Directory ドメインの準備 ドメイン内のオブジェクトに対するアクセス許可をユニバーサル グループに追加しま す。ドメインの準備は、Lync Server 2010 を展開する各ドメインで 1 回実行する必要が あります。  Lync Server 2010 管理者アカウントの構成 Lync Server 2010 を管理するために必要なグルーメンバーシップを構成します。管理者 アカウントの構成は、Active Directory ユーザーとコンピューター を使って手動で設定 する必要があります。 Active Directory の準備を行うために必要な権限は以下のとおりです。 手順 必要な管理者資格情報または役割 スキーマの準備 Schema Admins およびスキーマ マスタのローカル管理者 フォレストの準備 Enterprise Admins またはフォレストのルート ドメインの Domain Admins

ドメインの準備 Enterprise Admins または Domain Admins 管理者アカウントの構成 Enterprise Admins または Domain Admins

-メモ-

Microsoft® Lync™ Server 2010 - 180 日間限定 評価版のダウンロード

(33)

1.1.5. Lync Server 2010 コアコンポーネントのインストール

1. サーバーRTC01 に、contoso ドメインの Administrator としてログオンします。 2. “<インストールメディア>¥setup¥amd64¥”から setup.exe を実行します。

3. “Microsoft Visual C++ 2008 再配布パッケージ”のインストールを促すダイアログが表 示されますので、[はい] をクリックして、インストールが完了するまで待機します。

4. “Microsoft Lync Server 2010” のインストールを促すダイアログが表示されますので、 任意のインストール先を選択して、[Install] をクリックします。

(34)

5. “License Agreement” のダイアログで、[I accept the terms in the license agreement] にチェ ックをつけて、[OK] をクリックします。

1.1.6. スキーマの準備

1. [Lync Server 2010-Deployment Wizard] が起動したら、[Prepare Active Directory] をク リックします。

(35)

2. [Step 1:Prepare Schema] の横に表示される、[Run] をクリックします。

3. [Prepare Schema] ページで、[Next] をクリックします。

-メモ-

(36)

4. [Executing Commands] ページで、処理内容を確認して [Finish] をクリックします。

-メモ-

[Lync Server 2010-Deployment Wizard] の [Step 2:Verify Replication of Schema Partition] は、DC が複数台稼働している環境で手動実施する確認作業です。評価環境を複数のド メインコントローラー構成で実施している場合は、adsiedit.msc により拡張されたスキ ーマのレプリケーションを確認してください。なお、今回のシナリオでは、DC が 1 台 のため、この操作は必要ありません。

(37)

1.1.7. フォレストの準備

1. [Prepare Active Directory for Lync Server] で、[Step 3:Prepare Current Forest] の横に表 示される、[Run] をクリックします。

(38)

3. [Universal Group Location] ページで、[Local domain] が選択されていることを確認して、 [Next] をクリックします。

4. [Executing Commands] ページで、処理内容を確認して [Finish] をクリックします。

-メモ-

[Prepare Active Directory for Lync Server] の [Step 4:Verify Replication of Global Catalog] は、GC が複数台稼働している環境で手動実施する確認作業です。評価環境を複数の グローバルカタログ サーバー構成で実施している場合は、Get-CsAdForest コマンドレ

(39)

1.1.8. ドメインの準備

1. [Prepare Active Directory for Lync Server] で、[Step 5:Prepare Current Domain] の横に表 示される、[Run] をクリックします。

(40)

3. [Executing Commands] ページで、処理内容を確認して [Finish] をクリックします。

-メモ-

[Prepare Active Directory for Lync Server] の [Step 6:Verify Replication in the Domain] は、DC が複数台稼働している環境で手動実施する確認作業です。評価環境を複数の ドメインコントローラー構成で実施している場合は、Get-CsAdDomain コマンドレット の実行結果が、LC_DOMAINSETTINGS_STATE_READY であることを確認してくださ い。今回のシナリオでは、DC が 1 台のため、この操作は必要ありません。

(41)

1.1.9. 管理者アカウントの構成

1. サーバーDC01 で、[スタート]-[管理ツール]-[Active Directory ユーザーとコンピュ ーター] をクリックします。

2. [Active Directory ユーザーとコンピューター]で、[Contoso.com]-[Users] をクリックし ます。

3. 表 示 さ れ る 一 覧 か ら 、 [CSAdministrator] グ ル ー プ の プ ロ パ テ ィ を 表 示 し ま す 。

4. [CSAdministrator のプロパティ] で、[メンバー] タブに切り替えて、[追加] をクリッ クします。

(42)

5. 表示されるダイアログで、[Administrator] を選択して、[OK] をクリックします。

6. [CSAdministrator] のプロパティで、[OK] をクリックします。

(43)

2.5 Central Management Store およびトポロジーの構成

Lync Server 2010 Standard Edition トポロジーの構成データベースを格納する Central Management Store の構成を行います。また、Topology Builder によるトポロジーの構 成と Central Management Store の発行方法を紹介します。

1.1.10. 最初の Standard Edition サーバーの準備

(44)

2. [Lync Server 2010-Deployment Wizard] で、[Prepare first Standard Edition server] をクリ ックします。

(45)
(46)

1.1.11. Topology Builder のインストール

Topology Buider は Lync Server 2010 Standard Edition 環境で使用するトポロジーファ イルの作成と Central Management Store への発行を行うための管理コンポーネント です。

本ドキュメントでは、Lync Server 2010 Standard Edition を実行するサーバーに Topology Builder をインストールします。

1. [Lync Server 2010-Deployment Wizard] で、[Install Topology Builder] をクリックし ます。

(47)

1.1.12. トポロジーの新規作成

1. サーバーRTC01 で、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft Lync Server 2010] -[Lync Server Topology Builder] をクリックします。

2. 表示されるダイアログで、[New Topology] を選択して [OK] をクリックします。

3. [Save New Topology As] でトポロジーファイルの保存場所とファイル名を指定して、 [保存] をクリックします。

(48)

4. [Create New Topology] の [Define the primary domain] ページで、contoso.com と入力 して、[Next] をクリックします。

(49)

6. [Define the first site] ページで、任意の名称を入力して、[Next] をクリックします。

-メモ-

Description フィールドの値の入力は必須ではありません。

7. [Specify site details] ページで、[Next] をクリックします。

-メモ-

(50)

8. [New topology was successfully defined] ページで、[Open the New Front End Wizard when this wizard closes] を選択して [Finish] をクリックします。

1.1.13. フロントエンドプールの構成

クライアントがサインインを行うためのフロントエンドプールを構成します。 Standard Edition サーバー環境の場合、フロントエンド プールは Lync Server 2010 Standard Edition を実行するコンピューターの FQDN 名となります。また、このステ ップでは、Standard Edition サーバー上に共存させたいサーバーコンポーネントも構 成することができます。

(51)

2. [Define the Primary domain] ページで、rtc01.contoso.com と入力して、[Standard Edition Server] を選択して [Next] をクリックします。

3. [Select features] ページで、[Conferencing, which includes audio, video, and application sharing] を選択して [Next] をクリックします。

-メモ-

(52)

4. [Collocate] ページで、[Next] をクリックします。

-メモ-

小規模環境での運用であれば Lync Server 2010 Standard Edition Server と Mediation Server との共存がサポートされています。

(53)

6. [Define the SQL store] ページで、[Next] をクリックします。

7. [Define the file share] ページで、[Next] をクリックします。

-メモ-

(54)
(55)

1.1.14. トポロジーの発行

ここまでのステップで構成したトポロジーデータを Central Management Server に発 行します。発行されたトポロジー情報は、Lync Server 2010 Standard Edition サーバー コンポーネントのセットアップ時に参照され、トポロジー構成に従って必要なコン ポーネントが自動的にインストールされます

1. [Lync Server 2010 Topology Builder] で、[Lync Server 2010] を右クリック、[Publish Topology] をクリックします。

(56)

2. [Publish Topology] の [Publish the Topology] ページで、[Next] をクリックします。

3. [Select Central Management Server] ページで、[rtc01.contoso.com] が選択されているこ とを確認し、 [Next] をクリックして、処理が完了するまで待機します。

(57)

4. [Publishing wizard complete] ページで、[Finish] をクリックします。

(58)

2.6 Lync Server System のインストール

Lync Server 2010 Standard Edition サーバーの起動を完了させるためには、以下の 4 つ の基本手順を実行します。

 Local Configuration Store のインストール

Lync Server 2010 Standard Edition サーバーは、Central Management Store に格納されたロ ーカル複製を自身の Local Configuration Store に保持する必要があります。Local Configuration Store は、Central Management Store とは異なる SQL Server 2008 Express の インスタンス名 (RTCLocal) で、SQL Server 2008 Express のインストール時に自動的に 作成されます。  Lync Server コンポーネントのインストール Topology Builder によって作成されたトポロジー構成情報をもとに、適切なサーバーコ ンポーネントが自動的に選択されます。 サーバーコンポーネントのインストール中にシステムの再起動が要求されます。  証明書の要求と割り当て Lync Server 2010 が使用する電子証明書の要求と割り当てを実行します。  サービスの開始 インストールされた Lync Server サービスの開始を行います。

(59)

1.1.15. Local Configuration Store のインストール

1. [Lync Server 2010 Deployment Wizard] の、[Install or Update Lync Server System] をク リックします。

(60)

3. [Configure Local Replica of Central Management Store] ページで、[Retrieve directory from the Central Management Store] を選択して [Next] をクリックします。

-メモ-

この処理は Microsoft SQL Server 2008 Express のイントールと構成を行うため時間が かかります。

(61)

1.1.16. Lync Server コンポーネントのインストール

1. [Lync Server 2010 Deployment Wizard] で、[Step 2:Setup or Remove Lync Server Components] の横に表示される、[Run] をクリックします。

2. [Setup Lync Server components] ページで、[Next] をクリックします。

(62)

3. [Executing Commands] ページで、処理内容を確認して [Finish] をクリックします。

-メモ-

セットアップを続行するには、ここでサーバーの再起動が必要になります。

4. [Restart Required] ダイアログが表示されるので、[OK] をクリックします。

5. サーバーRTC01 を再起動します。

6. サーバーRTC01 の再起動後に、ドメインの Administrator としてログオンします。 7. サーバーRTC01 で、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft Lync Server 2010]

(63)

8. [Lync Server 2010 Deployment Wizard] の、[Install or Update Lync Server System]をクリ ックします。

9. [Lync Server 2010 Deployment Wizard]で、[Step 2:Setup or Remove Lync Server Components]の横に表示される、[Run] をクリックします。

(64)

10. [Setup Lync Server components] ページで、[Next] をクリックします。

-メモ-

この処理は Lync Server コンポーネントなどのインストールが行われるため、完了ま でに時間がかかります。

(65)

1.1.17. 証明書の要求と割り当て

Lync Server 2010 では、サーバー間通信に MTLS、クライアントとの通信に TLS を使用するため、Standard Edition Server に証明書のインストールが必要です。ま た、各クライアントで TLS を使用してサーバーに接続するためには、クライア ントが信頼している証明機関から発行された証明書をサーバーに使用する必要 があります。本書では、すでに構築してあるエンタープライズのルート CA にオ ンラインでの証明書要求を行う手順を紹介します。

1. [Lync Server 2010 Deployment Wizard] で、[Step 3:Request, Install or Assign Certificates] の横に表示される、[Run] をクリックします。

(66)

1. [Certificate Wizard] で、[Request] をクリックします。

2. [Certificate Request] ウィザードの Certificate Request ページで、[Next] をクリックしま す。

(67)

3. Deploy or Immediate Requests ページで、[Send the request immediately to an online certificate authority] を選択して、[Next] をクリックします。

4. Choose a certificate Authority (CA ページ) で、組織内のルート CA が選択されているこ とを確認して、[Next] をクリックします。

(68)

5. Certificate Authority Account ページで、[Next] をクリックします。

(69)

7. Name and Security Settings ページで、Friendly Name に任意の値を入力して、[Next] を クリックします。

8. Organization Information ページで、任意の値を入力して [Next] をクリックします。

-メモ-

(70)

9. Geographical Information ページで、任意の値を入力して [Next] をクリックします。

-メモ-

これらの値の入力は必須ではありません。

(71)

11. SIP Domain setting on Subject Alternate Names (SANs) で、contoso.com にチェックをつ けて、[Next] をクリックします。

(72)

13. Certificate Request Summary ページで、内容を確認して [Next] をクリックします。

(73)

15. Online Certificate Request Status ページで、[Assign this Certificate to Lync Server certificate usages]にチェックをつけて、 [Finish] をクリックします。

16. [Certificate Assignment]ウィザードが起動したら、Certificate Assignment ページで、[Next] をクリックします。

(74)

17. Certificate Assignment Summary ページで、[Next] をクリックします。

(75)

19. Certificate Wizard ページで、作成した証明書が割り当てられていることを確認して、 [Close] をクリックします。

1.1.18. サービスの開始

すべての準備が整ったら、Lync Server 2010 Standard Edition Server のサービスを 開始します。

1. [Lync Server 2010 Deployment Wizard]で、[Step 4:Start Services] の横に表示される、 [Run] をクリックします。

(76)

2. [Start Services] ウィザードの Start Services ページで、[Next] をクリックします。

3. Executing Commands ページで、[Finish] をクリックします。

-メモ-

[Lync Server 2010 Deployment Wizard の [Step 4:Service Status (Optional)] はサービス スナップインを起動して、Lync Server で始まるサービスが起動しているかを確認する ためのオプションのステップです。

(77)

2.7 ユーザーの構成

Lync Server 2010 を利用するユーザーの構成を行います。

Lync Server 2010 の管理には、Microsoft Silverlight ベースの Lync Server Control Panel または、Lync Server Management Shell と呼ばれるコマンドラインインターフェイス を利用できます。本書では Lync Server Control Panel によるユーザーの構成方法を紹 介します。

1.1.19. Lync Server Control Panel へのアクセス

1. サーバーRTC01 で、[スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft Lync Server 2010] -[Lync Server Control Panel] をクリックします。

2. [Windows セキュリティ] ダイアログで、ドメインの Administrator の認証情報を入力 して[OK] をクリックします。

-メモ-

認証情報の送信後に、[Unauthorized: Access is denied due to a role-based access control (RBAC) authorization failure] と表示される場合は、Lync Server Control Panel にアクセ スしようとしているユーザーが、ドメインの CSAdministrator グループのメンバーとし て正しく構成されているかを確認します。

(78)

3. Internet Explorer の警告ダイアログで [追加] をクリックします。 4. 信頼済みサイトで、[追加] をクリックして、https://rtc01.contoso.com が Web サイトの 一覧に追加されたことを確認して [閉じる] をクリックします。 5. セキュリティの警告で、[今後、この警告を表示しない] にチェックをつけて、[はい] をクリックします。 -メモ- Internet Explorer の構成内容によっては、セキュリティの警告は表示されません。

(79)

6. Lync Server Control Panel が正しく表示されることを確認します。

-メモ-

Lync Server Control Panel を正しく表示させるには、Microsoft Silverlight が必要となり ます。Silverlight のインストールはサインイン後に表示される、[今すぐクリックして インストール] をクリックするか、以下の URL からダウンロード可能です。

http://www.microsoft.com/japan/silverlight/download.aspx

1.1.20. ユーザーの新規登録

1. Lync Server Control Panel のナビゲーションペインで [Users] をクリックし、[Enable Users]-[Enable Users] をクリックします。

(80)

2. [New Lync Server User] 画面で、Users セクションの [Add] をクリックします。

(81)

4. 検索結果の一覧から User 01 と User 02 を選択して、[OK] をクリックします。

-メモ-

複数の項目を同時に選択するには [Ctrl] キーを押しながらアイテムを選択します。

5. [New Lync Server User] 画面で、Assign users to a pool を rtc01.contoso.com に切り替えて、 画面上部の [Enable] をクリックします。

(82)

6. User 01 と User 02 が有効化されたことを確認します。

7. Lync Server Control Panel を終了します

1.1.21. アドレス帳の更新

新たに作成したユーザーがアドレス帳に反映されるまでに時間がかかります。ここ ではアドレス帳を手動で更新させる方法を紹介します。

1. RTC01 にドメインの Administrator アカウントでログインします。

2. [スタート]-[すべてのプログラム]-[Microsoft Lync Server 2010]-[Lync Server Management Shell] をクリックします。

3. [Lync Server Management Shell] で、以下のコマンドを実行します。 Update-CsAddressBook

4. [Lync Server Management Shell] を終了します。

-メモ-

アドレス帳の更新には約 5 分程度かかります。

既定では、Lync Server 2010 のアドレス帳は深夜 1:30 に更新されます。この設定は Set-CsAddressBookConfiguration コマンドレットで変更することができます。

(83)

2.8 Lync 2010 の展開

1.1.22. Lync 2010 のハードウェア要件

Lync 2010 をインストールするコンピューターおよび周辺デバイスのハードウェア 要件は次の通りです。 ハードウェア コンポーネント 最小要件

プロセッサー Intel Pentium 4、AMD Athlon 64 または同等のプロセッサー データと音声機能を利用する場合:

・1.6GHz 以上のプロセッサー

(2GHz の 32bit または 64bit プロセッサーを推奨) ビデオ機能を利用する場合:

・1.9 GHz 以上の Dual Core プロセッサー (VGA) ・2.0 GHz 以上の Quad Core プロセッサー (HD) メモリ ・Windows XP:1 GB の RAM

・Windows Vista または Windows 7:2 GB の RAM ディスプレイ解像度 1024x768 が必須

グラフィックカード • Microsoft DirectX 9.0 のサポート • 最低 128 MB のグラフィックメモリ • Windows Display Driver Model ドライバー • Pixel Shader 2.0 のサポート

• 32 bit per pixel テレフォニー

(オプション)

・マイクロフォンとスピーカー ・マイクロフォン付のヘッドセット

(Microsoft Unified Communications デバイス、または Microsoft Lync 2010 Phone Edition を推奨)

ビデオカメラ (オプション) USB 2.0 対応のビデオカメラ、または RoundTable デバイス -メモ- 検証環境であれば、上記のハードウェア要件を満たす必要はありません。 ハードウェア要件に関する詳細な情報については Lync 2010 の製品ドキュメントを ご覧ください。

(84)

1.1.23. Lync 2010 のソフトウェア要件

Lync 2010 をインストールするコンピューターのソフトウェア要件は次の通りです。  オペレーティングシステム 以下のオペレーティングシステムをサポートします。 ・Windows 7 ・Windows Vista

・Windows XP Professional with Service Pack 3 (SP3)

 Microsoft Silverlight

Microsoft Silverlight ブラウザ プラグイン

http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=149156よりダウンロードが可能です。

 Microsoft Office (オプション)

Lync 2010 と Exchange Server 2010、Outlook 2010 の組み合わせにより完全に統 合されたシームレスなユニファイドコミュニケーション環境を実現することが できます。 -メモ- その他の必要なソフトウェアコンポーネントは、Lync 2010 のセットアップにより自 動的にインストールされます。 ソフトウェア要件に関する詳細な情報については、Lync 2010 の製品ドキュメントを ご覧ください。

(85)

1.1.24. Lync 2010 の展開とサインイン

クライアント Client01 に Lync 2010 を展開します。

Lync 2010 は Lync Server 2010 のメディアに同梱されていますが、必要に応じて以下のサ イトからダウンロードしてください。

http://www.microsoft.com/communicationsserver/ja/jp/cs14.aspx

1. Client01 にローカルの Administrators グループのメンバーとしてログオンします。 2. “< イ ン ス ト ー ル メ デ ィ ア >¥Client¥ の amd64 ま た は 、 i386 フ ォ ル ダ ー ” の

LyncSetupEval.exe を実行して、インストーラーが起動するまで待機します。 -メモ- インストール先のオペレーティングシステムが 32bit 版の場合は、i386 フォルダー内の LyncSetupEval.exe を実行します。64bit 版のオペレーティングシステムにインストール 場合は、amd64 フォルダー内の LyncSetupEval.exe を実行します。 -メモ- ユーザーアカウント制御のダイアログが表示される場合は、[はい] をクリックします。

3. [Microsoft Lync 2010 Setup] 画面で、任意のインストール先を選択して [Install] をクリ ックします。

-メモ-

Microsoft Lync 2010 をインストールするコンピュータに、Microsoft Visual C++ 2008 と Microsoft Silverlight がインストールされていない場合、これらのコンポーネントが自動 的にインストールされるため、環境によっては時間がかかります。

(86)

4. セットアップが完了したら、[Start Lync] が選択されていることを確認して、[Close] を クリックします。 5. Lync 2010 でサインインが完了するまで待機します。 -メモ- Active Directory ドメインに参加しているコンピューターはシングルサインオン機能が 利用できるため、Lync 2010 ではサインインアドレスやパスワードの入力は必要ありま せん。また、Lync 2010 は既定で、DNS レコードの参照によって、接続先のサーバーア ドレスを自動的に検出するため、ユーザーはサーバーアドレスの手動設定する必要な く、サインインが完了します。

(87)

6. Lync 2010 でサインインが完了するまで待機します。

7. 想定される利用シナリオに応じて、動作確認を行ってください。

-メモ-

Lync 2010 の初回起動時は、アドレス帳の同期が完了するまでに、1 時間程度かかる場 合があります。[The address book is preparing to synchronize.] と表示される場合は、しば らく時間をおいてからユーザーの検索を実行してください。

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