242311 Si, 285301 MS
情報システム論 第12回
竹平真則
本日の内容
1. 先週のおさらい
2. PHPのスクリプトを実際に動かしてみる 3. RDBについての説明
資料のURL
注意事項(その2)
システム(つまりWindowsそのもの)がポー ト80を使っている場合の対処 (1)IIS(インターネットインフォメーショ ンサービス)を停止させる (2)xamppが、さきにport 20 を使えるよ うに、一時的に「サービス」として登録するIISを停止する。 (1)
• Windows のコントロールパネルを用いる。
コントロールパネル
➡ プログラムと機能
IISを停止する (2)
• 印の場所のチェック が、あればはずす
Apach をサービスで起動する
(1) まずxampp関連サービスは動 作していないことを確認 (2) Xampp コントロールパネル を、管理者権限で起動 (3) サービスとして、apach など を起動する設定にする。 (4) システムを再起動 (2)Apach を通常の方法で起動
• Xamppコントロールパネルを起動し、ポー トの衝突などが起きていないことを確認 以上、二つのやり方などを試していた だければ、サーバの起動ができると思 います。USBメモリのドライブ文字
• USBメモリのドライブレターを固定したい。 コンピュータの管理 ➡ ディスクの管理 ➡ (USBメモリを示すドライブの上で、 コンテキストメニュー:“ドライブ文字とパ スの変更” 次回から、同じドライブ文字に。 C,Dなどに近い文字だと自動的に別のものに割り 振られるかもしれないので、後半以降の文字が いいかもしれない。PHP文書のことはじめ(再掲)
• PHPで文書を書いてみよう。 とりあえず、やってみましょう。 ① これだけ入力して、“htdocs¥phpinfo.php” という名 前でsave。 ② http://localhost/phpinfo.php という URL にアクセス<?php
phpinfo();
?>
PHPの入門
HTML 文書の中に埋め込むように書く。 エスケープの記号 <?php からはじまり、 ?> で終わるまでがPHPのスクリプト 例 <?php echo “こんにちは!” ; ?><html> <head> <title>PHPテスト</title> </head> <body> <p> <?php echo “PHPファイルです。“ ; ?> </p> </body> </html>
PHPのファイルを書いてみよう。
1. 拡張子を、.php にする。 2. htdoc の下に配置する。 3. 内容は、例えば右のよう なものPHP の文法(その1)
1. // これはコメント 2. /* 複数行にまたがるコメント */ 3. スペース・改行には語の区切り以上の意味はな い。人が読みやすいように、適宜入れよう。PHP文法(その2)
セミコロン 「;」 がステートメント(一つの命令)の区 切りを示します。(Cなどと同様です。) 変数 $x += 10; などのように使用します。PHPスクリプト内で $記号で始まるものは変数です。Cと異なり、型 を明示しません。制御構造
• PHPでも、perlやCと同様に、構造を表す記述 があります。 1. if , else , elseif • さらに “if”等はネスト(入れ子)することができます。 2. switch 3. while 4. for 5. foreach 6. break 7. continue 8. return for ループの例: http://peacenet.info/m2is/for_loop.php.html (資料ページからも辿れます)PHPの変数の特徴
型がない代わりに、$の記号を必ずつける必要 がある。
例:
PHPの関数
• Cのライブラリ等と同様、様々な関数が 用意されています。
• 例: 文字列の長さを取得する関数strlen()
<?php
$len = strlen("abc"); //"abc"の長さを変数に代入 echo $len;
ユーザ定義関数
PHPでの関数の定義の仕方 特徴 • Cと異なり、後方参照ができる。 • 関数の中で、関数の定義ができる。 function 関数名 ( 引数 ){ 処理; }使ってみる。
リレーショナルデータベース(RDB)では、 表形式のデータ構造を用います。 ある特定の行のこと を「タプル」と呼び ます。MySQL (MariaSQL)
• データベースとは? • ある構造をもった情報を、高速に検索・処理す ることを目的とする。 • MySQL は、「リレーショナル・データベース」 と呼ばれるものの一つ。SQLというデータベース 管理言語を用いてデータにアクセスする。Web上で
特に、データベースをweb 上で取り扱い、様々なサー ビスを実現する。 データベースとのやり取 りでは、SQLというデー タベース操作言語を用い る。SQLの例
• データを取り出す。
SELECT name_t, tel FROM `friends_t`
WHERE name_c = `Anakin` ;
-- テーブルfriends_t から、名前(name_c)が”Anakin”であるものの、 名前、電話番号を表示
データベースを使う
1. sample.zip の中から、practice.php と friends_t.sql を取り出す。 2. practice.php を、htdoc の下に配置
3. friends_t.sql は、sql で記述された、関係データベースのデータ。 D:¥xampp¥practice というディレクトリを作って、そこに保存。 4. mysql を起動したら、
mysql> source practice¥friends_t.sql
と入力。どのような“表”かは、phpmyadmin ツールを使用して 確認
Webからデータベース管理
(1) http://localhost/phpmyadmin にアクセス (2) または、XAMPPコントロールパネルの、
要求と応答まとめ
クライアント・サーバ間における要求/応答の流れ ページを 要求 Web ブラウザ Web サーバ PHP プロセッサ ディスクドラ イブ MySQL データベース 要求を受 け取る ページ 取得 PHPが含ま れている PHP処理 SQL実行 データ 受け取り ページを 返す ページ 表示Localに情報を保存する方法
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