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厚生年金基金 解散 ご案内0922.indd

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全文

(1)

■ 当基金は、塗装業界に働く方々の老後生活の安定と福祉の向上、優れた人材の確保と定着等を目的 として昭和 60 年 7 月 1 日に設立され、事業主をはじめ加入員並びに年金受給権者の皆様のご理解・ ご協力のもと、現在まで 29 年間制度を維持してまいりました。 ■ このような中、既にお知らせしておりますが、平成 25 年 6 月 19 日に厚生年金基金制度の見直し 法(「公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律」) が成立し、平成 26 年 4 月 1 日から施行されたことに伴い、一定の存続条件を満たしていない基 金は 5 年以内に解散または代行返上をしなければならないことになりました。 ■ 当基金につきましては、いわゆる代行割れ(保有資産が解散時に国に返還する額(最低責任準備金) を下回っている状態)をしていますので、事業主の皆様の負担を極力避けるために、早期に『特例 解散』を進める必要があるということから、去る平成 26 年 8 月 8 日開催の第 66 回代議員会にお きまして、やむなく基金解散の方針を決議し、特例解散認可に向けた手続きを進めることになりま した。 ■ 解散には事業主並びに加入員の皆様の同意が必要となります。本パンフレットにおきまして、制度 改正関係、当基金の対応、手続き等についてご説明いたしておりますので、事情をご賢察の上、解 散についてご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ■ 解散により基金独自の上乗せ給付が終了となりますことから、解散後の退職金等の対応につきまし ては各事業主においてご検討いただくことになりますが、当基金では後継制度(企業年金)の新設 についても検討を進めることとしています。 ■ 当基金といたしましては、今後とも諸手続きが円滑に進むよう努力してまいる所存ですので、引き 続きご理解・ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

全国塗装厚生年金基金

平成 26 年 9 月

厚生年金基金の解散に関するご案内

事業主及び加入員の皆様へ

〜解散方針決議のお知らせと解散同意のお願い〜

(2)

1. 基金制度に係る法律改正と当基金の対応……… 2 頁

  (1)制度改正の主な内容   (2)制度改正の背景・趣旨等   (3)特例解散制度と当基金の対応

2. 基金解散後の給付と掛金… ……… 4 頁

  (1)基金解散後の給付   (2)基金解散後の掛金

3. 厚生年金基金制度の仕組み… ……… 5 頁

  (1)わが国の年金制度の体系   (2)厚生年金基金制度の仕組み

4. 当基金の現状と財政状況… ……… 6 頁

  (1)加入員と受給者の推移   (2)掛金と給付費の推移   (3)運用利回りと運用収益(損失)の推移   (4)運用利回り(当基金・厚年本体)と剰余金(不足金)の推移   (5)代行部分に対する年金資産の積立状況の推移   (6)当基金の財政状況(対存続基準 / 平成 26 年 3 月末時点)

5. 基金解散後の後継制度… ……… 9 頁

6. 同意書ご提出のお願い… ……… 10 頁

7. 今後のスケジュール ( 予定 )……… 11 頁

  ○ お願いのまとめ

■ 基金解散に関する Q&A… ……… 12 頁

目  次

(3)

○ 平成 25 年 6 月 19 日に厚生年金基金制度の見直し法が成立し、平成 26 年 4 月 1 日から施行されました。 ○ 代行割れ基金は 5 年以内に解散、その他の基金も 10 年以内に解散又は他制度へ移行することを検討する こととされています。

【改正法のポイント】

1. 基金制度に係る法律改正と当基金の対応

(1)制度改正の主な内容

○ 近年、多発する金融危機(リーマンショック、欧州債務危機等)などにより金融市場の変動が大きくなっ ており、基金の資産運用を取り巻く環境は不安定さを増している。 ○ 高齢化の進行や産業構造の変化に伴い、基金の加入員に対する年金受給者の割合(「成熟度」)が高まって いる。 ○ いったん大きな積立不足が生じた場合に、掛金の引上げ等により積立水準を回復することが難しくなって おり、こうした状況は、上乗せ資産に代行資産を加えた大きな資産を保有していることが、基金の財政運 営上も、厚生年金本体にとっても大きなリスクとなっている。 ○ このようなことから、今回の制度改正は、特例解散等の創設により、基金の解散・代行返上等を進めると ともに、他制度への移行支援等のための措置をあわせて講ずること等により、公的年金と企業年金の役割 分担やリスクの範囲を再整理するものである。

(2)制度改正の背景・趣旨等

(厚生労働省通知より抜粋・要旨)

代行部分に対する積立割合 基準を満たさない基金 厚生労働大臣が 「解散命令」を発動 (特例解散なし) 健全な基金 ※  ・存続・他制度へ移行・解散(通常解散) 施行日(平成 26 年 4 月 1 日) 5 年後(平成 31 年 4 月 1 日) 代行割れ基金  ・5 年以内に特例解散   制度等による解散 1.5 1.0 ※ 10 年後までに全廃を検討 代行割れしていない基金  ・基金存続  ・他制度へ移行  ・解散(通常解散) 10 年後

(4)

(3)特例解散制度と当基金の対応

◆当基金の財政状況等

「納付額の特例」 基金解散時には、最低責任準備金(代行部分の給付に係る積立金)を国に返還 する必要がありますが、その額について、基金設立時から厚生年金本体の実績 運用利回りを用いて計算した額(減額責任準備金相当額)を返還額とすること が出来ます。(但し、保有資産が上回っている場合は保有資産を納付すること になります。) 「納付猶予の特例」 解散時に不足額を各事業所 が一括返済すべきところ、 分割納付することが出来ま す。(最長分割期間 30 年)

① 特例解散制度の概要

・代行割れ基金は、一定の要件を満たす場合は、法施行後 5 年以内であれば「特例解散」を申請するこ とが出来ます。 ・特例解散には、「納付額の特例」と「納付猶予の特例(分割納付)」があります。

② 当基金の対応

当基金は、現在いわゆる「代行割れ」していますので、本来は解散時に足りない額を事業主の皆様に負担し ていただく必要があります。 しかし、「特例解散制度」を活用して「納付額の特例」の適用を受けることが出来た場合は、事業主の皆様の 追加負担が生じないという予測結果になっています。 特例解散の適用を受けるためには、基金が財政健全化のための相当の運営努力をしていることが条件になっ ています。 ① 適切な掛金が設定されていること。⇒ 当基金は該当しています。 ② 給付抑制のための措置を講じていること。  ・給付水準の引下げ ⇒ 平成 17 年 4 月に加算部分の給付水準引下げを実施しています。  ・選択一時金の停止 ⇒ 解散方針決議時(26.8.8 臨時代議員会)において選択一時金等の停止の規約変更 を行いました。 当基金は、解散時に事業主の皆様の追加負担を極力避けるために、『特例解散』を目指すことといたしました。 通常解散の場合 ・平成 24 年度決算 ……… 不足額 約 23 億円 (加入員 1 人当り換算 約 31 万円) ・平成 25 年度決算 ……… 不足額 約 0.9 億円(加入員 1 人当り換算 約 1.2 万円)      < 約 2 年後の解散を予定 > ・平成 27 年度決算 ( 推計 ) ……… 不足額 約 22 億円 (加入員 1 人当り換算 約 30 万円) ・平成 24 年度決算 ……… 不足額なし ・平成 25 年度決算 ……… 不足額なし      < 約 2 年後の解散を予定 > ・平成 27 年度決算 ( 推計 ) ……… 不足額なし 特例解散が認められた場合

◆特例解散(納付額特例)の認定要件

 ※以上のことから、当基金は特例解散の申請をすることになりましたが、最終的には、「社会保障審 議会・第三者委員会」の審査を経た上で、厚生労働大臣が決定することになります。

(5)

○ 厚生年金基金の給付は、国の老齢厚生年金の一部(報酬比例部分)を代行する部分と基金独自の上乗せ部 分から構成されています。 ○ 代行部分については、基金解散により国に返還され、国から年金が支給されます。ただし、国の支給要件 が適用されますので支給されない場合があります。 ○ 上乗せ部分については、基金解散により廃止されることになります。

2. 基金解散後の給付と掛金

(1)基金解散後の給付

○ 解散により廃止される上乗せ部分の掛金(特別掛金等も含みます)は、全額事業主が負担していますので、 加入員の掛金に変更はありません。 ○ 代行部分の掛金(免除保険料 = 普通掛金)は、本来は国に納める厚生年金保険料の一部を基金に振り替 えていた分ですが、解散後は国に厚生年金保険料として納付します(事業主と加入員がこれまでと同様に 半分ずつ負担)。

(2)基金解散後の掛金

国の年金 (報酬比例部分)老齢厚生年金 老齢基礎年金 (国民年金) 代行部分 厚生年金の 報酬比例部分を 代行支給 老齢基礎年金 (国民年金) 国の年金 独自の 上乗せ部分 老齢基礎年金 (国民年金) 国の年金 国から支給 日本年金機構 から支給 廃止 厚生年金基金   基金解散 原資は 国に返還 〈基金設立後(現在の状態)〉 〈基金解散後〉 〈基金設立以前〉 厚生年金保険料 6.787% 免除保険料 1.95% 加算掛金等 2.95% 〈事業主負担〉 厚生年金保険料 6.787% 免除保険料 1.95% 〈本人負担〉 国に納める 基金に納める 厚生年金保険料 8.737% 〈事業主負担〉 厚生年金保険料 8.737% ※厚生年金保険料率は平成 26 年 9 月からの率です。 廃止 国に納める 代行 納付先変更 〈現行の掛金〉 〈基金解散後の掛金〉 〈本人負担〉

(6)

〈基金に加入している場合〉

3. 厚生年金基金制度の仕組み

(1)わが国の年金制度の体系

○ 厚生年金基金は、老齢厚生年金の一部(報酬比例部分)を国に代わって運営するとともに、基金独自の上 乗せ給付(加算部分等)を行うものです。 ○ 上乗せ部分に係る掛金は全額事業主が負担しています。

(2)厚生年金基金制度の仕組み

      国民年金(基礎年金) 老齢基礎年金     確定拠出年金(個人型) 厚生年金   国民年金基金 厚生年金基金 (上乗せ部分) (代行部分) 確定給付 企業年金 確定拠出年金(企業型) 共済年金 第1号被保険者 自営業者等 第2号被保険者等 民間サラリーマン・公務員等 第3号被保険者 第2号被保険者 の被扶養配偶者 3階部分     2階部分    1階部分 (職域部分) 老齢厚生年金 (賃金再評価・物価スライド分等) 老齢厚生年金 (報酬比例部分) 老齢基礎年金 老齢厚生年金 (賃金再評価・物価スライド分等)         代行部分  (老齢厚生年金の報酬比例部分を代行)        基本プラスアルファ部分 脱退一時金 国から給付 加算部分 基本年金 基金から給付 代行 加算年金または 選択一時金 上乗せ部分 国の年金と基金の年金の関係(給付の仕組み) 〈基金に加入していない場合〉 厚生年金基金 (上乗せ部分)

{

{

(7)

4. 当基金の現状と財政状況

(1)加入員と受給者の推移

(2)掛金と給付費の推移

0 S60 61 62 63 H1 2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 加入者 (単位:人)受給者 年 度 S60 61 62 63 H 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 掛金額 819 1,026 1,059 1,119 1,219 1,382 1,511 1,655 1,814 2,064 2,222 2,378 2,331 2,224 給付費 0 15 22 49 83 117 161 215 280 326 474 616 767 1,014 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 2,093 1,965 1,874 1,864 1,817 1,772 2,042 2,043 2,062 2,057 2,015 1,995 1,972 2,057 2,075 1,168 1,243 1,386 1,465 1,595 1,774 1,689 1,779 1,851 2,013 2,146 2,283 2,410 2,605 2,824 年 度 S60 61 62 63 H 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 加入員 7,535 7,133 7,310 7,575 7,996 8,515 8,877 9,485 10,192 10,880 10,883 10,796 10,425 9,888 受給者 54 411 608 765 918 1,120 1,329 1,544 1,833 2,078 2,345 2,651 3,088 3,392 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 9,319 8,869 8,416 8,371 8,001 7,849 7,643 7,695 7,790 7,716 7,685 7,710 7,587 7,484 7,456 3,751 4,062 4,357 4,593 4,898 5,149 5,344 5,556 5,760 5,991 6,244 6,449 6,608 6,788 6,843 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 掛金額 給付費 S60 61 62 63 H1 2  3  4  5  6  7  8  9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 (単位:百万円)

(8)

(3)運用利回りと運用収益(損失)の推移

(4)運用利回り(当基金・厚年本体)と剰余金(不足金)の推移

0 5 10 15 0 20 40 60 0 5 10 15 20 25 -25 -20 -15 -10-5 0 20 40 60 80 100 -100 -80 -60 -40 -20 (%) (億円) (%) 61 62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 (億円) 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 9.98 8.92 8.20 7.92 6.98 6.22 5.33 5.32 4.19 4.20 2.66 2.87 2.80 11.97 1 2 3 4 4 5 5 6 5 6 5 5 6 27 11 11 37 14 -30 -12 -25 -32 -52 24 -2 3 24 26 -11.57 -5.29 -11.18 5.68 4.96 16.58 5.21 -11.62 -21.41 12.56 -1.09 1.66 11.63 11.52 運用収益(損失) 運用利回り -5 0 5 10 15 0 30 -30 60 90 0 5 10 15 20 25 -25 -20 -15 -10-5 0 30 60 90 120 150 -150 -120 -90 -60 -30 (%) (億円) (%) 61 62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 (億円) 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 -93 -63 -39 -32 -51 -79 -103 -78 -133 -73 -71 -70 -69 -55 -11.57 -5.29 -11.18 5.68 4.96 16.58 5.21 -11.62 -21.41 12.56 7.54 -1.09 1.66 11.63 11.52 不足金(剰余) 当基金 厚生年金本体 9.98 8.92 8.20 7.92 6.98 6.22 5.33 5.32 4.19 4.20 2.66 2.87 2.80 11.97 5.94 5.90 5.97 5.82 5.52 5.34 5.24 4.99 4.66 4.15 3.62 1 2 2 2 2 2 4 4 4 2 -2 -12 -19 -9 3.22 1.99 0.21 4.91 2.73 3.10 -3.54 -6.83 6.82 -0.26 2.17 9.57 8.22

(9)

5 年以内の基準 純資産÷最低責任準備金≧ 1.0

(5)代行部分に対する年金資産の積立状況の推移

(6)当基金の財政状況

(対存続基準 / 平成 26 年 3 月末時点)

※最低責任準備金…代行部分の給付に必要な積立金の額(解散時に国に返還) ※最低積立基準額…基金独自の上乗せ部分も含めた給付に必要な積立金の額 (単位:億円) 純資産額 244.6 億円 最低責任 準備金(※) 245.5 億円 0.9 億円 〈純資産÷最低責任準備金= 0.99〉 純資産額 244.6 億円 最低積立 基準額(※) 290.2 億円 45.6 億円 〈純資産÷最低積立基準額 =0.84〉

存続基準 

26.4.1 施行  5 年以降の基準 純資産÷最低責任準備金≧ 1.5 純資産÷最低積立基準額≧ 1.0 年 度 H11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 純資産① 256 231 222 199 212 221 260 275 244 191 214 209 208 226 245 最低責任 準備金② 213 228 241 251 252 252 262 269 283 283 265 250 257 250 246 ①−② 43 3 ▲19 ▲52 ▲40 ▲31 ▲1 6 ▲38 ▲91 ▲52 ▲41 ▲49 ▲23 ▲1 純資産① 最低責任準備金② ①-② (億円)-100 -50 0 50 100 150 200 250 300 12 11 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

(10)

5. 基金解散後の後継制度

■ 後継制度の選択肢

● キャッシュバランスプランでは、事業主が、毎月加入者ごとに一定額の掛金(持分付与額)を拠出して、 加入者ごとに帳簿上で掛金の累計額を管理します。 ● その累計額に、毎年の資産運用による利息(運用実績に連動します。但し、下限 1% 〜上限 4%)を加え た額を給付算定用の基準額として給付します。 ● 柔軟な掛金対応が可能です。(事業所ごとに掛金コースを選択。掛金を口数制とし、従業員の年齢や貢献 度(例えば勤務年数)に応じて口数を増やすことができます。 ● 年金受給の選択肢を複数設け、希望する受給方法を選択することができます。 ● 安全資産を中心とした運用によりリスクを軽減するとともに、運用実績連動型を採用することにより、運 用リスクの抑制を図ります。

■ 当基金は後継制度として『総合型の確定給付企業年金』を新設し、

  キャッシュバランスプランを提案いたします

[選択] ※ 後継制度の詳細は、事業主あてパンフレット又はホームページをご覧下さい。 ※ 後継制度の新設には、一定数以上の加入事業所(加入者数)が必要となります。 B 事業所 各事業所 で検討 複数の事業所 で構成 当業界の総合型 確定給付企業年金(DB) 他業界の総合型 確定給付企業年金(DB) 総合型 確定拠出企業年金(DC) 単独の事業所 で構成 単独の DB または DC(新設・増額) 中退共(新規加入・増額) 退職一時金制度 後継制度なし Z 事業所 C 事業所 [解散後] [厚生年金基金] A 事業所 1 年目  2 年目  3 年目  4 年目 掛金 ①掛金 ②掛金 ③掛金 年金原資 利息 (例)5 千円コースの場合    掛金= 5 千円× 12 ヶ月 (運用実績) ④掛金 ⑤年金 ①年金 一時金 ③年金 ④年金 1 年目 2 年目 3 年目 4 年目 5 年目 定年退職 ②年金

【イメージ図】

5 年有期年金の前提 (※) 加入 15 年未満 で退職の場合は、 退職時に脱退一 時金を受給 (※)

(11)

・ご自身の同意書提出にご協力いただくとともに、加入員及び労働組合へ基金解散についてご説明のうえ、 同意書の取りまとめをお願い申し上げます。 ・同意書につきましては、本年 12 月に予定している後継制度にかかるアンケートと同時にお送りし、ご案内 する予定としています。

6. 同意書ご提出のお願い

解散の認可申請には、以下の ①〜③ の同意が必要となります。

① 全事業主の 3 分の 2 以上の同意

② 全加入員の 3 分の 2 以上の同意

③ 労働組合の同意(労働組合がある場合のみ)

  ※事業所に使用される加入員の 3 分の 1 以上で組織する労働組合がある場合は、全加入員の 3 分の 2 以上の同意の他に労働組合の同意が必要です。

事業主様へのお願い

加入員用サンプル 事業主用サンプル ご署名は自署。 シャチハタでの捺印は不可。

(12)

平成 26 年 8 月 代議員会において(特例)解散方針を決議後継制度新設の検討を決議 9 月 記録整備開始(国の記録とデータ突合・整理) 9 月 (解散関係・後継制度関係)事業主・加入員あてパンフレット配布 10 月 (解散関係・後継制度関係)事業主向け説明会開催(10 月〜 11 月) 12 月 後継制度にかかるアンケートの実施解散についての同意書用紙の送付 後継制度新設可否の決定事業主、加入員の解散についての同意書の回収 平成 27 年 12 月 記録突合・整理の仮完了 平成 28 年 1 月 代議員会において(特例)解散を決議 2 月 (特例)解散の認可申請 5 月 (特例)解散の認可 記録突合・整理の本完了(記録の不備を完全に解消) 財産目録等の承認申請・認可 責任準備金(国への返還額)の確定・納付、他 平成 30 年 3 月 清算結了

7. 今後のスケジュール (予定)

① 記録整備(年金記録の確認)にご協力をお願いします。

●基金解散の事前作業として、基金の加入員記録と国の厚生年金の被保険者記録を 突き合せて記録を整備し、国と一致させる必要があります。記録の相違や届出漏 れが判明した場合、該当の事業所に記録の確認を依頼いたしますのでご協力をお 願いいたします。 ●記録の訂正により新たに掛金の加減が発生する場合がありますので、予めご承知 おきをお願いいたします。

② 後継制度にかかるアンケートにご協力をお願いいたします。

③ 解散についての同意書の取りまとめ・提出にご協力をお願

いいたします。

  ※ ②及び③につきましては、本年 12 月にご案内いたします。 (注)このスケジュールはあくまでも予定であり、記録整備の進捗状況等により変動する場合があります。

お願いのまとめ

(13)

Q1. 厚生年金(国の年金)と厚生年金基金は何が違うのか

  (厚生年金と基金との関係は)。

A1.①年金給付について ・厚生年金基金は、厚生年金の一部を代行して給付しています。 ・ 厚生年金基金は、基金独自の上乗せ年金(プラスアルファ及び加算年金)を給付しています。 ・厚生年金基金に加入することにより、厚生年金と比べ支給要件等の面で有利になっています。  (例 : 代行年金の支給要件は基金は 1 か月以上、厚生年金は 25 年以上加入)   ②掛金について ・代行部分の掛金は、会社と従業員が折半して厚生年金基金へ納付します。 ・上乗せ年金の掛金は、全額会社が納付しています。

Q2. 厚生年金基金が解散するとはどういうことか。

A2.厚生年金基金は、厚生年金の一部と基金独自の上乗せ年金の給付を行うことを目的に設立された特別法 人です。厚生年金基金の解散とは、この特別法人が厚生年金の一部を国へ返上し、独自の上乗せ年金の給付 を終了することを意味します。

Q3. なぜ厚生年金基金を解散しなければならないのか。

A3.平成 26 年 4 月に施行された厚生年金基金制度の見直し法により、制度廃止の方向性が示され、代行割 れ基金は 5 年以内に、また、その他の基金も 10 年以内に解散又は他制度へ移行することとされたためです。

Q4. 国はなぜ厚生年金基金制度を実質廃止する方針を採ったのか。

A4.最も大きな理由は、資産運用環境の悪化、低迷による「代行割れ」の問題が深刻になったからです。 「代行割れ」とは、代行部分の給付を行うために必要な金額(最低責任準備金)を積立金が下回ってしまう状 況であり、7 ページにもありますように、平成 12 年の IT バブル崩壊をきっかけとした世界同時株安、平成 19 年・20 年のサブプライムローン問題やリーマンショックなどによる極端な運用環境の悪化や低迷でマイ ナス運用が続き、多額の不足金が発生したことが大きな要因となっています。

Q5. 解散はいつごろになるのか。

A5.平成 28 年 5 月頃を予定しています。基金を解散するためには、事業主や加入員の皆様の同意や、基金 の加入員記録と国の厚生年金の被保険者記録の突合・整理(これにかなりの時間を要します)など、諸々の 手続きが必要となります。それらがほぼ完了した後に厚生労働大臣あて解散の認可申請を行い、「社会保障審 議会・第三者委員会」の審査を経た上で、厚生労働大臣が決定することになります。

基金解散に関する Q&A

 1. 基金制度と解散について

(14)

Q6. 解散する時に事業主の負担はあるのか。

A6.このパンフレット(3 ページ)でもご説明していますが、特例解散が認められた場合は事業主の追加負担 は発生しない見込みです。但し、解散まで 2 年程度かかると思われますので、今後の加入員や給与の減少、年 金資産の運用、厚生年金被保険者記録との突合等の状況により資産が減少し、追加負担が発生する場合があり ますので、この間に資産が減少しないように十分留意する必要があります。

Q7. 当基金は特例解散が認められるのか。

A7.特例解散の適用を受けるためには、基金が財政健全化のための相当の運営努力をしていることが条件に なっています。当基金の場合は、3 ページにもありますように、皆様のご理解・ご協力をいただき、これま でに適切な掛金設定及び給付抑制のための措置を講じていますので、特例解散が適用されることが見込まれ ています。(なお、最終的には「第三者委員会」の審査を経る必要があります。)

Q8. 資格取得届・資格喪失届等の書類はいつまで基金に提出するのか。

  また、新たに採用する社員も基金に加入させなければならないのか。

A8.解散認可を得るまでは事務手続きは現行通りとなります。新たに採用される方の取得届も含め、喪失届・ 月額変更届・算定基礎届・賞与支払い届等、今まで通り基金事務局へ手続きをお願いいたします。国への届 出だけで当基金に届出がありませんと、国の厚生年金の記録と合わなくなりますので、国へ届出をされる際 は必ず基金へも届出をお願いいたします。

Q9. 基金が解散する前に基金を脱退することができるか。

A9.代議員会(通常年 2 回、2 月と 9 月に開催)の承認を得ることにより事業所の任意脱退は可能です。ただし、 積立不足額に相当する特別掛金(加入員の給与(標準報酬月額)や脱退時期により変動しますが、加入員 1 人 当り約 90 万円)の納入が必要となります。

Q10. 基金が解散したら、基金からの年金は全部なくなるのか。

A10.基金が解散した後は、基金独自の上乗せ給付(加算年金等…掛金は全額事業主が負担)の支払いはな くなりますが、代行部分の年金(加入員の皆様も掛金を半分(1.95%)負担しています)については、解散 後は国の厚生年金に引き継がれますので、国から基金加入分も含めて老齢厚生年金として支給されます。(但 し、国の支給要件が適用されることになります。)(4 ページ参照)

Q11. いつから基金の給付はなくなるのか。

A11. ・一時金(選択一時金、脱退一時金、遺族一時金)については、平成 26 年 8 月 8 日以降支給停止となっています。 ・加算年金(プラスアルファ部分を含む)については、当基金が厚生労働大臣あてに特例解散の認可申請を した月(平成 28 年 2 月頃を予定)の翌月分から支給停止となります。 ・代行部分の年金については、解散認可月(平成 28 年 5 月頃を予定)の当月分まで基金から支給します。 その翌月分からは国から支給されます。  2. 給付について

(15)

Q12. 受給者に対し、基金解散後の年金の支払いについて連絡があるのか。

また、何か手続きをする必要があるのか。

A12.解散の認可申請時点で、解散後の年金の支払いについて受給権者の皆様にお知らせすることになりま す。皆様からの手続きは原則必要ありません。

Q13. 今基金から加算年金をもらっているが、それを選択一時金でもらえる

と聞いた。これから一時金を請求できるか。

A13.国へ返還する資産を保全しなければならないことから、去る 8 月 8 日に開催された第 66 回代議員会 において、8 月 8 日以降の選択一時金等の請求について支給を停止することが決定されています。国から特 例解散の認可を受けるための措置ですので、ご理解の程お願い申し上げます。なお、基金が解散の認可申請 をするまでは、加算年金が支給されます。(3 ページ参照)  3. 掛金について

Q14. 基金にいつまで掛金を納めるのか。

A14.解散認可までは基金は事業を継続していますので、解散認可月(平成 28 年 5 月頃を予定)の前月分 までの掛金を納めていただくことになります。(認可月末が納付期限となります。)

Q15. 解散で加算部分の給付がなくなるのに、加算掛金を納めなければ

   ならないのか。

A15.法令等により解散までは加算掛金を納めていただくことになります。解散の認可申請までは加算年金 の受給者に年金の支払いをすることになりますので、加算掛金はその原資になります。また、当基金は代行 割れをしていますのでその積立不足分に充てることにもなります。

Q16. 基金解散後、掛金はどうなるのか。

A16.厚生年金の代行部分の掛金(普通掛金 3.9%、事業主と加入員が半分ずつ負担)については、解散後は 厚生年金保険料として国に納めることになります。 また、基金の上乗せ給付を行うための掛金等(加算掛金・特別掛金等…合計 2.95%)については全額事業主 が負担していますが、解散後は納める必要がなくなります。

Q17. 事業所として、解散手続きはどのようなことをするのか。

A17.基金に加入している全事業主の 2/3 以上の同意及び全加入員の 2/3 以上の同意並びに加入員 1/3 以 上で組織する労働組合がある場合はその労働組合の同意がそれぞれ必要となりますので、お手数をおかけし て恐縮ですが、事業所内における同意書のとりまとめ・提出をお願いいたします。 なお、同意書につきましては、本年 12 月に予定している後継制度に係るアンケートと同時にお送りし、ご 案内する予定です。  4. 解散手続きについて

(16)

全国塗装厚生年金基金

〒 150-0032 東京都渋谷区鶯谷町 19 番 22 号 塗装会館       電話 03-5456-8141  Fax:03-5456-8175       ホームページ http://tosou.nenkin-navi.jp/

Q18. 受給者や待期者の同意は必要ないのか。

A18.法令上、解散の手続きにおいては受給者や待期者の皆様の同意は要件になっていません。ただし、受 給者や待期者の皆様への説明は必要ですので、今後ご案内をすることとしています。

Q19. 同意が全事業主及び全加入員の 2/3 以上に達しなかった場合は

   どうなるのか。

A19.解散の認可が受けられません。従って現行制度のまま引き続き運営を続けていくことになります。 しかし、法施行 5 年経過後に存続要件を満たしていない場合は、国から解散命令が出され、しかも特例解散 は認められませんので、その時点で代行割れをしていますと事業主は不足額を一括納付しなければなりませ ん。また、今後の 5 年間についても、毎年財政のチェック基準が引き上げられていくため、掛金の引上げを 求められることになります。諸事情をご賢察いただき、同意へのご協力をお願いいたします。  5. 基金解散後の後継制度について

Q20. 基金の解散により、会社の退職金に影響はあるのか。

A20.会社の退職金規程等において、基金の加算部分の給付がどのような扱いであるかによって異なります が、退職金の総枠が縮小することになります。なお、今回の改正法の国会審議において、政府に対し、『厚生 年金基金の解散・移行に当たり、母体企業が退職金規程等に基づく退職給付義務を履行するよう指導を行う こと。』という附帯決議がされていますので、適切な対応が必要と思われます。

Q21. 後継制度を新設する予定か。

A21.業界として後継制度(企業年金)を新設する方向で進めています。新たな企業年金制度(概要)につ いてのパンフレットを全事業主にお送りしましたのでご覧いただきたいと思います。また、後日開催予定の 基金解散に関する事業主説明会において後継制度についてもご説明をした後、本年 12 月頃に後継制度加入 希望の有無等に関するアンケートを予定していますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。なお、 アンケートの結果、希望する事業所(加入者数)が少なかった場合には設立は困難と考えています。

Q22. 業界としての後継制度(企業年金)は今までの厚生年金基金よりリス

   クが低いのか。

A22.現行の厚生年金基金と比べて、掛金額を抑え、運用リスクの低い確定給付型(DB)制度を考えていま す。キャッシュバランスプランを採用することにより、運用リスクをより抑えることが出来ると考えており、 また、わかりやすく柔軟な設計となっています。

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