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Microsoft Word ~16第1学年1組国語科学習指導案 提出用

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Academic year: 2021

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1 学年○組 国語科学習指導案

平成21 年 11 月 25 日(水) 2校時 1 年○組教室 1.単元名・題材名 本と ともだちに なろう 「ずうっと ずっと 大好きだよ」 2.児童の実態と本単元の意図 本学級の児童は、本を見たり読み聞かせてもらったりすることが大好きな子が多い。毎週図書室の時間 を楽しみにし、進んで本を借りている。月一回の保護者による読み聞かせも目を輝かせて聞き入ってい る。しかし、挿絵を見て楽しむ方が主体になっている児童が多く、読んでお話を楽しむことがもっとで きるようになることが望まれる。 国語では、今までに「おむすびころりん」「大きなかぶ」「くじらぐも」などの教材により、物語の筋の 展開をとらえたり、登場人物の心情や場面の様子を想像したりする学習をしてきた。特に登場人物の台 詞を考え劇化することが大好きで、生き生きと学習する姿が見られた。「大きなかぶ」では、かぶ抜きの 手伝いを頼まれた児童各々が「かぶはどのくらいおおきいの。」とそれぞれ頼みに来た児童に質問し、最 初は片手を広げて「これぐらい」と言い、次に両手を広げて「これぐらい」と言い、最後には「向小学 校位大きい」と言って、抜きにくさに対する思いの変化を表現して劇化したグループもあった。しかし、 全体的には友達の台詞をまねしたり、同じ台詞を繰り返したりする児童が多く、叙述に基づいて場面の 様子を読みとったり登場人物の気持ちを深く考えたりすることは今後も指導を重ねていきたいところで ある。 教育機器については、今まで算数で練習問題ソフトを使ってゲーム感覚で楽しみながら計算したり、 生活科でワークシートに描いた絵を実物投影機で映しながら各自が発表したり、国語ではデジタル教科 書を使って朗読を聞いたり、挿絵を見て考えたりする学習で使用してきた。教育機器を使うことによっ て、児童が注目しやすくなり、集中して考える手助けとなっている。また、本学級の児童は、説明を聞く だけで自分が何をするか捉えることが苦手であるため、ワークシートなど実物を映しながらやり方を説 明するなど、視覚に訴える指導方法が有効である。 本単元では、今までの学習で培った読みの力を定着させるとともに、それを生かして児童が主体的に 教材を読み進め読書の楽しさを体験し、読書に親しみを深めることができるようにすること、また、友 達に本を紹介する活動を通して読書の親しみをさらに広げ、易しい読み物に興味をもち、自分で好きな作 品を選んで読むことができるようにすることをねらいとしている。 本教材は、主人公の目線で気持ちや行動を追っていく形に展開されている。そのため、主人公の気持ち に添って読み進めることができる。 単元の指導計画としては、教材文「ずうっと ずっと 大好きだよ」を活用して、叙述に基づき主人 公の気持ちを読みとって友達に紹介し合う中で、それぞれの感じ方の違いを実感させる。特にデジタル 教科書を使って注目する叙述を示すこと、吹き出しを使って主人公の気持ちを考えやすくすることに留 意して指導していく。次に、教材文を読みとる活動をもとに、発展として紹介したい本を選び、その登場

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人物の気持ちを紹介し合う。自分が描いた本の絵や実際の本を実物投影機で映しながら紹介させ、話し やすくするとともに、紹介を聞いた児童にも今度その本を読んでみたいなという思いを起こさせたい。 3.単元の目標 ・登場人物の行動や言葉を通してその気持ちを想像しながら読み、物語を楽しむことができる。 (国語への関心・意欲・態度) ・書かれている事柄の順序や場面の様子などについて、文章をもとに想像を広げながら読むことができる。 (読むこと) ・好きな本を選んで感想を話したり、好きなところを紹介したりすることができる。(話すこと・聞くこと) ・新出漢字を正しく読んだり、難語句の意味を理解したりしている。(言語事項) 4.単元の評価基準と学習活動における具体の評価規準 ア 国語への 関心・意欲・態度 イ 話す・聞く能力 エ 読む能力 オ 言語についての 知識・理解・技能 単 元 の 評 価 基 準 ・物語に興味をもって、登場 人物の気持ちを想像しなが ら読もうとしている。 ・選んだ本を友達に紹介しよ うとしている。 ・紹介された本に興味をもっ て、読書活動をしようとし ている。 ・好きな本を選んで 感想を話したり、 好きなところを紹 介したりすること ができる。 ・挿絵も参考にし ながら、登場人 物の気持ちなど について文章を もとに想像を広 げながら読んで いる。 ・新出漢字を正しく読 んだり、難語句の意 味を理解したりし ている。 学 習 活 動 に お け る 具 体 の 評 価 規 準 ①教材文や物語本に興味をも って学習に取り組もうとし ている。 ②進んで自分の考えを隣の人 に話したり、全体に発表し たりしようとしている。 ③進んで紹介したい本を選 び、読んでいる。 ④友達の紹介を聞いて、新た な本に興味をもっている。 ⑤いろいろな本を進んで読ん でいる。 ①「ずうっと ずっ と 大好きだよ」 を読んで、心に残 ったこと等を話し ている。 ②文章をもとにエル フのことが大好き なぼくの気持ちを 考え、話している。 ③選んだ本の好きな ところ等をはっき りさせて、本の紹 介をしている。 ①ぼくがエルフの ことを大好きな ことがわかる本 文に注目しなが ら読んでいる。 ②エルフのことが 大好きなぼくの 気持ちを考えて 読んでいる。 ③選んだ本を好き なところや良か ったところなど を感じ取りなが ら、読んでいる。 ①本文中に出てくる 新出漢字を読んだ り、難解語句の意味 を理解したりして いる。 ②長音・拗音・促音・ 撥音の表記が正し くできている。 ③助詞「は」「へ」「を」 を正しく使ってい る。 5.指導計画(全10時間)

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時 主な学習活動・主な学習内容 考えられるIT機器活用例 評価規準・評価方法 1 ・単元にかかわる本との出会い ・本となかよし会の計画 ・紹介カードのモデル 実物投影機 単元にかかわる本の紙や挿絵 を見せ、実際に本に触れる感 覚を持たせる。 ア① 観察 2 ・新出漢字・言葉の学習 ・「ずうっと ずっと 大好きだよ」の読み 聞かせ ・心に残った文や言葉探し ・初発の感想発表 デジタル教科書 新出漢字の筆順の練習をさせ る。 挿絵のみを使ったお話を聞か せ、話の世界に浸らせる。 各自の教科書を見ながら朗読 を聞き、文を目で追わせる。 オ① 観察 イ① ワークシート 3 ・1と2の場面 エルフのことが大好きなぼ くの気持ちの読み取り デジタル教科書 線を引いた所をみんなで確認 する。 挿絵に吹き出しをつけて、発 表した言葉を書き入れ、話し やすくする。 実物投影機 ワークシートを映して記入の 仕方を説明し、取り組みやす くする。書いたワークシート を適宜映して発表させ、聞き 手がわかりやすくする。 ア② 発言 観察 イ② エ② ワークシート 本文への線引きの 様子 4 ・3 の場面 エルフの変化とエルフに対する ぼくの気持ちの読み取り 5 ・4 の場面 エルフの死後のぼくの気持ちの 読み取り 6 ・紹介したい本の選出 ・好きな場面や好きな言葉探し ・主人公の気持ちの想像 実物投影機 紹介したい本の表紙や本文や 挿絵等を映したり、記入した 紹介カードを映したりして、 紹介しやすく、聞きやすくす る。 ア③ ワークシート 7 8 ・カードに書くことの確認 ・紹介カード作り ・発表練習 ア③ エ③ 観察 イ③ エ③ オ②③ 紹介カード 「ずうっと ずっと 大好きだよ」を 読んで、思ったことを話してみよう。 本となかよくしよう。 好きな本を見つけよう。 紹介カードを書こう。 紹介カードで練習しよう。 ぼくの気持ちになって話そう。③ ぼくの気持ちになって話そう。① ぼくの気持ちになって話そう。②

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9 10 ・自分の選んだ本の紹介 ・感想の交流 ・友だちの発表に対する感想カードの記入 ・興味をもった本の読書 ア④⑤ イ③ エ③ 観察 6.本時の学習指導(3/10) (1)本時の目標 ・物語に興味をもって、「ぼく」の気持ちを想像しながら読もうとしている。 (関心・意欲・態度) ・エルフのことが大好きな「ぼく」の気持ちを読み取る。(読むこと) ・エルフのことが大好きな「ぼく」の気持ちを話す。(話すこと・聞くこと) (2)展開 学習活動 学習内容 ・指導上の留意点と支援 ○IT機器の活用場面と意図 ☆評価 時 間 1.本時のめあての確認 ○前時に引いた線(心にのったと ころに引いた線)のある本文(デ ジタル教科書に記入し、保存し た物)を映し、主人公ぼくに注 目させる。 2 2.ぼくの気持ちが分か る文に線をひく。 ・エルフが大好きなぼくの気持ちが 分かる所に注目しながら朗読を 聞く。 ・本文のワークシートに赤線を引 く。 ・線を引いた所を発表し、ぼくの気 持ちを考える。 ○デジタル教科書の朗読を聞くこ とによって、物語の世界に入り やすくさせる。 ・赤で線を引くことによって、前 時に引いた線と区別させる。 ・線が引きにくい児童には、挿絵 から本文を探させ、ぼくの気持 ちが分かることを押さえる。 ☆ぼくの気持ちを考えながら進ん で線を引こうとしている。(関心・ 意欲・態度)〔観察・ワークシート〕 ・線を引いた言葉や文を確かめ、その時 のぼくの気持ちに目をむけさせる。 10 本となかよし会をしよう。 本と友だちになろう。 「ぼく」の気持ちになって話そう

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3.線を引いた所のぼく の気持ちを考える。 ・ワークシートに線を引いた所を視 写し、その時のぼくの気持ちを書 く。 ○実物投影機を使って、ワークシ ートの書き方を説明する。 ・ワークシートに吹き出しを使う ことによってぼくの気持ちを考 えやすくさせる。 ☆エルフが大好きなぼくの気持ち を考えて書くことができる。(読 むこと)〔ワークシート〕 10 4.ぼくの気持ちを話し 合う。 ・線を引いた所とぼくの気持ちを隣 どうしで発表し合う。 ・学級全体で話し合う。 ○実物投影機でワークシートを提 示 し な が ら 発 表 の 仕 方 を 指 導 し、話しやすくする。 ☆エルフが大好きなぼくの気持ち を話すことができる。 (話すこと・聞くこと)〔観察〕 10 5.挿絵からぼくの気持 ちを考え、発表する。 ・エルフと寝ている挿絵のぼくの気 持ちを発表する。 ○デジタル教科書のエルフと寝て いる挿絵を映し、ぼくの気持ち を考えやすくする。 ○映した挿絵にぼくの気持ちを書 き込むことによってより深くぼ くの気持ちを考えさせる。 ・発表者に適宜役割演技させるこ とによって、ぼくの気持ちに浸 らせる。 10 6.本時の学習をふりか えり、次時について知 る。 ・エルフが大好きなぼくの気持ち がたくさん考えられたことを称 賛し、その大好きなエルフが死 んだ場面を次時に読み取ること を知らせる。 3 板書計画 エ ル フ が 大 す き せ か い で い ち ば ん す ば ら し い 犬 い っ し ょ に 大 き く な っ た い つ も ま く ら に す る の が す き だ っ た 。 い っ し ょ に ゆ め を 見 た 。 ぼ く の 犬 だ っ た ん だ 。 ま い 日 い っ し ょ に あ そ ん だ 。 ぼ く の き も ち に な っ て は な そ う 。 スクリーン(模造紙) あ っ た か い ね 。 ゆ め で も い っ し ょ だ よ 。 き ょ う も た の し く あ そ ん だ ね 。

参照

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