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歐洲に於ける中世ギルドの起源に就て-香川大学学術情報リポジトリ

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(1)

欧洲に於ける中世ギル守の起源に裁て

第■ ギルドの字義

ギルドGi︼㌻は組合のこどであるが些羞はチ7ニ、語系の中に見由される言菜でぁつて、ラニア

ン繭系には巧いごいふ串は︼般に認められて居るが然し之を似でギルド制度がチエートン民族の猶占

的制度であつて、他民族の閻に之を見ずご断定してはならぬ。ギルドは−つの時代から他の時代に移

ち舜る時嘩に産業の経螢が小規模から大規模に移る時に起る一別腰に過ぎぬから英観に於ても大陸諸

頓に於ても其他如何なる民族に於ても此柁の唾遷があればギルド制度は生れるのである。ギルドは現︶ 代英語ではGi−d又はGu芽Tビ書き狗逸語・ではGi︼deビ書くが、東嶺では前者が重油に用ひられ七ゐる・︺ 中世紀に放でほ英観でほGie−d、Geld或はGy己なぎ革も奮ぃたこミもあ各︵↓OulヨぎSヨ学,Eコ隻s訂 故洲に放ける中世ギかドの起諌lこ餅て

〓セ空

商工経済研究.第二琴麓華麗 ︵批御針恕︶

(2)

ル忘Åか エ

琴÷密=料宣痘∴■ 三.デ 一−ヽ・一/ か鞍下㌢臣コ三甲什cPxx童▼許三盆し爪嘗なノも文字臥起源は佃酪の如何笹る文字にありや叉其澄車軸何

㌢いふ問題に撃つでは勢瀞の見界隻数し七賢い。今拳云触俳を峯ぐれぼま牽ク芸爵コS屠h

芳d号Odの研究によればギル′還る貰語→抹譜打Gil許なる碍よ■り馨し、銑宴釆は固体Feas什︸

baコ昔t宣CO竜1a−iOコはる意療を有し、低減逸語のG=deは饗宴を開かん′ごして或る定められたる

自に集命しで森諒民固体SO針yOサbur昔r㌻意晩し芸で雷bギルドこぶ文字は励めにほ戒

宴を意廃しでゐ化が後棒じて祀賓をする薦め・に集つ笹人′ケの同体或は組合COヨPa昂を意味するに空 つ一ねC之旦同じ様桟道扁をでCOヨPaコyなる語も最初には﹁共同飲念諺恵す盛砂に寄合へる固体﹂へへa コuヨb2rO首rsOコSea−⋮コ菩○心2−ト2−こを患妹してゐたが彼特じて贋為に用ひられ、畢に飲食せんが虜め

に集まれる固体を意晩する計りでなく目的如何に不翌ハ同目的の褒め工作れる固体を意娩する様にな

つセ。此鮎は∵イネの字書にギルドが﹁共同飲食の病めの寄昏の澄より韓じで﹁爽同生活の囲集﹂

の急に用苦れた思す設︵琵大望畢完習攣段︶・三薮寸志もⅥである。ギルドは職逸語に

て支彿Pay∃2コ叶を意嫁してゐるG2己なる語より出たビ説く潜もあるが之は誤らであつて寧ろり主−ル ス語の︵言草Gwy−iOブリト←エ請のG旦GOui支はGOu詳なざの言尭かち出たざする方が正しいらし

いqG皇GOel;G塁なで隠宴倉又は祭日を意娩しG量。は浅慮ず五、廟待ザるなぎの意暁があり

㌢y監は見るGwy−adは戒賓を開催するの意である。而してG。u計は休日にする島忠或はグール

(3)

語で宴禽、祭日、定期市又は満場なぎの意を衷はすにFeニビいふ字があるがギル、ドの字源は此Fe芦で あしるごする畢潜もある。英繭ビ愛薗この間は変南海で具申にマン島訂訂Of3aコピいふ小さい島があ る。其住民が使ってゐる言尭をマン語さ言ってゐる㌍其やy語のFeaニeyから出たどなし、又愛蘭語の Fei﹁又はFe⋮嘗〓に源を優し、此二語は衆軋の前日又は餐日の常日を憲政するのであるごも誼いてゐる。 申にほラテン語の≦箋02がギルドの字源ではなからうかぜ推論するものもあみけれぎも既に最初に述 べた如くギルドなる文字がラテン語系にはないどいふ説が確寛せなつてゐも以上此捨諭には賛成が揖 凍簸ねるのでみる。右の外和繭語のGu昏なる語も都税宴.、組合等の怠娩あり、ゴート語のロui叶hs、 ノバリア譜のロu己ざも深い関係があるらしい。而してロu亭sは祀宴をロuldは祭日に開かれる定勘∴

帝、市場なでの意に用ひられ、ロu︸deコは儀式を拳げるの意である。芦ujO Br2コtaコ○−○コthe HistO−y

当dロeくe−OPヨeコt Of Gi一ds p.︼エ 註 プレブタノ¢右の論文托TO鼠∋ぎSヨ字,Eコ隻sh Gi−dsの中に収められてゐるけれども.別に博行番ミしてロンドyで一 入七〇年にこ資術されてゐろ。之はブ虎が自ら英固1ニ滞在Lて研究Lた特奥を数表したものでギルド研究者ぷ托好参考苔であ る。叉絞ほ別に将逸文でDie署be詳r隻deコnerGe笥コWar町.ErsterBaコd︰Nurのeschichite詠完コ隻s︹heコGewerkくereiコ恥 ﹁eipNi乎︼00ゴ′を出Lてゐろ。併ぜ威むべきでぁろ。 セシチュリー審典にはアングロ・サクソソの.ギルドはGildaユ︵tO Pay︶なる勒詞から摘花のである。益 し観体に屈する各員はギルドに必要なる費用を分捺する義務があつて、之を支掬ったからである。基 隣洲に於ける騨世ギルドの起拍に就て ︵︼七九︶ 三

(4)

︵−八〇︶ 国

許︼ 螢 第三兢

後固体に属する人々が愈合する場所をギルド又はギルドホールGui迂Ha=呈一日ふ様になつ尭旨を記し てゐる。㌧此外ギルドはGie芹であつて貫献○謬riコ甲COn琵butiOコこribu叶を意暁するだなすものもある。

之暮し紳に怒り、琴日に紳に斬る薦めに酒宴を催すは即ち蹄に賓献を虜す意である電解するのであら

う。ボスウォースBOSWOきの如きは此解療を兎してゐる一人である、彼は此外にも貨幣の支排Payヲ eコtOf30コey賠償COPeコSatiOコなざの意味もあるご言ってゐる︵T・SヨithV Eコ隻sh隻d・七・Xiエ或は叉

同体共同の目的に支出を慮す翁めには申常より基金を貯へて密かねぼならぬ。此基金を作るために固

体員は寄附COコt−ibutiOコをなしたのであるからギルドビいふ字は叉寄附を憲政するども解せられて診 る。︵nhar訂sG岩SS.TheGi−d吉erchaコt◆○諷○−dこ00芦p・昌︶叉ギルドは貨鮮の蕊簸であつでGe声Gy−d﹀ G訂ldなぎビ同−であるビ解する者もあぇ。

以上述べた様に字源及字義に就ては辟潜の説く所は隈々であるけれざも∵諸税を綜合すれば要する

にギ〝ドなる文字がチエートン語系に属してゐる皇一︼ロム串、支沸三月献、祝宴祭日等の意娩をむつて

ゐるごいふこビビは確賢である。而して之等の意義から鴎じて今日の組合ビいふ意に解せらるるに至

ったさ考へて差支へないものビ恩ふのである。

右の如くギルドなる文字が時代によサ囲により細々様々に書かれたけれざも現今では英語では空d

なる文字が最も贋ぐ用ひられ㌢迂之に次ぎ其他の文字は殆んざ排斥されてし立つた形である。而し

(5)

欧洲の産業史上に於て、特に中性紀の應菜史上に於て見逃す=どの出家ぬ制度はぎルド制度である。

十二世紀以後に於ては英観でも猶逸でもギルドは経済上盛に活動して、商工業の螢達に寄興したこど

は少くない。而しで経済的方面に勢力を得るに及んで更に政治上にもカを注ぎ色々な軍閥を重ねた結

果遂には都市の改植をも掌拉するに至ったこどは欧洲軽臍史を播く輩の直ちに知ち得る所であるが、

之等の・鮎に関して詳しくは他日の機禽に譲るどして、今琵にほ知新塞要なる意義を有するギルドの起

源に就いて聯か論じて見たいビ思ふのである。

抑々工業ギルドが商人ギルドから生れたどいふ鮎については語学者の見解は殆んざ︼致する所であ

るが、然らば商人ギルドは何所に起源を求むべきやどいふ問題に関しては単著の研究は鶴常に進んで

る0 又は♪ソゼH当Se・呈玄ひ,後者をアムミインヌy一ダ>ヨエコ召コ瓜或はウシフナNuコ戸ビ稀して居 ロa辞亀dノ或は畢にクラ7トCra声又はミでアリー苫s叶ery稔ふこざ呼び、猫逸にては前者をハンザHansa C訂亘十望TOWコ蟄dなざだ廃し、エ貰ギルド︷或は親方ギルドだ呼ぶカ可ならんか︶考クラフトキルド て商人ギルドをマーチヤシもぎルド、ギルドマーチャント又はタウンギルド三erchaコt隻d〟隻dヨer

欧洲にこ於ける中藤ギルF¢起源に就て

第こ ギルFの起源陀関する諸説

(6)

︵︼八二︶ 六

鱒一食 第き兢

ゐるに不杓其解答多岐に亘つ七鯨﹁せサ甲論乙駁の有様で容易に解決を見ないのであつて戎意娩に於 では今Hでも何ぼ泉決の億残されてゐる開題であるビ見てもよい。かく請託−致せざる所以のものは 絵略博士に従へば﹁教育千年の磯澄跡班に隠滅して考嫁の便なき嘗軍旗を考威するに普トて鼠竃も怪 しむに足ろなしゼ疎も畢蒐其講究すべき撃体の至難篭るに職由せゃんば非す﹂︵桧略減之助、世道ビ経 済洲四二1三貫︶ である。されば次に只粛なる挙証二三に付てのみ簡翠に述べるこどごする。

一、ゲイルダの郷飲酒起源詭

ギ〝ドに関する論究はゲイルダW・E・Wi詳以前にも坪山あつたけれざも何れもゲイルダの右に出づ

るものない。寮にゲイ〟ルダは中位ギルドの研究家ビしては最も有名な革新で彼は彼以前の嬰者ビ違っ

てギルドを系統的に論究して之をよくまだめた所の最初の聾者である。扱が山八三叫年に飴にせる﹁中

位に於けるギルド制度を﹂︵W云aもasGi−deコWeSeコiヨ毒te−a−ter・エ裟eこ00uごなる著連は本間題融究潜 の鶉めには敏くべかノらざるもので、後世¢単著例ぺばプレ∴/タノ、フォーtチューン晋きy。の如きも

多く資料を本書に求めた・のである。彼の説く所に依れぼ北猶逸民族の聞にありては、家族或は血級唐

きの家族の人々の間に、結婚、出産、衰亡の如き番犬な事件が起った時には、家族の人々は自ら進ん

で付やかぜ世論をしたト、相談相手ビなつたミ式典の寒行や後片付なぎをする食めに寄合つセもの

(7)

であ▼る。東森鴻逸民険は飲を好む召騰があづ佗ので竃凶を尚はず串の起、るを機密ゼし辛酒宴を聞べや

野市であ・つた。∴例を拳げる㌢久が死亡しでノ?英字が相綾なする場合陀′は亡父望別の友人や加療翠昂

身の友達ぢ㌢が喪つ、七宴曾を僻し、乏寄り人々が居、弛ぶ面前に於で、先・づ由綺者は父の尊前の拳息衝

鳳に見倣って自分卜善良好演をなし以て父町名を汚すこ立のなぃ様にオゑ冒の誓お兎し、轟い七此所

に集っね多くの友達も亦同棲の讐冒なしたの、である℃以上述べね様な家督は最初、の品呵は家族、の間に

何か重預な撃の起つ、た時にのみ開かれる風習であつ・セが∵後には国家に何か蛮要撃件の起つ尭時なぎ

にも之を催す様打なつた9例へば皐帝の即使式の瘍合の如きが之である。以上は何れも偶教事件を機

禽、こし・で碑かれ、る所謂臨時婁曹であ・右が、此外撃這催され▲る大祭日にも大審倉が細か′空般市民が

之に感知するこピが出凍るのであつて国民大食ビも音ふ・べきもので、廃止でほ藩要事項を相談したも

のである。而して蓑に襲きる自由民は綿に鋳物セする須めド白身々々の欲する飲食物々携帯せねばな

らぬ壬軍になつて屠る。′此粘から見て政審曾を供物宴脅︵Sacユfi畳;aコ篭et・〇pherくer溜ヨヨe盲色ぺ

富ふこ・どが擬凍るヂ爾楽曲樺の酒宴をギルドビ稀する枝になカ更に宴曾に出席すノ、る人々の閏備を蒋璃

しで飲食に限らや共同目的め褒めに寄合へ一も人々の固体軸ち組合なギ.〃ドご呼ぶに′襲ったこ■ざほ既に

ギガドの録義を誠一ペる際に説明した通りであるり乍然如瓢箪昏は翠に北猶逸地方で行れ化計りでなく

スータ盟1デンセもイル安平1せも納はれ琴J一宰は巧カ▲γヂチビアめ轟賓サーガヂS点茶の詭蜘に依づ、 ぶ 吸熱卜放ける喋隆ギ僻†の起源lこ就て 雲︰八三︸ 七′

(8)

好一′粒 第呈鱗 .一 雲■恭四W 凡 て明かである。ザイル・ダほ之等の箪嘗を見そギルドは右述べね様な宴脅から藤生したのであるビ断定

を下したのやぁる。

対ほ姦に一言すべきは扱がゲル√マン民族㌧の滑寒からギル¢を産み出すに至るに輿?てカあもしはキ ジスト数的変素即ち隣人を愛せよどいふま哉要一臼すればキリスト教博愛ま哉であるざ藷いた撃でみ畠 彼日く﹁ギルドはキリスト故に連れで漸く敬重しねのである﹂軍。占ieG迂eコSiコd.er竺nGe宣笥des ChristeコthuヨSeコtS什aコd望J。WiE餌忘・乳〇・S∵遷 恩ふにキリス一致が南欧かち北欧に烙はるに及ん で北欧には在家の奮慣は依然せして磨せらるる寧はなかつたが更に之に加ふるに新しい風俗習慣も遥

入って凍た。何故キアネ†教徒が初めめ間異数徒の慣習を打破しなつたか豊ミぼ冨ふ迄もなく之絢

を急に破簸すれば反射者が癖野しでキリスト教普及に妨げどなつたからである。だからキサヌ守教練 がカを得英数が普及するに従って異教徒の肯い.恰習が破らるるに空つ▼たのは自然lの理空いふべきであ る・。そこでキナス斗敦め檜侶ほ伊院を中心ぎして固体を組織し新しい風俗習慣儀式等を有すぁ婆裔茅 野々開いたのであ?て、此同体には初めの問は俗人を入れず従って宴禽にも俗人ぉ出席せしめなか√ウ たが後には俗人をも加入せしむるとごになつたのであ.る。︵Breコtaコ。・︼b挙p・家i︶如斯キリスト致の 線侶同体も亦後世のギルドの原型ざ見るこだが彊凍るÅぁで漸次之等が欒化して商業的ごなちては靖 人ギルドビなら、エ発上の職人親方め固体ビなりてはエ菜ぎルやに鍵遷しでい、ったもゃで▲ある、。之を

(9)

要するに故はぎルドの起源を異数的要素たるダルマソ人の郷飲酒の俗ごキリスト教的要素たる博愛重 義ビの二元に改めたのでぁる一三戸つでよい。私は前者を第叫義約のものだして彼の達状を郷飲酒起源 説ぜ名附けたのである。 以上述べ凍つ・たブイγダの設は其普時ビし・ては群七披いて光彩を放つてゐた詮であ\つて、何れの琴 潜も常之に服絶してゐたのであるが、其後スミスT。ul∃ぎSヨithブレシタノ﹁・Breコ官。グロスC今OSS プレンクノ﹁ujOBreコ什aコ○㌧はブイγダに次いでギルド研究家ざLて名高い聾者で前説せる如く其著 なぎが出で同問題に就いて新研究をなしザイルダの詭を縦横怨志に批評麗諭し去って反射意見を螢乗 ずるに及んで、漸く宙への光彩を失つてしまつた。然しながらギルド研究上に於ける彼の功椅は依然 芭して餞され、扱が組織的に探究せる先駆者ぜして尊敬すべきは恰も経済寧に於けるアダム・スミス >d血ヨSmi叶h.にも放すべきである。 二、プレソタノの家族起源説 ﹁ギルドの歴史ビ螢展並に静働組合の起源忙裁てL′○コーth2H⋮stOryaコdロ2乱OPヨeコtO竹Gニdsaコdt甘 Or直コ豆Tr乳。Uコぎs及び﹁現代の静物組合第一懲、英国産業組合故に就て﹂ロie署beite隻deコder Ge笥コW監・ErsterB讐d︰Nu二宮s冬青官爪冬草eコ隻snh省く骨werぎ爪亙コeほ凝も有名である。後場前撃に ○ 政則に於ける申健ぎかドの起源に就て 二八五︶ ・九

(10)

︵一入六︶ ㌻○

第一・食 滞手張

−監.P・lx蓋又ギルドビ家威せの関係も充分に述べて居らぬ∪只臨時に膵される郷飲酒の俗や年一回の 放て第叫にギルドの起源に聾を起し第二に宗致︵又は政変︶ギルド、第三都市ギルド又は商人ギルド、

0

第四にエ菜ギルド官費達の恨序に徒ひで就き而して第五に螢働組合を論じて撃を描いでゐる。今菟に

関係の深いのは見第一のみであるから其大意に就いて述ぶればプレソタノはブイルダの故に反討して

日ぐゲイルダもハ.ルトタイツ〆︵ギルド制度の彪源に関する研究、H邑wip UコterSuChuコ笥コuberd訂 ersteコ碧ぎ笥desGi詳weseコS︶も共にギγドの起源につきては詳細打てる研究をした有名なる聾者で尊 敬に伍するけれぎも、而し彼等はぎルドの本質が如何なるものなるかを明瞭にしてゐない。︵Bre。ta。9

大祭日に開かれる大安脅よりギルドが教生したぜする野付は反射せざるを得ない。ギルドの本質は人

身が互に兄弟分関係BrO−ト2−h00d−B−註2−Snha甲を作って親密どなり、組合を組織して組合員相互保護 救済ななすにあるのであるが、如琴−どはゲイルダの設く郷飲晴の俗や大祭日の賞骨ビは何等関係の

ないこどであるゞ二女を放ってゐる。而して彼は菅の家族生活の親鹿首英閲の古い三つのギルド即ち

アボブタブリーギルドきbO−sbu−y篭一エクセーターギルずEx2ter氾竜及びケンブリッ、ヂギル・ドCa・ ㌢bユd笥篭の規則の内容芭を放牧考究した結果爾瀦の間には畢に類似の鮎があるのみで字、、全く

符合する朗が多いので、・遂に彼はギルドは家族ま・り其源を敬し√たのである・ぜの説を立てたのであ′る今

次に右三ぎル・ドの目的草現即そを見るに、

(11)

⊥第てアポツツブリーギルドの目的は其規則に依って明かなるが如′、に組合員Gi牢brOthersの中に

貧困、病弱な潜があれぼ、之を養ひ、死者ぁれば之を埋葬し宗教上の儀式を輿げ、死者の寮に射して

は新酒をなすにある。而して毎年翌ゼーター祭には一堂に督して共同縫罪をなし宴曾を膠すこどにな

ってゐる。此口には組合員は焼頻豹を寄附して之を貿者に分輿しなければならぬ。雲合席上で無線克

行秀をなしたる者はぎルドかち虞欝せらるるのみならせ、無機を加へられたる人に射しては既償をな

さねばならぬ。叉組合長其他の高級役員から何か役目か命せられ柁る場合に英資任を農さなければ厳

封に廃せられるのである。

攣一、エクセーターギルドの自的はアポグッブリーギルドの目的ご殆んぎ同じであるが只鰻拝所虚

許なすこどを寅吉して居た鮎が異つでゐる位である。今其規約の内容を概観すれば組合員は一ケ年に

三回禽合を催すものどす。如ち第二回は撃、、ケル祭、第二回は丑メリー祭、筒三回は復活祭以後のオ

ール‡−祭昔日に開き各組合員はビールを二セスター宛、特に青年は∵セスター宛ビ蜂凛一シート

宛を持寄らねばならぬ。而して牧師をして新藤文を二つ竃五しめるのである。何故新檀文なざ整調ま

しめるか三雲ば∵は現存せる人々の幸福を斬らんが虐めに他の﹂は死者の寛彦戯めんが秀めである

叉組合員は讃美歌を歌はねばならぬ。之も新藤女官同様に﹂つは生存者の薦めで他ほ死索の薦めであ

る。著し組合員が死去すれば組合員は讃美歌里ハつ歌ひ、且つ五ペンス廃酸金するこごになつてゐる

限洲lこ於ける中世ギか下¢起源に胱て ︵﹂八七︶ 一一

(12)

〓八八︶ ︼二

第一悠 欝三明

叉組合員が火災に礪つ▲た時には各員は一ペニー宛出して権英賓を救助せねばならぬ。若し組合員にし て一日業務を怠るこどがあれは欝せらるるむであるが第一回目には禽英歌を三つ歌ひ、、.第二回田には 五つ歌はねはならず著し三回も怠業をなして静せらるれぼ最早や彼を組合から保護してやらぬこだに ずる。但し病嵐の食めどか或ほ其主人の必要の薦めに仕事をするこだの出家なかった場合には立替な る理由参るもの吏しで何等の虔欝を受けぬのである。若し叉酸金射禿すべき日に之を焉さざる時は倍 額を微牧せらる。組合員にして他人に欠藤をなしたるものあれぼ、被欠線審に射して三サペンス、を支 簡ひて謝罪せねlぼならぬ′。︵↓・S露草Eコ隻sh隻ds・pX暴こ.而して臆拝所倍なぎ宗致上の儀式を終 れば必ず宴倉3e乳iコCOヨヨ○コを僻すこごになつてゐた︵﹁Breコt当○こbid−マ訂く山︶ 東三、ケンブけ/ヅヂギルドは以上二ギルドビは多少異った鮎がある。即ちギルドに加入せんごする 薯は、ギルドの氏紳に向つて他の組合員ビ兄弟分関係を作つで異質を馨げる楼に努むる旨の誓をなイ のである。ケンブタブザギルドの規定の中にも組合員の病気、死已等の場合に於ける補助救済に関す る條項はあるけれざむ、然し之は前記二つのギルドの如′、粛聾なる規定ではなくてや其長鳥薗き夜露 いたのは犯罪に閲する規定である。今英一斑を窺へぼ﹁著し一組合員が犯罪盛扁暮禿せぼ登組合員は

英資任を負ひ清岡一ム蓮命に服さねばならぬ﹂孟○コ空音sdO−Let塾b選言﹁er塾賢rethe針∃e

10t㌔此條項は最も重要なるものであつで之が革めしに組合員は銘々絶ペての行褒に蕗意t∵助くべきは

(13)

助け≠励ますべきは励まし常に正鶉を雷じ以て過失なからんこぞに之れつごむる有様であつ咋。著し

組合員中に救助を要する様な問題が起つで、其救済方を依頼されたる役員は最善を藩して之が救臍1こ

努力せねぼならぬ。著し之を忽にすれば直ちに靂罰せらるるのである。著し叉組合員中盗難に辟つ一た

潜がある時は組合員各部が二敦協同して犯人を捜索し賠償を薦さしめるのである。著L組合員が殺人

罪を犯して頗償金を文殊はねぼならなくなつた時には組合員全員が其竜に任じ支彿を完うせねばなら

ぬ。然しながら殺人者が何等重嘗なる理由ぉも・つてゐない場合例へば他人から軍閥をいざまれたこミ

もなく、叉復僻すべき義務も巧く具翠に怨恨を婿さんが食めに殺人術薦をなした場合の如きは犯罪者

自ら鼻糞任、智負ふべくして、他の組合員は何等嚢任を負玲しないのである。叉藩し組合員が他の組合

員を殺し柁りQ場合には殺人者は兇づ被害者の血族関係者に謝罪し、次にギルドに射して・は八破の語金

を納′ゆねばならぬ。方︼此義務を果さなければギルドから除名されてしまふのである。叉一組合貝が

他の組合員に侮辱を加へたる時欝せられるこだはアポツワブリーや£クセーターのギルドの場合史同

様である。石の外他人の財産に損害を及ばした時の規定、相互補助に関する規定なざもあるが之は各

署する。

以卓二つのギルドに裁いて述べた所に依って知らるる如くにギルドの本質む旦蕃ふペきものは相互

保護救済、兄弟分関係特にケンブリツゲギルドの場合に於ては絶入官員の壇瀞責任なざの鮎にある。だ

欧洲に於ける中世ギかドの起源に放て ︵一入九︶ 一三

(14)

茅 ︼ 巷 第三妨

︷ふ九〇︶ 二四 から后健螢逢せる商人ギルド、工業ギルド並びに螢働組合なぎ時代の歩道に従って其冒的や規則が縫 っていつたに不拘此水質は依然富して絶檀されてゐるのであるe ブレンクノは更に論を進めて前に記したブイルダの説即ち狗乙民族の臨時又は定期に開かれたる宴 脅からギルドが螢生したどの詭を紹介し、之に反封して日くギルドは組合員が色々の方法で相互に跡 合ひ、維持し合ふ褒めに兄弟分銅係にょりで結びつけられたる圏鰹である。之はギルドの本質である に不拘ブイルダは此鮎に関して何等諭ずる所なきは退城である。而して此騙係を明かにせざる限りグ 氏の設に賛成するこどは出家ぬ町であるど。 次にブ氏は家族生活の状態を述べてゐるが、彼はブイツ︵WaitN.ロeu什scheくer訂ssuコ軍Geschinh茸

Nwe許ぎf厨eK草︼00眉及ラツペンペルグ︵﹁appeコber乎Gesch昏teく。コEコ昔コdこ00uA︶なぎの歴史

家の説く所をよく了解すれぼ昔の家族生活の中に后放生じたるギルドの粛芽を見るこどが出家るどな、. してゐる。普の人々は欲望が極めて軍縮でみつたから一切の欲望の充足は家族生活がら得られたので あつて、家族重機が其各々の家族員に封しては出家る攻欲望を充足し、鹿足を輿へる機に努力しゎ¢ でありた。琴一例を馨ぐれば著し家族の中に無祀を受けたす、傷付けられたり、或は病気に躍鶴貧困 に陥りたトし化者があれば家族﹂同は大いに同情し出家る攻の手助け補助をなして精神的にも物質的 にも彼を戯め、扱が満足の得られる様にしてやったのである。女家族の中で栽零せられた者があれば

(15)

其復礫をなし†′盗難にかか紆ば犯人炉探索して改嘗冊を隠復し犯人を魔窟するかは勿論、家族は野乗 る女中和を維推せねば稔らねどいふ精神からお亙が契約をなして個食紛軍が恕ケても裁判所なぎへ訴 へ出るこどを止めで家麟内で何ざ 之に反しで家路員は各々自己の家名を蛮んじ梓利を骨謹し方⊥−にも婦女子にして不倫の術薦ありたる 鴫は妻たるざ娘たるどを問はす厳封に虚したのである。以上は家族内部に関するこどであるが覿禽に 射しては家族り虜したる行男についでほ金員が其嚢任を負つ陀のである。例へば一家族員が殺人罪を 犯して戯穀金Wer隻d′○コBl00dヨ○コ2yを支沸はねぼならぬ時は家族金員の貴任で文殊覇務を完了し たのである。、此焼殺金支排制度は宙代の慣習たりし復讐の制度に代って起つ・灯もので大健から見れば 宗教ギルド、商人ギルドなぎにも存し、叉各問のギルドにも存じてゐた′︵B−2コtaコ〇・−b声p・nii︶斯の 如くに家族金棒ほ英一人の濁したる行鶉に付いて責任紅色ふの結果ビして各員が正数の観念を有し背 徳行虜をなすこだが少くなつたのは普然のこぜである。而し又一方から考へれば筍くも血擁関係の存 する限り、其関係が如何配薄くなうても常に重任を負ふミいふこどはあまりに責任を負ふべき範囲が 騒きに失するのであるから、後世になるざ畢薯任者は近親者のみに限られ争様になつ咋のである。 以上の如くブ氏は英国の古きギルドど古代の家族鐘活ビを比較研究して蓬にギルドは家族から教生 せりビ断定したのである。家路生活に於ては其家族員の間に兄弟分的精神は最もよく表はれ各員は最 欧洲lこ於けろ中世ギかドの起源に試て ︵一九一︶ 一並

(16)

第∴、聴 解主兢 ● ハ一九二︶ 山六 も親密なるが故に相互に助け倉ふ土ビも殆んざ完全に出凍、従って各員の欲窄も充分に充足されるの であるが、∴間代の逸むにつ・れて豪族の人数も多くなり欲望の碑類も劇はち其貿も精選せられる様にな つ柁ので普の様に家族生活史では欲望を完登に充足するこ立が出凍なくなつたのみ縁らや家族員の中 に利益の街爽さへ塵サる様になら、薦めに家族員許堅くつないでゐる兄弟分的精蹄に弛みを蒸したの で人々は或は図象のカをかりて家族生活での不満不足を充托し或は曲目的か逢せんが潜めに人膚的に 特殊固体即ちギルドを組織し其カを借りて欲望を充足せんどするに空つたのは自然の道行きであか。 此鮎から考へても家族はぎルドの起源であるこどがわかり、豪族生活の中にギルド抄本寛がよく衷は れてゐるのである。ゲ戌もぎルドを﹁家族の模倣賓﹂。lヨita叶OrSOfthef餌ヨiマ;竺言って置き乍ら︵Wi叫da争㌢ 〇・S●滅−滅●GO●︼uN︶ギルドの源を此所に見出し得なかったのは寧ろ驚くの外はないだ冷評してゐる ブ氏は虜に諭歩を進めて政治上及宗教上の目的ビ家族生活まの関係を述べて日く政治上の利益は専 ら観家が輿へてゐセのであるから家族観機首して特に此方商の利益穫得に努めなくだもよかケたから 之\は別問題ビしても古代人が最も窟要であるビ信じ、或る意殊に於ては囲民会髄の壁串 考へられてゐた宗敬生活に関して家族内に何等の規定が定められて居らぬざいふこざは注意すべき琴 ▼柄である。ダ〝マン民族は早くから定住して居たから家庭せ家庭、ま掛関係も密接であり、′共同生活の 賓を馨げるにむ好都合でぁつたから隣Å相集って組合を作ト′、宗敦上の利益数等受麗得せん立つだめ

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たのであぁ。而しで暫時の家族︵家啓員の意に非やして家庭の意︶ほ應則ビし.ては各々泡立しで生活単

位の∴陶鰭ビして活動し、物嚢的利益曾温まする虜めにほ家・で家ビの尚には粕普致しい競寧も起って

ゐたけれざも、併しながち漸く人々が民家族を本位だして考ふ㌢に利益の外に重岡生活を本位どする

政令的利轟なるものがあ㌔而む後者が甚だ欠なる意義めるこミを悟る様になつた。将に人や神ビ成

合︼.せしむペきが理想であるが如何にすれば此理想を賓現するこどが出凍るかごいふ問題には普時の

人々は粕普に考へさせられたのであるが、綺局此大問題は個人のカはぁ■まりに弱いから個人軍猶で略

解き得るものではないこどを知ら、、菰に組合を作って共々に此間題を解き、共々忙紳を紫野するこご

になつたのである。之れ叫稽の宗教観合Re宣。uS呂。Ciati。コ。rRe︼官s蟄dで中牡紀に於ける組合 濫は之に属するものが甚だ多いのである。︵B−2コt当○もP●l挙訂脚及pp﹂崇X㌣已i︶ プレシタJガゲイγダの題源詑に反封したこどは既に述べた所であるがバルトウイグも亦ゲ氏のギ ルドは伊侶の集合体に其源七螢す†の詭には服し難きだなし、舌代文明固民の問には.既にギルγ類似 圃髄も存在してゐた史賓があり、特にローヤ人の間には埋葬組合BuriaごOC家esも作られてゐたま諭

£更に右の如き宗教に関するギルドは倍侶を中心ビして作られてゐたけれざも、如斯宗数的日向以外

にふ或は慈善的目的の食め℃又は強者に封抗するごいふ目的の焉初にも組合が組織されてゐただ諭烏

で居る。

欧洲に於ける坤杜ギ′ルド¢起源に放て ︵一九三︶ l七

(18)

︵一九囲︶ ︼八

恭一態 邦三梢

∴ブ氏物見る所に依ればキリスト教が北方諸国に倦捺しで凍陀時には既に此地方には異数徒の組合が

馨滝上てゐたのであつセが、韓ザ..ス致徒が遥入って凍た薦めに在凍の異教徒固有の風俗習慣等が打破

鱒ちれ予卑サス小数徒のギルぜご異教徒のギルドざは亙に戦ったのであつたが・やブスト敦徒が勢カお

縛るに従って、異教徒に反射に勢力を失ひ、蓬にキブスト致従容位のギルドが全盛を棲むる様になつ

たので為って、決しで此地方には古くからギルドが存在してゐなかっただいふのではない。既に前に

嘩ペた様に異数徒の間にてほ個人が各々の欲望を充足する焉めにはあまりにカ弱きを知って∵をの眉

的を逮せんが鰯めにはでぅしてもぎルドを作って互に助け合はねばならぬぜの趣旨に基づいて速い普

からギルドを作ってゐたのである。

プレソクノはぎルドが家族息り教生したどいふ新設を樹立した外に英図がギルドめ蟹座地であつて

同園に於ては盲︷よち其敬遠を見た。其蜜証は倫敦條命Th仰Judic訂Ci象at⋮sruコdO許e−Th欄StatuteS 色LOコdOコに現れてゐるごなしてゐる。看の條儲からみるご伶敦市内及其附近にあつた多くのギ〝ド

が・﹂つの大きいギルドに辞各してしまつて、後家よりも、よち以上に中和を維持し暴行特に窃盗、、勢

力強き家族の横暴を防ぎ、図法遵奉を翰行したのであるが特に窃盗に騙する取締が厳重であ.つたので 此種のギルドを﹁病盗に刻する保険組合﹂逼ssuraコCeCOヨPaコiesa鼠コS=he弓ビ呼ぶ著さへあうた位 であ.つた。此ギル.ドに属する粗食艮ほ、盗賊があらはれた時には之を追跡逮捕すを琴蓼があゃ予破稟

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著は組合の基金から損審の填補を受ける桔剥があつたのである。而しで免租合でも毎月合食して安倉

を開き其席上で共同の利害問題∵規則の制定、改腐等に騙して研究討論セガし†御馳走が獲れば之を

賓民に魔輿したのである。∵著し組合員中死せ﹁る者ある時は∵其塑窟の溜めに幽艶を祭抱に供へ畜美歌

を歌ひ﹂斬りをなし乎︼ごは常時の他のギルドビ同様であつて、之ピ同様の目的で作られたぎル

カンターブ,−に藩あつて仲々勢力を振ってゐた。

夷図に於ては此秤のギルドは漸次普及七園法止に放ても観められて居つセ計りでなく八1九世紀

頃には既に其傲械を儀成し都市磯展墓貝蔵する研が太であつたのであるが大儀誇周にゐらては図絵に

依ってギルドが禁止せられるものが多かった︺ジャールマン太帝Chaユeヨ遥コe・及其後彊者の・如きは法 令を懇布しでギルドを禁止し、之を偲んてギγドを作る屠場或は省刑に盛上又は切鼻刑NOSe皇要点流

刑等に廃し死のである。戯らぼ何故ギルドを魔迫七バ攻拳したか、一つはぎルドの堕落を婦施せんが

名めであり、他は専制栗童の威力を示さんが薦めであ旦∵即ち寒隆鴇於骨る伶侶のギル宣では賞曾に

飲酒する結果泥酔しで胤暴な行虜をするものが多ぐあ♭た竃が如き、叉寄附を張摩する魔のあつたが

如きギルド堕落の嘗例であみが戯し之等はぎル羞還の童要なる原票しはなくて寧ろ芸−ルマン凍

帝なざの魔迫者をして鷹泊のロ欝理由アニはさしめ尭ものでや異の理由鳩車央集樺の観家を作b上げて

風浪偏に専制政治の賓を奉げんが食めであつ尭。だから之に妨げななすギルドを塵過したのほ勿論自

軟調に於ける中世ギルドの起源に就て 二九五︶ 一、九

(20)

︵︼九六︶ こ0 革ナ準 ㌧第三∴兢 由良でも貴族で滝苛も彼の活動に妨げごなつたものは容赦なく鹿追したのであつた。然しながら一人 の専制著まが暴威を振はんが為に多数の民衆が犠牲ヒわサり何時進も沈款哲守らねばならぬ誓はない。 年の荘退学共に民衆のカを増し皇帝に反抗してギルドを組織し自らを守らんどする薯の揖て凍たのは 潜熱呈一日ふペきでぁる。将にシーザー∩完Sarの死後世の中が不安になうノルマン人の侵入によつて各 地が発言れるどいふ時代になつてほ人々は役務持ってゐた自由を失ふどいふこどよちも寧ろキルドを 組職して自らを守る箪同時に権利を蓬張するの必要に迫られたので偽る。この後に於ても観王ビギル ドの聞に乳轢紛率はあつたけれども、遽にギルドは図法上に認めらるるに至り鏡像産業上長も蜜要な 地位を占めた商人ギルド、エ党ギルドビして教法するに至ったのである。之れよりさき渦逸に於ては へンサー一健エeコry−はぎルドが都市の螢達に必要克るこどを知ってギルド奨翰策を講じた程であつ た。ノルタ一ヱー忙於ても英固に於ても何棟の策を採って異教逮を因るざ共に之を利用して一般忍衆を 轟せんだ努めねのである。 之七要するに家族はぎルドの本源である。少くドニもギルドの源型ぜして現れたものである。既に述 べセ様に舌代濫於ては家蔵は経済坐活の軍使であつて家族員の欲望はすペて家族内で発足せられたの であるから、他に組合を作って欲望を充足する必要はなかったのであるが家族の人数が檜し其欲望め 増加精選せちれる横丈篭ったのlに家族の活勒が之に件はなかった鶉めに、今や家族武では家族員の欲

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三、ダースのキリスト教起源説

グロス Cha−訂s G−OSSはギルド研究家ごして前述のゲイルダ、ブレンクノ、そ・、ス等軍並び絆せら るる聾者であつて、彼は鵬八八三年ゲッチンゲン大挙に畢位諭文セして﹁ギルダメルヵトリア﹂ Gi−da 透ern乳OrぎG富iコ笥コこ0000u を投出して有名ダニはつた。而して蹄国後も引横き史率研究ご共にギルド

の研究を捨てす、右論文に更に古文啓の蒐集検討を重ぬて研究を進め、蓬に鵬八九〇年二審よりなる

火箸遽を完成した。不朽の名著﹁商人ギドル﹂TheGi−d三ercha阜○乳♀.d芯苫即ち之である。第一巻

に於てはギルド及都市の研究をなし、琴一巻に於ではギルド及都市に関する特許状、絵命、債例、規

則なぎを各方面よち多数蒐集して収めてゐる。扱が第一巷序文に言ってゐる夙によれぼ﹁ギルダメル

的物質的固鱒ではなくて、精神的阿倍であるこぞである。︹﹁Breコtaコ0・−bid・PP・︼xくー訂x︶

存在してゐるのである。何ぼ菰に二示すペきは常時のギルド叔現代の組合、倉敷なざの如く畢に資本

は勿論であるが、それにも不拘ギルドの根本精神である所の相互保詭救済共同一致の精碑は一貫して

ルドを組織するに至つたのである。だから人々の欲望の舜化するにつれてギルドの目的も亦慶つねの

活衣では満足し得られなく汀7り、家族の互助的精神も弛み出した。茹に於て人為的地域的陶鰭たる、ギ 望を悉くは充足する革が出家なぐなつたので之が焉めに人々は社務の自然的︵血族的圏盛花る家族生 駄洲lこ於けろ中世ギルアの起源に就て ︵︼九七︶ こ一

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ご九入︶ 忘三 黎L斗壷∵㌧琴草野 郵ト㌢アLの方は連写しで印刷物か♭其材料を探りたので泉だつくざざる閉もあるが﹁商人密〆.・ド﹂の

方ほ手葛の古文書に異材料を凝り、ギールざ及都市別度履展の研究上に叫大発明を投じたむので其昔文

訝軋像敦の英樹博物館Britiれh昇seu草魚記錬保存所P亘icカec。r瓜0斧e卓見審問書館Libray。=訂 SOCie首・〇㌣賢tiqu鼠2S▼其他の回書館及ロンドンを始め地方郡市例へ.ばアンドープアー碧dO毒r、ブリ′ス キルBユstO下車チェスク1Chichester、よクセーター甘2t2r、ギルド7オードGui−d冒d、イブスタヰヅ 車首鼠ch、キングスサソKi最†﹁y召、レス才−﹁2ic2Ster、サずシブトンSO亡th餌∃PtOコ、tツ★ネス TO昔es等の記.線保存所から材料を免め.セの.であつた周知斯次第であるから英牧めらるる所は何れも賓

物に就て調べたもⅥであるが故に極めて慣償多きものビ信ずるのであつて本番も亦ギルド研究者の必

ず一哉すべきであるビ思ふ。特に第一巻末には更に深く究めんどする老の食めに象術昏が詳細に著者

アル♪べツ、ト嶋に列泰されて成るのも亦層々を会するこざが央であ、る。

蹄て今ギルドの.起源に翻す各級の澄卑官本書に観て見るに彼は免づプレンタグが英図に於凝るギル ず螢展の状態を研究せる第一入着たるこどを貿揚し培いてブ民の設の大要を照介し︵C・GrOSSこbid・ p∴P.㌫可−㌫u︶之を遠慮なく批評し以て自己の立場を明かにせんビ努めてゐる。今グ氏の意見の大要

葱摘出すればブレンタノはグロス及ふ、ルークイグ両氏の所説が彼の詭ビ相反するに不拘之を充分に戚

給しないの一は何故であるか。苛も自説を立て之に反射意見の存する限り免づ之を批判玲駁し打壊しな

(23)

OrOSS.コしi︵︼●7−S−コ〇te︺ 験洲に放ける醸世ギルドの起源lこ就て 村ればなもぬ牒然るにブ氏が放て此泰に出でざりしは暮し扱が爾氏の訣.を潤色しで▼以て自説ビなしヤ

の′ではめる患いか。ブ氏がヰリスヰ、数はギルドの鹿瀕に重大なや掬係を布してゐる空説い七ゐるのは

正常であ.るご考へるガれぎもぎルドが家族よ♭出てたゅだなす設には服するこごは出寒ないのである

芭て免づブ氏の結論に反射心、進んで其反射理洩を遡べてゐる。即ち古代の血凝周体Ki昔○阜3ea・ 聖h。が消滅するlだ共に漸次新制度が螢度して、血族固体の地位を奪ひ、人々に新しき欲望を輿へセの

である。マルク固体、荘園制度、ギルド制度∵僧侶同体、武士傭級なざが新しく生れ出で之等の且に

観家があつた。恩ふに血族周体の拘滅ごいふこセは看過べ尭る新制度の遡る原因では克′ヽて、其勉る

ペき機愈を輿へたに過ぎぬ。かく言へばどて決して家族亭ギルドぜの陶係を金銭認めぬ宰いふのでは√

なく、寧ろ爾者にンは密接な顔係のあるこどは信じてゐるめではあるが然し如斯陶係成単に此両者に限

寄りではなくて家族史マルク同体以下の諸岡体ビも同様克関係があるのでぁるからl、ブ氏の如くギル

ヂが家族よ湧出てたどなすなれば他の諸団体も亦家族から出た虻の結論に邁しなければ克らなてなる一

が之は変質軋反するのである。故にギルドが家族より出たぜなすは誤りである旦断定しブ氏の所詮k

セ大磯儲な下したのであ警吏にギルドざ家族宣は同﹂に非ざる旨を述べて日く﹁ギルド呈琴涙†妹

琴静止昇るや即ちギルヂは任意的↓人為的固体たるに反し家族は自然的﹂、血族的固体であるつ.︵︹∵ ︵、二九九︶︺ 二幸

(24)

儒−、琴 帯革娘∵ ご石○︶ 云四

次にブ氏が英樹をギルドの教生地ざ写すは全く根披なき詮で只想像に過ぎぬごなし、従って此鮎に

於ても亦服し難しご述、べてゐる。著しブレンクノの詮くが如くギルドが家族より垂れ而も其寮生均が

英国であるまするなれば、英闊に於ては少くぜも大陸諸因に磨けるよ♭も早′、家族固体が崩痕し拘滅

して居らねばならぬっ然るに聾賓は乏に反し英国に於ける血縁同体たる家族国体は大陸の′それに較ペ

て遅く迄存蹟してゐる。而して政事賓を認むるセればギルドは英観に於けるよりも却って大陸に於て

早く寮生したどの結論に到遺せねばならぬこどになつてブ氏の設は自ら打破られでしまふのであ

ブ氏がギ〝ドは英観に於てアγグロサクツン時代に非常に蓉達してゐるどいふの成金戯誤謬であるゼ

は言へぬけれぎも串嘗以上に甚だしく誇張して述べノられて′ゐるこどは稀である。英囲圃王イン訂及

ァル.フレクド望red時代に出された抜粋の中にグギルダソGe隻d当なる語があるが此語はギルドの組 合員G芦brethre。聖息味でぁつてかかる言稟があや以上英国が凍慢諸国よりも卑くから.ギルドが潜

在してゐた澄按であるピー般畢者は唱へてゐ篭のでぁるがグ氏は之に費せサしてグキルダンなる語が

眞の組合員を意娩するや否やは疑問であち従って知新言葉があるからだいつて共時代に既にギルドが

存在してゐたども考ふる㌧Jビほ畠凍ないぺ設いてゐる。彼はアンダもサクソシのギルドに属する記事

は九世紀以前には写いせ断言してゐるのであ名から英国を以てギルドの藤生地ぎこはさぬこどは明か一で

ある。後によれほギルド′に閲す単記錬は英鞠に於けるようふ却って大榛の方に早くから現れてゐた。

(25)

即ち大陸に於ては既に八世紀詳しく言へば七七九年にギルドに関する記事があるのに英国では前述せ る如く九世紀に這入ってから初めて其記事滋顔見し得るのである。︵∩・GrOSSこb芦ppt︼芦︼讃︶勿論 大陸に粟ける肯きギルセの数々は其規則を英樹の々れに範をどり或は其億英国柳ら輸入されてはゐる が之衣の革質を以でギルド其ものが英国に蓉生tセぜ断言するのは早単三︼ロはねばならぬ。又十一散 紀に入りて英樹ではぎルドが非常に普及し儀逮tたのほ革質であるがそれは英国々王の勢力が弱かつ たのミ丁繰入が英閻に侵入して凍七結果であつて之々罠で英国がギルド牒優農地であるご.いふ主張 の静接ごはならぬので滴る。︵GrOSS・謬id・P﹂讃︶

ブ氏はアンダ牒サクツンギルド碧昔・甘x℃コ蟄d軍都市及ギルドの規則ゼd忘竜芭都市の規則

tOWコ﹁aW だは同叫であつて後者は前者から螢展して裸セものであるビ履いてゐるが世瓢についても グ氏は反射しでゐ竃。グ民はブ氏の説が正しきや否やを確協る満め五色々研究したので透るが徽が清 見サる様な凝静を振るこ軍が出凍なかつセのでブ氏に対して枚挙の矢を強く放って日く﹁ブ氏が自説 を豊壌するに足滝衣の確賓なる層類なくして如斯重要なる周魔に儲して断言土成ビて昔々の受入れる こどの欄凍ぬの鳩勿論、加凝簡吉成癒すべきで凋な車ご倍するのでやゼ︵やGr。SSJbid・P﹂召︶ビ 彼は蓼者的態度を眞面目に表はしてゐる。 更に彼はゲイルダの談論骨幹して用て﹁ゲ氏の敦には娯謬眩多いけれざも而しながら扱がキッスト 観測に於ける嘩世ギルドの起源に洗て ︵こ〇一し こ五

(26)

︵こ○こ︶ 二六 弟 ∵巷欝三由㌣ 致が密ルドの起源に関係を有する︵W云a・G云召W2Seコ、S・Nu−u牟思︶ビ詭いてゐるのは正しい見解であ る﹂空費意を表はしてゐる。而しグ成のギルドが異数徒の郷飲晴の俗から馨したごなす詭にはハルー クイブグ及パブベンハイムPappeコheiヨ 軍同様に反罰してゐるが其理由富する所恨遷するに郷飲晴 の魔は中世紀のギルドの本質を故いてゐる▼。特に兄弟分的連濁の精神、協同約組絨、相互保護傲臍の 義務等の本質を放いてゐる計りでなく、其曾合ほ血族著聞の狭い範囲に限られるか又は贋く叫般の腐 食者に公開されるか其何れかで而五二晴朗のもので決して限定的の括和義務を有する永檀的切低層零 有するものではなかったミなしてゐる。此鮎はブ氏のグ氏に射する反射理由ビ略々同様である。.又∵ 部の寧者が詮ぺ様にでーマの二∴γギアC。弄昔ども兵つ互ゐる。ギルドが任意的に作られ尭のに反し

‡ギブ献言ヤ政府が静物者を強制tて作らしめた所謂蒜の強制組合で宗教、慈善ぜいふ様な撃

禰は其特徴では揉いのであ んでるので透るから、あらやる種類のギルドには宗教ギルドを包含してゐるご見てもよいのであるせ ギルドだ斉リスト数的要素だの関係密葬常に重要親し而も所々で此鮎凍高唱してゐる翫よう考ネれば グ氏がギル㌍の適傍に隣し明僚に述べてゐないに不拘ギル、ドはキリスト教よち生れたAのである芭信 じてゐたのでは怒︰いかだ思ふので私は彼の詮をキリス、一致起源説亡綴りに名附昭たのである。

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 点出二含ハ合嵩二紬肌テ ︵回報︶       ︑

︵漫 録㌧ 第十λ⁝櫓  麓伊九⁝號   二山ハご一

︵原著三三験︶ 第ニや一懸  第九號  三一六

関谷 直也 東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター准教授 小宮山 庄一 危機管理室⻑. 岩田 直子

モノーは一八六七年一 0 月から翌年の六月までの二学期を︑ ドイツで過ごした︒ ドイツに留学することは︑

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