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Academic year: 2021

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(1)

鎌倉の地域課題解決につながるシニア雇用促進事業

【実施主体】 生涯現役地域連携鎌倉協議会

【構 成 員】

鎌倉市観光協会、鎌倉市社会福祉協議会、鎌倉市シルバー人材センター、鎌倉商工会議所、湘南信用金庫

鎌倉支店、株式会社みずほ銀行鎌倉支店、株式会社横浜銀行鎌倉支店、学識経験者、鎌倉市

(オブザーバー:藤沢公共職業安定所、鎌倉市議会観光厚生常任委員会)

趣旨・目的

<長寿社会のまちづくり>

これからのまちづくりには、退職後、会社から地域に活

動拠点を移したアクティブシニア の活躍が必要であり、

彼らが地域でいきいきと活動することが重要。

<鎌倉市まち・ひと・しごと創生総合戦略>

今後はIT関連企業やベンチャーといったスタートアップ

事業への支援、新たな産業の創出に向けた人的ネット

ワークの活用、空き家・空き店舗情報と企業誘致の連

携などを通じて、創業支援、企業誘致、雇用の場の創

出を行うとともに、様々なライフステージやキャリアなど

に応じた就労環境の整備を図る。

<ポイント>

「鎌倉最大の地域資源は”人”である」とも言われるほど、高度な専門知識、

豊富な経験を持っている高年齢者の活用は、企業側、就労者側双方にメ

リットがあり、地域課題の解決にもつながる。

H28は、現状把握や情報収集に力をいれ、基盤整備により高年齢者雇用の

キックオフとする。

<地域課題>

・2020年東京オリンピックに向けた観光の質の向上

・IT関連企業等スタートアップ事業への支援

・新たな産業の創出に向けた人的ネットワークの活用

・空き家・空き店舗情報と企業誘致の連携など

【これまでの取り組み】

【本事業の提案】

1

(2)

重点分野と雇用動向・課題

鎌倉の地域課題から、次の5分野を設定

鎌倉市の地域課題であり、日本全体の課題にも通ずるこれらの分野において重点的に高年齢者の雇用を促進していくこととする。ただし、今後窓口相談などで地

域の現状を把握していく中では、同時に広く高年齢者の就業機会拡大に向けた取組を模索し、変化の激しい社会情勢の中で、鎌倉市内の高年齢者の人的資源を

いかに発掘・育成し、既存事業所とのマッチングや新たな起業へとつなげていくかを追求。

2

重点分野

設定理由

高年齢者の雇用動向

課題

対応方針

観  光

◆鎌倉の観光は「質」を高める段階

◆2020年東京オリンピックに向けて、多言語対応が

可能な人材ニーズの高まり、新たな観光サービスの

ための起業や人材確保が急務

【求人倍率4.3】

求人倍率は高く、今後の確実な求人需要増大も

鑑みると、雇用の受け皿として大きな可能性が

ある。

◆観光分野で必要なスキルは、多言語対応だけでなく他

国の文化への理解、歴史・文化都市である鎌倉に関する

知識、接遇など様々。

◆雇用を促進するためにはスキルアップセミナーの開催な

ど、システム化した人材育成が必要。

◆雇用を促進するためにはスキルアップセミナーの開

催など、システム化した人材育成が必要。

I  T

◆小規模で周辺環境への負荷が少ないIT関連事業

主のさらなる誘致や起業促進により、市内産業の活

性化を図る方向

◆起業支援では、高年齢者の会社設立、運営に係る

様々なスキルに期待

【求人倍率1.6】

IT分野における求人倍率はそれほど高くない

が、今後、起業支援などで高年齢者のスキルを

活用することで、求人数を高める方向。

◆起業希望者と起業に必要なスキルを持つ高年齢者の情

報のマッチングが必要

◆今後増加するITスキルをもつ高年齢者のスムーズな再

雇用が必要

◆定年前からの情報提供や人的ネットワーク形成など

で、スムーズな再雇用につなげる。

◆起業を考えている人と応援したい高年齢者との効果

的な「つながりの場づくり」を行う。

子育て

◆出生率向上には、女性の高学歴化や共働きを前提

としたきめ細かな支援が必要

◆保育士の負担軽減、学童保育では、高年齢者のス

キルを活かした体験メニューの展開に対するニーズあ

【求人倍率9.0】

子育て分野における求人倍率は非常に高く、こ

の分野での顕著な担い手不足が伺える。 雇用

の受け皿として大きな可能性がある。

◆高年齢者の子育て経験と現在の子育てを巡る常識や対

処方法にギャップ

◆若い保育士や指導員が業務上の指示を行い、高年齢者

が指示を受ける側にまわることから人間関係に懸念

◆研修の実施等によるスキルアップが必要である。

◆良好な人間関係築き保育を円滑に進めるために、両

者ともに研修が必要。

介護

生活支援

◆サービスのニーズは高まる一方であり、就労者の

人材不足や就労環境が悪化

◆生活支援を必要とする高年齢者や共働き世代など

が必要とするサービスを高年齢者が担うことで、現役

世代の就労環境の改善を含めた効果を期待

【求人倍率9.2】

介護・生活支援分野における求人倍率は非常に

高く、この分野での顕著な担い手不足が伺える。

雇用の受け皿として大きな可能性がある。

◆高年齢者自身の経験だけに依存せず、一定の専門知識

や最新の情報を習得する必要がある。

◆事業者側の仕事の切り出しが不十分

◆スキルアップセミナー等の開催で高年齢者の技能を

高める。

◆事業主側への働きかけ、短時間、臨時でも、臨機応

変に就労できる高年齢者雇用の利点の理解を促し、

高年齢者の仕事の切出しを進める。

中小企業

支援

◆鎌倉の事業所の多くは中小企業。情報化、国際

化、経営面、技術面などで多くの課題を抱えている

が、資金面から積極的な人材確保やアウトソーシング

が難しい

◆様々な専門知識や技能を有する高年齢者のマッチ

ングが有効

産業分類における様々な分類にまたがるもので

あり、統計からの集計が困難。

◆事業主は多くの課題を抱えているものの、資金面から積

極的な人材確保やアウトソーシングが難しい

◆様々な専門知識や技能を有する高年齢者はいるが、両

者のマッチングの効果的な仕組みが構築されていない

◆事業主へのきめ細やかな聞き取りや有効な業務の

棚卸ツールの提供

◆高年齢者のスキル及び企業側のニーズを「見える

化」する

(3)

事業内容

◆協議会事務局が主体となり、協議会会員、オブザーバー等と連携して事業実施。

◆ホームページ、チラシ、その他協議会構成員の広報ツールを用いた誘致

具体的取り組みイメージ

◎窓口の名称は「相談」や「シルバー」と

いった単語は用いず、「活躍」「応援」の

ような「積極的なイメージ」で!

◎出前・出張窓口の開設で周知機会を拡大

具体的取り組みイメージ

◎窓口では「就労」のみに間口を狭めず、

広く「セカンドライフのライフプラン」

を一緒に考える中から、就労への糸口を

発見(就職活動していない層の開拓)

具体的取り組みイメージ

◎事業者訪問では、55歳以上60歳未満の

「これから退職する」方々に向け、

退職前からの「セカンドライフに向けた取り

組み」を啓発、スムーズな再就職へ誘導。

具体的取り組みイメージ

◎フレキシブルに働ける高年齢者の利点を活

かし、現役世代の負担軽減も

◎実際に活躍するシニアや、シニアととも

に働く現役世代の声を積極発信

3

実施事業 内容 相談窓口設置事業 ◆シルバー人材センター内に相談窓口を設置 ◆高年齢者、事業者双方の相談業務実施。 ◆就労に限定せず広くセカンドライフのライフプランの相談に応じることで間口を広げ、より多くの相談者獲得から就労者の増加を図 る。 ◆日時限定により、鎌倉市役所本庁舎、鎌倉市役所大船支所などにも設置する(出前・出張相談窓口)ことで、より多くの人に相談窓 口を知ってもらい、来談者の増加につなげる。 ◆窓口では、雇用を希望する高年齢者の人材バンクの整備を行う。◆事業所側の情報集約も行う。 ◆相談業務の中で、相談者への情報提供により雇用のマッチング支援を行う。 ◆協議会の取組概略や問い合わせ先等を記載したチラシを作成、周知に活用する。 HP等による情報提供事業 ◆新たにホームページを立ち上げ、協議会が実施する高年齢者の就業支援に関する情報提供を行う。 ◆協議会設立の趣旨、目的、活動状況の紹介や、相談窓口についての情報、イベント情報を掲載する。 ◆事業の進捗に合わせ、求人情報の掲載や、スキルアップ等就業に役立つ情報の掲載等、随時内容の拡充を行う。 ◆活躍するシニアの声やシニアと共に働く現役世代の声を掲載。 【平成28年度実施】 高年齢者アンケート調査事業 ◆高年齢者(55歳から74歳を想定)を対象に、無作為抽出によるアンケート調査(2000件)を実施。 ◆高年齢者の就労に関する意向、持っているスキル、伸ばしたいスキルなど現状を広く把握し今後の事業展開の参考にする。 ◆セミナー等の開催に興味がある者のリストを作成し今後の案内に活用。 ◆相談窓口設置についてのチラシを同封し、啓発を図る。 【平成28年度実施】 事業所アンケート調査事業 ◆鎌倉商工会議所に登録のある市内事業所(約2,000箇所)を対象として、アンケート調査を実施。 ◆高年齢者の雇用に関する意向を広く尋ねるほか、高年齢者の雇用に興味のある事業所のリストを作成。 ◆相談窓口設置についてのチラシを同封し、啓発を図る。 ◆聞き取り調査や訪問による仕事の棚卸等に興味がある事業所を把握し、次年度以降の業務につなげる。 事業所訪問事業 ◆市内の事業所を訪問し、高年齢者の雇用に関する意向調査、意識啓発、高年齢者に適した仕事の切り出しについてのヒアリング 等を実施。 ◆チラシの配布等により、社員に対する高年齢者就労の意識啓発も実施。 高年齢者の就労啓発セミナー開催事業 ◆高年齢者の就労啓発セミナーを開催する。 ◆有識者によるセカンドライフや高年齢者の就労に関する基調講演を実施するほか、高年齢者・事業所アンケート結果報告、高年齢 者雇用の高年齢者自身にとってのメリット、社会的意義や役割の啓発、協議会が実施する事業についての周知等を行う。 ◆個別相談コーナーを設け、就業を希望する人材や高年齢者の雇用に関心がある事業所の発掘、両者のマッチングを行う。 企業との合同就職説明会事業【H29~】 ◆高年齢者の雇用に積極的な企業と本協議会との合同で、高年齢者向けの就職説明会を開催する。 スキルアップセミナー事業【H29~】 ◆就労を希望する高年齢者に適したスキルアップ内容を見極めてテーマを設定した上で、高年齢者向けのスキルアップセミナーを開催する。 起業支援事業【H30~】 ◆高年齢者の起業支援、または現役世代の起業に必要なスキルを持つ高年齢者をマッチングする支援事業を実施。 ◆通常の窓口相談や面談による情報提供及びマッチングを基本とするが、「カマコン」といった鎌倉ならではの取り組みを参考に、起 業を考えている人と起業を応援したい人の効果的な「つながりの場づくり」から、起業や就労の支援につながる仕組みを構築できるよ う検討。

(4)

事業の効果

特徴・新規性など

【地域に与える影響】

◆「セカンドライフ」という

考え方の周知

◆高年齢者の労働力とし

ての質の向上

◆事業主の意識改革

◆高年齢者雇用数の増

◆具体的成功例の周知に

よる、高齢者雇用増加の

好循環を生み出す

【見込まれる重点分野等への雇用増大効果】

◆H28のキックオフ以降、段階的に事業構築

⇒ H32の東京オリンピックに向け増加する

観光客対策等に一定の成果

◆IT分野、中小企業支援分野では、高年齢者

のスキルを活かしIT企業集積や企業の活性

化を図ることで、高年齢者のみならず、若年層

雇用の底上げも期待

◆高年齢者雇用が若年層就労環境の改善に

つながり、全体としての雇用増大に

【鎌倉の地域資源活用で観光分野での全国に先駆けた課題解決】

◆人口17万人に対し、観光客年間2,000万人超による混雑、マナー問題等

◆目前に迫る東京オリンピック開催と観光客増加、インバウンド対応

◆高年齢者のスキルを生かした迅速で質の高い人材育成

◆多くの市民が観光関連事業に携わることで、観光産業が本市にとって非常

にメリットのあるものとの喚起。ホスピタリティ向上、観光客の満足度アップに

よる観光の「質」の向上にも。

【IT分野での鎌倉らしさを活かした創発的雇用環境創出】

◆特に起業支援における高年齢者の技能活用により、市内にIT企業の集積

を図ることで、高年齢者のみならず、若年層雇用の底上げが期待。

◆「カマコン」のような鎌倉ならではの取り組みを参考に、起業を考えている人

と起業を応援したい人の定期的な「つながりの場づくり」から、起業や就労の

支援につながる仕組みを構築できるよう検討。そうした場での、創発的な相互

作用、共創による雇用環境の創出や、それ以上の新しい価値の創造も期待。

具体的取り組みイメージ

◎海外勤務経験者等、多言語対応のできるシニアが、鎌

倉の歴史文化等の観光知識を磨き、観光ガイドとして

活躍(鎌倉検定等既存枠組との連携など)

◎着物の着付けや茶道など、日本文化に精通したシニア

が、語学習得により体験型観光メニューの実施で活躍

具体的取り組みイメージ

◎「つながりの場づくり」は定例化し、コーディネーターを入れることで円滑

に運用。回数を重ねる中での成功事例を積極発信。

◎求職中でない高年齢者も「面白いこと」「楽しいこと」に自分も参加した

い!という気持ちになるようなしかけづくり。

せっかくの語学、

眠らせておかないで、

もっと活躍してください!!

プロ並みの腕前を

趣味に留めるのは

もったいない!

4

指標 H29 H30 H31 指標 H29 H30 H31 相談窓口 来談者(件/月) 60 60 60就業(%) 6 6 6 ホームページ アクセス数(件/月) 1,250 1,500 1,500アンケート満足度(%) 90 90 90 事業所訪問 訪問数(回/月) 15 15 15求人案件開拓件数(%) 10 10 10 定員(人/1回) 50 50 50 回数(回) 2 2 2 個別相談(人/1回) 15 15 15 回数(回) 1 4 4 参加者数(人/回) 10 20 20 回数(回) 2 3 3 参加者数(人/回) 50 50 50 マッチング支援数(組/回) 25 25 25 回数(回) 2 2 2 コース(コース/回) 4 4 4 参加者数(人/回) 20 25 25

【目標】

就労啓発セミナー 起業支援 スキルアップセミナー 合同就職説明会 90 2.5 20 10 90 2.5 20 10 ◆アウトカム◆ ◆アウトプット◆ アンケート満足度(%) 起業支援件数(%) 就業件数 (%/マッチング支援数) 就業件数(%) 90 - 10 20

(5)

スケジュールと必要経費の概略

管理費・・・・・・ ・・・ ・・・・10,277千円

人件費・・・・・ ・・・ ・・・ ・9,585千円

その他・・・・・・・・ ・ ・・・ 692千円

事業費・・・・・・・・ ・・・ ・・8,237千円

支援メニュー・・・・・・・・ ・2,659千円

実践支援員の配置・・・・5,578千円

小計・・・・・・・・ ・・・ ・・ 18,514千円

税込み・・・・ ・・・・・ ・ ・19,995千円

管理費・・・・・・ ・・・ ・・・10,277千円

人件費・・・・・ ・・・ ・・・ ・9,585千円

その他・・・・・・・・ ・ ・・・ 692千円

事業費・・・・・・・・ ・・・ ・・8,231千円

支援メニュー・・・・・・・・ ・2,535千円

実践支援員の配置・・・・5,696千円

小計・・・・・・・・ ・・・ ・・ 18,508千円

税込み・・・・ ・・・・・ ・ ・19,988千円

5

29

30

31

管理費・・・・・・ ・・・ ・・・10,277千円

人件費・・・・・ ・・・ ・・・ ・9,585千円

その他・・・・・・・・ ・ ・・・ 692千円

事業費・・・・・・・・ ・・・ ・・8,231千円

支援メニュー・・・・・・・・ ・2,535千円

実践支援員の配置・・・・5,696千円

小計・・・・・・・・ ・・・ ・・ 18,508千円

税込み・・・・ ・・・・・ ・ ・19,988千円

年度

H28 ◎高齢者・事業者アンケート実施

相談窓口開設(人材バンク、事業者情報集約)

ホームページ開設

事業所訪問(啓発・高齢者向け業務切り出し等)

就労啓発セミナー開催

H29

合同就職説明会開催

スキルアップセミナー開催

*起業支援事業の構築

H30

起業支援事業開始

H31

実施内容

常時実施

継続開催

参照

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