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日本放送協会 理事会議事録
(平成26年 6月 3日開催分) 平成26年 6月20日(金)公表 <会 議 の 名 称> 理 事 会 <会 議 日 時> 平成26年 6月 3日(火) 午前9時00分~9時25分 <出 席 者> 籾井会長、堂元副会長、吉国専務理事、石田専務理事、板野専務理事、 木田理事、福井理事、下川理事、森永理事、井上理事、浜田技師長 上田監査委員 <場 所> 放送センター 役員会議室 <議 事> 籾井会長が開会を宣言し、議事に入った。 付議事項 1 審議事項 (1)第1215回経営委員会付議事項について (2)規程の制定および就業規則の一部改正について 2 報告事項 (1)考査報告 (2)技研公開2014実施結果について (3)放送番組審議会議事録(資料)
2 議事経過 1 審議事項 (1)第1215回経営委員会付議事項について (経営企画局) 6月10日に開催される第1215回経営委員会に付議する事項につ いて、審議をお願いします。 付議事項は、報告事項として「平成25年度業務報告書の構成および 今後のスケジュールについて」、「ハラスメント防止規程の制定につい て」、および「平成25年度関連団体の事業運営状況等について」です。 (会 長) 原案どおり決定します。 (2)規程の制定および就業規則の一部改正について (人事局) 「ハラスメント防止規程」を新たに制定するとともに、「職員就業規 則」等を一部改正したいので、審議をお願いします。 まず、「ハラスメント防止規程」の制定について説明します。 NHKと関連団体を合わせたグループ全体で、セクシュアルハラスメ ントやパワーハラスメント等の防止を図り、業務の円滑な運営と働きや すい職場環境を確保することを目的として制定します。組織改正に伴い、 パワーハラスメントに関連する業務を、総務局総合リスク管理室から人 事局に移行するのを機に、グループ全体の「ハラスメント」事案への対 応窓口を人事局に位置づけるとともに、通報窓口の整理等を行い、リス クマネジメント体制を整備します。 続いて、「職員就業規則」等の一部改正について説明します。 第1点は、「ハラスメント防止規程」の制定に伴うもので、「スタッフ 就業規則」も含めて、関連部分の表記を見直します。 第2点は、「積立休暇」の新設についてです。翌年度に繰り越せなかっ た勤労休暇を積み立て、家族の看護・介護、不妊治療のための通院等の 事由について付与する「積立休暇」を新設し、併せて関連部分の表記を 見直します。
3 その他、職員の懲戒処分について、出勤停止処分を行う場合の限度と する期間を7日以内から14日以内に改正します。また、発明者に対す る補償金の支給について、懲戒免職に該当する行為があって解職された ときには原則として支給しない旨を追記します。 そして、育児や介護を行う職員・スタッフに対する勤務配慮について、 より働きやすい環境を整えるため、内規での運用に替えて、「職員就業規 則」、「スタッフ就業規則」にそれぞれ明記することとします。 「ハラスメント防止規程」の施行と「職員就業規則」等の改正の期日 は、ともに平成26年6月13日とします。ただし、「積立休暇の新設」 の施行の期日は、平成27年4月1日とします。 本件が決定されれば、「ハラスメント防止規程」の制定については、6 月10日開催の経営委員会に報告します。また、「職員就業規則」等の一 部改正については、法令に基づき労働基準監督署に届け出ます。 (会 長) 職員就業規則の改正案に、小学校3年生までの子を養 育するときには、始業時間を1時間まで繰り上げ、また は繰り下げることができるとありますが、なぜ小学校3 年生までなのですか。 (人事局) 厚生労働省の方針や社会値などを考慮のうえ、決めて います。 (会 長) こうした取り組みの意義を考えると、必ずしも社会値 に合わせなければならないというものではないと思いま す。今の取り決めは、いろいろと経緯もあってのことだ と思いますが、取り組みの意義を踏まえて、利用を認め る年齢について検討することも大事だと思います。 議案については、原案どおり決定します。 2 報告事項 (1)考査報告 (考査室) 平成26年4月14日から5月20日までの間に放送した、ニュース と番組について考査した内容を報告します。 この期間に、国内放送番組では、ニュース20項目、番組65本の考
4 査を実施しました。 ニュースの主な項目としては、安倍首相が、有識者懇談会からの報告 書の提出を受けて、憲法解釈の変更によって限定的に集団的自衛権の行 使を容認することを視野に検討を進める考えを表明したことや、アメリ カのオバマ大統領が、日米首脳会談後の記者会見で、尖閣諸島が日米安 全保障条約の適用対象に含まれると明言したこと、10代の女子スポー ツ選手に、厳しい体重制限などが要因となる無月経による疲労骨折が広 がっているとわかったことなどがありました。 番組では、集団的自衛権について有識者が生放送で討論した、NHK スペシャル「集団的自衛権を問う」(5月16日放送)、全国の警察や家 族などへの取材を通して、これまで詳しく分からなかった認知症行方不 明者の実態を浮き彫りにした、NHKスペシャル“認知症800万人” 時代「行方不明者1万人~知られざる徘徊(はいかい)の実態」(5月1 1日放送)、胎児の染色体の異常の可能性を調べる「新型出生前検査」の 導入から1年がたつものの、いまだ情報や支援体制が十分でない中で、 妊婦が命を巡る決断を一身に背負わされている現状を伝えた、クローズ アップ現代「新型出生前検査 導入から1年~命をめぐる決断 どう支 えるか」(4月28日放送)などの番組を中心に考査しました。 また、国際放送では、外国人向けテレビ国際放送「NHKワールドT V」の番組4本の考査を実施しました。考査したのは、憲法解釈を変更 し日本の集団的自衛権行使を容認するよう求めた有識者懇談会の報告書 と、これを受けた安倍首相の会見や、翌日に開票を控えたインド総選挙 などを伝えた「NEWSLINE」(日本時間5月15日放送分)や、O DAから草の根の援助活動まで、日本がどのような独自性を持って国際 支援を行っているのかを現場取材を通して発信する新番組「Side by Side」(日本時間5月17日放送)などです。 考査の結果、これらの一連のニュース・番組は、放送法、国内番組基 準、国際番組基準等に照らし、「妥当」であったと判断します。 (2)技研公開2014実施結果について (放送技術研究所) 2014(平成26)年度の放送技術研究所(技研)公開の実施結果 について、報告します。
5 今年の技研公開は、5月27日から6月1日までの6日間で、そのう ち一般公開は、5月29日から6月1日までの4日間、開催しました。 会場は、ほぼ例年並みの2万0,115人の来場者でにぎわいました。 今年は、「ココロ動かすテクノロジー」をテーマに、8Kスーパーハ イビジョンや、ハイブリッドキャスト、特殊なめがねなしで見られる立 体テレビ、障害のある方をはじめ、すべての方々に番組を楽しんでいた だくための「人にやさしい放送技術」、高度な番組制作技術など、最新 の研究成果31項目、体験型展示2項目などを展示しました。 エントランスから、多彩な8Kカメラをはじめ、衛星、地上、ケーブ ルテレビでの伝送技術や、8Kの高精細な大画面を生かしたハイブリッ ドキャストのサービス例などを展示し、2020(平成32)年の本放 送に向けて8Kの研究開発が加速していることをアピールしました。 5月29日に開催した、永井良三氏(自治医科大学 学長)による講 演「8Kスーパーハイビジョン医療応用への期待」、樋口知之氏(情報・ システム研究機構 理事、統計数理研究所 所長)による講演「木を見て 森も見るビッグデータ解析技術」は、講堂はもとより、ホワイエ、サテ ライト会場まで満杯となる盛況となりました。 スーパーハイビジョンシアターでは、8Kシアターカメラの紹介とと もに、シアターカメラで撮影したオペラ「リゴレット」のダイジェスト を上映し、8Kの迫力ある映像・音響を体感いただきました。 来場者へのアンケート結果では、8割を超える方から「内容がわかり やすかった」などの好意的な評価をいただきました。 (3)放送番組審議会議事録(資料) 編成局と国際放送局から、中央放送番組審議会、国際放送番組審議会、 全国の地方放送番組審議会(関東甲信越、近畿、中部、中国、九州沖縄、 東北、北海道、四国)の平成26年4月開催分の議事録についての報告 (注)。 注:放送番組審議会の内容は、NHKホームページの「経営情報」のな かに掲載しています。
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以上で付議事項を終了した。
上記のとおり確認した。
平成26年 6月18日