Title
沖縄における障害児をかかえている家族の生活実態調査
(その2)
Author(s)
谷口, 正厚
Citation
沖大経済論叢 = OKIDAI KEIZAI RONSO, 12(2): 39-68
Issue Date
1988-03-31
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/6766
沖縄における障害者をかかえている
家族の生活実態調査(その2)
谷口正厚 じ節節節節節節わ 123456 は第第第第第第お めに 家族構成 家族の社会階層と暮らし向き 介助について 家族の悩みと要求 障害者、家族への偏見と家族の生き方について 親亡き後、障害者の結婚について りに はじめに私は、『沖縄大学経済論叢』第11巻第1.2号合併号で、「沖縄における障
害者をかかえている家族の生活実態調査」(以下、これを本調査という)につ
いて、調査の方法とその特色、および調査結果の一部として障害者本人の生活
実態に関する項目についての報告を行った(以下これを前稿という)。ここでは、前稿に続き、調査結果の中心である家族構成、暮らし向き、介助、障害者
と家族の悩みと要求を中心に報告する(注1) <前稿の補足>本題にはいる前に、前稿では簡単にしかふれなかった障害者本人の年齢別分
類について、沖縄県の療育手帳統計、青森県、東京者葛飾区の実態調査結果と
比較しながら、苫干の補足をしておきたい。 -39-表1障害者の年齢構成の比較(実数) 6(人)(人)
20791合⑤l58485
BI567485 1000999 Z凸、=1コロ 100.0999 )uOl100.(I (表注)ここでは、他の資料との比較のため、本調査の結果は年齢不Iリ]のも のを除外した資料を使っていろ。沖縄県の療育]三帳統計は沖縄県の各 福祉事務所より提供して貰った1986年3月31日現イ[の統計のうち、年 齢区分の可能な市町村(北部の1町9村すべて、fi護市、石lllI1j、沖 縄市、宜野湾市、浦添Tl丁、那鞘市、糸満市、石麺市)の統汁である。 これらは、沖縄県の全療育手帳所持者3647人(沖縄県障再綿ネ||:裸調べ) の57.0%に当る。青森県、東京都葛飾区の実態調査については、そ れぞれ、本稿の最後にあげ参考文献5,6をみられたい。青森県につ いては、療育手帳を持っていないものも含んだすべてのちえおくれの 障害者を対象にしたi凋査であり、東京都葛飾区の実態調査は愛の手帳 -40- 実数(人) 年齢 脂 沖縄県 本調査 療育手帳 青森県 年齢 (人) 沖縄 県 (人) 都区 京飾 東葛 年齢 (人) 沖縄 県 (人) 満 未 歳 1759 1123 66 28 11 26~ 40歳以上 376694 89143 11 129 246 405 540 646 113 6歳未満 6~17 18~20 21~50 51以上 198 1201 343 2763 653 83 213 71 117 1 6歳未満 6~17 18~29 30~59 60 47 154 169 189 8 83 213 165 24 0 計 485 2079 合計 5158 485 合計 567 485 構成比(%) 年齢 沖縄県 本調査 療育手帳 青森県 年齢 (%) 沖縄 県 (%) 都区 京飾 東葛 年齢 (%) 沖縄 県 (%) 6歳未満 6~11 12~17 18~25 26~39 40歳以上 109108 ●●■●●● 703080 1223 285014 ●●巳●●● 619615 1123 6歳未満 6~17 18~20 21~50 51以上 83667 ●● ●● 33632 2 51 19612 ●● ●●● 73440 1412 6歳未満 6~17 18~29 30~59 60 32834 ●● ●●● 87931 223 19090 ●● ■●● 73440 143 計 100.0 100.0 合計 100.0 99.9 合計 100.0 99.9(沖縄県の療育手帳に相当する) 統計である。 を所持している障害者を対象にした 図1障害者の年齢構成比較(構成比) 畳百二FlllE 40以壼上 26~39 18~25 12~17 6~11 6歳未満 年齢 引如 403020100 0102030 51以上 21~50 18~20 6~17 6歳未満 年齢 6050403020100 0102030405060 ’ 60歳以上 30~50 18~29 6~17 6歳未満 年齢 トー--- 504403020100 % 01020304050% 表1,図1をみろと、低年齢の障害児の比重が大きく、成人期の障害者の比 重が小さいという本調査の特徴が明瞭によみとれろ。 -41
特に就学前障害児の比率は、本調査では17.1%であるのに対し、沖縄県
の療育手帳所持者でみると62%、青森県で3.8%、東京都葛飾区で83%
である。また、40歳以上のちえおくれの障害者の数は本調査ではわずかに0.8%(4人)であった。沖縄県の療育手帳所持者の場合は5.4%である。青森県
の調査をみろと21歳以上50歳までで536%(同じ年齢区分で本調査では
241%)、51才以上でu7%(同、0.2%)である(図1)。ただし、この 調査は、手帳所持者のみではなくすべてのちえおくれの障害者を含んでいるので、父母会に入っている障害者を主な対象者とする本調査や沖縄県の療育手帳
所持者統計と比べろと比較的軽い障害者がより多く含まれており、その結果と して比i絞的高年齢の障害者が多く出現すると考えられるかもしれない(とはい え、このことを考慮してもこの数値はなお有意のものと思われるのだが)。こ れに対して、東京都葛飾区の調査は愛の手帳所持者全員を対象としたものであり、30歳以上60歳未満で333%(同、49%)で、ここでもやはり沖縄県とは
大きな格差がある(図1)。 前稿でも述べたように、本調査は市町村のちえおくれの障害者の父母会を主 な対象として行ったものである。そして、これらの父母会が、障害児保育や養 護学校の設立、その発展とかかわって組織され発展してきたこと、そしてその 歴史も比較的新しいということがこのような結果として現れたものと考えられ ろ。 したがって、以上の結果は、まず第1に、本調査の対象である、障審児・者 の父母会にとっては、今大きな問題となっている成人期障害者の発達保障の問 題は、まさにこれから一層大きな問題になるであろうということを′j《唆してい ろ。第2に、本調査の対象の外に、年齢が高くなればなるほど、|潭害児。者の父
母会にも入らず、孤立して生きている家族がより多く存イ|;していろという状況 があるであろうことを不唆していろ。 さらに、第3に、ここで参照した沖縄県の療育手帳統i汁そのものについていうと、青森県、東京都葛飾区と比べて、比較的高年齢のちえおくれの障害者が少
ない。このことは、療育手1帳にかかわるl1I1縄県の障害者行政が比較的高年齢の
障害者のニーズに答えてないのか、あるいは沖縄県においては、ちえおくれの
-42-障害者の平均寿命が現実に低いのかという疑問をひきおこす。前稿でも述べた ように、比較的高年齢の障害者の実態の把握が必要となる(注2).。 第1節家族構成 (1)核家族で、子どもの数が多い まず、家族規模別にみた家族構成(表2)からみていこう。 表2家族構成別にみた家族規模 家族規模についてみると、5人家族がもっとも多く127人で249%を占め ろ。家族規模の、|え均IlllIは51人である。沖縄県の一般の家族の平均規模は沖縄 大学基礎調査(沖縄大学共同研究における実態調査のことを本稿では以下この ように呼ぶ)によれば40人である(表3゜ただし、単独世帯を除いて平均す -43- 実数 2人 3人 4人 5人 6人 以上7人 無回答 計 核家族 3世代家族 その他 不明 無回答 7-100 3 7 4100 108 17 3 3 0 83 01 1 510 28 62 430 69 32 320 5 1 125 2 2 32942 78112 3 計 8 42 121 127 97 70 45 510 構成比 2人 3人 4人 5人 6人 以上7人 無回答 平均 族族他明答 家 家代の回 世 核3そ不無 90300 ● 15 946 99300 05840 ●●●● 9851 212 01110 J● ● B ● 6411 1322 09310 ■●●■ 9567 212 74830 ●●●● 9554 311 02570 ●●●●■ 41050 130 1 11773 ●●●●● 36324 71 計(平均) 1.6 8.2 23.7 24.9 19.0 13.7 88
ろと、家族の平均規模は44人である)。全国平均の家族規模は、1985年
国勢調査によると3.23人である。
表3沖縄県の家族の家族構成、家族規模(実数)
(沖縄大学基礎調査)他県の障害者をかかえている家族の統計と比較してみろと、平均人員は青森
県34人、寝111市3.7人、東京都葛飾区3.8人である。(表4)および(図2)。
表4障審者をかかえている家族の規模の本土との比較
表注群馬県については参考文献7を参照。
-44- 実数 1人 2人 3人 4人 5人 6人 以上7人 計 平均CD 単独世帯 核家族 直系家族 その他 131 171 1 4 164 19 3 189 36 7 184 36 1 81 51 3 36 67 8 131 825 210 26 O262 L9Z2 161 計 131 176 186 232 221 135 111 1192 100.0 構成比 1人 2人3人 4人 5人 6人 以上7人 計 単独世帯 核家族 直系家族 その他 100.0 -- 20.719.9 0.59.4 15411.5 -919 ●●● 276 212 ’318 27 21 3 ’825 ●●● 941 .21 ’498 ●●● 4 10 33 100.0 100.0 100.0 100.0 計 100.0 14815.6 19.5 18.5 113 9.3 100.0 1人 2人 3人 4人 5人 6人 無回答 合計 I1z均 本調査 青森県 群馬県 葛飾区 ’710 ●の● 724 6431 ●●●● 1061 11 2748 ●●●● 8754 112 7517 ●●●巳 3142 2223 9038 ●●●■ 4611 2121 7778 ■●●● 2691 3221 813 8-18 9000 ●●●● 9000 9000 111 14-8 ●●● 533図2障害者をかかえている家族の規模の本土との比較(構成比) 40 000 321 比率(%) F‐」 0 1234567 家族の規模(人)
いずれの資料からも、本調査の結果では家族の規模が大きいことが読み取れ
ろ。次に、家族構成についてみてみろと、本調査では、核家族が373家族、73.1
%を占めていろ。一方、3世代家族(本人と親と祖父母)は82家族、16.1%
である。沖縄大学基礎調査でも核家族692%、核家族を除く直系家族は17.6
%(うち、3世代家族は189家族159%)とほぼ同じ水準である(表3および
注3)。本調査での核家族の平均家族規模をみろと、49人であり、3世代家
族の場合は62人である。沖縄の障害者をかかえている家族においては、一般の家族と比べて特に3世
代家族が多いという特徴はみられない。子どもの数が多いために家族の平均規
模が大きく、家族構成については大きな違いはないということが特徴である
(注4)。この特徴は、後でみろ、介助の負担が家族に重くのしかかっている こととかかわると考えられろ。また、一般の家族よりも障害者をかかえた家族の万が子どもの数が多いということは、子育ての苦労や「また障害を持った子
が庫まれるのではないだろうか?」という不安を乗り越えて、あるいは「障害
を持った子がいるからこそ多くの兄弟がこの子を支えていくことを望む」と弩
えて生きている沖縄の父母、特に母親のバイタリティを象徴しているように恩 -45-われろ。(注5)、 家族の規模は、世帯主の階層構成によっても異なっている。 表5階級、階層別にみた家族規模
表注民間企業1とは雇用者が500人以上の規模の企業、2とは30以上500
人未満の企業、3とは5人以上30人木満の企業である。
-46- 実数 2人3人4人5人6人 以上7人 無回答計 者業庁用123パ者明明答業業業臨廓勵
営営公雇企企企職業槻槻回
経自官軍胴鯛鯛悴無辮辨無
6 1 33201212201 395124441156 396007649259 1 2 712449119 04 21 33 5 1 77029 2762620 121 11 9 45 21 37 05 11 935 763 8 2 0 1 1 1 41 11 5 1 7 242014974162 000100033010 計 842121127977045510 構成比 2人3人4人5人6人 以上 無回答計7人 者業庁用123パ者明明答業業業臨勵脚
営営公顧企企企胤業槻槻回
間間間妹鶏鵬
経自官軍民民民4無事労無 000000000000 ●●●■巳白●●●‐■■● 000000000000 000000000000 111111111111 106003255086 ●●⑪●●●●●●● 9335424010 1 4 025005753345 ●●CQ●●●●CQCO 312008805864 2111 2 11 220009290749 CO●●●■●己●●● 80505155665 12231311111 436005758759 心●●●■5COい●●●● 678005105155 322232221421 328003696031 ●●●●●CD●■●●● 746051251570 222332313221 106005691399 ●■e ●●■●●●●● 64358951802 1121 000000088080 ●●c● 0 1 6 5 1 1 平 均 168.223.724919.013.78.8100.0「無業者」層、「臨時。パート・企業規模4人未満」層、「企業規模5人~
29人」層の低所得階層では小規模家族の比率が大きい。家族員が3人以下の家
族をとってみろと、全体平均では98%であるが、「無業者」層の場合は31.6
%、「臨時、パート、企業規模4人以下」層では227%、「企業規模5人~22
人」層では196%である。低所得層になるほど家族規模も小さいという傾向
がみられる。 (2)片親家族あるいは両親ともいない家族が112%本調査で、両親ともに存在する家族は417家族825%である。両親あるい
は両親ともなしの家族が66家族112%あり、そのうち、母子家庭は、47家族、
9.0%、父子家庭は11家族、22%であり、その他。不明。無回答が45%
である。母子家庭の比率は、母子家庭の多いといわれている沖縄県の全家庭に
対する母子家庭の出現率44%(1981年11月1日現在、全国平均は、78年8月
1日現在で18%)を大きく上回っていろ(注6)。18才未満の障害児のいる
全家庭を対象とした那覇市の調査でも、母子家庭の出現率が83%と高くなっ
ている(注7)。後でみるが、このうち母子家庭においては、暮らし向きが苦
しいと訴えている家族が多い。第2節家族の社会階層と暮らし向き
(1)'七計中心者からみた家族の階級、階層構成
表6で生計中心音の階級、階層構成を示す。国勢調査による沖縄県のデータと比べると、本調査の場合、自営業者の比率
はほぼ同じで、資本家階級が多く、労働者階級ないしは無業者層が少ない。し
かし、それでも過半数を越える約60%の家族が労働者階級に所属していろ。沖
縄大学蕊礎調査では資本家階級と、営業の区別がでてないのでわからないが、
事業者層全体の比率は本調杳とほぼ同じであり、労働者階級の比率は本調査の
万が高い。その分、沖縄大学蕊礎調杏では無業者の比率が大きくなっていろ。
国勢調査でも無業者の比率は本I調査と比べるとかなり大きい。(注8)
-47-表6生計中心者からみた家族の階級、階層
表注’障害者をかかえている家族については、次のような分類を行った。
1)資本家階級=労働者5人以上を雇う事業者18人と5人以上の企業
で就業していろ「管理職」15人。2)自営業者=4人以下の労働者を雇う事業者16人と、本人のみある
いは家族労働力のみによって経営する事業者69人および農業従事
者14人。3)軍雇用については調査票の選択肢にはいれてなかったものだが、
自由記述の中で'0人回答があったので別項目とした。したがって、
実際にはもっと多いと思われろ。表注2国勢調査については、宮井久男、「沖縄における階級構成の変
化」、『沖大経済論叢」第11巻1.2号合併号、(1987年3月)に
よる。なお、ここでの「無業者」は完全失業者の数である。したがって、厳密にいえば本調査および沖縄大学基礎調無業者の概念(必
ずしも労働者に限定されない)よりも狭い。また、軍雇用の項は、
国勢調査の場合は正確には「軍人、警官、保安サービス貝」であり
本調査の場合より概念が広い。表注3調査方法による制限のため、本調査では無回答が多かったので
(総数の13.5%)、本調査、沖縄大学基礎調査とも無回答を除い
-48- 実数 構成比 階級・階層 本調査沖大調査 本調査沖大調査国勢調査 事業者計 資本家階級 自営業者 労働者計 常 層 臨時日雇い 無業者 軍雇用 その他 合計 144364 (33) (99) 268612 (224)(546) (44)(63) 19187 10 9 4411172 1J 0461--35’9 ●●■● ●●● 7332 829 226 9 くく 1J 1--2640-81 ●●●●●● 1 265600 3 541 0 1 くく jj71 75488033’1 ●●●●●●●●● 272000420 32651 0 くくくく 1て計算しなおして比較した。
また、産業別分類でみろと沖縄大学基礎調査と比べて、農業が少なく、公務
員が多い(表7および注9)。表7生計中心者の産業別就業別就業構成
(無回答を除く)(2)父がいないか働いてない家族が2割。また、共働きの家族は少ない
次に、授産施設、共同作業所で働いている障害者本人を除いて、家族内で の働き手の構成をみよう。 まず、働き手数についてみると、働き手1人が、380%でもっとも多い俵8)。 しかし、481%の家族が2人以上の働き手によって支えられていろ(無回答 を除いた総数449人に対しては546%の過半数であり、1家族あたりの平均 的働き手数は、2.6人である)。 -49- 産業別分類 実数(人) 沖大本調査 比率(%) 沖大本調査 産業工業業険業信スス育他 水 林 鉄 売保産通ガピ 教 設、造 、の 業 小融動送気一 務 農建鉱製卸金不運電サ公そ 12831 13871 50 51・19 9439 160 140 6727 380 15278 9057 2757 270030010600 0● ●● ● ●●● 8805 7055 11 211 686250726503 ●●●●●●●●●●●● 560612184813 11 1 11 計(平均) 820379 100.0100.0表9父がいないか働いていない家族 における働き手の構成 表8働き手の数 働き手数 件数比率 5101001 働き手の構成をみろと、父が働いている家庭は384家族、無回答を除く回答 総数に対して810%であるが、父がいないかあるいはいても働いてない家族 が90家族、190%とかなり大きい(そのうち、母子家庭は43家族、両親とも いない家族が6家族である)。 共働き家族は138家族、27.1%で、本調査で、共働きも含めて母が働いて いる家族は178家族、349%(母のいる464家族に対しては384%)である。 母の就労形態は常用が74人、45.1%で、臨時日雇い、パート、内職が合わせ て62人、378%である。また、母が生計中心者の場合が38家族、7.5%ある。 母が生計中心者の家族は、那覇市の調査でも95%の比率を占めている性10)。 有配偶女子の就業率は、1982年度で、全国508%、沖縄44.5%であり、本 調査の場合は357%である。(注11) (2)暮らし向き 「暮らし向きはどうですか」という問いに対して、333人、653%の家族 が「齊通」と答えていろ。これに対して「余裕がある」は17人、3.3%、「苦 しい」と「大変苦しい」はあわせて122人、239%である。 那覇市の調査では313%が「詞沁い」「大変許しい」と答えていろ。,調査 方法は異なるが、寝膿111市の調査では「約8割が経済的に苦しい状態にある」 と分析しており、東京都葛飾区の調査では「日常生活の悩み」の第1位は経済 的なことで、115%の対象者がこれをあげている(71:12)。本調査では「幕 -50- 働き手数 件数比率 し人人人人人答 な12345 回 無 0020720 ●●●●●●● 2821312 331 1 0 1 44 96 11 69 51 6 1 6 計 510100.1 働き手 件数比率(%) 働き手数の平均 母のみ 母とその他 その他 働き手なし 0800 ●●● 122 0631 0●●● 0531 2232 8309 1231 計 90100.02.5
しの中でつらいとと苦しいこと」を聞いた質問に「経済的に苦しいこと」をあ げているのは5.1%であり、那覇市の調査や寝屋川市、東京都葛飾区の調査と 本調査の結果にはかなりの差があった6 暮らし向きについての回答を、階級、階層別にみたのが表10である。 表10階級。階層別にみた暮らし向きについての意識(構成比) 表注民間企業とは雇用者が500人以上の規模の企業、2とは30以上500 人未満の企業、3とは5人以上30人未満の企業である。 「余裕あり」が比較的多いのは、企業規模500人以上の民間企業、資本家階 級、官公庁である。これに対して、「苦しい」と「大変苦しい」が多いのは4 人未満の民間企業および臨時パート、規模不明の事業者、規模5人以上30人未 満の民間企業、無業者である。 また、収入源の類型別にみると、j1i1l]地代あるいは11イ雄収入(家賃など)の ある家族が58家族、114%あるが、この階層では「苦しい」、「大変苦しい」 が,0.3%と平均の約半分で、この面からも暮らし向きについての意識にも差 が生じていろ。 -51 階級、階層 余裕あり 普通 苦しい大変苦A+B AしいB(再掲) 無回答計 家業庁用123パ者 業業業 臨 、 本営公一展企企企満業 間間間 未 人 資自官軍民民民4無 事業者で規模不明 労働者で規模不明 無回答 000000000000 ⑰●●●●●の●●●●● 00000 00000 11111 0000000 0000000 1111111 108000005061 6310 ●●● 039 1 1 3 029006626345 ■●●●●●●●●●●● 627007231356 21322343321 0.08001288388 ●●●●●●●●G●● 33152265815 1 021005448067 ●ひ■●●白●●●●●● 396055065538 1131233122 872001459794 ●●●●0●●●●●■■ 513058747606 777666655674 101003030000 ●●●●●● 237542 1 1 j 均 》4 1 -典 く 計 3.365.32003.923.97.5100.0
表11収入源別にみた暮らし向き さらに、働き手の構成別にみろと、母子家庭を含め、父の働いていない家族 や働き手のない家族では、「苦しい」、「大変苦しい」の比率が高い(図3)。 図3働き手の構成別にみた暮らし向き 無回答 働き手なし 父母以外 共働き 働きての構成 母とその他 (注2) 母のみ 父(とその他) (注1) 010,030405060708090100(%) 働き手が父だけ、父と母以外のだれかが働いてい る場合の2つのケースを含む。 「その他」には父は含まない。 (注1) (注2) -52- 11V入の類型 余裕あり 普通 苦しい大変苦A+B無回AしいB(再掲)答 計 軍用地代、財産収入あり 軍用地代、財産収入なし 生計中心者のみの収入 生計中心者十同居人の収入 生計'二'1心者十年金等 作金等のみ 生活保護のみ その他 無回答 計 冊
顕
49 6 1 1 1 2肥 4 虹 JJJJjj 妬別兜、焔4 1 くくくくくく 』jJjjj 512010 くくくくくく JJjjjJ m胆犯391 くくくくくく JjjJJj 725130 くくくくくく 』 叫個 麺 70 1 j 3 1 』 幻 JJJ 261 くくくくくく 弱 巧 4 0 4 Jjjjjj 拠弱弱853別 1 くくくくくく I11J11 4.600000 くくくくくく 0 矼 詔辺
10220 頚 7 1「生活費でかさむものは何ですか」という問に対して図4のような結果がで
た。 図4生活費でかさむもの(複数選択式) 00000000 Ⅲ皿皿8642LnLu
通施介そ 設 信徴護の 収 費金料他 税 金 公的保険 民間保険 ロ ン ー父際費 医療費 交通費 教育費 水光熱費 住宅費 被服費 副食費 主食費㈹
住宅形態からみろと、過半数が一戸建ての持家である(327家族641%)。
1111縄大学jlL礎調杳でも696%でほぼおなじ程度といえよう。「住宅ローンあ
り」が140家族で、持家334家族の419%になる(約60%がローンなしで持
家に(1§んでいることになる)。なお住宅に対する不満では、第1が「部屋が少
ない|で103件、202%、第2が「部円{が狭い」で99件、19.4%である。
-53-表12住宅の形態 本調査で、暮らし向きが「苦しい」、「大変苦しい」と答えている人が、同 種の調査と比べて低くでていることについては、次の2つのことが考慮に入れ られるべきと思われろ。 第1は、本調査の対象者は障害児。者の父母会に入っている家族であり、さ らに、その中でも積極的に活動している家族の比率がたかくなっていると考え られろ。この点からみろと、一定の経済的な余裕(意:識の面においての)が、 父母活動などの社会的活動の前提として重要な意味を持っていることをこの調 査結果は示しているといろ。 第2は、復帰後現在までの歴史の流れの中で、障害児。者の父母会に参加し 得る条件をもった家族が、本土の同種の調査と比べて一定の経済的な余裕を持 っていろ(ここでも、意識の面においてであるが)と回答していることの意味につい て、障害者をかかえている家族の歴史的変化の一つとして留意する必要がある。 第3に、以上のことを踏まえろと、本調査においても「苦しい」、「大変苦 しい」と答えている24%の家族が存在すること、さらに可母子家庭あるいは 企業規模4人未満の民間企業に雇用されている労働者や臨時、パート労働者等 特定の階層において経済的に苦しいと訴えている家族が多く現れていることが、 本調査の対象外の家族とのつながりということも含めて、大きな意味を持って くるといえよう。 -54- 実数 本調査沖大 比率(%) 本調査沖大 家家鼎家 持持社公民借間そ無 (一戸建て) (マンション) 宅等 営住宅 間アパート (一戸建て) 借り の他 回答 021391349 3224122 776045010 2 34414 3 ■ 798602938 ●●●■●●◆●■ 9 6 113 00 11 100 142968028 ●●白●ロ●■●● 4 6 11588207 計 5101192 100.0100.2
第3節介助について. (1)7割が要介助で介助の負担は母親に集中 介助の必要性についてきいた結果 5歳以上の障害児。者423人について、介助 が図5である。 図5介助の必要性
T1lEFDJIi時|
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000 ■ 765 00000 4321liilM-iIi
。“・配公金・函・叩命・mo守函分分dmdm⑪函命 ・・・、OL0.0.0F。、抄・‐・‐・1.,.1.1.1I
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剛
食排入 歩 通学通勤 (外出) 日常会話 事 耐浴 行 また、乳幼児も含めて、普段、障害児。者の世話、介助にあっている人を総てあ げてもらった。それによると、介助者は母が最も多く、408人で、介助不要と符え た人と無11]|棒をあわせた計70人を除く1回|答音の合計440に対して927%であ り、(以下同じ)、ついで父の178人、405%、兄弟の163人、37.1%、祖 父母の54人、123%、親戚の29人、66%、近所の人の10人、23%、そ の他8人18%、介助肴がいないケースが5人、L1%となっている。 ほどんどの母親が介助にあたっているのに対して、仕事を持っているFl1で父 親もかなり介助に協ノルているとはいえ、なお6割の父親が介助に全く参加し ていない。これに対して、母親の場合は、母親が働いている場合でも147人(働 いている母親178人の826%)と大部分の母親が介助にあたっていろ。ロ頃介 -55-助に当っている人の人数をみると、表13のようになっていろ。母親のみの単 独介助が161件、要介助家族の343%になっていろ。 表13介助者の人数(介助不要、無回答を除く) 母親の健康状態をみろと、「体の調子がよくない」「医者にかかっていろ」 の両者を合わせて健康でない状態のものが、障害者本人と同じ程度の102人、 224%でていろ。家族の中で、とくに母親については、あとにあげる表14、 表15にもみられるように、精神的な余裕もなく時間に追われた生活の中で疲 労が蓄積していき、やがて自分自身の健康を損なっていくという実態がうかび あがってくる。また、障害者本人と母親を除く家族の健康状態をみろと、無回 答を除く452家族に対して62家族(20.4%)で健康でない状態の人がいろ。 (2)公的制度はほとんど利用されていない 「ふだん介助にあたっている人が病気などで介助できないときはどうされて いますか」の問いに対して、641%、327人が「家族の誰かに頼む」と答え ていろ。(図6) 図6介助の交替要員 無回答 その他 一時保護制度 家庭奉仕員 謝礼を払って 近所、知人 親戚 家族 0 100 200 300 400 -56- 1人2人3人4人5人6人以上計 件数 18210870531611440 内、母親の 参加状況 1619969521611408
「親戚」の101人、198%と合わせると、428人、となるが、これは、介 助者が「不要」と答えたものと無回答を差し引いた440人の97.3%に達する。 家庭奉仕員、緊急一時保護制度等の公的制度の利用者は7人、1.4%と極めて 少ない。「謝礼を払って誰かに頼む」という私的な方法が、8人とこれも数は わずかではあるとはいえ、公的制度の利用者を上回っていろ。 親族関係の強い沖縄において、このような家族内、親族内の協力で解決をめ ざす方向は後でみる「親亡き後問題」においてもみられる。核家族が多い中で も、週末には家族一緒に親の家に遊びに行くことは沖縄においては珍しくない。 沖縄の核家族のかなりの部分は親世帯をはじめとする親族との日常的なつなが
りをまだ持っていろとみられる。家族の入院のような一時的な事態に対しては親族
関係の協力機能しうるのであろうか。家庭奉仕員、緊急一時保護制度の利用者
が少ないものその現れかもしれない。しかし、それゆえに、本土から転勤して きた、親族関係を近くに持たない家族、あるのは様々な理由(偏見、差別を含 む)によって親族関係の協力が得られない家族にとっては厳しいといえよう。 (3)家族や親族の力だけで介助問題が解決されているか? 「つらいこと、苦しいことは何ですか」という問いに自由記述による回答を してもらった(図7)。この中で、介助に関することをあげている人が最も多 く、78人、回答者の307%である。その具体的内容は、「自由な時間が取れ ない」(50人)、「本人や親が病気のとき大変」(17人)、「介助で疲れろ」 (24人)となっている。 介助に関する悩みが最も多いということは、家族は障害者の介助の問題を、 家族や親族で解決しようとしているが全面的には解決し得えていないこと示す ろものと考えられろ。 -57-図7つらいこと苦しいこは? 特にない その他 Ilt間体が気になる 親戚の柵i11,A、無Bil解 ;|:会のIwild、無flu解 父親の無fl1l解 相談トljFがいない 綿済的にiIlJ『しい 兄弟の将来について 将来のこと,也弩えて 本人の仕‘二蔦がない 兇性関係が心配 他人に迷惑をかける 話しが通じないこと 遊んでやれないこと いじめ、遊びN1下がいない よそのr:と比べて 兄弟に下がmらない 介肋の疲労 病気、発作のとき ''1lllI|#問がない 05101520253035404550人
表14つらいこと、ihlLいととは何ですか(自由記述による回答)
延べ数 大分類 自病介兄よい忙話迷異本将兄経話父社親枇そとM 123456789munBu咀旧Ⅳ旧四加皿 由な時間が取れない 気、発作の時大変 肋で疲れる 弟に手がlEIlらない その子のように出来ないこと じめ、遊び相手がいない しくて遊んでやれない が出来ないこと 惑をカユける 性関係が心配 人の仕事がないこと 来のことを考えて 弟の将来に影響が 済的に苦しい し合える人、機関がない 親の無理解 会や他人の偏見、無理解 賊の偏兇、無fl1l解 間体がきになる の他 くになし 答実数 NA 計 0744614462375374443814 51231 41 2 130 2 介助 78(30.7) 育児教育一62(244) 将来の事一49(193) 家計13(5J) 相談+Ⅱ手一11(43) 偏兇無f1l解 その他一 なし 30( 18( 31( 254=( 118) 7.1) 12.2) 100%) 256 510 -58-第4節家族の悩みと要求 障害が発見されたとき、親のショックは大きい。この時から、家族の生活は 大きく変わる。子供に障害があると分かってから、「仕事に関して」、「暮し に関して」、「母の健康に関して」どの様な変化があったかを聞いた質問に対 して次のように答えている(表15)。変化ありと答えた家族の数は多い。特に、 暮らしに関しては全体の71.6%の人が何らかの変化があったと答えていろ。 また、「精神的に疲れろ」と答えている人が多い。 表15障害があるとわかってからの変化(複数選択式) -59- 本調査 寝屋川市 仕事に関して 回答数比率 344100.0% 回答数比率 106100.0% 転職(通園、通院のため) 転職(勤務時間の融通性) 勤務が不自由 母が退職 収入をふやすため転職残業 その他 なし %%%%%%% 4217778 ●●の●●●● 6434649 112 6 2955360 2448214 2 %%%%%%% 7087892 ●●の●●●● 4 5 7 1 8 1 3431 4542 4 6 8 6 暮らしに関して 回答数比率 424100.0% 回答数比率 1131000% 子通家兄外精そな 供の世話が大変になっ 院、訓練に時間がかか 事がおろそかにな 弟にしわよせされ 出できな 神的ゆとI)がな の たるろろいい他し 01568691 %%%%%%%% ●●●●●●●● 22167814 4323242 86158682 7395100 111121 92315487 %%%%%%%% ●●●●●●●● 34 21 76 21 573 684 215 12 429 12 母の健康に関して 回答数比率 357100.0% 回答数比率 124100.0% 世精体病ゆそな 話で波 神的に疲 の具合が悪〈 院にも行け つ くり休め の ろろたいい他し
れれぃなな
3238174 %%%%%%% ●a●●●●● 5447378 361353 6918867 2252103 12 121 %%%%%%% 0724408 1302246 212 4 675 212 335 8 5先にあげた表14で一番多いのは、先ほどみたように介助の'悩みであったが、 2番目に多いのが障害児や他の子どもたちの育児、教育に関することである (62人、244%)。この中では、会話、身辺自立など「よその子に出来るこ とが自分の子には出来ないのをみるのがつらく苦しい」という答えが最も多く
40人であり、ついで「子供に対するいじめがあったり遊び相手がいないこと」
があげられる(15人)。第3に、将来に対する不安が49人、193%、第4 に社会の侃兇や無理解に関することが続く(30人、118%)。将来に対する不安はここでは第3位であるが、「行政に対して何を望むか」
という質問に対しては、障害者の成人期、成人後の対策の問題がもっとも多い。
(表16および図8) 図8行政への要望 行政に期待してなし、 特にない その他 福祉行政の充実 施設対策 化活できる年金、手nLi 社会の理解を胆げて 福祉関係職員の力量向上 きめこまかい対策 目閉症児対策 言語訓練・職業訓練施設 安心して使える道路 安心して通える病院 プール・運動施設。公園を 一時保護施設 重度成人障害者の適所施設 一般雇用の拡大 親なきあとの生活施設 卒業後、働ける施設を 障害児教育の充実 ,学童保育の実施 障需児保育の充実 0102030405060人 -60-表16行政への要望(自由記述による回答)
要求は多岐にわたっていろ。最も多いのは卒業後の対策(60人)、施設対策
の充実(45人)、親亡き後の対策(30人)である。施設対策の充実を一般的
に求めた上i;dの要求の多くの場合を含めて成人期障害者対策の充実に対する要
求が極めて高い。同時に、「共同作業所の設置」(19人)「身近な市町村に
施設の設置を」(10人)等と具体的にかかれた回答もあり、地域や家族との
交流の中で障害荷の生活を保障していく刀向での施設設置喫求へと要求の内容
n体も徐々に変化してきていると觜えられろ。
第5節障害者、家族への偏見と家族の生き方について
先にみた家族の悩みと喫水の中で、社会の偏り11、無卵解の|ハ]題がだされてい
た。ちえおくれの随t;者をかかえる家族はどの様な〉糊|]、ル,i山乙出会っている
のだろうか。障害者やその家族に対するⅢi1hLに出会った経験を「111]記述で述べても
らったことろ、や体の]8.8%の家族からlnl湾があった。一番多いのは、「学
-61 回答実数232232=100% 3279994905763339049369 ●●■●□●●●●●●●●●句●●●●勺●● 7245230363151113399420 21 1 7510091948433339753062 1163 1 1 421 を施実老を大老設園院を設突を上いを突突他しい》》》》》“》跡鋸》》“野冊旧呼
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校や地域でのいじめや仲間外れ」(21人、回答者96人中の219%、以下同 じ)で、ついで「嫌みを言われたり、差別的な言葉を投げつけられろ」(16人、 16.7%)、第3位に「ジロジロみられた|)噂されたりする」(15人、15.6%) であった。また第4位に「親戚からの偏見、差別を受けた」(8人、83%) という答えがあった。反対に、「偏見、差別はない」という答えが15人15.6 %もあったのも注目されろ。 ちえおくれの障害者と家族に対する偏見、差別は、復帰前と比べると少なく
なってきたが、他方で、依然としてまだお残っていろといわれる。この様な状
況が上の結果として現れていろと考えられろ。この中で、父母会の父母達は積
極的に社会の中に入っていき差別、偏見の打破に努めていろ。「差別、偏見に
対してどうされていますか」という問いに対して「偏見にくじけない外出する
ようにしている」と答えたのは368人、回収総数の72.2%、「父母会等で問題を出し合うようにしていろ」家族が114人、224%いろ。さらに、父母会の
内部にとどまらず、「PTAや自治会などで理解を広げるようにしていろ」父
母も101人、19.8%に達していろ。先にみたように、障害者をかかえて時間に追われている中でのことも考え合わせろと、これは大きな数字といえよう。
また、表17から障害児を中心にした生活の中で、家族みんなが力を合わせ
て生きていくことにより家族の絆が深まり、父母会活動などの社会的活動の中
で様々な人との出会いに遭遇し、障害児と共に生きる力を強めていっていろと いう家族の姿が読み取れろ。 表17あなたの家族にとって障害を持っている方とともに生きることは? -62- 回答比率㈲ していろ.…・………..……・……・……25550.0 している…………,………・4078 っていろ..………・469.0 の絆が深まった………・……18937.1 いろな人との出会いが持てた・・25850.6 ………・9218.0 しにっのい》》 活牲な族ろ》》 生犠に家い》》 がを荷ででへ》 族活重中中い》 家生のるるな》 にの族ききて》 心分家生生し{ 中自がとと識一 者は者者者意他 害族害害害にの 障家障障障特そ ………・………・・1733回答実数…・………・………465912
無回答…・……… 458.8 計 510おわDに 以上、市町村の父母会を中心とする障害者をかかえる家族の生活実態をみて きた。その主な要点を以下のようにあげることができる。 第1に、成人期障害者の発達保障の対策について。特に、労働保障を核として、自立 の方向を目指することがもっとも広い要求になっていろ。本調査の対象者となった障 害児。者は比較的年齢が低いにもかかわらず成人期障害者対策についての不安と要求 は高い。 第2に、家族、親族による障害者の介助と生活保障の問題について、次のこ とがいえよう。一つには、核家族化の進行によって、家族、親族による障害者 の介助、生活保障は困難になっていること、また、障害者の社会的活動を保障 するなかで人間らしい生き方を望むという家族の意識の変化によっても、家族、 親族による対応には限界があること、にもかかわらず、家族の意識としては、 家族、親族による対応が支配的である。沖縄の核家族が、日常的な親族関係を 持ち続けていることが背景にあると思われるが、今後社会的な対策の必要性が 増していくのではないだろうか。 第3に、障害者をかかえる家族の組織化のなかで、家族の社会的活動の前進 がみられることである。特に、母子通園事業や障害児保育所の中で父母会に加 わってきた家族をはじめとする比較的低年齢の障害児の父母のにIIで、将来の学
校卒業後の問題や共同作業所などへの関心が高まってきていろ(親なき後の障
害者について、仕事を保障して'41立させたいと答えている人は、5歳未満の障害児の父母においては723%で全体の中でもっとも高い)。このような、父
母の意識と要求の高まりのなかで、成人期障害者対策の充実をはじめとして、
行政の積極的な対応が今、強く求められているといえよう。
(注1)沖縄大学では1985年4月から1988年3月にかけて「戦後沖縄の社
会変動と家族についての総合的基礎的研究」の共通テーマで文部省科研費の予
算をえて二十数名のスタッフからなる共同研究が取り組まれた。本稿は、この共同
研究の一環として「障害者をかかえている家族」の小テーマで、主にちえおくれの障害者の家族を対象に、市町村の父母会の協力をえて行った調査報告の続編である。
(注2)療育手帳統計を青森県、東京都とおな脚三齢区分によって比較して みろと、下記の表のようになる(ただし、療育手帳の統計は那覇.市についてのみ)。 -63-障害者の年齢比較(沖縄と青森、東京) 構成比(%) -数(人) 構成比(%) --数(人) また、ちえおくれの障害者の年齢構成は、身体障害者の年齢構成と大きく違 う。1例として、読谷村の身障手帳と療育手帳との比較をあげておく。 障害者の年齢構成比較 (読谷村) 手帳) 80~ 70~79 60~69 50~59 40~49年齢 30~39 20~29 10~19 0~9 Y署貢コニユIUE 一トー一十一一-'---+---I--I
O20406080100120人
120人100806040200
-64- 沖縄(療育手帳) 実数(人) 構成比(%) 青森 実数(人) 構成比(%) 満歳歳歳上明未Ⅳ別別以
歳一一一歳 66 811 125 不 76 330 83 13 427 2. 249492 ●●●●●C 858420 34 198 1201 343 2763 653 0 836670 ●●●●● 33632 251 沖縄(療育手帳) 実数(人) 構成比(%) 東京都葛飾区 実数(人) 構成比(%) 満歳歳歳上明未Ⅳ別冊以
歳一一一歳 66 800 136 不 76 330 301 195 27 2 242992 ●●●●B■ 852020 332 47 154 169 189 8 0 328340 ●●●●● 87931 223(注3)沖縄大学基礎調査では単独世帯も調査対象となっているが本調査で は単独世帯は対象外である。また、本調査では、調査方法の制限により不明、 無回答がかなりあるが、沖縄大学基礎調査では無回答がゼロである。そこでこ の二つの項目を除いて比率を再計算すると、核家族世帯は本調査では78.7%、 沖縄大学基礎調査で77.8%である(注4の付表1を参照)。 (注4)家族構成を1985年国勢調査でみろと、核家族は600%、核家族 を除く親族世帯が、19.0%である(3世代家族は13.9%)。本調査と比べる と、核家族の比率がかなり低い。しかし、国勢調査の全国統計においては単独
世帯の比率が20.8%と大きい。注3で行ったように、単独世帯を除いて比較
してみろと、国勢調査では、核家族75.8%、3世帯家族が17.5%となり、本
調査に近い。ただし、国勢調査の沖縄県の統計では、核家族802%、核家族 以外の親族世帯が19.6%とやや低くなり、3世代家族は110%とかなりの違 いが生じていろ(付表1および2)。 付表1国勢調査との家族構成比較(単独世帯、不明、無回答を除く) -65- 実数 国調全国 国調沖縄 沖大調査 本調査 核家族 その他親族世帯 内3世代家族 非親族世帯 計 』 96138 19134 60563 19979 39025 00678 8220 1991 2750 2く3 1 62019 79273 87152 7,99 9304 1537 2く2 828 235 (189) 1 1.061 373 101 (82) 0 474 比率(%) 国調全国 国調沖縄 沖大調査 本調査 核家族 その他親族世帯 内3世代家族 非親族世帯 計 』 80521 ●●●●● 54700 7210 く1 ! 26121 ●■●●● 09100 8110 く1 1 81810 ●●●●● 72700 7210 く1 1 73300 ●●●● 8170 7210 く1付表2家族類型どとの平均家族規模(単位、人) (注5)家族の規模が大きく核家族の比率が大きいかあるいは一般とあまり 変わらないという、以上の特徴は、父母会に所属する家族以外の沖縄の障害者 家族全体の実態も反映しているものでもあるとみることができるだろうか。 回答者中父母会に入ってない家族が比較的多く含まれると考えられる養護学 校から回収した回答について、年齢が6歳以上17歳以下のもので、父母会に 加入していろと答えたものを除いたものについてみろと、家族の平均規模は、 5.39人である(障害者の、1z均圧齢は1245歳である)。これに対して、同じ 6歳以上17歳以下で上の条件に該当するものを除いた155人(これを父母会 加入者とみろ)をみると、家族の平均規模は、526人である(障害者の平均 年齢は1185歳である)。 他方、父母会に加入しているかどうかを聞いた質問への答からの分析による と、次の表のように、逆に父母会非加人汽の方が、家族の、|z均規模は小さくな っているが、障害者本人の、|z均年齢も低くなっていろ。 付表3父母会加入非加入別の家族の規模 平均イトミ齢の違いをどうみるかという''1|題もあるが、ここからは、父母会加入 者も非加入者も有意の差はないといえるのではないだろうか。 (注6)文献10、Po35参照。 なお、本調査での上,iLlの数字は、20歳以上の了供も含んだ集計であるので、 -66- 国勢調査全国 国勢調査沖縄 本調査 総数 核家族 その他の親族世帯 478 120 338 472 715 ●●● 335 190 ●●● 546 人数、|z均規模、1A均年齢 加入者 非加入者 無回答 2675.21147 5949111.3 18450714.3
通例の場合にあわせて、障害者本人の年齢が20歳未満の例に限ってみると23 人、67%になり、全体の場合よりも比率が低くなっているがそれでもかなり 高い。一般に母子家庭の母は父母会の活動に参加することもより難しいであ ろう事を考えると、沖縄県の障害者家族全体の実態としてはさらに高い比率で 母子家庭が出現していろと考えられろ。 (注7)文献8、P、26。 (注8)ここであげた本調査の無業者の概念は、家族の中で働くものがいな い家族である。本調査で、沖縄大学基礎調査と同じく、111帯主が無業者である 家族をあげろと27人、5.3%になる。また、沖縄大学基礎調査では世帯主の 平均年齢は510歳であるのに対して本調査は46.6歳である。65歳上の世帯 主が沖縄大学基礎調査では142%に対して、本調査では41%であり、この 差が無業者の比率の差の一つの原因になっていろと思われろ。 (注9)無回答を除いた集計をしてみろと、公務員の比率は、沖縄大学基礎 調査で110%に対して本調査で15.0%である。また、本調査では、産業別 の分類が出来ないものも15.0%とかなりあった。この部分と無回答を除いた 全体に対する公務員の比率をだしてみると、沖縄大学基礎調査で114%、本調 査で17.7%とさらに大きな差があった。 (注10)参考文献8 (注11)「沖縄県における女子労働の時系列変化」、国吉和子、『沖縄大 学紀要』第5号、1986年3月。P、124。(1984年現在では、全国59.2%、 沖縄49.6%である。 参考文献