Title
研究会誌創刊にあたって
Author(s)
国府田, 佳弘
Citation
南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical
resources technologists, 1(1): 3-4
Issue Date
1985-03-30
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/13935
研 究 会 誌 創 刊 にあ た って
会 長国府 田
佳
弘
本会 が昭和57年 に発足 してか ら4年 た ちま してや っと念願 の研究会誌創刊号 を会員の皆様 にお届 けで きるは こび とな りま した.会員 の皆様 の御協力 と編集 委員, スタ ッフの皆様 の御 協力 に先ずお礼 申 し上 げ,本会の記念 すべ き第 一歩 として皆様 と共 に心 か ら祝 いたい と存 じ ます. ふ り返 って見 ます と,本会 が設立 された動機 は熱帯 ・亜熱帯資源 の プ ロジ ェク ト研究 の中 か ら,今後資源利用 の研究 を続 けて行 くための母体 とな る ものが必要 ではないか と言 うこと であ りま したが, その後,翌年 には思 いが けず国際 シンポ ジウムを主催 す る ことにな り本会 の存在 を中央 の各界 の方 々に も知 って いただ くことにな りま した .これ に昧 農業機械学会 のお勧め,国際協 力事業 団や沖縄 県の御協 九 農芸化学全役月の方々の御支援など会月外のお 力 に負 うところ も大 きか った と思 います. 誕生 間 もない研究会 に このよ うな御支援 を得 る こ とがで きたのは誠 に好運 であ りま したが, これは単 に好運 とい うことではな く,会員の皆様 の 日頃の活動 によ って外部の方 々の信用 を得 て いたことと,研究会の対象 が時代の要求 に合 っていた ことが大 いにあずか って力 が あ った ことと思 います.本会 はその後 も関連分野の著 名な方 々の講演会 を開 き会員 の視野 を広 げ ると共 に, 一般 の方 々に も参加 していただ き社会 の啓蒙 に も役立 ってお ります。 これに伴 ない会員 の数 も増 え, 昨年度 の総会及 び講演会 には 会場 であ る琉球大学 の大学会館 があふれて しま うとい う嬉 しい悲鳴 もあ りま した. 本会設立 以降 の関連分野 の発展 はめ ざま しく, また社会 の関心 も強 くな るばか りであ る.特 に,会員 の多 い沖縄県 においては県内の最近の資源有効利用の促進 の プロジェク トには殆 ん ど本会の 会員 が重要 な役割 を果 してお ります.本会 々員 による県 の行政への サヂ ェスチ ョン,企業 ・ 団体への ア ピール とその企業 内での活動, また大学 ・試験場 の研究者 の連携 な どによ って進 め られた事業 は数多 くあ ります.何 も沖縄県 だけではあ りません。国内で も本会の会員 の資 源利用 に関す る研究 は注 目 されています. 国家 プロジェク トの研究 の中で さえ も重要 な成果 を上 げて います.例 えば,科学技術庁 の研究調整費 で進 め られた熱帯植物資源 の開発研究で は,大部分本会の会員 で構成 してい るグル ープが最 も充実 した報告書 を作成 してお ります. これか ら我が国が東南 アジア諸国 と手 を組 んで行 くためには資源 の有効利用 に関す る技術 の (3)開発 は益 々重要 にな って参 ります. それ と共 に本会が持 つ役割 も重要 にな って来 るこ とと思 います. 御承知 の よ うに, これ まで本会 には会員 の連絡 のためのニ ュース レター しかあ りませんで した. この ニ ュース レターは若 い幹事達 が大変苦労 して会や会員 の動 きを皆様 に伝 えるため に定期的 に作 って くれてお りますが, さらに,研究会 としては研究発表の場 であ る会誌 を作 らな ければな らな い とい うのは設立 の ときか らの悲願 であ りま した.幸 いよ うや く昨年度 か ら編集委員会 を設置 し研究会誌の創刊号 を出す までに会 が充実 して参 りま した. 研究会誌 は 単 に会員 の間 に研究 を知 らせ る ものでな く,広 く世 間 に公表す る もので あ ります. 研究会 の 顔 に もな る ものであ ります.第