小学校社会科における遠隔共同学習の授業方法に関する研究
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(2) 目 次 はじめに_.._____.______...___.__._。____..__.1. 第1章 僻地離島教育と遠隔共同学習 1.1 沖縄県における「へき地教育」______.____._..._3 1.2 「へき地教育」における学習活動___._.._....._____.5. 1.3 コンピュータネットワークを活用した授業______.__.9 1.4 マルチメディア工房とコンピュータネットワーク..____.10 1.5 小学校社会科における遠隔共同学習.......................__.._13. 第2章 遠隔共同学習システム 2.1 遠隔共同学習システムの基本構想___..___.__._.._.17 2.1.1 取材活動場面_.._....。_..__.___.._.__.一一.___.21 2.1.2 取材情報編集場面....__.__.__...__._........__。.23. 2.1.3 『ネット教室』参加場面__.______...___.._.27. 2.1.4 コンピュータネットワークの利用形態__....___.._29. 2.2 ハイパーメディア教材『調べノート』の開発_____._...33 2.2.1 「調べノート」のスタック構成______.__._._33. 2.2.2 ハイパーメディア教材『調べノート』のバックグランド .”......”..”.. 34. 2.2.3 ハイパーメディア教材『調べノート』の詳細_____37. 第3章 遠隔共同学習実験授業の実施 3.1 実験授業の実施計画_..........._..._..._........__............61. 3.2 実験授業学習指導計画_._...._._......_..............._.__63.
(3) 3.3 実験授業実施経過___.._.._____.._..._.__........70 3.4 実験授業の考察.。.........._._.一..............._.............._。...94. おわりに__.____.... .”.”...””...............”.....m”“”..........100. 引用文献........................ ..”.””””m.”.”.”......”..........”..”.....102. 参考文献......_..._........ ・一・・一一・一・”...”.”.“..”””.........”..”.....102. 謝辞..._......_.____.. ........”.”.....”.........................”.,.”..103.
(4) はじめに. 本研究では,僻地教育の,少人数,僻地性を克服するだけでなく,僻 地とよばれる地理的条件を活かすために,コンピュータネットワークを 利用した遠隔共同学習環境を設計構築し,これを授業で利用する方法に ついて明らかにすることを目的とする。. 情報処理技術や通信ネットワークの発展に伴い高度情報通信社会が現. 実のものとなりつつあり,第15期文部省中央教育審議会の第一次答申 (1996。7.19)においても示されたように,これを活用した教育実践の在り. 方が求められている。インターネットを利用した学習に取り組む学校が. 徐々に増えてきており,授業実践として,CU−SeeMeやWWW(World Wide Web)のページを利用した例などが報告されており,新しい授業 方法の模索が行われている[永野 1996]。このような遠隔授業の実践で. は類似した学習のための目的を持った相手を探すことが簡単ではないた め,これらの問題を解決し,共同の学習へ参加することは簡単ではない [長瀬 1996コ。. 本研究では,インターネットを用いた遠隔教育における共同学習への 参加を容易にするためのツールとして,学習成果を簡単に公開するため のツールと,マルチメディア情報をデ,イジタル化し張り付けるためのツ. ールの開発を行い,沖縄県八重山郡竹富町の離島でインターネットを利 用した遠隔学習の授業を実践する。. 授業実践は沖縄県竹富町にある小浜小学校と,同西表島にある白浜小. 学校の2校で実験的に行う。小浜小学校からは3,4年生合計4名,白浜 小学校からは同じく3,4年生合計5名が授業に参加する。題材は離島の 多い竹富町の社会科の副読本として使われている『結び合う島じま』を 一1一.
(5) 用いて本研究で開発したハイパーメディア教『調べノート』を使って, 町内の各島々について学習する。. 他島との交流への導入と発進情報の作成のために,学習成果の公開ツ ールを開発して用いる。ツールはハイパーカードで作成し,用意された 各島の白地図のうち,児童が自分の住んでいる島の地理情報や土地利用. 情報を入れる教材に埋め込む。作成した地図には詳細情報が容易に加え られるようになっており,児童が調べたりインタビューしてきたマルチ. メディアの情報を入れる。地図の作成が完了した後,HTML(Hyper Text Markup language)形式でファイルを出力し,それをWWWサー バーへとファイル転送することで実現する。. なお本論文の構成と概要を以下に示す。. 第1章「僻地離島教育と遠隔共同学習」では,僻地離島教育の流れ,. 沖縄県および八重山諸島における僻地離島教育の現状と課題ついて述べ る。. また,本研究で提案する新しいコンピュータネットワークでは,遠隔 における交流学習の構想について述べる。. 第2章「遠隔共同学習システム」では,コンピュータネットワークを 用いた学習環境について述べ,システムの全体構成,具体的に構築され た学習環境,外部組織とのコンピュータネットワーク接続,教育実践に 利用したコンピュータネットワーク学習環境について述べる。また,学 習環境と教材開発の機能及び,開発した教材スタック「調べノート」の 内容について述べる,. 第3章「授業実践」では,実験授業の結果をもとに考察を行い,遠隔 共同学習の可能性について述べる。. 一2一.
(6) 第1章 僻地離島教育と遠隔共同学習 1.1 沖縄県における「へき地教育」 沖縄県は,沖縄本島を含め,多くの有人島からなる島喚県であり,多. くの離島僻地を持つ。学校基本調査に基づく平成4年5月1日現在の統 計資料によると,沖縄県において、小学校の「へき地指定校」は,公立 校のみで100校,小・中併置校は38校、中学校における「へき地指定 校」は66校である。 「へき地指定校」は沖縄県全体の41%に達する。特 に沖縄本島北部の国頭地区と,先島諸島と呼ばれる東シナ海に点在する. 複数の有人島からなる宮古地区及び八重山地区に「へき地指定校」は集 中している。. これら「へき地指定校」には,教育上の問題が存在する。教師側の問 題として,教師数の絶対的不足による校内教員研修の限界,複:式授業に. よる学年研修の欠如,各種研修会や研究会への参加が制限されることに. よる研修の困難陛がある。また,授業実践における問題として,各種公 共機関または文化施設からの地理的辺遠性,人口過疎による小規模性,. 児童生徒数減少による複式性が挙げられる。これらの問題の解決策とし て,沖縄県では以下の6つの点を基に,研究・実践を推進している。. ①学習指導・複式指導の充実 ②交流学習・集合学習の推進 ③体験学習の推進 ④教育情報システムの整備と推進 ⑤へき地教育資料センターとしての「へき地教育研究室」の活用 ⑥児童生徒交流施設の活用 本研究が対象とする複数の離島からなる竹富町のすべての学校が「へ き地指定校」である。ここで,沖縄県及び八重山諸島(竹富町)の地理的. 一3一.
(7) 位置を地図を用いて確かめておく。. 鍛. 難. 轟. 畢. 鋤. ;轟. 難: 御湿灘鵜 ”wps. ?. 灘. .撒. 篠『. .養ρ1・・鵜. 鰍響. 欝欝纏灘. 欝欝:七. 撒 驚. 撫鵜縄撫 纂 瀞. e蟻. 鵜『. ★灘野鶏か曝 露癒謙饗叢叢蝋 鑛囎壕讐毒繍購 瓢寵憲鋸歯鎌縦…... 鵬 構. 灘簸{脅灘隠秘愛欝轍購. 図1−1沖縄の位置. 桑耀鱒 繋. 急. 難1−2 八重山諸島の位置 一4一.
(8) 図1−1および図1−2に示すように,竹富町は海上交通によって,石垣 島(石垣市)を中継地点として結ばれている特殊な地域である。竹富町の. 島々は,石垣市を経由しないと同じ町内の島々を行き来できない。それ ゆえ,竹富町では町役場や町教育委員会などの行政機関の所在は石垣市 である。これは、石垣島の各島々を結ぶハブ地点としての利便性でこの. 様な特殊な事態になっているが,このことは教育現場における各島々で の研修も石垣島経由であるということであり,教師にとってもさらなる 負担になっている。. 竹富町の教育における課題の一つに,他の島との交流の困難性を如何 にして克服するかがある。町では緊急の文書等が船便による郵便を使わ. なくても送信できるように各学校にFAXが設置されている。また,県の 教育センターは,僻地教育における授業研究・教師の授業技術の充実・. 向上のために,これまで研究実践された複式授業学習指導案をデータベ ース化し,県内の学校であればFAX操作で検索・取り込みができるよう に整備している。. しかしながら,そのどれもが子ども達の学習を中心としたものではな く,子どもどうしの双方向の情報・意見の交流や即時性という点におい て不十分であり,児童生徒の学習活動を充実させるためには,コンピュ ータネットワークの利用が有効であると考える。. 1.2 「へき地教育」における学習活動 へき地離島では,児童数の減少により,複式学級が編成され,複:式授. 業が実施されている。複式授業では,異年齢の2っの学年により編成さ れた学級で,一人の教師が異なる2っの学年の教科内容について同時に 指導する。同時に異なる2つの教科内容を指導するためには,教師に豊 一5一.
(9) 富な複式授業の経験が要求される。教師は同時に2っの学年を渡り歩き 指導せざるを得ず,複式経験の乏しい教師にとっては,異なる2っの内 容を単式授業のように展開するのは容易なことではない。だが,「へき 地指定校」のほとんどの児童は複式授業の経験しかないために教師のと 関わりが少なくなっても不満等の生じることは少ない。複式学級では,. 学年を超えた児童間の教え合いの学習環境が成立しているという利点も あるが,同年齢集団の切磋琢磨による思考活動の機会が少なくなるとい う問題がある。. また,少人数の固定化された集団である「へき地指定校」では,個人 個人の評価も固定化される傾向にある。一学年複数クラスを有する学校 で行われる新学期の学級編成は,学級集団成員の変化を生む。それは,. 子ども達に,新しい仲間との出会いや新しい価値観との出会いの機会を もたらし,新たなる自分自身の発見や新たなる自分を創造する機会に なっていると考えられる。しかし,新学期の新しい価値との出会いとな る学級編成のない「へき地指定校」では,そのような機会は望めない。. 「へき地指定校」の子ども達は,固定化された小集団の中で学習する ことで,多人数によって生じる多様な価値との出会いが制限されている と考えられる。また,成員が固定化されている小集団では,互いに気心. が知れているため,自分の意見や意思を伝える言語によるコミュニケー ションを豊かにする必要性が感じられず,言語表現力が乏しくなる傾向 がみられる。. 以上述べた竹富町の「へき地指定校」の児童の学習活動における問題 点をまとめると以下のようになる。. ①海によって隔てられた僻地であるがゆえに,他の地域との交流が著し く制限され、他と比較して自らを見つめ直す機会が乏しくなる。 一6一.
(10) ②離島ゆえ過疎化が進み,児童数が減少し,少人数による複式授業を余 儀iなくされ、多くの人の多様な考え・意見に触れ,自分なりの考えを深 めていくという思考体験が不足しがちになる。. ③子どもたちの考え方が島の中だけの価値観に縛られ,閉鎖的になって しまうか,逆に,やたらと島の外の世界に多大なるあこがれを抱いてし まう傾向が強くなる。. ④固定化された小集団ゆえに,言語コミュニケーションによる表現活動 が洗練され難い。. このような「へき地指定校」の学習指導の問題点を解消する手段とし て,へき地教育では交流学習または集合学習と呼ばれる「へき地指定 校」間や普通校と「へき地指定校」との交流の機会が設けられている。 しかし,現行の「へき地教育」では交流学習・集合学習は,年間の行事 として位置付けられ,日常の学習活動における交流学習や集合学習が実. 践されているのではない。このような従来型の交流学習を図で表わすと 図1−3のようになる。 B校(複式授業). lOll暴 A校(複式授業). K校(複:式授業). o呂趣. 8&B>es 移動 交流(集合)の場. 移. 動. 交流の機会. その他の諸施設. 情報システム. (年間計画). 図1−3 従来型の交流学習 一7一. 資料センター. その他の諸施設.
(11) そこで,コンピュータネットワークを活用し,日常的な同年齢集団に よる学習活動を可能にする環境の構築を考える。つまり,一つの学校一 っの教室として独立している学習の場をコンピュータネットワークで結 び,多人数による同年齢学級集団を編成できる学習環境を構築する(以下 「ネット教室」と呼ぶ)。このような学習環境は図1−4のように表わすこ とができる。. B校. b88呂㊧ K校. A校. 運〉総. 888>es 接続. 接続. 嬉磁嚇1一鰻 ホームページ(日常的な交流の場). ネットワーク. 〈ネット教室〉 図1−4 新しい交流学習. ここで生まれるのは,ネットワーク上の教室であり,これまで遠隔で 個々別々に学習していたことをコンピュータネットワーク上の同一空間 のネット教室で一緒に学習したり,各々の学習の成果を共有する共同学 習の場を構築することになる。また,これまで学級や学校という空間に 制約された教師対児童,児童対児童として行われていた学習活動が,空 間を超越した教室対教室,教室から世界(社会)への学習活動に変化する. ことが考えられる。それは,学習の場に教師も含めた学習支援者が複数. 存在する学習環境や,児童の学習の成果をそのまま他の学校の児童の教 一8一.
(12) 材とする学習環境の構築である。これらの学習環境が,本研究の考える 遠隔共同学習による新しい学習環境である。. すなわち本研究では,へき地教育の問題点を解決する一つの方法とし て,コンピュータネットワークを活用し,複数の学校を結んだ「ネット 教室」を構築することにより,日常的な教科学習の中で遠隔共同学習を 実現することを目的とする。. 1,3 コンピュータネットワークを活用した授業 これまでのコンピュータネットワークを活用した授業として,. ①理科における多地点の自然観測データの収集 ②パソコン通信による低学年の学級交流 ③ホームページによる学校間コミュニケーション があげられる。①の授業による先行研究として,酸性雨の共同観測[永. 野1995]と太陽南中観測実験[村瀬1989]をあげることができる。②の 授業による先行研究として,小学校低学年における学校間交流を活かし た授業実践[堀田1996]があげられる。③の授業実践例として,文部省. やNTTが中心となった「100校プロジェクト」や「コネットプラン」に 選定された学校間のホームページによる学校紹介等の交流がある。遠隔 共同学習のシステム構築の先行研究としては,分散環境におけるグルー プ学習支援のための汎用フレームワークの研究[岡本1996]がある。. ①では,広範囲に渡る自然観測データ等を収集し,即時的にデータを 処理するのにコンピュータネットワークを活用することで電話や郵便等 の通信手段よるデータの収集・処理よりも簡便で効果的であることが示 された。②③のようなコンピュータネットワークの利用は,本格的な学 習活動にコンピュータネットワークを導入する前段階として,子ども達 一9一.
(13) にコンピュータネットワークに親しみを持たせるという意味において有 意義であると考える。. ①の先行研究は,単に異なる地点のデータを収集するためにコンピュ. ータネットワークを利用した授業であり、同じ学習目標のもとで学習活 動を展開し,学習成果を共有することで,お互いの学習を完成させると いう本研究がねらう遠隔共同学習とは異なる。また,②③の先行研究 は,学習活動の成果を共有して共同学習をするのが学習の目的ではな く,学級間あるいは学校間の交流が目的であり,教科学習というよりは サークル的な活動の範囲を脱していない。. 本研究では,これまでに研究されているコンピュータネットワーク授 業とは異なり,個々別々に学習していた,へき地に点在する学校間でコ ンピュータネットワークを活用し,学習の成果を共有する遠隔共同学習 を実現することを目的とした教材及びコンピュータネットワークのシス テムを構築する。コンピュータネットワーク上で学習成果を共有するた めの教材として,マルチメディアを用い,コンピュータ画面上で学習を 展開できるハイパーメディア教材を開発する。また,コンピュータネッ トワークのシステム構築のためには,インターネットを利用する。. 1.4 マルチメディア工房とコンピュータネットワーク. 本研究では,コンピュータの特性を活かした学習活動により,新しい 学習の成立が期待される社会科学習を対象とする。コンピュータを用い た社会科学習の先行研究として,コンピュータの検索機能や資料収集機 能を取り入れたハイパーメディア教材を開発し,子ども達の学習活動を より効果的に進める補助的機器としてコンピュータを活用する研究が多 一10一.
(14) く見られる[笹山1994][上柿1995][高見1996][古田1996]。. 本研究では,コンピュータの晴報収集機能や編集機能に着目し,社会 科の調べ学習におけるフィールドワーク時の情報収集において,マルチ メディアを活用するためのハイパーメディア教材を開発する。マルチメ ディアを活用するとは,テープレコーダを用いた音声取材,ビデオカメ ラを用いた動画取材,ディジタルカメラを用いた制止画取材によって,. 子ども達が調べ学習における情報収集活動を行うことである。マルチメ ディア機器を用いて取材されたマルチメディア情報は,コンピュータを 使い,コンピュータ画面上で扱えるディジタル情報として加工・編集さ. れる。このようなマルチメディア機器やコンピュータ機器の設置された 空間を「マルチメディア工房」と呼ぶことにする。. 各学校の「マルチメディア工房」で制作された「調べ学習のまとめ」 は,すでにディジタル化されているので,それをコンピュータネットワ ーク上のデータベースに集める。このデータベースを「情報収集基地」 と呼ぶ。つまり,各学校の「マルチメディア工房」で制作された「調べ 学習のまとめ」をコンピュータネットワークを通して, 「情報収集基. 地」へ発信し,集められた「調べ学習のまとめ」の全体を各学校で見る ことを可能にする。このように各学校の「マルチメディア工房」と「情. 報収集基地」がコンピュータネットワークで結ばれ,各学校で作成され た「調べ学習のまとめ」を発信受信できる学習環境が「ネット教室」で ある。. 図1−5に示すように, 「ネット教室」において,子ども達は,各々の 「調べ学習のまとめ」を発信・受信するこで,共有化し,個々ばらばら であった子どもの学習をお互いの学習教材とし, 「ネット教室」おける. コミュニケーションであるメールによる再取材要請や質問に応える学習 一11一.
(15) 活動を通して調べ学習の深化が図られる。つまり,「ネット教室」に参 加することによって生まれる学習活動により,個々人が自分の「調べ学 習のまとめ」を社会科のポートフォリオとして再構成し,一年間の社会 科調べ学習を通して,学習の成果が一冊の「調べノート」の形に完成さ れることで,本研究のねらう遠隔共同学習が成立すると考える。. 〈マルチメディア工房〉. 8888醗. A校. K校. くマルチメディア工房〉. 〈マルチメディア工房〉. 盈⑤噛. 88呂幽 接続. 接続. ネ・・トワーク. 接続. 簸懸難雛襲_. 「調べノート」. ホームページ(日常的な交流の場) 『ネット教室』. 一lkSpa6 晦も。o /. ∼.ロロロ. 今㌦∴!. ・マ…一・・’c驚_.『. リ. ノア. 光冠〔888. P校. (極. t・’日日ロノ .A校と. 全体織、. ・飛F校 ’”. 又叩ロ.ジ. , ooo. 巳固、G校 ・1・. j−1’12...i}1:.;..1:1;’.〉...i,rlll’j)ii・.・i)i−r”P一一P−F・. J寝(. 図1−5. .“ .x. 「ネット教室」の遠隔共同学習 一12一. d.
(16) 1.5 小学校社会科における遠隔共同学習 小学校社会科においては,自分の身の回りの生活,その生活を支える 地域社会,その地域社会と繋がるその他の社会,そしてその社会や世界 を形作っている文化的・歴史的背景について学習する。先ず子ども達は 自分たちを取り囲んでいる社会的事象の認識から学習をスタートさせ る。つまり,子どもが自分で自分自身を取り巻く生活について観察し,. 生活や社会についての認識を得るという活動を通して,客観的事実の把 握,事実に含まれる社会的な問題への気付き,疑問の生起,問題・疑問 の解決という一連の学習活動を「調べる」という学習活動を中心に社会 科の学習は進められる。. 小学校3・4年生では,その「調べ学習」活動を通して,学習指導要 領に示されている知識・理解の能力,社会的態度,社会的判断力を育て るため,地域教材を用い,児童の生活に密着した地域の観察・調べ学習 により社会科学習を行う。. 本研究が対象とする沖縄県八重山郡竹富町の小学校は,1.1でも述べ たように海で隔てられた離島に設置された「へき地指定校」のため,地 域学習といっても竹富町に含まれる全ての島々を実際に子ども達が調べ 学習のために,訪れることはかなりの困難を伴う。そのため,竹富町教. 育委員会は3・4年生の社会科における地域学習の充実を目指し,竹富 町の島々の自然,産業,文化について,直接に各島々を訪れなくても地 域学習が進められる副読本『結び合う島じま』を作成している。その副 読本は,特色ある島々の具体的な写真資料を豊富に取り入れた,ワーク シート的な補助教材である。子ども達は,図1−4に示すような副読本 『結び合う島じま』の調べ学習ノートの部分を用い,1年間(学校に よっては2年間)の調べ学習を通して、自分達で新たな表や図を作成し 一13一.
(17) たり,実際の島の人々の経済活動の様子を紙芝居や絵本,あるいは壁新 聞としてまとめ上げて行く。例えば,図1−5のような副読本『結び合う 島じま』のページを基に,子供たちは実際に島の漁業従事者の方から,. 漁の様子や漁獲高や魚の種類や漁の場所などを取材し,それを基に先に 上げたような主に紙媒体を用いたまとめ方で、14調べ学習の取材内容を まとめる。. 舞. 舞. 襲. 撃 董. 妻. 薯. 1/. i’. ii. l 轍織をむ・る嫌瞬. 8細■圏戦協鴨撫. 毒毒もあ轟撃まうを鶴てい愚蕊繊瀞んや驚雛お轟繍謙郵饗 いる1大磁さん⑳鰺かも漁驚瓠マい旧邸瞬墾「竹饗agee# 撫地翻謙に婁き込みましまう。. ㈱慧轟一 図1−6『結び合う島じま』の調べ学習ノート部分. 一14一.
(18) 劉隔■■■■識三軸ン蜘凄. 鐙灘朧四隅蘇饗鑓嚇∵ご’. き. 擦熱熱懇懇苓 “. ’. A. 羅増置鍵響 蜻。㌻懸璽 @. 毒. 馬飛 ・ぞ蝉等漏. 覗. A. 懸 慰讐\. ・轟轡恥韓魂・. ・{{ベゲ. 置. 吊. 齢 ・垂・‘. @・ 炉. ▼. / 詐. 轍賞癩鱒Pi}. 覗謡. 産. ゼ尋ρ 癌}㌻鎗. 謬. ド壷 ギ…野丁…ザ卿?一. :tvr 一一v. li rt 一 t IJ .v u Z h S H. wt. 劃翻_ごみ_嚇い_瓢 《. ご「愚》. 備難燃 図1−7『結び合う島じま』まとめ難. 竹富町では,この副読本『結び合う難じま』を用いて,3・4生の社会 科の地域学習を進めている。しかし,海で囲まれた地域に点在する竹富 町の島々を子ども達が,副読本『結び合う難じま』を用いて日々の学習 活動の中で,実際に竹富町の島々を訪れ「調べ学習」を進めるのは,授 業時数の面,海上交通手段の面,子ども達の体力的な面等を考慮すると 不可能に近い。そこで,現在,竹富町の小学校3・4年生の地域学習は, 自分達の生活している島については,実際に島を歩き,観察し,調べた. 一15一.
(19) ことを副読本『結び合う島じま』を活用し,まとめる調べ学習活動を展 開している。また,同じ竹富町内といっても,子ども達が行ったことも. ない島々の生活について調べるには,副読本の挿入写真や竹富町の発行 している町政要覧の統計データのみを頼りに,『結び合う島じま』の調. べ学習ノートを完成させていく学習活動が中心になる。それは,実際の 生活の活動場面を観察したり,実際に働いている人からの情報収集を基 にする調べ学習の目的からかけ離れた学習活動である。しかし,竹富町. の島々は,経済的な基盤も,その文化的背景も、それぞれに異なった特 徴をもっており,すべての島々について子ども達が観察・取材という調 べ学習の過程を踏んだ学習活動を行うことは不可能である。. これは,子ども達ばかりでなく教師にとっても,かなりの負担となっ ている。教師にとっても自分の勤めている以外の島は未知の島であるこ とが殆であり,内容の充実した優れた教材である副読本『結び合う島じ. ま』を活用するために,教師は島々のデータを収集するのにかなりの労 力を要求される。たとえ,データが揃ったとしても,それは教師からの 一方的な情報提供であり,子ども達が実際に調べ上げたデータを基に学 習を進める調べ学習にはならない。これは,子ども達にとっても教師に とっても,十分な達成感をもたらさない不必要な労力ばかりを要求す. る。また,子ども達が調べあげ,まとめた島の生活の様子の学習の成果 を,ただ,その島のみで保有するのではなく,竹富町の島々の子ども達 と共有できないかと考える。. 一16一.
(20) 第2章遠隔共同学習システム 2.1 遠隔共同学習システムの基本構想 調べ学習における児童の活動には,調べ学習目的に沿った取材活動を 行い得られた情報・資料をもとに,調べたことをまとめ,発表するとい う一連の学習活動がある。つまり,調べ学習活動には,. ・調べ学習情報収集活動 ・調べ学習まとめ活動 ・調べ学習成果発表活動 の3つの学習過程がある。このような社会科の「調べ学習」活動に対応 して,コンピュータネットワークを活用した遠隔共同学習のおいては,. ・調べ学習取材活動場面 ・取材情報編集場面 ・ネット教室参加場面 の3つの場面に分けて考える。. 調べ学習の「取材活動場面」は,調べ学習の目的に合わせた情報収集 取材活動をマルチメディア機器のテープレコーダ(音声),ビデオカメ ラ(動画),デジタルカメラ(静止画)を用いて行う場面である。その活動場. 面は,主に教室の外に出て取材活動を展開するフィールドワークの場面 として位置付けられる。. 一B愚直逸=二塗 風景.物奪齢射三倉 様子蒜細細勉 図2−1 マルチメディア取材活動 一17一. 島.
(21) 「取材情報編集場面」は,取材した内容を調べた目的に即し, 「ネット. 教室」に参加する仲間に内容が伝わるように調べ学習の成果である一つ の作品に仕上げる場面である。そこには,コンピュータ画面上にマルチ メディア情報を載せるための機器やコンピュータソフトが整備された環 境,すなわちマルチメディア工房が活用される。. て動’・. A校. 8・入力8②編集8㈱8④転送(通信回線). ■一レ囲一レ. ■→國一レ ■一レ國→ コ ン ピ. 響醍ゴ戦 ュ. nm m. タ. 図2−2 『マルチメディア工房』. 「ネット教室参加場面」は,インターネットのあるサイトに創られる 共同学習教室で行われる学習活動である。本研究では沖縄のインター ネットサービスプロバイダと契約し,パーソナルキャビネット上ホーム ページに,各学校の「調べノート」を開設する。それによって,インタ ーネット上に遠隔共同学習を実現する「ネット教室」が構築されること になる(図2−4)。このようなコンピュータネット上に構築された 「ネット教室」に,各学校が調べて作成した自分達の島の情報を発信 し,他の島から発信された情報を受信し,教材として活用することで,. 児童個人個人が自分なりの地域に関する「調べノート」を完成させる。. その過程において,コンピュータネットワークを活用した電子メール等 のコミュニケーションによる要請で,さらなる島の取材などの資料収集. 一18一.
(22) 活動が必要になり,新たなる調べ学習活動が生まれる。そこに,共同学 習としての調べ学習の深化が起こる。このようなネット教室における一 年間のコンピュータネットワークを活用した遠隔共同学習により,一人 一人の児童が自分なりの「ネット教室」からの1青報収集活動により,自. 分のアイディアを活かした「調べ学習ノート」を完成させる。それはパ ーソナルディジタルポートフォリオと呼ぶことのできる児童個人の学習 の記録である。パーソナルディジタルポートフォリオのイメージを図で 表わすと図2−3のようになる。. スタート. 9. 顛. 応える. 撚蹴る. a取材 ②入力. 取材 ゴール (1年後). 轟. ③編集 ネット教室 ④転送y・…. 質. 一 ) 國 綴 11( 灘. 、.襲 報. これはどうなの? 問 これを知りたい! .. 要. もっと知りたい請. 問. 要 請. ことを出し合う す 考え,話し合う る. 受. 話し合う. け. ノートを埋める 見る。探す. る. 他他 校校 へか ら. 2,. 質. を. 噺 鐡纂 磁が 徽器. 藁. 馳. 図2−3 パーソナルディジタルポートフォリオ. また,教師はそのようなパーソナルディジタルポートフォリオを活用 し,児童の学習の評価を行い,児童はそのパーソナルディジタルポート 一19一.
(23) フォリオにより自分の学習を振り返り,学習を深化させる材料とする。. A校. 888. インターネット. サービス プロバイダ. [コ. ブラウズ. 見る. 探す ノートを埋める 話し合う 考える(比較する). もっと知りたいことを出し合う 質問する 質問を受ける. リン. 取材場面,マルチメディア工房. 図2−4 『ネット教室』参加場面. 以上のようなコンピュータネットワークを活用した遠隔共同学習を実 現するシステムの基本構想を,図2−5に示す。図2−5においてく取材活動. 場面〉では,マルチメディア機器を用いたフィールドワークをしての取 材活動があり,その機器としてディジタルカメラ,ビデオカメラ,テー プレコーダがある。〈取材情報収集場面〉には,各学校に構築される 「マルチメディア工房」に. ①マルチメディア情報の選択加工 ②「調べノート」の作成 ③情報の発信 ④情報の受信 ⑤テレビ会議 の教育的機能を持たせる。〈ネット教室参加場面〉には情報収集基地各 一20一.
(24) 学校から発信された「調べノート」がデータベースとして蓄積され,イ ンターネットによって各学校がいつでも情報を検索し,収集できる環境 が構築されている。. 此ユ此瓦几ユ且. A. B’:”「’翼’冒’H“”c’H『x’翼’”’]’e’照’. } く. 菱. } く. 肥. 芝. 各学校の学習活動環境. } く , イ. 蓬. ♪ イ. , く. 蓬. 1. @ く f”. 》 く 團. (静止画). 葦 、 M ミ、. p 吋 , イ. 芝. 蓬. 縫狂騰灘i’. 〉 く ・簿嫡.、. p イ 弥} く. ,. 葺. ,. ゴ. 1 S’ 11 S’ S’ 1羅麟 II/. 5}’”. 1・:≡. ①マルチメディ 国. 血温②・調べ,一ト、. 蓬. 毒. の作. 1 芝. ,. ④庸報の. , イ. 國. 芝. 蓬. 飼. 蓬. A. , 《. C イ } く. 》 畷. p 吋 } く. p 叱. 芝. , イ. A校. ≡. 層馬㌧、腎. 團 躍. 5一. 言. 、. 葦. , ぺ. C ・. 菱. } イ. 、 、 含. } 嗜. 蓬. C 吋. 1. 、.. 1 頴翼鑑識}し一一≦脚梵網獺面≧一.一 5 幣壮撃墜勲蝿恥.1 く. う ぺ. 図2−5. 遠隔共同学習システム構想図. 2.1.1 取材活動場面. 取材活動場面において,子ども達が地域を実際に歩きながら情報を収 集する場合,これまではメモノートや調べ学習帳等に質問やそれに対応 する回答を要約して記述していたが,本研究では1.4で述べたマルチメ ディア情報収集機器を用い,調べ学習の地域取材活動を行う。その際, 子ども達にとってより容易に情報収集活動が出来るようなマルチメディ ア情報収集機器の特性として,. ・子どもが持ち運ぶポータビリティ(軽さ). 一21一.
(25) ・子どもが操作できる容易な操作性能 の2点を満たす情報収集機器を選択する。 授業で,子ども達は次の機器を用いて取材活動を行う。. 〈音声情報収集機器〉 ・マイクロフォン. ここで使用するマイクロフォンは10グラム程度ときわめて軽く,子 どもが容易に握って取材活動可能である。電源はカセットテープレコー ダから供給されるので,電源スイッチの入れ忘れの危険もない。 ・カセットテープレコーダー. マイクロフォンと対に接続して用いる。屋外の取材収集用には,小型 で極めて軽いものを用い,マルチメディア工房でコンピュータに接続す る操作が安定している,大きめのスイッチ類を持つ機種とは区別する。. 〈静止画情報収集機器〉 ・ディジタルカメラ. 静止画を撮るために一般には,写真機が用いられるが,ここではディ ジタルカメラを用いる。ディジタルカメラには,撮ってきた静止画をコ ンピュータに入力するのにスキャナなどが要らず,ディジタルカメラを. コンピュータにケーブルで接続し,データを転送するだけで静止画を入 力できる等の利点がある。欠点としては,映像精度が写真機より悪く発 色が機種により固定されるのでレタッチソフトで修正する必要が生じる 場合がある。ディジタルカメラのこれらの欠点は画像情報としては許容 できる範囲であり,その利点の方が子ども達の情報収集活動を効果的に 行う機能としてより有効である。. 〈動画情報収集機器〉 ・ビデオカメラ 一22一.
(26) 動画を撮るためには,片手で構えて操作できる軽量で操作性が比較的 安定している8ミリビデオカメラを用いる。3・4年の子ども達にとって も軽く簡単な操作で扱うことの可能な機種を選択する。. 子ども達は,以上説明したマルチメディア情報収集機器を用い,地域 に出かけ,フィールドワークとしての調べ学習活動取材を行うが,従来. の授業で行っていた文字による記録絵によるスケッチ等の情報収集活 動も,取材活動の必要に応じて行う。. 2.1.2 取材情報編集場面 2.1.1で述べた取材活動場面で収集された情報は,図2−1のマルチメデ. ィアエ房の教育的機能①の「マルチメディア情報の選択加工」におい. て,以下のようなケーブルや機器及びソフトを用い,ディジタル情報に 変換されコンビュータへ入力され,コンピュータ画面上での編集が可能 になる。. 〈各種接続ケーブル〉 ・カセットテープレコーダーとパソコンの接続ケーブル ・デジタルカメラとパソコンの接続ケーブル ・ビデオカメラとパソコンの接続ケーブル. 〈動画情報入力機器〉 ・パソコン直結型ビデオカメラ(sony PCカム). 撮影と同時に画像入力され,ビデオ会議に使用可能である。. 〈平面静止画情報入力機器〉 ・イメージスキャナ(EpsOn) 写真(ポジフィルム)や絵を入力可能である。. 〈コンピュータ側のハードウェア〉 一23一.
(27) 次のコンピュータを使用する。 ・本体. デスクトップ型コンピュータ,Power MacintOsh 7100/80AV 同上,Power Macintosh 7600. ノート型コンピュータ,PowerBook 520c ・補助記憶装置 1.2メガバイト. 〈コンピュータ側のソフトウェア〉 次のソフトウェアを使用し,各種の情報を入力する。. ・音声:SoundMachine(音声を取込む) RealAudiO Encoder(音声ファイルを圧縮する) ・デジタルカメラの静止画:DU−2(デジタルカメラの画像を引出す) GIFConverter 2.3.7(画像ファイルをgif形式にする). ・動画:A▽id VideoShop(動画を取り込む). FusionRecorder(動画を取り込む) flattenMooV(動画をインターネット用の形式にする) ・平面静止画:Adobe PhOtoshop(スキャナの画像を引出す). 同じく取材情報編集場面おけるマルチメディア工房の教育的機能であ る②「調べノート」ハイパーメディア教材『調べノート』を用いて作成 する。そのハイパーメディア教材『調べノート』はハイパーメディアソ フトHyperCard 2.3を用いて開発したもので,図2−6に示すように, 8種の「調べノート」カードから構成される。. 一24一.
(28) <カード>. o D D o. 〈カード名〉 待機の要請. 〈児童の活動〉 待つ. 扉(オープニング). 通過する. 広域図「世界の中の… 」 竹富町の位置を確かめる 地域地図「八重山諸島図」 竹富町の島々を確かめる. z. 各島図 各島図. 見る 見る. D. 各島図. 見る. 門島図. 自分のカードを作成する**. []. 一*. D D D o 口 []. a o. 和島図 見る 各島図 見る Yes/No問題1∼10 問題にYes/Noで答える 問題1に正答した時の応答 応答を読む 問題1に誤答した時の応答 同上 問題10に正答した時の応答 応答を読む 問題10に誤答した時の応答 同上 HTMLファイルへのコンバータ(このカードへのリンクなし). 図2−6「調べノート」のカード内容 (*注:カードの黒色は,使用中の児童が住んでいる島を示す) (**注=児童は自分の住む島のカードにだけ,情報入力が可能). ここでは,従来の調べ学習において,副読本『結び合う島じま』を用 いて学習していたことを,コンピュータ画面上で行えるようにハイパー メディア教材を開発する。子どもはマルチメディア機器を使った取材活. 動により収集した情報をもとに,開発されたハイパーメディア教材のも とで調べ学習のまとめを行い,『ネット教室』に発信する島の「調べノ. ート」を作成する。その活動のためのハイパーメディア教材『調べノー ト』の詳細については,節を改め2.2で述べる。. マルチメディア工房の教育的機能である③の「情報の発信」は,各学 校で子どもが作成した「調べ学習のまとめ」をHTML(Hyper TeXt −25一.
(29) Mark−Up Language)文書化したファイルや、画像ファイル等を『ネッ ト教室』としてのサイトが設けられたインターネット・サービス・プロ バイダinforyukyuの「情報収集基地」にソフトであるFetchを用い, 転送する。. マルチメディアエ房の教育的機能である④の「情報の受信」は,イン ターネットアクセスソフトのNetscapeを用い,インターネット・サービ ス・プロバイダinforyukyuに設けられた『ネット教室』のサイトにアク セスすることで実現する。詳細は次項2.1.3ネット教室参加場面で述べ る。. マルチメディアエ房の教育的機能である⑤の「テレビ会議」は,リ アルタイムで双方向の通信を行う,同期的なコミュニケーションによる. 学習環境を実現するものである。テレビ会議により,リアルタイムの多 人数による授業展開が可能になる。これは,『ネット教室』参加による. 学習成果の共有による遠隔共同学習とは異なり,実際に相手の顔を見て の,同時的なコミュニケーションであり,コンピュータネット上に構築 された仮想的な共同学習の空間ではなく,お互いの実体が同じ空間に存 在するかのような状態をテレビ画面によって作り出し,まるで一つの空 間での同時的な共同学習が実現されると考える。. 一方,インターネットにアクセスして行うハイパーメディア教材『調 べノート』を用いた学習環境は,各学校が学習時間を個々ばらばらに設 定できるように非同期的なコミュニケーションによる学習環境として構 築している。. テレビ会議の実現には以下の3つの方法が考えられる。 (1)OS(operating system)組み込み機能による直結の方法. これは,具体的にはMacintoshのOSである,漢字Talkの機能の一部で 一26一.
(30) ある,Appleメディア会議による環境である。 (2)インターネットとビデオ会議ソフトウェアによる方法. これは,具体的には,Corne11大学で開発された, CU−SeeMeによる 環境である。. (3)ビデオ会議専用システムによる方法. これには,種々の製品があるが,本研究では,NTrが開発したパソコ. ンで比較的,手軽に実現可能なソフトであるFaceMateによる環境を採 用する。. 以上が,マルチメディア工房での取材情報編集場面の説明である。. 2.1.3 『ネット教室』参加場面. 図2−4の③情報の発信,④情報の受信の教育的機能は,『ネット教 室』参加場面における学習活動で用いられる。この『ネット教室』にお いて子ども達は実際に訪れて調べることのできなかった島の様子につい. て,その島の子ども達が調べ学習活動を通して完成させた「調べノー ト」から,それら他の島の生活の様子について学習する。つまり,この. 場面において,子ども達がハイパーメディア教材『調べノート』を用い て作成した「調べノート」がお互いの調べ学習の教材として活用される. 学習環境が構築される。これは,『ネット教室』における学習成果の共 有であり,図2−7のように表わすことができる。また,この場面では, 『ネット教室』参加している学校から電子メールによる質問等により,. 子ども達同士の学習や,他の学校の教師に対する質問により,従来の 個々別々の調べ学習では成立しなかった,多くの島を結んでの,児童対 児童や児童対複数の教師という新しい学習環境が構築される。 一27一.
(31) B校. 〈マルチメディア工房〉. 呂呂呂8翻. A校 くマルチメディア工房〉. a④噛. 888翻 接続 接続. K校 〈マルチメディア工房〉. 接続 ネットワーク. 幽幽簗難…懸. 「調べノート」. ホームページ(日常的な交流の場). rネット教室』. 、興る B毯/石6す∵…・墜一一一’・. 醤ぐ旦絃8呂脇塩. 、衰く二乏./『\焉::1ン〉●…ノ 1稜幽…’…. H校』. 図2−7 「ネット教室」学習成果の共有図 『ネット教室』のハイパーメディア教材『調べノート』を用いた学習活. 動は図2−8ネット教室の「調べノート」リンクの様子に示すように,ハ イパーメディア教材『調べノート』の扉のカードから各学校の「調べノ ート」にリンクすることで実現される。. 一28一.
(32) A小学校から _ 三. C小学校から. 塁;品. B小学校から □扉. 鵡図. 難題、一、。\\北山…□. N. への応答. 図2−8 『調べノート』リンクの様子. 2.1.4 コンピュータネットワークの利用形態 『ネット教室』へ参加するにはコンピュータネットワークを利用する が,本研究では,コンピュータネットワークの利用形態として,以下の3 種類の方法で実験授業を進める。 (1)2つの小学校をインターネットへ接続し,その資源を利用する (2)2つの小学校間を接続し,両小学校間の交流を図る (3)1つの小学校を1つの大学へ接続し,情報を取得する (1)を実現する方法としては、インターネットを利用できるネットワー クサービスプロバイダと呼ばれる組織に接続し環境を構築する。(2)(3). の場合は,それぞれの組織間を直接回線で接続する方法と,(1)と同様の. 方法によりインターネット経由で接続する方法とがある。ここでは,そ れぞれの接続方法に関して,その概要と利点及び欠点について述べる。. 〈外部組織とのコンピュータネットワーク接続〉 一29一.
(33) 自組織(組織とは会社や大学等のことをいう)と外部組織をコンピュ ータネットワークで接続するためには,接続先の種類を問わず,何らか の方法で組織間に通信線を確保することが必須である。両組織が物理的 に隣接している場合には,自ら通信線を設置することも可能である。し. かし多くの場合,両組織間の物理的距離が離れているため,NTr等の通 信事業者から通信回線を借りることが必要になる。なお,この線にはイ. ーサネットケーブルと呼ばれるメタルケーブルや,光ファイバーなどが 利用される。. 通信事業者から借りる通信回線として,ISDN(Integrated Services Digital Network)等のデジタル回線と, NTr等から借りる加入者電話用. 等のアナログ回線がある。ISDN回線は高速な通信速度を保証された回 線であり,加入者電話のアナログ回線は利用できる最高の通信速度が低 く,さらに状況によって利用できる通信速度も変化する不安定な回線で. ある。基本的な利用におけるISDN回線の媒体は,アナログ回線と同じ メタルケーブルである。より高速な種類のISDN回線を利用する場合,. 通信回線の媒体は光ファイバーとなり,従って事前に有資格者による回 線工事が必要となる。. ISDN回線を純粋な形式で利用して外部組織とコンピュータネットワー クを接続するためには,通信回線の末端とコンピュータの問Dsu(digi− tal service unit)と呼ばれる装置,64Kbps以上の同期通信に対応したタ. ーミナルアダプタ(もしくはISDNボード)と呼ばれる装置を設置する必要. がある。また,ISDN回線をアナログ回線の代用として利用する場合に. は,DSU、ターミナルアダプタ,モデムと呼ばれる3つの装置を設置す る必要がある。アナログ回線を利用する場合には,通信回線の末端とコ ンピュータの間にモデムと呼ばれる装置を設置する必要がある。 一30一.
(34) 〈プロバイダを利用したインターネット接続〉 コンピュータをインターネットに接続するためには,ネットワークサ ービスプロバイダ(以下NSPと呼ぶ)組織を利用する必要がある。インタ. ーネットへ接続されたNSPには,大学等を中心とする非営利団体から営 利目的の民間企業まで多数の種類がある。非営利団体であるNSPを利用 する場合,接続に必要な経費は基本的に維持費や回線使用料等の実費で. すむため比較的割安である。また,NSPから先のインターネットへの接 続回線が高速であることが多く,比較的快適な利用環境を構築すること ができる。しかし多くの場合,接続組織の資格や使用の目的等に関する. 制限が比較的強い。また,ネットワークプロバイダから得られる付加的 な協力は,その組織が内部で有する研究テーマ等に大きく左右される。. 営利目的の民間企業等のNSPを利用する場合には,ほとんどのNSPで 特別な利用資格は要求されず,また使用目的等の制限も少ない。また,. 様々なサービスが用意されているため,比較的簡単に利用を開始するこ. とができる。しかし、比較的に利用料が高くなること,NSPによって 技術力に大きな差があること等が問題である。. NSPへの接続には,様々な方法があるが,日本で最近多く使われてい るのは,NTTの加入者電話回線またはISDN回線を用いたダイアルアッ プによるPPP(Point to Point Protoco1)接続である。 PPP接続では∫コン. ピュータをネットワークに接続するために必要な多くの設定情報をNSP 側から動的に割り振ることができる。このため,NSP側の管理負荷と, ユーザ側のネットワーク接続に関する設定負荷が減少する。. インターネットが利用できるNSPへ接続できた組織は, WWW(World Wide Web)等の,インターネット上にある様々な資源を利用することが. 可能となる。インターネット利用の可能な組織同士は,インターネット 一31一.
(35) 上で利用可能なTCP/IP(Transmission Control Protoco1/Internet Protoco1)上で定義された様々な通信機能を相互に利用することで,相. 互接続された状態で通信を行うことができる。だが,このようなインタ. ーネットを経由した相互接続では,1本の通信回線上に,その時点でイ ンターネットを利用している他の組織のデータも流れ,影響を受けるた め,常に一定の状態で相互接続された環境を利用することはできない。. 〈直接回線によるコンピュータネットワークの接続〉 限られた組織間での閉じられたコンピュータネットワークの構築であ. れば,NSPを利用しないことも可能である。この場合,それぞれの接続 組織が事前に打ち合わせをし,双方がコンピュータを接続可能な状態に 設定しておく必要がある。直接接続された組織同士は,常に一定の状態 で相互接続された環境を利用することができる。直接接続で結ばれた組 織同士では通信規則を自由に選択することができる。このためTCP/IP に基づかない通信規約で作成された専用TV会議システム等の利用も可能. となる。一方,直接接続の通信規約としてTCP/IPを選択することも. 可能である。TCP/IPによる直接接続では,インターネットと同様に. WWW等の情報や,インターネット上で利用できるTV会議システム等 のアプリケーションを、その組織間に限って利用することができる。 このようなコンピュータネットワーク通信における状態を考慮して、. 本研究では,基本的な通信方式としはTCP/IPを採用し,実用可能な範 囲のデータに限って送受信を行い,安定した通信環境の構築を目指す。. 一32一.
(36) 2.2 ハイパーメディア教材『調べノート』の開発 2.2.1 「調べノート」のスタック構成 ここでは,ハイパーメディア教材『調べノート』についてその開発手 順,及びハイパーメディア教材『調べノート』の各々のカードについ て,詳細な説明を行う。. 図2−9には,ハイパーメディア教材「調べノート」の全体のスタック 機能を示す。 』iハイパーカード起動. 凡例 6.:時間が経てば移動する. スiJ. ⇒2:クリックで移動する. li蹴∴ll>. 融瓢ド. 1・麟齢薩を見て確かめる、 目量窒総=1 導iJ 入i國腫山諸島図く竹富町の島(位置)と名(ボタン)を確かめる〉 ・i・・熾↑・……………………・………・・一………・・↓↑・・↓争・・↓↑・・↓↑・・↓一1・…・・. 取圏自分の島の図〈鮒点にボタンを作成する〉團團圏圏團他の島の図. 材1↓↑. ↓↑. デiロ…取材地点数…〔]〈取材データを入力・編集する>. Ii↓↑ タi[:コ. 入}↓↑ 力 i(任意枚). 編i↓↑. 集i〔] 「『『「『. 煤u『『r’ttttVtt「『tt『『rr「「tttttr『tt『『『『tt『「t『「r”rtrtt『『『『ttt『『t’. 問 1□問題カード〈Yes/No問題1∼10を入力する〉. 題i↓↑↓↑↓↑↓↑ ’ i□□ □□. Ki正誤 正誤 正 誤 R l x x ロ. ロ ロコ. 竺:x ロ. ロ. ロ. ↓↑↓↑. □□KRカード〈応答を入力する> 嫁 x. ∼iおおおお. おお. りi際際 顎 i(問題1)(問題2). (問題10). , , , ’, , ’ , , 一 ’ ” , , , , , , , , , , , , , , , , , ’ , , , , , , , , , , , , , ,, , , ,, , , , , ,. 他1□H丁MLファイルへのコンバータ(教師用,リンクなし). 図2−g r調べノート』カード全体構成図 一33一.
(37) 2.2.2 ハイパーメディア教材『調べノート』のバックグラウンド ハイパーメディア教材『調べノート』は,Macintoshの上で動作する ソフトウェアであるHyperCard 2.3を用いて,単一のスタックとして開. 発する。HyperCardの持っているスクリプト言語HyperTalkを用い, 教材としての機能を開発する。ここでは,教材としての機能がどのよう に構成されているかを,スタック,バックグラウンド,及び,各カード に沿って述べる。. まず,この項ではスタック(スクリプト),及びバックグラウンド (スクリプト)について述べ,2.2.3.でハイパーメディア教材『調べノ. ート』の各カード及びカードスクリプトについて述べる。. HyperCardの最新バージョンー2.3において,カラーツール機能を用 いることを指定すると,図2−10のスクリプトが,スタックスクリプトと. して貼り付けられる。これはHyperCardが自動的に行う動作であるの で、図2−7のスクリプトについては論ぜず、このまま用いる。ただ,教. 材ではこのスクリプト中,メッセージハンドラ「openStack」に,<go card ”tobira”〉の1行を追加している。これにより、スタックが起動さ. れると、カード「tobira」が表示される。この意味は,2.2.3①カード 「オープニング」で述べる。. onSend openCard colorMe to this card pass openCard end openCard on closeCard lo¢k screen. passcloseCard clo$eCard end on colorMe AddColor colorCard.stamp.O end colorMe onAddColor openStack install pass openStack end openStack on closeStack. AddColor remove. passcloseStack clo$eStack end. 図2−10 カラーツールを使用する場合のスタックスクリプト 一34一.
(38) バックグラウンドは3枚作成し,次のようにカードを分けている。. 第1のバックグラウンド「note」は,児童から見た『調べノート』の バックグラウンドであり,大部分のカードはこのバックグラウンドの上 に位置する。 「note」のバックグラウンドスクリプトを図2−11に示す。. on QandA go card ”pattern−5”. end QandA function mylsland global currentCard get line 1 of card field ”School−Name−Kanji”’ of card. ”School−Name−Setting” put it intO Schoo1NameInKa珂●i get line 2 of card button SchoolNamelnKanji of card ”SChool−Name−Setting” put it into MylslandlnRomaji if ”p2一” & MylslandlnRomaji is currentCard then return ”true”. else return ”false”. end if. end mylsland. on newButton global MylconlD,MyName,newButtonAction if newButtonAction is ”working” then set autoHilite of the target to true. set the name of the target to MyName set the icon of the target to MylconlD set the height of the target to 50 set the width of the target to 50. set the showname of the target to true− get the script of card button 1 of card ”p2−common” set the script of the target to it. choose browse tool end if. end newButton 図2−11バックグラウンド「note」のスクリプト. 図2−11に示したバックグラウンド「note」には,以下の3つのメッ. 一35一.
(39) セージハンドラがある。. 第1のメッセージハンドラ「on QandA.」は,カード「pattern−5」へ の移動を行う。カード「pattern−5」への移動をどのカードからでも可. 能にするために,このハンドラをバックグラウンドに置いている。詳細 は、2.2.3の「クイズカード」で述べる。. 第2のファンクションハンドラ「function mylsland」は,教師があ らかじめ登録した「この島の名前」を用いて,児童が現在,開いて見て いるカードが, 「自分の島の図」かどうかを, 「真」または「偽」の値. で得る。これにより,児童が自分の島の図のカードに対しては変更を加 えることが出来、それ以外の島の図は「見るだけ」しかできないような 機能を、各島のカードに開発している。このスタックはどの島の小学校 でも使用するため、このハンドラはバックグラウンドに置いている。詳 細は、2.2.3の「各島図」で述べる。. 第3のメッセージハンドラ「On newButton」は,新しいボタンが作 成された時に働く。新しいボタンは、児童自ら『調べノート』に新しい カードを追加して、収集した情報を書き込む時に作成される。カード 「自分の島の図」において,児童はまず,書き込みたい情報を収集した. 地点に,新しいボタンを作成する。ボタンが作成されると,メッセージ 「newButton」が,そのボタンに対して送られ,新しく作成されたボタ ンには,そのメッセージを受け止めるハンドラは存在しないので,メッ. セージは次に,そのボタンの属するカードへと送られる。ところが,こ のメッセージはどの島からも発生するので、 「同じスクリプトを複数の. 箇所に置かない」という原則から,ハンドラは,バックグラウンドに置 いている。. 第2のバックグラウンド「ternplate」は,児童が作成するカードにお 一36一.
(40) ける,3種類のテンプレートに対応した,3枚のカードのためのバック グラウンドである。ここにはスクリプトはない。. 第3のバックグラウンド「converter」は,最後の1枚のカード 「converter」のためのバックグラウンドである。ここにもスクリプト はない。. 2.2.3 ハイパーメディア教材r調べノート』の詳細. ①カード1:オープニング. 獲 1こ:嚇. 嬉. .ミ鍵. 薫. 薫£…. 芯. 漏、漣;:. ㌔“. ぽへ を. ゆボ. 奪………窒震毫髪尋ミ…ミ多…転. _葦一 .. ……………. 鯨鴬轄・レこ・こ・こ’こ’こ艦・こマ、、 ハ ハ. ゆ ぬ. リ ノ ノ. ノ ノ. ゆ ゆ. ナ ド ノ. ....ミ .:。:今. ノ ノ ノ イ. 二餐澱読こ念こ:聴こニモ聴聴ぐこごこ芳漸,撒,、_,、 、 てロへ ぬ ハ お. へ ぬ カ る う へ ち し マ ぬ. ら ら も ち も も ね セ う ヘ ヘ へ し し ヘ マ う ヘ ヒ し ヤ を キ も ヰ ち. ゆ ゆ み バ ほ ぬ め. ゆなぴヘズ ほぜナアノノノノタ ゆノノノノメごタノげノノノイタナずぞノノノまナナノノ. ゆ. ゆ. ド ウ や. 鱗. 罫彙:; や ト ユ ぱ. ゐ らハあゆル うやハハルル ほ. り. ゆお へらゐ. ミミ灘ミ滋こ二欺こ繭こ回航ミニ叢丸正ζ二灘≡蝋難ii三三回目iii騰識四丁蒙麗ミ灘轡黙瓢. へ. ゐ あ へ ゆ る ウ へ ゆ. み ノ. ゐ ム ム れ サ. あ ぬ ん の. ム. ゐ. ぬ. コ の. ハ ん ル ゐ ゐ み へ. ム ら ゐ ゐ あ ふ ぽ. ム ん る ん の ぬ よ ユ ユ ゐ ゑ う へ. ゐ ら ハ ん ゐ ゐ ゆ ホ な み ル ゆ ル ゐ ゆ の み へ み ル ゐ. ヤ. .綴 門下iiii. さ ロし の め ハ ル ゆ ゐ. 瓦㌔^^㌦㌔「「》“♂語^^^蔦瓦㌔㌔㌔㌔.曳^^^^㌦㌔ゆウ㍉㌦^^へ^㌦”♂ご∼ノ.λ㌔㌔^♂r.㌔%.㌔㌧、㌔^謹論’∼噸㌧.“「h^^㌔角^タ.≠ウやノ蛎、^^べ《^㌔『脅%“訊“乳^^へA4A.㌔㌔㌧1、乳“^㌔^鳶架㌔㌧、ゆ‘8㌦4高《ノ≠中癌“礎^^^^^..4v↓‘》.−x^ん㌔㌔㌔?’ん㌦氏^㌦『9㌔や A A A ん ψ 曝 A A A A A 、S 良 A 済 の A 4 や .u ψ の 噂 A ヘ ウ 麿 , .♂ 6 氏 A A チ .ら 吐 0.十 A A 6 S 壷 セ. A A A り 幹 tt. s 啄 A A O 巾 .S.ツ ρ・呼 A み や 戟 9 夕. A 命 A O 4 十 S 吟 轟 “ δ 巾 へ や 臼 ら A A A 馬 S ■ 鴨. A A A A φ 虚 ら.“ “ 西 A 4 や 壷 φ 噂 作 《 へ S X a. 心 ゆ 0 ゆ 撹 蹴 漁 tt ら. 6. A. へ. 剃. 践. κ. tt A. や. .、. 叔. 配. t. 応. ゐ. “. 亭. 畠. 與. 罷. t. カ. ウ. 《. A. 『 .A. 麗. S. り. 凸. ホ. ■t 姐. K. 尾. A. へ. A. A. tt. #. t. h. h. 面. 6. へ. .h. h. 罵. h. “. A. A. 畠. .k. S. 揚. ゆ. ゆ. δ. “. 訣. M. th yt ゆ. 0. “. “. h. t. t、 ゐ. ゆ. や. “. 偶. 読. 虞. ゆ. 九. A. O. 邑. 尻. 託. い A s “ “ ^ ]・A 《 鼻 “ .k h ♂ti’ゐ 西 “ .s ・h A ■・西 占 A 由 」 帆 i の 作 A “ ・、 s L ム ゐ ん a “ “ ;.魯 轟 L 6 s s ・t ‘ 飾 ん A .s ら ・L 昌 ■・山 h a 心 馬 .覧 ’.ゆ 匹 “ A h s t カ の A “ “ M “ x み t’A ゐ 畠 “ ■tA A ’・“ “ “ 偽 偶.鴫 4 A 而 A “ L d. 図2−12 オープンカード. 児童が『調べノート』アイコンをクリックしてから,画面が児童の操 作を受け付けるようになるまでの時間は,Macintoshの機種によるが,、. 本研究で使用した,Power Macintosh 7100/80AV(主記憶容量は. 48MB)では,約20秒であり,やや長い。この約20秒間,扉のカードを そのまま表示し続けると、画面への操作が停止したのかと,児童が戸惑 一37一.
(41) いを感じる可能性がある。そこで,この約20秒間は,『ただいま,起動 中 しばらく,お待ちください』というメッセージをカード「オープニ ング」により画面に表示する。このメッセージは,起動のための動作が 完了するまで表示され,児童に対し,待機を要請する。動作が完了する と,スクリプト〈go card”tobira”〉が実行され,次のカード「扉」が 表示され,児童の操作が可能になる。. ②カード2:扉 カード「扉」を図2−13に示す。. 図2−13 カード「扉」. このカード「扉」には,竹富町の海と空の風景写真に,これまで島々 を隔てる存在であった青く果てしなくどこまでも続くように感じられる 海と空が,コンピュータネットワークを利用することにより,新たなる 意味を付与された存在に変化するというメッセージを込め,プレゼンテ. ーションソフトPersuasionを使ってPICTファイルを作成した。このカ ード「扉」PICTファイルはカラーツールによって,カード「扉」に貼り. 付けられている。このファイルは,256色であるが約500KBと容量が大 一38一.
(42) きい。また、カードボタン「スタート」には,図2−14のスクリプトが置 かれ,このスタックが今,竹富町のどの小学校で使われているかを識別 する。すなわち,カード「School−Name−Setting」のしかるべきフィ ールド(Schoo1−Name−Kanj i)に学校名が登録されていない場合,カ. ード「School−Name−Setting」へ移動し,学校名の登録を促す。ま た,すでに登録済みの場合は,カード「pattern−0」へ移動する。 on rnouseUp if card field ”School−Name−Kanji”. of card ”School−Name−Setting” is empty. then. go card ”School−Name−Setting” else go card ”pattern−O” end if. end mouseUp 図2−14 小学校を識別するスクリプト. ③カード3:初期設定 ハイパーメディア教材『調べノート』は竹富町のどの小学校でも,同 様に使用可能なように作成されている。このため,各小学校において,. 最初のスタックの起動時,自動的に表示されるカード「初期設定」にお いて,学校名を一覧表から選択し,登録するようになっている。 カード「初期設定」には, ・カードフィールド:School−Name−Romaji, School−Name−Karゴi. ・カードボタン:西表小学校∼船浮小学校(11個) ・カードボタン:スタート. および,説明文が配置されている(図2−15)。中央の上部の2つの四角 が,上から,カードフィールド「SchOol−Name−Romaji」と, 「Schoo1−Name−Kanji」であり,最初は,両方とも空白である。. 一39一.
(43) ロわロ ロ. うちは小浜小学校. 「ごす。. ■ハイパーカードのスタック「結びあう島々」が起動されました。 起動された先生に、最初にひとつ、お願いがあります.上の中から 先生の学校名をクリックして下さい(クリックした学校名が、上の にコピリされます む. ●次に、右のスター・ボタンをク・。クして下さい.〔到 ※次回のスタートからは、このページは省略されます.. 図2−15 カード「初期設定」. カードの下部の説明文からわかるように,最初の起動は教師が行うこ. とを前提にしている。カード中央部分の11個のボタンから,11の小学校 が竹富町に置かれていることがわかる。教師のボタンクリックにより,. 〈 on mouse Up SetSchoolNameRomaji SetSchoolNameKanji end. mouseUp>のボタンスクリプトが実行される。このスクリプトは,11個 のボタン全部に共通である。明らかに,押すボタンを誤った場合は,何 度でも押し直しが可能である。ここで,発生するメッセージはカードス クリプト(図2−16)によって処理され、学校名が登録される。. on SetSchoolNameRomaji get line 1 of target. put it into card field ”School−Name−Romaji”. end SetSchoolNameRomajj on SetSchoolNameKanji ’. get the short name of target. put it into card field ”School−Name−Kanji”’. end SetSchoolNameKanji. 図2−16学校名を登録するスクリプト 各ボタンの内容として,1回目にはその学校名が,2行目にはその学校 が設置されている島の名前が,それぞれ,ローマ字で記入されている。. メッセージハンドラ<SetSchOOINameRomaji>はこの内容の1回目を取 り出し,カード最上部のフィールドに書き込む。2行目の島名はここでは. 使用しない。メッセージハンドラ<SetSchoolNameKanji>はボタン名 一40一.
(44) を取り出し,その下のフィールドに書き込む。以上が学校名の登録であ る。カードボタン「スタート」は,登録をせずに押しても反応しない。 これはそのスクリプト(図2−17)による。. on mouseUp if card field ”School−Name−Romati” is empty then 一一( no action )一一. else go card ”pattern−O” end if. end mouseUp 図2−17カードボタン「スタート」のスクリプト ④カード4:広域図「世界の中の沖縄・八重山・竹富町」. 急藏. 図2−18 広域図「世界の中の沖縄・八重山・竹富町」. このカードから調べ学習活動が始まり,児童は,日本の全体,および アジアの一部を含む地図により,竹富町を広い視野から眺めることで, 世界における竹富町の位置を確認する。 このカードには, 「次のカードへ移動するボタン」と, 「そのボタン. の,画面上の位置を知るためのボタン」とが配置されている。それぞれ 一41一.
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