難題、一、。\\北山…□
への応答
C小学校から
B小学校から
鵡図
□扉N.
図2−8 『調べノート』リンクの様子
2.1.4 コンピュータネットワークの利用形態
『ネット教室』へ参加するにはコンピュータネットワークを利用する が,本研究では,コンピュータネットワークの利用形態として,以下の3 種類の方法で実験授業を進める。
(1)2つの小学校をインターネットへ接続し,その資源を利用する
(2)2つの小学校間を接続し,両小学校間の交流を図る
(3)1つの小学校を1つの大学へ接続し,情報を取得する
(1)を実現する方法としては、インターネットを利用できるネットワー クサービスプロバイダと呼ばれる組織に接続し環境を構築する。(2)(3)
の場合は,それぞれの組織間を直接回線で接続する方法と,(1)と同様の 方法によりインターネット経由で接続する方法とがある。ここでは,そ れぞれの接続方法に関して,その概要と利点及び欠点について述べる。
〈外部組織とのコンピュータネットワーク接続〉
一29一
自組織(組織とは会社や大学等のことをいう)と外部組織をコンピュ ータネットワークで接続するためには,接続先の種類を問わず,何らか の方法で組織間に通信線を確保することが必須である。両組織が物理的 に隣接している場合には,自ら通信線を設置することも可能である。し かし多くの場合,両組織間の物理的距離が離れているため,NTr等の通 信事業者から通信回線を借りることが必要になる。なお,この線にはイ ーサネットケーブルと呼ばれるメタルケーブルや,光ファイバーなどが
利用される。
通信事業者から借りる通信回線として,ISDN(Integrated Services Digital Network)等のデジタル回線と, NTr等から借りる加入者電話用 等のアナログ回線がある。ISDN回線は高速な通信速度を保証された回 線であり,加入者電話のアナログ回線は利用できる最高の通信速度が低
く,さらに状況によって利用できる通信速度も変化する不安定な回線で ある。基本的な利用におけるISDN回線の媒体は,アナログ回線と同じ メタルケーブルである。より高速な種類のISDN回線を利用する場合,
通信回線の媒体は光ファイバーとなり,従って事前に有資格者による回 線工事が必要となる。
ISDN回線を純粋な形式で利用して外部組織とコンピュータネットワー クを接続するためには,通信回線の末端とコンピュータの問Dsu(digi−
tal service unit)と呼ばれる装置,64Kbps以上の同期通信に対応したタ ーミナルアダプタ(もしくはISDNボード)と呼ばれる装置を設置する必要 がある。また,ISDN回線をアナログ回線の代用として利用する場合に は,DSU、ターミナルアダプタ,モデムと呼ばれる3つの装置を設置す る必要がある。アナログ回線を利用する場合には,通信回線の末端とコ ンピュータの間にモデムと呼ばれる装置を設置する必要がある。
一30一
〈プロバイダを利用したインターネット接続〉
コンピュータをインターネットに接続するためには,ネットワークサ ービスプロバイダ(以下NSPと呼ぶ)組織を利用する必要がある。インタ ーネットへ接続されたNSPには,大学等を中心とする非営利団体から営 利目的の民間企業まで多数の種類がある。非営利団体であるNSPを利用 する場合,接続に必要な経費は基本的に維持費や回線使用料等の実費で すむため比較的割安である。また,NSPから先のインターネットへの接 続回線が高速であることが多く,比較的快適な利用環境を構築すること ができる。しかし多くの場合,接続組織の資格や使用の目的等に関する 制限が比較的強い。また,ネットワークプロバイダから得られる付加的 な協力は,その組織が内部で有する研究テーマ等に大きく左右される。
営利目的の民間企業等のNSPを利用する場合には,ほとんどのNSPで 特別な利用資格は要求されず,また使用目的等の制限も少ない。また,
様々なサービスが用意されているため,比較的簡単に利用を開始するこ とができる。しかし、比較的に利用料が高くなること,NSPによって 技術力に大きな差があること等が問題である。
NSPへの接続には,様々な方法があるが,日本で最近多く使われてい るのは,NTTの加入者電話回線またはISDN回線を用いたダイアルアッ プによるPPP(Point to Point Protoco1)接続である。 PPP接続では∫コン ピュータをネットワークに接続するために必要な多くの設定情報をNSP 側から動的に割り振ることができる。このため,NSP側の管理負荷と,
ユーザ側のネットワーク接続に関する設定負荷が減少する。
インターネットが利用できるNSPへ接続できた組織は, WWW(World Wide Web)等の,インターネット上にある様々な資源を利用することが 可能となる。インターネット利用の可能な組織同士は,インターネット 一31一
上で利用可能なTCP/IP(Transmission Control Protoco1/Internet Protoco1)上で定義された様々な通信機能を相互に利用することで,相 互接続された状態で通信を行うことができる。だが,このようなインタ ーネットを経由した相互接続では,1本の通信回線上に,その時点でイ ンターネットを利用している他の組織のデータも流れ,影響を受けるた め,常に一定の状態で相互接続された環境を利用することはできない。
〈直接回線によるコンピュータネットワークの接続〉
限られた組織間での閉じられたコンピュータネットワークの構築であ れば,NSPを利用しないことも可能である。この場合,それぞれの接続 組織が事前に打ち合わせをし,双方がコンピュータを接続可能な状態に 設定しておく必要がある。直接接続された組織同士は,常に一定の状態 で相互接続された環境を利用することができる。直接接続で結ばれた組 織同士では通信規則を自由に選択することができる。このためTCP/IP に基づかない通信規約で作成された専用TV会議システム等の利用も可能 となる。一方,直接接続の通信規約としてTCP/IPを選択することも 可能である。TCP/IPによる直接接続では,インターネットと同様に WWW等の情報や,インターネット上で利用できるTV会議システム等
のアプリケーションを、その組織間に限って利用することができる。
このようなコンピュータネットワーク通信における状態を考慮して、
本研究では,基本的な通信方式としはTCP/IPを採用し,実用可能な範 囲のデータに限って送受信を行い,安定した通信環境の構築を目指す。
一32一
2.2 ハイパーメディア教材『調べノート』の開発 2.2.1 「調べノート」のスタック構成
ここでは,ハイパーメディア教材『調べノート』についてその開発手 順,及びハイパーメディア教材『調べノート』の各々のカードについ て,詳細な説明を行う。
図2−9には,ハイパーメディア教材「調べノート」の全体のスタック 機能を示す。
』iハイパーカード起動 凡例 6.:時間が経てば移動する スiJ ⇒2:クリックで移動する
li蹴∴ll> 融瓢ド
1・麟齢薩を見て確かめる、 目量窒総=1
導iJ
入i國腫山諸島図く竹富町の島(位置)と名(ボタン)を確かめる〉・i・・熾↑・………・………・・一………・・↓↑・・↓争・・↓↑・・↓↑・・↓一1・…・・
取圏自分の島の図〈鮒点にボタンを作成する〉團團圏圏團他の島の図 材1↓↑ ↓↑
デiロ…取材地点数…〔]〈取材データを入力・編集する>
Ii↓↑
タi[:コ 入}↓↑
力 i(任意枚)
編i↓↑
集i〔]
「『『「『煤u『『r ttttVtt「『tt『『rr「「tttttr『tt『『『『tt『「t『「r rtrtt『『『『ttt『『t
問 1□問題カード〈Yes/No問題1〜10を入力する〉
題i↓↑↓↑↓↑↓↑ ↓↑↓↑
i□□ □□ □□KRカード〈応答を入力する>
Ki正誤 正誤
正 誤 R l x x 竺:x 嫁 x
ロ ロ ロコ ロ
ロ ロ
〜iおおおお おお
りi際際 顎
i(問題1)(問題2) (問題10)
, , , , , , , 一 , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , ,, , , ,, , , , , ,
他1□H丁MLファイルへのコンバータ(教師用,リンクなし)
図2−g r調べノート』カード全体構成図
一33一
2.2.2 ハイパーメディア教材『調べノート』のバックグラウンド ハイパーメディア教材『調べノート』は,Macintoshの上で動作する
ソフトウェアであるHyperCard 2.3を用いて,単一のスタックとして開 発する。HyperCardの持っているスクリプト言語HyperTalkを用い,
教材としての機能を開発する。ここでは,教材としての機能がどのよう に構成されているかを,スタック,バックグラウンド,及び,各カード に沿って述べる。
まず,この項ではスタック(スクリプト),及びバックグラウンド
(スクリプト)について述べ,2.2.3.でハイパーメディア教材『調べノ ート』の各カード及びカードスクリプトについて述べる。
HyperCardの最新バージョンー2.3において,カラーツール機能を用 いることを指定すると,図2−10のスクリプトが,スタックスクリプトと
して貼り付けられる。これはHyperCardが自動的に行う動作であるの で、図2−7のスクリプトについては論ぜず、このまま用いる。ただ,教 材ではこのスクリプト中,メッセージハンドラ「openStack」に,<go card tobira 〉の1行を追加している。これにより、スタックが起動さ れると、カード「tobira」が表示される。この意味は,2.2.3①カード
「オープニング」で述べる。
on openCardSend colorMe to this card
pass openCard end openCard on closeCard
lo¢k screen pass clo$eCard end closeCard on colorMe
AddColor colorCard.stamp.O end colorMe
on openStackAddColor install pass openStack end openStack on closeStackAddColor remove
pass clo$eStack end closeStack
図2−10 カラーツールを使用する場合のスタックスクリプト 一34一