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LPAD(学習向性評価法)による自閉症児の認知機能の理解 : K-ABC、WISC-IIIとの比較

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LPAD(学習向性評価法)による自閉症児の認知機能の

理解 : K-ABC、WISC-IIIとの比較

著者

藤本 浩一

雑誌名

研究紀要. 人文科学・自然科学篇

50

ページ

19-35

発行年

2009-03-10

URL

http://doi.org/10.14946/00001554

Creative Commons : 表示 - 非営利 - 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/3.0/deed.ja

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LPAD(学

習 向性 評 価 法)に

よる

  自閉症 児 の 認 知 機 能 の 理 解

一K -ABC、   WISC一 皿 と の 比 較 一

藤   本  浩   一・

1.LPADと は   発 達 障 害 児 の 認 知 機 能 の 査 定 と し てWISC-IHやK-ABC等 の 知 能 テ ス トが 用 い ら れ る 。 そ の 目 的 の1つ は 、 全 国 標 準 と の 比 較 に よ りIQを 算 出 し 、 認 知 機 能 の 偏 り を 調 べ て 診 断 に 役 立 て る こ と で あ り、 も う1つ は 、 答 え 方 の 観 察 や 得 ら れ た 結 果 か ら 対 象 児 の 認 知 の 働 き を 考 察 し て 、 最 適 な 指 導 方 針 を 個 別 に 提 案 す る こ と で あ る 。 イ ス ラ エ ル の 発 達 障 害 支 援 者 ・研 究 者 で ピ ア ジ ェ に 学 ん だ フ ォ イ

ヤ ー シ ュ タ イ ン(Reuven  Feuerstein)が 開 発 し たLPAD(Learning  Propensity

Assessment  Device:学 習 向 性 評 価 法)は 、 従 来 の 知 能 テ ス ト と 類 似 し た も の で あ り な が ら 、 独 特 の 実 施 方 法 や 材 料 に よ り、 後 者 の 目 的 で あ る 指 導 方 針 の 立 案 ・ 提 言 に 適 し て お り(藤 本 ・芦 塚2006)、 一 般 知 能 テ ス ト と の 併 用 が 有 効 だ と 考 え る 。 こ の 査 定 法 は 日 本 で 筆 者 ら の グ ル ー プ 以 外 に は 実 施 さ れ て い な い が 、K-ABC解 説 マ ニ ュ ア ル に 比 較 的 好 意 的 な コ メ ン トが あ る(Kaufman他(松 原 他 共 訳 1993,Pp39-40))o

  本 論 文 で は 、K-ABC、  WISC一 皿 、 お よ びLPADを 自 閉 症 児 の 事 例 研 究 に て 比 較

し 、 前 回(藤 本2007)に 続 き 、 発 達 障 害 児 の 認 知 機 能 理 解 と 指 導 方 針 の 立 案 ・ 提 言 の 方 法 と し てLPADが 適 す る こ と を 検 討 す る 。 LPADを 実 施 し た 筆 者 ら の 体 験 を 、 発 達 障 害 児 の 心 理 査 定 に 携 わ る 人 々 に 共 有 し て も ら え れ ば と 願 う 。   20世 紀 半 ば の 建 国 間 も な い イ ス ラ エ ル で 、 教 育 的 ・社 会 的 ニ ー ズ が 高 ま る 中 、 フ ォ イ ヤ ー シ ュ タ イ ン は 国 家 的 な 要 請 に 従 っ て 、 知 的 に 高 い レベ ル に あ る の に 文 化 的 に 剥 奪 さ れ た 子 ど も 達 に 施 す こ と が で き る 適 切 な 訓 練 で あ るIE

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称 のPの 部 分 は後 に90年 代 にpotential(潜 在 的)か らpropensity(傾 向性)に 変 え られ て い る。LPADの 総 体 は 、既 存 の 知 能 テス トや ピア ジェ をは じめ と した認 知 発 達 研 究 か らヒ ン トを得 て 考 案 した と思 われ る材 料 を含 め て 、LPAD 1、 LPAD  2、 幼 児 向 け のLPAD-Basic、 集 団 で実 施 で き るLPAD-groupと い う多 くの 課 題 群 か ら 成 り、 そ れ ぞ れ に数 種 類 の 課 題 が あ る。 他 の 知 能 テ ス トに比 べ て 手 続 き上1課 題 に30分 前 後 か か る の で 、 被 検 査 者 の 集 中 力 や 所 要 時 間 を考 慮 して 、 今 回 は そ の う ち一・部 を選 んで 実 施 した。   ル ー ヴ ェ ン ・フ ォ イ ヤ ー シ ュ タイ ン(Feuerstein他2000)、 ラ フ イ ・フ オ イ ヤ ー シ ュ タ イ ン(Kozulin&Rand  2000)よ りLPADの 特 徴 を以 下 に述 べ る ① 手 続 き 事 前 テ ス ト ・媒 介 ・事 後 テ ス トの3段 階 か らな る 。 媒 介 とは 、 ヒ ン トを与 え る弱 い 媒 介 か ら、 概 念 を教 え た り、 手 を と っ て な ぞ っ た り正 答 を教 え る 強 い 媒 介 まで あ り、 教 育 的側 面 を持 つ 働 きか け の こ と で あ る。 一 連 の 手 続 きに よ り、 被 検 査 者 の認 知 機 能 の 問 題 点 や 、 媒 介 可 能 性 を検 討 して 、 最 も成 功 しそ う な介 入 の モ デ ル を見 つ けて 提 言 し、 実 行 につ な げ る こ とを 目的 とす る。 ② 動 的 テス トLPADは 媒 介 に よ る個 人 内 の 変 化 を見 る動 的 テ ス トで あ る。 ③ 結 果 よ り も過 程 結 果 か ら被 検 査 者 のIQ等 の レベ ル を知 る こ とが 目的 で は な く、 よ り学 び 、 考 え 、 機 能 を 高 め る た め に必 要 な事 柄 を得 て 、 よ り よい 媒 介 の 方 法 を見 つ け 出 す 。 換 言 す れ ば 、 能 力 や気 質 の 限 界 とそ の変 化 の 余 地 が な い こ とを数 値 で 示 す の で は な く、 学 習 の 可 能 性 ・傾 向 性 を調 べ る。 ④ フ ィ ー ドバ ッ クWISC等 で は標 準 化 さ れ た 手 続 き に従 う必 要 が あ る た め に、 練 習 課 題 以 外 に正 誤 を フ ィ ー ドバ ック す る こ とが で き な い の で 、 被 検 査 者 に は テ ス ト後 に 不 全 感 が 残 り、 発 達 障 害 児 に は 否 定 的 な感 情 が 生 じか ね な い 。 逆 にLPADで は、 例 え事 前 テ ス トで 正 答 しな くて も、 なん らか の媒 介 を経 て事 後 テ ス トで 成 績 が 改 善 され る の で 、 そ れ が 成 功 体 験 と し て 自 ら に フ ィー ドバ ッ ク され 満 足 を得 る。 ま た 、 査 定 者 が 正 解 一一つ 一 つ を 大 い に賞 賛 す る こ とで 、 本 人 にや る気 を起 こ させ 、 テス ト場 面 を越 え て や る 気 や 正 確 さが 般 化 す る。LPAD の 手 続 き自身 に教 育 効 果 が 含 まれ て い るの で あ る。 ⑤ 教 育 目標 の 設 定 通 常 の 知 能 テ ス トは い わ ば どれ だ け 出 来 な い か を 調 べ る が 、 現 時 点 で 出 来 な か っ た レベ ル に 基 づ い て教 育 目標 を設 定 す る の で は な く、

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必 要 ・適 切 な介 入 を行 っ た 後 に得 られ る能 力 に 基 づ い て 設 定 す る こ とで 、 そ の 人 の 将 来 の 人 生 の 質 に、 よ り大 き な 意 味 と影 響 を与 え る こ とが で き る。 こ う し た 考 え は 、 ヴ ィ ゴ ツキ ー の発 達 の 最 近接 領 域 の 観 点 に 通 じる 。 皿.事 例 研 究 1.対 象 児   K君 は 、2才6カ 月 の 頃 、 言 葉 な し、 指 さ しな し、 話 しか け て も無 反 応 、 タ イ ヤ を ま わ しつ づ け る、 横 目で 壁 な ど を見 な が ら行 っ た り来 た り し続 け る 、 水 を流 しつ づ け る、 掃 除 機 や ミキ サ ー の 音 パ ニ ッ ク な ど、 自閉 症 特 有 の 傾 向 を 示 し、 養 育 者 に とっ て 心 配 な行 動 が 目立 つ よ う に な っ て い た 。3歳 頃 に医 者 か ら 自 閉症 の 診 断 を受 け た 。 そ れ 以 降 の何 度 か の 検 査 の 結 果 は、1年 程 度 の 遅 れ 、 IQが70代 、 時 に は50代 を示 して い た 。 自閉 症 、 軽 度 精 神 遅 滞 とい う診 断 で 、社 会 性 ・コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン障 害 、 こ だ わ りが あ り、 典 型 的 な 自閉 症 と い え る。 筆 者 はll歳2ヶ 月 でWISC一 皿、2ヶ 月 後 にLPAD、 さ らに2ヶ 月 後 の11歳 半 の 時 点 でK-ABC査 定 を実 施 した 。 筆 者 が 出 会 っ た時 点 で は す で に音 パ ニ ック が な く な り、 言 葉 も不 自由 な く、 また 、 愛 着 形 成 も順 調 で 、2回 目査 定 で はK君 の 方 か ら筆 者 の 手 を握 っ て くる く らい で あ っ た 。 初 期 に見 られ た 知 的 な遅 れ が 改 善 さ れ た こ と は、 単 な る発 達 的 変 化 以 上 に養 育 者 の 熱 心 な 「媒 介 」 の 結 果 と見 られ る(別 稿 で 報 告 す る予 定 で あ る)。 2.WISC一 皿   ウ ェ クス ラー 知 能 検 査 児 童 用3訂 版 で あ るWISC一 皿は 、発 達 障 害 児 の 診 断 に 用 い ら れ る 一 般 的 な 知 能 テ ス トで あ る。 本 児 に 実 施 し た結 果 を以 下 に 示 し、 そ こ か ら導 か れ る 今 後 の 指 導 方針 を提 案 した 。2時 間 近 く集 中 して 実 施 で きた 。 〈IQと 評 価 点 〉   図1の とお り全1Ωは79で 、 内 訳 は言 語 性1Ωが81、 動 作 性1Ωが80で 、 両 群 に 偏 りは な か っ た 。 た だ 、 下 位 検 査 結 果(図2)で は 「絵 画 完 成 」 と 「積 み 木 」 と い う視 覚 的 な材 料 を 直接 見 比 べ る課 題 が 優 秀 で 、 「算 数」、 「数 の 順 唱 」 とい っ た 算 数 イ メ ー ジ の課 題 が 良 好 な反 面 、 「符 号 」 「記 号 」 「数 の 逆 唱 」 な どの 、二 堕 に 記 憶 に と どめ て"    る 必   の   る 言 題 、 そ して   類 以  と い っ た 上 立 洗念

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を形 成   べ き葦 題 は 氏い 点委 に と ど ま っ て お   、 能   の バ ラ ツ キ が   られ た 。 言 語 性 検 査 と動 作 性 検 査 の 各 々の 項 目につ い て 、 評 価 点 を図2に 示 した。 図1  1Qと 群 指 数 14 12 10 8 6 4 2 0

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知識 類似 算数 単語 理解 数唱 完成 符号 配列 積木 組合 記号         言語性検査      動作性検査 図2  下 位 検 査 項 目の評 価 点 〈 解 釈 と提 言 〉 ① 得 意 を伸 ばす   絵 の 中の 足 りない 部 分 を指 摘 す る 「絵 画 完 成」 は 評価 点12で 、 平 均10を 越 え て 優 秀 で あ った 。 視 覚 的 な細 部 の特 徴 を敏 速 に見 分 け る こ とが とて も得 意 で あ る。 面 の色 が 赤 白 、 斜 め 柄 な ど異 な る積 み 木 を組 み 合 わ せ て 、 見 本 の 図 柄 通 りに組 み 立 て る 「積 み 木 」 問 題 は 、 評 価 点9で 同 年 齢 児 の 平 均10に 近 い 程 度 出 来 た 。 こ れ も視 覚 的 直 感 的 な把 握 が 求 め られ る 問 題 で あ る 。 視 覚 的 に 直 接 見 比 べ て モ デ ル通 りに再 構 成 す る力 が優 れ て い る の で 、 視 覚 的 な 特 徴 を把 握 す る 能 力 を今 後 も伸 ば して い って 、 職 業 につ な げ られ る とよい と助 言 した。

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② 不 得 意 を カバ ー す る a)ワ ー キ ン グ ・メ モ リー をつ くる   「符 号 」、 「記 号 」 が 評 価 点3な い し4で 、 平 均10に 比 べ て 低 く と ど ま っ た 。 「符 号 」 は 、2と 「」」、3と 「+」 な ど、 番 号 と簡 単 な 図 形 的 な符 号 の対 応 表 に 従 っ て番 号 の 列 の 下 に対 応 す る符 号 を 素 早 く書 き込 む とい う問 題 で あ る。 一 回 ず つ 対 応 表 を見 比 べ て い る と制 限 時 間 内 に あ ま り出 来 な い の で 、 早 くた く さん 解 答 す る た め に は対 応 を一 時 的 に覚 え て そ の 一 時 記 憶(ワ ー キ ング ・メ モ リ ー) を利 用 す る 必 要 が あ る 。 こ う した 視 覚 的 な 図 形 の 一一時 記憶 が苦 手 で あ る 。   「記 号 」 は2つ の 見 本 図 形 が あ り、 そ の 右 側 の5、6個 の 図 形 の 中 に見 本 の う ち どち らか の 図 形 が あ るか な い か を 判 断 す る 問 題 で あ る。 先 の 「絵 画 完 成 」 や 「積 み 木 」 と、 視 覚 的 材 料 とい う点 で は 同 じだ が 、 こ の 「記 号 」 問 題 は2つ の    叉 菱を一一時 ・に記 憶 して お い て そ の 記 憶 を゜    る 必  が   るの で 、 こ こ で も や は り ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー に 支 障 が あ りそ う だ 。 委 少 か ら 萎 △ と い'豆 い 時 階 の 記 憶 を1``'.7えて   ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー 、 そ れ を 活 用 す る と い う働 き に 支 障 が あ る と 考 え ら れ る 。 こ れ を 改 善 す る た め に 、IE 3(フ ォ イ ヤ ー シ ュ タ イ ン ・メ ソ ッ ドの 認 知 能 力 訓 練 教 材 で あ るIEの 第3段 階) の ス テ ン シ ル な ど 、 ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー を 鍛 え る 課 題 を 無 理 な く 継 続 し て 行 え ば 、 脳 の 中 に 通 常 の ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー を 司 る 部 分 あ る い は そ れ を 補 償 す る 部 分 が 発 達 し て い く こ と が 期 待 さ れ る 。 ま た 、 「数 唱 」 の う ち 逆 唱 が 低 か っ た こ と か ら 、 聴 覚 的 な イ メ ー ジ を 直 接 繰 り返 す の で は な く 、 し ば ら く貯 め て お い て 利 用 す る と い う聴 覚 的 な ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー に つ い て も 苦 手 と い え る 。 し か し 他 方 で 、 加 減 乗 除 で 数 的 イ メ ー ジ を 一 時 記 憶 す る 必 要 の あ る 「算 数 」 の 評   点 は 百  止一児 のwX10にiし て い て よ  出'て い る 。 こ れ はIEや   萎 の 糸 羽 な ど を 責み 重 ね た 結   も あ る と 思 わ れ る の で 、 訓 糸  る こ と で ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー の機 能 を作 る こ とが 十 分 に期 待 で き る証 拠 だ と考 え られ る 。 今 後 と も無 理 の な い程 度 に徐 々 に 複雑 な 計算 な ど を学 習 して い け ば よい と助 言 した 。 b)出 来 上 が りの 予想 を立 て る   サ ッカ ー ボ ー ル な どの 全 体 図 をバ ラバ ラ に裁 断 し た 断 片 か ら、 見 本 な しに 全 体 を組 み 立 て る 「組 合 せ 」 課 題 は評 価 点6に と ど ま っ て い る。 見 本 が あ れ ば も

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っ と出 来 る の で あ ろ うが 、 自分 自身 で 出 来 上 が りの 完 成 図 を予 想 して、 そ の 全 体 計 画 の も とで 作 業 を進 め る こ とが 難 しそ うだ 。 従 っ て 作 業 の 将 来 図 ・全 体 図 な い し計 画 を しば ら くは 誰 か に示 して も ら う とか 援 助 し て も ら う と、 作 業(勉 強 や仕 事)が ス ム ー ズ に い くで あ ろ う。 また 、 まず は 簡 単 に 、 自分 自身 で 出来 上 が りの 予 想 を立 て る練 習 をす れ ば よい 。 c)知 識 と感 情 理 解 を獲 得 す る   「知 識 」 を 問 う問 題 で 、 〈 胃 〉 〈 台 風 〉〈 電 球 〉 〈 日本 列 島 〉 な どの 説 明 で 評 価 点7(同 年 齢 児 平 均10)で あ っ た。 モ ノの 視 覚 的 部 分 の把 握 は とて も得 意 で あ る こ と を利 用 して 、 人 々 の暮 ら しに密 着 し た理 科 的 ・社 会 科 的 知 識 を補 う た め に、 理 科 や 社 会 の 図鑑 な どに 親 しみ 、 絵 画 的 に知 識 を貯 え る とい い だ ろ う。 ま た、 「従 う」 「と ま どう」 「す が す が しい」 な ど 「単 語 」 の意 味 の 説 明 が 不 十 分 (評価 点6)な の で 、 人 間 関 係 や 感 情 に つ い て の こ と ば を理 解 す る練 習 を、 例 え ば本 や ビ デ オ の 物 語 の 主 人 公 の気 持 ち を 察 す る とか 、 役 割 を理 解 す る な どの 形 で 行 う こ とを提 案 した。 d)上 位 概 念 を形 成 す る   く ひ じ と ひ ざ 〉、 〈喜 び と怒 り 〉の 似 て い る とこ ろ を指 摘 す る 「類 似 」 で は 評 価 点6で 、個 々の 知 識 よ り も上 位 概 念 の 理 解 が よ り一 層 求 め られ る 。IE 3の 「分類 」 課 題 な ど、 上位 概 念 の練 習 が効 果 的 で あ ろ う。 ③ 自尊 心 を育 て る   自尊 心 と や る 気 をつ くれ る と 自分 自 身 で 向 上 で きる 。 まず は 得 意 を益 々 伸 ば して 、 た と え ば 本 児 が 好 き な電 車 や 車 へ の興 味 を さ ら に広 げ て 、 世 界 の 国 旗 を 覚 え る とか 、 視 覚 的 分 析 能 力 を好 き な だ け発 揮 させ 、 自尊 心 を 補 強 す る こ とが 大 切 で あ ろ う。 3.K-ABC   カ ウ フマ ン夫 妻 が ア メ リ カ で 開 発 した もの を 日本 で 標 準 化 した 知 能 テ ス トで あ るK-ABCは 、 WISCと 併 用 す る形 で 広 く用 い られ て い る 。 この テ ス トは論 理 ・ 分 析 ・分 類 ・推 論 ・記 憶 な ど一 般 的 な 知 的 な は た ら き を調 べ る 「認 知 処 理 過 程 」 と、 学 校 教 育 で どの 程 度 の 知 識 を 身 につ け て 成 果 を あ げ て い る か を調 べ る 「習 得 度 尺 度 」 の2種 類 の 項 目群 か ら成 る。 ま た 、 前 者 の 認 知 処 理 過 程 は さ ら に 、

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視 覚 的 ・聴 覚 的 に そ の 場 に 同 時 に与 え られ る材 料 につ い て 比 較 した り分 析 した りす る 能 力 を調 べ る 「同 時処 理 」 と、 時 間 的 に 前 後 して提 示 さ れ る材 料 を 記 憶 に も とつ い て 動 作 や こ と ば で 再 生 す る 「継 次 処 理 」 の各 項 目群 に分 か れ る 。 集 中 が 途切 れ な い よ うに休 憩 を入 れ 、1時 間余 りで行 っ た 。 〈 結 果 〉   図3の 左 側3つ は継 次 処 理 項 目で、 以 下 の 内 容 で あ る。 「手 の 動 作 」 は 手 の 甲 を上 に した パ ー 、 手 刀 、 グ ー 、 の3つ を組 み合 わ せ た順 序 で 示 さ れ 、 そ の あ と 被 験 児 が 思 い 出 して順 番 通 り再 生 す る課 題 、 「数 唱」 は 数桁 の 数 を1秒 に1個 ず つ テ ス タ ーが 口頭 で 述 べ た あ と、 被 験 児 が 復 唱 す る。 そ し て 「語 の 配 列 」 は、 横 一 列 に 鳥 や コ ップ の モ ノ ク ロ図 が 並 ん で い て 、 予 め テ ス ター が 言 っ た もの を 覚 え て い て あ とで そ れ を指 差 す の で あ るが 、 テ ス タ ーが 言 って か ら再 生 す る ま で の 短 時 間 の 問 に 、 別 の テ ス ト用 紙 に て 色 の名 前 を次 々 に 素 早 く言 う よ うに 求 め ら れ 、 そ れ が 記 憶 保 持 に とっ て 妨 害 刺 激 に な る の で 、 直 接 的 な聴 覚 的 イ メ ー ジ記 憶 で は 解 答 し きれ な い 課 題 で あ る 。 本 児 は 同 年 齢 の標 準 に比 べ て や や この 「継 次 処 理 」 項 目が 不 得 意 で、 特 に 「数 唱 」 の成 績 が 著 し く低 か っ た。   次 の4つ は 同時 処 理 で 、 鳥 や 顕 微 鏡 の 不 完 全 な 絵 を見 て ど ん な もの か を推 測 して 言 う 「絵 の統 合 」、 表 裏 が そ れ ぞ れ 黄 色 と青 に塗 り分 け られ た三 角 形 が 手 元 に あ り、 青 と黄 色 の 三 角 形 を 組 み 合 わ せ た見 本 図 形 の通 りにそ れ ら を並 べ 替 え て構成 す る 「模 様 の構 成 」、 ペ ア で 示 され た 図形 の相 互 関 係 を類 推 し、 そ の 下 の 段 に示 され た1つ の 図 形 の ペ ア を推 測 して 選択 肢 か ら選 び 出 す 「視 覚 類 推 」、 そ して 紙 面 の い ろ ん な 場 所 に 複 数 の もの が 提 示 され た 後 、 そ れ らが 次 に示 さ れ る テ ス ト用 紙 の マ ス 目の ど この位 置 に あ っ た か を答 え る 「位 置 さが し」 か ら成 る 。 14 2     0     8     6     4     2 艇 甦 糾 聴 輔 ミ 悩 艇 犀 監 0 .^    ◆11 硬      7◆12 咲9 / V ノ94 \ / 4 \ /

手の動作    数唱    語の配列   絵の統合  模 様構 成  視覚類推   位置 探し    算数    なぞなぞ    言葉読み   文の理解 図3  項 目別 評 価 点 プ ロ フ ィ ー ル 図

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  本 児 は 「視 覚 類 推 」 の 評 価 点 が 比 較 的低 い が 、 他 の3つ の項 目 につ い て は成 績 良 好 で あ っ た 。 図4の 総 合 尺 度 同 士 を比 較 して も、 「同時 処 理 」 につ い て は年 齢 標 準 以 上 で あ る。 や や 低 か っ た 「模 様 の 構 成 」 実 施 時 に 見 られ た 点 と して 、 全 部 が 黄 色 の 見 本 の 問題 で 、 作 戦 的 に手 元 の 三 角 形 を予 め 全 部 黄 色 の面 に し て か ら組 み 立 て る と手 早 くで き る が 、 そ うい う全 体 計 画 を採 用 して い な い こ とが あ る 。 一 般 に  児 は曇 題 を 刀決   る 前 に全  の 刀決 過 呈を  渡 して 、 言 画 を立 て る 、  戦 を糸 る と い'こ と を   れ ば 、 成 緒 は も っ と ロ上   る で あ ろ'。 ま た 、 三 角 形 を2つ 組 み 合 わせ て 四 角 の 単 位 に した ら解 決 で き た とい う体 験 が あ っ た 時 、 一 般 に そ れ を元 に して 次 の 課 題 で 見 本 図 形 を 三 角 形 だ け で な くそ の 四 角 を 単 位 毎 に 区切 っ て 認 識 で き る よ うに な る。 この よ うに い くつ か の 課 題 を 行 う う ち に コ ツ をつ か み 、 刀決 の   が か   を但 て 次 の 曇 題 に   交 に 生 か せ る こ とが 必 要 で あ る。 そ こが 本 児 に は若 干 不 十 分 で 、 今 後 求 め られ て い る。   図3の 右 側4つ は 「習 得 度」 尺 度 で 、 「算 数 」 の 四 則 演 算 、 聴 覚 的 な説 明 に よ り対 象 物 の 名 前 を答 え る 「な ぞ な ぞ 」、 『歯 科 医 院 』 な ど の 漢 字 の 読 み を 問 う 「こ と ば の 読 み 」、 そ して 書 か れ た 文 の 指 示 を読 ん で 理 解 し、 そ の 通 りに 動 作 す る 「文 の 理 解 」 で あ る。 本 児 は 「文 の 理 解1は よ く出 来 て い る が 、 他 の 項 目 に つ い て は、 標 準 得 点100に 対 して70前 後 で あ っ た 。   4つ の 分 類 を ま とめ て 表 示 した 図4を 見 て も、 同 時 処 理 は平 均 以 上 に 出 来 て い る 反 面 、 継 次 処 理 が や や 低 く、 習 得 度 も同 様 に低 く な っ た 。 た だ し、 項 目別 に見 た 通 り、 一一概 に継 次 処 理 が 不 十 分 とは 言 えず 、 この 検 査 結 果 で は と りわ け 「数 唱」 の低 さが全 体 に 影響 して い る 。 図4  総合 尺 度 図

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〈解 釈 と提 言 〉 ① 「人 の 発 話 に注 意 して 一 時 記憶 す る」 点 の補 強     妻 唱  で 要 求 され る能   と は、 目  の 発 言 を注 意 深   恵  こ と、 そ して そ の 注 意 を 寺続 さ せ る こ と 、 曇 い   え る と 恵必 一 土 士 系 の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 通 じ た 雄能 、  重 ・で 豆 、 白・な 心愚 一 立 士 記 憶 で あ る 。 こ れ ら が ・十 △ だ と 、 女室 で   生 の 雪 っ た こ と に注 意 を さ せ て 、1つ1つ 必 羽 し て   瓜 の   に つ 昏 て い   こ と が ・Uに な る と 才 潰 で き る 。 こ'し た 点 が 影 些 し た た め に 、 必 交 去 の成   を  る  羽 但 と い'  頂 目 で 評   点 が 氏 か っ た と思 わ れ る 。 噛' を は じ め と し た    白・な   索 が 心愚 白・ ・旨 証 ・に 順 ン  継 ン 白・に   日示 さ れ た と き に 、 一 時 的 な 記 憶   ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー   に 順 に 貯 え て   生   る こ と に 困 難 が あ る 。   相 手 の発 言 に対 す る注 意 力 を改 善 す る に は 、 人 の 発 話 に 注 意 して 聴 き取 る ・ メモ す る ・知 らせ る 一 知 る とい う コ ミ ュニ ケ ー シ ョ ンが 、 自分 に と って とて も 大 事 だ とい う体 験 を、 例 え ば ゲ ー ム形 式 で 「伝 言 ゲ ー ム 」 や 「ジ ェ ス チ ャー 」 な ど導 入 して 楽 し く重 ね て い くと い い 。 無 理 な よ う な ら、 こ ま め に ノー トや メ モ を取 る と、聴 覚情 報 の 一一時 的 な 記憶 の不 足 を補 う こ とが で きる は ず で あ る 。 得 意 を伸 ば す こ と と、 苦 手 を 得 意 で カバ ー す る こ と に注 目 して 、 以 下 の 提 案 を 行 っ た。 相 手 の 話 を聴 い て 記 憶 す る こ とが 苦 手 な ら、 文 章 で 入 力 す る工 夫 を す る 。 本 児 は 「つ い 眠 た くな っ て う と う とす る」 とい う文 章 を読 ん で 自分 で そ の 通 りにす る 等 の 「文 の 理 解 」 が 順 調 に 出 来 て い た の で 、 学 習 内 容 を理 解 し、 知 識 を増 や す た め に書 物 か ら得 る機 会 を もっ と増 や し た らよ い 。 また 、 「こ とば の 読 み 」 で は 標 準 を 若 干 下 回 る もの の 、 読 み の 習 得 にそ れ ほ ど不 自由 を感 じ させ な い 結 果 で あ っ た の で 、 『都 合 』 な どの 漢 字 の読 み を 漢 字 ドリ ル な どで学 習 す る こ とで 漢 字 の 読 み が得 意 分 野 に な り、 「漢 字 博 士 」 を 目指 せ るか の で は な いか 。 ② メ タ認 知 、 学 習 の転 移   課 題 解 決 に先 立 っ て 全 体 計 画 を立 て る、 ど うい うや り方 が ふ さ わ しい か と作 戦 を立 て る 、 な どは 、 直 接 認 識 した り記 憶 した りす る能 力 に対 して 、 認 識 や 記 憶 の や り方 とい う点 で 「メ タ認 知 」 や 「メ タ記 憶 」 と言 わ れ 、 学 業 成 績 向 上 に は こ れ が 焦 点 に な る 。 そ の た め に は た だ 答 え を得 る た め だ け で な く、 課 題 解 決

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の コ ッ を誘 導 し、 身 に つ け る よ うに 方 向付 け る こ とが 必 要 で あ る。 ま た 、 あ る 課 題 で 得 られ た こ と を 次 の課 題 に 生 か す こ とが 必 要 で 、 そ れ は 「学 習 の 転 移 」 に あ た る 。応 用 面 に注 目 し、 「応 用 」 ・ 「転 移 」 を 目的 と して は っ き り意 識 させ る こ とが 重 要 と考 え られ る。 どん な 教 材 で も肝 心 な こ と は答 え を得 る こ とで は な く、 い か に して 解 き方 の コ ツ を 自分 自身 の もの にで きるか で あ る と考 え る。 4.LPAD   以 下 の3つ の テス トを選 び、 途 中休 憩 や 中断 を経 て2時 間程 度 要 した。 ① ス タ ンダー ド ・レー ブ ン ・テス ト <テ ス トの 説 明>   Raven Test(1976)を 元 来 の 方 法 と異 な る や り方 で 実 施 す る。 これ は縦 列 ・横 行2×2ま た は3×3に 並 ん だ 図 形 が あ り、 そ の うち 右 下 の1つ が 空 白 に な っ て い て 、 欄 外 に あ る い くつ か の 選 択 図 形 か ら空 白 に 最 もふ さ わ しい 図形 を1つ 選 ぶ 問題 で あ る(図5参 照)。 行 や 列 に並 ん で い る図 形 は あ る規 則 の 順 に少 しず つ 違 う形 に な っ て い て、 行 ・列 に 応 じた形 の 変 化 の 規 則 を視 覚 的 ま た は 論 理 的 に把 握 す る こ とで 正 解 が 得 ら れ る 。 テ ス トブ ッ ク の 頁 を追 っ て 簡 単 な 問 題 か ら A,B,  C,  D,  Eの5つ の シ リー ズ に分 か れ 、 そ れ ぞ れ12問 ず つ あ る 。 こ の テス トの ね らい は、 図 形 の違 い を 視 覚 的 に見 分 け た り、 「四角 」 や 「ま る」 な ど 言 語 化 し な が ら分 析 した りす る こ と、 そ れ ら を落 ち 着 い て 出 来 る こ と、 規 則 性 を見 出 す こ と、 や や 難 しい 問 題 に な る とそ の 規 則 を 論 理 的 に把 握 した り、 前 の 問 題 の解 き方 を 次 の 問題 に応 用 で きた り、 また 、 応 用 か ら最 後 に少 し飛 躍 で き る こ と な ど を調 べ る。 図 形 の 問題 で あ る が 単 に視 覚 的 処 理 能 力 を測 る もの で は な く、 難 しい 問 題 で は 、 与 え られ た 情 報 を 論 理 的 に 整 理 して規 則 を見 つ け る と い う言 語 的 ・論 理 的 能 力 を必 要 とす る。K-ABCの 「視 覚 類 推 」 と共 通 点 が あ る。 <結 果 と対 策>   A,B,  Cそ してDの 後 半 く らい まで は見 た だ け で正 解 を選 ぶ こ とが で きて 、 視 覚 的分 析 能 力 が か な り優 れ て い る こ とが わ か る 。LPADは 平均 と比 べ る デ ー タ が な いが 、 お そ ら く同 年 齢 児 よ り も優 れ て い る で あ ろ う。Eく らい か ら ヒ ン トを 与 え る な ど の軽 い 媒 介 を 行 っ た と こ ろ、 規 則 性 を 見 つ け る こ とが で きて 、 最 後 の1問 以 外 は解 け た(最 後 のE12問 は 「負 の 世 界 」 とい う中 学校 数 学 の 問 題 な の

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7

1 2 3 4

0

5 6 7 8

図5  ス タ ン ダ ー ド ・レ ー ブ ン ・テ ス ト(を 参 考 に し て 自作 し た も の) で 学 齢 的 に 出 来 な く て 当 然 で あ る)。Dllの 湾 曲 し た 形 に は 自発 的 に 名 前 を 付 け て 、 量 証 ヒ ・命   と い'、 几理 を.,ニ. に  る  法 を  に つ 。 て い た 。 た だ 、 そ れ 以 上 難 し くな っ て くる と系 列 の 規 則 性 を 自発 的 に見 つ け る点 で少 し不 確 か に な っ た。 そ れ は各 々 の 図形 の 個 別 性 に 注 目す る あ ま り、 行 ・列 を 追 って 図形 が 一一ん の ル ー ル で 亦 わ っ て   る と い'  亦 ヒ性   の 理 刀に や や 什 が   る か ら と え ら れ る 。 従 っ て 日常 の 認 知 訓 練 で は 、 時 間 を 追 っ て あ る こ とが 一 定 の や り方 で 変 わ っ て い くこ と に注 目 させ る こ と を提 案 した 。 目の 前 にあ る もの を 同 時 的 に 几理   る こ とは 但 意 だ が 、 そ れ に  えて 、 王 土あ る もの が 以 前 は ど ん な状 態 で    、 こ れ か ら  ど'な っ て い   か と い'時 系1・ な 理 刀の ロ上 が 必   と 思

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わ れ る 。 教 材 と し て 、 例 え ば 昆 虫 の 一 生 ∼ 卵 ・さ な ぎ ・変 態(メ タ モ ル フ ォ ー ゼ 、 彼 自 身 望 ま れ る と こ ろ で あ る)・ 成 虫 ∼ と い う全 体 の プ ロ セ ス 、 星 の 生 生 流 転 、 彼 の 興 味 か らす る と 電 車 が 材 料 一部 品 一 組 み 立 て 一 完 成 車 両 一活 躍 一 解 体 一再 利 用 と い う 過 程 を た ど る こ と 、 季 節 の 流 れ 、 な ど で あ ろ う か 、 そ れ ら を 教 材 に す る こ と を 提 案 し た 。 対 象 は 今 こ こ に あ る だ け で な く 、 ど ん な も の で も 時 系 列 的 に 変 化 す る こ と を 常 に 考 え さ せ る と よ い 。 ②16語 テ ス ト 〈 テ ス トの 説 明 〉   「こ れ か ら い くつ か の こ と ば を 言 い ま す か ら よ く 聞 い て 、 私 が 言 い 終 わ っ て 「は い 」 と言 っ た ら、 覚 え た こ と ば を 思 い 出 す ま ま に 書 い て 下 さ い 」 と 教 示 し て 、 全 部 で16個 の こ と ば を 読 み 上 げ る 。 こ れ ら は 「果 物 」 「動 物 」 「乗 り物 」 「楽 器 」 な ど の4カ テ ゴ リ ー ×4語 か ら構 成 さ れ て お り、 以 前 に 実 施 し た こ と を 考 慮 し て 今 回 は 別 の こ と ば 群 を 考 案 し て 実 施 し た 。 こ の 記 憶 テ ス トの ね ら い は 、 記 憶 の 仕 方 に 注 目 し 、 入 力 情 報 を 自 分 で カ テ ゴ リ ー 別 に 整 理 し て 収 納 す る 方 略 が 獲 得 さ れ て い る か を 検 討 す る こ と で あ る 。4回 連 続 同 じ こ と を 行 う 手 続 き な の で 、 回 を 追 う ご と に だ ん だ ん と カ テ ゴ リ ー を 発 見 し て 、 思 い 出 す 順 序 が 最 初 の 提 示 順 で は な く、 カ テ ゴ リ ー 別 に な っ て い く こ と が 期 待 さ れ る 。 も し も 何 回 や っ て も カ テ ゴ リ ー 別 に 思 い 出 す こ と が な け れ ば 、 同 じ仲 間 が な い か ど う か を 尋 ね て 媒 介 し 、 同 じ 問 題 ・手 順 で 何 度 も 繰 り返 す 。 た だ し特 別 の 記 憶 法 を 使 っ て い る 場 合 や 特 に 優 れ て い る 場 合 に は 、 い つ ま で も提 示 順 に 思 い 出 す こ とが あ る 。 〈 結 果 と対 策 〉 提 示 順:バ ス ・す い か ・ と ら ・ギ タ ー ・メ ロ ン ・タ ク シ ー ・ ピ ア ノ ・ぞ う ・電         車 ・ヴ ァ イ オ リ ン ・ぶ ど う ・羊 ・オ ル ガ ン ・ ラ イ オ ン ・バ イ ク ・オ レ         ン ジ 再 生 結 果:   1回 目:バ ス ・ と ら ・バ イ ク ・タ ク シ ー ・羊(正 答 数5)   2回 目:オ ル ガ ン ・羊 ・電 車 ・バ イ ク ・羊 ・バ ス(同5)   3回 目:オ レ ン ジ ・バ イ ク ・羊 ・す い か ・メ ロ ン ・(ラ イ ム)・(マ ッ       プ)・ バ ス ・電 車 ・(ケ ー ブ ル カ ー)(正 答 数7、 誤 答 数3)

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  4回 目:オ レ ン ジ ・バ イ ク ・ラ イ オ ン ・と ら ・羊 ・バ ス ・メ ロ ン(7)   5回 目(媒 介 後):オ レ ン ジ ・バ イ ク ・す い か ・メ ロ ン ・ と ら ・ ラ イ オ ン ・       羊 ・電 車 ・バ ス ・タ ク シ ー(10)   成 人 が 一 度 に 記 憶 で き る 量 と さ れ る マ ジ ッ ク ナ ン バ ー7に 対 し て 、 彼 は5個 、 6個 と記 憶 で き て い る の で 、 単 純 な 記 憶 容 量 に は あ ま り 問 題 は な い 。 た だ 、 初 頭 効 果 や 新 近 効 果 が 見 ら れ 、 冒 頭 の 「バ ス 」 や 最 後 の 「バ イ ク 」 「オ レ ン ジ 」 な ど を よ く 覚 え て い た 。 言 い 換 え る と、 彼 は 記 憶 に 際 し て 特 別 に 工 夫 を し て い な L>こ と が わ か る 。 彼 は メ タ 記 憶 を 取 り 入 れ る と 、 も っ と 結 果 を 出 せ る し、 学 校 の 成 績 も 向 上 す る で あ ろ う 。 メ タ 記 憶 は 記 憶 術 と も い え る も の で 、 媒 介 者 が 教 え つ つ 彼 な りの 工 夫 を 必 要 と す る 課 題 で 練 習 す る と い い だ ろ う 。 さ ら に ス タ ン ダ ー ド ・レ ー ブ ン ・テ ス トで も 示 さ れ た よ う に 、 解 決 方 法 を 知 る 、 つ ま り メ タ 認 知 が 出 来 れ ば 彼 自 身 の 能 力 を も っ と 活 用 で き る 。 典 型 発 達 児 が 通 常 の 情 報 を 得 る な か で 自発 的 に メ タ認 知 を発 達 させ る こ とが 出 来 る と した ら、彼 に は 意 図 的 に メ タ認 知 を訓練 す れ ば 、補 う こ とが で きる 。 そ の よ うな教 材 が 望 まれ る 。 ③ 複 雑 図 形 の模 写 く テ ス トの 説 明 〉   図6の 見 本 を よ く注 目 して 特 徴 を把 握 し、1)模 写 を 行 う、 次 に 見 本 を取 り 除 い て、2)記 憶 に よ り描 画 、 そ の後 に 出来 栄 え を見 て 図 形 につ い て こ とば で 吟 味 した りす る媒 介 を行 う。3)再 度模 写 、4)再 度 記 憶 に よ り描 画 す る 。 こ の テ ス トは 、 とて も複 雑 で 見 た だ け で は 完 全 に 記 憶 で きな い 視 覚 情 報 を、 こ と ば に よ り符 号 化 して 記 憶 を 定 着 で きる か ど う か を調 べ る もの で あ る 。 色 鉛 筆 を 数 本用 意 して 、30秒 毎 に色 を変 え る 指示 を与 え る の で お よそ の描 き順 が わ か る 。 図6  見 本 図 形

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〈 結 果 と対 策 〉   彼 の 最 初 の模 写(左 図)は 上 の 三 角 形 か ら始 ま り、 次 に右 側 の ダ イ ヤ モ ン ド や 三 角 形 を描 い た 。 中央 の 大 きな 四 角 形 は左 右 に分 断 され 、 対 角 線 が 中 央 で 交 わ る と い う 意 識 は 見 ら れ な い 。 四 角 の 外 の 形 は 「ア ン テ ナ 」 と 適 切 に 命 名 さ れ 、 結 果 の 形 だ け を 見 る と よ く 出 来 て い る 。 し か し 、 全 体 を 構 造 化 し て い な か っ た た め に 、 図8の 左 の 記 憶 に よ る 描 画 で は 、 大 き な 四 角 の 中 の 対 角 線 が 不 十 分 で 、 外 部 の 細 か い と こ ろ も描 き 切 れ て い な い 。 そ こ で 媒 介 時 に は 、 全 体 が 長 方 形 で   る こ と に 注 目 さ せ 、 実  ,IEII・7. と い'こ と ば を"  し     え 、 細 音 も1つ1 つ こ と ば で 確 認 し た 。 そ の 後 に再 度 模 写 を した と こ ろ 、 図 中 央 の よ うに な り、 全 体 が 把 握 で きて い た 。 さ ら に見 本 な しで 記 憶 に よる 描 画 を行 っ た と ころ 、 図 右 の とお り確 実 に描 け た 。 結 果 を 並 べ て本 人 に見 せ て 、 最 初 の 分 析 次 第 で 立 派 に描 け る こ とを 話 し合 っ た 。 例 え 視 覚 的 な刺 激 で も、 こ と ば を 介 して入 力 す る と い' を   え ば 、 な もの で も記 憶   る こ とが 出'て そ れ を豆 の   で 塾 理操 魑 の で 、 す ぐ に 出来 て し ま う課 題 にお い て も 日頃 か ら 「こ とば を介 した」 入 力 を心 掛 け る よ う に提 案 した。

下ぐ

≦ ゴ 

1

        図7  最 初 の模 写 ,七 く'・

導1、 遺 ・

・、 ■      r凸 ㍗ 記 憶                再 度模 写              再 度 記 憶   図8  最 初 の 記憶(再 生)画 と2回 目の模 写 ・記憶 画

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皿.3つ の 査 定 法 の 比 較

  以 上 見 て き たWISC一 皿 、 K-ABC、 そ し てLPADと い う3つ の 査 定 法 に つ い て 、

文 中 の 下 線 部 に 注 目 し 、 各 々 の 利 用 価 値 を検 討 す る 。

1.同 年 齢 他 者 と の 比 較

  wlsc-IHで は 全IQ、 言 語 性IQお よ び 動 作 性IQが 判 明 す る の で 、 診 断 や 福 祉 の

規 準 の た め に ふ さ わ し い 。K-ABCで も標 準 得 点 が 示 さ れ る 。 他 方 、 LPADは そ の 性 質 上IQは 示 さ れ な い し 、 同 一 個 人 内 に お い て も し っ か り記 録 し て お か な い と 比 較 し 難 い 。LPADで も 記 録 用 紙 や 記 録 の 仕 方 の マ ニ ュ ア ル は 存 在 す る が 、 結 果 の 解 釈 は 検 査 者 に よ る 検 査 中 の 洞 察 に よ る と こ ろ が 大 き い 。 2.2分 法(言 語 一 動 作 、 視 覚 一 聴 覚 、 継 次 一 同 時)   WISC一 皿 で は 主 と し て 課 題 の 材 料 が 視 覚 的(図 形 や 絵 な ど)か 聴 覚 的(口 頭 で の 出 題)か に よ り 下 位 項 目 が 言 語 性 と 動 作 性 に 分 か れ る 。 し か し視 覚 的 材 料 を 用 い て も 言 語 的 な 処 理 を 求 め る 課 題 が あ る の で 、 必 ず し も 材 料 に よ っ て そ の よ う な 分 類 を す る こ と は 適 切 で な く 、WISC解 釈 本 に も そ う し た 注 意 書 き が あ る (藤 田 他 、2005)。 そ の 点K-ABCは 下 位 項 目 の 分 類 に お い て 考 慮 で き て お り 、 継 次 処 理 と 同 時 処 理 と い う 認 知 処 理 の 区 別 を 採 用 して い る 。 本 児 の 場 合 、WISC一 皿 で 視 覚 的 ・直 感 的 な 把 握 が 優 れ て い る こ と が 見 出 さ れ 、K-ABCで も 同 時 処 理 が 平 均 以 上 に 出 来 て い た 。 こ れ はLPADで も レ ー ブ ン テ ス トの 比 較 的 単 純 な 問 題 を 素 早 く解 い た こ と と 一 致 す る 。 3.ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー   WISC一 皿 の 「符 号 」 ・ 「記 号 」 が 低 く 、 一 時 的 に 覚 え て そ の 記 憶(ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー)を 利 用 す る こ と が 苦 手 で 、 ま た 、 「逆 唱 」 が 低 く、 聴 覚 的 な ワ ー キ ン グ ・メ モ リ ー に も 支 障 が あ る こ と が わ か っ た 。K-ABCで も 「数 唱 」 の 成 績 が 低 い こ と が 全 体 に 影 響 し て い る と 指 摘 さ れ 、 ま た 、LPADで も 「16語 テ ス ト」 で 聴 覚 入 力 と 記 憶 の 不 備 が 見 ら れ 、3テ ス ト共 、 同 様 の 検 知 能 力 を示 し た 。 4.複 数 の テ ス ト を 実 施 す る メ リ ッ ト   「数 唱 」 はWISC一 皿 の 順 唱 で か な り 出 来 て い た が 、 K-ABCで は3桁 程 度 で あ っ た の で 、 他 者 の 発 話 に 対 す る 注 意 力 が 気 分 に よ っ て 変 動 す る か も 知 れ な い と

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予 想 した 。 養 育 者 に よ りそ の 通 り確 か め られ 、 教 室 で の 先 生 の 発 話 内容 に普 段 は注 意 を集 中 し切 れ ず 、 教 育 効 果 が 上 が らな い こ とが 本 児 の現 在 の ポ イ ン トで あ る と意 見 が 一 致 した。 こ う した 成 績 の変 動 は、 複 数 の テ ス トで 同 種 の 課 題 を 実 施 して初 め て わか る こ とで あ り、 複 数 テス ト併 用 の 利 点 が 生 か され た。 5.メ タ認 知 方 略 の 吟 味   WISC-IHを 実 施 す る に は、 教 示 ・出題 の 他 に、 計 時 ・記 録 ・準 備 等 を 円滑 に行 う必 要 が あ る の で 、 個 々 の 課 題 に お い て被 検 査 者 が どの よ うに 思 考 し解 決 す る か を観 察 ・記 録 す る こ と は よ ほ どの 熟 練 者 で な け れ ば 難 し く、 そ も そ も課 題 自 身 が 解 決 過 程 の分 析 に不 向 きで あ る こ とが 多 い 。 そ の 点K-ABCは 、 黄 ・青 の 三 角 形 を組 み 合 わ せ る 「模 様 構 成 」 で 述 べ た とお り、 被 検 査 者 が 示 す 方 略 を観 察 しや す い 課 題 が あ る。 本 児 は全 体 計 画 や 課 題 解 決 の コ ツが 足 りず 、 学 習 の 転 移 も少 な い こ とが わ か った 。 と りわ けLPADは 、 課 題 に制 限 時 間 が ない の で 観 察 や 洞 察 に 注 意 を注 げ る こ と、 解 答 した 後 で検 査 者 が 「媒 介 」 す る 過 程 で検 査 者 の 働 きか け と被 検 査 者 の 反 応 の 相 互 関 係 を見 る こ と、 二 度 目(何 度 で も)の 結 果 と 「媒 介 」 との 関 係 を 見 る こ とな ど に よ り、 被 検 査 者 が ど の よ う な方 略 を用 い て い る か ・用 い られ な い か を知 り得 るの で あ る。 コツ を知 る(メ タ認 知 的 知 識) こ とや 実 際 に 運 用 す る 際 の 計 画 や 気 づ き(メ タ認 知 的 制 御)こ そ 、 発 達 障 害 児 に とっ て大 事 な こ とで あ り、LPADは ま さ に メ タ認 知 に焦 点 をあ て た 査 定 ・訓 練 方 法 で あ る と言 え る。 本 児 が8歳 の 時 にLPADを 受 け た記 録 で は 、 ス テ ン シ ル デ ザ イ ンテ ス トとい う視 覚 刺 激 を用 い た 課 題 にお い て 、 複 雑 さ が 増 して く る と方 略 が 必 要 と な り、 与 え ら れ た 媒 介 を有 効 に使 う の が 難 し くな っ て い た(Ada Gamlieli and Haya Ginton、 未 刊 行)。 約2年 後 のLPADで は、 ス タ ンダ ー ドレー ブ

ンテ ス トに お い て 、 法 則 性 の 理 解 や 論 理 的 説 明(反 応 後 に説 明 を求 め る 手 順 に な っ て い る)で 多 少 混 乱 す るが 、 す ぐに安 定 し て正 解 に至 っ た こ とが 記 され て い て(芦 塚 英 子 、 未 刊 行)、 メ タ認 知 の 進 歩 が伺 え る 。 6.LPADを よ り有 効 に 利 用 す る た め に   LPADは 被 検 査 者 の課 題 解 決 の 観 察 を通 じて メ タ認 知 機 能 を明 らか にす る査 定 法 で あ るか ら、 検 査 者 は 認 知 発 達 の 理 論 的枠 組 み を持 ち、 洞 察 で き る 資 質 が 必 要 で あ る。 ま た 、 媒 介 に よ っ て対 象 児 に メ タ認 知 を 誘 導 す る た め に は 、教 え過

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ぎ な い忍 耐 や 寛 容 さが 望 ま れ る。 ち ょ っ と した ヒ ン トだ け で す ぐに メ タ認 知 が 出 来 る ケ ー ス や 、 な か な か 出 来 な い ケ ー スが あ り、 対 象 児 に応 じた 媒 介 の仕 方 を探 る こ とがLPADの 目的 で もあ る。 対 象 児 自身 が コ ツ を見 つ け、 他 の 課 題 に 学 習 の 成 果 を 転 移 させ 、 ま た 、 予 め 全 体 計 画 を 立 て る等 の 戦 略 を 身 に つ け る た め に は、 一 方 的 に教 え 込 む の で は な く、 自 ら考 え 出 す よ うに 仕 向 け る 介 入 の仕 方 が 必 要 で あ る。 そ の 介 入 は 認 知 訓 練 で あ るIEに 共 通 して お り、IEが あ れ ばLPAD は 必 要 な い とす る 意 見 も あ る 。 しか し少 な く と も メ タ認 知 の 査 定 とい う点 で は 他 の 知 能 テス トを十 分 補 え る 方 法 で あ る と言 え よ う。LPADに 用 い られ る材 料 に は 著作 権 が存 在 す る が 、 そ の精 神 は 自由 に 生 か され て 良 い だ ろ う。

文献

Feuerstein,  Rueven他 共 編 、 ロ イ ド ・ グ レ ア ム 訳2000  「こ の ま ま で い い 」 な   ん て い わ な い で!一 ダ ウ ン 症 を は じ め と す る 発 達 遅 滞 者 の 認 知 能 力 強 化 に 向   け て 一   関 西 学 院 大 学 出 版 会

Feuerstein,Rafi  S.2000  Dynamic  Cognitive  Assessnment  and  the  Instrumental

  Enrichment  Program:Origins  and  Development(ln  Kozulin,A.&Rand,Y.(Eds)2000

  Experience  of Mediated  Learning.  An  Impact  of Feuerstein's  Theory  in Education  and

  Psychology:Pergamon). 藤 田 和 弘 ・ 上 野 一 彦 ・前 川 久 男 ・石 隈 利 紀 ・大 六 一 ・志(編 著)2005WISC一 皿 ア   セ ス メ ン ト事 例 集 一 理 論 と 実 際 一   日 本 文 化 科 学 社 藤 本 浩 一 ・芦 塚 英 子2006フ ォ イ ヤ ー シ ュ タ イ ン の 理 論 と 日 本 で の 実 践   一 発 達   障 害 か ら 才 能 教 育 ま で 一  神 戸 松 蔭 女 子 学 院 大 学 研 究 紀 要47,37-59. 藤 本 浩 一2007学 習 上 の 困 難 を 示 す 子 ど も に 対 す る 心 理 査 定   一WISC-IHと   LPADの 比 較 一   神 戸 松 蔭 こ こ ろ の ケ ア ・ セ ン タ ー 臨 床 心 理 学 研 究2,8-15. Kaufman,  A.他 著 、 松 原 達 哉 ・藤 田 和 弘 ・前 川 久 男 ・石 隈 利 紀(共 訳)1993   K-ABC  心 理 ・教 育 ア セ ス メ ン ト バ ッ テ リ ー   解 釈 マ ニ ュ ア ル   丸 善 メ イ ツ

参照

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