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漢訳聖書 Matt.23:37 耶路撒冷乎 耶路撒冷乎 爾殺預言者 以石撃奉遣於爾者乎 我欲集爾赤子 似母雞集雛於翼下 己幾何次矣 惟爾不願 明治元訳 ああよげんしやころなんぢつかはものいしうつめんどりひなつばさ Matt. 23:37 噫エルサレムよエルサレムよ預言者 ( 1) を殺し爾に遣さるる

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Academic year: 2021

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聖書研究

大いなる強き風山を裂き岩石を砕きしが風の中にはエホバ在さざりき、風の後に地震ありしが地震の中にはエホバ在さざりき。 又地震の後に火ありしが、火の中にはエホバ在さざりき、火の後に静なる細微き声ありき。 列王記略上19:11、12 明治元訳聖書

日本学生宣教会

マタイによる福音書

23章37節

† 福音書対観 「エルサレムへの嘆き」

マタイ23:37~39 ルカ13:34~35

マタイ23:37~39 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。 ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことで あろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。 23:38 見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。 23:39 わたしは言っておく、 『主の御名によってきたる者に、祝福あれ』 とおまえたちが言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう」。 口語訳聖書 ルカ13:34~35 13:34 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人々を石で打ち殺す者よ。ち ょうどめんどりが翼の下にひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。 それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。 13:35 見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。わたし は言って置く、 『主の名によってきたるものに、祝福あれ』とおまえたちが言う時の来るまでは、再びわたしに会うことはない であろう」。 口語訳聖書

† 福音書縦観 「エルサレムへの嘆き」

マタイ23:37~39 ルカ13:34~35

マタイ23:37~39 Matt.23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者 よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたこ とであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。 (ルカ13:34) Matt. 23:38 見よ、おまえたちの家は見捨てられてしまう。(ルカ13:35) Matt.23:39 わたしは言っておく、 『主の御名によってきたる者に、祝福あれ』 とおまえたちが言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう」。(ルカ13:36) 口語訳聖書

† 日本語訳聖書 マタイ23:37

(2)

【漢訳聖書】 Matt.23:37 耶路撒冷乎、耶路撒冷乎、爾殺預言者、以石撃奉遣於爾者乎、我欲集爾赤子、似母雞集雛於翼下、 己幾何次矣、惟爾不願。 【明治元訳】 Matt. 23:37 噫あ あエルサレムよエルサレムよ預言者よ げ ん し や(※1)を殺こ ろし 爾なんぢに 遣つかはさるる者も のを石い しにて撃う つものよ母雞め ん ど りの雛ひ なを 翼つばさ の下し たに 集あつむる如ご とく我わ れなんぢの赤子こ ど もを 集あつめんとせしこと幾い く次た びぞや然さ れど爾曹な ん ぢ らは 好このまざりき (※1 明治 14(1881)年版では 「預言者」のルビが「よげんじや」) 【大正文語訳】 Matt. 23:37 ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその 雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき。 【ラゲ訳】 Matt. 23:37 エルザレムよ、エルザレムよ、預言者等を殺し、且汝に遣はされたる人々に石を擲つ者よ、我牝鶏 の其雛を翼の下に集むる如く、汝の子等を集めんとせしこと幾度ぞや、然れど、汝之を否めり。 【口語訳】 Matt. 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す 者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとした ことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。 【新改訳改訂3】 Matt. 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、自分に遣わされた人たちを石で打つ者。わた しは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、あなたの子らを幾たび集めようとしたことか。それなのに、あ なたがたはそれを好まなかった。 【新共同訳】 Matt. 23:37 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ、めん 鳥が雛を羽の下に集めるように、わたしはお前の子らを何度集めようとしたことか。だが、お前たちは応じよう としなかった。 【バルバロ訳】 Matt. 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打つものよ。雌 鶏が翼の下にひなを集めるように、私は幾度おまえの子らを集めようとしたことだろう。それをお前は拒んだ。 【フランシスコ会訳】 Matt. 23:37 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏 が翼の下に雛を集めるように、わたしはいく度、あなたの子らを集めようとしたことであろう。しかし、あなた 方はそれに応じようとしなかった。 【日本正教会訳】 Matt. 23:37 イエルサリムよ、イエルサリムよ、預言者を殺し、爾に遣されし者を石にて撃つ者よ、我幾次か母 鶏が其雛を翼の下に集むる如く、爾の諸子を集めんと欲したれども爾等は欲せざりき。 【塚本虎二訳】 Matt. 23:37 ああエルサレム、エルサレム、預言者を殺し、(神から)遣わされた者を石で打ち殺して(ばかり) いる者よ、雌鳥がその雛を翼の下に集めるように、何度わたしはお前の子供たちを(わたしの所に)集めようと したことか。だがお前たち(エルサレムの者)はそれを好まなかった。 【前田護郎訳】 Matt. 23:37 ああ、エルサレム、エルサレム。預言者を殺し、つかわされたものを石打ちした町よ。なんじの子 らを何度わたしは集めようとしたことか、めんどりがひなを翼の下に集めるように。しかしあなた方は欲しなか った。

(3)

Matt. 23:37 エルサレムよ、豫言者等を殺し、また己が許に使はされたる人々を 石いしうつエルサレムよ、われ牝鷄 の己自らの雛を、その翼の下に集むるが如く、汝の兒等を集めんと欲せしこと幾度そや。然るに汝等は欲せざり き。 【詳訳聖書】 Matt. 23:37 ああエルサレム、エルサレムよ、預言者たちを殺し、自分のところにつかわされた人たちを石で打 つ者よ、めんどりがそのひなを翼の下に集めるように私はあなたたちの子たちをどんなにか幾度も集めようとし たことであろう。しかしあなたたちは断った。

† ギリシャ語聖書

Interlinear

Matt. 23:37

VIerousalh.m VIerousalh,m( h` avpoktei,nousa tou.j profh,taj kai. liqobolou/sa tou.j avpestalme,nouj pro.j auvth,n( posa,kij hvqe,lhsa evpisunagagei/n ta. te,kna sou( o]n tro,pon o;rnij evpisuna,gei ta. nossi,a auvth/j u`po. ta.j pte,rugaj( kai. ouvk hvqelh,sateÅ

VIerousalh.m VIerousalh,m( Jerusalem Jerusalem,

h` avpoktei,nousa tou.j profh,taj kai. liqobolou/sa tou.j avpestalme,nouj pro.j auvth,n( the[one] killing the prophets and stoning the[ones] sent to her,

posa,kij hvqe,lhsa evpisunagagei/n ta. te,kna sou( how often I wished to gather the children of thee,

o]n tro,pon o;rnij evpisuna,gei ta. nossi,a auvth/j u`po. ta.j pte,rugaj( kai. ouvk hvqelh,sateÅ as a bird gathers the young of her under the(her) wings, and ye wished not.

† ギリシャ語聖書 品詞色分け

Matt. 23:37

VIerousalh.m VIerousalh,m( h` avpoktei,nousa tou.j profh,taj kai. liqobolou/sa tou.j avpestalme,nouj pro.j auvth,n( posa,kij hvqe,lhsa

evpisunagagei/n ta. te,kna sou( o]n tro,pon o;rnij evpisuna,gei ta. nossi,a auvth/j u`po. ta.j pte,rugaj( kai. ouvk hvqelh,sate)

† 私訳(詳訳)

【私訳】 「ああエルサレム、エルサレムよ、預言者たちを殺し、そして自分に遣わされた人々を石で打ち殺 す者よ、あなたは雌鶏が羽の下にその雛を集めるように、わたしはどれくらいあなたの子らを集めようとし たことだろう。しかし、あなたがたはそうしようとはしなかった」

† 新約聖書ギリシャ語語句研究

【エルサレム】 VIerousalh.m ~Ieroso,luma ヒエロソりゅマ Hierosoluma {hee-er-os-ol‘-oo-mah} (n-vf-s 名詞・ 呼女単)

エルサレム ヘブル語「平和の住居、安全の邑」

【エルサレム】 VIerousalh.m ~Ieroso,luma ヒエロソりゅマ Hierosoluma {hee-er-os-ol‘-oo-mah} (n-vf-s 名詞・ 呼女単)

(4)

【預言者たちを】 profh,taj profh,thj プロふェーテース prophētēs {prof-ay‘-tace} (n-am-p 名詞・対男複) < pro, 前に + fhmi, 語る

1)あらかじめ言う 2)解釈者 3)預言者、神のことばを伝え解釈する者、代言者、予言者

【殺し】 avpoktei,nousa avpoktei,nw アポクテイノー apokteinō {ap-ok-ti‘-no} (vppavf2s 分詞・現能呼女2単) <avpo, + ktei,nw 殺す

1)殺してしまう、殺す 2)滅ぼす 3)死刑にする、死罪にする 【そして】 kai. kai, カイ kai {kahee} (cc 接続詞・等位)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それで は、れだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

【自分に】 auvth,n auvto,j アウトス autos {ow-tos‘} (npaf2s 代名詞・対女2)

1) 彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同 じ同一の 4)まさに、ちょうど

【に】 pro.j pro,j プロス pros {pros} (pa 前置詞・対)

1)~のところへ、~の方へ、~に向かって 2)~の近くに、~の側に、~に接して 3)~の ために 4)~に対して 5)~について 6)~の面前で

【遣わされた人々を】 avpestalme,nouj avposte,llw アポステるろー apostellō {ap-os-tel‘-lo} (vprpam-p 分 詞・完了受対男複)

< avpo, + ste,llw つかわす

1)使命を与えて遣わす、権限を委任して派遣する、派遣する、つかわす、送り出す、使いに出す 2) 送付する、発送する、送る 3)追い出す、去らせる

【石で打ち殺す者よ】 liqobolou/sa liqobole,w りとボれオー lithoboleō {lith-ob-ol-eh‘-o} (vppavf2s 分詞・

現能呼女2単)

1)石で打つ(殺す)2)石を投げる

【雌鶏が】 o;rnij o;rnij オルニス ornis {or‘-nis} (n-nf-s 名詞・主女単) 1) めんどり 2)にわとり 3)鳥

【翼の】 pte,rugaj pte,rux プテりゆクスpterux {pter‘-oox} (n-af-p 名詞・対女複) 1) 翼 2)羽

【下に】 u`po. u`po, ヒゆポ hupo {hoop-o‘} (pa 前置詞・対)

1) 下に、~の下から 2)~の下に、下の 3)によって 4)~の故に 5)と共に 【その】 auvth/j auvto,j アウトス autos {ow-tos‘} (npgf3s 代名詞・属女3)

1) 彼、彼女、それ(三人称の代名詞) 2)自身で、自分から、自分として(強調用法) 3)同 じ同一の 4)まさに、ちょうど

【雛を】 nossi,a nossi,on ノスシオン nossion {nos-see‘-on} (n-an-p 名詞・対中複) 1) ひな、ひなどり

【集める】 evpisuna,gei evpisuna,gw エピスゆナゴー episunagō {ep-ee-soon-ag‘-o} (vipa--3s 動詞・直・現・ 能・3 単)

1) 集める 2)一緒に集める 3)連れてくる 【ように】 o]n tro,pon

o]n o[j ホス hos {hos} (apram-s+ 関係代名詞・対男単) 1)この~ 2)これ 3)ところの、そして

tro,pon tro,poj トロポス tropos {trop‘-os} (n-am-s 名詞・対男単)

1) 方向 2)やり方、流儀、手段 3)生き方、ありよう 4)性格、気質 5)習性、様式 【いく度】 posa,kij posa,kij ポサキス posakis {pos-ak‘-is} (abt 副詞・疑)

1)どのくらい 2)何度、何回ぐらい 3)幾度 【あなたの】 sou su, ¥スゆ sou {soo} (npg-2s 代)属 2 単)

(5)

【子らを】 te,kna te,knon テクノン teknon {tek‘-non} (n-an-p 名詞・対中複) < ti,ktw 生まれたもの

1)子、子ども 2)息子 3)弟子 4)子孫

【集めようとした】 evpisunagagei/n evpisuna,gw エピスゆナゴー episunagō {ep-ee-soon-ag‘-o} (vnaa 不定詞・ 2アオ能)

1) 集める 2)一緒に集める 3)連れてくる

【ことであろう】qe,lw hvqe,lhsa qe,lw てろー thelō ethelō {thel‘-o, eth-el‘-o} (viaa--1s 動詞・直・1アオ・能・ 1単)

1)欲する、望む、願望する、したいと思う、主張する 2)~の気がある、気が向く、用意がある、~ しようとする、心に持つ、(~する)つもりである、志す、決意する 3)好む 4)心に持つ 5)惑 わす、呪縛する

【しかし】kai, kai. kai, カイ kai {kahee} (ch 接続詞・完)

1)~と、~も、そして 2)~さえ、でさえも 3)しかし 4)しかも、それは 5)それで は、れだのに 6)そうすれば、すなわち 7)のみならず、もまた

【あながたは応じようと】qe,lw hvqelh,sate qe,lw てろー thelō ethelō {thel‘-o, eth-el‘-o} (viaa--2p 動詞・直・

1アオ・能・2)

1)欲する、望む、願望する、したいと思う、主張する 2)~の気がある、気が向く、用意がある、~ しようとする、心に持つ、(~する)つもりである、志す、決意する 3)好む 4)心に持つ 5)惑 わす、呪縛する

【しなかった】ouv ouvk ouv ウー ou {oo} (qn 不変化詞・否定) 1)否 2)~ない 3)~でない

† 英語訳聖書

Latin Vulgate

23:37 Hierusalem Hierusalem quae occidis prophetas et lapidas eos qui ad te missi sunt quotiens volui congregare filios tuos quemadmodum gallina congregat pullos suos sub alas et noluisti

King James Version

23:37 O Jerusalem, Jerusalem, [thou] that killest the prophets, and stonest them which are sent unto thee, how often would I have gathered thy children together, even as a hen gathereth her chickens under [her] wings, and ye would not!

American Standard Version

23:37 O Jerusalem, Jerusalem, that killeth the prophets, and stoneth them that are sent unto her! how often would I have gathered thy children together, even as a hen gathereth her chickens under her wings, and ye would not!

New International Version

23:37 O Jerusalem, Jerusalem, you who kill the prophets and stone those sent to you, how often I have longed to gather your children together, as a hen gathers her chicks under her wings, but you were not willing.

Bible in Basic English

23:37 O Jerusalem, Jerusalem, putting to death the prophets, and stoning those who are sent to her! Again and again would I have taken your children to myself as a bird takes her young ones under her wings, and you would not!

Darby's English Translation

(6)

often would I have gathered thy children as a hen gathers her chickens under her wings, and ye would not! Douay Rheims

23:37 Jerusalem, Jerusalem, thou that killest the prophets, and stonest them that are sent unto thee, how often would I have gathered together thy children, as the hen doth gather her chickens under her wings, and thou wouldest not?

Noah Webster Bible

23:37 O Jerusalem, Jerusalem, thou that killest the prophets, and stonest them who are sent to thee, how often would I have gathered thy children, even as a hen gathereth her chickens under her wings, and ye would not!

Weymouth New Testament

23:37 'O Jerusalem, Jerusalem! thou who murderest the Prophets and stonest those who have been sent to thee! how often have I desired to gather thy children to me, just as a hen gathers her chickens under her wings, and you would not come!

World English Bible

23:37 'Jerusalem, Jerusalem, that kills the prophets, and stones those who are sent to her! How often would I have gathered your children together, even as a hen gathers her chickens under her wings, and you would not!

Young's Literal Translation

23:37 'Jerusalem, Jerusalem, that art killing the prophets, and stoning those sent unto thee, how often did I will to gather thy children together, as a hen doth gather her own chickens under the wings, and ye did not will.

† 細き聲 聖書研究ノート

<ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ> 「エルサレム、エルサレム」二回繰返すのは深い嘆きの表現である。 イエスは「預言者たちを殺し、神から遣わされた人々を石で撃って殺したエルサレム」に深い嘆きの声をあげら れる。その嘆きは、まもなく神の遣わされた御子イエスを十字架にかける「エルサレム」に向けられている。 <牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好 まざりき> 神は「牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく」に幾度もエルサレムを御元に集めようとされた。 「牝鷄のその雛を翼の下に集むるごとく」は創世記1:2 に通じる表現である。 「地は定形なく曠空くして黑暗淵の面にあり神の靈水の面を覆たりき」創世記1:2 明治元訳聖書 はじめに神が天と地を創造されたとき、地はいまだ形なく、闇が淵の面にあった。しかし、神の霊が深い水の面 を「覆っていた」。「覆う

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ラカフ rachaph {raw-khaf'}」は「震える、羽ばたく、舞いかける」でこのヘ ブライ語は「鷲が雛鳥を飛ばせようとして、その巣の上を舞っているさまをいう」(フランシスコ会訳聖書 創世 記1:2 解説)。 神は翼をひろげて雛の上を舞い、雛が飛び立つのを励まし、また翼の下に雛を集めて養われるのである。 しかし、「エルサレムの民」は神の翼に集まろうとしなかった。

† 心のデボーション

「ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の 下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき」 マタイ23:37 大正文語訳聖書 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏が翼の下に

(7)

れに応じようとしなかった」 フランシスコ会訳聖書 神は巣からぎこちなく飛び立つ雛を見守る母鳥のように、私の上を御翼をひろげて舞っておられる。雛が疲れる と翼の下に集めてかくまう母鳥のように、私を集められる。

† 心のデボーション

「ああエルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、牝鷄のその雛を翼の 下に集むるごとく、我なんぢの子どもを集めんとせしこと幾度ぞや、されど汝らは好まざりき」 マタイ23:37 大正文語訳聖書 「エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、自分に遣わされた人々を石で打ち殺す者よ。雌鶏が翼の下に 雛を集めるように、わたしはいく度、あなたの子らを集めようとしたことであろう。しかし、あなた方はそ れに応じようとしなかった」 フランシスコ会訳聖書 「御翼のかげ」 「いかにおそるべき」 聖歌 347 番 いかにおそるべき ことありとも みつばさのかげは やすらかなり 愛の神は いかなるときにも たよるながみ ほごしたまわん 牧師のウォルター・スティルマン・マーティンは、病弱な妻シビーラ・ダーフィ・マーティンのため、頼まれた 説教を断ろうとたが、9歳の息子が「お父さんが行ってここにいなくても神様が守ってくださるよ」と聞き、息子 の言葉に励まされて説教に出かけたという。病床でそのやり取りを聞いていた妻マーティンは、神が必ず守って くださるという強い確信が与えられ、一気にこの讃美を書き上げ、説教を終えて帰ってきたマーティンは、オル ガンに駆け寄って数分で「いかにおそるべき」 聖歌 347番を作曲したという。

† 細き聲 説教

参照

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