氏 名 授 与 し た 学 位
専 攻 分 野 の 名 称
学 位 授 与 番 号 学 位 授 与 の 日付 学 位 授 与 の 要 件学 位 論 文 題 目
帝 公 成
博 士
医 学
博 甲第
4602 号平成
24年 6月30日
医歯 学 総 合研 究 科 生休制御 科 学 専 攻
(学位規則第4粂第1項 該 当)
NetLargeBoyelSegmentationonPlainAbdominal RadiographyinComparisonyiththeConyentional Method
(従来 の方 法 と比較 した腹部 単純X線写 真 ヒお ける 新 しい大腸分割法)
論 文 寺 査 委 鼻 教 授
山本 和 秀
教授金 串
右 准 教 授野 田 卓男
学 位 姶 文 内 容 の 要 旨
腹部単純 Ⅹ線撮影は腹部の画像検査では最 も基本的な検査であ り、診療所 におけるプラ イマ リケアでは重要な役割を果たす。43人の健常なボランティアに胃透視後、2時間後に 再度、仰臥位腹部単純 Ⅹ線撮影 を施行 し、その写真上に均一な関心帯域
( R O T
)を設定 し、600領域に分割 した。ROI内の大腸 を上行結腸領域 ・横行結腸領域 ・下行結腸領域・S状直 腸領域の4領域に分割 し、各マス目のバ リウムの占有割合を数値化 し、ROI占有率を評価 し た。大腸は、ROIの76.7%に分布 し、重複部位は55%であった。重複部位の大部分は横行 結腸領域の影Vであった。また、Arhanらによって提唱される分類法では、存在すべき結腸 の分布割合は右結腸領域99.6%、左結腸領域92.2%、 S状直腸常域 92.2%であった。 しか し、横行結腸の一部が第5腰椎 より下垂する症例では、S状直腸簡域におけるS状直腸の割 合が、57.2%に低下 した。我 々は S状直腸商域を右側小骨盤外側および両仙腸関節下端を 結ぶ線で分割することで、特 に横行結腸の下垂を有する患者のための新 しい大腸分割法を 適用 した。
論 文 審 査 蘇 黒 の
要
旨本研究は、腹部単純 Ⅹ線撮影 にお ける大喝の分布領域 を判定す るた めに、
従来のArhanら.の分類法 と比較 し新 しい分類汝 を提唱 した。
便秘症や過敏性腸症候群の診 断に放射線不透過マー カー を用いた大腸通 過時間測定法 が用い られ ることがある。本研究では、健 常ボランテ ィア43 名 の層透視2時間後 に仰臥位腹部単純 Ⅹ線撮影 を施行 し、写真上 に関心領 域(ROI)を設定、ROI内の大勝 を上行結腸領域 ・横行結腸領域 ・下行結腸 領域
・
S状直腸商域 に分割 し、バ リウムの 占有割合 を数値化 し、ROI占有 率を評価 した。その結果、大腸 はROIの76.7%に分布 し、重複部位 は55%であ り、・重複部位 の大部分は横行結腸領域の影響であったoArhanらの分 類法では横行 結腸が下垂す る症例 において S状直腸領域 におけるS状直腸 の割合が 57.2%に低下 していた。そ こで
、
S状直月綿 域 を右側′J、骨盤外側お よび両仙腸 関節 下端 を結ぶ線で分割す る新 しい分類法 を車唱 した。
本研 究は、腹部単純X線棟影 における大腸傍域分布 について、横行結腸 が下垂 してい る患者 のための新 しい分割法を提唱 した点で興味深い。
よって本研 究者 は博 士 (医学)の学位 を得 る資格があると認 める.