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論文審査の結果の要旨

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Academic year: 2022

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(1)論文審査の結果の要旨 報告番号 博(医歯薬)甲第 1190. 号. 主. 査. 佐々木. 副. 査. 室田. 浩之. 副. 査. 岩永. 正子. 学位審査委員. 氏名. 米田. 愛. 均. 論文審査の結果の要旨 1. 研究目的の評価 本研究は、ポリープ上脈絡膜血管症(PCV)の治療に対するラニビズマブ 併用光線力学的療法とアフリベルセプト単独固定療法を、有効性と患者有 用性の視点から比較しようとしたもので、目的は十分に妥当である。 2. 研究手法に関する評価 2009 年 11 月から 2013 年 11 月に日本赤十字社長崎原爆病院眼科を受診 した未治療の PCV に対して、ラニビズマブ併用光線力学的療法(併用群) またはアフリベルセプト単独固定療法(IVA 群)を行い、治療後 2 年以上 経過観察できた症例(61 例 63 眼)を対象にした。治療後 2 年間の視力変 化、網膜の形態学的変化、再発までの期間および注射回数について比較検 討したもので、研究手法も妥当である。 3. 解析・考察の評価 上記手法で解析した結果、いずれの治療も視力や中心窩網膜厚を有意に 改善したが、両群に差はなかった。2 年間の治療で併用群は 46.5%、IVA 群では 75%に再治療が行われた。一方、併用群は IVA 群と比較し、治療開 始から再治療までの期間の中央値が有意に長く、2 年間の注射回数が有意 に少なかった。すなわち、PCV に対する初期治療としてのラニビズマブ併 用光線力学的療法は、患者負担を軽減できる治療であることを明らかに し、今後の眼科治療研究への進展が大いに期待される。 以上のように本論文は眼科学分野の臨床に貢献するところが大であり、審査 委員は全員一致で博士(医学)の学位に値するものと判断した。.

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