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平成20年12月31日 博士の学位論文提出者 (学位規則第4粂第2項該当)

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吾   圭士学   

村   

木博医  

名位称号付件   学名番日要  

与攻位位位  氏授専学学学  

博乙第 4283 号  

平成20年12月31日  

博士の学位論文提出者  

(学位規則第4粂第2項該当)  

学位論文題 自  No Duplicate KRASMutationisIdentified on the Same   Allelein GaStric or CDlorectalCancer Cells vith  

Multiple KRAS Mutations  

(多尭∬朗∫突然変異を伴う胃癌および大腸癌細胞においては   同側アリル内 

論文審査委貞  教授 清水 憲二 教授 山本 和秀 准教授 阪口 政清  

学 位 論 文 内 容 の 要 旨   

大腸癌170例と胃癌66例における、コドン12と13の突然変異を 濃縮 polymerasechain   reactionrestriction肋gmentlengthpolymorphism(PCR−RFLP)法を用いて調査した。全ての既知   の突然変異部位を二度のポリメラーゼ連鎖反応(PCR)から得られた試料をダイレクトシー  

クエンシングすることで検索した。大腸癌170例においてはコドン】2の突然変異は47例  

(28%)、.コドン】3の突然変異は】3例(7.6%)であった。一方、胃癌66例においては、コ   ドン12の突然変異は2例(3.0%)、コ下ン13の突然変異は1例(】.5%)と少数であった。  

また、コドン12と13の重複突然変異を認めるものは、大腸癌では】70例中3例(1.8%)、  

胃癌では66例中l例(1.5%)であった。さらに、コドン】2と】3の重複突然変異は、同側   のアリル内では認められなかった。これは、ダイレクトシークエンシングを行うことにより   確認した。凡朋∫突然変異を伴う大腸癌と胃癌細胞の大多数においては、且朋g突然変異は同  

じ部位にみられる。しかし、少数ではあるが、肌∫突然変異が多発する場合があり、その場   合は同側アリル内での肌∫突然変異は単一で重複しない。  

論 文 書 査 結 果 の 要 旨  

本研究はKRAS遺伝子のコドン12と13の活性化変異を高感度で特異的に検出するEnriched    PCR法により、ヒト大腸癌及び胃癌での変異分布を詳細に検討したものである。本研究者ら   

はこれらの部位における全ての種類の変異を同時に特異検出する方法を開発し、大腸癌170    例,胃癌66例について解析した。  

その結果、大腸癌170例においては,KRAS遺伝子コドン12と13の変異は夫々47例(28%)、  

13例(7.6%)であり、胃癌66例については夫々2例(3%)、1例(1.5%)であった。これらのう    ち、コドン12と13の活性化変異を重複しているものが大腸癌3例(1.8%)、胃癌(1.5%)見    いだされた。直接シーケンス法で確認した所、これらの重複変異は同一アレルには存在せず、   

別々のアレルにあることが判明した。このように、Ⅰ(RAS遺伝子のコドン12と13の活性化    変異が重複している症例では、両者の変異は同一アレルで重複していないことが証明された。  

以上のように、本研究は大腸癌などの発症に深く関連するKRAS遺伝子の変異発生機構の    解明に新しい知見を提供したもので、意義ある研究成果と認めた。  

よって、本研究者は博士(医学)の学位を得る資格があると認める。   

参照

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