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Academic year: 2021

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56回 月例発表会(200212月) 知的システムデザイン研究室

ローカルサーチにSA を組み込んだ GA の実装と検討

斉藤 宏樹

1 今月の課題

今月の課題は,遺伝的アルゴ リズム( Simple GA)の ローカルサーチに,Simulated Annealing( SA)を組み 込み,パラメータおよび実装の検討を行うことである.

2 課題の進捗状況

2.1 SA を組み込んだ SGA のモデル SA を組み込んだローカルサーチは,SGA における評 価と選択の間の処理において,評価された母集団の中で 一番適合度の高い個体を抽出して行う.ローカルサーチ は,ある一定間隔(ローカルサーチ間隔)において行わ れることになる. SA における生成処理,終了条件を変えた4つのモデ ルを実装し,検討する.以下に,SA によるローカルサー チのモデルを示す.

• LF モデル(Linear Flip Model)

初期点だけランダ ムに遺伝子を選び ,その点から 順にフリップを行う.適合度が初期の値よりも良く なった時点で探索を終了するモデル.

• LF/SP モデル(Linear Flip for a Set Period Model)

初期点だけランダムに遺伝子を選び,その点から順 にフリップを行う.規定した評価回数分だけ探索を 行い,その中から一番適合度の高いものを選択する モデル.

• RF モデル (Random Flip Model)

ランダムに選んだ遺伝子に対してフリップを行う. 適合度が初期の値よりも良くなった時点で探索を終 了するモデル.

• RF/SP モデル (Random Flip for a Set Period Model) ランダムに選んだ遺伝子に対してフリップを行う. 規定した評価回数分だけ探索を行い,その中から一 番適合度の高いものを選択するモデル. 2.2 数値実験 ローカルサーチを組み込んだ SGA のパラ メータを Table 1 に,SA のパラメータを Table 2 に示す.なお, 選択はトーナメント選択である. Table 1 SGA のパラメータ 個体数 100 突然変異率 0.001 遺伝子長 1000 エリート保存 1 交叉 一点交叉 終了世代 1000 交叉率 0.6 試行回数 20 Table 2 SA のパラメータ 最高温度 5.77 アニーリング数 1000 最低温度 0.434 クーリング関数 a(T ) = aT クーリング率 0.974 クーリング間隔 10 1回のローカルサーチに要する各モデルの評価計算回 数を,Table 3 に示す. Table 3 ローカルサーチのパラメータ Model LF LF/SP RF RF/SP 評価計算回数 変動 1000 変動 1000 LF,RF の2つのモデルはローカルサーチ間隔を 1, 5,10,50,100 に変えて,また LF/SP,RF/SP の2つ のモデルは,10,25,50,100 に変えて,4 ビット部分 だまし 問題に適用した. 20 回試行における各世代の評価計算回数と適合度の 中央値を計算した.結果を Fig. 1 に示す. 㪐㪌㪇 㪈㪇㪇㪇 㪈㪇㪌㪇 㪈㪈㪇㪇 㪈㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪊㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪌㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪎㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪐㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㩺㪜㫍㪸㫃㫌㪸㫋㫀㫆㫅㫊 㪝 㫀㫋 㫅㪼㫊 㫊 㫎㫀㫋㪿㫆㫌㫋㩷㫃㫆㪺㪸㫃㩷㫊㪼㪸㫉㪺㪿 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪌 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪌㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇㪇 (a) LF モデル 㪐㪌㪇 㪈㪇㪇㪇 㪈㪇㪌㪇 㪈㪈㪇㪇 㪈㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪊㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪌㪅㪇㪜㪂㪇㪋㪎㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪐㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㩺㪜㫍㪸㫃㫌㪸㫋㫀㫆㫅㫊 㪝 㫀㫋 㫅㪼㫊 㫊 㫎㫀㫋㪿㫆㫌㫋㩷㫃㫆㪺㪸㫃㩷㫊㪼㪸㫉㪺㪿 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪉㪌 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪌㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇㪇 (b) LF/SP モデル 㪐㪌㪇 㪈㪇㪇㪇 㪈㪇㪌㪇 㪈㪈㪇㪇 㪈㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪊㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪌㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪎㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪐㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㩺㪜㫍㪸㫃㫌㪸㫋㫀㫆㫅㫊 㪝 㫀㫋 㫅㪼㫊 㫊 㫎㫀㫋㪿㫆㫌㫋㩷㫃㫆㪺㪸㫃㩷㫊㪼㪸㫉㪺㪿 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪌 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪌㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇㪇 (c) RF/モデル 㪐㪌㪇 㪈㪇㪇㪇 㪈㪇㪌㪇 㪈㪈㪇㪇 㪈㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪊㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪌㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪎㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㪐㪅㪇㪜㪂㪇㪋 㩺㪜㫍㪸㫃㫌㪸㫋㫀㫆㫅㫊 㪝 㫀㫋 㫅㪼㫊 㫊 㫎㫀㫋㪿㫆㫌㫋㩷㫃㫆㪺㪸㫃㩷㫊㪼㪸㫉㪺㪿 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪉㪌 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪌㪇 㫀㫅㫋㪼㫉㫍㪸㫃㩷㪈㪇㪇 (d) RF/SP モデル Fig. 1 実験結果 ローカルサーチ間隔が小さいとき,LF,LF/SP モデ ルは,ローカルサーチを用いないものより,良い解を得 られることがわかった.

3 翌月への課題

スケジューリングに関する論文の調査と Grid 環境に おける Linpack の CPU スケジューリング問題への適用. 1

参照

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