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佛教大学総合研究所紀要 2003(別冊 2)号(20030325) 103神居文彰「圓仏教におけるホスピス施設概念の研究 (現代医療の諸問題 : 仏教ヘルスケアの視点から)」

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〈研究ノート〉

圏仏教におけるホスピス施設概念の研究

神 居 文 彰

は じ め に 入がその自らの命を終わらんとする時,一体何を必要とするのであろうか。 人が死を理解するのは他者におけるそれと,当然それを通じて自己の死の問題とし てたぐり寄せようとする状態が発生する。たとえば,こ十五三味会等においては,古 代日本の者取り組織において,すで、に他者への看取りによって,自己の死に様を構築 する機能を有することが確認される1)。 では,そこに死に往くものから生者として残るものに何が伝えられるのか。さらに, 死に柱くとしづ状態に人は何を求めたのか。死はあくまで個の問題であり,その状態 は一様ではなし、。そして,ホスピス等施設として死に際を設計する場合,そこに最低 限何が必要とされるのであろうか。

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日本ホスぜス・在宅ケア研究会

J

では, 1999年の全国大会(関山大会)より「市 民ネットワーク部会」を立ち上げている。 この会は,特に患者や市民が主体となって,コメデイカル,法律家,教育,宗教者 等関連する諸分野の参加お呼びかけるという形で発展した研究会の一つであり,現在, 正準会員総数, 1054名を有する (2002年12月現在)。 その徹底討論のなかで問題とされたのが,ケアに対してペイン(痛み)とL、う を用いることが適切であるかとL、う開し、かけであった。 つまり,ケアとは何なのか。スビリチュアルベインの対語としてケアの語を充てる ことが,来たして妥当であるのかということが問題とされたので、あるO それは「スピ リチュアルjの適正な訳語が充当でき得ていないことにも遠留があるようにも思う。 なかには,心の欲求=ニーズとしてすでにケアが存在するのではないかといっ 1) ネ111}舌以下3名 者 怒 終 行 儀 (1993年・北辰堂)参照。

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104 {必殺大学総合研究所紀主glJIH!骨 :現代医療の訪問題 も呈せられ,開題点が絞り切れない分,如何に精神的な部分へのケアの扱いがデリ ケートな問題を含むかをうかがうことが出来る。 さらに部会での近年の討議では,告知の需題が長く議論されている (2000-2002年 大会人 それら市民運動を組織しているグループからは,ハードとしてホスピス的な緩和医 療施設の設置と適切な末期医療が望まれる反富,会の報告では,多く家で死にたいと いう望みは在宅での苑とし、う切実な希望をも表せられていた。 では,ここで望まれる

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J

vこ果たして何があると理解すれば良いのか。家という 施設と末期医療施設それぞれを求め,携わる人々にとって,よりプリミティブな部分 では,真に何が求められているのか。 さて,市民のための市民運動は,人間的権利を問うもので、あって,市民的権利を勝 ち取ることだけが究極の毘的ではない。 これら市民運動の実践者からは,宗教的行為による,末期という時陪に廃する実際 的指擦が強く求められてもいる。 穏やかな死の場蔀への希望。しかし,信仰が「安らかな死への援助となる j としづ 、屈しへの危現も,一方で存在することも事実であろう。 自己の苦しみを他者と比較することは容易なことではなし、。しかし,それ以上に他 者の苦痛を自三の問題とすることは難しく,多分に古くから伝わる宗教的実践の中に それを確認することが出来ることも事実であろう。 本稿では, 2001年 2丹論者が所属した悌教大学総合研究所による韓国における仏教 系末期富療施設訪問諒査により得られた韓留特に関仏教における看取りの基礎資料と, 施設より看取されたその基層文化についての可能性を論ずるものとし,すでに論者が 提示する「日本における看取りの要件

J

2)を理解するための比較検討材料としたい。

1

韓国には国立及びキリスト教系私立その他による複数の:複合型末期医療施設が存在 するが,

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独立型j の末期医療施設としては,唯一益山市国光大学校付属施設以外設 置例がない (2001年 2月現在)。 益山市は,大韓民国南西部の全羅北道に位置し,面積506.7knf,人口332.493名 2) 王子成11年8月31日日本看護史学会発表。

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rru仏教におけるホスピス施設概念の研究 衿 筏 文 彩 105

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月現在)の石材,軽金属を主要とする商業都市であり,平均気温

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度なが ら約

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%

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.

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の耕地面穣から米小麦瓜などを生産し,ソウルより国鉄を通じ主 要ターミナルである裡里駅まで特急で約2時需を要する。西側には錦江が流れ,照沼 には落日の景勝地も存する。 市内には総合病院2棟,一般病院115棟,老人福祉施設5棟,介護福祉施設4棟, その他の福祉医療施設をもっ。 闘仏教は,

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年後天龍閣の主世望者少太出大宗師(朴霊彬

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よって都 立 さ れ た 。 思 想 的 に は 一 円 相 を 真 理 か つ 象 般 と し , あ ら ゆ る 存 在 の 根 本 と す る 。 この点について二代鼎出宗師

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)

は,

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言語と名稲が翫絶された境地で あって何をもってもこれを形容することはできない。しかし,形部下的には宇宙万有 はこの「円」をもって表現されるので,これはすなわち万法の根源て‘あると共にまた 万法の実存である。ゆえにこの世に存在するあらゆる教法は,たとえいろいろと表現 を異にするだろうが,その実際においては「円

J

以外にはまた一つの法も存在しな い

J

(鼎山宗師法語経論編第一章)と語り,具体的には教育面で臨光大学校や園光保 健大学の設立,福祉窟では

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年戦災救済施設として

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ソウル

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vこ孤児誌を設立し, 本部講内に療養践と東禁病院

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年),

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3

年に裡里に孤児院を設立している。 これら一円相自体を信仰することにより,あらゆるものとの連携連帯を導き出し, 仁患jを中心に教化,教育,慈善の三大事業を基本活動として標梼することによって 実際的な社会活動を展開するのである針。

2

さて,益山市関仏教総部に近接する形の園光大学校から市内に数キロ入った処に独 立型末期監療施設「園光ホスピス院」りが建つ。;地上

3

階地下

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措 延 べ 面 積

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0

坪 3) 相1I娘徳 f国仏教の韓国社会に及ぼした影響

J

(土平井俊英博二i二袋寿記念印、教文化論孜j所 紋)参照。 4) 第一生命経済研究所(ライフデザイン研究本部)副主任研究員・小谷みどり氏ょっ村岡潔 研究代表が得た情報では I翻光ホスピスの件ですが,昨年

(

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年)現在でベッドは

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床 でしたが,ケアができないので,

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以下にまIjlえているとのことでした。スタッフは,医者 (内科,波下,外科,係争環若手 5人,看護科 3人(ホスピスミ写i勺),宗教者,ボランテイア の言 1"15人。病i完全体では(内科などもあるので),ボランテイアが40人に看護婦・看護助手 が 6人ということでした。延べ床預積は分かりませんが,:lt!l上 3階,地下 1階(地下は玉 111 家という場所から持ってきたジェイドを敷き詰めた部屋。気を入れるらしい)です。救貧対 策のホスピスを臼指しているので,医院ではなく,病践にすべく,昨年4月時点、で増設工事 中でした。今の状態の医

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淀だと,貧しい人でも 2割は自己負担しなければならないた /

(4)

106 務教大学総合研究所紀芸:C]JIJj帝 王晃代医療の諸問題 写真1 写真2 写真 3 写真4 写真5 (約991.5平米=韓国の 1坪が 6尺平方による)。ガラス張りで突き出た形で施設の左 りに

i

O

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を冠した玄民が開く(写真1)。施設の専属僧である安養珠・教務への ノめ,生活保護者は無料となる病院にすべく,敷地内では増築中。現在で4年目ですが, 250 人ほどの看取りをしてきたそうです。」とされる。

(5)

Ull仏教におけるホスピス施設統念の研究 科I照 文 彩 107 ヒヤリングによると,臨柊を当施設で、迎えたのち,死者は来院者と向じ玄関から個人 の屠宅に戻るそうである。スタッフは他に,医師である院長,副院長(以上が設立 者),足倦で看護部でもある季女史,さらに運営費の調達などを行っている後援会の 会員が,医師

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名,看護蹄

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名など会員

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名を数えるO 施設は

2

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床,個室

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,特別室

1

,譲数人室

3

,当時

1

3

名在院,在院期間は

1

週時 から3ヶ月だそうであるO また,末期毘療に関わる最新の設備が設寵してあるが,オ ンドルなど随所に地域に合致した設えが施されている(写真2,3) 0 院の3階に鴎仏教の仏関として一円相が掲げられている(写真4)。 臨終者への看駁りやは,各部屋にて実擁されるようで,仏関はむしろ百々の礼拝祈 念に舘毘される。 注目することは地下にある「玉石の部鹿」である(写真5)0 一種の臨想、室であるが,周囲が玉石で覆われ部躍の中央にカーテンにおいてパー テーションが張られ,状況に応じた当該室の使用を多元化しているO すなわち,膜想、, 個人気功,集団気功等である。 この玉石によって大!援にある「気

J

が病院全体を満し,穏やかな日常を過ごすこと ができると説明を受けている。 市内の開き取り調査

(

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3:

00-)

で,当施設と玉石の部麗およびその効能 の関係を間答できる市民が複数存在したことに留意すべきで、ある。 このことは益出が石材を主要産業とすることのみならず,韓国の石の文化・信怖の 現れといえるであろう。 末期毘療施設で死を迎えられる方が,一種の俗信とも取れる設備と動態を,最新の 援療施設内に要素として取り入れる。 2002年日本の厚生労働省研究斑が実施した国公立のがんセンターをはじめとする 問痛院,*スピス等

1

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施設を対象とした(有効毘答,

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名)はじめての全国的

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民跨援療jに対する実態調査によると,全体で

44.5%

, うち末期医療施設における 61.8%が民間程療を試みているとしづ鴎答が提出されている(米国議会の技術評価高 Officεof Technology Assessment)の「がんの民間療法」には食事療法・務神療法・ ハーブ療法・免疫療法精神療法など

2

0

例におよぶ民間療法の実体と臨床的な評価がま

とめられ,台湾大学病院やロンドン大学病院においても向様の調査が行われいずれも, 時様の数憶を提示す)。

すなわち,現在,一方で民間療法の流行が我が留でのガン治癒率の低さの主な姿患 の一つ危慎する毘療者がし、る反面,民間窪療とL、う非証明医療を多元的底療と捉え,

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108 {部数大学総合研究所紀~別i!IJ-完代医療の諸問題 有効な代替

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芸療と位置づけることは可能であり,代替医療が明らかに副作吊等患者に 不利益になる場合以外,末期治療をそれらの統合医療とすることも視野に入れる必要 があるのかもしれない。 しかし,症状改善や緩和への期持による応用と,末期における安穏な精神を約束す る韓留の当撞設におけるそれとは,本質的に意味が異なっているといえ,命の最期を どうケアするか治療を越えた精神の安定を約束する。

3

韓国において最古の記銘年の存する

f

JiS嘉七年銘金鋸如来立後

J

(539年)は,北親 等中囲内部の様式を踏襲しつつも,細長い仏身,地下強く左右に広がる衣端,圧

i

f

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的 な後背,大振りな蓮華など韓国的捺式が反映するo 7世紀に近くなると半期思惟像が 誕生する。 部材として,金錦,塑像・石像が多く見られるが,統一新擬j;

)

1

屯 円 高 出 雲山出 土鉄造如来坐像

J

など鉄イムの造{象が詮呂され,高麗前期では鉄仏と芯仏が多く残され ているのO この石を素材に使吊するということは,石からすばらしいものが現れると信じられ る霊石信仰及び大地に関わる信部からと受けとることができる。一方自本では石を使 ったイムは少なく,やはり霊木の信仰を念頭に考察すべきであろう。木から何か奇特で すばらしいものが生まれるとし、う概念である。 日本で鉄仏が積極的に制作されるのは鎌倉時代である。鉄は鎧甲腎,すなわち戦闘 を連想させ,力強さを表現するものでもあり,時代の持つ意味が素材に落とし込まれ ていると言えるO これらの点から,信仰対象である仏像の素材がその時代や場所の意志を大きく反映 したものであることは分明である。先の国光*スピス院の玉石の部農による精神の安 定とj争化も,素材の持つ意味から読み解く必要があるO さて,従来,釈迦弥勤等の如来によヒして従来より薬締如来の数が少ないとされるが, 5) 美友邦子経国古代彫刻の原理I 円 融 と 調 和 , 向 II 去~と荘厳 (JJR ハングル),中 央日報 f季初美術j黄議永支任監修?韓関の美⑬ 仏像(原ハングル),

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設立中央

I

単物銭j 図録 日 本 語 版 国 立 扶 余

i

事物館j 図録 日本語版,国立金

i

毎博物館 u君主主 日本語版, f国立凌ナ!、i博物館~録 日本語版参照。

(7)

ffO仏教におけるホスピス施設概念の研究 神 殿 文 章3 109 薬に対する信停は初期仏教の郎事供養の一つに挙げられるなど,病への処霊としての 具体的な対応と効能から,仏教伝来以降,韓国においても金銅イム・石仏等に古くは6 世紀頃からの薬師如来が薬査ないし,薬寵言どもった姿で、現されている。 もともと,薬師如来に対する尊容についての経執はなく,様々な印棺や持物, の{象が現わされ,統一新経以降,他国にはない静魔印の坐設も流行する6)。 位し,不空訳

f

薬師如来念諦儀軌j一巻には,

I

安中心一薬師如来像,如来左手令 執薬器」とあり,中留では,靖代以降に信

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m

の高揚が確認され,雲間石窟11窟,龍門 古!新開,敦士皇莫高窟

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窟,

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窟,

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2

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窟など

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近い薬師変栢があり持薬する尊像も ある。 韓国の例では,ソウル国立中央博物鎮歳「青銅薬師如来立後

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(6世紀)は薬食, 問中央博物舘蔵「石造薬部如来坐像

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(8世紀末)は薬議。向館蔵「金銅薬師如来立 { 象

J

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世紀)は薬宣言をもち,時代が下がって

1

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世紀長谷寺金鍛薬師如来坐像も大き な薬査を執るなど長くその信仰が続いたことは,信部史の閣から見直されても良いで あろう 7)。治病への具体的な姿態と信抑表現は連関するのであるO

4

現代の韓国において仏教と医療の関係は如何なるものであろうか。 ここで,未邦訳の朴淳j主・呉亨根・曹勇吉・金成九共著

5

仏教と自然科学 物質・ 宇宙・生命観を中心にj を翻訳し,その思想、方向の一端を探るものとする針。 本誉は,仏教の物質論を回大説から説明し,縁起観を通じ他者との関係性と精神の 問題まで言及する。総じて,今生きる人間の髄舗と死後の連続する命に展望を持つ展 開であるO すなわち,

I

仏教の絶叫は唯我独尊だ。それは,生きている確信の象徴でなくて何 かj といい,

I

(生死)の世界を超越したことが淫繋,はじめから生死の世界はないほ うがj と古代高麗の僧が焼身する例を卑属で無理解な証例とする。 続いて,宇宙論,素粒子論等を傭搬し,仏教の生命観を時空間との関係として, 6) 伊東史朗

5

日本の美術7 薬締如来j参照。該当こさにおいても,韓関の薬師如来として積 極的に図示されるものはない。 7) 薬師の各腐の薬::E菩薩は薬翠や薬草を持った形で、現され,来j授の二十五菩薩に間務薩名が 磯認される事がある。薬を持って来迎という点、, ~女i斉を考える上で大変興味深い。 8) 日本のJIIE8洋一 r1弗教と医学jがハングル訳されているが,臨終の三愛についてなど,死 の直前の意識について喰識的で弱者への救済がこれをもって数桁したか不明である。

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110 哲信教大学総合研究所紀~5Jせ ill} 現代医療の務問題 「物体の姿だけを認識するためにその姿の妊悪(好悪)に執着するようになる。」と いい,

r

天地与党我同根jから,

r

からだと心(気持ち)は天と地と根が(に)お互い 河じだということであるO したがって宇霞中にある森羅万象は表から見ることには, お互い姿が違うために各々孤立になって,存在することのように考えることが(中 略)天地と人間の絞が同じだということは本性と本体が(に)お互い同じだというこ とを意味する。」と説明する。併せて「業j の問題及び輪廻説から輪廻の主体は転生 せずとして,生死の連続として翰想を理解する。 しかし,常に超越する命を「永生に対ーする所要とその実証を宗教上で(に)責径を 負うべきだということはどうしたことであるか

J

と疑問を投げかけ,

r

臨門出遊」の 伝説についても「起越した霊魂の存在を信じたのだろうか

?

J

とし,

I

仮りにその課 題も宗教家を完遂する義務というならばj と常に,現世主義と来由:更上主義前者への 警戒を怠らない。 本書は,生命の実相として,

r

人間は死ねばどのようにのか。死ぬ瞬関に死体(肉 体)と肉体でないことに分けられる。j として霊魂約なものを認めているが,自然科 学の生命観の変遷を並列することにより,仏教思想を有機的に,現在の生命科学とし て説明する試みを模索するようであるO 侍れにせよ,これらの出版からは,韓国にある転生観と現在伎の尊重観念を読みと ることができるものであるO b ヒヤリングにおいて当施設における臨終に読諦するものおよび指針とする部分を厨 仏教の聖典:国仏教全書(本文1160頁:原ハングル)より提示された。本舎は, 仏教経典〈正典・大宗経)Jとして李段哲により前半部が邦訳され, 1980年関仏教教 化部によって,家札と敦ネしの全ての礼j去の手}IJ買をまとめたものとして が全書の設学部を中心に邦訳されているO しかし,省略された部分や読詞経典として 体裁が整っているわけでなく,読諦にはボイスセラピーの側面が存在することを前提 に,実際の臨終の場面を想定し,かつ,臨終場面の教導舎として活用することを主眼 に原文から論者による直接邦訳を試みてみたい(なるべく版文に忠実に訳したが,意 味の通じにくいところは論者による意訳を加える)。

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同仏教におけるホスピス施設絞念の研究 事1I際文~; 111 第 六 家 葬 祭(喪葬) 第 一 部 葬 儀 式 に 対 し て 葬儀は,人の一生を終えて,お送りする仕事で,親近者にあっては,その無念さが よとべようもないことです。当人にとっては,この身体を捨てて新しい代りの身体を頂 く時期j で,必ず正しい薦度(~

I

導文)を得る(もらう)べきです。 したがって,その儀式i判こ,

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種類の意義があります。ひとつは親戚・知り合いを 主にしてその生訟の個人の正鵠(情

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却を想、い,それを揃えることです。もうひとつ は,亡くなった本人を真の湿繋と薦度を祈願することで,この2醜類がみなこの 「理」として当然必要で、,ひとつが欠けても円満な犠式にはなりません。 しかし,その中にも主と従を分けるならば,薦}支を主にして,

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義式に従うようにす ることが望ましいのです。 第二節

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11:¥繋とj旦繋式 1.人が浬繋に近い時には,自身でもそのj詩閣にいる人も「浬襲の道

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(世典)に従 い一層真実に励むことです(罷行する)ことです。 2.人が

i

空襲に入ったことを向けば, )海底

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の人は静かに故人の手足を伸ばし,白布で 屍体を護って,場内を整頓し清浄にして,崩閣を静粛にするように。 3.浬繋した室内の空気を涼しくして,屍体の貞潔に注意するように。 4. 万一j呈繋の人の痛気が伝染する心配が(に)ある時には毘繋前から消毒に注意 して,

7

荷主善または入棺が終わる前には,読経する法司や弔客を直接屍体室に案内せ ず,別に写真奉安所を設援して,様式を行うようにすることが必要です。 5.

i

11:¥禁後,約1時間を経過したのち,関係人が一斉に集まって浬繋式を挙行する。 それは 1分侍坐銭や鈴を鳴らし,次に1.開式 2. 立証 3. 心告(礼文24) 4.聖呪三編(使) (礼文 3) 5. 薦度法文(礼文 4 ・5) 6. 読経(誓願文・ 心経)

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念 仏 (5 分乃ヨ~lO分間)

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閉会の

I

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}

買とするように。

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112 官11教大学総合研究所紀姿JJIJi舟 現代援療の諸問主主 [霊呪} 永天永i也永保長生 万t!t滅道常独露 去来覚道無窮花 歩々一切大聖経 6.麓度法文は原文本(干し文 4) と敬語本(干し文 5)の 2麓類があるから,各々その 場合により適当に選択して使用して,法階正師以上になった方の霊に対しては教礼 編教儀 5節 7項の場合を徐いて,初終に一切行事その朗読を省略するように。 {泣き度法問} 原文本 (i皇繋前後に後生を引導する法説〉

00

よ,心して私のお話をよく聞きたまえ。善悪いずれにせよ,汝が この

i

まで受けた業報は前世の宿業の報L、であり,この祉で作った業国 は来世に受けるべき業報となるもので,これ,すなわち大自然の天業 であるO 仏と祖締は副主の根本を覚得せられ,心根の自主Eを得られ天 業を徐被し,六道・回生を己が心のままにすることができる。しかし 凡夫と衆生は自性の根本を悟らず,心根の自由を未だ得ていないので, この天業に引かれて無量の苦を受けざるを得ん。斯くの如く仏と根師 や凡夫と衆生や貴賎ど禍福や芳=命の長短は皆汝がみずから作るところ なり。

00

よ,一切万事皆汝が作ったものであることを,今はっきり と知ることができたO

00

よ,さらに開け。仏も汝も一切衆生も生死の理は皆同じものであ り,本性もまた同じく本然清浄な1'主であり,円満具足な性である。性 はあたかも大空の月と向じく,天空の月は大空に独り輝けれどその月 影は一千の江水に映るのと同じく,この宇宙や万物もまたその根本は 本然清浄な性において名もなく形相もなく,去ることも来ることもな く,死んだり生れたりすることもなく,仏も衆生もなく,虚無,寂滅 もなく,無いとし、ぅ言葉さえも絶えたものであり,有でも無でもない そのものであるが,その中から有なるものが無為にして化するが如く 自性に生じて,宇宙は成・住・壊・空に変化し,万物は生老病死を繰 返しながら六道と回生に変化し,日月は往来して昼夜を変化させるの と同じく,汝の身体が生れまた苑に往くのも変化にこそあれ生死では

(11)

ITU仏数におけるホスピス施設概念の研究 持i賠 文 字3 ない。

00

よ,よく開き感じよ。これで生の本来をはっきりとしるべし。 吏に開け。 113 これから先汝がこの身を捨てて新たに身を受ける時には, y女が平素好 んで、作った業区

i

にもとづき愛着の強い所に引かれて身を受けるもなりO その好む所が仏菩議の世界であれば仏菩寵の世A界に身を受けるように なり無限の楽しみを得るであろうが逆にに賞嘆癒が強ければそこで身 を受け,無量劫を通じて無数の苦しみを受けるようになるだろう。諦 諒せよ。

00

よ,更に開け。汝この重要な特にあたってなお一層心を堅持すべ きであるO もし少しでも愛着愛着に引かれれば自ずと悪道に陥ってい くであろう。 -J支この悪道に堕すればいつまた人の身を受けて聖賢の 会座に参加し,大業を成し遂げて無量の定;福を享受することができよ うか。

00

よ,諦聴諦聴。善思念思。 {薦度法門] 敬語本

<

i

竪繋前後に後生を引導する法説〉

00

のみたまよ 心して仏の法説をよくお開きなさL。、 、ずれに せよ,みたまが現世でお受けになった業報は皆前世でみたま自身が作 り出された業因によるものであり,現世で作り出された業閣は来世に また受けるべき業報となるもので,これすなわち大自然、の天業て、あるO

1

L

、と祖僻は自性の根本を覚得され,心の自在を得られるゆえ,天業を 破し六道・回生のいずれにでも生まれ変わること無縁になさるが,凡 夫と衆生は自性の根本を知らず,心の自由を得ざるため,天業にひか れて無量苦を受けるようになる。斯くの如き仏と担師,凡夫と衆生, 貴賎と禍福,寿命の長短等はすべてみたま自らがつくったもの也。

00

のみたまよ,一切万事すべてみたまが作り出したものであること を今明僚に知り得たか。

00

のみたまよ,さらに開け。 仏もみたまも一切衆生も,生死の理は 皆同ーであり,本性もまた同じ本然清浄な性であり円満兵足な性であ

(12)

114 協字文火学総合研究所紀芸;::jjlJjlli茨代医療の諸UHM立 る。性とは,あたかも大空に輝く月のように本物の月は大空にただ一 つあるだけであるが,その月影は一千の江水に映るのと同じく,この 宇宙と万物もその根本は本然清浄な性であり,名もなく形相もなく, 去ることも来ることもなく,死にかつ生まれることもなく,イムと衆生 の区別もなく,虚無と寂滅もなく無し、としづ言葉さえも絶えたもので, 有でもなく無でもないそのものゆえ,そこに「有jなるものが無為に して化するがごとく自在に生じ,字詰は成・住・壌・空に変化し,万 物は生・老・病・死を繰返しながら六道1m1:に変化し,日月は往来し て昼夜を変化させるのと同じくみたまの肉体の生死もまた,変化でこ そあれ生死ではないのであるO

00

のみたまよ,よく開き知れ。性の本来をはっきりと語り得たか。 また開き知れ。これからみたまはこの身を捨て新しい身を受くるが, それはみたまが平素作り出した業因に従って愛着が強い方に引かれて 行ってその身を受けるようになるものである。その好むところが仏菩 露の世界であればそこで身を受けて無量の楽を得るであろう,逆に貧 H員痴強ければそこで、身を受けて無量億劫を通じて無数の苦を得るであ ろう。諦聴せよ。

00

のみたまよ,更によく開け。この時に臨み心をなお一層堅持すべ し。 もしわずかで‘も愛着や貧着が残っておれば自ずと悪道に

l

揺るであろうO

-

o

c

この悪道に堕すれば,いつの世に再ひ、人身に生まれ変わり,聖賢 の会穫に参席し大業を成し遂げ,無量の議福を享受することができよ うか。

00

のみたまよ,詩璃諦聴。普ー思念患。 7. 里祭式が終わる前に,泣突の音声を出さないように。 8. 史繋式が終わった後には,カーテンなどを張り屍体室を整理して,その前に写真 を奉安して弔需(編喪)を受けて,時に読経・念仏などをするように。

(13)

間仏教におけるホスピス主主設絞念の研究 争11活 文 彩 115 第 三 節 護 喪9) l.葬儀のはじめから終わりまで,喪葬を保護して事ー務処理するために護喪所をおく もので,親戚・親友の中で経験ある人を護喪と委員を定めて,一切の喪葬に関する 内務・外務・応接・儀式・喪呉・葬役・会計等あらゆる仕事を分担して,香典録・ 弔客録・喪中の日記などを記銀して,後日喪主の備忘に対応できるようにしなさL。、 2. 親戚知り合いの中で,お互い縁がある所には言ト告を発送し,弔慰は生前の厚詮に よって藍接参詣することが当然だが,万一遠くの;場所において参詣できない時には 弔電・弔状等で慰問するように。

3

.

言ト告と弔状等は新!日,状惑にあわせて文書を選択して,札に合うようにしなさし、。 4.親戚知り合いは生前の厚誌によって,各自の意志・経済・生活に見合った尺度で 金銭にて香典をさしだすように。 5. 喪家で火をおこして通夜(焚薪達夜)する

i

日習は廃止して,燈燭を家屋周囲に明 らかに照らすように。 6. 喪主の喪に服して(散髪)したり,服の片袖を脱いだり(翠衣),はだしになっ たり(跳足)等の 113習は瀧止するように。 7. 教会葬やその他公的な葬儀に該当する喪事の時には,常に葬儀委員会の指示によ ってその手}iI買を尊重するように。 第四節 入棺及び入格式 l.入棺は,謎衣と棺が用意されるにあわせ行い,着衣する請に屍体を貞潔にしなく てはならず,藷衣した次に,屍体を縛る!日習は廃止するように。 9) 日本でいう葬儀委員長的役割のひと。

(14)

116 偽教大学総合研究所紀姿別iI!

r

現代医療の諸問主主 2.捻衣は敢えて高級で柔

r

r

しく製造するものでなく,当人の衣服中で貞潔なものを選 択して着衣させ,生前の札服でも外出着の臨飾と同じにするように。 3.棺の長広はタップl}と余裕をもって製作し,屍

i

十が洩れないようにしっかりと諌 えるように。 4.入棺する時に,裳布や面布等の補助物の

f

吏用は,憤剖と必要によって適宜するよ うに。 5. 入棺が終了したならば,棺布を覆って,カーテンなと、を張って,霊枢室を整理し た次に,その前に写真を奉安して関係人が一斉に集まって入棺管式を挙行しl. 開式 2.入定 3.心告(干し文24) 4.献盃 . ); 聖呪(干し文3) 6.薦疫法 門(干し文4・5) 7. 読経(誓J,~立門・心経) 8. 念 仏 (5分乃至10分間) 9. 部式の}J慌に行うことです。 {一円相誓願文} 一円相は,言語道部の入定処,有無を超越した生死の門であり,天 地・父母・同胞・法律の本源,諮イム・祖師・凡夫・衆生の本性(性 裏)である。よく保もって有常となり,よく保もって無常となるO 有 常よりみれば常住不滅,如如自然にして無量世界を展開し,無常より みれば,字富は成・柱・;壊・空に,万物は生・老・病・苑に,四生は 各心身の作用に従って六道に変化し,あるいは進級に,あるいは降級 に,あるいは思が害より生じ,あるいは筈が恩より生じて,無量世界 を展開している。ゆえにわれわれ愚かな衆生は,この法身イム一円相に のっとり,心身を円満に守護する勉強と,事会理を円満に活る勉強と, 心身を円満に作用する勉強に精進して,進級して患を受けこそすれ, 降級して,害は受けないようにして,一円相の威力を得るよう誓願し, 一円相の体性と合するまでtこなれるよう誓願する。 6. 閉式後には, (.受築標旗(干し文76) を霊極室前に掲げ,運喪(出棺)する時に葬列 の先頭に行進するようにして,葬儀後には霊位室長安所前に掲げ,斎後おさめ, 師・大泰道・大護法・大喜捨等法勲者の淫繋襟旗(干し文77) には,法号・法勲のみ

(15)

関仏教におけるホスピス施設絞念の研究 事11)舌 文 彩 117 表記するように。 第五節告別式及び出棺送喪(葬列) 1.出結は,特加な場合を徐いてj空襲後第三日自に行なうことを原則として,式場は 教堂または自宅で設え,告別式は写真あるいは位牌(礼文

7

8

)

を 前 に 挙 行 し 1 . 開式

2

.

着服及び告白文(干し文

2

5

) 3

.

喪主代表告辞(干し文

2

6

2

7

2

8

) 4

.

心告(礼文24) 及び一同敬礼 5. 聖呪 1縞 6. 薦度法門(礼文 4 ・5) 7. 読経(害額文〉及び祝願文(干し文29) 8. 期式の111買とするように。 [告別式服喪告白文] 私ども親戚または

i

可志の関係で服制の定める所に従って各々該当する 喪に服しますのでみたまよ,ご照鑑ください。 {告別式告辞〈共用)]

00

様,

00

様がにわかに淫撲に入られたとのこと,なおも信じられ ないこの許音に接し,私共はただ:法然自失悲嘆にくれるばかりです。 私たちをこれまでに保護訓育してくださったその誠心とご苦労は如何 ばかりでしょう。出よりも高く海よりも深いそのご恩を思うとき報患 の機会を失った今,たY断腸の悲しみに身もだえるばかりです。 しかし,お慨に仕えて報恩する道はかなわずとも平素の教習11と組力を ひたすら泰じ,終身報,恩の道に務進する所存ですから,

00

様,すべ てを乗り越えられ清浄な一念になり,再び法縁の導きによって一日も 早くこの地にお廃り頭きますようO

2

.

告別式次中,状態(都合)によって入定・略歴報告・説法・弔辞・一般焼香・弔 歌などを加えて行なうことができ,喪主孝着服及び告白文は瓶制の定めたところによ って各々服薬を着けたのちに,主礼が告自文を代読して着章人が一斉に霊前にニ拝 し,祝願文は主礼が既読した次に,喪主らが本!常で主札と共に仏前に田拝するよ うtこO

3

.

告別式の喪主代表告辞(礼文

2

6

2

7

2

8

)

は状態(都合)によって加減して用い,

(16)

118 係数大祭総合研究所紀喜*lJJl1itf現代医療の務ImM立 その他関係人の告辞は省略することを原則とするものの,場合によって,特に朗読 する必要がある時には喪主告辞に準して,境遇に合うように鰭潔に製作するように。 4.告5.J

U

式祝

l

頭文(礼文29)中に

i

i

空襲人は平素に天性が」から「修行があったの で

J

までは一例を表示したことであるので,この他の特別な点があれば敷桁して記 入し,なければ略し,全てのものを事実にして少しも虚讃を加えず,法階正師以上 になった分義の場合には,全文を境遇に合うように適宜加減し,特に「邪見を捨て て正見を持ちjから「道穂の

l

韮縁を離れずj までの部分は省略するように。 {告別式祝顕文〈初斎七斎共用)] 円紀

00

O

O

El,円仏教

00

地方札監

00

は新

l

i

言葉人

00

の告知 式にあたり,

i

1

t

心斎戒謹んで法身仏閤恩の尊前にその薦震発l擦を申し あげます。法身仏国息よ,新j呈繋人

00

は平素天性が(何々)であり, 操行は(何々)で,公益の患では(何々)の事業をなし,道門に入っ てからは(何々)の信心と修行があったので,本人の一生を通じて作 った若子の善根を参酌し,またその(子女)

00

外一般家族の至誠と 向志親友たちの共同発願を広く察し 浬襲人の霊に覆いかぶさってい る悪業が少しでも残っていれば真如の法力でこれを除減し,その霊路 を無明が遮っている時には,般若の慧光を照してお導きくださり,邪 見を捨てて正見を持ち,束縛を解いて解脱を碍,悪道輪廻に縮らず, ただちに仏土楽地に戻り/:;主を受けるたびに人間の身を失わず,三世 を通じて道籍、の閤縁マヒ離れず,末永く正法の修行に精進し一成仏済衆 の大果を円満に成就できるようにしてください。 一心に祈念し回拝して伏して申し上げます。 ;).閉式すれば直ちに出棺するが,運喪中謹露や突芦は麗止して厳粛に進行するようO 6.運喪する時には,

i

車禁標旗・写真・花輪等を霊拡の前面に出して,護枢の後には ・親族・思族等,関係者と一般弔容が秩序あるように列を建てて行進するよう Uこ。 7. 葬儀時の奏楽と葬列の荘厳等は,その時のー殻慣例と喪家の状態(都合)と浬繋

(17)

関仏教におけるホスピス施設探念の研究 神 居 文 彩 119 人の場合によって文義に合うように簡素にするように。 第 六 館 入 葬 式 及 び 葬 事 1.霊枢が葬地にたどり着いて,火葬ならば点火後,土葬ならば王子土後に入葬式を挙 行し, 1.閉式 2. 心告(干し文 24) 及 び 一 向 敬 礼 (2拝) 3. 聖呪 1編 4. 読 経 (心経 5. 永訣辞(干し文30) 6. 罰式の隠とするように。 [入葬式告別辞(永訣辞)]

00

のみたまよ,地水火風の閤縁の集りであったみたまの形体はその 四縁途絶え,設耳鼻舌身意六根も今はその名邑を失いました。それと 共にみたまのもので、あった一切の財色も名利もみたまにとっては,は かない一場の夢となりました。親しい知己も家族たちも皆過ぎし臼の 揺影を探し求めることができませんので,思い起したとて何の利があ り,愛着したとて何の効がありましょうか。みたまの過去の一生は苦 楽栄枯を問わずすで、に終ってしまったので,過去に抱いていた世時的 愛着はきれいに払い去り,ひたすら生滅去蒸,妄想、煩偶もない本然の 其の主を求めて,来世には必ず仏果を得,大衆を益すると共に,今主主 で交わった一切の養縁と仏土極楽で得会して一緒に通業を成就される よう心から御祈念申し上げます。 2. 法階正部以上となった方の入葬式には,永訣辞(口告別辞) (謝意)の朗読は省 略するように。 3.葬事は土葬と火葬の2種類の中で状態(者I1合)によって選択するが,土葬にも 来式に墳墓を作る j去と平土後四角または円形で平らな壇を作って,その中央に擦石 を建てることがあり,火葬にも遺体を破砕して,貞潔な山に散らしたり,澄んだ水 に浮かす法と,前の土葬法とj可じく成壊する法と,塔を立てて塔中に奉安する法が あるので,場合と状態(都合)によって文義に合うようにする。 4.埋葬池は,過去の風水説によった子孫の禍請を論する習環は廃止して,状態(都

(18)

120 {務教大学総合研究所紀姿]jIJj帝 現代医療の訪問題 合)によって適当な場所にするように。 5. 葬議後には淫繋人の写真や位牌(干し丈78) を貞潔な室内に四十九日跨奉安して, と各関係人が髄時念仏-読経等でその薦度を祈願するように。 6. 在来式の譲位の設置や,虞祭・朝晩期望上食・小祥・大祥等一切の領雑な札は廃 止するように。 第 七 節 忌 服 制 1.忌組制は,会期服と半期服と当日報があるが,会期瓶は四十九日(七・七日)問, 半期服は二十一日(三・七日)間着服することであり,当日服は葬犠当日服喪する ことです。 2. 全期瓶は,父母・子女・夫婦問をはじめとして,内外の中三親等間まで服喪し, 半期服は器禁人の親族・戚分と普段厚情があったその他の関係人が自発的に服喪す ることであり,当日服は一般弔客が葬{儀日に謀って服するものです。 3.喪服は一律に普段着または普通の札版の左胸に喪主言だけをつけることです。 4. 教会葬等公的な罷連によって,服する忌服がニ項に定めた期間と相差する場合に は,より長期の忌践にすることです。

5

.

忌服中,繰り返し喪ができた場合にも喪主主は一つだけを着け,重複した喪主者は大 切に保管して各々該当の脱(除)服の礼を行なう時に使用するように。 6. 半期蹟の人は三・七斎に参諾して,脱(徐)服の宇しを行い,三・七斎に参詣でき ない場合には,各自の処所で,税瓶した後,終斎式に参詣して,全期販の入と共に 脱服の札を行なうように。 7. 忍域中には,追慕する正心で心身をより-)書斎戒し,行動を特に謹慎するように。

(19)

~!I仏教におけるホスピス施設概念の研究 科i際 文 彩 121 第 七 章 斎 第 一 節 斎 に つ い て 斎はj呈繋人の薦度のために行う法要であり,初斎から終斎に達するまで七・七獄斎 を続けるようにすることは,淫繋人の霊魂がおおよそ約七・七日宿中陰にあっている 途中で,それぞれの業縁をなぞって,新しい身に収まるようになるので,その関頻繁 に読経祈願等で清浄な一念を入れるようにして,残った執着心を解L、て,善道受生の 縁を深め,同時に

i

獣貢等で霊魂の冥福を増進させようとすることであり,またあらゆ る関係人にとって,この各期間で追悼・賠喪の霊を守ろうということである。したが って斎を仔う者は,この二種類の意義に留意して,どれ一つにも欠陥がないように, あらゆる誠意を尽くさなければならない。 第 二 部 初 斎 及 び 七 斎 l.呈襲日から七日自 tこなれば霊位奉安所または教堂で初斎を挙行して,七日ごとに 七斎を挙行するが, l.開式 2. 入定 3. 献賞及び斎主献盃 4. 心告げ及び一向敬礼 5. 聖呪 三編 6. 薦度法丹(干し文 4 ・5) 7. 読経(誓願文・心経)及び祝願文(干し丈 29) 8. 半期報の脱報と献盃(三・七斎) 9. 関式の順にするように。 2. 初斎及び七斎の祝顕文は,告別式祝願文を準用して,初斎及び七斎の式次中,特 別な場合には入定に続けて、法供歌(聖歌

4

6

)

,理呪に続き念仏七遍,祝願文に続き 説法を行なってもよい。 第 三 節 終 斎 l.皇繋後四十九日,すなわち七・七日になれば終斎を挙行するが, l.罷式

2

.

入定

3

.

略歴報告

4

.

法供歌(聖歌

4

6

) 5

.

献貢及び斎主告 辞(干し文

3

1

3

2

) 6

.

心告及び一向敬礼

7

.

聖 呪 (

3

編 ) 及 び 念 仏 (

7

編)

8

.

薦度法門(礼文4 ・5) 9. 読経(誓額文・心経・憐悔文・金剛経)及び祝願文 (干し文

3

3

) 1

0

.

説法

1

1.一般焼香

1

2

.

税服及び告白文(礼文

3

4

) 1

3

.

献貴報

(20)

122 官Il教大学総合研究所長己主~7Jリ罰J;晃代医療の諮問題

1

4

.

慰霊歌(聖歌

4

4

-

5

2

その他)

1

5

.

鴎式の)IJl'!とするように。 {終斎祝願文} 円紀

0 0

O

O

日,丹仏教

0 0

地方礼駿

0 0

は故

0 0

のj旦禁後四十 九呂終斎にあたり, ~hL、斎戒し,謹んで、法身仏関患の前に故人の薦度 を発願します。法身仏間思よ,混繋人は王子素天性(伺々)で,操行 (何々)であり,公益の面では, (何々)の事業をし,道門に入って からは(何々)の信保と修業がありましたので,本人の一生を通じて なし遂げたいくらかの善業を認め,またその(子女)

0 0

をはじめ一 殺家族の七・七献斎によって現われた至誠と同志親友たちの共向発願 で見せた善意とを参酌してください。特に今宮この四十九日は浬繋人

0 0

が中詮から去って行く重要な期日ですが,いまだ修行の浅い衆生 界において如何に自力による天業の突破を望み得ましょうか。幼児は 病気にかかれば親を呼び,迷う霊童識は冥路に至ればまず位、の救援を求 めるもので,大慈大悲の法身仏囲忠、よ,これ霊すべての情景をあわれ み,加護の恵みをたまわって空襲人の霊根に少しでも業障が残って おれば真如の法力で、これを清掃し,その霊路を無明が遮っておれば般 若の恵、光で導き,邪見を捨てて正見を持ち,束縛を解いて解脱を得, 悪道論理に陥らず,たずちにイム土楽地に立ち戻り,生を受けるたびに 人の身を失わず,三

i

止を通じて道認の関縁から離れず,正法の修行に 末永く精進し,遂に成弘済衆の大果を成就するようにしてください。 一心をこめ閤拝して伏してご祈念します。 {終斎除服告白文} 私ども親戚または向士の服艇の定めにより各々喪に服していました が,只今除服しますので尊重よ,照鑑くださL。、 2. 終斎式次中,略綬報告はj皇繋人の生長・学歴(学力)・ -入信・法法階・ 業・子女等に関する挙項と j虫繋及び葬犠経過の概要を詳細に報告しなくてはならず, 読経は時間の状態(都合)によって憐悔文の代わりに機悔鵠(干し文 7)を 3躍と金 関経は略するか5 で読請するように。

(21)

ll1J仏教におけるホスピス施設絞念の研究 神 崎 文 字3

u

設悔掲} 我昔所造諸悪業 従身口意之所生 罪無;副主従心起 探亡{、減前{兵空 皆E台無始貧隈痴 一切我今皆憐悔 心若減時罪亦亡 是長JI名謂真機埠 123 3. 終斎祝

i

額文(礼文33) 中に「濯繋人は平素天性…jから

f

修行がありましたの で

J

までは,告別式及び七斎式祝願文の場合と同じく説明または省略し,法措正部 以上の分義の場合には,前文言ど境遇に令うように加減して舘用するO 特に「し、まだ 修行が不足した衆生界にあって…jから「仏様の救援を求めるように」までの部分 は「彼の修行は,たとえ

00

の聖位にあるとはいえ(いかなる)事情によって,も しも霊識に少しでも無知があるかとこれに至心し,ここに衷心から祝顧しますの でj等の郊にあわせ修正使用するように。 4. 終斎の説法は,状態(都合)によって,立法門の次に。読経に先だって行うこ とができて,その内容は該当法語を朗読したり,その時の法師が浬繋人の実'請にあ うように癒力と薦度と回向と因縁等に!認する道を主にとして説くように。 第 盟 節 特 別 薦 度 斎 l.呈繋人が特別な薦度のために,斎主の発顕によって, {.呈繋後百告自に百日薦度斎 を挙仔することができ,または,その外斎主の特別な発願によって単独または合得 て、過去の淫繋人の特別薦度,合同窓霊斎,または水

i

注斎などを挙行できるが,吉日 斎の手)1霞と礼文は概して終斎の札に準じ,特別薦度斎などの場合は概して,祭記の 札に準するが,読経は終斎の干しに準ずるように。 第 五 節 斎 に 関 す る 処 理 l.斎の場所は教堂とすることを原則とするものの,初斎から六・七斎までは自宅の 霊泰安所で挙行でき,斎主は終斎日まで霊位奉安所の貞潔と心身の斎戒に長く留意 するように。

(22)

124 俄教大学総合研究所紀姿別illr現代医療の務保怒

2

.

教堂でも自宅を間わず斎を挙行する時には常に主礼の指導によって行うように。 3.斎主は参席した大衆に簡素な飲食で供養することは良いが,分不相応の費用をか けることは麗止するように。

4

.

I故買は,喪葬または致斎の費用から節約した金額その他特別寄付をイム殻に俸げて, 仏事やその他公共事業に使用して混襲入の冥福を祈るものであるが,斎主はこれを 誠意で献雲するように10)O 第 十 … 章 教 会 葬 第 一 節 教 会 葬 に つ い て 教会葬とは,本教で主喪(喪主)となって喪葬に対する費用と儀式を拐当し挙行す ることであるから,これは,一生をひたすら本教に貢献した専務出身と期限専務出身 であっても執務途中

i

空襲に入った人に対する死後,キし遇方法のひとつであり,期技専 務出身としてその期限を既に終えた人と居態出鹿有功者の葬場について,その儀式だ けは本教で主管し行干しするもので,その中にたとえ教会全体葬・教会連合葬・教堂葬 などの等別はあるが,通称してこれを教会葬とする。 第 二 節 教 会 葬 議 委 員 会 l.教会葬に該当する有功人が浬繋に入った時,中央総部または該当教堂では遅滞な くこと(教規)の定めたところによって,葬儀の等星(級)を定め,それに該当す る葬犠委員会を組織して初終一切の行事を遂行せられるようにするように。

2

.

葬儀委員会は,一切葬銭に関する内務・外務・花、接・犠式・喪具・葬役・会計・ 記録などのあらゆる仕事を分担して,公私間,関係ある所に言ト告を発送して,葬儀 に対する行礼儀節を迅速に関係各教堂と各機関に知らせること。 10) 全fJi=Jでは,続いて第八章祭犯として各種追替の心待が述べられるが塁梁(臨終)の 儀式とはその意味を異にするため別穏に譲るO

(23)

測仏教におけるホスピス施設絞念の研究 事11暦 文 彩 125 3. 呈繋式・告別式・入葬式・斎等の手順と札文は家札編に定めたところに準ずるが, あらゆる行事に常に公家の喪主が私家の喪主に先立つて,告辞・祝願文等朗読!績も 教9=T名の分を主にして, jE繋襟旗も主管教堂に立てることを原則とし,告別式の弔 歌と終斎の忠霊歌は教会連合葬までは慰霊歌(聖歌44) と教会葬弔歌(聖歌52)を 通用して,全体葬では状況にあわせて新しく制作して応用するように。 4.葬犠委員会は,四十九日終斎特に,初終諸般の行事における経過と葬儀費用の収 支と内訳報告して後,解散するように。 第三節教会葬議の手順(儀節) 1.教会全体葬は元成績・特等有功人に対する葬儀であり,中央総本部が主管教堂に なって,総支部各隠の全体幹部と教徒代表が葬儀に参!おして,一般教徒は葬儀当日 その地方の教堂や機関に集まり,追悼及び服喪の式を行い,匝十九日には終斎式を 行なうように。 2. 教会連合葬は,元成績一等・ニ等の有功人に対する葬儀であり,中央総部や特5JU な関係にある教堂によって,該当総支部機関の代表が喪に参席して,該当数堂や機 関ゼは,葬儀委員会の指示によってその教堂機関で,追悼及び域喪の式を行い,四 十九gには終斎を行なうように。 3.教堂葬は冗成績三等・屈等・五等の有功人と在任中淫襲

v

c

.

入った普通出家教徒に 対する葬儀であり, jE葉地の教堂が主管教堂になって ,

i

呈葉地教堂で服喪・脱臨終 斎式を行うように。 4.教会葬を挙行する時には,葬犠当日は該当数堂と機関に一斉に教旗(載旗)を半 旗(半掲)にするように。 5. 教会全体葬は状態(都合)によって,地方教堂でも私の自宅で挙行する事もでき, また連合葬や教堂葬を私家で挙行することができるが,常に該当葬儀委員会の議決 を経て,教団名義で該当主管教堂の主催(主管)の下に行うように。

(24)

126 告b案文大学総合研究所紀宝*7JIJlITr ~晃代医療の訪問題 6. 教堂葬に該当する葬儀でも,場合によって,特別に縁ある他の地方や教徒は,進 んで各自の地方教堂で追悼と服喪・税服の干しを行なうことが可能で,詞志・国友等 の関係で個人的に自主的に服喪することは制限しないように。 お わ り に 以上,韓国部仏教における末期監療における民間毘療の応用及び,施設概念の背景 にある部材から見た環境構築観念,それを補強する考察として仏像史を概観し,部材 の意味を取り上げた。余事で、あったが,それまで余り、注目されなかった医療と深く隠 係する韓国における薬師如来の像作が長く続くことに触れた。 キリスト教の教線が強い風土にあって現代の仏教が医療にどのように理解・応、用さ れているかの一端を,未邦訳の原文を用し、主主要部分の抄訳を施した。思想、額向が少し 分明となろうO また,罷仏教全書

i

原文より,実際の末期窪療施設において読諦,援用される該 当箇所の邦訳を試みた。 施設における,空間を満たす「音声j として,また,教導文句として活用されるも のの筆者訳である。ご批正賜れば幸甚である。

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