片桐誠士名誉教授記念号の発刊によせて
学長 山 ・田 家 正
このたび,商学討究第
46
巻第2・3
合併号を発刊す るにあた り,本学の̀教育・研究 に多大の貢献をされた小樽商科大学名営教授片桐誠士先生の ご業績を讃 え,本号を 「片桐誠士名誉教授記念号」 とす ることに致 しま した。
片桐先生 は北海道大学経済学部を昭和30年 にご卒業後,同大学大学院博士課 程,北海道立総合経済研究所を経て,昭和43年 に本学短期大学部講師 として着 任 され,翌
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年助教授,同51
年 に教授,平成3
年 に改組 に伴 い商学部商学科教 授にな られ,平成 7年 3月を もって定年退官 されま した。 この間,昭和53年 4 月よ り2
年間短期大学部主事 と して大学運営に力を注がれま した。 ご退官後 は 酪農学園大学食品流通学科の教授 として教育 ・研究生活を続 けてお られます。先生の ご専門はマーケテイング論,流通組織論で,本学において もこれ らの 科 目や商学概論,研究指導を担当され るとともに大学院商学研究科担当教官 と して院生の指導 に も当た られま した。 ご研究の成果については後に掲載 されて いるよ うに多数の著書,論文等があ りますが,先生の関心 は北海道の経済問題 か ら世界の流通研究まで広範囲に亘 ってお ります。学会 においては, 日本商業 学会理事, 日本流通学会理事,北海道経済学会理事 としてその運営,発展 に貢 献 してお られます。また,北海道の各種審議会委員 も務め られ るな ど,地域柾 会の発展 に も尽力 されま した。
平成
7
年2
月6
日の先生の最終講義 には全国各地か らも卒業生が参加 しま し たが, とりわけかつての片桐ゼ ミ生達が最終講義を熱心 に拝聴 していた姿が印 象的で した。それ は普段の教育か ら就職問題 まで学生達の心の支えになってお〔1〕
商 学 討 究 第 46巻 第 2 ・3号
られた先生のお人柄のなせ るもの と拝察 してお ります。最終講義の折 に作成さ れた冊子 「わが人生 一研究 ・教育の軌跡」の最後 に 「当面の研究課題」 として あげ られた中で,"欧米諸国の流通政策の研究''ど'現代流通論の研究"につ いて抱負を述べ られま したが,本学を退官 されて も研究者 としての意欲 は益 々 お盛んな先生の姿勢に深い感銘を受 けま した。
片桐先生の益々のご発展 とご多幸を祈念申 し上げるとともに,長年 に亘 る本 学への ご貢献に深甚なる謝意を表 して発刊の ご挨拶 と致 します。