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筆記表現法が運動パフォーマンスに及ぼす影響

キーワード:状態不安,パフォーマンス,筆記表現法,フリースロー 行動システム専攻 李 丹 背 景 バスケットボールには,選手が必ず習得しなければ ならない基本技の一つであるフリースローがある.フ リースローの重要性について,バスケットボール競技 において,フリースローの結果は試合の勝敗に大きく 関与すると言われている(Krause and Hayes,1994). フリースローの成功率を高める方法としては,Quiet Eye(QE:リングの一点を注視する)Training(Harle and Vickers,2001),注意焦点の操作(Liao and Masters, 2002),プレッシャー条件での練習の実施によってプレ ッシャーへの慣化を図る対処(田中,2014)などある. さらに,フリースローの成功率を低下させる要因に関 して,バスケットボールのフリースローの成否には, 物理的要因,動作的要因および心理的要因など様々な 要因が関わるようである.これまでに行われたフリー スローに関する研究では,物理的要因,動作的要因の 研究が数多い一方で.心理的要因に関する研究が少な い,しかしながら,フリースローの成功率には,多く の心理的影響が関係していることが考えられ,佐藤・ 土屋(2011)は不安がフリースローの成功率を下げる ことを実証している. 不安について,Spielberger(1966)は,不安の概念 を(1)短時間の緊張水準の変動により生起される「状 態不安」(State Anxiety),(2)長期的な性格特性とし ての「特性不安」(Trait Anxiety)に大別している. 状態不安とは時間的に変化する一時的な不安の状態を 指し,「主観的,意識的に知覚された気がかりとか,緊 張の意識によって特徴づけられ,それは自律神経の活 性化,興奮を伴うか,あるいはそれと結合したもの」 と定義される(Spielberger,1966).一方,特性不安と は安定したパーソナリティの一定の特性を指し,「客観 的には危険の少ない種々の環境状態を脅威的であると 知覚したり,客観的な危険性の度合いとは不相応な強 さの状態不安で反応したりさせる,動機あるいは獲得 された行動傾向」である.すなわち,前者はその場の 状況に依存した一過性の変化しやすい不安(いま現在 感じている不安)であり,後者は特性としての不安(日 常的に感じている不安)である(Spielberger,1966). 状 態 不 安 と パ フ ォ ー マ ン ス の 関 係 性 に つ い て , Yerkes(1908)は,状態不安が高いことで,パフォーマ ンスが低下することを示している。これはプレッシャー 下でのボール投げ(Weinberg and Ragan,1978),モトク ロス(Moja and Moja,1986),競泳(Burton,1988),射 撃(Sade et al.,1990)及び単純反応課題(Arent and Landers,2003)においても同様であることが報告されて いる。また,Moja and Moja(1986)はイタリアのナショ ナル・モトクロス競技に参加した 32 名の選手を対象に, 状態不安が高い選手ほど試合の成績が悪かったことや, 試合中にリタイアした選手が多かったことを報告して いる。このことから,状態不安を取り除くことで,運動 選手のパフォーマンスの低下を防ぐことができると思 われる. その状態不安への有効的な対処法は,いくつか報告さ れている,例えば,カウンセリングやメンタルトレーニ ング(リラクセーション,イメージ技法,認知行動技法) などである(中込ほか,1994).関沢ほか(2012)は,集 団に教授できる,独学でも習得可能,または自分自身で 実施できる,予防的に活用できる方法が望ましいとして いる.すなわち,新たな形態の心理的援助の方法の開発 が急がれており,さまざまな自助的方法の在り方が議論 されている.本研究では,これらの自助的方法の一つと しての筆記表現法をとりあげる.

筆記表現法(Pennebaker and Beall,1986)について, 個人がストレスフルな出来事に対する自身の考えや感 情を毎日 20 から 30 分程度を数回にわたり筆記すること で,心身の不健康な状態は改善することが示唆されてい る.なお,本研究ではこの概念を基に,一時的な不安の 状態に着目し,筆記表現法を,個人がストレスフルな出 来事に対する自身の考えや感情を書くことであり,それ はここでは「精神的に落ち込んだり,考え込む傾向を弱 める効果的なテクニック」と定義し,研究を進めること とする. 筆記表現法の機能について,山田(1996)は,次の 8 つを挙げている:1)自己をみつめる.2)創る喜び.3) 癒し.4)伝え合う.5)発見.6)思い出し.7)理論・ 明確性.8)マイナス.本研究では,短時間に筆記させ るため,負の側面を最低限に抑えることができると思わ れる. 筆記表現法の効果が実証され,身体の不調や情動愁訴 の減少(Greenberg et al.,1990),喘息患者の肺機能の

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改 善 や リ ュ ー マ チ 性 関 節 炎 患 者 の 緩 和 ( Smyth et al.,1999),抑うつ症状の減少などの心身の健康状態の 改善に役立つことが明らかにされている(Smyth,1998). また,Stanton and Danoff-Burg(2000)は,ネガティ ブな思考と情動に焦点を合わせるような筆記によって, 癌患者の身体症状が緩和し,医療機関への通院が減少 するだけではなく,癌経験におけるポジティブな側面 の筆記も健康に有益であるということを示している. さらには,心身の健康状態の改善に加え,対人関係の 向上(Lopore and Greenberg,2002)や,職員の欠勤率 の減少,レイオフを経験した失業者の就職活動の増加 など,個人の社会的機能の向上に関連することが報告 されている(Smyth and Helm,2003).さらに,Dauite and Buteau(2001)は,以上のことから,筆記表現法は方 法が簡便でありながら,社会的機能の向上やストレス 事態への対処など臨床・健康心理的な課題を解決する 方法としても,広範な応用可能性が期待されている. また,筆記表現法とテスト不安の関係について, Ramirez and Beilock(2010)は,筆記表現法によるテ スト不安の低減を検討するため,4 つの実験を行ってい る.具体的には,対象者をコントロール群,無関係筆 記群と,表現筆記群に分けて,テスト不安の低減によ り,試験得点を上がるかどうかを検討した結果,以下 の知見が得られた: 1)プレッシャー下で両筆記群はコントロール群より 試験得点を高いことが示された. 2)不安状態において,テストに関係ない内容を筆記す る無関係筆記群よりネガティブ感情に焦点を当てた表 現筆記群のほうが,テスト得点が高かったことを示さ れた. 3)コントロール群では,テスト不安が高くなると,試 験得点が低くなり,表現筆記群では,テスト不安が高 くても,試験得点に変化はなかった. 4)筆記表現法は習慣的にテスト不安に陥りやすい学生 にとって著しく,試験得点を高かった.つまり,筆記 表現法はテスト不安を低減させることによって,試験 得点を高めることを示唆されている.

筆 記 表 現 法 の 効 果 に つ い て , Pennebaker et al. (1986)は,筆記によりトラウマとなる経験の浄化, 再構成,意味付けがなされ,心身の不調の低減にいた ることを想定している.さらに,Lepore(2002)は, 注意,馴化,認知の再体制化の 3 つの側面から情動調 整機能が促され,心身の健康や社会的機能の向上を示 している. 問 題 と 目 的 筆記表現法は日常生活の場面で有効的な対処法であ ることが示唆されており,このことから,プレッシャー 場面における筆記表現法が運動選手のパフォーマンス の低下の抑制に貢献することが考えられる.上述したよ うに,フリースローを下げる要因の 1 つに状態不安があ るが,筆記表現法を用いることで,状態不安の低減,ひ いてはフリースローの成功率の低下の防止に貢献する ことが考えられる.しかしながら,筆記表現法が運動場 面で生起された状態不安に及ぼす影響を検討した研究 は見当たらず,検討する余地は多い. 本研究では,バスケットボールのフリースローに着目 し,筆記表現法が高められた状態不安,および運動パフ ォーマンスに与える影響を明らかにすることを目的し た. 方 法 中国人大学生のバスケットボール選手 30 名を対象者 とした質問紙調査とフリースロー実験を実施する。 1) 実験時期 平成 27 年 6 月と 10 月に実験を実施した. 2) 実験内容 ・ フェイスシート:氏名,年齢,体重,バスケットボ ール競技歴,競技レベル ・状態不安 STAI 尺度中国語版(鄭,1993) ・ フリースロー実験について,状態不安のアンケート と筆記の回答を求めた. ・ 表現筆記群に筆記内容に対する理解がどの程度深ま ったのかを調べるために,実験後にすぐインタビューを する.さらに,4 ヶ月後に筆記表現法を日常生活や競技 場面などで利用しているかどうかについて,再度インタ ビューする. 結 果 1) コントロール群,無関係筆記群,表現筆記群におけ る状態不安 STAI の因子得点の変化: コントロール群,無関係筆記群,表現筆記群と状態不 安 STAI の因子得点の平均値の変化について,「状態不安 の得点前後(pretest,posttest)」と「3 群」を 2 要因 とする二要因分散分析により平均値の差を検定した.2 要因のうち状態不安前後は被験者内要因,3 群は被験者

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間要因であった.検定の結果,有意な交互作用が認め られた(F(2,27)=36.965,p=.000).多重比較検定を行 ったところ,コントロール群は pretest から posttest に か け て , 状 態 不 安 の 得 点 が 有 意 に 高 く な っ た (F(1,27)=29.526,p=.000).無関係筆記群は pretest から posttest にかけて,状態不安の得点に有意差は認 められなかった(F(1,27)=1.292,p=.266).表現筆記 群は pretest から posttest にかけて,状態不安の得点 が 有 意 に 低 く な っ た ( F(1, 27)=45.056, p=.000). pretest の状態不安の得点では,群間の単純主効果が有 意であり(F(1,27)=12.396,p=.000),コントロール群 <無関係筆記群<表現筆記群であった,一方,posttest の状態不安の得点では, 群間の単純主効果が有意であ り(F(1,27)=4.345,p=.023),コントロール群>無関 係筆記群>表現筆記群であった. 2) コントロール群,無関係筆記群,表現筆記群におけ るフリースローの成功率の変化: コントロール群,無関係筆記群,表現筆記群におけ るフリースロー成功率の平均値の変化について,「フリ ースロー成功率前後(pretest,postest)」と「3 群」 を 2 要因とする二要因分散分析により平均値の差を検 定した.2 要因のうちフリースロー成功率前後は被験者 内要因,3 群は被験者間要因であった.検定の結果,有 意な交互作用は認められた(F=(1,27)=18.879,p=.000). 多 重 比 較 検 定 を 行 っ た と こ ろ , コ ン ト ロ ー ル 群 は pretest から posttest にかけて,フリースロー成功率 の 平 均 値 が 有 意 に 低 く な っ た ( F(1,27)=30.997 , p=.000).無関係筆記群は pretest から posttest にか けて, フリースロー成功率の平均値に有意差は認めら れなかった(F(1,27)=3.444,p=.074).表現筆記群は pretest から posttest にかけて,フリースロー成功率 の平均値が有意に高くなった(F(1,27)=9.567,p=.000). pretest のフリースロー成功率の平均値において,群間 の単純主効果が有意であり(F(1,27)=7.805,p=.002), コントロール群>無関係筆記群>表現筆記群であった, 一方,posttest のフリースロー成功率の平均値におい て, 群間の単純主効果は有意であり(F(1,27)=7.252, p=.003),表現筆記群>コントロール群>無関係筆記群 であった. 3) インタビュー 実験直後に,表現筆記群を対象にインタビュー調査を 行った.どの程度の不安を感じたかについてでは,10 人のうち 8 人が不安を感じ,2 人が全く不安を感じてい なかった.また,その 8 人の中の 3 人が「汗が出るほど 緊張した」,4 人が「緊張して,フリースローになかな か集中できなかった」,もう一人が「実験1より緊張し た」と語った.そして,パフォーマンスの発揮について, 2 人が 9 割,5 人が 8 割で,3 人が 7 割発揮できたと回 答した.また,筆記表現法について,10 人中 9 人が有 効だったと回答し,一人が効果を実感していなかった. 4) フォローアップ 実験 4 ヶ月後に,筆記表現法が日常生活や競技などの 場面で利用しているかどうかまた効果を実感している かどうかを確認するため,再度インタビュー調査を行っ た.その結果,3 人すべてがスポーツ場面だけではなく, 日常生活にも応用して,筆記表現法の効果を実感してい た. 考 察 本研究の結果,コントロール群,無関係筆記群,表現 筆記群と状態不安 STAI の因子得点の平均値の変化につ いて,コントロール群の状態不安の得点は,実験前と比 べて実験後の得点は有意に高まった,その理由として, 本研究で行った介入により高められた不安に対して,何 も対処していなかったためだと思われる.無関係筆記群 における状態不安得点は実験前後において変化は認め られなかった,このことから,とにかく何かを筆記する ことは,高められた不安に意識することなく,気がまぎ れたのではないかと思われる.表現筆記群における状態 不安得点は,実験前と比べ,実験後に有意に低下した. このことから,本研究で用いられた筆記表現法は,スポ ーツ場面においても状態不安の低減に有効な対処法で あることが考えられる. 次に,フリースローの成功率に関して,コントロール 群では,実験前と比べて,実験後ではフリースローの成 功率が有意に低かった.このことは,状態不安とパフォ ーマンスの関係性に着目した先行研究(Yerkes,1908; 徳永ら,1991;Moja and Moja,1986)と同様な結果であ った.また,無関係筆記群では,実験前後でフリースロ ーの成功率に変化は認められなかった.その理由として, 無関係筆記群では,筆記する内容がフリースローに関係 がない内容をすることで不安への注意がそれてしまい,

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その結果,フリースローの成功率に変化を与えるほど の不安が解消されたと思われる.表現筆記群では,実 験前と比べ,実験後では,フリースローの成功率が有 意に高くなった.その理由として,表現筆記法には, 強いストレッサーに関連する思考や情動に注意を向け ることで,生理的および情動的反応の低下が促進する 機能があり(永田ら,2009),この機能が不安の低減, ひいてはパフォーマンスの向上に寄与したと思われる. このことから, 筆記表現法がスポーツ場面における状 態不安を低減,さらには運動パフォーマンスの発揮に 有効であることが示唆された. Pennebaker and beall (1986)の知見は,テスト得点がコントロール群と無 関係筆記群両群ともに低くなり, 表現筆記群だけテス ト得点が上がることを報告しているが,本研究の結果 はこの報告の一部を支持するものである. 本研究では,筆記表現法が状態不安を低減し,運動 パフォーマンスの発揮に有効であるが示唆された.そ の理由に関して,筆記表現法の心理的効果として,筆 記は,経験に注意を向けさせ,経験を馴れさせ,経験 の認知的再体制化を助けるということが挙げられる. まず,筆記表現法によりストレッサーとなる出来事に ついて書き綴り,注意を向ける必要がある.永田ら (2009)の研究ではフリースローには注意を向かず, パフォーマンスが向上しなかったことを報告している. 筆記表現法が強いストレッサーに関連する思考や情動 に注意を向けることで,生理的および情動的反応の低 下が促進されるのである.本研究では,筆記表現法が 高められた状態不安に注意を向けることができ,フリ ースローの成功率が 50%から 65%になり,有意に高くな ったことが考えられる.次に,プレッシャー下におい て生起するネガティブ感情や覚醒水準の亢進を抑制さ せることもプレッシャー下でのフリースローのパフォ ーマンスの対処法とも言える.さらに,表現筆記には, ストレスフルな刺激に曝されることを通じて,ネガテ ィブな感情とのつながりを消去する役割を果たすとさ れている.つまり,筆記表現法がストレスフルな刺激 に繰り返し曝されることを意味し,ネガティブな刺激 への反応が低減することで,プレッシャー下での運動 スキルの遂行に慣化させることを意味する.これは, 行動療法におけるエクスポージャー(曝露法)と同じ である.最後に,表現筆記をすると,出来事や経験に 対する理解が増し,記憶も再編・統合されて,以前と 比べて評価が変化するといった認知的再体制化が生じ る.さらに,筆記表現法がトラウマ経験を直面しなが ら,ネガティブな感情そのものに左右されないような 客観的な視点を促した可能性がある.その結果,ネガ ティブ感情が鎮静化されたのかもしれない. 本研究では,表現筆記群では運動パフォーマンスが向 上し,逆に,無関係筆記群では運動パフォーマンスは 52%から 43%に低下したが,この結果は.先行研究と一 致している.筆記表現法はネガティブな感情を筆記する ことだけで効果を生み出すが,その理由に関しては,息 苦しい状態から脱するため,ネガティブな感情を書いて, 自分自身が抱いている気持ちを客観的に「観る」ことが でき,つまり,悩みを直面することができ,気持ちが落 ち着く可能性があると考えられる. ま と め 本研究はバスケットボールのフリースローを対象に 筆記表現法が運動パフォーマンスに与える効果を明ら かにすることを目的とした.コントロール群,無関係筆 記群,表現筆記群において,高められた状態不安に対し て各群の状態不安の得点とフリースローの成功率を介 入前後で比較検討した結果,以下の知見が得られた. 1)プレッシャー場面における状態不安得点の変化に関 して,コントロール群では,状態不安の得点有意に高く なった,無関係筆記群では,状態不安得点に有意な差は 認められなかった,表現筆記群では,状態不安の得点が 有意に低くなった. 2)プレッシャー場面におけるフリースローの成功率の 変化に関して,コントロール群と表現筆記群では,有意 差が認められた.無関係筆記群では,有意差は認められ なかった.コントロール群では,実験2 のフリースロー 成功率が実験 1 のフリースロー成功率より低い値を示 し,無関係筆記群では実験2 のフリースロー成功率が実 験1 のフリースロー成功率より低い値を示し,表現筆記 群では,実験2 のフリースロー成功率が実験 1 のフリー スロー成功率より高い値を示した. 3)後日談において,筆記表現法の応用領域は競技場面 だけではなく,日常生活にも応用している選手が確認さ れた.また,人数が少ないため,今後詳細に検討する必 要がある. 主 要 引 用 文 献

1) Ramirez G. and Beilock, S. L. (2010). Writing about testing worries boosts exam performance in the classroom. Science, 331(6014): 211-213.

2) Spielberger, C. D., Gorsuch, R. L., and Lushene, R. F. (1970). Manual for the State-Trait Anxiety Inventory. Palo Alto, CA: Consulting Psychologists Press.

3) 田中美吏 (2014). 心理的プレッシャー下における ゴ ル フ パ ッ テ ィ ン グ : 症 状 と 対 処 に 関 す る 実 験 研 究. 体育学研究, 59(1), 1-15.

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