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(雑誌抄録)病原体は染色操作に依つて死滅するか(結核菌及び「ヂフテリー」菌に関する実験)

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Academic year: 2021

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抄 録 77 剖見所見、腎臓は普魎の約1/5大、二度なる萎縮 腎の像を呈し、謄橋軸前端は浮腫筑を呈し其割 面に鮎歌の出血斑を認む。以上の所見よb「ア ンギーナJに依る高度の綾糞性腎臓炎に直する 慢性尿毒症の末期に、突蚕i的に獲現ぜる問接症 候たる呼吸障碍にして、剖検によ旦始めて眞因 たる腎炎を認められたるものなり)其異型的呼 吸障碍は所謂尿毒症性呼吸障碍と扇橋出血浮腫 による中’櫃性呼吸困難の加は沸しものにして臨 床上興味あYo(市川) 鼻謡言繊維腫に翻する「ラヂヴム」療法 の効果に就て 松浦 扉f一一,黒川.孝一,岡田 要

大日耳鼻菊審11號1323頁.

症例(1)42歳、男、右鼻腔、鼻咽膣に充満 せる織維腫に先づ「マグネシン」注射を3回行ひ 次で一蔀切除せる後残存腫瘍に「ラヂウム」針4 本(1本5.5mg.) を2肩聞刺入し、総量1056 nng. st.を使用せるに、一時症欺響離せるも約 2ケ月後には腫瘍全く溜失し、其後早宮を見 ず。 (2)44歳、男、左側鼻腔、鼻咽腔を充満 せる織維腫に、既に「マグネシン」注射、X線深 蔀治療を受け僅κi萎縮せるが約1年牛後再び増 大せるものにして、「ラヂウム」針刺入療法を行 ひ総量1410mg..St.を用ひたりQ.腫瘍は次第 にi萎縮し1年3ケ月後の今・日再獲の徴なし。 (3).2職、鳳鼻咽腔繊維腫にして輕口tsp.t 腫瘍切除をうけ以後X線治療13同κ及びたるに 治療中再入檜大せるものにして、前鼻腔.よザラ ヂウム」針3本を刺入し5目問.乳量2000mg st・を用ひたるに「ラヂウム」抜去後10日目より 徐々にi萎縮し始め、1ケ月後には痕跡的.となり 以後二二の徴なし。(人見抄) 病原睡は染色操作に依りて死滅するム (結核菌及び「ヂフテリー」菌に開する 晶晶) 加藤 i新, 松村 正澄 耳鼻咽喉科臨床34書9號711 (昭和14年9月) 著者等は、耳鼻咽喉科領域に於て屡々遭遇し 二一染の危瞼大なる結核菌及「ヂフテリー」菌に 就て、染色操作に依って菌が死滅するや否や山 門的に研究せり。結核菌に就ては、喀上申の菌 及人工培養菌よD夫々10枚飴の塗抹標本を作 製し、火焔固定後、法の如くZihl−NeelS」n氏 染色法を施し、其内11枚を以て菌.の染色さ.れた るを確めたる後、標本的に塗抹染色さ才したる材’ 料を4%瀞性曹達液にて洗ひ落し、其沈溢を 1・6wenstein氏培養基上に接種培養せり、其他、 食璽Alkoholに依る脱色法を行ひしもの及到 照として軍に材料を塗抹乾燥せるものを同様塵、 置にて培養せり、「ヂフテリ’」菌に就ても洞様i に{爲膜及Lδffler氏凝固血清培養基宙よb塗抹、 標本を作P、火焔固定後、夫々L6ff]6r氏「ナ ルカリ」性「メチレンプラウ」軍染色、筑eisser氏..

染色及Gram染色法を行ひ何れも其1放に就

て菌が充分染色され居る事を確めたる後、4f5一. 6;枚を食:二水にて洗ひ落し其沈渣をGUndel一・ Tietz氏Blut−Cystir.一TellUrplatteに培養、 聚二 落形成の有無を検せり。 該實験た依れば、結核菌は喀壷中に存すると 縫代培養菌たるとを問はずZielll−Neelsen食一 山「ア.ルコ■・一ル」染色法にて死滅するも、rヂフテ. リ陶」菌は偽膜中にあると縫代培養菌たるとを 問はずし6ffler氏「アルカリ」性「メチレンブラ」 ウ」輩染色、Neisser氏染色法を施したるもの・ に於ても死滅せず、Gram染色法のみにて死波 す。此事實は流行病二上に重大なる意義を有一 し、染色標本、標本洗灘液、濾紙等の取扱上に. 愼重なる注意を要する所以なη。(窪抄) 「レチクロ。サルコtuム」症例鍔加 梶浦 常助 耳鼻咽喉科臨床34雀12號1002 (昭和14年12月) 從來稀有なりとされたる「レチクロ・サルコ. 一去」は病理組織學的検査方法の進歩と共に其 報告例も櫓加せり。著者は右側口蓋扁桃腺並に 其隣接部位にのみ腫瘍を認め、其他の淋巴腺、 胸腹部臓器に朱だ些の腫脹を認めず、而かも定: 型細細系隠肉腫所見を呈せる症イ列を報告せり。 一一

謔P0巻77一一

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