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た。
4.乳児唾液腺の細胞学的研究
(第一報)
(解剖) 小 島 桂 子
乳児唾液腺の細胞学的比較研究を行い現在までに次
の結果を得た。
顎下腺:生後3ヵ月以前こ於ては年長児よりも粘液
反応を示す細胞を多く認めた。分泌頼粒の染色性は好
エオジン憐弱く,未熟な状態の穎粒が多く見られた。
生後4カ月以後に於て「ミトコンドリア」は明瞭に見
られた。
主に排出期細胞を認め,分泌機能の促進の状態と認
めら.れる所見に一致するのは,生後4カ月以後より1
年に至るものに見られ,主に充盈期細胞を認め,分泌
機能の静止の状態と認められる所見に一致するのは,
3カ月以前及び1年以後で凌,つた。
耳下腺:生後2カ月以後に於て粘液細胞の存在は認
め得なかった。
5.〔綜 説〕
抗結核作用から見た化学構造の類似点
(薬局) 森川利1秋
有機化合物の抗結核作用の機構は極めて複雑であり
組織的に直れを紹介する事は不可能と云ってよい。然
づしながら断片的ではあるが化学:構造の類似点から,其
の抗結核作用を陰る程度比較し得るものである。演者
は従来其の抗結核作用に就いて報告された諸種の強含
物を整理し,特に其の作用基と考えられるCarbonyl,
Hyproxyl, A皿ino, Nitro基及び酸素,硫黄等の原
素に重点を置いて考察した。例えば,脂肪酸類並に其
の酸化合物こ於ては,炭素数樋:要であるが,同画こ
Carbonyl基の重要性に言及し,次いでα,β不飽和
Keton化合物に就いて述べ, Hydroxi基. Amino基
を含む化合・物では其の結含位置に重点を置ぎ,特に安
息香酸系統の化合物に就いては,NH2基とOH基の
位置の相違が抗結核作用と共に規則的に変化する点に
言及し,又Nitro基とAmino基との相関性を考慮
し,又硫黄化含物が酸素化合物よりも強力な抗結核作
用を有する点を例を集めて説明した。
東京女、子医科大学学会第53回例会
H 時3昭和27年2月29日(金)」午後2時
場所東京女子医大臨床講堂
1. Alkyl−trirnethylammonium
塩の合成(第一報)
(薬局) 薬局員一同
c演)加瀬信子
東大三沢敬義氏はアレルギー性疾患に関する研究の
一部として東大落合英二氏,東:i薬女:子部加藤鉄三氏等
の合威せる Alkyl・trimethyl−Ammonium塩等に
つき迷走神経末梢の刺戟興奮作用を検討した。余等は
本研究の一端を担う事となり,落合教授の指導の下に
種々の Trimethylammonium化合物の合成を行う
;事となり,こΣに次の』6種の化合物を合成した。
sec−Buthy17trimethylammoniumjodid.
a一一Methyl−n−buthYl−trimethylammoniumbromid.
B−Phenylathyl−trimethylammoniumjodid.
T−Phenylpropyl−trimethylammoniumbromi’d.
5−Phenyl−n−buthyl−trimethylammoniurnbromid.
, e−Phenyl−n−amyl−trimethylammoniurpbromid.
本化合物に就いては三沢教授の教室にて其の薬理作用
を検討した結果,興昧ある事実を見出されたが,此処
には主として合威結果について報告した。
2.異型狸紅熱(第二報)
(小児科) 江 日ヨ 令 子
前回は異型糧紅熱として,強い薩明を伴った結膜炎
と蒙麻疹様発疹を定型糧紅熱疹に伴い?消化器症状を
呈し,然も集団発生でなかった例を報告したが,今回
は結節1生紅斑と思われる発疹を経過中に発現した症例
を挙げ,之に就いて考察を途べた。
本症例は同じ寮内で同時に発生した3名の申2名が
紅蓮を現わしたもので,9年と10年の女児である。
発病は昭和25年12月25昼と31昼,発熱を以
て始まる。 一
有画期聞は19日間と13日間,・狸紅熱定型疹存緯
期間は3日聞と7日間,結節性紅斑は第13病日と第
15病日に夫々出現し,何れも3H間存続,同時に関
節痛発現せるも紅斑急雨と共に消失す。
其の他咽頭発赤,覆盆子舌,尿所見,血液像等は定
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