第9回 寝屋川市ごみ処理施設建設基本計画審議会
日 時 平成23年2月21日(月)10:00から11:30まで 場 所 寝屋川市役所 議会棟 第二委員会室
出 席 浦邊会長、渡辺副会長、樋口委員、岸田委員、大江委員、田中委員、近藤委員、 檜垣委員、池田委員、今井委員、安田委員、池添委員、板東委員、熊谷委員、 柴田委員
1.施設のコンセプトについて (事務局より説明)
(会長)
・ありがとうございました。これまで審議してきた経過を踏まえてまとめて頂きました。 何かありましたらお願いします。
(委員)
・コンセプトについては、ある程度議論をつくしたと考えるので、これ以上、議論する必 要もないかと思うのですが、もう復習する必要はないと会長はお考えですか。
(会長)
・基本的には、全部をご理解頂いたとは思いませんが、ほぼ今までの流れでまとめて頂き
ました。先ほど事務局からの説明にもありましたように、これらの案をすべて盛り込む というものではありません。今あるものを全部盛り込むということになると相当に高額 になると思います。今まで皆さんから頂いた情報も含めて全部まとめたということです。 こういうものが欲しいとか、こういうコンセプトにしようということがあれば、ぜひま たご意見を頂きたいと思います。
(委員)
・13ページに水銀の問題がありますが、これはあまり議論したような気がしない、 将来 的な規制強化については、水銀だけで良いのですか。
(会長)
しているところが大きい。一般廃棄物はもちろんゼロではございませんが、そういう点 で規制まで掛かるかどうかは分かりません。輸出入は禁止になって、保管というような 形になると思いますが、基本的にはヨーロッパも規制していますし、先進国だけという のはなかなか難しい。国際的な対応としては、今、「水俣議定書」というような名前で、 日本では非常にうまくいったので、それをやろうというような提案です。日本が積極的 にこういうような基準も含めてやろうかというような話も聞いています。先ほど言った 2013年くらいには決まっているかもしれない。ただ、今のところで考えておかないと、 これをまったく無視して、これを建てる頃にはもう一度水銀の議論を行うより、今入れ ておいたほうが良い。
・反対に言いますと、今の規制の考え方でいけば、新たな対応は必要ではないと思います。 ヨーロッパ等ではほかの項目、鉛とか金属の項目の規制があります。基本的に、日本で 規制しても対応が要るというようなことは基本的にはないのですが、もしそれもやろう ということになると、排ガス処理を湿式的な形で洗ってやらないといけないとか、これ では発電にも影響しますし、下水道がないところには設置できません。いろいろな意味 を含めて、水銀ならこの施設でも対応できると思うし、その他金属について入るかどう かというのはわかりません。自主的にやるということに反対するわけではないのですが、 非常に方式が限られ、排ガス処理方式とかいろいろなものが限られるという感じで、水 銀だけは入れたほうが良いかなと思います。前々回くらいからそういう話も出ていたと 思います。
(委員)
・水銀以外の重金属は問題ないですか。
(副会長)
・東京都で水銀が検出されたということで大騒ぎになりましたが、東京都は以前、乾電池 の問題で焼却炉に水銀が入ってきているかもしれないということで、当時、東京都の清 掃局が中心となり先進的な水銀のモニタリングも簡単にできるので、排ガスのモニタリ ングというほとんど世界で最初のことをやり、長い歴史を持っているものです。 ・世界中で水銀はところどころで使われていたのですが、水俣病のような症状が世界のあ
ちこちで見られ、それは良くないということでWHOが大きく舵を切り、水銀はリサイ クルして使うようなものではなく、保管し置いておくものだと。もうこれ以上使っては ならないという非常に厳しい言い方をしました。
絶対にだめだという言い方を数年前から大きく舵を切りました。
・その影響がありまして、世界中で水銀の規制をやっているのですが、日本だけ、水俣病 のこともあって、特に規制を強くしなくても環境汚染はないという状態であったわけで す。今後、世界的な条約になっていきますので、水銀については先を見越してこのよう に入れても良いのではないかと思います。
・今、委員から指摘のあった重金属なのですが、これも外国では規制値があるのですが、 日本ではあまりありません。事細かな規制値は決まっていなくて、業種によっては「こ こはカドミウムが出るから」「ここは鉛が出るから」ということで、一部の業種だけ規 制している状態なのです。それでこんなに排ガスがきれいだということは、実は世界中 から日本に来られる方も目を丸くされるのですが、それは排ガス処理の仕組みが非常に 進んでいるということがあります。規制は何もしていないかということですが、これは 水の規制と大気の規制の大きな違いなのですが、大気の規制というのは計測が非常に大 掛かりでお金が掛かる。規制値を決めて計測しなさいということになると、計測のため にものすごくお金が掛けなければいけないということですが、そこまでしなくても十分 にきれいだといえます。
・ただ、水銀については国際的なこともありますし、計測が簡単であるということもある ので、規制がこれからされると思うのですが、そんな事情があって、重金属については まずおそらくシンボリック的に水銀が動くだろうと思います。
(委員)
・7ページ1の(1)の①のなのですが、自主基準値の設定がこの審議会のテーマであ ると思います。ここでは臭気に関わる2号基準というのとこれら排出物の規制基準との
関わりが分かりにくいので、理解を深める必要があると思うのが1点と、それからあく までもコンセプトに関わる自主基準値の設定というのは、国が定めた規制基準を上限と するというふうに我々は理解してきたつもりだし、理解しているのですが、そういうこ とで審議会として共通の情報として把握できますか。
(会長)
・審議会の経過と、ごみ臭や排出基準値というのは次の議題のところでご審議いただこう と思っているわけです。したがってまたそこで説明があると思いますが、まず7ページ の説明に追加できるものは何かありますか。
(事務局)
の煤塵については0.08、あるいは0.04g/N㎥。これは、新設施設と既設の違いです。 それから窒素酸化物であれば、250ppm、硫黄酸化物であれば7.8N㎥/h、ピーピーエ
ムで表しますと、60ppm、塩化水素では720mg/N㎥です。
(委員)
・基準値の単位を一回説明してください。
(事務局)
・煤塵の0.08g/N㎥というのは、ノルマル立方メートルというのは0℃、1気圧、空気 の体積というのは圧力と温度で変わりますので、基準とする1 当たりに含まれている㎥
グラム数です。それからppmについては単位で、割合を表す単位で、100万分の1と
いうことです。それから、硫黄酸化物の7.8N㎥/hについては、1時間当たり何 排出㎥ するかという単位です。
・同じように廃掃法とか、ダイオキシン類対策特別措置法等において、それぞれの規制物 質があり、それの排出基準が決められています。一番下については、大阪府の条例に定 められたものを記載しています。
・それで、左から4項目目ですが、それぞれの煤塵であれば煤塵のクリーンセンターの平 成21年度における実測値を記載しています。表についての説明は以上のとおりで、続 きまして先ほど11ページの悪臭に係る気体排出口の規制基準、2号基準です。悪臭に 関しては規制がありまして、一つは敷地境界での規制があります。これが1号基準で 、 10ページです。それぞれ10ページにありますように悪臭の22物質についての規制が 決められています。続いて11ページは2号基準ということで煙突から出る臭気の基準
で、これについては13物質についてのそれぞれの施設の煙突の高さとか、出す量とか で変わってきますので、それを計算値に当てはめてそれぞれの施設によって規制が変わ ってきます。以上です。
(会長)
・ちなみに、3号基準というのは排水の悪臭に関わるようなものの基準です。
(副会長)
(会長)
・先ほど水銀のところでも言いましたが、大阪府の規制値は1.01mg/N㎥ですが、実際 に測定したデータで出されたのは0.01 mg/N㎥なのです。基準をもし決めるとしたら、 0.05mg/N㎥くらいではないかと言われているわけで、もしそれをやっても、現在の 21年度実績でこのセンターではクリアしている。だから、新たに設定しなくても、ち ゃんと基準を設けたということでいけるだろうと思っています。金属については、大阪 府が決めているものよりはるかに下になっていますので、新たにこの数字をここで設定 するとなるとこれは大変なことになるので、水銀だけをそういう方向で考えると良いの ではないかと思います。
(委員)
・確認なのですが、コンセプト案の大きなカッコの下の①、②とありますが、これは今後 検討を進めていくということで理解してよろしいのですか。だから、修正されたコンセ プトはカッコの上で、今からこういう形で進めていくということでよろしいのですね。
(会長)
・今後、方式を決定していかないといけないのですが、その時に、コンセプトと比較して、 どの方式が一番合っているか。方式ごとにまったく変わらないような、例えば焼却であ ろうが溶融であろうが、「市民の参加」は方式に関係しない。だから、排ガス基準はこ れだけだしてもいいという話ではございません。そういった意味で、この方式が一番寝 屋川のコンセプトに合ったものですよということを比較するための考え方をまとめさせ て頂いています。
(委員)
・今までコンセプトについては皆さんで審議しましたので、これで良いかを決めて頂きた い。
(委員)
・今、そういう方向でのお話があったが、例えば大きな3の(1)の①などについては、 何らかの方法で予備的な検討をされなければいけないと思うのですが、今後について、 会長はどういうふうにお考えですか。
(会長)
からありましたように、このコンセプトは資料をすべて盛り込んだものをつくるという 意味ではなくて、あくまで参考と考えています。これは無駄ではないかという意見があ れば、それを出していただければと思います。そのほかには何かありますか。
(委員)
・いろいろコンセプトについては細かく書いて頂いているのですが、1とか2とか、ダイ オキシン量の基準とか、こういうものはある程度法律で決まった数字なので、きちんと 証明できますね。3の「周辺環境に調和し、市民に親しまれる施設」のところで、42 ページくらいまでいろいろ難しいことが、さっきも出ていましたようにいろいろあるの ですが、それは「周辺環境に調和し、市民に親しまれる施設」と。それだったら、市民 のために何をつくろうかというところを検討するわけですか。
(会長)
・ここでやっているのは、ごみ処理施設の処理方式をやろうかと。だから、先ほどから言 うように、例えば焼却のストーカだけだったら体育館はできないと。そういう方式に、 この3のところは「周辺環境と調和し……」ということで方式にほとんど関係しない。 今回はこういうふうな方式に限定するからには、メーカの方、プラントをつくられる方 に「こういうふうな形で出します」と。仕様書というか設計書というか簡単なものを出 しますが、その時にここまですべてのコンセプトを、体育館を建てなさいとか、温水プ ールをつくりなさいというようなことは、まだやれないと思います。
・これは、ここの審議会でコンセプトを決めましたが、方式選定にこれがものすごく影響 するということになれば、先ほどの有害ガスとかは入れますが、入り口側がごみが何t
で、排ガスの出口はどういうふうな形をしているかというのは非常に重要なのですが、 周辺環境と調和してというところは、ちょっと方式には関係しているけれど共通した問 題ですから、今後この方式選定が終わって、次のステップですね。どのメーカの方式が 一番安くて一番我々に合っているかという時に、議論しないといけない項目だと思いま す。
・だから、ここでご議論頂く3つの処理方式については、ここはあまり議論して今のこの 段階で決めておく必要はないというふうに思っています。
(委員)
・しかしながら、今までの9回の中ではそういう話は一回も出ていません。見に行かれた のも寝屋川のような場所ではなくて、尼崎の埋立地である。前にも言いましたが、ああ いう平坦なところで。このコンセプトについては、先ほども説明されましたように出て いますので、我々も質問しています。今、会長がおっしゃられたように、基本的なこと も載せているのは、これは今後の問題だと思います。
(副会長)
・機種選定について、この3つ目にある「周辺環境に調和し、市民に親しまれる施設」と いう項目は、機種選定と強くつながるものではありません。ですので、今、会長はそう いうふうに言ったのですが、ただ、最初にこういうふうな項目を起こして、こういうコ ンセプトでいくということを宣言しておかないと、後からうやむやになりますので、こ こで入れておくことはすごく大事なことだと思います。
(委員)
・入っていることは大事なのですよ。それはそのとおりです。しかしながら、今日、出て いる図面の中の修正後コンセプト案の資料では、先進施設の例ということで出ているわ けです。これはちょっと違うと私は思うのです。これを出して頂くのは結構です。でも、 コンセプトとは違うのではないですか。
(会長)
・これは方式に関連があるとすれば、最初にあったバイオマスのようなことをやりたいと なると、敷地がものすごくあるところなら良いということです。誤解があってはいけま
せんが、最初は周辺環境というのは排ガスの基準なりというのがありましたが、それは 炉の方の問題であって、こちらはもちろん必要なのですが、方式というのはストーカで 焼却するかとか、ほかの方法で焼却するか、灰溶融するかということには非常に関連す ることです。周辺環境にプールが必要だとか、展望台が欲しいとかいうことは方式には 関係ないので、今後、ある程度方式が決まって、どこかのメーカなりが提案する場合に は確実に出していただければと。発注側の方も、こういうことで決めていきたいと思っ ているわけです。
(委員)
(会長)
・周辺環境ではまず、有害物質の規制を遵守するというところが一番ですね。それから、 これは自然環境。1の(1)等にそういうことは入れていますね。それから、ごみの量 が変わっても安定的に稼働するというのは、稼働が不安定になると排ガスなどの臭いと かややこしい問題が出てきますから、それはそちらのほうに入れていますね。周辺環境 というのはどちらかというと、全般的に見て、景観としてあまり良くないとか、そのへ んを少し考えさせて頂こうと。それは各メーカさんに提案して頂こうということの中に は、たぶん、こういうプールをつくりなさいとか、展望台をつくりなさいということは 出していません。
(委員)
・コンセプトですから、結構ですけれど、会長が今おっしゃっているのは、プールとか展 望台とかはここでは関係ないわけでしょう。ここでは基本的なことをやっているのです から、環境的なことについては環境に良いものをつくってもらったらよろしいのです。 プールとかそういうものについての説明は、今のこの議論の中では要らないのではない かと僕は言っているわけです。
(会長)
・先ほど言いましたように、基本的にはこれはコンセプトですから。コンセプトというの は、途中で変わったらいけませんね。ですから、ここには入れているのですが、この議 論が終わったら次のところでは、どういう方式が良いかということをまず決めたい。そ の時にはあまり影響しないのではないですかと。だから、外すと言っているわけではな
くて、今回出ている5つか6つの方式の中から決めましょう、そのうちのどれが良いか 選びましょうという段階に来ているわけですね。その時には、周辺環境を全然無視して いるわけではなくて、これはこういう概念でこれからやっていきますが、今回の方式の 中では共通した問題なので、それを重視して「これをしなさい」とかいうようなことは 決まっていないので、あくまで1と2と4くらいを考えて、この方式が良いのではない ですかということです。
・いずれの方式にしても3は共通していますよと。それは具体には、方式が決まった後で 皆さん方の中で議論して頂いて、具体をやって頂ければということです。
(委員)
・それでここに挙げて頂いているわけですね。
(会長)
(委員)
・それでよく分かりましたが、先ほど審議会でやった後に、また別の部会をつくってやる というようなことをおっしゃっていたのですが、それは関係なかったのですね。
(委員)
・僕が聞いたのはそうではないですよ。本丸については、ここで全部はできないから、ワ ーキンググループくらいにして小さくして、ある程度論議を尽くして頂くという。
(委員)
・委員はそういうふうに言われますが、それは違います。
(委員)
・私が聞いたのは、我々が一字一句調べることはできませんから、何らかの形のワーキン グ部会をつくって議論することです。
(会長)
・一応、コンセプトを今までやって、残念ながらそれをすべて盛り込んだ方向にいくわけ ではないのです。そこまで議論していません。だけど、入り口条件、出口条件、後でや りますがごみの量はどのくらいあるのか、排ガス処理はどのくらいのものをやったら良 いかとか、このへんは決めないことには方式はなかなか決まらないということで、入り 口条件と出口条件。コンセプトをすべて盛り込んだ形で方式を選定するわけではなくて、 共通するものについては省かざるを得ない。あくまでこれから機種選定やメーカ選定を
行うのです。そういうような方向に行くということでやって頂きたい。
・そういった意味では、非常に難しい議論がいっぱいあるかとは思いますが、こういう形 で進めていければと思っています。
(委員)
(会長)
・今回の計画について、こういうふうなことを盛り込んでおかないといけないとすると、 寝屋川全体ではなくて、特に場所もまだはっきりと決めているわけではないのですが、 今あることに基づいて考えるとすると、どういう項目があったら良いでしょうか。
(委員)
・それはいろいろありますよ。煤煙で臭いが。これはどこに設置されるかまだ決まってい ないから、本当にどうなるかということは言えませんが、どこに持っていっても、その 周辺の人には臭いとか交通のこととか、入り口の清潔さとかということが絶対に出てく るのです。プールとか展望台とかは関係ない。関係ないといってはおかしいのですが。 煤煙によってダイオキシンは大丈夫かとか、そういう規制はここには書いてありますが、 そういうことが周辺の人には大切だということを盛り込んで欲しいなと思って言ったの です。ここに盛り込んでいるのは、施設だけのことで配慮等は盛り込んでいないのでど こに行くかは分かりませんが、その周辺の方は必ずそういうことをおっしゃると思うの です。
(委員)
・少なくともこの地域には、施設が初めからずっと今まであるわけですね。それについて のいろいろなことが残っているわけです。初めはみかん箱で運んでいて、畑の中へごみ が散らばっていたので、農家が困ったし、くさい臭いがあった。この頃は大した臭いは しませんが、我々は寝屋川市につくるのであれば、一番良いものを欲しいわけです。何 もこの地域がそういう経験をしているから言っているだけのことであって、早く造れと
いう委員さんもいるかもしれません。しかし、そういうことが実際には分かっていない わけです。だから、ああやって大きな声を出すのです。
・我々がここに出てきているのは、250世帯の代表として出てきているわけですから、 これまでの経験に基づいた意見も「そろそろ言ってくれ」ということになります。そう いうことで、我々はもらったこの資料についても全部、役員会で公開しています。そう いうことがあるので私は言っています。しかし、言ったことの受け止め方も 10人なら
10人、みんな違うわけです。そのへんも是非よろしくお願いします。
(会長)
の皆さんのご意見を聞きながらやっていかざるを得ないと思っていますので、今回は申 し訳ないのですが、確かに周辺の意向が入っていないというご意見はあるかもしれませ ん。今後はより具体に話が進む時に、具体に「こういう炉をどこそこにつくる」という 時に、ぜひそういう意見を述べて頂きたい。コンセプトとしては、その中に入っていま す。
・確かに、少し足りないかもしれません。細かい中のことはまだ完全に議論しているわけ ではなくて、大きな項目としてこういうことを出させて頂いたということです。臭いの 問題とかそういうものはすべて、上の環境などの話に関わっていますので。炉の問題と しては、臭気というのは煙突から出るのです。ところが、臭気の1号基準は敷地境界と いうことなので、施設からではないかもしれません。ごみ収集車からの悪臭とか騒音な どは、これからアセスメントというものを実施した上で評価していかざるを得ないと思 います。
(委員)
・委員から意見があったように、「周辺環境に調和し、周辺住民に」というのをこのコン セプトを変えたほうが良いとおっしゃるのか、どうなのか。
(委員)
・これは、絶対に入れておいてもらわないと。というのは、どこに場所がなったとしても、 その周辺の住民に対して、いわゆる公聴会を開くとかいうことを僕は入れてほしかった のです。それなのに煙突とか外観的なことだけとなると、「おまえらは何をやっている のか」ということになると僕は思ったものだから。
(委員)
・いっそのこと、3(1)①の展望台を外しますか。今後どうなるか分からないし、委員 の方、どうですか。
(副会長)
(会長)
・このあたりで、これを今ここで議論していくと、どうかという意見もあるし、あったほ うが良いという意見もあるでしょうから、具体は次のステップで決めさせて頂いて、先 ほどあった問題で、環境アセスメントというものをせざるを得ませんので、そのへんで いろいろ環境への配慮、地元への配慮というへんは入れさせて頂いて、そのへんの文言 を入れるかどうかは、またちょっと時間を頂きたい。それでは、次の処理方式の検討に 移りたいと思います。説明をお願いします。
2.処理方式の検討について (事務局より説明)
(会長)
・以上、処理方式、入口側と出口側の説明と、この審議会との関わりを説明して頂きまし た。資料5の技術部会を非公開とする理由、資料5の最後の77ページに書いてありま すが、それを検討するのは各メーカのノウハウが必要であり、それを公開することは困 難であり非公開にすべきと考えます。この審議会との関係につきましては、先ほどあり ましたように、ここまで皆さん方とコンセプトについて審議をさせて頂いて、この中で の中間報告という形であり、最終報告については皆様でご議論頂くという形で進めてい ければと思います。
・以上、処理方式の検討について、ご意見があれば、どれからでも結構でございます。
(委員)
・ということは、処理方式の検討の課題というページの(1)(2)(3)特に(2) (3)の方の問題とリンクしたものとして理解すればよろしいのですね。つまり、検討 する処理方式の絞り込みが資料4で、技術部会が資料5。これをリンクして考えると、 その意味では、ちょっと具体的にないとわかりにくいと思いますがいかがでしょうか。
(会長)
・基本的にやるのは、この建設基本計画審議会が枠組みをやるわけですので、その条件と しては審議会である程度決めていただかないと、技術部会のほうは決定するわけではな くて選ぶだけですので、1番と2番についてはここで決めて頂く。3の技術部会である 程度の方向性を出しますが、それについても建設基本計画審議会への中間報告とか、そ ういう格好でご審議たまわるということです。
をすると、メーカさんばかりを集めて、「あそこはこういう提案をするのか」というよ うなことになると、協力が得られなくなるというようなことがあります。したがって、 技術部会についてはそういった意味で専門性があるので非公開にするということです。 メンバーについては私のほうが任命し、メーカさんの資料を検討して、検討したことは この審議会でご審議たまわるというような格好で行います。
・したがって、1と2はこの審議会で基本というか、ある程度任せていただければ良いか と思いますが、方向性を3まで今日決めて頂ければいいと思う。次の審議会については 私が聞いているところでは、年度末ということもあるし、統一地方選挙というようなこ ともあったりして、この審議会は少し時間が先になると聞いています。私は最初にこの 審議会をやる時には、もう今くらいには全てが決まっている頃と思っていたのですが、 やはり情報を共有したいとか色々あり、勉強会を含めて9回やってきました。時間的に は相当というか少し厳しいと思います。
・あと、この審議会自体は先ほども出ましたが、ぜひ土地の問題も、どこにするかという こともここの審議会で、決定するわけではないでしょうが、やはりある程度の方向性を 見出して頂かなければいけないということで、審議会もまだやることがいっぱいあるし、 先ほど議論させて頂いた具体をこれから進めていくについては、皆さんのご意見を聞き ながら進めていきたいと思います。
・このコンセプトの中の方式については、そういった意味で今日できればこの審議会で決 定頂くというふうに思っています。
(委員)
・今のお話を聞いていると、まず(1)(2)をこの審議会で決めれば、具体的な中身の
ことまでこの会の方で決めますよということで、理解してよろしいのですね。
(会長) ・はい。
(委員)
・具体的には、(1)の①は基本的に審議会の方で方向付けをしていく、少子・高齢化と
いう人口の減少の中で、一般廃棄物処理基本計画の答申を尊重すると、施設規模は
200t/日くらいで良いのではないかなと。今現在は360t/日ですから。そうすると、
約半分強という施設規模が妥当だと思うのです。
してもらうためにも、(2)の方は3つくらいを審議会として方向付けをしてもらうと いいかなと。
(会長)
・そうですね。現在、炭化あとはガス化方式とかRDFとか、そのへんはあまりこの規模 ではそぐわないだろうと思います。具体的にメーカから資料を提出して頂くというよう な格好で、だいたいどのくらいのお金が掛かるかということも含めて資料でノウハウを 提供して頂く。その時には、このア~オのところに今まで経験があるようなメーカに頼 みますと、実際問題、先ほど言われたように2つないし1つしか処理方式としての回答 が来ないかもしれません。だから、一応どういう方式が来ても、ここがちゃんとできる のだったら良いということで、一応、現実的でない3つは省きましたが、そのほかはま だ全く可能性がないわけではないということで、一応5つの処理方式を残します。 ・実際にやりますと、1つの方式しか提案がないかもしれません。だから、最初から3つ
に絞ると、うちがやりたかったのにということになるかもしれません。そういうことで
今200tクラスの大きな施設で可能性があるというのは、現実的にご提案いただける
のは1つなり2つ、事務局の方にはちょっと努力して頂くのですが、メーカさんの方も 他のところでやっていると、やはり提案するからには相当の金を掛けて、かつそれで決 まったら単純に駄目という話になると、なかなかこの方式全部が提案頂けるとはまった く思っていません。
・今の3つを現実的ではないのではないかということで除いて、残った5方式で一応呼び かけるということです。
(委員)
・ちょっと戻るのですが、(1)の検討条件設定ならびに処理能力で、1日200t。こ れは、一般廃棄物処理基本計画の10年間の最終年度の処理量を取って出したと理解し て良いのですか。
(事務局)
・年度については、竣工が28年度末を予定していますので、29年度の数字を取ったも のです。
(会長)
・ごみ量はどんどん減っていくと。施設稼働の初年が最大ということになりますね。
(委員)
いますが、今、委員からありましたが、現実的にはアとイの2つかなと思うのですが、 私は個人的にはストーカ炉かなと思っているのです。ただ、気に食わないのは、ストー カのアタッチメントが高いというところなのですが、ただ、どうしても焼却炉を設置す ると、維持管理していかなければいけないのです。コストパフォーマンスはどれが一番 良いのか。やはり寝屋川市も財源がたくさんあるわけではないですから、そのへんにも しっかり配慮して検討されたら良いと思うのですが、一つそれだけお願いします。
(会長)
・先ほどのコンセプトのところにありましたが、経済性に優れた施設というのがあります。 その中に建設費だけではなく維持管理も含めて、一応書いていこうと思っています。資
料でいくと修正後コンセプト案の58ページに示しています。
・よろしいですか。では、一応この処理方式についての3つの項目についてはご了解頂い たということで、最後にその他ということですが、事務局から何かありますか。
(事務局)
・ありがとうございました。2点あります。1点目は議事録の件です。議事録の修正につ いてのご異議はございませんでしたので、原案のとおり公開させて頂きたいと思います。 ・次に2点目ですが、今後の日程の件です。当初、この審議会は年度内でということでお
願いしておりましたが、来年度も引き続きお願いしたいと考えております。今年度の日 程については今回が最後と考えておりまして、次回の第10回については6月頃に開催 したいと考えています。詳細な日程については、事務局で事前に調整させて頂きたいと 考えております。
・それから、先ほどご了承頂いた技術部会、作業部会につきましては、3月頃に開催でき るように今後の事務手続きを考えています。以上です。よろしくお願いします。
(会長)
・その他のことについて、今、スケジュールと技術部会の開催について説明頂きましたが、 何かありますか。
(委員)
ら。そういう大前提で良いわけですね。
・この審議会の最初の時にちょっと副会長から出たと思うのですが、プラスチックを燃や すと熱量が高いと。そういうことでちょっと耳に挟んだということもありますのでゆく ゆく今のプラスチックの処理は続くという前提の下ですね。分かりました。
(会長)
・ちょっと専門的になりますが、一応ごみ質というのは高質ごみと低質ごみがあります。 そうすると、設定ごみ量を200tとしますね。そうするとメーカさんとしては、半分 の1,750キロカロリーのところだと210tとか220tくらい燃えるようになります。 高質ごみでも低質ごみでも200tは燃えないと、能力としてはいけないので。また、 今後はごみ量が減っていく方向に行くので、逆にいうと余裕がどんどん出てくるような 方向にはなると思います。したがって、若干プラスチックどうのこうのという問題を我 々がここでやってはいけないのですが、若干のプラスチックごみがあったりとか、災害 ごみがあったりとか、そういうふうなことがあっても余裕は出てくるだろうと思います。 ごみがあふれて、周辺の方も含めて皆さん方にごみがあふれてしょうがないという事態 はないというふうに思っています。
・それに適した処理施設というか処理方式を選べればありがたいなと思います。最初に言 いましたように、1年間で私は3月までだと思っていたのが、やはりもっと欲しいとい うことで9回まで来ましたが、もうあとちょっとというか、どのくらいになるか分かり ませんが、来年度もよろしくお願いします。
(委員)
・もう一回だけ教えてほしいのですが、この文章の中に入りましたように、ごみの数量が 少なくてもいけないとあり、多かったらあふれるからいけないと書いていたと思うので すが、少なかったからよく燃えると素人考えでは思うのですが、そうではないのですか。
(会長)
・残念ながら、メーカの方式によって違いますが、200tというようなことになって、
それが160tくらいしか毎日来ないとなると、非常に難しいのですね。熱量が足りな
くて、燃料を焚いたりしないといけない。低負荷もちょっと難しい。70から80%くら いのところだったら何とかいけるとか、ちょっと方式によって違いますが。低負荷も難 しいし、高負荷も難しい。ある範囲のガス量とか、ある範囲の熱量で設計しますので、 それを超えるとか、反対に下回るとちょっといろいろなことをやらないといけない。そ のへんが、ごみ質変動にも対応できるような焼却炉の安定運転につながりますから、そ ういうふうなことで処理方式を選びます。