• 検索結果がありません。

煕君魂㌶鷲㌫墓:㌫ご罐二竺籠㌶こ業:驚貫

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "煕君魂㌶鷲㌫墓:㌫ご罐二竺籠㌶こ業:驚貫"

Copied!
4
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

.       93

石炭酸誘導体のカルボキシル化反応(第13報)

 ジメチルホルムアミド中における m・アミノフェノールよりp一アミノサリチル酸 の合成

工業化学教室平 尾 一 郎

       藤  本     勉

The Carboxylation of Phenol Derivatives. XIII     Synthesis of p.Aminosalicylic Acid from m−Aminophenol in Dimethylformamide.

Ichiro Hirao and Tutomu Fujimoto

  The carboxylation of a free m・aminophenol with carbon dioxide in N, N dimethyl−

formamide was attempted. It was found that in the presence of potassium carbonate,

sodium carbonate, potassium bicarbonate or sodium bicarbonate the reaction occurred,

and p−aminosalicylic acid and 4・amino−6・hydroxyisophthalic acid were obtained. The effects of the amount of potassium carbonate added, reaction temperature and carbon dioxide pressure on the yields of p−aminosalicylic acid and 4−amino・6−hydroxyisophthalic acid were also studied. p−Aminosalicylic acid was obtained in about 80% yield by heating m−aminophenol with potassium carbonate in N, N−dimethylformamide at 240°C for 2 hrs. under the initial pressure of carbon dioxide 5 kg/cm2.

1緒言       試薬を水一メタノールから再編してmp 124〜

       5.5°C(分解)のものを用いた。炭酸リチウム,

 著者らはさきにm一アミノフェノールカリウム  炭酸ナトリウム,炭酸カリウムは市販一級試薬 およびナトリウムは極性非プロトン溶媒であるジ  を減圧下に十分加熱乾燥して,炭酸水素ナトリ

メチルホルムァミドに容易に溶解することを見出   ウム,炭酸水素カリウムは市販一級試薬を減圧デ し・またジメチルホルムアミド中で二酸化炭素と   シヶ_タ_中で十分に乾燥して用いた。ジメチル

煕君魂㌶鷲㌫墓:㌫ご罐二竺籠㌶こ業:驚貫

の反応条件について検討し報告した1)。

       入りのものを用いた。

 本報では工業的見地から,m一アミノフェノー

ルアルカリ塩のか籾に繊のm一ア,ノブエノ 2・反応操作m アミノフェノーノレ7・49・

一ルを用いてジ.チルホルムア,ド中で二酸化炭,炭酸ア・レカリあるいは炭酸水素アルカリの所題        とジメチルホルムアミド709を容量300ccの電

素によるカルボキシル化を試みた結果,炭酸アル

カリあるいは炭酸水素アルカリの存在下に反応が  磁かきまぜ式オートクレーブに吸湿させないよう

進むこと硯出し,反応条件について検討したの にすばやく入れ,かトクレープ中の空気を二酸

で,その結果について報告する。         化炭素で置換し・かきまぜながら二酸化炭素を十

       分に吸収させ,所定の二酸化炭素圧下に2時間加

 皿 実験方法       熱した。所定温度に達するまでに15〜20分を要し

 1.試薬In一アミノフェノールは市販の一級  た。

(2)

94

 3.後処理および生成物の分離定量 反応停止   ち,反応混合物を取り出して図1に示す処理をし

後,オートクレープ中の二酸化炭素を放出したの  てA,B, Cの各成分に分離した。既報1)と同

反応混合物

     水層       工一テル層

      タ摘物

ロヌ夜      :史でん      A

  櫟翻H1県下B

0液    ラ促でん

       C

図1 反応混合物の後処理

様にAは未反応のm・アミノフェノールであり,  キシル化反応におよぼす効果を検討し,その結果 沈でんBおよびCについては緩衝液(pH 11)中  を表1に示した。

で紫外線吸収スペクトル法,すなわち波長276

mμ(スリット巾0.24mμ),299 mμ(スリット         表1 添加物の効果 巾0.19mμ)における吸光光度法でp・アミノサ

リチル酸と4・アミノー6一オキシイソフタル酸を定 量した。

皿 実験結果および考察

 1.添加物の効果 遊離のm一アミノフェノー

ルのジメチルホルムアミド溶液を二酸化炭素初圧 5kg/cm2および20 kg/cm2の加圧下に加熱した がいずれの場合にもm一アミノフェノールのカル ボキシル化生成物であるp・アミノサリチル酸を 確認出来なかった。しかし反応系に炭酸カリウム を添加して同様に二酸化炭素加圧下に加熱反応さ せるとp・アミノサリチル酸および4・アミノー6一 オキシイソフタル酸が生成し,遊離のm一アミノ

CO2 PAS

 AOI

添  加  物 (kg/cm2) 初 圧

収率(%)

収 率

(%)

な       し 5 0 0

20 0 0

炭酸リチウム

5 0 0

20 0 0

炭酸水素ナトリウム 5 1.4 0

20 2.0 0

炭酸ナトリウム

@!20 1 5  i 1.0

Q.3

00.]

炭酸水素カリウム

@    1

15 20 4.1

P0.5

00.1

炭酸カ リウム

5 49.1 5.8 i 20 48・31 10.4 添加量m一アミノフェノールの5倍モル

フェノールを用いても適当な炭酸アルカリが存在   反応温度180。C すればヵルボキシル化反応が進行することを認め   反応時間 2hrs

た。そこで種々の炭酸アルカリおよび炭酸水素ア   PAS=p.アミノサリチル酸

ルヵリを添加してm一アミノフェノールのカルボ   AOI=4・アミノー6一オキシイソフタル酸

(3)

95

 リチウム,ナトリウムおよびカリウムの炭酸塩  でのカルボキシル化反応におよぼす炭酸カリウム の効果を比較すると炭酸リチウムを添加した場合   の添加量の影響を検討し,その結果を図2に示し は二酸化炭素初圧5kg/cm2,20 kg/cm2のいず  た。 m一アミノフェノールと当モルの炭酸カリウ れの場合にもカルボキシル化生成物は認められな   ムを添加したときのp一アミノサリチル酸の収率 かったが,炭酸ナトリウム添加の場合には少量な  は27.9%であったが炭酸カリウム添加量の増加と がらp一アミノサリチル酸が生成し,二酸化炭素   ともにp一アミノサリチル酸の収率も増大し,炭

初圧20kg/cm2では微量の4一アミノー6一オキシ  酸カリウム添加量が5倍モル付近で極大となっ

イソフタル酸の生成も認められた。炭酸カリウム   た。一方,4一アミノ・6一オキシイソフタル酸の収 添加の場合は炭酸ナトリウムの場合に比べてP一  率は炭酸カリウム添加量の増加とともに漸次増大

アミノサリチル酸の収率は著しく増大し,二酸化   した。

炭素初圧20kg/cm2の場合には4一アミノ・6一オ   3.反応温度の影響 ジメチルホルムアミド中 キシイソフタル酸もかなり生成し,炭酸カリウム  でm一アミノフェノールに対して5倍モルの炭酸

のカルボキシル化反応におよぼす効果は顕著であ   カリウムを添加して遊離のm・アミノフェノール った。このように炭酸アルカリのアルカリ金属の  を用いた場合のカルボキシル化反応におよぼす反

促進効果はリチウム,ナトリウム,カリウムの順  応温度の影響を検討し,その結果を図3に示し

に増大したが,この反応系においては炭酸塩のジ    100

メチルホルムアミドに対する溶解1生も影響するも

のと考えられる。       80

 炭酸水素ナトリウムの効果は炭酸ナトリウムと    袋        ほぼ同程度と考えられる。炭酸水素カリウムの効     60 果は炭酸水素ナトリウムに比べて若干大きいが炭    帝

      40

酸カリウムと比べるとかなり小さい。        塁

 2.炭酸カリウム添加量の影響 遊離のm一ア

      20

ミノフェノールを用いてジメチルホルムアミド中

0

140     180     220     260

40

@      漂6う講賠.旧1°2驚.t篇婦

》 30

0  4・Tミノ.6●う(キうイソフタル璽慮L

      図3 反応温度の影響 侍20

       た。p一アミノサリチル酸の収率は240°Cまでは

 10      反応温度の上昇とともに増加し,240°Cでは約

       80%の収率でp一アミノサリチル酸が得られた。

  o      さらに反応温度を上昇させると収率の急激な低下

  o  i      3      5      7

       がみられ,240°CをこえるとP一アミノサリチル

    K2CO3/而・了ミノフェ 一ル(猟ol/術01)

       酸の分解反応がはげしいものと考えられる。この

    霊霊蹄:㎡原蹴18°㍗  ようにP一ア・ノサリチル酸の収率は24°°Cまで

    @p.了ミけり与1嘩      は増加していることからこの範囲内ではカルボキ

    04 了ミノー6一焙シイソフタ 畷         シル化反応はかなり速やかに進行しており,した

   図2 炭酸カリウム添加量の影響       がって二次的なカルボキシル化生成物である4・

(4)

96

アミノー6・オキシイソフタル酸の収率も反応温度  系においてm一アミノフェノールのアルカリ塩を の上昇とともに増大するものと期待されるが,実  経由してカルボキシル化がおこるのか,或いは遊 験結果は反応温度の上昇とともに減少し,240°C  離iのm一アミノフェノールが直接カルボキシル化 では極めて少量生成したに過ぎなかった。これに  されるかについては明らかでないが,カチオンと 関しては4一アミノー6一オキシイソフタル酸はp一  溶媒和し易いジメチルホルムアミド中では炭酸カ

アミノサリチル酸に比べて熱的にかなり不安定   リウムの解離によつて生じたカリウムイオンに二 で,恐らく脱カルボキシル化によりp一アミノサ  酸化炭素が付加し,これがカルボキシル化剤とし

リチル酸を生成するものと推定している。     て作用する経路も考えられる。

 4.二酸化炭素圧の影響 二酸化炭素初圧と   以上のようにジメチルホルムアミド中でのm−

p一アミノサリチル酸および4一アミノー6一オキシィ  アミノフェノールのカルボキシル化反応におい

ソフタル酸の収率の関係を図4に示した。二酸化  て,あらかじめm一アミノフェノールカリウム或

      いはナトリウムを調製することなく,遊離のm一       アミノフェノールを用いて過剰の炭酸アノしカリ,

   50

      とくに炭酸カリウムの存在下に二酸化炭素加圧の

      もとで反応させてもカルボキシル化反応は進行 一 40       し,好収率でp一アミノサリチル酸を合成するこ

)       とが出来た。

   30      終りに本研究に協力していただいた松浦聡朗,

      湯地勇夫,田代昌秀の諸君に感謝いたします。 借

鼻  20

10

o

文    献

1) 平尾一郎,小杉善雄,松浦聡朗,弘中泰雄,有  合化 25,417(1967)

O     り0     20     30     40

CO2初丘 (K9/cm2)

原旋時面2hrs., 丘庇遣度180セ

K2CO3/愉・了ミ,フェノ }レ  5 mot/凧01

●  P一了ミ,サリ今ル酪

04−〒ミ戸6渓⇔イ・♪フ9ル戯 図4 二酸化炭素圧の影響

炭素初圧Okg/cm2,すなわち反応前に吸収した

二酸化炭素との反応によってp一アミノサリチル

酸は約39%生成しており,5kg/cm2では約49%

に達したが,さらに高圧になるにしたがって若干

減少する傾向がみられた。これに対して二次的な

ヵルボキシル化生成物である4・アミノ・6一オキシ

イソフタル酸の収率は二酸化炭素圧の増大ととも

に増加しており,二酸化炭素圧の増加はカルボキ

シル化剤の濃度を高めると考えられる。この反応

参照

関連したドキュメント

  

リウム、炭酸ナトヲウムは水酸化方蓼ウムと伺等の全ガス生成量、水素生威量を示すことが

このような循環がたえずくり返され,夙による混合作用も働いて,大気中の二酸化炭素

化塩素だけが恒温水槽( 40℃)に設置したガス分離管

個体差が大きいものの 15 ~ 40% 程度の酸素摂取量の 増加を報告している。 Yoshioka ら制は, 8 名の長 距離ランナーに約

i)二酸化炭素所定時間反応後溶液の一定量をと り,過剰の

鉄筋コンクリート構造物の代表的な劣化として中性化

 フラスコサンプリングにより採取した大気の二酸化炭素のδ13Cと,二酸化炭素採取装置を使って2N水酸化ナトリ