泥土圧シールドにおける自動掘進制御
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(2) VI-045. (2)土質条件. GH=. 4 9 .5 8. 0. 0 30 60. 地質的には主として大阪層群および段丘体積層が. B Ac. 分布しており、 締まりの良い砂礫・砂混じり粘土の互層 から形成されている。N 値は 50~60 の引き締まった地 盤 で φ 30~70 の チ ャ ー ト 質 礫 を 多 数 有 し 、 礫 径 250mm の玉石も確認された。地下水位については GL. 記 号 B Ac Ag Oc Osg. 土 質 土 層 盛 土・埋土 粘 性土 層 沖 積層 礫 質土 層 粘 性土 層 大 阪層 群 礫 質土 層. Ag. Osg シール ド計画 線. −0.42〜−0.62m となっている。図−2.3 に地質縦断 図を示す。. 図−2.3 地質縦断図. (3)導入方法. 表−2.2 初期設定値. 京都府内の下水道工事において実施した。初期掘進の際にモ ニタリングを行い表−2.2 に示す初期値を設定した。この値は 操作指令を出す値を示し、例えば表−2.2 のカッタ圧力の場合、 18MPa に達すると図−2.2 に示した制御指令を出す。 次節に土被り 7.4m,改良土のスランプ 11.5cm,N 値 50 の. 設定項目 カッタ圧力 ジャッキ圧力 切羽土圧 スクリュウ回転数 ジャッキ速度. 設定値 18MPa 29MPa 1MPa 10rpm 58mm/min. 定 格 21MPa 29MPa 2MPa 10rpm 56mm/min 全数. 地盤で土圧制御を自動で行った結果を示す。フィードバック機 構に関与する切羽土圧,添加材注入率,カッタトルク,ジャッキ速度等が、掘進に応じて遅滞なく変化するか 70. 図−3.1 にカッタトルク制御型におけるジャッキストローク および切羽土圧と掘進速度との関係を示す。500mm までは 52 〜58mm で推移している。一方図−3.2 に示すようにカッタ圧 力は 9〜14MPa で推移し、カッタ圧力による速度制限値まで. ジャッキ速度 ( m m / min ). 3.結果と考察. 達していない。したがってこの領域の速度安定は表−2.2 に示. 0.2 0.18. 60. 0.16 50. 0.14. 40. 0.12 0.1. 30. 0.08 0.06. 20. 0.04. 10. 0.02. 0. 0 0. した速度上限に達したことによるものである。600mm および. 切羽土圧 ( M Pa ). に着目し、システムの安定性の検証を行った。. 200. 400. 600. 800. ジャッキストローク ( mm ). 700m 付近で速度の上昇が見られるが、この上昇は方向制御の ためにジャッキ本数を減らしたことに起因し、直後に降下して. 図−3.1 ジャッキ速度. 16 14. のための制御は働かず、上昇傾向が見られた。添加材注入量に. 12. 度変化に対応していることが確認できる。. 圧 力 ( M Pa ). ないため、スクリュウ回転増,ゲート開,速度減等、土圧低下 ついては 700mm 以降で速度上昇に伴い増加しているため、速. シールドジャッキ圧 カッタ圧 スクリュウ圧 Nゾル添加量. 18. 図−3.1 に示す土圧は土圧制限値(0.05MPa)まで達してい. 4.おわりに. 80 70 60 50. 10 40 8 30. 6. 20. 4. 今回の実施では地盤条件が良好で、 約 60mm/min の高速条件 下での実施となったが、土圧,カッタトルク,添加材注入量な. Nゾル添加量(l/min). いることから、速度降下指令に応じた結果となっている。. 10. 2 0 0. 200. 400. 600. 0 800. ジャッキストローク ( m m ). どの主要なパラメータは制御のための入力値に準じた変化をし ている。今回の実証実験により、得られた知見を以下にまとめる。. 図−3.2 計測結果. (1)60mm での高速条件下で対応可能であったことから、フィードバックの制御フローは妥当なもので、また、 高速化にも対応可能である。 (2)運転操作の大幅な簡易化が可能になった。 今回の実施で、プログラムのバグや画面設計上の不備など基本的な問題は解消され、高速条件下でも可能で あることが確認できた。今後は軟弱地盤などに採用し、スクリュウ回転数やゲート操作等、土圧安定化の制御 性を確認することが課題といえる。 [参考文献]. 齋藤 優他,泥土圧シールド工法における掘削礫質土の土性改良,土木学会論文集Ⅵ,1998.3.. -91-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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