泥土圧シールドにおける掘削土量管理方法
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(2) VI-043. また,この偏差率と排土密度との関係. 100. を図-3に示す.流量計からの掘削土量 は,排土密度すなわち土質との相関が ンピング回数から算出した掘削土量は, 排土密度に左右されることが分かる. スクリュウコンベアは,チャンバ内で塑. 50. 理論地山土量との偏差率(%). 低いが,スクリュウコンベア回転数と P1 ポ. 0. 性流動化された掘削土砂をシールド機. ‑50 流量計. 内に取り込む排土機構であるが,その搬. スクリュウコンベア回転数 P1ポンピング回数. 送効率は土砂の性状に大きく左右される. 粘性土では,付着などで効率が低下し,. ‑100 0. 50. 100. 逆に見かけの流動性がある砂質土では. 150. 200. 250. 300. 350. 400. Ring No.. 図-2 理論地山土量との偏差率の推移. 効率が高くなる.換言すれば,同じ土量を搬送するのに,粘 100. 性土では回転数を高く,逆に砂質土では回転数が低くなる. 流量計 スクリュウコンベア回転数 P1ポンピング回数. が多く,比重の高い砂質土では掘削土量が少なく計測され る. 同様に,掘削土の搬送装置のひとつである圧送ポンプも, 土砂の性状によりポンプの吸い込み量が異なり,圧送効率 が変化することから,ばらつきが大きくなる.以上から,掘削. 理論地山土量との偏差率(%). 傾向がある.したがって,比重の低い粘性土では掘削土量 50. 0. 土質が一定でなくポンプ圧送を採用する場合は,圧送管に 設置する二周波電磁流量計による計測方法が最適であると. ‑50. いえる. (3)流量計による掘削土量管理システムの評価. ‑100. 流量計を主体とした掘削土量管理システムの測定精度は,. 1.2. 事前の圧送実験で確認しているが,今回の掘削対象土質が. 1.4. 1.6. 1.8. 2. 2.2. 2.4. 排土密度. 図-3 偏差率と排土密度との関係. 砂礫土であることから,その精度確保が懸念された. そこで,流量計の精度確認のため,全ての搬 40. 出ダンプを台貫計測することで掘削土重量を把 からの密度で除すことで体積を算出し流量計の それと比較した.比較結果を図-4に示す.流 量計からの掘削土量と台貫重量計測から算出し た掘削土量は,数%の差(対地山体積)であるこ. 理論地山土量との偏差率(%). 握し,1%以下の精度で管理しているγ線密度計. 台貫計測 流量計. 30 20 10 0 ‑10 ‑20 ‑30. とから,礫質土であっても今回の流量計による 掘削土量計測システムの測定精度が高いことが. ‑40 50. 100. 150. 200. 250. 300. 350. 400. Ring No.. 解かる.. 図-4 流量計とダンプ台貫計測との比較. 4.おわりに 従来の掘削土量(乾砂量)管理は,泥水,泥土圧のどちらも統計的解釈に基づいていたといえる.しかし,今回は絶対 的な実数量で把握することができ,裏込め注入量との掘削収支を管理することで,より厳密な掘削管理を実現することが できた.. -87-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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