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技術報告会 静岡大学学長 挨拶

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Academic year: 2021

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技術報告会 静岡大学学長 挨拶

著者 石井 潔

雑誌名 技術報告

24

ページ i‑i

発行年 2019‑03‑20

出版者 静岡大学技術部

URL http://hdl.handle.net/10297/00026809

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技術報告会 静岡大学学長 挨拶

学長 石井潔 本年の静岡大学技術報告会は通算第24回となりました。今年も近隣大学の技術職 員の皆様からもご参加をいただき、誠にありがとうございます。近年、技術職員の 量的・質的整備が不十分なことが国際的にみても日本の研究環境の欠陥のひとつと して取り上げられることが多くなっております。人件費の確保に苦労している現状 では、量的な面で一大学に出来ることは限られておりますが、質的な向上という面 では本技術報告会に集約される日々の研鑽が極めて大きな意味を持っております。

今後とも技術職員の皆様には着実に技術を磨き、技術報告会の歴史を積み重ねてい ただくことを期待しております。

静岡大学技術報告会の開催地は静岡大学のキャンパスが静岡と浜松にあることか ら、静岡と浜松の交互開催となっており、今年は静岡キャンパスでの開催となりま した。静岡キャンパスは工学系の専門分野が中心の浜松キャンパスとは異なり、人 文社会科学部、教育学部、理学部、農学部の4学部にわたる極めて多様な専門分野の 教育研究が行われております。産学連携イノベーションといった領域では、高柳先 生のテレビジョン研究から昨今の光技術を中心とする様々な成果にいたるまで、伝 統的には浜松キャンパスが中心的な役割を果たしてきましたが、オープンイノベー ションが叫ばれ、既存の枠組みにとらわれない自由な発想で専門領域を横断する新 たな知の組み合わせが求められる状況の下では、文系の知も含む静岡キャンパスが もつ多様性はこれまでにない強みとなる可能性を持っていると考えております。

また、本日のご発表の中にも一部関連する部分がありますが、浜松医科大学や静 岡県立大学等の近隣の大学との教育研究上の連携も、今後これまで以上に強化され る見通しとなっており、従来の大学という枠を超えたさらに多様性にみちたイノベ ーションへの道が開かれることを確信しております。このような様々なつながりを 生み出していく上で、技術部の皆様の活躍の場もますます広がっていくことになり ますので、どうかよろしくお願いいたします。

静岡大学の技術部は平成24年4月に各部局の技術部を集約するかたちで、各部局単 位の業務を基本的には尊重するという条件の下での全学一元化を行いました。そし て、昨年4月より、さらに抜本的な組織の見直しを実施し、全学的な観点からのより 適切な人材配置、人材養成に向け、新たなスタートを切ったところでございます。

静岡大学のさらなる発展を支える基盤を担う組織としての技術部の皆さんの日頃 のご努力に改めて敬意を表しますとともに、技術部全体のさらなる発展に向け、引 き続きのご協力をお願いいたします。

参照

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