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技術報告会静岡大学学長挨拶

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Academic year: 2022

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技術報告会静岡大学学長挨拶

著者 石井 潔

雑誌名 技術報告

巻 23

ページ i‑i

発行年 2018‑03‑23

出版者 静岡大学技術部

URL http://doi.org/10.14945/00025261

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技術報告会 静岡大学学長 挨拶

学長 石井潔

ただいまペッパー君にご紹介いただきました静岡大学学長の石井でございます。本年の静岡大 学の技術報告会は通算第 23 回となりました。今年も近隣大学の技術職員の皆様からもご参加を いただき、誠にありがとうございます。近年、技術職員の量的質的整備が不十分なことは国際的 にみても日本の研究環境の欠陥のひとつとしても取り上げられることが多くなっております。人 件費の確保に苦労している現状では量的な面で一大学ができることの範囲は限られておりますが、

質的の向上という点では本技術報告会に集約される日々の研鑽をきわめて大きな意味を持ってお ります。今後とも技術職員の皆様には着実に技術を磨き、技術報告会の歴史を積み重ねていくこ とを期待しております。

静岡大学技術報告会の開催地は、静岡大学のキャンパスが静岡と浜松にあることから静岡と浜 松の交互開催となっております。今年は浜松キャンパスでの開催となりました。浜松キャンパス は、旧浜松工業専門学校の系譜を引継いだキャンパスで旧浜松高等工業学校では「自由啓発」を その理念として掲げておりました。初代校長を務められた関口壮吉先生は学生たちを試験や賞罰 によって縛るのではなく、できる限り自由な環境のなかに置き一人一人の個性を尊重することを 通してその才能を発揮させることをめざす教育を提唱され、そのことを「自由啓発」という言葉 で表現されたものでございます。この理念は、教育だけでなくなにごとにもとらわれない自由な 発想に基づく独創的な研究、相互啓発的な社会との協働に不可欠であり、時代を越えて受け継が れてゆくべきものであると考えております。日本におけるテレビの父として有名な高柳健次郎先 生も関口校長のこのようなリーダーシップのもとでこそその独創的な研究に取り組むことができ たのであり、静岡大学の学生・教職員はこのような認識の下で、教育、研究、社会連携・産学連 携、国際連携の柱として「自由啓発」の理念を引き続き高く掲げていく所存でございます。

静岡大学の技術部は、平成24 年4 月に各部局の技術部を集約する形で各部局単位の業務を基 本的には尊重するという条件の下での全学一元化を行いました。そして平成 30 年4 月からは、

技術部組織のさらなる改組を計画しております。その具体的な方向性については私の後にお話し される木村技術部長に譲りたいと思いますが、全学的な観点からのより適切な人材配置、人材養 成に道を開くものと私としては考えております。

静岡大学の更なる発展を支える基盤を担う技術組織としての技術部の皆さんの日頃のご努力に 敬意を表しますとともに、技術部全体のさらなる発展へ向け引き続きのご協力をお願い致しまし て私の本日の挨拶とさせて頂きます。どうも有り難うございました。

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