େ ܨफࢩ ੭ʀڇ ༮ஹۜ ईʀศࡃ ͨଠ <RXQJ ʤঙʥ ʷʤঙʥ 0LGGOH ʤঙʥ ʷʤʥ ʷʤʥ ʷʤʥ ʶʤঙʥ 2OG ʤঙʥ ʶʤʥ ʤʥ ʷʤʥ ಝ फɼ੭ෝ୴ɼईۜෝ୴ ঘ͠͏ फͺ͘͏͗ɼ੭ෝ୴ɼஹ டܙɼईۜศࡃͪΌͶ ͨଠ༪ͺঙ͵͏ɽ फͺঘ͠͏͗ɼعͶईۜ ศࡃशΚΕɼ೧ۜ͵ʹڇ ɼஹடӀड़͍͢Εɼ༪ ྙ͍͗Ζɽ 表1―1 しては,「消費支出」,「税」,「貯蓄」,「借入金返済」があげられる。 家計収入=経常収入+社会給付+預貯金引出し+借入金+その他収入 家計支出=消費支出+税+貯蓄+その他支出 家計収入=家計支出 となるので 経常収入+社会給付+預貯金引出し+借入金+その他収入=消費支出+税+貯蓄+その他支出 (経常収入−消費支出)+(社会給付−税)+(預貯金引出し−貯蓄)+(借入金−返済金)+ (その他収入−その他支出)=0
世代をやや大括りで20歳代の Young,30∼50歳代の Middle,60歳代以降の Old に区分すると,
ร਼ γϱϕϩ਼ 0HDQ 6WG'HY 0LQ 0D[ ೧ؔफ ভඇࢩड़ ̑ࢤݏξϝʖ मۂਕҽ਼ ଵक೧ྺ ࢩड़ʌৱྋ ࢩड़ʌඅෲٶ;ས ࢩड़ʌި௪ ࢩड़ʌ௪৶ ࢩड़ʌگү ࢩड़ʌگޚֺ ଵकพξϝʖ ร਼ γϱϕϩ਼ 0HDQ 6WG'HY 0LQ 0D[ ೧ؔफ ভඇࢩड़ ̑ࢤݏξϝʖ मۂਕҽ਼ ଵक೧ྺ ࢩड़ʌৱྋ ࢩड़ʌඅෲٶ;ས ࢩड़ʌި௪ ࢩड़ʌ௪৶ ࢩड़ʌگү ࢩड़ʌگޚֺ ଵकพξϝʖ 表3―3 変数基本統計量(1999年) 表3―4 変数基本統計量(2004年) 2.1989∼2004年間収入の変化 本節では,世帯主の年齢,産業,職業などの属性をコントロールした上で,1989∼2004年,世帯 の年間収入は変化したか否かを推計する。 (1)変数説明 1989∼2004年に,世帯の年間収入の変化がある否か,各要因がどう影響を与えているかを推計す る。以下の式(1)を用いて推計する。
logincome=α+β1・labor+β2・area+β3・age+β4・age2+β5・year+β6・industry+β7・occupation
式(1)
た。特に経常収支が大きい層,すなわち消費支出を抑制することで他の支出に充てようとする年齢 層は30歳代∼40歳代前半であり,いずれも税負担,借入金返済に充てていくパターンである。結果 として,家計の余力を示すその他収支もマイナスであり,資産形成も進められない状況にあること が分かる。純資産(貯蓄−負債)も,2004年では30歳∼40歳前半までいずれもマイナスになっている。 !1989年と比較して1994年まではほぼ同一年収だったのが,1999年,2004年には水準が低下して いる。かつての年功序列的に年齢と共に増えていた年収も恐らく職能的な賃金の普及に伴って,必 ずしも年収が増えるとは限らなくなっている。つまり年収減少・消費抑制・負債増加というトリレ ンマから抜け出しにくくなっている。 "重回帰分析による消費支出に影響を与える要因は,次号によるが,一般的には年間収入の違い, さらに資産・負債の有無,持ち家かどうか,住宅ローンの有無が大きな要素になっていると予想さ れる。 中核世代の傾向 平成時代の実質 GDP 停滞の下でも,2004年までの家計貯蓄率に余力のある段階は,消費水準の 維持が図られていたが,2004年以降家計貯蓄率の低下が進んでいくと,家計の余力が失われ,消費 水準そのものへの打撃につながっていく。 2004年時点と1989年時点とでは年間収入はほぼ同一水準にあるが,所得分布を見た場合,400万 円以下の層の拡大と800万円以上の層の縮小が進んでいる。年収低下の中で家計の維持を図ろうと することから消費性向の抑制,負債残高の増加が進み,家計そのものの余力が失われつつある。特 に中核世代とも言える30歳∼50歳代は年収減少・消費抑制・負債増加のトリレンマに入っており, 家計構造の悪化が進んでいる。特に必需的な消費支出の維持,圧力,税負担,ローン返済圧力,恒 常的な預貯金引出しにより家計の余力は大きく失われつつなる。 1989年と比較して1994年まではほぼ同一年収だったのが,1999年,2004年には水準が低下してい る。かつての年功序列的に年齢と共に増えていた年収も恐らく職能的な賃金の普及に伴って,必ず しも年収が増えるとは限らなくなっている。つまり年収減少・消費抑制・負債増加というトリレン マから抜け出しにくくなっている。 重回帰分析により,年間収入の説明変数を分析すると,世帯の就業人員数の大きさ,三大都市圏 に居住しているか否か,世帯主が男性か否か,さらに世帯主年齢の高さが正の影響を与えている。 2004年以降はさらに年功賃金から職能賃金へのシフト,リーマンショックによるさらなる年収水準 の減少,負債増加が進み,中核世代の家計構造はきわめて悪化し,消費水準の改善は見込めない状 況にあると予測される。但し,2009年,2014年の個票データ(匿名データ)は,未だ提供されてい ないので,あくまで予測の範囲内である。 なお,次号で重回帰分析による消費支出の要因分析などについて掲載の予定である。 参考文献(順不同) 橘木俊詔(2004)『家計からみる日本経済』岩波書店 橘木俊詔(2017)『家計の経済学』岩波書店