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CTスコア法による両側生体肺移植後chronic lung allograft dysfunction(CLAD)早期診断の研究

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Academic year: 2018

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作成日 2018年3月6日 第1.2版作成

1998

10

1

日~

2012

12

31

日の間に

当科において両側生体肺葉移植の

手術を受けられた方およびそのご家族の方へ

-「CTスコア法による両側生体肺移植後慢性移植片機能不全早期診断の研究」へご協力のお願い-

研究の名称

CTスコア法による両側生体肺移植後chronic lung allograft dysfunction(CLAD)早期診断の研究

研究機関名 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科

研究機関長 那須保友

研究責任者 岡山大学病院 臓器移植医療センター 教授 大藤剛宏

研究分担者 岡山大学病院 呼吸器外科 医員 二萬英斗

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 呼吸器・乳腺内分泌外科学 教授 豊岡伸一

共同研究機関・研究分担者 岡山医療センター 呼吸器外科 医師 三好健太郎

研究協力者 岡山大学医学部医学科 学部学生 名村咲音

1.研究の概要

1) 研究の背景および目的

慢性拒絶反応は肺移植手術から時間がたってからの死因として多いです。移植後長期間の成績向上のために

は慢性移植片機能不全の早期診断および治療が重要となります。国際心肺移植学会の慢性移植片機能不全の診

断基準では呼吸機能検査値(一秒量,総肺気量)のみに基づき評価が行われています。しかし生体肺移植は我

が国以外ではほとんど行われていないため、この慢性移植片機能不全診断基準も一人のドナーからの肺移植を

想定したものとなっています。二人のドナーから提供を受ける両側生体肺葉移植では、慢性移植片機能不全は

片方ずつ別個に発症しますので、従来の診断基準ではその精度において限界があると考えられます。CTスコア

法による慢性移植片機能不全診断についても報告されていますが、両側生体肺移植を受けられた方についてそ

の有用性はいまだ報告がありません。CTスコア法では左右に移植された肺葉ごとそれぞれの画像上の変化を評

価することで、両側生体肺移植後の慢性移植片機能不全を従来の診断基準と比べて、より早期に診断し将来の 見通しを立てる助けとなることが期待されます。

本研究はこれまで当院で両側生体肺移植を受けられた患者様を対象とし、慢性移植片機能不全を発症された

方とそうでない方についてそれぞれ経過中のCTスコアを比較することで、CTスコア法の慢性移植片機能不全

診断における有用性を明らかにすることを目的としています。

2) 予想される医学上の貢献及び研究の意義

この研究成果により将来の肺移植術後患者の予後の改善に貢献できる可能性があります。

2.研究の方法

1) 研究対象者

1998年10月1日~2012年12月31日の間に岡山大学病院呼吸器外科において両側生体肺葉移植の手術

を受けられた方61名を研究対象とします。

(2)

作成日 2018年3月6日 第1.2版作成

2018年3月23日~2020年12月末日

3) 研究方法

1998年10月1日~2012年12月31日の間に当院において両側生体肺葉移植の手術を受けられた方で、

研究者が呼吸機能検査結果をもとに慢性移植片機能不全と診断した患者様とそうでない患者様について、CT

画像に関する分析を行い、CT スコア法による肺移植後慢性拒絶の早期診断法について検討します。慢性移

植片機能不全を発症した患者様では慢性移植片機能不全診断時及び前後 3 年間,発症されていない患者様

では肺移植後2年から8年のデータを対象に解析を行います。

4) 使用する情報

この研究に使用する情報として、カルテから以下の情報を抽出し使用させていただきますが、氏名、生年

月日などのあなたを直ちに特定できる情報は削除し使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないよう

プライバシーの保護には細心の注意を払います。また共同研究機関とやり取りする情報は岡山大学病院内で

すでに匿名化されたものに限り、送付時のファイルにはパスワードを付して管理します。

・ 年齢、性別、家族歴、既往歴など患者基本情報

・ 呼吸機能検査

・ CT画像

7) 情報の保存、二次利用

この研究に使用した情報は、研究の中止または研究終了後5年間、岡山大学病院内で保存させていただき

ます。電子情報の場合はパスワード等で制御されたコンピューターに保存し、その他の情報は施錠可能な保

管庫に保存します。

8) 研究計画書および個人情報の開示

あなたのご希望があれば、個人情報の保護や研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、この研究計画の

資料等を閲覧または入手することができますので、お申し出ください。

また、この研究における個人情報の開示は、あなたが希望される場合にのみ行います。あなたの同意によ

り、ご家族等(父母(親権者)、配偶者、成人の子又は兄弟姉妹等、後見人、保佐人)を交えてお知らせす

ることもできます。内容についておわかりになりにくい点がありましたら、遠慮なく担当者にお尋ねくださ

い。

この研究は氏名、生年月日などのあなたを直ちに特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で

発表しますので、ご了解ください。

この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究

に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませ

んので、2018 年 4月30日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。この場合も診療など病院サー

ビスにおいて患者の皆様に不利益が生じることはありません。

<問い合わせ・連絡先>

岡山大学病院 呼吸器外科

氏名:二萬英斗

参照

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