青山学院大学図書館報
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July 1, 2003
シラクーサの春 ……… 三嶋 輝夫 … 2 特 集 ゼミと図書館のかかわり方
・私の図 書館ライフを変えたゼミ …… 木村 悠一 … 4
・データベースのおすすめサイト …… 中村 まづる … 5
・何はなくとも図書館へ
―ゼミと図書館の切っても切れない関係
……… 申 惠手 … 6
・ゼミと図書館のかかわり方 ………… 太田 雅也 … 7
・所蔵雑誌・図書のさらなる充実を …… 中原 絵美 … 8
・情報収集空間としての図書館 ……… 懸田 ゼミ生 … 9
(雨の中のキャンパス)
所蔵資料紹介
啓蒙の世紀の壮大な記念碑 ……… 植田 祐次 … 10 ご存知ですか?(その5)
本をどう選ぶか(選書)……… 12 山手線コンソーシアム図書館紹介
法政大学図書館 ……… 廣田 美玲 … 14 生まれ変わった「万代記念図書館」
……… 万代記念図書館図書グループ … 15 図書館広報板 ……… 16
目 次
旅をするにもいろいろな理由が考えられるで あろうが、 ある本を読んだことが切っ掛けと なって、どうしてもその本の舞台となっている 場所、あるいは作者ゆかりの土地を訪ねてみた いと思うようになることも少なくないのではな いだろうか。私にとってそのような土地の一つ が、シシリー島のシラクーサ(古代名シュラクサ イ)であった。
その主な理由は、シラクーサが哲学者プラト ンが三度訪れ、「哲人王」の理念を実現しようと して見事に失敗した土地であるとともに、同じ くソクラテス・サークルに属しながらもおよそ プラトンとは似ても似つかぬ快楽主義者アリス ティッポスが、その地の独裁者ディオニュシオ ス一世との間に様々なエピソードを残した土地 でもあるからである。その一つ。
「ディオニュシオスから、哲学者たちの方は金 持ちの門を叩くのに、金持ちたちはもはや哲学 者たちの門を訪ねようとしないのはどうしたわ けかと訊ねられたとき、『哲学者の方は自分に必 要なものを存じておりますが、金持ちはそれを 知らないからです』と彼は答えた。」
(ディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲 学者列伝』(上)加来彰俊訳 岩波文庫 p.174)
その二つ。「ある日、ディオニュシオスの執事 のシモスが、大理石を敷きつめた豪華な邸宅を 案内して見せていたとき、彼は咳払いをして、痰 をその男の顔に吐きかけた。それでこの男が憤 慨すると、『他にもっと適当な場所がなかったも のですから』と彼は言った。」(p.179)
あまりにも軽すぎて、これでも哲学者かと呆 れる向きには、次のエピソードを。
「哲学者にはどんな長所があるかとあるとき訊 ねられて、『法律がすべて廃止されるようなこと があっても、われわれはいまと同じような生き 方をするだろうということだ』と彼は答えた。」
(p.174)
無政府状態の下での略奪騒ぎが海の向こうか ら報じられる昨今、考えさせられる言葉ではな いだろうか。
さて以上の理由に加えて、筆者がシラクーサ を訪れてみたいと思ったもう一つの理由は、同 地が勇気とは何かを論じたプラトンの作品『ラ ケス』とも大いに関係があるからである。その作 品にソクラテスの対話相手として登場する将軍 ニキアスは、無謀な遠征に反対しながら皮肉な ことに総指揮官の一人に選ばれ、アテナイ軍を 率いて同地に遠征した挙げ句に大敗、自らも捕 らえられて処刑されたのであった (前四一三 年)。
歴史家トゥキュディデスの伝えるところによ れば、彼は遠征に反対して次のように述べたと される。
万代記念図書館長
三嶋 輝夫
MISHIMA Teruo
巻頭文 シラクーサの春
ローマ時代の円形闘技場
「かれら(遠征論者)に対抗して、私は賢明な る年長者諸君に呼びかける。諸君の隣を見れば、
かの一派の一人が掛けているかも知れぬ、だが 戦争反対の票を入れれば臆病者だといわれはせ ぬかと恥じることは断じて無用、いわんやかれ らの風を習って、望むべくもない願望に身をす りへらすことがあってはならぬ。諸君も承知の とおり、事の成否は願望の大小によって左右さ れるものではなく、冷静な見通しの有無にか かっているからだ。されば、今や祖国が賽の目に 未曾有の危険を賭するのを、遠征反対の票を投 じて救って貰いたい。」(トゥキュディデス『戦 史』(下)久保正彰訳 岩波文庫 p.35-36)
ここでニキアスは、希望的観測に潜む落とし 穴について警告し、危険を見通す冷静さとそれ を投票で示す勇気を求めているのであるが、彼 はプラトンの『ラケス』篇においても、勇気を「恐 ろしいことと平気なことについての知識」とし た上で、次のように述べている。
「ラケスよ、僕としてはおそらく獣のことを勇 気があるとは言わないだろうし、無思慮である ために恐ろしいことも恐れないほかのどんなも のについてもそうは言わずに、怖いもの知らず の愚か者と呼ぶことだろう。それとも君は小さ な子供たちのすべてについても、僕が勇気があ ると言うと思っているのかね。彼らは無思慮の 故に何一つ恐れないのだが。(中略)向こう見ず とか大胆さとか先慮を欠いた怖いもの知らずに ついては、男であれ、女であれ、子供であれ、獣 であれ、そのきわめて多くのものがそれにあず かるのだ。君や大衆が勇気があるというそれら のものを、僕は向こう見ずなものと呼び、対する に、僕が言ったことに関して思慮に満ちたもの を勇気があるものと呼ぶのだ。」(プラトン『ラケ ス』三嶋輝夫訳 講談社学術文庫)
プラトンがこの作品を書いたのは、シシリー 遠征失敗から三十年近くも経ってからであるこ とからすれば、プラトンはトゥキュディデスの 作品や自分が直接入手した情報に基づいて、ニ キアスにこの言葉を語らせていると考えてよい
であろう。いずれにしてもニキアスは極めて正 しいことを言っていると思うのであるが、残念 ながら古今東西を問わず、正論が受け入れられ るとは限らないのが現実。結局の所、アテナイ市 民は見果てぬ夢に酔いしれた挙げ句、致命的な 敗北を被るに至ったのである。
現在のシラクーサの考古学公園の中には有名 な古代ギリシア劇場跡(遺跡と言っても現在も 使われている)や「ディオニュソスの耳」と呼ば れる大きな洞窟とともに、アテナイ人捕虜たち が閉じこめられたと伝えられる石切場がある。
実際に閉じこめられたのは、少し離れたところ にあるカプチンの僧院内の石切場の方だとも言 われるが、こちらは訪ねることができなかった。
どちらにしてもあまり快適な環境でなかったこ とは確かで、多くの捕虜が命を落としたので あった。
念願かなって私が同地を訪れたのは、一年前 の春のことで、考古学公園には色とりどりの可 憐な草花が咲き乱れていた。公園を一巡りした 後、海を望む古代劇場の客席に腰を下ろして、私 はシラクーサという舞台に登場した個性豊かな 歴史の主役たちと名もない兵士たちが織りなし たドラマに、しばし思いを馳せたのであった。
(なお、小森谷慶子・小森谷賢二『シチリアへ 行きたい』(新潮社)は、多くの美しい写真とと もに、シシリーの歴史と文化にも触れた旅行案 内としてお薦めである)。 (文学部教授)
古代ギリシア劇場
私の図書館ライフを変えたゼミ
木村 悠一
KIMURA Yuichi
文 学 部
ゼミと図書館のかかわり方
特集
私が1、2年の時の私と図書館とのつながりを思 い起こしてみると、レポートやテストが近くなった らしかるべき本を探し出し必要な情報を得る、そし てそれらが終われば図書館とはまったく縁のない生 活を送る、といったものでした。
そんな私の図書館生活の転機がやってきました。
それは染谷泰正先生のゼミに所属したことでした。
染谷先生のゼミでは将来国際ビジネスにおいて活躍 するであろうゼミ生に対し、コミュニケーションの 具体的な手段である英語に焦点を置き、さまざまな 角度から分析し、その作業を通じて目的に応じた効 果的なコミュニケーションの
技法を修得することを目的に し て い ま す 。 3 年 次 に は Written English に注目し、
英文ビジネスレター、英文 メール、英文議事録や契約書 に至る英文によるコミュニ ケーションの手段を網羅し、
添削を繰り返すことによって
一通りのビジネスシーンに必要とされる文書作成の スキルを1年間で身につけることが出来ました。
そして染谷ゼミに所属することによって私の図書 館に対する目的意識が変わったと言っても過言では ないと思います。2002年度のゼミでは先生の著書 をベースとして使用し、16週分に分かれたセク ションごとに、ゼミ生が2人もしくは3人のグルー プを組んで発表していきます。発表の場では先生が 補足の説明やアドバイスをしてくださることも多 く、とても理解しやすいのですが、同時に手厳しい 意見や質問を受けることも多いのです。また、原則 として他の学生からの質問には即座に答えることも 要求されます。そのため、特に担当する部分におい ては誰よりも深い知識を有することが自ずと求めら れます。基本となる著書を熟読する以外に答えに説 得力を持たせるためにどうしたらいいか? という 問題に直面してしまいました。
私がとった行動は、図書館に行き、その分野の関 連する本を何十冊となく読み漁るというものでした。
その結果、図書館へ行く回数が多くなり、関連があ りそうな本はあらかた読んでしまいました。最初は
「ゼミ」の発表に追われ、行かざるを得なかったので すが、そのうち、発表がない時でも図書館に行くよ うになりました。当時はどうして私が自ら図書館に 行くようになったのか、自分でも不思議だと思って いたのですが、最近、なんとなくその理由が分かっ て来たような気がします。多分、昔より知りたいと 思うことが増えたということが一つ、そしてもう一 つは「読む」という行為その ものが楽しく、読むことに よって知識を得ることに喜 びを感じるようになったの です。いわば目的としての読 書と言えるでしょう。
勉強に行き詰まると、私 は図書館の中を 散歩 しま す。普段通ったことがない 本棚の間を歩くと、あふれんばかりの量の本があり ます。それらの本は今読むことはありませんが、こ の本はどんな情報を僕に与えてくれるのだろうとい う気持以上に、早く読みたいという気持ちが湧いて 来ます。そんなことを考えながら席に戻ると勉強が 進んだ気になるから不思議です。実際に進んだかど うかは疑問ですが、ともあれ私をここまで図書館の 魅惑の世界へと引き込むきっかけになったのは染谷 ゼミであることは疑いのない事実です。
最後になりますが、私に限らず在学生の皆さんも 何度となく図書館に足を運んでいることだろうと思 います。ただその時、自分の慣れ親しんだコーナー に直行するのではなく、ちょっと他のコーナーにも 寄り道してみてはいかがでしょうか。きっとあなた と図書館との関係を変えてしまうような出会いがあ るに違いありません。
(文学部英米文学科4年 染谷ゼミ)
当ゼミナールでは卒業論文作成のテクニック習 得をかねて3年生の段階で共同論文を作成しま す。新しく入ってくる3年生のために、新学期に 先立ち、毎年4年生が自らの経験を踏まえて図書 館のデータベース利用法について講習会を開いて います。以下では、その主な内容を紹介します。
論文作成にあたって、まず既存の研究を出来る 限りチェックする必要があります。「学術情報シ ステム」で最新情報を得る上でのお勧めは「外部 データベース」の「学術情
報リンク集」です。これは 全国の大学図書館や都立 図書館、さらに国立国会 図書館といったところに もアクセス及び図書目録 検索が可能です。各官公 庁や新聞社にもリンクが あります。
特に経済学部の学生に
は「オンラインデータベース検索」の「日経テレコ ン21」をお勧めします。これは今までの日本経済 新聞の記事を検索し読むことが可能で、関連性の 強さによって記事をふるいにかけることができま す。本来個人が使うには有料ですが、本学の図書 館から使用する分には無料であるため積極的な活 用をお勧めします。特に経済学部の1・2年生に は基礎の勉強として経済教室を、3・4年生には卒 業論文用の資料検索といった使い方が便利です。
図書館での図書の探し方として、「本学院デー タベース」の「OPAC」では青山学院大学・女子 短期大学における図書の検索を行うことが可能で す。まずは大学の OPAC に研究内容のキーワー ドを入力して検索します。そして、数冊の本を読 んでみると、著書の多さや図書の巻末の参考文献
で取り上げられる回数等からその分野で中心的な 人物が浮かび上がってきます。今度はその人物名 で検索して、さらに理解を深めていきます。
また、「BOOK CONTENTS」データベースに よる検索は目次からも検索できるので非常に使い やすいです。OPAC の検索からもれてしまった 図書が出てくることもあるのでぜひ使ってみてく ださい。一方、雑誌でお勧めは「MAGAZINE PLUS」で、研究内容や著者名で検索します。
欲しい図書・雑誌が図書 館に無い場合については、
本学が加入している「山手 線沿線私立大学図書館コン ソーシアム」(8大学)で他 大学の所蔵をチェックして みます。
それでも見つからない場 合は「NACSIS-WEBCAT」
で日本全国の大学図書館の 所蔵をチェックします。見つかれば、図書館に紹 介状を発行してもらい、他大学を訪問してみるの も良い経験になります。
最後に、図書・雑誌に掲載のデータについて は、出所を確認して「学術情報リンク集」から政 府機関のリンク集で入手できます。これは国際機 関についても同様です。図書・雑誌に掲載されて いないデータでも、キーワードを OPAC や「検 索エンジン」でYahoo・Googleにアクセスして検 索すれば、関連する情報に到達できます。
以上で紹介してきた方法以外にも、いろいろな 検索方法が図書館で紹介されています。図書館の オリエンテーションに参加して、自分なりの情報 収集法を確立してみては、いかがでしょうか。
(経済学部助教授)
データベースのおすすめサイト
中村 まづる
NAKAMURA Mazuru
経 済 学 部
何はなくとも図書館へ
― ゼミと図書館の切っても切れない関係 ―
申 惠
SHIN Hae Bong
法 学 部
りになってしまう学生も少なくない。法学部の 場合、判例による法解釈の展開をみることも大事 だが、判例も原文を読まずに二次文献からの引用 で済ませてしまうことが生じる。そこで私のゼミ では、ゼミ報告・レポート執筆にあたっての留意 事項として、資料収集を決しておろそかにしない こと、本や論文、マスコミ報道等の内容を無批判 に受け入れるのではなく批判的検討の目をもって 読むこと、二次文献での引用は恣意的なこともあ りうるのでできる限り原典にあたること、といっ た基本的な事柄をあらためて強調することにして いる。また、資料の調べ方についての具体的な手 ほどきも重要である。幸い、図書館には図書館利 用オリエンテーション ツアーがあり、事前に 申し込めばゼミ単位で 希望の日時にやってい ただけるので、最近は、
3年生のゼミを対象に このオリエンテーショ ンをお願いし、資料の 探し方についてのビデ オを見たり、パソコン 検索を学生たちに試してもらったりしている。
このほか、法学部では法学会と共同で、図書館 のご協力を得て、『文献・資料の調べ方』という 小冊子を毎年発行して学生に配布している。ゼミ 発表やレポート作成は大変だけれども、資料調べ はやはり自分でやってみてこそ身につくもの。ゼ ミ発表を良いチャンスと思って、資料調べの達人 に一歩近づいてほしい。図書館は、いつでも力強 い味方になってくれるはずである。
(法学部助教授)
法学部ではゼミの履修は義務ではないが、そ れでも3年生になると、実りある大学生活を求 めて多くの学生がゼミに所属する。ゼミに入っ て研究発表をすることになれば、何はともあれ 欠かせないのが図書館での調べものである。試 験前の一夜漬けのために図書館に行くだけだっ たという学生も(ちなみに、試験前だけ開館時間 を延長するという現在の制度はこれを助長して しまっていると思うのは私だけではないと思う のだが...)、ゼミ発表となると、いやでも多少本 格的に図書館のお世話にならざるを得ない。何 らかのテーマを取り上げて論ずるにあたっては、
なぜそれを取り上げるのかという問題意識がな ければならないし(それさ
えも、もともと何も読んで いなければ出てきようがな い)、実際に論じる際には、
それについて今まではどの よ う に 論 じ ら れ て き た の か、今後はどのように考え ていくべきかについて、多 くの文献を読んで思索を深 めなければならない。ゼミ
発表一つといえども、何かを論じ主張するには それだけの準備が必要なのであって、ゼミは、そ の後書くことになるレポートや卒業論文、ひい ては社会に出てから求められるさまざまなプレ ゼンテーションに向けての良い訓練の場となる。
しかし、小さい頃からずっと、ただ先生の話を 聞くだけの授業を受けてきた学生たちにとって、
こうした作業は、言うは易しで現実には容易で ない。開架書棚で見つけた本を2、3冊読んだだ けで、そこから適当に引用して「発表」したつも
最初、どのようにして紹介しようかと思った のですが、私個人の体験をもとに紹介するのが よいと考えました。まず、「ゼミと図書館のかか わり方」の以前に、私自身がゼミにはいるまでど のように図書館を利用していたかについて話そ うと思います。
実際のところ、私はあまり図書館を利用して いませんでした。活字が本当に嫌いなので、レ ポートを書く以外はとく
に本を読むことがありま せんでした。だから、恥 ずかしながら、私と図書 館 と は あ ま り 接 点 が な く、私のなかの図書館の イメージは、本がたくさ んあって、静かで、堅苦 しいといったように、決
してよいものではありませんでした。しかし、こ んな私が今では週に何回かは図書館を利用する ようになっています。そのきっかけは、やはりゼ ミにはいったことでしょう。
なかでももっとも大きかったのは他大学のゼ ミと一緒に行った合同ゼミ(研究発表大会)でし た。各ゼミが一体となってひとつのテーマを決 め、研究プロジェクトを進めていくというもの です。その際、当然ですが、研究にあたってたく さんの情報(文献)が必要となりました。そのた め、最初はやむをえず図書館を利用します。とい うのも、図書館を利用しないで自分で参考文献 を購入しようとすると膨大な費用にもなるし、
購入しようとしている本が本当に必要かどうか 判断するのも難しいからです。
こうして図書館を利用しているうちに、図書
館が本当に私たちにとって便利なものだと3年 生になってようやく気づきました。たとえば、青 山キャンパスの図書館に行き、自分の調べたい キーワードをパソコンに入力すれば、それにか かわる本を簡単に探すことができるし、本だけ でなく過去の雑誌や経営論集などたくさんの資 料が存在していることに気づきます。まさに図 書館とは 情報の宝庫 だと思いました。
こんな私が言うのは変 かもしれませんが、図書 館を利用することは、私 たち自身の知識を増やす ためにも大切だと思いま す。その上、図書館にはグ ループ閲覧室もあり、そ こでは集中して勉強や研 究に取り組むことができ ます。また、合同ゼミの研究プロジェクトの際、
図書館で作業をしていると、必要なときに必要 な資料を利用することができるので、とても効 率的だったと思います。
4年生になるとほとんどの学生はゼミで卒業 論文に取り組むことになるだろうと思います。
その時も、図書館をうまく利用すると、効率的に たくさんの情報を処理することができ、よりよ い卒業論文の研究ができると思います。
このように、私自身の体験をもとにして「ゼミ と図書館のかかわり方」を考えてみるとゼミと 図書館はある意味、切っても切れない関係であ り、うまく図書館を利用していけばゼミでの研 究や勉強はよりよいものになっていくのではな いかと思うのです。
(経営学部4年 山下ゼミ)
経 営 学 部
ゼミと図書館のかかわり方
太田 雅也
OTA Masaya
国際政治経済学部
所蔵雑誌・図書のさらなる充実を
中原 絵美
NAKAHARA Emi
3年次、 ゼミが始まった時に私たちがまず 行ったのが図書館です。P h o s p h o r e と P a r i s Match というフランスの雑誌から、それぞれが 興味を持った記事を探すのが目的でした。図書 館には日本の雑誌や海外の雑誌がファッション 誌から専門誌まで取り揃えられており、予想以 上の充実ぶりに私は驚きました。ゼミで使って いたような海外(特に英語圏以外)の雑誌は、一 般の書店では扱いも少なく、値段も現地で買う 2倍以上することが多いので、図書館に置いて おいて頂けるととても助
かります。
3年次の後半は、2001 年9月11日に起きた米同 時多発テロについて、新 聞の報道比較を行いまし た。比較対象にしていた の は 、 日 本 の 全 国 紙 で は、朝日・読売・毎日・
産経の全国紙4紙、アメリカのW a s h i n g t o n Post、イギリスの The Times、そしてフランス のLe Monde です。それぞれが担当する新聞を 決め、図書館で事件後数日間に発行された新聞 の関連記事を調べました。日本の新聞はそれぞ れが購読しているものもあり、図書館に新聞が なかったとしても資料を手に入れることはでき たかもしれませんが、海外の新聞については図 書館が頼りでした。
海外の雑誌や新聞を中心資料としていた3年 次のゼミに、図書館は欠かせない存在でした。し かし、4年になり卒業論文を書き始めると、図書 館は少し頼りない存在になりました。学生の多 くがまず最初に論文の資料を探しに行く場所は
図書館だと思います。しかし、実際に探してみた 後に、「必要な本が見つからない」という感想を 持つ学生が少なくないようです。学内には様々 な勉強をしている学生がいるので、すべての ニーズに応えるのは難しいかもしれません。し かし、全体的に新しい本が少ない、という印象は 拭えませんでした。購入希望というシステムも ありますが、実際に卒業論文の資料を探す段に なってからだと、今から希望を出しても間に合 わないだろうな、と思って諦めてしまうことが 多いのが実情だと思い ます。学生が普段から 購入希望図書などでア ピールしていけばニー ズが伝わりやすかった のかもしれない、と今 になって思います。
また、本の貸出し期 間が2ヶ月から1ヶ月 に短くなったのも困りました。なるべく多くの 人に本が回るようにするための措置だったのか も知れませんが、ゼミや論文の資料として使う 場合は、せめて2ヶ月は必要かと思います。欲し い資料が学生には貸出し不可だったり、学生が 入れないところにあった、という体験をした学 生もいるようです。学生に提供する資料の範囲 をもう少し広げて欲しいです。
図書館と学生や先生方のコミュニケーション をもっと密にした上で、これまで通り新聞・雑誌 の充実は保ち、新しい図書の拡充を図っていた だくと、ゼミ生にとって図書館の利用価値がさ らに上がるのではないでしょうか。
(2003年国際政治経済学部卒 支倉ゼミ)
大学院国際マネジメント研究科
情報収集空間としての図書館
懸田ゼミ生
私は大学を卒業して8年。大学時代を含め、
社会人大学院に入るまで図書館との関わりは全 くなく、図書館を積極的に利用した時期は昨年 度1年だけです。その私が本報に執筆するのは お恥ずかしい限りですが、ここでは私の利用経 験の際、感じたことを少し述べさせていただき ます。
私の所属研究科修了要件のうち、私は「課題 研究」作成という個別研究を選びました。昨年 度(1年次)は指導教授ご指導のもと、研究テー マ選びに四苦八苦し、その情報収集に図書館を 利用させていただきました。研究テーマ選びに 時間がかかり、苦労した理由は、①入学前に考 えていたテーマを調べていくうちに経済・経営 学的視角だけでは限界を感じてしまい、社会学 的アプローチに興味をもち寄り道したこと、② 興味のあることを全て一つの研究に入れようと したこと、③時事ネタにこだわってしまい、そ のニュースに新鮮さがなくなると、違う新しい ニュースにとびついたこと、がありました。特 に②・③については当初から指導教授のご指摘 があったのですが、実感できず遠回りをしてし まいました。今となっては教授のお言葉が身に しみています。
テーマ選びに悩んでいるとき、参考資料を調 べる方法は、まずオンラインデータベースでの 論文・雑誌記事検索と新聞検索システムを利用 し最新情報を集めることでした。新聞記事検索 は原文がでるのでオンライン上作業で可能でし たが、論文・雑誌記事検索は、見出しデータな ので、それを元に図書館1階・地下で論文・記 事を探し、本文を手に入れる作業を行なってい ました。特に地下は情報の宝庫で、他大学発行
論文集など揃い大いに活用させていただきまし た。このような最新情報から紐解いていき(参 考文献などからその分野での権威やオピニオン リーダー的文献を探しあて)、2階、3階の本に あたるという順序が多かったです。当時全くの 予備知識がなかった社会学関連文献は理想の文 献に辿りつくのに時間はかかりましたが、専門 分野についてはこの方法は客観的・効果的かと 思っています。もちろん専門分野の教授からの ヒアリング情報との併用がより効果的でしょう。
その他、OPACで直接検索キーワードにより、
すぐに理想文献に辿りつくことができたり、本 学修士論文・博士論文の参考文献なども活用し ました。
以上のことは、図書館をよく利用されている 方には、当たり前の方法かと存じますが、昨年 度1年で私は「情報収集空間としての図書館」
を、やっと実感できました。私は、大学時代に こそ情報収集手段としての図書館活用を実感で きていたらと反省しています。
今年度に入って図書館はご無沙汰しています が、足を運ぶ機会を増やすように努力したいと 思っています。図書館に行かなくなったことと 連動して、執筆中の課題研究の筆も進んでいな いので。 (国際マネジメント修士課程2年)
啓蒙の世紀の壮大な記念碑
植田 祐次
UEDA Yuji
「ディドロと広津和郎」と、つぶやく友人が いた。その連想は突飛ではあるが、あながち根拠 のない比較でもない。権力者による弾圧、御用文 筆家の誹謗(ひぼう)、仲間の脱落や裏切りに遭 い、『百科全書』刊行事業の放棄をいくども迫ら れながら、そのつどディドロは編集責任者として 忍耐と持久力を失わず危機を乗り越えた。その生 き方には、たしかに広津和郎の散文精神を彷彿
(ほうふつ)させるものがある。ファッシズムに 自由を奪われた日本国民が呼吸困難に陥りつつ あった日支事変の時代に、広津
和郎が散文精神を説いたことは よく知られている。それは、「ど んなことがあってもめげずに、
忍耐強く、執念深く、みだりに 悲観もせず、生き通していく精 神、一口にいえば善悪ともに結 論を急がずにひた押しに押して
行く現実探求の精神」である。冷静な狂気とでも 形容したくなるディドロの資質から散文精神を連 想するのも、『百科全書』刊行という大事業と ディドロの存在とが切っても切れない関係にある からにほかならない。
1745年、フランスの出版業者ル・ブルトンの もとに、イギリスのチェインバーズの『百科事 典』翻訳の企画が持ち込まれる。18世紀には、科 学と技術の総合的事典への待望が急速に高まって いた。ル・ブルトンはディドロ(1713 − 84)と ダランベール(1717 −83)に編集を依頼した。当 初、翻訳であった企画は、50年の『趣意書』の段 階では本文8巻、図版2巻の独自の壮大な企画に
変わり、51年に第1巻が刊行された後も構想が さらにふくらみ、最終的には本文17巻、図版11 巻からなる驚異的な事典となって、72年に完結 した。「22年間にわたって順次に刊行された28巻 のフォリオ版(それに補遺と索引を加えれば35 巻)、名前の判明している二百人以上の筆者たち、
この上なく多様な題目に関する数万に及ぶ項目、
四千人の予約購読者とそれをはるかに上まわる読 者(・・・・)――このようなディドロとダランベー ルの『百科全書』は、啓蒙の世紀が私たちに残し たこの上もなく壮大な記念碑で ある」(ジャック・プルースト
『百科全書』、平岡昇、市川慎一 訳)。
予約を募るディドロの「趣意 書」と第1巻に収められたダラ ンベールの「序論」(1751)には、
この事業の理念が明確に説明さ れている。一つは百科全書として知識の秩序と連 関を示すこと、もう一つは合理的事典として諸科 学と技術の一般的原理と具体的内容を記述するこ とである。注目すべきことに、その理念を実現す るために、限られた少数の個人に依拠するのでは なく、当時の啓蒙思想を担う代表的な人物の大半 が動員されている。しかも、協力の仕方は執筆、
寄稿、特別寄稿、資料提供などさまざまな段階が あり、たとえば、ヴォルテールは歴史と文学に関 して特別寄稿し、ケネーは経済学に関して、また グリムは文学、コンドルセは数学、マルモンテル は文学、美術、哲学、チュルゴーは法学、経済学 に関して寄稿し、『キリスト教暴露』『自然の体
フランス啓蒙期最重要資料 ―18世紀百科全書
系』の著者ドルバックは鉱物学、化学、物理学、
博物学、宗教(史)、政治について執筆し、モン テスキューは芸術について特別寄稿し、ルソーは ある時期まで音楽、経済について執筆していると いう具合である。したがって、20年余りにわたる
『百科全書』の刊行は、文字通り体系的批判的な 啓蒙哲学の思想運動の様相を呈していたと言え る。
そればかりではない。『百科全書』刊行には、ど ことなくフランス版忠臣蔵のような側面すらうか がえるのである。『百科全書』の刊行は再三再四、
王権の干渉と弾圧によって中断を余儀なくされ、
反動派の攻撃を受けるが、国王の愛妾ポンパ ドゥール夫人はたえず百科全書派をかばいつづけ た。中でも出版監督官マルゼルブは啓蒙思想に共 感していたために、検閲し取り締まる当局の立場 にありながら、『百科全書』刊行に手を貸した。言 うならば、彼は天野屋利兵衛のような存在だった のである。その上、理論的思想(哲学)と実用的 活動(工芸)との希有な合流である『百科全書』
刊行の歴史は、その背景に判別しがたい無数の匿 名の人々の協力を前提としている。してみると、
『百科全書』の刊行事業には実にさまざまなレベ ルの人々がいく層もの協力の度合いの輪を作って 支えていたことになる。
ディドロは項目「百科全書」の中で、柔軟な人 間関係つまり自由で開かれた集まりの性質につい て述べている。「各人がばらばらでありながらそ れぞれ自分の部門を引き受け、ただ人類への一般 的関心と相互的好意の感情によってのみ結ばれる 文学者・工芸家の集まり」。この文章には『百科 全書』の成功の秘密を解き明かす鍵がある。
『百科全書』は「参照」renvoi の方式を採用し ている。たとえば、項目「四旬節」を見ると、こ の制度の歴史と変遷が客観的かつ無邪気に説明さ れる。しかし、説明の終わりの参照記号に従って 項目「諸科学における批判」を読むと、聖史と世 俗史が理性のふるいにかけられ、伝統の権威がく つがえされ、嘲笑される。このようにして、『百 科全書』は ABC 順の配列になっていながら、参
照方式を有効に駆使することによって、批判的で ありまた体系的でありえたばかりか、当局の検閲 の目をくらますこともできたのである。
さらに興味深いことに、参照記号で指示された 諸項目や、時には同じ項目の中で賛否両論が見出 される。二百名の執筆者は、出身階層において も、能力や見解においてもまちまちだった。とり わけ社会や国家をめぐる百科全書派(アンシクロ ペディスト)内部の意見の相違ははなはだしかっ た。しかし、ディドロをはじめ編集者たちは執筆 者たちの自由を細心なまでに尊重し、意見の多様 性を奨励すらしているのである。同じ項目の中で 賛否両論が述べられ、重要な主題について多様な 見解が表明される。読者は、どれがもっとも蓋然 的な意見でありうるかを自らの理性の光にもとづ いて選ばなければならない。
今回、フランス啓蒙期最重要資料として本学図 書 館 に 所 蔵 さ れ た 図 書 は 、『百 科 全 書』
(Encyclopédie ou Dictionnaire raisonné des sciences, des arts et des métiers)の極めて良好な状態にあ る初版本の完全な1セットと、同時代の「百科全 書新聞」(Journal Encyclopédique)である。前者 は従来、本学に所蔵されてきた不完全な版を補う ものであり、後者は同時代のきわめて貴重な資料 価値をもつ文献、すなわちグリムの「文芸通信」
とともに『百科全書』をつねに擁護したことで知 られるピエール・ルソーの新聞である。
(文学部教授)
青山貴重図書庫内 『百科全書』
本館における選書を、Q & A 形式で分かりやすくご紹介します。
法政大学図書館
3月下旬に法政大学市ケ谷図書館を訪問しま した。私は、いつも飯田橋駅を利用しています。
法政大学に行く途中の右手は、お堀を囲む桜並 木になっており、その日は桜の花びらがひらひ らと宙を舞っていました。春の訪れを感じさせ る美しい光景を目にすることができました。
飯田橋駅から歩くこと 5 分ほどで、大学に到 着。目印は、前方に高くそびえるボアソナードタ ワーです。大変目を惹く個性的な建物です。1873 年に明治政府に招かれて来日し、日本最初の近 代法の制定に携わり、法政大学の発展にも寄与 したフランスの法学者、ボアソナード博士を記 念して建てられそうです。図書館は、正門を入っ て左手奥の80年館内にあります。階段を上り、
右手がカウンターとなっており、初回利用者は、
そこで入館手続きをとることになっています。
図書館の職員の方々は、どの方も例外なくご親 切で、他校からの利用者も安心して施設を利用 できます。
まず、図書館の概要を述べたいと思います。地 下1階は、閉架フロアとなっており、入館手続き を行うカウンターがあります。一般図書、個人文 庫などが約77万冊、雑誌が約3,400誌あります。
また、参考図書コーナーや CD-ROM、オンライ ンデータベースの使用もこの階でできるように なっています。次に、1階は開架フロアとなって
おり、学習図書、一般教養図書、参考図書、新聞、
雑誌など約12万冊の蔵書があります。2 階は、
閲覧フロアとなっており、大閲覧室、共同読書 室、パソコンコーナー、軽読書室があります。地 下2階から4階の書庫には、三木清、正岡子規や 和辻哲郎等の個人文庫もあるそうです。
私が利用するのは、専ら閉架書庫の図書なの で、次に閉架書庫の利用法とそこで見付けた資 料について中心に書いてみようと思います。閉 架 書 庫 へ の 学 生 の 立 ち 入 り は で き な い の で 、 OPAC でめぼしい資料の資料 ID、請求記号を所 定の請求用紙に記入し、閉架カウンターに提出 すると、職員の方が取ってきてくださるという システムになっています。本学図書館にない魅 力的な蔵書が多数揃っているので、閉架書庫へ の立ち入りを許可していただき、実際に自分の 目で資料を検索できると大変ありがたいのです が(やはり OPAC 検索だけでは限界があるよう に思えます)致し方ないのでしょうか。
メアリー・ロビンソンのA Letter to the Women of England on the Injustice of Mental Subordination
(1 7 9 9 )を発見した時は特に嬉しかったです。
ロビンソンは、男性詩人が中心を占めていたロマ ン派における女流詩人でありながら、メアリー・
ウォルストンクラフトと肩を並べるようなフェミ ニズムの文献も残していることがわかりました。
今後は、修士論文作成を視野に入れたマイク ロフィルム資料の利用も積極的に行っていきた いと思っています。
最後に、法政大学図書館の特徴の一つとして、
日曜・祝日開館の多さを挙げて結びとしたく思い ます。本年4月から7月までを例に取ると、日 曜・祝日で閉館しているのは、4日間のみです。
日曜・祝日の図書館利用をされたい方は法政大学 図書館をお勧めします。
(文学研究科英米文学専攻博士前期課程2年)
廣田 美玲
HIROTA Mirei
万代記念図書館(厚木分館)と理工学部分館が 統合し、相模原の地で再び万代記念図書館(相模 原分館)として生まれ変わりました。
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相模原キャンパスでは、文科系 1・2 年生と理 工系 1 〜 4 年生・大学院生を擁する文理融合型 キャンパスとして、約1万人がこの地で学生生 活をおくっています。キャンパスのほぼ中央B 棟には、図書館をはじめとして、メディアライブ ラリー(外国語ラボラトリー)・情報教育支援
(情報科学研究センター)の各機能を結集させ、
メディアセンターとしてオープンいたしました。
教育・学習支援サービス部門を集中させること で、あらゆる知的情報をタイムリーに提供する、
いわば情報発信基地のような役割を果たすセン ター化構想の実現がスタートしたのです。私た ち図書館スタッフはその一角を担うために日々 努力しています。
万代記念図書館は 1 階〜 3 階に開架図書約 10 万冊が配架されており、自由に手に取って閲覧 できます。地下書庫にはAutoLib(自動書庫)が 設置され、閉架図書約 25 万冊を収納、OPAC検 索からリクエストすることにより各指定フロア での閲覧が可能です。図書館は1階入館ゲートを 通過しますと中央に 3 階まで吹き抜けになった 空間が広がり、閲覧席を(1,000 席)ゆったりと した配置にするなど、落ち着いた雰囲気の中で 読書や学習ができようになっています。また、全 フロアの一部の閲覧机には情報コンセントが装
備され、持参したノートパソコを接続すること によりインターネット等の利用が可能です。
2階にはより静寂なエリアを希望する利用者の ために「読書エリア」が設けられています。また、
同じフロアには「共同学習室」がありグループで の学習・研究活動に利用できます。
3 階には「グループ学習室」3 室(12 人用 1 室・
8 人用 2 室)が用意され、3 人以上のグループで の館内資料を利用した学習・研究活動ができま す(要予約)。また、読書や学習に一息入れてい ただくためのドリンクコーナー(飲み物を閲覧 席には持ち込むことはできません)が設置され、
リフレッシュすることができます。
その他、車椅子使用者に対する設備も整えま した。1 階または 3 階ゲートから入館し、館内各 階への移動に図書館内エレべーターを利用する ことができます。各階には車椅子用トイレを設 置、書架の間隔も車椅子の通れる幅に配慮する などバリアフリー対策を備えた図書館となって います。
1 階には視覚障害者用ブース 2 室があり、さら に視覚障害以外の利用者に対しても、ブースの 有効利用ができないか検討しています。
近年、図書館のサービス形態が変わりつつあ ります。それは電子化導入です。現在では従来か ら図書館が担ってきた印刷物形態資料でのサー ビスが主体ですが、電子化資料への対応等を視 野に入れながら、未来型図書館を目指していき たいと思いますので、大いにご期待ください。
(万代記念図書館図書グループ)
青山学院大学図書館報 AGULI 第62号 2003年7月1日発行 表紙・絵/坂井 高史(文学部日本文学科’02卒)
編 集 青山学院大学図書館報編集委員会・大学図書館広報担当 TEL.03-3499-1402 FAX.03-3407-4472 発 行 青山学院大学図書館 〒 150-8366 東京都渋谷区渋谷 4-4-25 http://www.agulin.aoyama.ac.jp/
青山学院スクール・モットー 地の塩、世の光 The Salt of the Earth, The Light of the World 1 2 3 4 5
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※自習室開放のお知らせは図書館掲示板をご覧ください
本 館
万代記念図書館
● 試験期貸出 7/7〜7/24 冊数:通常通り
貸出期間:1週間(学部生・短大生)
延長期間:1週間(全利用者)
● 夏期特別貸出 7/25〜9/19 冊数:10冊/返却期限:10/3(金)
平常開館 開館時間 開館時間 休日開館 休 館 日
月〜金 9:00 〜 20:00 土 9:00 〜 16:00 月〜金 9:00 〜 16:00 土 13:00 〜 19:00 月〜金 9:00 〜 17:00 土 9:00 〜 13:00 12:00〜17:00
平常開館
開館時間 休日開館 休 館 日
● 試験期貸出 7/7〜7/24 冊数:通常通り
貸出期間:1週間(学部生・短大生)
延長期間:1週間(全利用者)
● 夏期特別貸出 7/25〜9/19 冊数:10冊/返却期限:10/3(金)
月・水・木 9:00 〜21:30
火・金 9:00 〜21:40 土 9:00 〜21:00 月〜金 9:00 〜19:00 土 13:00 〜19:00 10:00〜17:00
万代記念図書館長(相模原分館長)人事のお知らせ
相模原キャンパス開学に伴い万代記念図書館が4月7日に開館し、 三嶋輝夫文学部教授が2003年 4月1日付で、 分館長に就任。 (任期:2003年4月1日〜2005年3月31日)