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に身近な谷津干潟をきれいにした森田三郎を答えのひとつとして挙げている子もいた こうしたことから 子どもたちにとって人に注目して学習を進めていくことは この千葉県という地域を知る上でも必要であると考える メディアに取り上げられているから自慢できるという認識から 一人の人物をよく知る上で 子どもたちが地

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Academic year: 2021

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第4学年社会科学習指導案

1 単元名 千葉県の発展に尽くした魁の人 ~金谷総蔵・安井理民~

2 単元について

(1)子どもの実態 子どもたちは昔のものに関する学習として、3 年生で「かわってきた人々のくらし」 について学んだ。その中では主に道具の移り変わりについて学習した。また「わたし たちのくらしとはたらく人々」や4年生の「くらしを守る」「住みよいくらしをささえ る」といったこれまでの学習では、働いている人の努力や苦労についての学習を進め ていった。しかし子どもたちには本単元で扱うような、郷土を築いた人物の業績や生 き方について学習するといった経験はない。 そこで千葉県の発展に尽くした人についてどのくらい知っているのか、アンケート を以下のように実施した。 質問1から子どもたちは、千葉県には自慢できる人がいないと考えている傾向がある ことがわかる。自慢できる人がいると答えている子についても名前を挙げることができ る子は少なく、わからないと答えていた。これは子どもたちが一人の人物に注目して、 何かを考えるといった経験が少ないことの表れであると考えられる。 質問2のように自慢できる人について具体的に名前を問う質問では、1番多かったの は伊藤音次郎であった。この伊藤音次郎に続いては野田総理大臣をはじめとするメディ アに登場している人の名前を挙げていた。ここから子どもたちは、テレビに出ている人 やそこで活躍している人を自慢できる人と捉えていることがわかる。また3 年生のとき 1 千葉県には、じまんできる人物がいますか。 2 それはだれですか。(複数回答可) 21人 12人 8人 7人 6人 4人 10人 0 5 10 15 20 25

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2 に身近な谷津干潟をきれいにした森田三郎を答えのひとつとして挙げている子もいた。 こうしたことから、子どもたちにとって人に注目して学習を進めていくことは、この 千葉県という地域を知る上でも必要であると考える。メディアに取り上げられているか ら自慢できるという認識から、一人の人物をよく知る上で、子どもたちが地域の人を誇 りに思うことができるようにしたい。 質問3では、千葉県の偉人について知っているかどうかを問うた。すると、子どもた ちの約4割は伊藤音次郎の名前を知っていた。これは副読本を通して子どもたちが習志 野で民間飛行をはじめて行った伊藤音次郎の名前を目にする機会があったからだと考え られる。その反面、今回扱う金谷総蔵や安井理民は「落花生」や「総武線」といった子 どもたちの身近なものに関わっているのだが、認知度は低いことがわかる。 質問4の回答をみると圧倒的に落花生が多いことから、子どもたちは千葉県といえば 落花生と考えていることがわかる。これはお土産コーナーには落花生を使用したものが 多くあるなど、落花生を目にする機会が多いからだと思われる。 本単元では子どもたちにとって、興味関心のある落花生から導入することで、子ども たちの意欲を高め、落花生栽培を千葉県に広めた金谷総蔵について考えさせる。次に、 子どもたちにとって身近な津田沼駅が総武線の沿線であることから、総武線を開通させ た安井理民についても考えさせていく。その関連として総武線は落花生が広がる一助と なったことにも触れていきたい。 2人の先人の働きや苦心を知ることで、子どもたちが新しい視点で郷土を捉え、千葉 県に対する誇りや愛情をもつことができるようにしたい。また、先人の業績を学ぶこと で、人としての生き方を考え、子どもたちのこれからの生活にいかすことができるよう にしたい。 4 千葉県で有名な食べ物と言えばなんですか。(複数回答可) 3 知っている人物に○をつけましょう。(複数回答可)

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3 ( 2 ) 単 元 の ね ら い ① 本 単 元 と 学 習 指 導 要 領 の 関 係 に つ い て 本 単 元 は , 学 習 指 導 要 領 目 標 ( 2 ) 「 地 域 の 地 理 的 環 境 、 人 々 の 生 活 の 変 化 や 地 域 の 発 展 に 尽 く し た 先 人 の 働 き に つ い て 理 解 で き る よ う に し 、 地 域 社 会 に 対 す る 誇 り と 愛 情 を 育 て る よ う に す る 」に 関 連 し た 内 容( 5 )「 地 域 の 人 々 の 生 活 に つ い て , 次 の こ と を 見 学 , 調 査 し た り 年 表 に ま と め た り し て 調 べ , 人 々 の 生 活 の 変 化 や 人 々 の 願 い , 地 域 の 人 々 の 生 活 の 向 上 に 尽 く し た 先 人 の 働 き や 苦 心 を 考 え る よ う に す る 。 」 の ウ 「 地 域 の 発 展 に 尽 く し た 先 人 の 具 体 的 事 例 」 に 基 づ き 設 定 し た 。 そ の う ち 、 落 花 生 を 広 め た 金 谷 総 蔵 を 、 産 業 の 発 展 に 尽 く し た 先 人 と し て 扱 う 。 ま た 、 千 葉 県 に 鉄 道 を 敷 設 し た 安 井 理 民 を 、 開 発 に 尽 く し た 先 人 と し て 扱 う 。 落 花 生 は 子 ど も 達 に と っ て も 千 葉 県 を 代 表 す る 作 物 で あ る 。 ま た 、 鉄 道 に 関 し て は 、 総 武 線 の 津 田 沼 駅 が 学 区 に あ り 、 習 志 野 市 の 発 展 に 関 係 し て い る 。 両 方 と も 子 ど も に と っ て 身 近 な も の か ら 学 習 を 進 め て い く 事 が で き る と 考 え た 。 さ ら に 、 千 葉 県 の 落 花 生 産 業 は 、 鉄 道 敷 設 が な け れ ば 、 今 の 発 展 を 見 る 事 が で き な か っ た と 考 え 、 こ の 二 人 を 扱 う 事 と し た 。 単 元 は 以 下 の よ う に 設 定 し た 。 ② 単元の目標 (関心・意欲・態度) ・金谷総蔵という人物の生き方に興味をもち、その業績や落花生普及のための努力について進 んで調べようとする。 ・安井理民という人物の生き方に興味をもち、その業績や鉄道敷設のための努力について進ん で調べようとする。 ・千葉県の発展に関わる先人の働きを知り、千葉県に対する愛情をもとうとする。 (思考・判断・表現) ・落花生を地域に広めた金谷総蔵の苦心や働きについて考えることができる。 ・千葉県に鉄道を敷設した安井理民の苦心や働きについて考えることができる。 ・地域の発展に尽くした先人の業績があって、現在の千葉県の発展があると考えることができ る。 (観察・資料活用の技能) ・問題を解決するために、読み物資料に線を引いたり、年表から読み取ったりしたことを、ノ ートにまとめることができる。 (知識・理解) ・金谷総蔵の苦労や地域のために落花生を広めたことを理解することができる。 ・安井理民が総武鉄道を建設した際の努力や苦労を理解することができる。 <1次> 落花生を広めた金谷総蔵 広めた 方法 努力や 苦労 人 物 へ の 思い <2次> 鉄道建設に尽くした安井理民 建 設 の 方法 努力や 苦労 人 物 へ の 思い <3次> 二 人 の 業 績 に つ い て の 話し合い 郷土に対する愛情

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3 研究主題との関わり

(1)「おもしろく」と「力がつく」の関係について 【問題発見力】 ・八街産の落花生を見たり食べたりすることによって、落花生について興味をもてるように する。 (教材) ・千葉県の落花生が日本一の生産量であると示す資料を読み取ることで、なぜ落花生作りが 千葉県に広まったのか、問題をもてるようにする。 (教材) ・落花生作りに反対していた農民について知らせることで、金谷総蔵がどのように落花生を 広めていったのか、問題をもてるようにする。 (教材) ・身近な総武鉄道の昔の写真を見たり千葉県に鉄道がなかったことがわかる資料を読み取っ たりすることで、総武鉄道の歴史に関心をもち、問題をもてるようにする。 (教材) ・鉄道の開通に反対していた人々について知らせることで、安井理民がどのようにして鉄道 を開通させたのか、問題をもてるようにする。 (教材) 【追究力】 ・学習問題にあった金谷総蔵や安井理民の業績がわかる自作の資料を用意することで、落花 生や総武鉄道の発展に尽力した先人の働きや苦心について調べられるようにする。(方法) 【表現力】 ・先人の業績をたたえた石碑を書く活動を通して、先人の働きや苦心について調べていく中 で感じたことや考えたことを表現できるようにする。 (方法) ・二人の先人の働きについて、それぞれの立場に立って話し合うことで、それまでの学習を 根拠に自分の考えを表現できるようにする。 【社会的判断力】 ・先人の子孫の方の話から、先人が強い信念をもって情熱を傾け、人々のよりよい生活を求 めて努力したことについて考えることができる。 (教材) ・二人の先人の働きについて、それぞれの立場に立って話し合うことで、先人の働きや苦心 について自分なりの価値を見出すことができる。 (協同) (2)言語活動の場の工夫について ○先人の業績をたたえた石碑を書く場面を設定する。それまでの調べ学習から、人物に対し て感じたこと、考えたことをその都度自分の言葉でまとめて表現させる。 →友だちと交流することで、先人に対するその子なりの思いがより深まるようにしたい。 ○学習の終末で、金谷総蔵と安井理民のどちらを手伝いたいか話し合わせる。それぞれの立 場に立って、学習してきたことを根拠に考えを発表させる。 →意見を交流する中で、先人の業績に対して考えを深めさせていく。そして、千葉県に対 する誇りと愛情につながるようにしていきたい。

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5 本時の指導(2/16)

(1)目標 ・金谷総蔵がどのように落花生作りを広めたのかについて関心をもつことができる。 (関心・意欲・態度) ・金谷総蔵の資料を読み取ることで、落花生作りをどのように広めていったのか予想 することができる。 (思考・判断・表現) (2)「おもしろく」と「力がつく」の関係について 金谷総蔵の年表を大事な場面で少しずつ区切りながら提示し、金谷総蔵の働きに興味をも たせる。また、落花生作りが始め反対にあっていたことを知らせることで、どのように落花 生を広めていったのか、関心をもって問題をもてるようにする。 (3)展開 時配 発問と資料 主な学習活動 評価※と支援○ 10 5 10 7 10 3 1.写真や資料を見て、金谷総蔵がどのような人 物だったのか話し合う。 ・ずいぶん昔の写真だね。 ・白い洋服を着ていて、立派な人に見える。 ・町長さんみたいなえらい人だった。 ・47才で亡くなっている。 2.落花生作りに反対に合ったことを知り、感想 を話し合う。 ・始めは、落花生は嫌われていたんだね。 ○どうやって作ってもらえるようになったの だろう。 3.落花生が広まっていったことのわかる資料を 読み取り、話し合う。 ・明治の始めはほとんど作られていなかった。 ・旭市というところで広まっていったんだね。 ○どうして急に広まっていったのかな。 ○興味をもって資料 を読み取ることがで きるように、提示の 仕方を工夫する。 ※金谷総蔵がように 落花生作りを広めた のかについて関心を もっているか。 ○落花生作りが広ま っていったグラフを 用意し、学習問題を 立てやすくさせる。 資料4 金谷総蔵の 写真 資料5 金谷総蔵の 年表 資料6 落花生作り に反対する 農民の言葉 資料7 落花生の作 付けのグラ フ 人々が反対したのに, 金谷さんはどうやって落花生を広めたのだろう。 ・予想を書こう 。 ・話し合おう。 4.予想をノートに書く。 5.予想を話し合う。 ○一軒一軒お願いしたと思う。 ○県や市から協力してもらったんじゃない。 ○まず、自分が育てて見せたと思うよ。 ○作り方を教えたんじゃないかな。 ○落花生を食べてもらったと思う。 6.調べる方法を確認し、次時のめあてをもつ。 ○発表が苦手な子へ は、自分がどの予想 に近いか考えさせ付 け足しさせる。 ※金谷総蔵の資料を 読み取ることで、落 花生作りをどのよう に広めていったのか 予想しているか。

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5.本時の指導(6/16)

(1) 目標 落花生を地域に広めた金谷総蔵の苦心や働きについて考えることができる。 (思考・判断・表現) (2) 「おもしろく」と「力がつく」の関係の工夫について 金谷総蔵が落花生を地域に広めようとした理由を考える際の助けとして、子孫の方から話 を聞くことで、現在とのつながりを感じさせる。それによって、より金谷総蔵の努力のわけ を深く考えることができるようにする。 (3) 展開 時配 主な発問と資料 主な学習活動 評価※と支援○ 15 5 15 10 ・調べた事を発 表 し ま し ょ う。 ・ここまでの感 想を発表しま しょう。 ・まとめましょ う ・発表しましょ う。 1.調べたことを発表する。 ・土が悪くて、農作物があまり育たず貧しか った村を落花生で豊かにしようとしたから です。 ・落花生は土が悪くても育つからです。 ・しかも落花生は高く売れるからです。 ○落花生高くが売れるからそれで村を豊かに しようと思ったのかもしれないよ。 2.金谷総蔵の苦心や働きについて考える。 ○苦しかった農民を救おうと、財産をほとん ど使ってしまうなんてとても偉いと思いま した。 ○でも、家族に反対されたりしたと思う。つ らい思いもしたのだと思うよ。 3.子孫の方の話を聞き、苦心や働きについ て深く考える。 ○今も、子孫の方は尊敬しているのだね。生 きていた時も家族からも尊敬されていたの だろうな。 ○金谷総蔵は人のためを思って行動をするこ とができる人だったのだね。立派だと思う。 4.まとめる。 ○ 落 花 生 は 砂 地 で も 育 て る こ と が で き ることや、高く売れ た こ と を 理 解 さ せ ることで、村を豊か に し よ う と し た 金 谷 総 蔵 の 気 持 ち を 考 え ら れ る よ う に する。 ○ 児 童 が 金 谷 総 蔵 に 対 し て 尊 敬 の 念 が 抱 け る よ う な 内 容 を 話 し て も ら う た めに、事前に打ち合 わせを行う。 ※ 落 花 生 を 地 域 に 広 め た 金 谷 総 蔵 の 苦 心 や 働 き に つ い て 考えるているか。 資料9 当時の落花生 の値段 金谷総蔵は貧しい農民の生活を少しでも豊 かにするために落花生を広めたのだと思い ます。村のためを思って財産を使い果たすな んて、責任感があって、とても立派だなと思 いました。 資料10 コミュニティ ーゲスト金谷 総蔵さんの子 孫の話 なぜ金谷総蔵は自分の財産をなくしてでも、落 花生をひろめたかったのだろうか。

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5 本時の指導(15/16)

(1)目標 ・安井理民の石碑や子孫の話を通して、安井理民の苦心や働きについての考えを深めることが できる。 (思考・判断・表現) (2)言語活動の場の工夫について 本時はこれまで学習してきた安井理民の苦心や働きについて、考えを深める場である。自 分の考える石碑の言葉について既習をいかしてまとめさせることにより、子どもたちが安井 理民という人物について様々な視点から捉えられるようにしたい。 (3)展開 時配 発問と資料 主な学習活動 評価※支援○ 5 20 10 10 ・石碑の言葉を 書こう。 1.安井理民の石碑をみて気づいたことを発表 する。 ・成東町にあるんだ。 ・駅前にあるよ。 ○どんなことが書いてあるのだろう。 ○周りの人々は安井理民のことを大切に思っ たから石碑を作ったのではないかな。 ○金谷総蔵の石碑と同じようなことが書かれ ているのではないかな。 2.自分の考えをまとめ、発表する。 ○ 成東町で生まれ、総武線を開通させた人。 ○千葉の発展のために、力を尽くした人、安 井理民。 ○自分の生活ではなく、周りの人々の生活を 先に考え、私財を投げ打って総武線を作り 上げた人。 ○命を削ってまでも、総武線開通を果たそう とした、千葉県の偉人である。 3.実際の石碑に書いてあることや安井理民の 子孫の話を聞いて、考えを深める。 ・魁の人と書いてあるんだ。 ○安井理民は人のやらないことをやっていて すごいな。 ○安井理民の人のためにという考え方は今で も伝えられていているんだね。 4.授業を通して分かったことをもとに、自分 の考えをノートにまとめ、発表する。 ○根拠をもとに発表 できるようにする。 ○児童が自由な考え をもつ こと ができ るように、石碑の文 言が見 えな いよう に資料を提示する。 ○児童が意欲的に取 り組む こと ができ るように、石碑のよ うな形 のワ ークシ ートを用意する。 ※安井理民の石碑や 子孫の話を通して、 安井理 民に ついて の考え を深 めてい るか。 安井理民の石碑を自分の言葉で書こう。 資料26 実 際 の 石 碑 の文言・雑誌 の見出し 資料25 安 井 理 民 の 石碑の写真 安井理民のような人がいたから、総武線が作られ、千葉県が発展した。今のよう な便利な生活があるのも、自分のことよりみんなのことを考えて行動した安井理 民のおかげである。だから安井理民に感謝したいし、自分も人のために行動でき るようになりたい。 資料27 安 井 理 民 の 子 孫 の 話 の 映像

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5 本時の指導

(16/16) (1)目標 ・千葉県の発展に尽くした二人の働きや苦心について、自分の立場で考え、根拠をもって 表現することができる。 (思考・判断・表現) ・千葉県の発展に尽くした二人の苦心や働きから、地域に対する愛情を持とうとする。 (関心・意欲) (2)言語活動の場の工夫について 本時は、これまで学習してきた二人の働きや苦心についてふり返り、「自分だったらどち らを手伝いたいか。」をテーマに話し合う場である。「自分だったら~」と考え、根拠をも って話す力や、友だちの意見を受けて話す力をつけていきたい。また、先人の働きが今とつ ながっているという認識をもつ中で、地域に対する誇りや愛情の心も芽生えさせたい。 (3)展開 時配 発問と資 料 主な学習活動 評価※と支援 ○ 7 8 5 1 8 1.資料を見てこれまでの学習をふり返る。 ○これまでの学 習を生かして考 えられるように 資料を掲示して おく。 参考資料 金谷総蔵の 石碑の文 ・金谷さんは、自分の財産を使ってでも農民のた めに、落花生を広めた人。 ○村の人たちは感謝していたから石碑を建てたの だと思う。 参考資料 安井理民の 石碑の文 ・安井さんは、時代を見通し、千葉の鉄道建設の ためにあきらめないで努力した人。 ○鉄道が敷かれたから、千葉・習志野市は発展し てきたとも言える。 金谷氏と安井氏、自分が手伝うとしたらどちらを手伝いたいか。 ・考えを書こ う。 ・班で話し合 おう。 ・話し合おう 。 2.自分の考えを書き、黒板にネームプレートをは る。 3.どちらを手伝いたいか、班で話し合う。 4.全体で話し合う。 【金谷総蔵】 ○今も千葉の特産物になっているんだから、金谷 さんを手伝いたい。 ○農家を一軒一軒回って、金谷さんと落花生を広 めたい。 【安井理民】 ○総武線がなかったら、習志野市も発展しなかっ たのだから安井さんを手伝いたい。 ○忙しくて病気にもなったから、安井さんと東京 とかにも一緒に行って、手伝いたい。 ○一人一人の考 えがわかるよう に黒板のレイア ウトを工夫する。 ○少数意見から 発表できるよう に指名する。 ○発表が苦手な 子には、同じ意見 の子の時に指名 する。 ※ 二人の働きや 苦心について、自 分の立場で考え、 根拠をもって表 現しているか。

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13 7 ・感想を書い て発表しよ う。 5.学習のまとめをする。 ○どちらも千葉のためにがんばってくれた人な の で迷ってしまった。 ○友だちの意見を聞いて、自分の中でも考えがい ろいろ変わった。 ○千葉の発展のために尽くしてれた人と、自分と のつながりを考えられた。 ※先人の二人の 苦心や働きから、 地域に対する愛 情を持とうとし ているか。 100年以上前に、金谷さんも安井さんもみんなの生活をよくしよいうと 行動してくれた。ぼくたちの生活は、昔の人の努力とつながっていること がわかった。千葉にこういう人がいてよかったし、感謝したい気持ちにな った。

参照

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