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18d0001 1 【三十三フィナンシャルグループ】長期発行体新規:A/安定的,格上げ・モニター解除:#BBB/ポジティブ→BBB+ 【三重銀行】格下げ・モニター解除:#A/ネガティブ→A/安定的 【第三銀行】格上げ・モニター解除:#BBB+/ポジティブ→A/安定的

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Academic year: 2018

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https://www.jcr.co.jp/

1 8 - D- 0 0 0 1

2 0 1 8年 4 月 2 日

株式会社日本格付研究所(JCR)は、以下のとおり信用格付の結果を公表します。

株式会社三十三フィナンシャルグループ

(証券コード:7322)

【新規】

長期発行体格付 A-

格付の見通し 安定的

【クレジット・モニター解除】【変更】

債券格付(期限付劣後債) #BBB/ポジティブ → BBB+

株式会社三重銀行

(証券コード:-)

【クレジット・モニター解除】【変更】

長期発行体格付 #A/ネガティブ → A-

格付の見通し 安定的

株式会社第三銀行

(証券コード:-)

【クレジット・モニター解除】【変更】

長期発行体格付 #BBB+/ポジティブ → A-

格付の見通し 安定的

■格付事由

(1) 三十三フィナンシャルグループ(33FG)は、三重銀行と第三銀行(傘下 2 子銀行)の経営統合に際し、

本日、設立された持株会社。本店は三重県松阪市、本社は三重県四日市市に置かれている。設立と同時に、

第三 銀行が発行 していた A 種 優先株式に 対して 33FG 発行 の第一種優 先株式が割り 当てられ、 同じく

120%コールオプション条項付第 1 回無担保転換社債型新株予約権付社債(劣後特約付)は 33FG へ承継

された。傘下2子銀行合算の貸出金平残は約2.6兆円と、三重県内最大手の地銀である百五銀行に匹敵す

る規模となった。

(2) 18/3 期上半期における ROA(コア業務純益ベース)は、傘下 2 子銀行合算で 0.2%台半ばとやや低いが

堅調に推移している。金融再生法開示債権比率は同じく合算で 1%台半ばと低い。一方、一般貸倒引当金

や公的資金などを調整後の連結コア資本比率には改善の余地が残る。経営統合により事業基盤の強化が進

むこと、一定の収益力と貸出資産の質を勘案し、JCR は、33FG 全体のグループ信用力を「A-」相当とみ

ている。33FG は、傘下 2 子銀行の株式の 100%を有するほか、取締役(監査等委員を除く)は全て傘下

2 子銀行との兼務者で構成されている。事業戦略の策定やリスク管理などグループ経営の中核を担うこと

もあり、グループの一体性は強いと判断している。また、33FG 単体のキャッシュフロー・バランスとダ

ブルレバレッジ比率に特段の問題は生じないとみられ、構造劣後性を反映させる必要は無いと考えている。

このため、33FGの格付をグループ信用力と同じ「A-」とした。傘下2子銀行の資産および収益規模は同

程度であり、三重銀行と第三銀行それぞれがグループの中核銀行と位置付けられる。三重銀行の格付はグ

ループ信用力を勘案し 1 ノッチ引き下げ「A-」とした。第三銀行の格付はグループの信用補完を織り込

み、1ノッチ引き上げ同じく「A-」とした。

(3) 三重銀行は本店を置く四日市市を中心とする三重県北部で、第三銀行は同じく松阪市を中心に三重県中南

部において特に強みを有している。33FG の中期経営計画においては、傘下 2 子銀行の有する顧客基盤、

融資やフィービジネスにおけるノウハウの相互活用により、シナジー効果を高めていく方針としている。

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ている。合併に向け基幹システム統合の検討を進めており、経費面へ過大な影響を生じることがないか注

視していく。傘下2子銀行合算のコア業務純益(投資信託の解約益を除く)は、厳しい環境下で多くの地

域金融機関の収益力が悪化する中で、堅調に推移してきている。グループの収益力は、経営統合のシナジ

ー効果などにより強化されるとJCRはみている。

(4) 経営統合に際し、負ののれん発生益を計上することが 33FG連結のコア資本比率の押し上げ要因となる公

算が大きい。ただし、そういった寄与を勘案しても、「A レンジ」の地域金融機関との比較では、調整後

の連結コア資本比率で改善の余地が残る。地元における貸出金の積み増しなどで今後もリスクアセットが

増加していくとみているが、収益力の強化を進めコア資本比率の持続的な改善につなげていけるかが格付

上のポイントである。

(5) 三重銀行は資金量約 1.7兆円の地方銀行。18/3期上半期のコア業務純益は21 億円、ROAは0.2%程度と

やや低いが、17/3 期からは回復している。貸出金利回りが低く、その改善は課題と考える。ただし、大

企業向けの貸出を削減し、比較的利ざやの取れる地元中小企業向けの貸出を伸ばしてきたことなどが、貸

出金利回りの低下ペース緩和というかたちで成果に結び付いている。資金調達コストの減少も寄与し、足

元では資金利益が増加に転じた。注力するフィービジネスは、法人向けデリバティブの取り組み拡大など

が寄与し収益への貢献度合いを増してきている。預証率が低く、保有債券にかかる金利リスク量は、資本

対比でみて抑制されている。株式や投資信託にかかる価格変動リスクが資本対比でやや大きいが、有価証

券の含み益がリスクのバッファーとなっている。金融再生法開示債権比率は 17 年 12 月末で 1.23%と低

く、与信費用は低位で安定している。調整後の連結コア資本比率は 17 年 9 月末で 8%台前半と、従前の

8%台半ばからやや低下した。資産の質なども勘案すると相応の水準にあると評価しているが、今後も、

信用リスクテイクなどを強めていく可能性があるとJCRはみている。

(6) 第三銀行は資金量約 1.7兆円の第二地方銀行。18/3期上半期のコア業務純益は26億円、ROAは0.2%台

半ばであり、17/3 期並みの水準を維持した。貸出金利回りは第二地銀平均並みを維持しているものの利

回りの低下が続いている。比較的利回りの高い三重県内での貸出増強などで、利回りの低下ペースを更に

緩和することが課題である。資金調達コストの減少や有価証券利息配当金の増加が寄与し、足元では資金

利益が増加に転じた。手数料受取方法の変更を主因とする保険販売収益の減少と役務費用の増加により役

務取引等利益が減益となっているが、フィー収益は高水準で推移してきた。法人フィービジネスの拡大に

も注力し一定の成果を収めているが、三重銀行のノウハウの活用などにより収益をどの程度伸ばすことが

できるか注目していく。有価証券運用では比較的利回りの高いエクイティ系の投資信託などを積み増して

いる。このため、有価証券の含み益がリスクのバッファーとなっているものの、株式や投資信託にかかる

価格変動リスクが資本対比でみて大きい。金融再生法開示債権比率は 17 年 12 月末で 2.06%と低い。ミ

ドルリスク先への貸出が小さくなく一定の与信費用の発生が見込まれるが、コア業務純益で十分に吸収可

能な範囲内にとどまるとJCRはみている。調整後の連結コア資本比率は17年9月末で5%強と改善の余

地がある。

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https://www.jcr.co.jp/

■格付対象

発行体:株式会社三十三フィナンシャルグループ

【新規】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A- 安定的

【クレジット・モニター解除】【変更】

対象 発行額 発行日 償還期日 利率 格付

株式会社第三銀行 120%コールオプ

ション条項付第 1 回無担保転換社債

型新株予約権付社債(劣後特約付)

70 億円 2014 年 1 月 29 日 2019 年 4 月 30 日

利息を

付さない

BBB+

発行体:株式会社三重銀行

【クレジット・モニター解除】【変更】

対象 格付 見通し

長期発行体格付 A- 安定的

発行体:株式会社第三銀行

【クレジット・モニター解除】【変更】

対象 格付 見通し

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https://www.jcr.co.jp/

格付提供方針に基づくその他開示事項

1. 信用格付を付与した年月日:2018年4月2日

2. 信用格付の付与について代表して責任を有する者:松村 省三

主任格付アナリスト:大石 剛

3. 評価の前提・等級基準:

評価の前提および等級基準は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に「信用格付の

種類と記号の定義」(2014年1月6日)として掲載している。

4. 信用格付の付与にかかる方法の概要:

本件信用格付の付与にかかる方法の概要は、JCR のホームページ(https://www.jcr.co.jp/)の「格付関連情報」に、

「コーポレート等の信用格付方法」(2014年11月7日)、「銀行等」(2014年5月8日)、「金融機関等が発行する資

本商品・TLAC 商品の格付方法」(2017年4月27日)、「持株会社の格付方法」(2015年1月26日)、「銀行持株会社

および子銀行の格付けについて」(2001年3月15日)として掲載している。

5. 格付関係者:

(発行体・債務者等) 株式会社三十三フィナンシャルグループ

株式会社三重銀行 株式会社第三銀行

6. 本件信用格付の前提・意義・限界:

本件信用格付は、格付対象となる債務について約定通り履行される確実性の程度を等級をもって示すものである。

本件信用格付は、債務履行の確実性の程度に関しての JCR の現時点での総合的な意見の表明であり、当該確実性

の程度を完全に表示しているものではない。また、本件信用格付は、デフォルト率や損失の程度を予想するもので はない。本件信用格付の評価の対象には、価格変動リスクや市場流動性リスクなど、債務履行の確実性の程度以外 の事項は含まれない。

本件信用格付は、格付対象の発行体の業績、規制などを含む業界環境などの変化に伴い見直され、変動する。ま

た、本件信用格付の付与にあたり利用した情報は、JCR が格付対象の発行体および正確で信頼すべき情報源から入

手したものであるが、当該情報には、人為的、機械的またはその他の理由により誤りが存在する可能性がある。

7. 本件信用格付に利用した主要な情報の概要および提供者:

・格付関係者が提供した監査済財務諸表

・格付関係者が提供した業績、経営方針などに関する資料および説明

8. 利用した主要な情報の品質を確保するために講じられた措置の概要:

JCR は、信用格付の審査の基礎をなす情報の品質確保についての方針を定めている。本件信用格付においては、

独立監査人による監査、発行体もしくは中立的な機関による対外公表、または担当格付アナリストによる検証など、 当該方針が求める要件を満たした情報を、審査の基礎をなす情報として利用した。

9. JCRに対して直近1年以内に講じられた監督上の措置:なし

■留意事項

本文書に記載された情報は、JCRが、発行体および正確で信頼すべき情報源から入手したものです。ただし、当該情報には、人為的、機械的、また

はその他の事由による誤りが存在する可能性があります。したがって、JCRは、明示的であると黙示的であるとを問わず、当該情報の正確性、結果、

的確性、適時性、完全性、市場性、特定の目的への適合性について、一切表明保証するものではなく、また、JCRは、当該情報の誤り、遺漏、また

は当該情報を使用した結果について、一切責任を負いません。JCRは、いかなる状況においても、当該情報のあらゆる使用から生じうる、機会損失、

金銭的損失を含むあらゆる種類の、特別損害、間接損害、付随的損害、派生的損害について、契約責任、不法行為責任、無過失責任その他責任原因

のいかんを問わず、また、当該損害が予見可能であると予見不可能であるとを問わず、一切責任を負いません。また、JCRの格付は意見の表明であ

って、事実の表明ではなく、信用リスクの判断や個別の債券、コマーシャルペーパー等の購入、売却、保有の意思決定に関して何らの推奨をするも

のでもありません。JCRの格付は、情報の変更、情報の不足その他の事由により変更、中断、または撤回されることがあります。格付は原則として

発行体より手数料をいただいて行っております。JCRの格付データを含め、本文書に係る一切の権利は、JCRが保有しています。JCRの格付データ

を含め、本文書の一部または全部を問わず、JCRに無断で複製、翻案、改変等をすることは禁じられています。

■NRSRO 登録状況

JCRは、米国証券取引委員会の定めるNRSRO(Nationally Recognized Statistical Rating Organization)の5つの信用格付クラスのうち、以下の4クラス

に登録しています。(1)金融機関、ブローカー・ディーラー、(2)保険会社、(3)一般事業法人、(4)政府・地方自治体。米国証券取引委員会規則 17g-7(a)

項に基づく開示の対象となる場合、当該開示はJCRのホームページ(https://www.jcr.co.jp/en/)に掲載されるニュースリリースに添付しています。

■本件に関するお問い合わせ先

参照

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