• 検索結果がありません。

ホウ素に関する作物栄養学的研究

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "ホウ素に関する作物栄養学的研究"

Copied!
55
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

鳥大農研報 (Bull.Fac.Agric.,Tottori Univ.)31 37∼ 91(1979)

ホウ素 に関す る作物栄養学的研究

山 内益 夫

*

昭和53年8月31日受付

Boron Nutrition in Crop Plants

Casuo YAMANOUCHIキ

Twenty six crops were grown in a nutrient solution with the five boron treatments (5x104,5x10 3,05 5 and 10 ppm B)

The characteristics of the boron adaptability of these crops Mrere classified into 4

types and 10 grOups,by the comparison of the relative groM/th with boron treatmets lt ttvas shown that the absorption andノ //Or translocation of the other elements and the translocation of suger Mrere not affected by the boron treatments

lt was suggested that the main factor of overlilning inducing boron deficiency in upland crops M′ as the increase of the soil fixation of boron with the increase of soil pII, but borOn deficiency was nOt dependent on the repression of boron absorption and// or transloction by the higher pH or the higher calcium concentratiOn in media

The over‐ lilning effect on the repression of boron absorption differed remarkably frOIIa the tested soils

lf it is expected that the rainfall M′ ill be mOre than l100 mrn MIithin the crop season, it is conctuded that there win be nothing to都 ァorry about boron tOxicity in fertilzing boron to next crops.It、 vas necessary to apply the boron every year in the fields,when

the crops,requiring the bOron apphcation,were planted every year.

言 わが国における作物 のホウ素 (以下Bと称す

)欠

乏症 は,1950年代 にナ タネ

,ブ

ドウ

,ダ

イコンその他 の野菜, 根菜類

,果

樹 など多数の作物 で実際圃場 において広範 に 確認 されρ

B欠

乏土壌 は13.5万haに 及ぶ とされた°が, 各地の農業試験場 を中心 として対策 がたて られ,その後, 全国的 な規模 で

B欠

乏 が問題 とされることはなくなった。 しか し

,昭

和49年 度のBを含む】巴料の製造 はホウ砂換算 で約4000t前後 と考 えられ

,仮

に年間 その8割が使用 さ れ

,10a当

た りl kgの施肥 を行 うとす れば,32万ha分 の

B質

】巴料 が使用 されていることとな り

,B施

与 を必要 と す る土壌 は増加 しつつ あるもの と考 えられ る。 一方

,Bの

生理作用 は充分解 明 されてお らず,ま た,

B欠

乏 あるいは過剰 に伴 う代謝変動 について も研究者 に よって相反す る知見 が多 く出 されてお り

,Bの

肥培管理 技術 を考 える上での障害 となっている。 そこで

,著

者 は培地条件 の変動 に伴 う作物 の

B栄

養生 理 の変化 に関 して

,比

較栄養生理学的 な面 に重点 を置 い て研究 を行 い

,こ

れまでの相反す る種 々の結果 を整理 し, 合 わせて

,土

壌 中のBの動態 を追跡す ることによって作 物の

B肥

培管理技術 を考 えよ うとした。 以下 に

,こ

の課題 と関連す る既往 の知見の概 要 を紹介 しつつ

,検

討 すべ き問題点 を指摘す る。

1)培

地 ホウ素適応性 : 植物体 の

B合

有率 には大 き な種 間差 の あることが広 く知 られている。 そ して

,一

般 に

,同

一土壊 に生育 している植物体の

B含

有率の高低 と その植物 の

B要

求度の大小 は一致す る傾向 にあるといわ ・ ′島取大学農学部農芸化学科作物栄養学研究室 う少

,吻

?ガ げ 々 施 ″ルι胞′働 ♂物釉靱 捻 ♂ク秒 げ 4g均♂″腸 絶 拘 肋 ガ υ協み¢容秒

(2)

山 内益 大 れる

P田

ギ°は

,各

種作物 の根 の

B吸

着容量 の大小 と要 求度の大小 とがよ く一致す ると報告 した。 また

,植

物 が 正常 に生育す ることがで きる培地

B濃

度の幅 は非常 に狭 く

,D_般

に必要量 の少 ない作物(イ ネ科

)は

過剰 になり やす く

,多

い作物 (アブラナ科

)は

欠乏 しやすい21,40)と いわれている。高下 ら171はこの指摘 を支持 し

,高

濃度

B

耐性 が強 い植物 (要求度の大 きい植物

)の

方 が弱 い植物 よ り高

B濃

度培地 における根 の

B含

有率 が低 いことを指 摘 した。 これ らの報告では要求度 あるいは必要量 の定義 はかならず しもあ きらかに されていないが

,培

地適応性 も要求度 と同一 の概 念で律 す ることがで きる可能性 を示 唆 している。 Eaton ηは葉へのBの集積 と高濃度 培地耐性 とは必ず しも関係 がないことを示 した。す なわち培地 中の

B濃

度 が高い場 合

,マ

ス クメロ ンで は葉の

B含

有率 が高 くなっ ても

,標

準区 に比べ生長の減少 は少 な く

,耐

性 は強 いと 考 えられるが,ヒ ャクニチ ソウでは

B合

有率 が高 くなる と生 長 が減 少 し, 耐 性 が弱 いことを示 した。しか し, Oerthら20は

,種

々の植物 を

10ppmBを

含む培養液で砂 耕 し

,過

剰症 を呈 した葉 をネ クロシス部,クロロシス部, 正常部の二部 に分 けてそれぞれの部分 を分析 した結果, 本質的 な

B感

受性 の種 問差 は存在 しないことを示 し

,み

かけ上の過剰症発現 の難 易は葉へのBの蓄積速度 に依存 す るとした。

2)他

の無機要素の吸収調節 : 培地 中の ある要素の 濃度変化 に伴 い,そ こに生育 す る作物のその要素の合有 率が変動す る。 それが

,直

,間

接 に他 の無機要素の吸 収・移動 に影響 をおよばす。 しかも

,Bの

場合 は主要 な 生理作用の一つ として

,他

の無機要素の吸収調節

Pが

挙 げられていた。 それにもかかわ らず

,現

在で も他 の無機 要素の吸収・移動 に及 ぼす

Bの

影響 につ いては定説 が得 られていない。 わが国 において もBの添加は陰 イオ ンの 吸収 を抑 制 し

,塩

基の吸 収 を促 進 す るとい う報 告 が多 ぃ平)Parkぎ9がトマ トを用 いて行 った実験 では

,培

B

濃度の上昇 に伴 い

,葉

の含有率 が上昇す る要素 としてチ ッ素(以下Nと称 す), リン

(P),マ

ンガン

(Mn),鉄

(Fe) を挙 げ

,あ

B濃

度 に極大 を有す る要素 と して,カルシ ウム(Ca),マ グネ シウム(Mg), イオウ

(S),モ

リブデ ン

(MO),極

小 を有す る要素 と して

,亜

鉛(Zn),銅(Cu) を挙 げてい る。 そ して

,B濃

度の変化 に伴 うこれ らの要 素含有率の変動は,それぞれの要素の電荷 あるいは乾物 生産量 には無関係 で あると した。Reealde30は トマ トを 用いた試験 で

,培

B濃

度 の増加 によ り

,N,P,K,S,Ca.

Mg合

有率 は上昇す ると報告 した。一方,最近B欠乏で

P

の吸J又が抑制 され ることがサイ トウiDオオムギ, ミ ドリ マ メ

,エ

ン ドウ1° で報告 されて いる。若 い トウモ ロコシ で培地

B濃

度 が0.5∼5ppm Bの範 囲で上昇す ると

Ca含

有率 が上昇す るとい う報告 があ り:°Minarikら 29は 古 く, ダイズでは0∼10ppm Bの培地

B濃

度範囲で低

B濃

度で も高

B濃

度で も

,生

育 が抑制 される培地B濃度ではCaの 吸収 が抑制 され ることを報告 している。また

,棉

Mn

過剰限界濃度 は培地

B濃

度 によって影響 されないことが 指摘 されている:° Berger Dの綜説 には

,B欠

乏では植 物体 中の 蛋 白態―

N/可

溶性―

N比

が低 く

,Bの

供給の増 加 に伴 って

,こ

の比 が上昇 した とい う多 くの研究 が紹介 されている。 また

,山

本型 もナ タネで同様の結果 を報告 した。 一方,Shiralipourら3)は

,B欠

乏の ラッカセ イ の葉で は

,正

常葉 に比べ全 ア ミノ酸 と全チ ッ素含有率 は 上昇 し

,蛋

白態 ―

Nは

変化 がないことを示 した。 以上の よ うに

,多

くの報告 がなされているが

,各

種 の植物 を同 一条件で栽培 し

,無

機要素の吸収 に及ぼすBの影響 を検 討 した例 は少 ない。

3)炭

水化物代謝 : Gauchと Dugger働 はBの主要 な役割 は糖 の移動調節作用で あ り

,半

透膜 に局在す る

B

が糖 と結合 して糖 の半透膜 を通 しての移動 を促進す ると い う仮説 を提唱 した。 そ して この仮説 によ りB欠乏植物 の葉 に糖 あるいは他 の炭水化物 が蓄積す る現 象 を説明で

きるとした。しかし

,こ

の説に対しては反論があり

?4,38,56 さらに

B欠

乏の葉 に糖やでん粉が蓄積するという現象が すべての植物 において統一的に認められるわけではない ようである

p

4)石

灰 過剰 施与 によるホウ素 欠乏の発 生

:

古 く

Brenchey&Waringtonり

は吸収 におけるBとCa間の関 連 を示 した。

Rceve&Shive30は

トマ トにおいて培地 に

Caが

多い場合 は,少ない場 合 に比べて

,B欠

乏症 がでや す く

,B過

剰症 がで に くい と報告 した。 また,」

ones&

Scarseth19は正常 な生育 には適切 な

Ca/B比

が必要で あ ることを種 々の植物 につ いて示 した。 Tanaka4働 はダィ コンを用 いた水耕で

Caは

Bの吸収 を阻害することを示唆 し,また,ヒマワリで はCaの体 内蓄積量の増加 につれて, Bの葉への移動 が阻害 され ると述 べた。 さらに

,彼

│ぎ° ヒマワリで培地

pHの

上昇 は根部 における

Bの

吸着量 を増 加 し,地上部への移動 をさまたげることを示 し

,Caと

B

の上述 の関係 を支持 した。 一方

,上

壊 によるBの吸着 が

pHの

上昇 により増加する ことに関す る初期 の研究 は Bergerり の綜説 に詳 しく述 べ られてし再る。 Sims&Bingham86,37)ゃ Binghamら2,3) は一連 の実験 で土壊 中の三二酸化物

,特

にアル ミナが高

(3)

ホウ素 に関す る作物 来養学的研究

pHで

沈澱す る際 に大 きな

B吸

着能 をあ らわす ことを示 し,その機構 についての仮説 を提唱 した。 また,Hatcher ら1° も水酸化 アル ミニウムによるBの吸着 に注 目 してい る。 しかし

,土

壊の

B吸

者 の主因がアル ミニ ウムで ある という定説は得 られていないな9わが国 においても,Hara― da&Tamailい は23種の土壊 を用 い

Bの

吸着 に関係 す る 土壊の性質 につ き検討 し

,遊

離の アル ミナ合量

,遊

離鉄 合量

,有

機物含量, リン酸吸収係数及 びアニオ ン置換容 量 と土壊の

B吸

着量 の間の相関係数 はそれぞれ

0811(P

<0.001), 0.362(P<0。

1), 0535(Pく

0.01), 0.817

(P<0.001)及

0.701(P<0.001)で

あった と報告 し た。 また

,大

山性土壊 では有機物 を分解除去 す ることで Bの吸着量 は増加す ると報告 した。 田中46,9は土壊 に吸着 された

Bが

作物 に対 して不可給 態で あるか否 かをイネを用 いて検討 し

,吸

着態のBは非 吸着態のBよ りかな り吸収 され難 いが

,い

ずれ吸収 され るとした。 また,Guptal° は

,pH上

昇 によ リオオムギ に 対す る可給態のBは減少す ることを示 した。 以上の研究報告 を綜括す ると

,Bの

要求度 は作物 によ って異 なり

,至

適濃度範囲 が狭 いことによ り

,要

求度の 低 い作物は高濃度培地耐性 が弱 く,そ れが高い作物 は低 濃度培地耐性 力渇ヨい可能性 が論ぜ られている。 また

,他

の無機要素の吸収 あるいは炭水化物代謝 に対す るBの影 響 につ いては研究報告 間 に相違 がみ られ,その差異 は栽 培法の違 いによるもの か供試作物 の差 によるものかはあ きらかではない。いず れに して も

,多

くの作物 を同一条 件 で栽培 し比較栄養生理学的 な観点で再校討す る必要 が ある。 さらに

,培

地条件

,特

に石灰過剰施与で もた らされる

B欠

乏発生の助長の原因 につ いては

,作

物的要因 (1. 培地pHの上昇が作物 のBの吸収・移動 を抑制す る。2. 培地Caの富化 が作物 のBの吸収・移動 を抑制す る。3. 培地の高pHと高

Caが

組 み合 わ さった時 にBの吸収・移 動 を抑 制す る。

4.作

物 体 中の

Ca含

有率の上昇 によっ てBの活性 が減 少す る。)と土壊的要因

(1.土

壌pHの 上昇 がBの固定 を促進 す る。

2.土

壊 中で

Caが

富 化 さ れるとBの固定 を促進 す る。)とが挙 げ られ,いず れも重 要 な要因で あるとされている。 しか し

,上

記の作物的要 因 を検討 した ところ

,既

往 の研究報告 とはかな らず しも 一致 しない結果 を得,また

,土

壊的要 因 につ いても

,石

灰施与 に伴 うBの固定量増加 は,カル シウムメタボ レー トの形成 によるので はな く

P三

二酸化物等 との結合量 の 増加 によるもの とすれば

,遊

離の鉄 あるいは遊離のアル ミナいずれが主因で あるにして も

,石

灰施与 による

B固

定量 の増加 には土壊 間差 が存在す ることが予測 されるが, その点 につ いて も明確 な論議 はな されて お らず , さらに 検討 を加 える必要 がある。 本研究 は培地 の

B濃

度 が変 った場合

,作

物 の生育

,養

分吸収

,炭

水化物代謝 などが どの よ うな変化 を受 けるか, また

,培

地 のPHあるいは

Ca濃

度 が変 わった場 合

,Bの

吸収・移動 が如何 に影響 されるか等 につ いて

,作

物種 間 の反応性の差 を軸 に検討す ることによ り

,こ

れまでの錯 雑 した実験結果 を整理 し,さ らに

,土

壊 中での

Bの

動態 も合 わせ あ きらかにす ることによ り

,作

物 の

B肥

培管理 のための基礎資料 とす ることを目的 として行 つた もので ある。 培地ホウ素濃度の変化 に対 す る反応性の作物種間差異 実験

1

ホウ素欠乏症 あるいは過剰症発現時の葉 中ホ ウ素含有率 実験方法 10科26種 の作物 (第1表

)を

,無

施肥 の苗床 (砂丘地 第1表 供 試 作 物 品 種 名

栽培 期 間 %∼

%

%∼

%

%∼

/

ゴ ボ ウ 常 盤 ゴ ボ ウ

%∼ %

シュンギク

大 葉 新 菊

%∼ %

グレートレークス366 兆∼

%

ヒ マ ワ リ ロ シ ヤ 大 輸

%∼ %

筋∼

%

%∼

%

長 岡 長 ナ ス

%∼ %

キ ングピーマ ン

身ち∼

%

大 型 福 寿

%∼ %

薯 論

計 作物名

キ ︰ ク 号 豆 時 金 四 小 正 新 宝 大 ズ キ ウ イ ズ グ ア サ マ   メ ル 草 ヒ ん ノ だ モ ふ イ ゥ

ン ダ テ   フ ア カ ザ 葱 生 早 塚 細 貝 ギ ギ ヽ 不 マ ヽ 不 夕 ユ リ 号 瓜 瓜 四 西 胡 十 向 女 葉 日 乙 四 ヤ カ リ

カ ス キ 生 号 知 中 一 不 花 崎 崎 太 野 野 早 ツ イ ン ベ サ ョ ヤ ク イ キ ハ ダ ア ブ ラ ナ ス   ン   ト 一   マ ナ ピ ト ナ ス ソ バ %∼ %∼

%

%∼

%

帯 ン ン   セ ニ   パ セ リ ン

新大型五寸人参

%∼ %

中 里 パ セ リ

%∼ %

; :専 /∼兆 /∼

%

%∼

%

%∼

%

‰∼

%

鑑∼

%

Z 25 26 イ ヽ 不 イ ネ ヤ マ ビ コ

%∼ %

オ オ ム ギ

ダイセンゴールド

%∼ %

トウモロコン

ホワイ トデ ン ト

%∼

(4)

山 内益 夫 の未耕砂土

)で

適宜育苗 し, 6∼ 9個体 の苗 をa/5000ポ リエチ レン製 ワグネルポ ッ トに移 して水耕 した。マ メ科, ウリ科,イネ科 の各作物 は移植 と同時 に

B処

理 を開始 し, その他 の作物 は適 当 な大 きさになるまで0,3ppm Bを合 む基本培養液 (第2表

)の

%濃

度の培養液で栽培後

,B

処理 を開始 した。

B処

理(ホウ酸使用)は 5×

104,5×

10■

0.5,5お

よび10ppm Bの 5段階で

,各

2反復 とし て

,連

続通気 を行 い

,ガ

ラス室で栽培 した。培養液 は約 7日毎 に更新 した。更新時 にpHを6.81こ調整 し

,栽

培期 間中

pH5以

下 にな らぬよ うに留意 した。栽培 は1974年 の 5∼10月に盛夏 を除いて実施 し

,栽

培 日数 (第1表

)は

原則 と して地上部 に

B欠

乏症(低

B濃

度区)と過剰症(高

B濃

度区

)の

両方 が発現 す るの を基準 と したため

,作

物 によって異 なる。 そ して

,こ

れ らの症状 が早 く出現 す る 作物 は分析試料 が確保 で きるまで栽培期間 を延長 し

,発

現の遅 い作物 では最高1カ月(ネギ)で 栽培 を打 ち切 った。 第2表 基本培養液組成 要 素 濃 度ppm と した (なる

,全

B量

を用 いて算出 した含有率 を単 に

B

合有率 と表現 した)。 実験結果 欠乏症

:

イネと トウモ ロコシ以外の作物 で は

,B欠

乏症 はまず根 に発生す る。一般的 に

,根

の生育停滞 か ら は じまるが

,典

型的 な症状 の伸展状況 をみ ると,まず主 根 の生長 が停と し

,側

根 の発生 が主根 の先端付近 まで認 め られ

,多

数発生 した側根 もほ とん ど伸 長 しない。一方, 正常根 では伸長域 には側根 の発生 が認 め られ ないことか ら

,欠

乏根 で はあたかも伸長域 が消失 したよ うな外観 を 呈 した。 イネ と トウモ ロコシで は地上部 に

B欠

乏症 の発 現 を認 めた場合 にも

,根

はあま り影響 を受 けなかった。 本実験 の範囲では地上部の典型的 な

B欠

乏症 は全て最 も若 い葉で認 め られた。 シュンギ ク, レタス

,テ

ンサ イ, フダンソウは類似 した症状 で

,新

葉 の発 生 が止 まり

,若

い葉 は褐変 して肥大せず

,葉

柄 の基部 に黒色 の横 しまが 認 め られた。マメ科,ヒマ ワリ

,ウ

リ科 の作物 は生長点 付近 が萎縮 し

,頂

葉は伸展 せず クロロシス を呈 し,まも な く生長点 にネクロシスがあ らわれ

,節

間の伸 長 が停止 した。 その結果

,上

部節間が著 しく短縮 した。 これ らの 症状 を呈す る作物 の うち

,マ

メ科の三作物 は欠乏症の現 われない下葉 は

,対

照区 に比べ多少肉厚

,大

型 とな り下 向 きにカ ップ リングを起 こ した。 イネ, トウモ ロコンの 欠乏症 は双子葉植物の場 合 とやや趣 を異 に し

,若

い葉身 の先端 と基部の中間にクロロシスを発現 し

,そ

の部分の 葉 肉が薄 くなった。 さらに激 しい症状 の場 合 は新葉 が緑 化せず,また展 開出来ず

,巻

いた ままの状態 となった。 過剰症 : 本実験 の

B処

理 の濃度範囲では

,マ

メ科, シュンギ ク

,ス

イカ

,ハ

クサ イ

,オ

オムギな どで高

B濃

度培地 で根長 がやや長 くなる傾向 を示 したが

,典

型的 な 過剰症 は地上部 にあらわれた。マ メ科 の作物 は下葉 の周 辺部 がわず かにクロロシスを呈 した後

,短

期 間で その部 分 に褐色斑点 を生 じ,それが葉身全体へ と拡 がって行 っ た。 さらに激 しい過剰症 がアズキで認 め られたが

,葉

は 小形 とな り

,上

向 きのカ ップ リングを起 こ し

,周

辺 か ら 枯 れ上 った。 イネ科 もネクロシス斑点 を生ず るが,そ れ は下葉 の頂端 か ら葉脈間 に拡 がった。ニ ンジ ン,ソバ, ウリ科 は下位 葉 の周辺部 が鮮 やかな黄色 を呈 し,レタス, ダイコ ンなどは白化 し, トマ ト

,ヒ

マ ワ リな どは両者の 中間色 の クロロシスを呈 した。 また

,ナ

, ピーマ ン, ネギなどは他 の作物 と異 な り

,本

実験 の範囲で は低 B・ 高

B両

濃度培地 において

,地

上部 には

B欠

乏症

,過

剰症 が現 れず

,生

育のみが著 しく劣 った。 以上の よ うな症状の進展状況 か ら

,地

上部 の欠乏 およ NH`一

N lo

NOe一

N 66

P lo

K 65

Ca 80

`lg 48

Fe 2

Mn l

Zn O,075 Cu 0 02 Mo O,005 NH4N01 NH4N03 Ca(N03)2・4H20 K2HPO` K2HP04 KCI Ca(N03)2・4H20 MgS04'7HBO EDTA・ Fe MnS04・5H20 ZnS04・7H20 Cu SOt・5H20 Na2Mo04・2H20 収穫後

,葉 ,茎

と根 に分割 し

,常

法 によ り乾燥

,稗

量 後

,粉

砕 して分析 に供 した。 Bの分析 は吉 田 ら5Dの方法 を若干改変 して用 いた。砕 粉試料0.2gを 乳鉢で蒸溜水 を用 いて充分磨砕 し,15ccポ リエチレン製遠沈管 に洗 い込み,0.5ppm B以下の

B処

理 区では2時間振 とう,また

,5ppm B以

上の区では1時 間づつ2回振 と うし, さらに1回すす ぎ

,い

ずれも各操 作後遠心分離 して得 られた上澄液 を合 し,その液 中の

B

をクルクミン法で定量 して

,水

溶性Bと した。残澄 に0.5

N塩

酸10mlを添加 して2時間振 とう抽 出 し

,遠

心分離後, 同様 にBを定量 し,水不溶

-0.5N塩

酸可溶性

B(以

下水 不溶性Bと称す)と し, さらに合計

B量

をもって全

B量

(5)

ホウ素に関する作物栄養学的研究 第3表 ホウ素欠乏症及び過剰症発現状態 科   名 欠 乏 症 状 過 剰 症 状 作 物 名 培 地

B濃

度 (ppmB) 5X10 4 5× 10 e 5 欠 乏 症 状 過 剰 症 状 作 物 名 培 地

B濃

度 (ppmB) 5×10 ` 5X10 3 5 科   名 ユ リ マ   メ セ リ ダ イ ズ ァ ズ キ サ イ トウ ナシ

中 中

強 中 少 強 激 激 ネ

ギ ナ ン

ナシ

ナシ

ナ ン タ マ ネ ギ ナシ

ナシ

ナシ

ナシ ニ ン ジ ン パ セ リ ナシ

ナシ

強 中

ナシ

ナン

ナ ン キ   ク ゴ ボ ウ シュ ンギ ク レ タ ス ヒ マ ワ リ ナ シ

少 ナ シ

ナ ン 極 少

極 少 少

ナ ン 少 少 少 】蛮 中 中 少 中 カ ボ チ ャ ス イ カ キ ウ リ 強 強 強 強 強 強 少

中 ナシ

ナシ ナシ

ヽ ン   ヽ ン ナ ナ

激 強 ア カ ザ 少 激 少 少 テ ン サ イ フダンツウ ナ シ ナ シ キ ャ ベ ツ ハ ク サ イ 少 少 ナ シ

ナ シ ナ シ

ナ シ ア ブ ラ ナ ダ イ コ ン

ナ シ

ナ シ

ナ シ ナ   ス タデ ソ

バ ナ シ ナ シ

極 少 オ オ ム ギ ナン

ナシ

中 トウモロコン

ナン

ナシ

極少 ナ

ナ シ ピ ー マ ン ナ シ ト マ ト

ー ナ シ

ナ シ ナ シ

ナ シ 激

― イ   、 不

中 少 少 第

4表

ホウ素の欠乏あるいは過剰段階における葉の各形態ホウ素含有率 (ppmB) 水 溶 性

B

0.5NHCI可溶性

B

分折該 当 葉数 枚 科   名 作 物 名 典 普 ,潜讐 正 常

叩 絆 幣 毘

&多

正常 ξ騒早為象早

マ   メ ダ イ ズ ァ ズ キ サ イ ト ウ 4 3 3 323 6 461 8 460 8 41 58 41 362 2.5- 3.7 481 2.0- 4.0 497 1.2- 2.5 キ   ク ゴ ボ ウ シュ ンギ ク レ タ ス ヒ マ ワ リ 5 9 3 7 5∼ 18 9- 10 19 9-248 153 10 414 18 245 9 583 11 11´- 35 17∼ 23 32 40^▼268 181 5,0∼ 6.0 446 10.0-‐ 16.2 261 7.9-10.3 596 4.7-11,0

ザう〆う

ち七

10 7 20-519 8-247 14 15 29-543 20--260 9.0∼ 11,3 7.1∼ 8.7 ス   ン   ト 一   マ ナ ピ ト ナ   ス 5 12 98-ヤ 250 3-5 13-ψ160 37-491 14 25 114-273 7^▼9 22-182 388 42-515 5,2∼

74

6.8-16.0 5.5-10 0 タ デ ツ バ 4.8∼ 6.3 ユ リ ネ

ギ タ マ ネ ギ 4 23 107-ヤ 236 1-10 14^ヤ 109 199 7 33 127-260 11 14∼126 216 4.1∼ 4.5 3.8-ヤ 4.0 6.1∼

74

8.5-11.5 355 36 , 24 ン   一 リ ぃ ン ン   セ ニ   パ セ リ ウ   リ カ ボ チ ャ ス イ カ キ ウ リ 20 20-248 8- 32 243 17 411 14 330 20 41 39-273 21-ヤ 54 8 5 8 4.4∼ 6.3 5.2∼

61

3.3∼ 5.3 ア ブ ラ ナ キ ャ ベ ツ ハ ク サ イ ダ イ コ ン 17-176 11-ヤ243 11-283 9 4 13 10 17-196 16-260 12-303 9.8∼ 11 0 7.7∼ 8.7 9.2‐▼10.5 657 20 6∼ 13 13∼115 432 197 260 25 11- 21 14͡W124 228 445 207 273 11.6∼

133*

イ   ヽ 不 オ オ ム ギ トウモロコン 1.9∼ 35キ■ 6.0∼ 6.5 *特 徴的な欠乏症あるいは過剰症力活私め られる状態 を典型的 と表現 し,症状は認め られないが生育の低下 を示す場合 を 潜在的 と表現 した。 *‡分けっ数

(6)

山 内 益 夫 び過剰症状の相対的 な強弱 を第3表に示 した。マメ科, ヒマ ワリ,ウ リ科の各作物 で は欠乏

,過

剰の両症状 が強 くあらわれ

,ア

カザ科 は強 い欠乏症 を発現 したが

,過

状 症 は認 め られず

,逆

にオオムギは欠乏症 が発現 しなかっ た。一方

,ナ

, ピーマ ン

,ユ

リ科

,ア

ブラナ科,イ ネ 科 (オオムギ を除 く

)の

作物 は欠乏

,過

剰の いず れの症 状 の発現 も認め ないか

,極

く弱 い症状 で あった。 これ らの作物 の

B欠

乏 あるいは過剰段 階 にある葉 (葉 柄 を含む)の

B含

有率の うち(第4表

),典

型的 な欠乏症 の発現 をみた作物の水溶性

B含

有率 は

3(パ

セ リ)∼10 (テンサイ

)ppm Bの

範囲 にあ り

,全

B合

有率 は

6(ダ

イズ

)∼

20(キウ リ

)ppm Bの

範囲 にあった。 しか し, その範囲の合有率で も

,ナ

ス〕 ピーマ ン

,ニ

ンジン, ダ イコ ン

,オ

オムギ, トウモ ロコシおよびユ リ科の作物 は 欠乏症 を示 さなかった。典型的 な過剰症の発現 を認 めた 作物 の水溶性

B含

有率 は153(ゴボ ウ)∼632(ダイコ ン)

ppm B,全

B含

有率 は181(ゴボウ)∼ 657(ダイコン) ppm Bの範囲で あ り,一方,トマ トは水溶性B491ppm B で

,テ

ンサ イは519ppm Bで過剰症の発現 を認 めなかっ た。 また

,典

型的 な症状 を呈 さないが

,生

育 が著 しく抑 制 された場 合は

,潜

在的欠乏 あるいは過剰 として表示 し た。潜在的過剰 を示 す作物群の

B含

有率 は

,い

ずれ もあ ま り高 くなかった。 また

,ア

カザ科 , ピーマ ン, トマ ト, タマ ネギ

,ス

イカ

,ア

ブラナ科, トウモ ロコンなどは非 第5表 生 育 調 査 結 果 草

丈 (cn) 葉

数 (枚) 科   名 作物名 培地B濃度 (ppm B)

LSD

培 地B濃度 (ppm B)

LSD

5×104 5×10 3

5% 5×

1045×

103 5% マ メ 11 9 9 15 11 11 19 14 13 17 13 12 15 12 10 2 1 1 3 2 1 4 3 2 4 4 2 4 4 2 4 4 3 ダ ア サ イ イ ズ ズ キ ト ウ

05

0.3

03

キ ク 20 11 14 18 25 11 17 29 21 11 16 26 23 12 18 23 3 2 3 4 5 10 8 5 5 14 9 9 6 16 10 12 6 15 9 11 ゴ ボ ウ

17

シュ ンギ ク

9

レ タ ス

11

ヒ マ ワ リ

11

6 04

15 2.2 10 1,5

11 1.8

ア カ ザ テ ン サ イ フ ダ ンソウ 15 9 15 12 22 14 24 13 4 2 9 7 9 9 11 9 11 8

10 NS

9 NS

6 ll ll 9 13 5 11 6 7 16 9

03

14

1,1 7   ・4   一 5   7   一 7 8 27 ︲0 ︲4 跡 5 6   一 ナ ス ナ

ス ピ ー マ ン ト マ ト

姿 ソ

14 03 ユ ネ

ギ リ タ マ ネ ギ 11 5 5 4 4 4 5 4 4 4

NS

NS

10

NS. 6 9 6 9 4 3 ン   リ い ン ン   セ ニ   パ セ リ 23 16 20 16 13 11 7 10 7 12 7 ll ウ 1) 9 11 17 15 21 20 15 27 20 14 26 18 2 4 3 4 5 3 5 6 5 6 6 5 6 6 5 6 6 5 カ ボ チ ャ

6

ス イ カ

7

キ ウ リ

12

0,7

04

07

一   8   9 ア ブ ラ ナ キ ャ ベ ツ

19

ハ ク サ イ

12

ダ イ コ ン

24

22 18 24 22 18 24 23 15 22 17 22 11 9 9 11 9 11 12 8 10 1.4

NS

NS

4 10 2 8

NS 10

イ 不 イ

* 35

オ オ ム ギ

*37

トウモロコン

41

87 39 51 41 39 49 13 4 7 13 3 7 12 2 6 12 2 7

10

09

NS

3 13

N.S 3

7 6 半葉数の代 りに分げっ数 を用いた。

(7)

ホ ウ素 に関す る作物栄養学的研究 常 に広範 な

B含

有率で正常 な状態 を保 っていた。 実験

2

培地 中ホ ウ素濃 に対す る生育反応 実験 方法 供試材料 は実験 1と 同一試料で あ り

,分

析方法 も同一 で ある。 実験結果 草丈は ダイコ ンとオオムギ以外の作物 で5× 10 4ppm

B区

で低下 した(第5表)。 す なわち

,部

分 ロゼ ッ ト型作 物 (ゴボウ, レタス

,テ

ンサ イ,フ ダンソウ

,ニ

ンジン, パセ リ

,キ

ャベ ツ

,ハ

クサ イ

,ダ

イコン

)以

外の作物で 第6表

0.5ppm区

の個体 当 り乾物重 (mg/イ団体) 科 名 作物名 試料

No

葉 根 個体

科名

作物名 試料血 根 f団体 ズ キ ウ イ ズ ダ ア サ マ メ ア カ ザ 270 370 1627 180 317 1318 272 378 1743 ュ ネ

14

リ タ マ ネ ギ

15

1859 131 120 1979 19 150 175 897 198 816 113 1031 257 343 2360 ニ ン ジ ン

16

パ セ リ

17

セ リ 488 872 127 724 241 1113 キ ク ゴ ボ ウ シュ ンギ ク レ タ ス ヒ マ ワ リ 4 5 6 7 722 618 918 1250 カ ボ チ ャ

18

ス イ カ

19

キ ウ リ

20

984 1372 700 168 210 1362 340 166 1878 184 148 1032 ウ リ テ ン サ イ フダンソウ 8 9 2724 370 1345 4069 107 477 キ ャ ベ ツ

21

ハ ク サ イ

22

ダ イ コ ン

23

ア ブ ラ ナ 2420 734 1371 ナ ス ナ

ス 10 ピ ー マ ン

11

ト マ ト 12 1045 731 1480 210 222 1477 217 250 1198 600 310 2390 イオ オ ム ギ

ネ 24

25

トウモロコン 26 1566 335 818 475 2041 120 455 869 1187

多 ソ

バ 13 相 対 生 長 量 ︵% ︶ … 5 0.5 10 × 10-4 培地

B

X

10-4 濃 度 (ppmB) ×

× 10-4 10-4

5 0.5 10 5 1 0.5 10 5 0.5 10 × 10-4 │;1,''ラ"中

! 第 1図 葉の生長におよばすホウ素の影響 図中の番号は第 6表 に準ず。

(8)

山 内益 夫 は

,B欠

乏によ り生長点の壊死 を伴 い

,車

丈 が低下 し, また

,部

分 ロゼ ッ ト型 の作物 では最大葉長 が減 少 して車 丈 が低下 した。 なる

,本

実験 の栽培期 間では

,高 B濃

度 (5,10 pptt B区

)処

理 によって草丈 が低下 した作物 は 供試作物 中約

%に

過 ぎなかった。葉数 または分 げっ数 も

B処

理 によ り草丈 とほぼ類似 の影響 を受 けた。 各作物 の標準区(0.5ppm B区

)の

乾物重(第6表

)は

150(タ マネギ)∼4069(テンサ イ

)mg/個

体 で あ り,タ マネギ,ソバ,フ ダンソウが個体当た り500mg以下 と小 さく, イネ, ヒマ ワ リ, トマ ト

,キ

ャベ ツ

,テ

ンサ イが 2000 mg以 上 と大 きかった。 そこで

,各

作物 の標準区の乾物重 を基準 と した5×104 と10ppm B区の葉 と根 の乾物重の相対値

(%標

示)(以下 相対生長量 と称す)を 第

1,2図

に示 した。相対生長量 カヤ

5%以

下の場 合

,生

育 が処理 の影響 を強 く受 けた と考 えて

,B処

理 の葉の生育 に対す る影響 を下記の4つの型 に類男」した。 過剰の影響 が早 く

,強

く現 れ る型 (マメ科) 欠乏の影響 が早 く

,強

く現 れ る型 (キク科

,ア

カザ科, トマ ト, タマ ネギ

:パ

セ リ) 欠乏・過剰両方の影響 が早 く

,強

く現 れ る型 (ナス, ピーマ ン,ソバ

,ニ

ンジ ン, ネギ) 欠乏・過剰 いずれの影響 も弱 い型 (ウリ科

,ア

ブ ラナ科,イ ネ科) この類別 によ り

,ナ

ス科 の トマ ト

,セ

リ科

,ユ

リ科 を 除 いた各作物 の科内変動 は刀ヽさく

,全

て同一型 に入 った。 一方

,培

B濃

度 に対す る感 受性 の最 も強 い根 では, アズキ

,サ

イ トウ

,シ

ュンギ ク,ヒマ ワ リ

,テ

ンサイ, フダンソウ

,ナ

ス, ピーマ ン, ソバ, ネギ

,ニ

ンジン, カボチ ャ

,キ

ウ リ

,キ

ャベ ツの14作物 が欠乏・過剰の両 a型 b型 c型 d型 20       ● 相 対 生 長 量 ︵ % ︶

5 0.5 10 5 0.5 10

X

× 10■

10J

↓ 5 × 10 第 2図 根の生長 におよぼすホウ素の影響 図中の番号は第 6表 に準ず。 *基準 とややはずれるが綜合的に判断 してここに入れた。

(9)

第 7表 各種作物のホウ繁含有率 (ppm B) 体 全 根 茎 葉 科 名

胎亀

5

5X10 1 5X10‐] 0.5 5X10 4 5×10 1 0 5 5X10‐1 5×10 1 0.5 5×10 1 5X10・ 0.5 ダ イ ズ

6.1

ア ズ キ

8.3

サ イ ト ウ

75

9,8 8.6

76

41,0 57.6 37.6 35.4 82.3 108 242 354 246 604 687 710 85 4 80

4 8 ︲

854 9.4 10.5 14.4 25.6 940 6.7 5.7 19.4 39.2 749 10,7 9.6 11.8 42.6 47.2 8 7 11 0 27.0 93.8 13.2 10 2 24.2 69.4 12.7 11.9 20.6 7.2 10.2 33.4 8.8 10.0 44,4 8 7 8 4 28 0 観 68 5︲ 83 キ ゴ ボ ウ

99

■.2 シュ ンギ ク

132 16.8

レ タ ス

5,2 9,4

ヒ マ ラリ 12.4 10。7 295 446 261 596 19 7 19 1 21.9 8。9 11.1 25,7 13.0 18.8 25.2 9 8 10.2 27 4 73.3 74.9 12.2 12.0 16.6 133 195 9,6 11.1 33.0 173 71.9 85.2 13.2 17.2 23.8 147 39.0 179 5.7 9.5 31.4 100 37.7 154 14.2 13.0 30,9 176 妥.8 23 3 31,9 40 2 181 168 108 268 ア カ ザ ァン サ イ 11.6 13,7 29.4 フダンソウ 15.3 19,8 53.8 9 1 11 6 16.1 47.6 20.0 21.6 30。 7 85,4 109 11.3 13.2 25 0 114 16.1 20 2 48.6 235 224 454 336 ︲2 89 69 ナ ナ

108 13.5 24,7

ピ ー マ ン

8.6 7.4 218

ト マ ト ー 13.7 41.8 114 273 15.0 25.9 182 388 10.9 18.4 - 515 - 19.0 27.6 42 4 59 3 9.6 12 9 22 9 54 1 17.1 20.7 52 6 11.6 10.7 25.2 71.l 24.0 74 1 23,7 32.8 -l14 11.4 15,7 24.8 95,8 156 9.5 9.8 21.6 133

241 13.0 368

-排 せ ︹ 涸 ︼ い 苓 ぎ 猟 瑯 報 S ヨ 灘 タ デ バ 18.3 20.1 41.9 402 740 20.2 .1 27.3 44.9 153 22.6 22 3 40 0 58 7 100 19 7 21.4 86.7 229

ギ リ タ マ ネ ギ 8.1 6.9 33.0 10 7 14.4 26 7 127 260 126 216 13.5 10 1 57.1 185 10,1 11.2 20.0 40.1 258 8 8 7.1 34.5 130 99 10.6 13.9 25,9 115 60 磁 セ リ ン   リ

ニ   パ 9.8 11.0 35 5 380 9.5 10.0 24.3 110 760 13.0 14.1 28 4 261 6 8 12.3 13.4 66.7 12 8 16.0 22.4 93.8 79 10.0 11.8 30.5 295 239 10.0 11.3 23.9 106 134 204 565 256 ウ カ ボ チ ャ

13.1 16.6

ス イ カ

14.2 127

キ ウ リ

20.1 212

486 17 7 22.7 22.0 69.1 149 440 18 3 22.6 31.5 45 4 60.8 704 17.1 16 9 27.1 47.9 166 21.2 20,0 21.9 61,6 8.5 9 8 18 1 136 15,4 16.3 26.4 81.9 132 13,9 17,7 35.7 137 14.2 13.8 34.2 231 19 2 19.9 45.3

4.0

39.1 54.0 263 273 382 212 220 280 403 344 544 一   酌 5 . 一  3 3 磁 ア プ ラ ナ キ ャ ベ ツ ハ ク サ イ ダ イ コ ン 13 3 16.9 30 1 10 6 16.1 21.1 12.4 15.0 56 2 196 243 303 - 14.9 14 0 26 9 405 260 657 13.5 17.7 32.7 104 13,7 20.4 22.6 53.5 8.1 16 8 29,8 73.6 13.4 16.7 30.2 174 10.8 16 5 21 3 228 11 7 15.3 51.0 257 イ

ネ 8.3 8.7 1雰 .9 オ オ ム ギ

11.2 11.5 21.2

トウモロコシ

122 13.6 16.3

228 445 207 471 124 273 ll.7 13.4 9.3 8.7 8.4 11.0 14.5 53.2 10.2 24.l 12.7 28,1 110 9。2 9.9 22.5 186 94.0 10.7 10 9 18i3 159 120 11.0 12 9 15.2 94 7 “ 79 26 相関係数

*1%水

準で有意

**0.1%

″ ヽ り 0.% 0,32 034 0.85‐

(10)

山 内益 夫 方 に敏感 なc型を示 した (第2図

)が

,ア

ブラナ科 (b 型)とイネ科 (d型

)の

作物 は根 においてもc型を示 さ ぬものが多かった。 培地

B濃

度の上昇 に伴 い

,各

部位 の

B合

有率 は上昇す るが(第7表 ),その上昇程度 は茎で小 さく

,葉

で大 きか った。 5×104と 5×10 3ppm B区あるいは5と10ppm B区の

B含

有率 は葉

,根 ,個

体 全体 いずれ において も高い正の 相関関係 にあ り

,各

B濃

度 における作物 間の

B合

有率の 高・低 は同一の要因 に支配 されているもの と考 えられる。 また

,葉

B合

有率 は0.5ppm B区 と5および

10ppmB

区の間 に弱 い正 の相関関係 が認 め られた(第7表)。 5× 10 4ppm B区の葉 の

B含

有率 と相対生長量の間に は有意 な相関関係 はなかったが

,10ppm B区

では統計的 に有意 な負の相関関係 が認 め られた(第3図)。 ここで,

B合

有率 が比較的高 いにもかかわ らず大 きな相対生長量 を示す シュ ンギ ク(図中番号5), ヒマ ワリ(7), テ ンサ イ(8), トマ ト(12),ダイコ ン(23)は

,高

B合

有率耐性 が強 い作物で あると し, また

,低

B合

有率で相対生長 量力Mヽさいナス (10), ピーマ ン(11),ネギ(14)を高

B

5X10ユ

ppmB区

O

O

葉の

B合

有率 (ppmB) 第 3図 葉の

B含

有率 と相対生長量の関係 図中の番号は第 7表 に準ずる。 キ

5%水

, **40.1%水

準でそれぞれ有意。

O耐

性の大 きな作物

(5,7,8,12,23)と

小 さな作 物 (10,■

,14)を

除外 した場合の回帰直線。 含有率耐性 が弱 い作物であるとして除外すると

,残

り16 作物 については

,相

対生長量 と

B含

有率の間に高い負の 相関関係

(r=―

o.89)が 認められた。 田中4うの定義 に従い

,根

によって

,溶

質が水よりも早 く吸収 される場合を積極的吸収 が行われているとし

,遅

い場合に積極的排除が行われているとして作物の

B吸

収 特性 を比較 した(第8表)。 5× 10 3ppm B以 下の培地濃 度では各作物 とも

,実

際の

B吸

収量が水 と等速度で吸収 されるとした場合の吸収量より著 しく多く

,積

極的吸収 が行 われている。 しかし

,B処

理前に試料採取 をしてお らず, さらに前処理 にBを 含む培地で栽培 した作物 もあ り,ま た

,種

子の

B保

有量 も異 なっているためにこれ ら 積極的吸収能 を数値で示すことはで きない。一方

,積

極 的排除は本実験 の範囲では0.5ppm B以 上の区で認め ら れたが, ここではloppm B区 の値 を示 した(第8表)。 こ 第

8表

積極的吸収の確認 と排除能の算定

λ

tta濡

.晟

7藝

除含

料 作 物 名

(a)

(b) 相 対 生 長 量 ︵% ︶ 38 97 93 99 22 ・1 23 30 5︲

・ 4 9

7 0

3 ︲ 0

3 ︲

2 4 7

2 5 8

4 6 2

5 5 6

4 2 7

2 2 3

9 7 6

︲ 3 ︲

2 2 3

相 対 生 長 量 ︵% ︶ 祟 J

O O O O   O O O

1

ダ イ ズ

2

ア ズ キ

4

ゴ ボ ウ

5

シ ュ ンギ ク

6

レ タ ス

7

ヒ マ ワ リ

8

テ ン サ イ

9

フ ダ ンソ ウ 10 ナ

埒警

5牌

鰐 側

81.3 79.3 86.2 88.0 93.2 82 0 77.9 86 1 88.2 90 2 77.8 89 4 92 1 82.7 90 2 76.9 85 0 82.5 92.5 80 8 87 6 90 2 86 8 11 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 2.0 1.6 0,7

12

1,8 1.9 2.4

05

0.5 0.9 0.8 2.3 0.3

10

05

1.0

18

1.3 8.5

14

25

24

10

1.1 ピ ー マ ン ソ バ ネ

ギ タ マ ネ ギ ニ ン ジ ン パ セ リ カ ボ チ ャ ス イ カ キ ウ リ キ ャ ベ ツ ハ ク サ イ ダ イ コ ン イ

ネ オ オ ム ギ トウモロコン 1524 8 315 5 2948 13 393 2 1428 6 2640 7 2002 20 3710 23 2442 23 - 30 2970 14 5082 26 4644 19 1330 5 1690 17 葉の

B合

有率 (ppmB)

翌⊇。

y==―

―α

T:号

048x+103

r=―

α43* y° ―α081X+■9 r=―α89*** *吸水量 (ml)× (5× 103。r10μ gB/ml)

(11)

の場合処理後 の吸収量 が,F常に多いので

,処

理前の

B保

有量 は無視 し得 るもの と考 え

,次

式で示 す値 を

B排

除能 の強 さを示す相対的 な尺度 とした。 刈 ∞ そ して,この値 と葉の

B含

有率 との関係 (第4図 )をみ ると

,両

者間 には高 い負 の相関関係

(r=―

o.77)が認 め られた。 実験

3

無機要素の吸収 ・移動 に及ぼすホウ素の影響 実験方法 ホ ウ素 に関す る作物栄養学的研究 1000 800 600 400 200 ② \

G

G

C

y=-33.lx+3308

臨 r=-0・77(p<o.01) 76 78 80 82 84 86 88 90 92

B排

除台

r

第4図 ホウ素排 除能 と葉のホウ素含有率 キ 第8表に準ず。

͡pp m

第 9表 各種作物の葉の全チ ッ素 と蛋白態チ ッ素含有率 におよばすホウ素の影響 (%) ⑩ ⑪ O ⑮ O

ξ

Fダ

ネ ギ 全 N ︵% ︶ 5×10 ` 495 5× 10 1 4,90 0 5 4,75

5 5。

18 10 5.48 4.76 5。 10 4.29 5.17 5.22 4 75 5,41 5,40 5.55 5,36 4 73 3.77 4.00 4.34 4.18 5,05 4.27 4.82 4.39 4.99 3,93 4.66 3.49 4 84 3,75 5:31 4.53 5,47 4.21 5.32 3 74 4.62 3,70 4.87 4.14 4.70 3.74 4,74 3.62 4,92 3.82 3.55 3.55 3.82 4.42 4.24 4.46 4.38 4.07 4.36 蛋 白 N ︵ % ︶ 5× 10 4 3.34 3.15 5 ×10 ] 3 36 3 26 0.5 3.56 3,90 5 3.84 3.63 10 3.92 3.15 3 50 -3 -39 2.87 3.13 3.24 3.32 3.02 3.46 3.18 2,73 2.57 2,74 2.87 3.07 2.99 8.27 3.08 3.24 3.01 3.06 2 54 3.55 2.05 4.20 2.32 4.43 2.32 4,35 2.29 3.37 2 71 1.18 3.53 2.60 1.51 3.66 3 25 2 13 3.51 3.32 2 03 3,69 2.90 1.91 蛋 白 N / 全 N ︵ x l O ︶ 5×

104 675

5×10 8 6.86 0.5 7.49

5 7.41

10 7 15 6.62 6.86 7.60 6.56 7.47 6.59 6.71 6.15 5.68 6 46

- 7.24

7.00 6.31 8.10 6.08 7.07 6.78 7.24 6 49 6.54 6.57 8.22 7 33 7.97 7.91 6.80 8 10 7.15 8 18 6.79 7.29 5.54 7.25 7.17 7.79 6.20 7.41 6 32 7.50 7.09 3.32 7 32 3.95 7.35 5 02 7.44 4 69 7.12 4.38

目受機

Fパ

セリカ

ャス

カキ

リハ

イガコ

トウモ トウモ 平

LSD

ロヨシ ロコシ 標準偏差

(5%)

全 N ︵% ︶ 5× 10 4 3.29 5×103 3.14 0.5 3 80 5 3.81 10 3.39 3.62 4.11 3.81 4.12 5.42 3.47 4.90 3.96 4 22 4.21 5.74 5。75 3.07 5,59 6 10 3.20 5 50 6.84 3.54 6.00 6 61 3 68 6 27 6.91 3.00 3.40 6 00 3.32 5,87 3 36 5.74 3.54 5.51 3.53 5。82 3.70 4.31こ と0.87 3,93 4,30こ と0.89 4.11 4 61=L01.89 0.23 4.09 4,72三L0 84 3.93 4.68=Ll.02 蛋 白 N ︵ % ︶ 5×104 1,87 5×10 3 2.10 0.5 2.76 5 2.64 10 2.57 2.35 2.11 2 50 2.39 3.43 2.97 3.63 2 52 4.00 2.50 3.53 3.09 3,77 3 83 3.87 3 44 4.06 3 58 3.78 3.29 2.68 2.62 2.52 2 55 2.90 2.46 2,92 2,73 2 43 2.88 3.27 2.85 3 18 2.68 3.22 3.16 3.15 2.73 3 26 2.84 2.76± 0.60 2.86こと0,62 3.22ELO.49 0.33 3.19=LO.60 3.13ΞLO.62 蛋 白 N / 全 N ︵ × 1 0 ︶ 5×104 5.68 5×

10] 6.69

0.5 7.26 5 6.93 10 7.58 6.49 5.13 6.15 6.56 5.80 6.74 6.31 8.56 7.03 7.41 6.36 6.77 9.48 5,93 6 03 5.37 8.73 6.28 7 88 5.03 8.19 5.41 7.93 4.76 8.10 7 71 5.45 7.68 5.42 7.69 5.61 7.73 5,72 8.16 5.60 7.70 6.50± 1.18 6.82 6.69 ΞL l.01 7.69 7.10±

1.02 NS,

6.67 6,78」LO.86 7.23 6.82 ΞL l.23

(12)

山 内益 夫 実験 1と 同 じ試料 につ き

,全

Nは

ガ ンニ ング変法 に よるケル ダール分解液 につ いて ネスラー法で比色定量 し た。蛋白態一

Nは

トリクロル酢酸の不溶部 をケル ダール 分解 し

,分

解液のNをネス ラー法で比色定量 した。P,

K,Ca,Mgは

砕粉試料 を湿式分解後

,Pは

比色法

,K

は炎光法 (HITACH1 508使用

),Ca,Mgは

原子吸光法 (HITACHI-508使用

)で

定量 した。 実験結果

` 第1表の供試作物 中

,ピ

ーマ ン, トマ ト

,ソ

, タマ ネギ

,ニ

ンジン

,キ

ャベツを除 く20作 物の葉の全 一

Nお

よび蛋 白態一

N合

有率の

B処

理 による変動 は(第9表), 平均値でみ ると

,い

ずれも低

B濃

度区 (5×104と5×109 ppm B区

)で

低 かったが

,個

々の作物 間 には反応性 に大 きな差異 力ヽ認め られた。例 えば, ダイズ

,サ

イ トウ

,ス

イカ

,キ

ウリの全―

N合

有率 は0.5ppm B区に

,ア

ズキ, ゴボウ,レタス,ナス,パセ リは5×10 3ppm B区に極小 値 を示 し,フダンソウは5×10 3ppm B区で

,テ

ンサ イ, カボチ ャ,ハクサイは0.5ppm B区で

,ダ

イコンは5ppm B 区で逆 に極大 を示 す など

,平

均値で認め られた変動 とは 異 なった変動 を示 す作物 も多かった。蛋 白態―N/全―

N比

,平

均値では有意 な差 はなかったが

,個

々の作物でみ た場合は

,上

記全一Nの場合 と同様,その反応性 には大 きな作物間差 が認 め られた。 ×

X

10J 10J

10■×

10J

× 一方

,23作

物 の業 の

P,K,Ca,Mg含

有率の

B処

理 によ る変動 は(第10表),平均値 でみ ると

,Pと

K含

有率 は高

B濃

度区で低

B濃

度区よ り高 い値 を示 し

,Caと Mgは

0.5 ∼

5ppm B区

で他区 よ り有意 に高 い値 を示 した。 しか し , いず れの要素で も

,全

Nで

示 した と同様 に

,個

々の作 物 間 には,その反応性 に大 きな差異 が認 め られた。 個体 当た りの

P,K,Ca.Mg合

有率 (ナス, ピーマ ンを 除 く21作 物

)の B処

理 による変動 は(第11表),多くの場 合

,葉

の合有率の変動 と類似 した傾 向 を示 すが

,葉

と異 なる変動 を示す もの もあった。葉 の合有率 の変動 と個体 当た りの合有率の変動の差異 の相対的 な比較値 として, 以下 に示 す値 をとり, (葉の合有率

/個

体 当た りの合有率)× 100注) この値 を移動の難易 を示 す尺度 として用 いた。 そ して, その よ うに して得 られた5×104と 10ppm B区の値 を, さらに0.5ppm B区の値 に対 す る相対値

(%で

標示

)で

第5図に示 した。■

10%を

越 えた場 合 に標準区 よ り移動 が促進 された とみな し

,90%未

満 で抑制 された とみなす と, 5× 10 4ppm B区で標準 区 よ り移動 が1足進 された も の に,ソバ

,ス

ィカの

K,

ヒマ ヮ リ

,フ

ダンソウのCa, イネの

Mgが

あ り

,抑

制 されたもの には, ダイズ

,サ

イ トウ

,テ

ンサイ, トウモ ロコンの

P,

ヒマ ワリの

K,テ

ンサ イの

Ca,Mgが

あった。一方

,10ppm B区

で促進 さ

10J 10」 10■

10ユ

相 対 含 有 率 ︵% ︶ 揺 椿

K

椿 絆 働

球酵 業

坪 耕 移 枠 唯

第5図 各要素の移動 におよばす培地 ホウ素濃度の影響 5×104ぁ るいは10ppm B区 の葉中要素合有率/5×104ぁ るいは10ppm B区 の個体当 り要素合有率 0 5ppm B区の葉中要素合有率/0.5ppm B区の個体当 り要素合有率 培地

B濃

度 (ppmB) ― ― ― ― ― ― ― ― 5 0.5 105 0.5 105 0.5 105 005 105 0.5 105 0.5 105 0.5 105 0.5 10

相対含有率

=

軒儡

脚注

)こ

の値は (要素の葉への蓄積割合

/個

体重 に対する葉重割合)×100と 同意である。

(13)

ホウ素に関する作物栄養学的研究 第10表 各種作物の葉の無機要素合有率におよばすホウ素処理の影響 (%)

橿

キ子

リテ

ppmB

49 5× 10 4 0 53 5× 10 3 0.50 P O.5 0 52 5 0.69 10 0.83 0.60 0.63 0,46 0 62 0.62 0 39 0 64 0.50 0 54 0 99 0,72 0 58 1.14 1 00 0.68 0 50 0.35 0 87 0.37 0.30 0,76 0.52 0.31 0 70 0.61 0 42 0,79 0 64 0.40 0.73 0.22 0 77 0.34 0,39 0 24 0,83 0 45 0 41 0.44 0 84 0.50 0,33 0 34 0.81 0.58 0 50 0.27 0 80 0 49 0.52 0.46 0.33 0.75 0.41 0.42 0.38 0 32 0.43 0,42 0.52 5)(10 4 3 50 5×

10 3 327

K O.5 296

5 3.83 10 3,78 2,73 3 77 2.93 4 05 3 17 2.59 4 10 3.96 4 03 3.89 3,70 4 97 3.22 5 38 4 60 6.07 5 03 6.95 5 19 6.44 3.45 6 38 3 63 4,94 3.59 4.03 4.44 4 22 4.50 4 37 4.16 5.64 3 77 6.16 3.86 6.55 3.45 5.54 3,93 7.12 3 07 3.06 2.84 4.44 3.78 3 08 3.39 3 77 2 46 3.80 4 00 3.59 3 71 4 22 3,84 2.94 2.96 4 75 4.28 3,73 5× 10 1 1.19 5× 10 3 1 21 Ca_ 05 1 37 5 1.17 10 0.71 1.13 1 22 1.14 1.14 1 60 0.95 1.38 1.40 1.30 1 26 1.48 1 28 1 13 1.59 1 24 0 75 0.62 0 69 0.49 0,86 0.43 0.81 0.50 0 95 0,47 1 28 0.63 0 64 0 87 0 67 0 61 1 64 0,71 0.64 1.36 0 61 0.66 1 24 0.57 0 65 l.16 1.11 と。12 1.22 1.36 1.37 1.28 1.29 1,08 0 91 1.60 0.67 1,70 0.76 1,70 0.65 1 49 0 61 1 23 0,77 5×

104 049

5× 10 3 0.48 ヽIg O.5 0 57 5 0.50 10 0,47 0.66 0.84 0.59 0。 96 0,74 0.84 0 59 0.59 0.57 0.59 0.63 0.47 0,38 0,44 0.64 0.50 0.62 0,45 0.65 0.51 0,47 0.76 0.40 0.84 0.35 1.19 0】47 0.98 0.42 0.88 1 02 0.84 1 07 0,90 1.07 0 98 0 88 1.02 0.91 0,92 0.61 0 64 0.62 0,72 0.69 0 98 0 64 0,83 0 60 0 65 1.27 0.38 1 24 0.46 1.26 0.38 1 42 0.39 1.17 0.45 要   素 培地

B

濃 度 ニンジン パ セ リ カボチャ スイカ キ ウ リ ハクサイダイコン イ ppmB

ギ古ζラ

5× 10 4 0 47 5)(10 3 0 43

P O.5 0.57

5 0.51 10 0,38 0,43 0.45 0,44 0.47 0.54 0.61 0 39 0.54 0 34 0.50 0.38 0 79 0.38 0,71 0.32 0.61 0.43 0.62 0.48 0.70 0.54 0 28 0.59 0 32 0.57 0.36 0.54 0.41 0.54 0.29 0.45 0 65 0.80 0,44 0,68 0.57 0,47 0.57 1.00 0 55 0,73 0.67 0 58 0,73 0.77 0 51二LO.18 0 51と 0.16 0.53こLO.16 0.06 0.57± 0.17 0,60=LO.22 5×

104 308

103 2.53

K O.5 458

5 4,06 10 3 02 2.75 3 19 3 44 3.69 4.22 4 24 4 40 4,14 3 84 3 59 3.25 4 94 3.10 3.74 2.30 3 90 2.82 3.99 2.98 3.98 4.77 2.79 6.06 2.88 6.35 3 24 5.98 3.31 7.52 2.85 2 60 6.17 4.44 2.60 6.90 3.66 2.83 5.37 4.04 3.06 6.86 3.65 3.15 7.10 3 91 3 83=Ll.14 3,92二Ll.19 4 04=Ll.19 o 34 4,32こと1.08 4 38こと1.38 5X10 4 1 27 0.53 5×10 1 1.08 0.45

Ca O.5 1.41 0.43

5 1,36 0.44 10 1 17 0.30 1,04 1.44 1.21 1.64 1.81 1.42 1 30 2.24 1 19 1.71 1 58 1.72 2.41 2.02 2.05 1.94 1.99 1 98 1.73 1.83 1.45 0 36 1.48 0,36 1.66 0 39 1.56 0,49 1.31 0,37 0.46 0.72 0.49 0.57 0.45 0 63 0.46 0.72 0.45 0.70 1 03=LO.40 1,08=LO.54 1.17=LO.53 0 09 1.14=LO.52 1 01=LO.45 5× 10 4 0 84 5×

103 0,71

ヽIg O.5 0 95 5 0 88 10 0.84 0.38 0.54 0 26 0,71 0.32 1 16 0.30 0 98 0.29 0.79 0.71 0 98 0.72 1.36 0.62 1.22 0,94 1 25 0.82 1.16 0.94 0,75 0,48 0.88 0.69 0 42 0.84 0 83 0,48 0.84 0 74 0.49 0.78 0.69 0 45 0.31 0.68 0.33 0 59 0.30 0,70 0.33 0,72 0.33 0 60 0.68=LO.24 0.69=LO.29 0 76=LO.30 0 06 0 73=L0 29 0.68=ヒ0.23

(14)

山内益 夫 第■表 各種作物の個体当 り無機要素合有率におよばすホウ素処理の影響

(%)

要 素 培地B 濃 度 ダイズ ppmB

5×10 4 0.72 5×10 3 0.63 P O.5 0.55 5 0.80 10 0.86 0,73 0,72 0,46 0.67 0 62 0.44 0.71 0.49 0.58 1,13 0.71 0.61 - 0,95 0.70 0 55 0.41 0.43 0.32 0.58 0 35 0.68 0 47 1.21 0,45 0,93 0.44 0 77 0.63 - 0 35 0。76 0.29 0,66 0 39 0,37 0.33 0 45 0.42 0,42 0.47 0.45 0.60 0.55 0 49 0.41 0,49 0.43 0 47 0.35 0.62 0.52 0 55 0.54 0,45 5×10=4 3.45 5×10 3 3.30

K 05 3.03

5 4.11

10 4。 19 3.31 3.96 3.37 4.11 3.57 2.85 4.65 4 35 - 4,49 3.32 4 59 3.27 4.86 4.39 5,85 5 11 6.64 5。17 6.10 3.37 6,76 3.40 4.63 3.49 -4,71 5.02 4.34 5 12 4.00 5.27 3 44 5.68 3,37 5,78 3.17 4 99 3.60 6.54 3 72 2.89 3.05 4,64 3.14 2.60 5.15 2 54 4.50 6.11 3.59 3.75 4.68 3 71 2,71 5×10-1 0,91 0.96 5×10-3 o。 95 0.95

Ca O.5 1.04 1.06

5 0,94 1.08 10 0.61 -1.00 0.87 1.33 0,76 1.04 1,07 1,15 1.09 1.29 1,09 0.71 0.59 0 62 0.45 0,75 0.41 0.71 0,46 0 84 0.45 0.96 0.58 0.60 0,74 0 56 0.66 - 0.58 0 69 1.06 0.54 0,62 0 95 0.50 0.59 1 11 0。70 1,07 1 23 0.80 0.85 1 23 0.73 1.07 1.35 0,63 1.04 1.10 0,80 0.89 5×10-4 o.66 0.63 5× 10-9 0.62 0 58 Mg O.5 0.73 0,78 5 0.59 0.54 10 0,45 -0.79 0.50 0.41 0 44 0.90 0.34 0 38 0.37 0.84 0.59 0.43 0.34 0.60 0.59 0 37 0.43 0.53 0.61 0.43 0.40 0.63 0,95 0 78 0 72 0.90 0.82 - 0 85 0.94 0.99 0.80 0,93 0.91 0,82 0.85 0 84 0.40 0,76 0,93 0 48 0.65 1.02 0,43 0 88 1.23 o,42 0,76 0.86 0.49 0,69 要 培地B

索塩

m5パ

リカ

粁ャス

カキ

リハ

イガコ

ンイ

ζ

:力) 5×10 4 0,43 5×10 3 0.47

P 05 0.57

5 0,43 10 0.36 0.52 0.43 0 54 0.43 - 0.37 0.56 0,45 0.52 0.49 0.79 0.53 0,70 0.57 0.62 0.56 0 62 0.53 0.69 0.52 0.29 0.42 0 64 0,33 0.41 0.67 0.34 0.44 0 59 0,40 0.50 0.69 0,30 0.51 0.70 0 54ELO,18 0 52± 0.13 0.52」LO.14 0,08 0.59± 0.77 0,60± 0.22 0 80 0 56 0.84 0.61 0.67 5×10 9 2.88 5×10 3 3.46

K O.5 4.00

5 4.08 10 3 46 3.46 3.21 8 79 3.14 - 2.「D4 4 28 3.13 3.67 3.39 5.66 4.68 4.53 5.90 4.78 6.16 4.90 5.88 5.02 7.19 2.96 2.59 2.96 2.59 3.35 2.59 3.43 2.91 2.91 3.03 5 46 6.35 4.94 6.12 6.40 3.68 3 18 3.34

813

3.37 3.92=Ll,09 3.92=Ll,09 401±1.17 4.48 EL l,87 4 45こと1 27 5×10 4 0.46 0.98 5×10 3 0.39 1 04

Ca O.5 0.37

-5 0.36 1,07 10 0 26 1.01 1,26 1.35 1.40 1 87 1.19 1,59 1.83 1.55 1.42 1.36 1.63 1.34 1.89 1.34 1.82 1 47 1.81 1.38 1 73 1.17 0 35 0.39 0.34 0.45 0.38 0,40 0.43 0,40 0.34 0.41 0.87=L0 34 0,91こと0,45 0.91=LO.43 0,96± 0.47 0.87■

040

0.63 0 52 0.55 0.62 0.58 NS 5×10 1 0 35 5×10 3 0.28 Mg O.5 0,32 5 0 30 10 0.31 0.56 0.69 0.67 0.66 - 0 60 0,80 0.88 0 70 0,75 0.98 0.90 0.73 0 42 0.3ユ 1,33 0.83 0 66 0.41 0.34 1.13 0,79 0,79 0.48 0.31 1.13 0.79 0.67 0 47 0.34 1.03 0。74 0.63 0.43 0 33 0.82 0.64 0,77 0,75 0.65 0.64■ 0.20 0.64± 0.26 0.69■ 0 25 0.68」ヒ0.26 0 63± 0.20 N.S

(15)

ホウ素 に関す る作物栄養学的研究 れたのは,ヒマ ワリ

,オ

オムギの

P,ソ

バの

K,ヒ

マ ワ リ,フ ダンソウの

Ca,

ダイズ

,フ

ダンソウ

,ニ

ンジ ン の

Mgで

あ り

,抑

制 されたのは

,シ

ュ ンギ ク

,テ

ンサ イ の

P,

ヒマ ワリ

,ニ

ンジンの

K,

ダイズ

,ア

ズキ

,テ

ン サイ,ソバの

Ca,ヒ

マ ワリ,テ ンサ イの

Mgな

どで あっ た。 実験

4

炭水化物代謝 におよぼすホ ウ素の影響 実験 方法 実験1の試料約0,2gを

80%エ

タノールで煮沸抽出 し, 抽出液 のアルコールを除 き

,一

定容 と した後,その一部 につ き除蛋白 し酸加水分解後 ソモ ギー・ ネルソン法30で 退元糖 (グルコースを標準 とした)を測牢 し

,全

糖 を求 めた。 また

,ア

ルコール抽 出残湾 を0.7N塩酸で煮沸加水 分解 し

,同

様 に糖量 を測定 し

,粗

でん粉量 とし

,全

糖量 と合 して全炭水化物量 と した。 実験結果 器官別 (葉は23作物, うち根 は15作 物

)全

炭水化物 お よび全糖含有率 を第6図に示 した。マ メ科

,パ

セ リの葉 の全炭水化物合有率 は

B濃

度の上昇 に伴 い低下 した。 ゴ ボウ, シュンギ ク, レタス

,ネ

ギ, カボチ ャは低

B濃

度 区で高 く, トマ ト

,ス

イカ, ダイコ ンは 0.5あ るいは5 ppm B区に極大 を示 した。 フダンソウは10ppm B区で, タマネギは 5と 10ppm B区で

,ニ

ンジン,イ ネは0.5と

5ppm B区

で低 かった。 ヒマ ワリ

,テ

ンサ イ

,キ

ウリ, キャベ ツ

,ハ

クサイ,オオムギ, トウモ ロコンは

B処

理 による差 は小 さかった。全糖 含有率 の

B処

理 による変動 は

,多

くの場合

,全

炭水化物合有率の変動 と類似 してい たが

,二

三の作物では著 しい差異 を示 した。た とえば, 全糖含有率はサイ トウ

(3)で

は5×10Ⅲppm B区で低 い 値 を示 し,テ ンサ イ(8),パセ リ(17)は 0.5ppm B区に 極少 を示 した。茎では,キャベ ツ(21)を 除 き全炭水化物 と

,全

糖含有率 とは類似 の変動 を示 し

,マ

メ科(1∼3), トマ ト(12),スイカ(19)は 0.5ppm B区で極大 を示 し, キウリ(20)は 低

B濃

度区で低 く, ヒマワリ(7)は5×103 と0.5ppm B区で低 かった。キ ャベ ツ(21)は全炭水化物 の処理 間差 は小 さかったが

,全

糖 は低

B濃

度区で低 かっ た。根 で も全炭水化物 と全糖含有率 は比較的類似 した変 動 をしてお り

,ゴ

ボウ(4)は

B処

理濃度の上昇 に伴 い急 激 に低下 し

,シ

ュ ンギ ク(5)はゆ るやかに低下 したがヒ マ ワリ(7)は逆 に上昇 した。テ ンサ イ(8)1よ

5ppm B区

で低 くなるが, 0.5,pm B区まで は上昇 を示 し

,

トマ ト (12)は高B濃度区で急激 に上昇 した。 その他 の作物では

B処

理 による差異 は前記の作物 ほ ど大 きくないが

,ア

ズ キ(3),イ ネ (24), トウモ ロコシ(25)は5×10 9ppm B 区 に極大 を有 し

,ダ

イズ(1),サイ トウ(3),スイカ(19) では5×10 4ppm B区で高 く,さ らにスイカ(19)は高

B

濃度区で低 かった。 ダイコン(23)は5ppm B区で極大 を 示 した。 キウ リ(20),キ ャベ ツ(21),オ オムギ(25)では

B処

理 間差 は小 さかった。 考

B欠

乏症 あるいは過剰症 が発現す る限界

B含

有率 を定 め ることは

,生

育段 階

,分

析対象部位 によって含有率 が 異 なることか ら困難 な場 合 が多い。第4表に示 した値 は ごく幼植物段 階の もの につ いて得 られた値 で あるか ら, よ り生育の進 んだ作物 を対象 とす る場 合 は

,欠

乏段 階の 値 はその作物 の比較的若 い葉

,過

剰段 階の値 は比較的古 い葉の合有率 に対応 した一つの 目安 となる値 と考 えられ る。 この点 を考慮す ると

,比

較的若 い葉 の水溶性

B含

有 率 が10ppm B以下 になると多 くの作物 で

B欠

乏症発現の 危険 があると考 え られ る。 そ して

, 4ppm Bで B欠

乏症 が軽微(第3表 )で相対生長量 も大 きい(第1図)イ ネは 低

B含

有率耐性の強 い作物 の一つ と考 えられ る。一方, 過剰症 の発現 につ いてみ るとOerthら20の指摘 とは異 な り

,オ

オムギの よ うに全

B合

有率 が207ppm Bで強 い過 剰症(第3表)を 示 す作物(オオムギ)から

M3ppm Bで

も 過剰症 を示 さない作物(テンサイ)まで あ り

,症

状 の強 さ (第3表)と

B合

有率(第4表)の間 にも

,か

な らず しも直 接的 な関連 を認 め ることは出来 なかった。 また

,欠

乏, 過剰の両症状 の発現(第3表)と相対生長量(第1図)の間 にも平行的 な関連性 はみ られなかった。 0.5ppm B区を標準区 と考 え, その区の生育 に比べ, 低

B濃

度培地 または高

B濃

度培地での生育量 の低下 力渕ヽ さい場 合 に

,日

中・但野 ら49の方法 にな らい低

B濃

度培 地耐性 または高

B濃

度培地耐性 が強 い と呼 ぶ こととす る。 また

,低

B濃

度培地耐性 は低

B含

有率耐性の強弱 と積極 的吸収能 の強弱 によって左右 され

,高 B濃

度培地耐性 は 高B合有率耐性 の強弱 と排 除能の強弱 によって左右 され ると考 えて以下論 を進 め る。 5× 10 4ppm B区で はオオムギ とダイコンを除 き

,各

作物 は特徴的 な

B欠

乏症 あるいは生育の停滞 を示 し(第

3,5表

,第

1図 ),また

,多

くの作物で5×10 3ppm B区 の

B含

有率 は5× 10 4ppm B区の それ とあま り差 がない (第7表)1ともかかわ らず

,B欠

乏症 を現 す作物 は少 な く (第3表

),生

育量 も5× 10 4ppm B区よ り著 しく大 きく なる(第5表)。 これ らの ことか ら, 5× 10 4ppm B区の

B含

有率 をもって生育 を維持 す るための最低必要

B含

有 率 と考 えた。 そ して,(1)最低 必要

B含

有率 が低 い (■ ppm B未満

)に

もかかわ らず相対生長量 が大 きい作物 は

(16)

山 内 益 夫 緒

:〔

ir i季

0 40

:1瓜

2!勝

10L :││:IIぢ;12と

:1寡

251:】 :ξ与と::: 30 20 10 20 10 I     lC     5

::鞠

5 5 0,5 5 10

XX

101げ

i駿

5 5 0.5 5 10 × × 1伊 103 5

- 0

5 5 0.5 5 10 X× × 1伊l1/9 1伊 培地

B濃

度 (ppmB) 5 5 0.5 5 10 5 5 0.5 5 10 × ×

× × 1ド ltt l伊1伊 培地

B濃

度 (ppmB) X V 5 0 10氏 ′140 5卜 ヽ、ゴ ■20

oL`

― o 用 (4)

第 6図 全炭水化物 と全糖含有率におよぼす培地ホウ素濃度の影響

参照

関連したドキュメント

実際, クラス C の多様体については, ここでは 詳細には述べないが, 代数 reduction をはじめ類似のいくつかの方法を 組み合わせてその構造を組織的に研究することができる

 リスク研究の分野では、 「リスク」 を検証する際にその対になる言葉と して 「ベネフ ィッ ト」

他方、額縁その他これに類する物品で、木製又は金属製の枠に取り付けたものは、44.14 項又 は

41 の 2―1 法第 4l 条の 2 第 1 項に規定する「貨物管理者」とは、外国貨物又 は輸出しようとする貨物に関する入庫、保管、出庫その他の貨物の管理を自

14 月 白菜の煮物 茹で野菜 八宝菜 マッシュ野菜 ワカメスープ 15 火 じゃが芋の煮物 茹で野菜

靴下加工班 受託作業 靴下・テーブルソックス表返し作業、ダンボール回収 野菜班 自主作業 野菜の栽培・収穫.. 受託作業