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1 個人の基本的人権と多様な価値観 個性 プライバシーを尊重し 人種 宗教 性別 国籍 身体障害 年齢等に関する差別的言動 暴力行為 セクシャルハラスメント いじめ等の人格を無視する行為を行わない 2 自らの成果領域と責任権限に基づき業務を遂行する また 能力向上のために自己研鑽に努める 3 良識を

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1 参考規程1

法令遵守規程(サンプル)

第1条(本規程の目的) この規程は、○○○○株式会社(以下当社という)におけるコンプライアンスの統制方針、 体制、行動規範を定めることを目的とする。 第2条(定義) コンプライアンスとは、法令、条例、規則等、明確に文章化された社会ルールの遵守をい う。 第3条(適用範囲) 本規程は、当社の役員・従業員に適用する。 第4条(推進体制) 1.当社は、本規定の実施について責任を負う「実施統括責任者」を任命する。実施統括 責任者は、本規程の各項目を推進するため、必要に応じて「実施責任者」を指名できる。 2.本規程の運営統括部門は、○○○○部とする。 3.本規程の管理のための事務局は「コンプライアンス委員会」とする。 4.コンプライアンス委員会の組織体制、運営については、別途定めることとする。 第5条(内部通報制度) 1.当社は、本規程で禁止されている行為が行われている、またはその疑いがあるという 情報(以下、リスク・コンプライアンス情報)に接した役員・従業員が、その情報を実施 統括責任者、コンプライアンス担当部門に直接提供することができる内部通報制度を構築 する。内部通報制度として「コンプライアンス相談窓口」を○○○○部に設置・運営する。 2.内部通報制度等を通じてリスク・コンプライアンス情報を受け取った実施統括責任者 またはコンプライアンス担当部門は、迅速、且つ適切に対応する。 3.内部通報者のプライバシーを保護し、通報者の利益を図る。 4.誠実かつ正当な目的でリスク・コンプライアンス情報を提供した役員・従業員に対し、 情報提供を行ったことを理由に、不利益な取扱いは行わない。 第6条(行動規範) 1.求職者・求人者(顧客)に対して ① 法令および契約を遵守するとともに、顧客のニーズを尊重し、顧客に満足いただける 各サービス及びシステム等を提供するよう努めること。 ② サービスの提供、アフターサービスにおいては、顧客に対し、各サービスに関する情 報提供を適切かつ迅速に行うとともに、顧客のご要望、ご相談に誠実、迅速かつ的確にお 応えすること。 2.従業員に対して

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2 ① 個人の基本的人権と多様な価値観、個性、プライバシーを尊重し、人種、宗教、性別、 国籍、身体障害、年齢等に関する差別的言動、暴力行為、セクシャルハラスメント、いじ め等の人格を無視する行為を行わない。 ② 自らの成果領域と責任権限に基づき業務を遂行する。また、能力向上のために自己研 鑽に努める。 ③ 良識を兼ね備えた、自立した社会人としての責任をもって行動するよう努める。 ④ 創造的、効率的かつ安全で快適な職場環境を実現するよう努める。 ⑤ 清潔な職場環境を維持し、労働災害の防止に努める。また、自らの健康づくりに努め る。 4.営業活動および情報の管理 ① 誠意をもって全ての顧客に公正かつ公平に接し、適切な条件で取引を行うこと。 ② 法令遵守はもとより、健全な商慣行、社会通念に従った営業活動を行うこと。 ③ 第三者に関する情報は正当な方法で入手すること。また、職業紹介従事者は職業安定 法により守秘義務が課せられていることを良く理解し、所定の手続を経ないでこれらを 他の第三者に開示、漏洩しないこと。 ④ 個人情報を保護し、その収集、利用、管理にあたっては、適正な方法で行うこと。 ⑤ 求人者に関する情報も守秘義務の対象であることを良く理解し、所定の手続を経ない でこれらを他の第三者に開示、漏洩しないこと。 5.社内情報・会社財産の尊重 ① 在職中または退職後を問わず、会社情報を所定の社内手続を経ないで開示、漏洩しな いこと。 ② 在職中または退職後を問わず、会社情報を不適正に利用することにより、会社に損害 を与える、あるいは自己もしくは第三者の利益を図ることをしないこと。 ③ 入社前に知得した第三者の情報で、当該情報につき守秘義務を負っている場合、当該 第三者の情報を会社に開示しないこと。 ④ 個人情報を保護し、その収集、利用、管理にあたっては、適正な方法で行うこと。 ⑤ 未公表の会社情報に基づき、インサイダー取引を行わないこと。 ⑥ 会社財産を私的に流用しないこと。 6.広報・広告活動において ① 客観的事実に基づき誠実に広報活動を行うこと。 ② 社外広報活動においては、関係する地域のお客様、投資家、地域社会からの正しい理 解を得るために適切な方法を選定すること。 ③ 新聞・雑誌・テレビ等の報道関係者や投資家、金融機関等と接触し情報を開示する場 合は、事前に上長の了解を得ること。 ④ 顧客に対し、会社の知名度向上を図り、また、会社に対する人々の好意と信頼を獲得 することにより、健全な事業発展と販売促進のための環境作りを行うこと。

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3 ⑤ 他を誹謗したり、品位の劣る表現を用いたりすることによって、自らの優位性を強調 しないこと。 ⑥ 政治・宗教等については広告表現の対象とせず、また、人種差別、障害者差別等を想 起させ、人間の尊厳を傷つけるような表現を用いないこと。 第7条(規程の改正) 本規定の改正においては、コンプイラアンス委員会で事前に協議した上で、○○○○が 立案し、○○○○株式会社取締役会において決議する。 第8条(懲戒処分) 当社の役員・従業員が、本規程内で禁止している行為を行った場合、懲戒の対象となり、 コンプライアンス委員会で対象行為における見解をまとめた上で、賞罰委員会の決定によ り以下の処分を行う。 1.口頭注意 2.譴責 3.減給 4.出勤停止 5.懲戒解雇 第9条(施行) この規程は平成○○年○○月○○日から施行する。

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4 参考規程2

内部検査規程(サンプル)

第1章 総 則 第1条(目的) 本規程は、内部検査の計画・実施・報告及び改善に関する諸手続きを定めることにより、 内部検査の円滑なる運営を計ることを目的とする。 2.内部検査は法令遵守を徹底することによりリスクを回避し、適正な業務運営に資する ことを目的とする。 第2条(検査担当) 内部検査は労働局に選任届出をした「職業紹介責任者」がこれにあたる。 2.内部検査は、代表取締役の承認を得て、他の社員を内部監査にあたらせることができ る。 第3条(検査の対象) 検査は、検査担当が営業部門及び総務部門に対して、法令遵守状況の検査と社内規定(マ ニュアル含む)の準拠状況を検査する。情報漏えい防止及びに苦情案件とトラブル案件の 有無とその対処についても検査の対象とする。 2.総務部門(労働局届出担当、商業登記担当等)に対しては、変更届や許可更新手続き 等が適正になされているか検査する。 第4条(検査の区分) 検査の区分は、次の通りとする。 ①定期検査 年度計画に基づいて、定期的に継続して行う検査をいう。 ②特命検査 代表取締役の指示する事項および必要に応じて随時行う検査をいう。 第5条(内部検査担当の権限) 内部検査担当は検査の実施に当り関係者に対し、会社の帳簿、伝票、証憑等の提出、事実 の説明及び報告を求めることができる。 第6条(内部検査担当の遵守事項) 内部検査担当は次の事項を遵守しなければならない。 ①事実の認定、処理の判断、意見の表明を行う場合は公正・不遍の態度を保持しなければ ならない。 ②検査は被検査部門の通常業務に著しい支障を与えないように実施しなければならない。 第7条(被検査部門の協力)

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5 被検査部門は内部検査担当に必要な書類を提示し、質問に対して業務に関する事実を説明 し、検査が円滑に行われるように協力しなければならない。 第2章 検査計画と実施 第8条(検査計画) 定期検査にあたり、内部検査担当はあらかじめ「内部検査計画書」を作成し、代表取締役 の承認を得なければならない。 2.内部検査は、年2 回以上実施するものとする。 第9 条(内部検査計画書の記載事項) 「内部検査計画書」には、次の事項を記載する。 ①検査方針 ②検査の重点項目 ③検査対象部門・支社 ④検査担当者 ⑤検査日程 ⑥その他必要と認める事項 第10 条(検査の方法) 検査は、原則として実地検査とする。ただし、必要ある場合は書面検査によることができ る。 2.実地検査は、内部検査担当が直接検査場所に赴き現地で行い、書面検査は検査に必要 な書類の提出を求めて行う。 第11 条(検査実施の通知) 内部検査担当は検査の実施にあたり、あらかじめ被検査部門に「内部検査実施通知書」に て通知するものとする。ただし、特命検査の場合はこの限りではない。 第12 条(検査結果の説明協議) 内部検査担当は、検査実施後、被検査部門長に対し、検査結果を説明し、意見を聴取する。 第13 条(検査報告書の作成) 内部検査担当は、検査終了後、「内部検査報告書」を作成し、代表取締役へ提出する。 2.「内部検査報告書」は、その写しを被検査部門へ送付する。ただし、特に機密を要する 事項についてはこの限りではない。 第13 条(検査報告書の内容) 「内部検査報告書」には、次の事項を記載する。 ①検査日程 ②検査対象部門・支社 ③検査担当者

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6 ④検査項目 ⑤検査総評 ⑥個別検査結果 ⑦その他の参考事項 第14 条(改善の指示) 代表取締役は「内部検査報告書」の内容に基づき、重要と認めた事項を「改善指示書」と して内部検査担当を通じて被検査部門へ伝達する。 第15 条(検査結果の改善) 前条に規定する「改善指示書」を伝達された被検査部門は、検査結果の改善状況等を「内 部検査改善状況報告書」にて代表取締役、内部検査担当へ報告しなければならない。 2.内部検査担当は後日改善の確認を行わなければならない。 第3章 その他 第16 条(改廃) この規程の改廃は、○○○○が立案し、取締役会の決議による。 第17 条(施行) この規則は平成○○年○○月○○日から施行する。

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7 参考規程3

個人情報保護規程(サンプル)

【目的】 第 1 条 この規程は、当社(当紹介事業所)が求職者から入手する個人情報について、その取扱 いの責任体制を明確にするとともに、管理運営のルールを定め、個人情報の適切な管理 を図ることにより、求職者保護に資すると共に、民営職業紹介事業者(所)としての高 い公共性を具現することを目的とする。 【個人情報の範囲】 第 2 条 この規程で個人情報とは、求職者に関する情報であって、次の第1号から第3号までに 掲げる文章及びそれらに記載された内容、並びに第4号に掲げるものをいう。 1. 履歴書、職務経歴書、求職票 2. 個人のスケジュール表 3. 求職者との面談記録 4. その他特定の個人を識別もしくは推定することが可能なもの 【個人情報を取り扱うことができる者】 第 3 条 個人情報を取扱うことができる者は、職業紹介責任者の資格を有する者及びその指定す る者に限るものとする。 【個人情報保護責任者】 第 4 条 個人情報を取扱うことができる者のうちから、1名を個人情報保護責任者に選定する。 個人情報保護責任者の職務は次の通りとする。 1. 個人情報保護規程の作成、見直し、変更及び保管 2. 次に掲げる者に対する、個人情報保護規程の周知徹底 イ 個人情報を取扱うことができる者 ロ 新たに個人情報を取扱うこととなる者

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8 3. 個人情報に関する苦情・相談の受付及び処理の統括 4. 本規定を求職者が自由に入手できるための処置 5. 個人情報保護に関する行政官庁からの指導等への対応及びその関係者への周知そ の他本規程の各条に個人情報保護責任者の職務として規定されている事項 【個人情報の収集】 第 5 条 収集する個人情報は、職業を紹介するために必要な範囲内に限り、これを行うことがで きる。 【収集してはならない情報】 第 6 条 次に掲げる情報は、これを収集してはならない。 1. 人種、民族、社会的身分、門地、本籍地、出生地、その他社会的差別の原因となる おそれのある事項 〈具体例〉家族の職業、収入、本人の資産等の情報、(税金、 社会保険の取り 扱い等労務管理を適切に実施するために必要なものを除く)容姿、 スリーサイズ等差別的評価につながる情報 2. 思想及び信条 〈具体例〉人生観、生活信条、支持政党、講読新聞、雑誌、愛読書 3. 労働組合の加入状況等 〈具体例〉労働運動、学生運動、消費者運動その他社会運動に関する情報 【個人情報の収集方法】 第 7 条 個人情報の収集は、次に掲げる方法の何れかによらなければならない。 1.求職者本人から直接収集する 2.本人の同意を得て本人以外の者から収集する 3.職業紹介の業務提携により、提携先から収集する 【新規卒業予定者等の応募書類】 第 8 条 高等学校もしくは中等教育学校または中学校の新規卒業予定者から応募書類の提出を 求めるときは、職業安定局長の定める書類(全国高等学校統一応募用紙または職業相談 表(乙)によらなければならない。 【個人情報の保管】

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9 第 9 条 個人情報は、個人情報を取り扱うことができる者以外が自由に見ることができない方法 で保管しなければならない。 【個人情報の使用】 第 10 条 個人情報は、職業紹介目的以外に使用してはならない。 【求職者の同意】 第 11 条 個人情報を求人者等の第三者に提供するときは、求職者に提供先名を示し、その同意を 得てから行われなければならない。 【原本の保管】 第 12 条 個人情報を持ち出すときは、写しをとって持ち出すこととし、原本は常に所定の場所に 戻しておかなければならない。 【提供先の記録】 第 13 条 個人情報の写しを求人者もしくは業務提携先(以下求人者等という)に渡すときは、そ の提供先を記録 【個人情報の開示】 第 14 条 求職者より、自己の個人情報について、開示を求められたときは、速やかにその返却を 求め、これを破棄しなければならない。 【個人情報の訂正・削除等】 第 15 条 求職者より、自己の個人情報について、訂正、一部削除、または追加の申し出があった ときは、それに応じてただちに当該個人情報を変更しなければならない この場合にお いても、変更前の情報がすでに求人者等に提供されているときは、求職者の同意を得て、 速やかに変更後の情報を当該求人者等に通知しなければならない。 【利用または提供の停止】

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10 第 16 条 求職者より、自己の個人情報について、その利用又は消去、若しくは求人者等への提供 の停止を求められた場合は、速やかにこれに応じなければならない。 【不利益取り扱いの禁止】 第 17 条 求職者が、自己の個人情報について、開示、訂正を申し出たり、利用・提供の停止を求 めたりした事を理由として、当該求職者に不利益となる取扱いをしてはならない。 【個人情報の返却】 第 18 条 求職者より、自己の提出した個人情報について、その返却を求められたときはただちに これを返却し,コンピューターに登録している場合はこれを抹消しなければならない。 【個人情報の破棄】 第 19 条 次の何れかに該当する個人情報は、ただちにこれを破棄しなければならない。なお、求 職者に対し、個人情報の破棄に関して、予め周知しておかねばならない。 1. 当該求職者より、破棄の求めがあったとき 2. 紹介斡旋が成立しないまま*年が経過した求職者の個人情報 3. その他、情報を取得してから*年経過した個人情報 【個人情報の破棄の方法】 第 20 条 個人情報の破棄は、すべていずれかの方法で行わなければならない。 1. シュレッダーで破棄する。 2. 廃棄物処理業者に委託して焼却する。 【個人情報破棄の委託】 第 21 条 個人情報の破棄を他の者に委託する場合は、個人情報保護責任者は次のことを確認しな ければならない。 1. 委託先が、破棄を委託するに足りる信頼性を有すること 2. 委託先における管理のルールが、当社(当紹介所)のそれと同等以上のレベルであ ること

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11 3. 委託先における破棄が、定められたルールに則して行われていること 4. 万一事故が発生した場合に、委託先が適切の対応がとれると認められること 【個人情報の破棄委託契約】 第 22 条 前条の場合において、個人情報保護責任者は、委託先との間で、次に掲げる内容を含む 契約書を締結するとともに、委託先における実際の破棄が、契約書に定められた内容に 沿って行われている事を点検しなければならない。 1. 機密保持に関する事項 2. 再委託に関する事項 3. 事故時の責任分担に関する事項 【秘密の定義】 第 23 条 この規程において秘密とは、一般に知られていない事実であって、他人に知られないこ とにつき、本人が相当の利益を有すると認められる事実をいう。 〈具体例〉本籍地(都道府県までの情報を除く)出身地、支持もしくは加入する政党、 政治運動歴、借入金額、保証人となっている事実。その他プライバシーにかかわるもの (病歴、前科、離婚歴等) 【秘密の漏洩防止】 第 24 条 求職者の秘密に該当する個人情報を知り得たときは、それが正当な理由なく他人に知ら れることがないよう、次のことを厳守しなければならない。 当社(当事業所)に在職中はもちろん、退職後も他人にその秘密を漏らさないこと。 1. 当社(当紹介所)に在職中はもちろん、退職後も他人にその秘密を漏らさないこと 2. その秘密を表すメモ類を残さないこと 3. その秘密を履歴書等に記入しないこと 【秘密漏洩に当たらない正当な理由】 第 25 条 前条において秘密漏洩に当たらない正当な理由とは、次のようなものをいう ただし、 これらの場合でも、知らせるのは必要最小限のものに止めなければならない。 1. 裁判所における証人としての証言

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12 2. 刑事起訴法に基づく捜査機関からの照会 3. 紹介事業者の正当な業務行為として、当該情報を漏らすことが就職につながること、 かつ本人の不利益にならないことが事前に明確に判断できる場合 【苦情の処理等】 第 26 条 個人情報の取扱いに関し求職者から苦情を受けたときは、別に定める苦情処理規程に則 り処理しなければならない。 【求職者からの要望等への対応】 第 27 条 個人情報を取り扱う者は、求職者より、自己の個人情報の保管または使用について、質 問、相談または要望を受けたときは、真摯にこれに対応しなければならない。 【教育研修】 第 28 条 個人情報保護責任者は、職業紹介責任者と協議し、個人情報保護のための教育研修を行 う。 【教育研修の方法】 第 29 条 前条に定める教育研修は、次の方法で行わなければならない。 1. 役員、社員、派遣社員、非常勤社員その他の区別なく、個人情報に関係する者全員 を対象に実施すること 2. 次の内容を含むこと・個人情報保護の重要性の認識・個人情報を適正管理しない場 合リスクの理解・個人情報保護規程定の周知 【求職者の同意の取付】 第 30 条 求職者の同意は、原則として文書(メール、Fax等含む)で得るものとする。なお、 インターネット上での同意を含むものとする。 【倫理感の保持】 第 31 条 当社(当紹介所)において個人情報を取扱う者は、役員、従業員の区別なく、すべて、 本規程の内容を熟知してこれを厳守することはもちろん、個人情報を取扱うことに伴う 責任の重さを認識し、高い倫理感をもって業務を遂行しなければならない。

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13 【監査責任者】 第 32 条 個人情報の適切な管理の徹底を図るため、個人情報を取扱うもの以外の者の中から監査 責任者1名を選定する。 【監査責任者の業務】 第 33 条 監査責任者は、次の通り業務を遂行しなければならない。 1. 個人情報を取扱う者から独立した立場で、公正かつ客観的に監査すること 2. この規程の内容、及びその運用状況について、年1回以上監査すること 3. 監査を行ったときは、監査報告書を作成し、本紙を紹介元責任者に、写しを個人情 報保護責任者にそれぞれ提出すること 【監査責任者の選定】 第 34 条 監査責任者の選定は、これを当社(当紹介所)外に求めることを妨げない。 【業務改善の指示】 第 35 条 職業紹介責任者は、監査報告書に基づき、必要認めるときは、個人情報保護責任者に対 し、業務改善のための指示を行うものとする。 【業務改善計画】 第 36 条 個人情報保護責任者は、監査報告書及び前条に定める指示に基づき、業務改善計画を立 て、これを実施しなければならない。 【罰則】 第 37 条 この規程に違反して個人情報を収集、利用または提供した者は、就業規則に基づき、処 分を行う。 【求人者の個人情報】 第 38 条 求人者の個人情報についても、次のことを厳守しなければならない。 1. 正当な理由なく他人に漏らさないこと

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14 2. 職業紹介以外の目的に使用しないこと 【個人情報をコンピュータで処理する場合への適用】 第 39 条 個人情報をコンピュータで処理する場合においては、各条の規程を次の通りとする。 1. 第 2 条に定める個人情報の範囲は、それらの事項であってコンピュータに記憶され ているものを含むものとする。 2. 第 4 条に定める個人情報保護責任者の職務には、次の事項を追加する。  個人情報処理のためのアプリケーション・ソフトウェアの統括・管理  コンピュータに記憶されている個人情報にアクセスするためのパスワードの登 録、定期的な変更、解除その他の管理  コンピュータに記憶されている個人情報を、不正なアクセスから防護するため の処置 3. 個人情報の返却、並びに個人情報の破棄には、当該個人情報の、コンピュータ記憶 装置からの完全抹消を含むものとする。 【改廃】 第 40 条 この規程の改廃は、取締役会(紹介所長)の承認を得て効力を発するものとする。

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15 参考規程4

求人者情報管理規程(サンプル)

【目的】 第 1 条 当社が入手する求人者情報について、適切な管理を図ることを目的としてこの規程を定 める。 【求人者情報の定義】 第 2 条 この規程で求人者情報とは、職業安定法第 51 条 2 項および職業安定法施行規則第 33 条 の2で定める「法人である雇用主に関する情報」であって、求人者および再就職支援事 業における関係雇用主(以下、「求人者等」という。) の法人情報を云う。 但し、以下の求人者情報はこの規定の対象外とする。 ①既に公知となっている情報及び取引後に公知となった情報 ②求人者等が公表することを書面により承諾した情報 ③当社が正当な第三者から適法に入手した情報 ④取引開始前に、当社が既に入手していた情報 なお、求人者等に係る個人情報は、別に定める「個人情報保護規定」に則り適正に管理する ものとする。 【求人者情報の取扱い及び保管】 第 3 条 求人者情報の取扱いと保管について、以下の措置を講じるものとする。 ①求人者情報を取扱うことができる者は、職業紹介責任者及びその指定する者に限る。 ②求人者情報は、求人者情報を取り扱うことができる者以外が自由に見ることができ ない方法で保管しなければならない。 ③コンピュータ等の電子媒体で保管する場合は、ID 番号、パスワードの設定等の漏え い防止施策を設けなくてはならない。 ④求人者情報は施錠のできる保管施設に保管しなければならない。 【求人者情報の提供と公表】 第4条 求人者等の書面による同意がある場合を除き、求人者情報を第三者に提供若しくは公表 してはならない。ただし次のいずれかに該当する場合はこの限りではない。 ①職業紹介事業において、求人者の情報を求職者に提供する場合 ②優良職業紹介事業者推奨事業の「認証機関」として設置された第 3 者委員会への提供 ③法令に基づく場合

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16 参考規程5 苦情処理規程(サンプル) (目的) 第1条 この規程は、当社が受ける苦情の処理について、その責任体制を明確にするとと もに、処理ルールを定め、適切な苦情処理を図ることにより、有料職業紹介事業者 としての高い公共性を具現することを目的とする。 (苦情処理の原則) 第2条 苦情処理に当たっては、事実に基づき、誠意をもって迅速かつ適切な処理に当た るものとする。 (苦情処理統括責任者) 第3条 代表者は職業紹介責任者の中から、職業紹介責任者を苦情処理統括責任者とす ることとし、その者は以下の職務を行う。 1. 苦情処理規程の作成、見直し、変更および保管 2. 全従業員に対する苦情処理規程の周知徹底 3. 苦情案件の受付処理状況の統括 4. 苦情処理に関する関係行政機関等からの指導等への対応及びその関係 者への周知 5. 苦情処理委員会の招集 6. その他本規程の各条に規定される事項 (苦情処理委員会) 第4条 代表者は必要に応じ苦情処理委員を指名し、苦情処理委員会を組織するものとす る。 (苦情処理の窓口) 第5条 苦情は、原則としてその案件の紹介を担当した者が窓口となって受け付けるととも に、責任をもってその処理にあたるものとする。なお、その者が対応できない場合 は苦情処理統括責任者が指名する者が対応するものとする。

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17 (苦情処理票) 第6条 苦情処理担当者は、苦情の申出を受けた年月日、苦情の内容、対応の経過等に ついて、苦情処理票に記録し、適宜、苦情処理統括責任者にその内容を報告する ものとする。 (苦情処理委員会の招集) 第7条 苦情処理統括責任者は、必要に応じて苦情処理委員会を招集し、苦情案件の処 理方針等について意見を求めるものとする。 (関係機関との連携) 第8条 苦情処理統括責任者は、関係法令に照らし、違法又は不法な内容を含む苦情等 専門的な相談援助を必要とする苦情については、関係行政機関等と連携して対応 するものとする。 (苦情受付窓口の周知) 第 9 条 苦情処理統括責任者は、求人者及び求職者に対し、苦情受付の窓口を周知しなけ ればならない。 第 10 条 苦情処理統括責任者は、苦情の申出先として、管轄の都道府県労働局及び公 共職業安定所、専門的な相談援助を行うことができる団体の名称・所在地・電話 番号等についても、パンフレット等を活用して周知するものとする。 (関係機関を経由した苦情への対応) 第 11 条 苦情処理統括責任者は、自らの職業紹介所に係わる求職者、求人者等からの苦 情の申出を受けた管轄の都道府県労働局又は公共職業安定所、専門的な相談援 助を行うことができる団体等から、苦情に関する連絡を受けた場合には、求職者、 求人者等から直接苦情を受けた場合と同様に、適切、かつ、迅速に対応するもの とする。 (苦情処理に関する情報の整理、活用) 第12 条 苦情処理統括責任者は、適切かつ迅速に苦情処理を行うことができるよう、関係法 令、苦情処理の具体例等、苦情処理に関する必要な知識・情報の修得に努めると

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18 ともに、苦情処理を行った場合には、その内容や問題点について整理し、その後 の苦情処理への対応に活用するものとする。 (個人情報の保護) 第13 条 苦情処理に携わるものは、苦情処理に関して求職者等の個人情報を知ったときは、 別途定める個人情報保護規程に則り適正な管理を行わなければならない。 (守秘義務) 第 14 条 苦情処理に携わる者は、処理に際して知り得た求職者等の個人情報を、正当な理 由なく第三者に漏らしてはならない。

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