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IRUCAA@TDC : 外科的矯正治療による下顎前突症の一治験例 : 軟組織側貌の変化について

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Academic year: 2021

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(1)Title Author(s) Journal URL. 外科的矯正治療による下顎前突症の一治験例 : 軟組織側 貌の変化について 小室, 明子 歯科学報, 92(2): 353-364 http://hdl.handle.net/10130/2064. Right. Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/.

(2) 353. 臨    床. 外科的矯正治療による下顎前突症の-治験例 一軟組織側貌の変化について一 小 室 明 子 所属:医療法人 小室会 (1991年10月3日受理) 1. A Case Report of Mandibular Prognathism with Orthognathic Surgery - Changes in soft tissue profile Akiko KoMURO Komuro-kai Medical Corporation. m. 初診時年麻19歳9ヵ月の女子で,反対唆合を主訴とし て来院した。. s. 近年,歯科矯正臨床において外科的矯正治療が積極的. 既往歴については,特記すべき事項が見られなかっ た。家族歴としては,母親に反対唆合が認められた。 1)顔貌所見(図1). に用いられるようになってきた。これにより,従来の歯 科矯正治疲のみでは治療が困兼であった下顎前突,開 唆,顎偏位などの著しい骨格性不正唆合についても,形. 正貌は左右対称的な面長で,側貌では下唇とオトガイ 部の著しい前実が認められた。 2)唆合所見(図2) Hellmanの唆合発育段階は成人期で,第三大臼歯を. 態的,機能的ならびに審美的な改善が可能となってきた ト5)。このうち,審美的な問題はとりわけ成人患者に とっては最も重大な関心事であること,さらに個々の患 者の要望がさまざまであるため一定の標準値に基づいた. 含むすべての永久歯が現存していた。上下顎第一大臼歯 の近遠心的唆合関係は両側ともAngle IH級で, overjet. 治癒が難しいこと,などの観点より術後の軟組織形態の 予測を含めて術前に十分な検討を行うことが大切であ る。 軟組織側貌の評価については,従来より多くの方法616)が考案され,歯科矯正臨床に応用されてきた。このう ち,側面位頭部Ⅹ線塊格写貢を用いた手法6-ll)は簡便 で,広く臨床に用いられている方法であるため,これら の分析法を応用することにより,外科的矯正治療を行っ た-症例の軟組織側貌変化について検討を加えることと した。併せて,良好な軟組織側貌線を獲待するための術 前矯正治療の重要性についても若干の考案を加えること とする。 症     例. 1.初診時所見 79.

(3) 小室:外科的矯正治療による下顎前突症の-治験例. 図2 初診時(19歳9ヵ月) -0.9mm, overbite -2.0mmであった。上顎前歯部 に側切歯の舌側転位による叢生が見られた。上下歯列弓 形態は左右対称的で,上顎では放物線型,下顎ではU字 型を呈していた。. 上下顎永久歯の歯冠近遠心幅径は,大坪の標準値17)と 比べて上顎側切歯,上下顎第-大臼歯がIS. D.内にあ る他はほぼIS. D.を超えて大であった。 上顎では,基底弓長径は標準的な大きさを示したが,. 3)パノラマⅩ線写貢所見(図3) 歯根の湾曲,吸収ならびに歯槽骨の吸収などの異常所 見は認められなかった。. 歯列弓長径はIS. D.を超えて大きく,歯列弓幅径はほ ぼ1S. D./J\であった。下顎では,基底弓幅径は標準的 であったが,歯列弓長径はほぼIS. D.大,歯列弓幅. 4)模型分析所見(図4). 荏,基底弓長径はIS. D.を超えて大きかった。 5)側面位頭部Ⅹ線塊格写桑分析所見(図5- 1, 2) 大阪大学歯学部歯科矯正学講座所蔵の発育研究資料よ り待られた日本人成人女子の標準値18)をもとに,本症例 における骨格性,歯性の異常について検討した。 下顎骨については, Ar-Go, Ar-Meがいずれも2 S. D.を超えて大きいことにより,その大きさは過大で あった0 -万, Facialangle, ∠SNBがIS.D.を違 えて大であることより,頭蓋底に対する下顎骨の著しい 前方位が認められた。 上下顎の前後的関係は, ∠ANBがIS. D.を超えて 小さいことより, skeletal 3であった。 顔面高については, N-Me, Me-NF, Go-NFがい. 図3 初診時(19歳9カ月). ずれもIS.D.を超えて大きく, N-NF, S-NFが1S. 80.

(4) 歯科学報 Vol. 92, No. 2 (1992). 355. Mesio-Distal Diameter of Permanent Teeth 3 l. Central Incisor. 5. 4 t. i. 5.19. 4. Lateral Incisor Canine. 5. I. 5 ー. lst Premolar. 5 I. 2nd Premolar. 5 I. -. 7 1. 7. 6. I. -. 6 -. 8 i -. 5 .8 7. 6 L. l 6. l. l. l. 9. lst Molar. 6 l 10 】. ? I 言. 6.58 L 7 6.則. 6. I. +. 12. 月. 13. l. 図4 初診時(19歳9カ月)の模型分析所見 改善のみでは治療が不可能であること,などの理由によ. D.内にあることより,下顔面高の過大が認められた。 その他の計測値からは,骨格的に異常な所見は見られ なかった。 上顎切歯については, ∠Ul toSNがIS.D.内にあ るもののやや大きな値を示し, ∠Ul toFHがIS.D.. り,上下顎骨の前後的な不調和を改善するために手術を 行うこととした。手術法としては,下顎枝矢状分割法を 用いることとした。 ペーパーサージェリー,モデルサージェリーの結果,. 大であるとこより,その歯軸は唇側傾斜の傾向を呈し ていたo また,下顎切歯については, ∠L.1 to Mand.. 良好な唆合閑係と軟組織側貌を婆待するためには,下顎. pl.がIS.D.を超えて小であり,かつ、FMIAも1S・ D.を超えて大であることより著しい青柳傾斜が認めら れた。 2.診   断 本症例は,下顎骨の過成長と前方突出に起因した. 診時のoverjetが-0.9mmと小さく,十分な下顎骨の. Angle HI級の下顎前突症で,骨格的にはskeletal 3, average angle caseと診断された。 3.治療方針 骨格的な異常が著明であること,年薗的にも歯槽性の. 法を用いて上下歯列の排列を行うこととした。. --- 81. 骨の約10mmの後退が必要と判断された。しかるに,初 後退がはかれない状態にあったため上下項切歯の歯軸傾 斜の改善が不可欠となった。そこで,手術に先立ち,顎 骨の不調和に起因した上下顎切歯の歯軸傾斜を改善すべ く,両側上顎第一小臼歯を抜去した上で,エッジワイズ 4.治療経過 まず「両側上顎第一小臼歯と下顎第三大臼歯を抜去し た後,.エッジワイズ装置を装着したo上顎においては,.

(5) 小室:外科的橋正治療による下顎前突症の-治験例. 356 Angular measurements (degree). Dimensional measurements (mm). mean s.d.. mean s.d. 70. Facial A. 90. 80 60. Y axis 16 0. NAP. ,. 70. S-N ,. 80. 18 0. / 170 9 \ l. 」. 軽 ン ′. 20. 60. 67.9 3.65. N-Me. ZgL 120 /. 125.8 5.04. S-Ar / FH. 16.6 3.15. i3in V w. 1、0. 20. FH to SN / 80. SNA 70. SNB. 90. 8 0>O. 30. Mand. pL to SN  37.1 4.64. 20. \. FMA(MPtoFH) 30.5 3.60. 蝣 m /. / 39. W M.  ̄^. r. ,. 45.4 3.29. Go to NF. 33.2 3.03. 110. 10 id 、. 3P. n o. 190. .^ 1号0 \ lq0 、. llX. 50. {0 /. 4-0. A-U6/ NF 120H. Ul to FH  112.3 8.26 ¥ -J 2. LI to Mand. pi. 93.4 6.77 FMIA(LItoFH) 56.0 8.09 LI to AP. 40 lP. / 50 r \ 0. U6-Ptm / NF. 100 /. B-L6/ Mand. pl.. 60 ¥ - 』 ′ 「. L6-A】】R / Mand. pl. LI to AP. 4.0. m. 「. ^ - 4 ?. 50 y. 7.0. 8l0. 110 \ 「 、. \. 、 ト J 20.. S. l. 1. ABR-B/Mand.pl. 46.8. 13 0^ ^ , / I?". 110. r. サ/. ▲" 0. 6 ∧-> 00 [-- LO 2   2   2   1. 90. Ul to SN. V 良 一. ,. 40. A-Ptm/NF 47.9 2.80. A-B/NF Interincisal A. 123.6 10.64. 70. \ 30、. Ar-Me. 30¥ /. 1. 0. 60 /. 4P. Go-Me. 20. Occ. pi. to SN. S to NF. 50. Ar-Go     47.3. J. ANB       2.8 2.44 NF to Mand. pi. 27.9 4.08. 68.6 3.71. / 13 0. ¥ 120,. v. 56.0 2.53. 40. \ 100 ノ. Ramus pi. to SN  94.8 5.62 Gonial A.  122.1 5.29. 9P. N to NF Me tc) NF. 9 9 9 5 5. 2 3 2 2 3. 7 0 4 6 0. 1.0. !0 2 5 7 5 0. / 20. \. 20. 30 、 .. \. 30. 3-0写 \. J. 29 、. I." 9. 6 5.. l. 巨. 1 、 、 、 、 、 ゝゝ31I 0. ,-" ' '. 図5 I 1初診時(19歳9カ月)の側面位頭部Ⅹ線塊格写真分析所見 レベリングの後,犬歯の遠心移動,前歯部の舌側移動を. を行ったo この時点において,ペーパーサージェリーの. 行った。下顎においては,レベリングの後,前歯部の酋 側傾斜を積極的に図ることにより,下顎切歯歯軸の改善. 結果より,下顎骨体の切除量は約10mm,下顎切歯,オ トガイ部の後退室はそれぞれ約11mm, 9mmと決定さ れた(図6)o. 0          50. エッジワイズ法による治療開始約1年7カ月経過時 に,下顎枝矢状分割法による手術を行った.手術後,た だちに顎間固定を行い,同時にチンチャップの使用を開. 図6 下顎骨の後退室予刺のためのペーパーサージェ 図5-2 初診時(19歳9カ月)のプロフイログラムの 重ね合わせ I-一一一は,成人女子対照群の平均プロ フイログラムを示す。. り-. 下顎骨体の切除室(矢印で示す)は約10mm, 下顎切歯,オトガイ部の後退室はそれぞれ約11 mm, 9mmとなった。 一一 82.

(6) 歯科学報 Vol. 92, No. 2 (1992). 始した。 約6週間にわたる顎問固定の後,エッジワイズ法によ る術後矯正治療を行い, 22歳2ヵ月時にエッジワイズ装 置を撤去し,保定を開始した。現在,保定開始後約6ヵ 月が経過しているが良好な唆合関係が保たれている。 5.治療結果 本症例の治療は術前矯正治療,外科手術,術後矯正治 痩,保定の4段階からなるため,各治療段階における変 化についてそれぞれ検討した。 1)側面位頭部Ⅹ線塊格写真分析所見(図7,表1) まず,初診時からの術前矯正治療終了時までの変化に ついて検討した(図7- 1,表1)。前頭蓋底基底部の前 後径,上顎部の大きさ,位置などの骨格的要素はほとん ど変化を示さなかった。これに対し,下顎骨は上顎第小臼歯の抜去とこれに続く大臼歯の近心移動により,わ ずかに前上方への回転を示した。 一方,上下寛切歯の歯軸傾斜は大きな変化を呈した。 ∠Ul toSNが約30滅少するとともに,上顎中切歯切 席が約4mmの舌側移動を示したことより,同歯の著し い舌側移動が認められた。また, ∠Ll toMand. pi. が約130増加したことより,初診時に認められた上下寛 切歯の補償的な歯軸傾斜は大きく改善されたことが示さ れた.また,上顎第-小臼歯を抜去したため,上顎大臼 歯が約3 mm近心転位を示した。 次に,手術による変化について検討した(図7-2,. 357. 表1X. 前頭蓋底基低部,上顎部ならびに歯系についてはほと んど変化が認められなかった。 一方,下顎骨については,下顎枝矢状分割法により約 10mmの下顎骨休部の遠心移動を行った結果, GoMe, Ar-Go, Ar-MeのいずれもIS. D.内の値を示 し,標準値に近似した大きさを呈してきたoまた,下顎 下線平面傾斜角のわずかな増加が見られたことより,下 顎骨の後退に伴いわずかな後下方への回転が生じたこと が示された。 術後矯正治療の斯間においては,下顎骨のわずかな前 上方への後戻り変位とこれに伴う上顎切歯のわずかな唇 側傾斜が認められた(図7-3,表1)。また,保定期間 においては,骨格系ならびに歯系のいずれにおいても著 明な変化は認められなかった。 2)唆合所見(図8) 術前矯正治療の期間においては, overjetが-0.8 mmから-8.9mm-, overbiteが-2.0mmから-2.5 mmへと,それぞれ変化したことより,前歯部の逆被蓋 度は増加したO上下顎第一大臼歯の近遠心的唆合関係 は,上顎第一小臼歯の抜歯によりわずかにAngle l級 傾向にあるものの, I級関係に近づいてきた(図81)。. 外科手術による変化としては,下顎骨体の遠心移動に 伴い, overjetが-8.9mmから2.5mmへ, overbiteが. 図7 治療中の顎顔面形態の変化 初診時(19歳9カ月) -術前矯正治療終了時(21歳4ヵ月) 術前矯正治療終了時(21歳4ヵ月) 顎問固定終了時(21歳8ヵ月) 顎問固定終了時(21歳8ヵ月) 一動的治療終了時(22歳2ヵ月) -83-.

(7) 小室:外科的矯正治療による下顎前突症の-治験例. 358. 表1側面位頭部Ⅹ線塊格写貢分析値の変化. 計 測 項 目. 治  疲  段  階 A                          標準値* (19Y9M) (21Y4M) (21Y8M) (22Y2M) 平均値  標準偏差. Angular (degree). D. *.  . *. だ.   M. 3 *.    . 0 0 2. 0.  .  . v. < t. # *.  . CXI. -. "   0. -. 5.  .  . OO. t C. CO CO -^P CO LO. CO. -. CD. t. 97.     93.. ・. 113. 7   110. 7   110. 5. I. L 1-SN ∠L1-MP. -. 120.6122.1 2.29S 6.0 111.5105.9 94.093.4. D. -2.7    -3.6     2.7. CO ^f -^ LO. 127. 4   124. 8   120. 1. ∠ANB. (. Go. A..  . 35.8     33. 5     39.8. f. 3.5     87.3     13. ∠MP-SN. ^. 3.7     3.0. ∠SNB.  . ∠SNA. 3.777.7 114.2 82.880.8 1677.9 37.637.1. O. 2.4     92.9     3.0. O. 85. 1     5.9     79. 1. "^f ^T. ∠SNP Facial A.. Linear (mm). C O  . CO. ^  . t- O. t み q U. OO. 4.33.1 2.3.3.  . -2.0    -2.5     1.0.  . -0.8    -8.9     2.5. ^. 120. 3   12工    110. 6. Overjet Overbite. -. Ar-Me.  . 57.     58. 1    49. 1. D. 74.3     75. 1    73. 7. 田rats. OO ^H. Go-Me. 3.667.9 49.047.9 73.071.4 49.947.3 112.0106.6. n. 49.7     50.2     49.7.  . 69.1     3.7     3.7. Ptm-A/NF. 5. S-N. 大阪大学歯学部歯科矯正学講座所蔵の発育研究資料による標準値18) A :初診時, B :術前矯正治療終了時, C :顎問固定終了時, D :動的治療終了時. -2.5mmから1.0mmへと,それぞれ変化した。また, 上下顎第一大臼歯の近遠近的唆合関係は,上顎第一小臼. 前後的関係は初診時より悪化したことが認められた(図 1,図io-ix. 術後矯正治療の期間においては overjet, overbiteの. 外科手術による変化としては,著明な下唇とオトガイ 部の後退,ならびに上唇の伸長が認められた(図10- 2)< 術後矯正治癒の期間においては,著明な変化は認めら. わずかな増加が認められたものの,唆舎関係に大きな変. れなかったものの,わずかな下唇の後退が示された(図. 化は見られなかった(図8-3)。また,保定斯間におい. 10-3)。. 歯が抜去されているため, Angle II級となった(図8 2)0. ては,唆合関係の変化はほとんど認められなかった。. 保定後においては,ほとんど変化が認められなかっ. 3)パノラマⅩ線写真所見(図の. m. 手術後,顎間固定終了時においては,わずかに歯根膜 腔の拡大が認められたものの,この他に特記すべき所見 は見られなかった(図9-1)。. 敢組織伽貌の検討 1.軟組織側貌の評価方法. 動的治療終了時においては,上顎伽切歯を除くすべて. まず E-planeを基準として本症例における欧組織. の歯について歯根の平行性は獲待されていた。また,上 下顎切歯部のわずかな歯根吸収が認められたものの,著. 貌の変化を検討した。 E-plane は,鼻尖点と軟組織 ポゴニオンを結ぶ平面である。. しい歯板吸収,歯槽骨吸収などの異常所見は見られず, ほぼ良好な結果が示された(図9 - 2)。. 織形態を分析し,その標準値(平均値,標準偏差)との比. 次に,瀬端ら10)による分析法に基づいて本症例の軟組. 4)顔貌所見(図1,図10). 較検討を行った。. 術前矯正治療による変化としては,上唇の後退と下唇 の約5mmの前案が認められた。その結果,上下口唇の. 計測点は,以下のごとく硬組織上に4点,軟組織上に 8点設定した(図Il)。. - 84 -.

(8) 歯科学報 Vol. 92, No. 2 (1992). 図8 治療中の口腔内写責 1 :術前矯正治療終了時(21歳4ヵ月) 2 :手術後,顎間固定終了時(21歳8カ月) 3 :動的治療終了時(22歳2カ月) FH-G. Sn :上顎基底の頭蓋に対する突出度. 1)硬組織上の設定点 N:Nasion 鼻点 P:Porion 耳点. G. Sn-Sn. Pog: G. Pog線に対するSnの位置 FH-Sn. P :上顎蓋底部の発育方向 FH-Gn. P :おとがい部の発育方向. Or : Orbitale 眼点 A:PointA 上顎基底点 2)軟組織上の設定点 G : Glabella      額点. G-Sn-P :上顎蓋底の発育室 Poe-Sn-P :上顎に対する下顎の前突度 FH-Sn. Ls :上魯外皮前縁の傾斜の程度 FH-Pog. Li :下唇外皮前縁の傾斜の程度. E : Endofnose    鼻尖点 Sn : Subnasion     鼻下点. Sn. pog-sn. Ls :上唇の突出程度 Sn. Pog-Pog. Li :下唇の突出程度. Ls : Labialesuperior 上唇点 Li : Labiale inferior  下唇点. FH-E. Pog :鼻尖とおとがいの前後関係 E-Pog-Sn :鼻の高さ. b : Sulcus infralabiale 醸唇溝 poe : pogonion    おとがい点 Gn : Gnathion     下顎点 3)計測項目. E-Pog-Li : E-Pog線に対するLiの位置 し主Pog-b :顧唇溝の深さの程度 2.軟組織側貌の評価結果 - 85 -.

(9) 小室:外科的矯正治療による下顎前突症の-治験例. 図9 治療中のパノラマⅩ線写真 1 :手術後,顎間固定終了時(21歳8ヵ月) 2 :動的治療終了時(22歳2ヵ月) 図10 治療中の顔面写真 1 :術前矯正治療終了時,手術直前時(21歳4カ 月) 2 :手術後,顎間固定終了時(21歳8カ月) 3 :動的治療終了時(22歳2ヵ月). 初診時ならびに術前矯正治療終了時では, E-plane に対して著しい下唇の前実が認められた(図12A, B)。 手術後,顎問固定終了時では,下唇が硬組織の変化に十 分に順応せず未だ弛緩している様子が認められるが(図 12-C),その約6ヵ月後,動的治療終了時にはEplaneに対する上下口唇の位置はそれぞれ+1. 5mm,. が,手術により大きく増加し,さらに動的治療終了時に. +3.0mmとわずかに前突傾向を有しているものの,漢. かけて標準的な角度を呈してきたoこれは,手術による. 井11)による日本人成人女性における値にも近似する傾向. 下顎骨とPogの後退によってもたらされた変化である。. を示してきた(図12-D)C このことより,標準側貌線の 形態に近づいていることが明らかとなった。 表2は,本症例における軟組織側貌形態の分析結果を 標準値とともに示したものである。 FII-G. Snは,初診時1S. D.を超えて大きな値. FH-Sn. Pは初診時(13.5-)から動的治療終了時 (14.0-)-かけて大きな変化を示さず,いずれの時期に おいてもIS.D.近く小さな値を示した.このことよ り,本症例の上顎基底部は上方位を呈していたことが認 められた。. (96. 7つを示したが,術前矯正治療終了時には約3. 70の. FH-Gn. Pは,初診時(47.0-),手術直前時(45.5-). 滅少を示した。その後,手術によりわずかな増加を示. にはIS.D.を超えて小さな値を示したことより,オト. し,動的治疲終了時(97.0-)においてもこの傾向が見ら. ガイ部の位置は平均より前方にあることが認められた。. れたo このことより,本症例における上顎素底部の頭蓋. その後,手術によりオトガイ部は後方へ移動したため,. に対する突出度は大きいことが認められた。 G. Sn-Sn. Pog-は,初診時(6.80),術前矯正治療終. 動的治廃終了時には49. 0とほぼ平均値に近似した値を呈 してきた。. 了時(4.5◇)には平均値よりはるかに小さな値を示した. G-Sn-Pは,初診時から動的治療終了時へかけて著 86 -.

(10) 歯科学報 Vol. 92, No. 2 (1992). 361. 図11分析に用いた計測点と計測項目(瀬端ら10)より) ① FH-G.Sn, ②G.Sn-Sn.Pog, ③FH-Sn.P, ④ FH-Gn.P, ⑤G-Sn-P, ⑥ Pog-Sn-P, ⑦FH-Sn.Ls, ⑧ FH-Pog.Li, ⑨Sn.Pog-Sn.Ls, ⑩sn.pog-Pog.Li, ㊨ FH-E.Pog, ⑫E-Pog-Sn, ⑬E-Pog-Li, ⑭Li-Pog-b, 変を示さず,かつ標準値に近似した値を示したことよ り,上顎基底部の発育量はほぼ標準的であったことが認 められた。 Pog-Sn-Pは,初診時103.0-とIS. D.近く大きな 値を示し,手術直前時にさらにわずかな増加を示した。 一方,手術後,動的治療終了時には大きな減少を示し, ほぼ標準的な大きさ(95.0-)を呈してきた。このことよ り,軟組織Pogの位置は手術後, Snに対して大きな後 退を示したことが認められた。 FH-Sn. Lsは,初診時(115.0-)から手術直前時 (122.0つ-かけて約70の増加を示したものの,手術 後,動的治療終了時には106. 0-と平均値に近似した値を 呈してきた。このことより,上唇の傾斜度は下顎切歯の 位置に影響されており,手術による下顎骨の後退により 動的治療終了時には,ほぼ標準的に変化したことが認め られた。. 図12 S - N平面で重ね合わせた軟組織側貌形態の変 化(蝣     はE-plane). A :初診時(19歳9カ月) B :術前矯正治療終了時,手術直前時(21歳4ヵ 月) C :手術後,顎間固定終了時(21歳8ヵ月) D :動的治療終了時(22歳2カ月). FH-Pog. Liは,初診時70.50とIS. D.内の値を示 したが,手術前後においてIS. D.を超えて小さな値を 呈してきた。その後,動的治療終了時には,再び65.00 -87.

(11) 小室:外科的矯正治療による下顎前突症の-治験例. 362. 表2 軟組織伽貌形態に関する計測値 B Bfi. M. l   良. 良. U. N.  . 5.  . C.  . 7.  .  . ォ. O. ∩. O. IO. m. ロ  . O. o. 0. -.   7. f.   だ. o. e.  . 3.  .   C. O. ^ p. D t. 3. O.  . 0. t.  . i. -. ^. n. I. 0. c. U.  .  . O. o. m. O. ". M. ^. O.  . J. t.  . 己. N. O. O.  . U. Lo. 貞. oo. 5. C.  . LO. o. ) U. O. ^. '.  . a. L. -.  . r.  . oo. 2. in. 4. CD. 2. *. Ln. LO. CD. oO ^f ^f. O.  . 5.  . d. W. 4. o. oo. -.  .  . 9. O. O. <.  .  . LO.  . 3. U. Ln. -.  .  . ^.  . O. LD. i-I. c o   ^ r. -. a.  .  . CO. t. O.  . (. cD.  . CO. C5 io. O. oj. o.  . I. O. l o.  ̄. O. D.  . o.  . C. O.  . lo.  . M. 3. to (m. O. O. i. 良. CO. o. l・L.  .  . LO. LO. O ^ t- CO. LO. LD. 1. e o. r. O. n.  . 2. m. CM. T. =. i.  . O.  . LO.  . O. ai.  . C.  . CO. L.  . O. o.  . o. l. O. O. H. OO t- OO LO f- O) O CD !M l. o.  . U. 田. t- <y> <o r:.  . o. 己. ^ to.  . i.  . c^ O.  . 4. lo.  . r.  .  . O.  . O. O. ^. 1. C2> LO. ^.  . L.  . O.  .  .  . ( M   ^ f   ( M   ( M. J.  . 己. ^. LO.  . t- OO ^ ai. ^. O. 7.  .  .  . 0 5 ns. 6. o. >.  . CO. O. =.  . Li-Pog-b. 治  療  段  階 C D       標準値* (21Y8M) (22Y2M) 平均値  標準偏差. CD.  . c. E-Pog-Li. c. :. E-Pog-Sn. 9.  . FH-E.Pog. O.  . Sn.Pog-Pog.Li. IOI. -. Sn.Pog-Sn.Ls. ・l、. t. FH-Pog.Li. O. f. FH-Sn.Ls. Y 1 2. ^. Pog-Sn-P. LO. 蝣. G-Sn-P. C0 0- Oi. FH-Gn.P. \′. CO. G.Sn-Sn.Pog FH-Sn.P. C- OO. eS. FH-G.Sn. M. ∩当u. l (. ^. 計 測 項 目. (単位:皮).  . ・瀬端らによる日本人成人女性の標準値10) A :初診時, B :術前矯正治疲終了時, C 顎間固定終了時, D :動的治療終了時 2. とIS.D.内に位置する値を示した.このことは,治癒 経過中の下顎切歯の傾斜と関係し,術前矯正治療により. 小さな値を示したことより,本患者の鼻尖高は低いこと が認められた。. 前方拡大したものが,若干後戻りした結果によるものと. E-Pog-Liは,初診時から手術終了時へかけて平均. 考えられた。. 値より大きな値を示したことより, E-Pog線に対し下. Sn. Pog一一Sn. Lsは,手術産前時に30.0-と大きな値. 唇はかなり前方にあることが認められた。動的治療終了. を示した他は,全ての治療時斯においてIS. D.内の値. 時においては,なお平均値よりIS. D.を超えて大きな. を示した。このことより,上唇の突出度は動的治療終了. 値を示したものの,平均値に近づく傾向が認められた。. 時においてほぼ標準的であったことが認められた。. Li-Pog-bは,手術直前時を除き,平均よりかなり. Sn. Pog-Pog. Liは,初診時17.3-とIS. D.を超え. 小さな値を示したことより,本症例における酷酋溝はき. て大きい値を示し,手術直前時には29.5◇とさらに大き. わめて小さいことが認められた。. な値を呈してきた。これは,術前矯正治療により下顎切 歯の酋側傾斜が生じた結果であろうOその後,手術によ. 考     察. り大きな減少を皇し,動的治療終了時には14.0-とほぼ. 外科的矯正治療に伴う軟組織伽貌の変化については,. 標準的な値を示した.このことより,下唇の突出度はほ. 側面位頭部Ⅹ線塊格写貢を用いた形態的な研究19-23)が数. ぼ標準的な状態へ改善されたことが認められた。. 多く行われてきたo さらに,顔面石膏模型を用いた計測. FH-E. Pogは,初診時3.1-,手術産前時4.0-と平. 13)光学的計測14)ならびにモアレ写真を用いた計測12・. 均値よりかなり大きな値を示したことより,鼻実に対し. 15)などの手法も用いられてきた。これらの研究によ. てオトガイ部が大きく前方位を呈していたことが認めら. り,外科的矯正治療による軟組織側貌変化の様相が明ら. れた。一方,手術後,動的治療終了時にはそれぞれ. かとなり,さらにこれの予細についての試みもなされて. 73. 0, 75.50と大きな滅少を示したことより,オトガイ. きた24-27)。. 部が大きく後退したことが認められたものの,平均値と 比較するとなお前方位を呈していた。. 織形態の変化として,土屋15)は, 1)上唇高の増加,オ. E-Pog-Snは,全治疲期間を通じて平均よりかなり. トガイ高ならびに下顔面高の減少, 2)下唇,オトガイ. 骨格性下顎前突症に対する外科的矯正治療による欧組. 88.

(12) 歯科学報 Vol. 92, No. 2 (1992). 363. 部,とりわけオトガイ香溝部からオトガイ最前方部の著. のあるところである。 Burstone は,軟組織は硬組織. 明な後退, 3)上唇,頑部,口角部の大きな後退,など. の移動量に相関した変化を呈するものの,その変化率に. を明らかにするとともに,下顎骨の位置変化とこれらの. は大きな変動があることを明らかにするとともに,これ. 欧組織変化との関連性を解明した。さらに,欧組織側貌. を左右する要因として口唇の厚さと緊張を挙げた。とり. 変化について同様の報告19-23)が多く見られるが,これら. わけ,下唇は比較的自由な動きを呈する組織であるた. の報吾と本症例の結果とを比較すると,多くの点におけ. め,その緊張度28,29)が硬組織変化に対する反応性を決定. る一致が認められた。. する要因となろう。 本症例における硬軟両組織の後退量を要約すると,以. 下顎前実に対する外科的矯正治療おいて,良好な軟組 織側貌を獲得するための要因としては, 1)上下顎前歯. 下のごとくである。 上唇は,術前矯正治癒ならびに外科的手術による上顎. 部の歯軸傾m, 2)下顎骨の後退室, 3)下顎骨の後退に. 中切歯の後退量(5. 5mm)の約87%の後退(4. 8mm)を室. 対する軟組織の反応性,などが考えられる。 下顎前実の形態的特徴として,本症例においても認め. したのに対して,下唇は,外科手術時に見られた下顎中. られたように下顎骨の過大と前方位が挙げられるo この. 切歯の後退室(ll. 6mm)の約107%の後退(12. 4mm)を. ような上下顎骨の前後的な不調和が顕著になるにしたが. 示した0 -万,欧組織ポゴニオンは,外科手術によるポ. い,上顎切歯はより酋側傾斜を,下顎切歯はより舌側傾. ゴニオンの移動量(ll.4mm)に対して約115%の後退. 斜を起こし,骨格的な不調和をできるだけ補償しようと. (13. lmm)を呈した。これらの値は,従来の報菖19-23)と. した変化が認められる。これを,歯の補償作用(dental. 比べてほぼ同等ないしはやや大きい傾向を示したことに. compensation)と呼ぶ.したがって,術前矯正治癒に おいてこれを十分に改善しなければならない。また,こ. ょり,本症例における軟組織の反応性は良好であったこ とが示唆された。. れの改善の程度が,以下に述べる下顎骨の後退量にも大. 現在,本症例は硬軟両組織の良好な状態が保たれてい. きな影響をおよぼすことにもなるため,十分な検討が不. るものの,軟組織の適応は未だ不十分と考えられる。吉. 可欠となる。. 田30)は,骨格性下顎前突症の手術後の舌の筋活動は術後. 術前矯正治療における上下顎前歯の歯軸傾斜の改善に. 約一年半の時間的経過で対照群との差異を示さなくなっ. 対して,検討すべき問題として歯の抜去が挙げられる。. た,と述べていることにより,新たな環境に対する筋を. 本症例では,前述の問題解決のため上顎第一小臼歯を抜. 含む軟組織の順応にも,ほぼこれくらいの期間が必要と. 去し,下顎は非抜歯にて治廃を行ったo このように,上. 考えられる。したがって,これの達意深い観察を行うと. 顎前歯の歯軸傾斜を積極的に改善したい場合には,抜歯. ともに,さらに積極的な口唇の筋訓練などを取り込むこ. が必要となろう。これに対し,下顎切歯は酋側への傾斜. との重要性が示唆された。. をはかる必要があるため,通常抜歯を行わないほうが得 ま  と  め. 策と考えられる。 下顎骨の切除室については,欧組織オトガイ部ならび. 初診時年齢19歳9カ月の女子下顎前突症に対して外科. に下唇を十分に後退させ,良好な軟組織柳貌を峯待する. 的矯正治廃を行った結果,唆合ならびに骨格系の改善は. ために,十分な検討が必要となるo一般に,その室は下. もとより,審美的にも十分な改善がなされた。. 顎枝の厚さや近遠心的な幅をもとに決定されるものであ. 硬組織においては,下顎枝矢状分割法により約10mm. る。本症例においては,初診時のoverjetが-0.9mm と少なく,このままの唆合状態では骨の切除量がごくわ. の下顎骨の遠心移動がなされた結果,上下顎骨の前後 的,垂直的関係はほぼ標準的な状態へと改善された。ま. ずかとなり,軟組織側貌の大きな改善が期待できなかっ. た,軟組織側貌形態についても,鼻の高さが低いこと,. た。そこで,前述のごとく抜歯下での術前矯正治療を行. 顧唇溝が小さいこと,ならびにE-planeに対して下唇. い,約10mmの下顎骨の切除とこれに続く後退が可能と. がやや前方位にあること,などを除いてはほぼ標準的な. なり,硬軟両組織の調和のとれた関係が婆得された。こ. 状態-と改善された。. のように,下顎骨の切除室は,以下に述べる欧組織の反 応性を考慮して適切な室に設定することが重要と考えら れる。 上下口唇を含む軟組織の反応性については,種々論議. 稿を終えるにあたり,終始櫛懇篤なる御指導,御校閲を賜り ました,東京歯科大学矯正学講座東武正之教授に深甚なる感謝 の意を捧げます.. -89-.

(13) 小室:外科的矯正治療による下顎前突症の-治験例. 364. 文     献. Stereophotogrammetryによる顔面形態三次元解析 システムの開発,臼矯歯会誌, 47 : 560-578. 17)大坪淳造(1967) :日本人成人正常唆合者の歯冠幅径 と歯列弓およびbasal archとの関係について,日矯 歯会誌, 16:3418)和田清聡.大谷杉生,作田 守(1981) :上顎前実の 形態分札 上顎前突 その基礎と臨床(山内和夫,作 田 守,編),第一版 95-130,医歯薬出版,東京.. 1)花田晃治,広瀬達男(1977) :下顎前実の外科的矯 正, 51-64,書林,東京. 2) Bell, W. HっProffit, W. R. and White, R. P. (1980) : Surgical Correction of Dentofacial Deformities,. 844-1013. ,. W.. B.. Saunders. COつ. Philadelphia・ London ・ Toronto.. 3) Fish, L. C. and Epker, B. N. (1980) : Surgical Orthodontic Treatment Planning for the Correction of Dentofacial Deformities, Fish and Epker Publishers, Fort Worth.. 19) Fromm。 B. and Lundberg, M. (1970) : The soft-tissue facial profile before and after surgical correction of mandibular protrusion, Acta Odont. Scand., 28 : 157-177.. 4)丹根一夫,垣内康弘,足立 私土屋雅文,吉田建美, 作田 守,松矢等三,宮崎 正,和田 健(1982):外. 20) Hershey,且G. and Smith, L. H. (1974) : Sofレ. 科的矯正治療を行ったasymmetrical prognathism の-治験例,阪大歯学誌, 27 : 250-260.. tissue profile change associated with surgical correction of the prognathic mandible, Am. J. Orthodっ65 : 483-502.. 5)吉田建美,土屋雅文,垣内康弘,作目 守,松矢筈 三,西尾服太郎,宮崎 正,作田正義,和田 健 (1982) :外科的矯正治療-その現況ならびに骨格性下 顎前突症の2治験例-,阪大歯学誌, 27 : 232-249. 6) Ricketts, R. M. (1960) : A foundation for cephalometric communication, Am. J. Orthod., 46 : 330-357.. 21) Lines, P. A. and Steinhauser, E. W. (1974) : Soft tissue changes in relationship to movement of hard structures in orthognathec surgery, J. Oral Surg., 32 : 891' 22) Kajikawa, Y. (1979) : Changes in soft tissue profile after surgical correction of skeletal class. 7) Burstone, C. J. (1967) : Lip posture and its significance in treatment planning, Am. J. Orthodっ53 : 262-284.. Ill malocclusion, J. Oral Surgっ37 : 167-174.. 23)土屋雅文,吉田建美,足立 敏,宮本敬次郎,作田 守(1983) :骨格性下顎前突症に対する外科的矯正治 座前後の軟組織側貌変化について-手術前後の変化を 中心として-日矯歯会誌, 42 : 168-177 24) Engel, G. AっJuan, R. E. and Chaconas, S. J. (1979) : Soft-tissue changes as a result of. 8)伊藤敬一,末松 尚(1967) :日本人青年女性正常唆 倉者の側貌形態,日矯歯会誌, 26 : 35-41. 9)与五択文男(1969) :頭部Ⅹ線塊格写貢における硬組 織と軟組織の関連性について,目矯歯会誌, 28 : 33-60. 10)瀬端正之,菊地 誠,野上宏一,原崎守弘,市村竪 二(1972)調和のとれた臼本人側貌構成基準に関する 研究, 5.軟組織上の計測について,冒矯歯会誌,. maxillary surgery : a preliminary study, Am. J. Orthodっ73 : 291-300. 25) Fish, L. C. and Epker, B. N. (1980) : Surgicalorthodontic prediction tracing, J. Clin. Orthodっ 14 : 36-52.. 31 : 87-104.. ll)浅井保彦(1976) :頭部Ⅹ線塊格写真法による反対唆 合の軟組織側貌の評価,反対嘆合 その素礎と臨床 (蛮佐美隆三,中後忠男,編),第一版 237-247,医 歯薬出版,東京. 12)河合 幹,山本 忠,阿部本晴,立松 充,下郷和 雄,池畑正宏,頼本辰朗,滝 義孝(1975) :モアレ等 高線による顔面形態の立体計測法のシステム化につい て,日口外会誌, 21 :419-426. 13)高森 等,河合 保,大島 勝,日比野好行,熊摩 康雄,薗山 昇(1983) :ニシオグラフによる下顎前突 症患者における術前・術後の顔貌変化について(第1 報),顎変形誌, 2 :81-83. 14)斉藤比登志,大畑 昇,内山洋一(1985) :顔面形態 ・の光計測の試み(下顎枝矢状分割術の評価と後戻りの 定量化),顎変形誌, 4 :56-57. 15)土屋雅文(1987)モアレトポグラフイ一による顔面 形態の三次元定量解析に関する研究,阪大歯学誌,. 26)森 悦秀,菅原利夫,南 克浩,三島克章,川東 且 土居幸一郎,作田正義(1990) :外科的矯正治座に おける術後顔貌の予測とその評価の楽しさについて, 顎変形誌, 9 :85-87. 27)窯田敬之,本橋信義,加藤嘉之,野口塊久男,宮坂 責仁,石涯靖夫,坂本光徳,神山 寛(1990) :顔貌変 化予測システムの紹介,顎変形誌, 9 : 28) Koch, R., Gonzales, A. and Witt, E. (1979) : Profile and soft tissue changes during and after orthodontic treatmint, Eur. J. Orthod., 1 : 193 499. 29) Oliver, B. M. (1982) : The influence of lip thickness and strain on upper lip response to incisor retraction, Am. J. Orthod., 82 : 141149.. 30)吉田建美(1986) :骨格性下顎前実の外科的矯正治療 に伴う舌の機能的変化-頭部Ⅹ線計測学的ならびに筋 電図学的研究-,阪大歯学誌 31 : 351-385.. 32 : 303-333.. 16)茶谷仁史,石川博之,今井 徹,中村進治, (1988) :. 90.

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参照

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