• 検索結果がありません。

〔資料〕妙幢淨慧撰『佛神感應録』翻刻と解題(二)

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "〔資料〕妙幢淨慧撰『佛神感應録』翻刻と解題(二)"

Copied!
21
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

〔解 題〕 淨慧の周縁① 妙幢淨慧が獨湛性瑩と何らかのつながりを持つことは十分に考えられる という 1 。獨湛 (一六二八 一七〇六) は明国福建省與化府の人で、母の歿後、 十六歳のとき梧山積雲寺衣珠のもとで剃染し、二十四歳のとき黄檗山の隠 元隆琦 (一五九二 一六七三) に謁し、承応三年 (一六五四) 七月五日、二十 七歳のとき隠元にしたがって来日した。山城国宇治に黄檗山萬福寺を開い た隠元の念仏禅を受け継ぎ、禅と念仏をともに修める禅浄双修を実践し、 後世には念仏獨湛と称された。 寛文五年 (一六六五) 遠江国浜松に五千余 石を領する旗本近藤登之助貞用 (法名語石。一六〇六 一六九六) の帰依を受 けて初山宝林寺を開き、 その住持位を十八年間つとめた。 天和元年 (一六 八一) 十月慧林性機 (一六〇九 一六八一) の跡を継いで黄檗山の第四代住 持となり、元禄五年 (一六九二) 一月高泉性 (一六三三 一六九五) に法席 を譲って山内獅子林院に退隠した。退隠後の元禄十一年六月『当麻曼陀丸 塔宝引』一卷を著して当麻曼陀羅から散った糸くずを集めて宝塔に収めた 経緯とその効験利益を記し、同十四年十二月『当麻寺化仏織藕絲西方聖境 図説』 (内題『日本大和州当麻寺藕絲西方境縁起説』 ) 一卷を華頂山知恩院の良 照義山 (一六四八 一七一七) の募縁を得て開版した。 また同十五年夏には 当麻寺を目指して大和の霊場巡拝に旅立ち、東大寺盧舎那仏 二月堂 春 日大社を拝し、 途中郡山の西岸寺主明誉古 (一六五三 一七一七) の歓待 を受け、 葛城山を越え当麻寺に至って濯藕井を見、 「西方之圖」 すなわち 当麻曼陀羅を展翫した。曼陀羅閲拝によって深く紫雲の境地に入る 心 地を 得たと 感激 し、同十六年 正 月には良照義山の 道友無塵居士 をして 洛 東 錦綾 山聖 光 寺 蔵 の 青海 曼陀羅を 臨写せ しめ、これに『 青海 曼陀羅縁起』を 書 き 添 えた。さらに宝 永 元年 (一七〇四) 九月、 『 勧 修 作 福念仏図説』の第一版 を、第二版を十一月に獅子林院から 印施 した。同二年 秋 八月 半ば に 微疾 を 得、十一月には 徳川 六代 将軍家宣 より紫衣を 賜 ったが、 翌 三年 正 月二十六 日 辰時 、「 我 ワレニ 有 アリ 二 一 句 ク 一 。 別 ワカル 二 大 ダイ 衆 シユニ 一 。 若 モシ 問 トハヾ 二 何 ナンノ 句 クソト 一。 不 フ 不 セツ 。」 と 遺偈 して獅子林院に 寂 し、そこに 葬 られた。 僧 夏五十四、世 寿 七十九。 ※ 妙幢淨慧が獨湛性瑩とその 行 実に深い 関 心 を 抱 いていたことは『 佛 神  應 』後集卷十二に獨湛にかかわる 話 が一まとまりに収 録 されていること からも明らか だ 。すなわち、 二 ア 彌 ミ 陀 ダ 經 キヤウ 讀 ド ク 誦 ジ ユ ノ 功 コ ウ ニ 由 ヨ ツ テ 金 キ ン 殿 デ ン ニ 積 ツ メ ル 經 キヤウ ヲ ユ メ ミ ル 事 三 トク 湛 タ ン 禪 ゼ ン 師 ジ 行 ギ ヤウ 畧 リ ヤ ク 及 ヲ ヨ ビ 本 ホ ン 國 ゴ ク ニ テ 鉢 シン 文 モン ノ 事 四 レン ジヤ ノ 七 ノ ソ 事 五 朝 テ ウ 三曼 マ ン 陀 ダ 羅 ラ ノ 事 の 各項各 話 はいずれも獨湛の 行 実にかかわることから 派生 し、 連 想 連 環 し て 草 されたもののように 思 われる。 右 のうち、 二 「 阿彌 陀 經讀 誦 ノ 功 ニ 由 金殿 ニ 積 經 ヲ ユ メ ミ ル 事 」の主人 公 は獨湛で あ る。獨湛の見た 夢 をめ ぐ る 話 柄 で あ って、淨慧は一文の 冒頭 に 概要 、「黄檗獅子林の獨湛禅 師 は 平 生 禅 誦 の ほ かに 阿 弥 陀経四十八卷 読 誦 を日 課 にしていたが、 あ る日子 細 が あ って 読 誦 を 怠 った。その 夜 、 偶然 として 玉楼 金殿 に 行 った 夢 を見た。 荘厳 光 眩 な 殿 内には 重々 の 棚 が あ って 玉 軸 の経卷が積 み 重 ね られていた。しかし 楼 を一 層 登ったとこ ろ 、そこの 棚 にはまったく経卷が 置 かれていなかった。 傍 らに立っていた 僧 にその 理 由 を 尋 ね ると、 満架 に積まれた経卷は日本国 裏 の獨湛が 読 誦 した 阿 弥 陀経 で、 空 棚 は獨湛が 他 人よりの 支障 によって 読 誦 を 懈 怠 したためで あ るとい う。 夢 覚 めた獨湛はこの 夢 に 感激 し、 以 後は日 々 増 々 怠 らず 励ん だ 。」と 獨湛の見た 夢 の内 容 を記し、 次 いで、 学苑 第九二四 号 一一 ~ 三一(二〇一七 一〇)

妙幢淨慧







翻刻

題(二)

部美香



久保美玲





口靜

〔資 料〕

(2)

コノコトヲヒソカニ高 カウ 弟 テイ 自 シ 光 クワウ 等 トウ ニカタリ玉ヘリ。 自 ジ 光 クワウ モ亦 マタ 師 シ ノ慈 ジ 誨 クワイ ヲ受 ウケ 。 乃 イマシ 湛 タン 禪師亡 マウ 毋 ボ 薦 ツイゼン ノタメニ 自 ミヅカラ 書 カキ 玉ヘル。 阿彌陀經ヲ 得 コヒエ テ十 單 卷ヲ讀 ヨマン ト發 ホツ 願 グワン アリキ。聞 キクナ  ラク 數 ス 年 ネン 以 イ 前 ゼン スデニ願 グワン ヲ畢 ヲフ ト。 獨 ドク 湛 タン 和尚ノ行 ギヤウ 略 リヤク ノ中 ナカ ニ 和尚ノ高弟圓 エン 師ノ ツウ ズルトコロナリ セン 晃 クワウ 自 ジ 光 クワウ 師 シ 命 メイ ヲ奉 ウケ テ小阿彌陀經十萬部 ブ 諷 フウ ジ訖 ヲハル ト セル是 シル コレ ナリ。 と獨湛がみずから夢のことをひそかに高弟自光らに語ったこと、それを師 の慈誨と受け止めた自光が、師獨湛が亡母追薦のために書写した阿弥陀経 を請い受け、その十万卷読誦を発願したこと、聞くところによると自光は 数年前すでにその願を成就していること、また自光が阿弥陀經十萬部 ブ 読誦 を成就したことは獨湛の高弟円通 『黄檗第四代獨湛和尚行略』に記載が あると伝えている。 淨慧にはなにごとか一文を草するときにその出典や依拠文献をきわめて 几帳面に記す出典主義的考証癖があるが、右の獨湛の夢についてはそれが なく、また管見では『佛神 應 』のほかには見当たらないから、この獨 湛の夢をめぐる話は、文意からみて淨慧はおそらく獨湛の高弟自光から直 接聞いたのであろうと思われる。そうであれば、師獨湛が書写した阿弥陀 経を請い受け、その十万卷読誦を発願した自光は数年前すでに読誦し終え ているというから、夢告を得た獨湛が修行に精励したことをみずから教誨 を込めて若い弟子たちに語ったのは初山宝林寺在住時のことであったはず で、淨慧がそれを自光から聞いたのも、おそらく獨湛存命中のことであっ たと思われる。文献資料に確たる証左は見出せないが、ほかでもなく獨湛 と淨慧はともに黄檗派の禅僧なのであり、たびたび催される諸行事には僧 位役職に差はあっても、ともに参会したであろうから淨慧が獨湛と面識が あり、その謦咳に触れてもいたと推量しても不当ではあるまい。 しかし自光から聞いた話を淨慧はすぐには一文に草しなかった。少しの 躊躇があったのである。それは淨慧の考証癖を考えれば、淨慧が当然見て いたはずの『初山獨湛禅師行 由 』に獨湛の夢の話が記載されていなかった からである。 『初山獨湛禅師行 由 』 は 獨湛の 侍者 無 住 道立 ( 一 六 四四 一 九九) と 副 寺 石窓道鏗 ( 一 六三八 一七〇 四 ) の 二人 が 編録 した獨湛の 生誕 から 寛 文 九 年 ( 一 六六九) 四十 二歳 にいたる 半生 記であって、 獨湛の 生 存 中に 刊 行されたものである。獨湛も 目 を通していたと推 測 でき、その記 述 は確かなもの だ と考えられる 3 。そこに自光の 言辞 を証する記 述 がなかった。 しかしそれが、 獨湛 示寂 の 二ヵ 月後 の宝 永 三 年 ( 一 七〇六) 春 三 月 に獨湛 の高弟宝 寿 道 成円通 ( 一 六 四 三 一七二六) が 悲泣 のうちに 撰 した 『黄檗第 四代獨湛和尚行略』 に 、「 晃自光奉 テ 二 師命 ヲ 一 諷 ミ 二 小阿彌陀經十萬部 ヲ 一 訖 ル 」 と 記 述 されていたことから淨慧は自光の 言辞 が事 実 だ ったと得 心 したのであ り、それを 機 に禅 浄双 修を 実 践 した獨湛の 本 質 を伝えるものとして獨湛の 阿弥陀経読誦の 功業 にまつわる夢告について一文を草したものと考えられ る。 ※ 淨慧は獨湛の夢の話に 連環 して『 元亨釈 書』 巻 十 九 「 願 雑 」 に載る 比叡 山宝 幢院 の 道 乗 が見た夢の話を 引 いている。 道 乗 は少年のころからつ ね に 法華 経を 持 誦する 懈怠 ない 法華持 経 者 であったが、 嗔恚 の 心 が 強 く 周辺 に 麁 語 駑罵 を 撒 き 散 らす 男 だ った。その 道 乗 が 金楼銀閣 に黄卷 赤軸金銀 泥 書 の 無 量の経典が 填置 されている夢を見た。 道 乗 は夢中で 傍 らの 老 比 丘 にこ の経 閣 は 誰 が 造 ったものかと 問 うたところ、 「 これは 汝 が年 来 読 ん だ もの で、その 善力 によって 浄 刹 に 生 まれるであろう 」 という。これを聞いて 道 乗 は 喜悦 したが、その 刹那 たちまち 火 が 起 き経 楼 は 灰燼 となってしまった。 道 乗 がまたそのわけを 尋 ね ると、 老 比 丘 は 「 それは 汝 が 嗔 れる時も経を 所 持 していたからで、読誦の 功 が 多 いといっても 焼焚 に 遭 ったの だ 。もしも 嗔恚 の 心 を 息 めることができれば 安養 に 生 ずることができる 」 という。夢 覚 めた 道 乗 は 懼悔 し、以 後 は 仏 前で 嗔 忿 を止め、 懇 ろに 持 経したという。 この話を 引 いて、 淨慧は 「 湛 タン 禪師ハ一 日 ノ 懈 ケ 怠 ダ イ ニ 由 ヨツテ 架 カ 上 ノ 空 クウ ナルヲミ キヨ 柞 ヘリ。 其 ソノ 報 カンハウ ノ 空 ムナシカラ ザ ル。 天 人 コレヲ 示 シメス ナラン。 並 ナラ ビ ニコレ一 アツテ ソウ 傍 カタハラ ニ 立 タツ コレ 其 ソノ 驗 シルシ ナリ。 」 と 結 ん でいる。 ここに淨慧が経卷読誦の 功 と 懈 怠 にはそれ ぞ れかならず 天 の 感 報 が存すると考えていたことが 知 られ、そ れが淨慧にとってきわめて 重大 な 関 心 事であったことは、獨湛が阿弥陀経 読誦の 功 によって夢告を得た話を、 次 章 に 続 く獨湛の略 歴 行 業 譚 や 曼 陀 羅 譚 に 先 行して 配 置 していることからも 明 らかである。 淨慧は経卷読誦の 効験利益 について、 卷 十 二 一 「 最 サ イ  シヨウ 王 ワウ 經 キヤウ 流 ル 水 スイ 長 チ ヤウ 者 シヤ 放 ハウ 生 ジヤウ ノ事 」 に 次 のような話を載せている。 明 の 宗 本 が禅と 念 仏 の一 元 化 を主 張 した 古 来 の 説 九 十 七 篇 を 集 めた『 帰 元 直 指集 』に載る一話であるが、 概要 、「 宋 の 紹興 年中 ( 一一 三 一 一一 六二) のこと、 淮陰 という 所 で 民家 の

(3)

娘が死んだ。しかし家貧しく追善供養もできなかった。老母は髪を截って 売り銭六百文を得、僧を頼んで供養の仏事をしようと、折から連れ立ち歩 く四人の僧に頼んだが断られた。遅れて来た仲間の一僧が老母の依頼に応 え金光明経一部を読誦してくれた。その僧は布施銭を得ると四人の僧と酒 家に入り一盃飲もうとしたその時、 窓 の外から 『誦 ジユ 經 キヤウ ノ 酒 ソウサケ ヲノムコト ナカレ』という声がした。僧が誰かと尋ねると、泣き悲しむ声で『我 ワレ ハコ レ今 イマ 看 カン 經 キン シ 柞 ヒシ家 イヱ ノ亡 マウ 女 ニヨ ナリ。 我 ワレ 久 ヒサシク 冥 メイ 路 ロ ニ淪 シツメリ 。然 シカル ニ師 シ 向 サキ ニヨミ 柞 ヘ ル經 キヤウ ノ功 ク 德 ドク ニヨツテ罪 ツミ ヲマヌカレテ超 テウ 曻 シヤウ スルコトヲ得 エ タリ。 シカルニ  酒 サケ ヲ飮 ノミ 齋 サイ ヲ破 ヤブリ 玉ハヾ。 我 ワレ モトノゴトクニ  シヅミ ヲチナン』 と 言い放って姿を 消した。五人の僧は驚き愧じて、以後は持斎し参禅念仏して遂には果證を 得 たということだ 。」 と い う 内 容 で、 淨 慧 は こ の話を引い て 、「 コレコノ 經 キヤウ タヾ世 ヨ ノ災 ワザハヒ ヲ攘 ハラヒ 國 クニ ノ祥 サイハヒ ヲ長 チヤウ ズルノミニアラズ。 ソノ滅 メツ 罪 ザイ 薦 ツイセン ノ功 コウ  スミヤカ ナルコトカクノゴトシ 。 コ レ 大 ダイ 乗 ジヨウ 經 キヤウ 不 フ 思 シ 議 ギ ノ威 ヰ 力 リキ ナリ 。」 と記し て い る 。 こ こ に 淨慧 の 大乗経典 と そ の 読誦 についての 考 え が 明 確 に 示 されている 。 獨湛の夢、叡山道乗の夢に継いで、淨慧は隠元禅師の『広録』卷三十を もとに惟一禅師の見た夢について言及している。 惟一道実 (一六二〇 一六 九二) は福建省福州府の累代将軍の家に生まれた人で、 十七歳のとき 病革 の母のた め に 自身 の 股肉 を 割 いて 薬餌 に 与 えたという。 妻 と一 子 、また 父 を 喪 って 脱俗 し隠元に 就 いて 出 家した。 承 応三 年 (一六五四) 隠元に 従 っ て来 日 したが 翌年古黄檗 に 帰 り、 寛 文元 年 (一六六一) 高泉性 らととも に 再び 来 日 した。 号 を 華厳 道人と 称 したように、 日 々鮮血 を 瀝 いで 華厳 経 八 十一卷を 血 書 したので世人は 華厳 菩薩 と 賛 した。この惟一禅師が 華厳 経 血 書書 写 を 始 め て三 年 を経て四十卷 ば かり 書 写 したこ ろ 、隠元禅師がその 労憊 をいた わ って 昼 とは 別 に 夜 薬 石 を 摂 らし め た。 す ると あ る 夜 、惟一禅 師の夢に 緊那羅 王 菩薩 が 厨 の齋 食 を 監護 す る 監 齋 童 子 に 化 して 現 れ、惟一 の 口 に 紙 を 塞ぎ貼 って 飯 銭を 請求 した。惟一が尋ねると 童 子 は 自 分 の 身 を 明かし、 飯 銭は一 小 金 (一 分 金) だという。 実は惟一は 許 された 夜 薬 石 の ほ かに 独 り ひ そかに 夜 食 を 摂 っていたのだった。惟一はその 行 いの 誤 りを 懺悔 して 夜 が明 け ると典 座庫 司 に 片 金を 差 し 出 して 債 った。この話を 伝 え 聞 いた隠元禅師は 夜 薬 石 を 許 した 自 分 の不明を 深 く 反 省し、 法 華 経読誦に 精 進 す る 智 超 法 師の夢に文 殊 菩薩 が 童 子 に 化現 して、経卷を 手 に 取 る 前 に は 必ず よく 手 を 洗 うことの大 切 さを 教 えた 例 を 挙げ て、 菩薩 化 ケ 現 ゲ ン シテ人ヲ 教 ヲシフル ハ。 必 カナラズ ソノ人德 トク アリ 行 ヲコナヒ アルモノニ 乃 イマシ 指 サシテ シカモコレヲ 教 ヲシヘ 柞 ヘリ。 若 モシ 素 ヘイソ 一德 トク ノ 取 トル ベ ク一 行 キヤウ ノ 嘉 ヨシズ ベ キナキトキハ。イヅクン ゾ ヨク 菩 薩 化 ケ 現 ゲ ン シテ人ニ 教 ヲシユル ノ 理 リ ヲ ゼ カン ン。 と 云 い、これを大 衆 の 面 前 に 貼 って 戒 め にしたという。 淨慧は隠元禅師の『広録』に 載 る惟一道実にまつ わ って隠元が示した 教 誨 をもって「 阿彌陀 經 讀 誦ノ功ニ 由 金 殿 ニ 積 經ヲユメミル事」の一文を 結 んでいるが、淨慧は大乗経典そのものに不思議の威力が 存 し、その読誦に は世の災を攘い、 国 家の 祥 を長 ず るだ け ではなく、滅罪追薦の 速や かな功 の あ ることな ど種 々 の功 徳 が あ ると考えていたので あ り、またその 根本 に は僧として 戒 律 を 守 り 徳 を 積 むことが 肝 要 で あ り、そうでな け れ ば 天 や 仏 菩薩 の夢 中 の 教 誨 は得られ ぬ と 理 解 していたので あ る。だから獨湛が夢 中 に 天 人の 教 誨 を 受 け 、 覚 後にさらに仏道に 精 進 したのは德 あ ってのことで あ ると 賛 しているので あ って、 お そらくこの獨湛の夢を め ぐ る一文は獨湛 追 悼 の 意 を 込 め て 草 したものと思 わ れる。 ( 関 口 ) 〔注〕 1 西田 耕 三 氏 『 近 世の僧と文 学 妙 は 唯 その人に 存 す 』( 平成 二十二 年 二 月 、 ぺ りかん 社 )五一 頁 。 2 『 佛神感應 』 卷 十二。 円通 道 成編 『 黄檗 第 四代獨湛 和尚 行 略 』に は「 我 ニ 有 二 句 一 別 ル 二 大 衆 ニ 一 シ 問 ハ ヽ 二 何 ノ 句 ト 一 不 不 」と あ る。 な お 『 佛神 應 』 後 集 は 名 古 屋 大 学 図 書 館蔵 本 に 據 り、 『 黄檗 第 四代獨湛 和尚 行 略 』は 田 中 実 マルコス 氏 『 黄檗 禅と 浄土 教 萬 福 寺 第 四 祖 獨湛の思 想 と 行 動 』( 平成 二十六 年 二 月 、 法 蔵館 ) 付 編 『獨湛 全 集 』 所 載 影印 に 據 る。 3 田 中 実マルコス 氏 前 掲 書 四〇 頁 。 〔 付 記 〕田 中 実マルコス 氏 には 貴重 な 資料 を 賜 った。記して 篤 く 御礼申 し 上 げ る。 〔 翻刻凡 例 〕 一、 昭 和 女 子 大 学 図 書 館蔵 『 佛 神 感應 録』 前 集 八 卷 八 冊 本 を 底 本 とした。 一、 可能 なか ぎ り 原 文の 表 記を 尊 重 し、 明らかな 誤 刻 もそのまま 翻刻 したが、 「 嶂 」(コト) 等 の 合 字 は 通 行 の 表 記に 改 め 、 摺墨 の 濃淡 等 による 判 読不 能 の 文 字 は 字 数 分 の 空格 ( □ )を 置 いた。 一、 半丁ご とに 丁数 を示し、 各 話 末 行 と 次 話 題 との間に 空 行 を 置 いた。

(4)

三國 □□

佛神





」③表表紙題簽 (白丁) 」③表表紙見返 佛神 應 卷第三目  一  宮外宮ノ御事 二  外宮 袷 イ ノ事 セツ 三  天照太神宮靈 レイ 驗 ゲン ノ事 四  聖武皇帝大佛建 コン 立 リフ ヲ太 ダイ 神 ジン ニ窺 ウカヽヒ 玉フ事 五  神 ト儒 ジユ 教 キヤウ ト 合 シフガフ ノ事 六  三種 ジユ ノ神器智 チ 仁 シン 勇 コウ ノ三德ニ スル事 ハイ 七  根 ネ ノ國 ソコノ 底 ソコツ 國 クニ ノ事 」③ 01オ (白丁) 」③ 01ウ 佛神 應 卷第三 一  宮外宮ノ御事 抑 ソモ  宮ト申 シ タテマツルハ。 天照太神是 レ ナリ。 度 ワタラ 會 へ ノ延 ノブ 佳 ヨシ ガ云 イハク 。始 ハジメ ハ天 アマノ 兒 コ 屋 ヤ 根 ネノ 命 ミコト 太 フト 玉 タマノ 命 ミコト ヲ左 サ 右 ウ ノ相 アヒ 殿 ドノ ノ神ト申 シ 奉 タテマツリ シヲ。 外宮御鎭 チン 座 ザ 以後故 ユヘ ア リテ。外 ゲ 宮 クウ ヘ移 ウツシ 奉 タテマツリ 。天 アマ ノ手 タ 力 ヂカラ 雄 ヲ ノ命 ミト ト萬 ヨロツ 幡 ハタ 豐 トヨ 秋 アキ 津 ツ ヒメノ 命 ミコト ヲ左 サ 右 ウ ノ相 アヒ 殿 ドノ ト申シ。 皇 クワウ 太 ダイ 神 ジン 宮 グウ ト名 ナ ヅケ 奉 タテマツル 。今 ノ 宮 ナイクウ 是 コレ ナリトイヘリ。 又其 ソノ 伊勢 ノ國 度 ワタラ 會 エノ 郡五 イ 十 ス 鈴 ズ 川 ガハ ニ宮 ミヤ ドコロ ヲ卜 シメ サセ玉ヘル。猶 ナヲ ソノ濫 ラン 觴 ジヤウ ヲタヅヌルニ。 昔 ムカシ 人 ニン 皇 ワウ 第 ダイ 十代崇 シユ 神 ジン 天皇ノ御 ヲン 時 トキ 。神 ジン 代 ダイ ヨリノ 岨 ハウ 鏡 キヤウ 及 ヲヨビ 靈 レイ 劒 ケン ヲ。 皇 クワウ 女 ニヨ 豐 トヨ 鋤 スキ 入 イリ ヒメノ 命 ミコト ニ付 ツケ 玉ヒテ 岨 鏡神劒ヲ改 メ ツクラシメテ其 ソレ ヲ 裏 タイリ ニ留 コトソメ 玉ヘルコトハ前 マエ ノ巻 マキ ニシルス 太 ヤマ 倭 ト ノ笠 カサ ノ ヌヒ サイ 邑 ムラ ト云 イフ 」③ 02オ トコロニ。 籬 ミヅガキ ヲ建 タテ テ崇 アガメ 奉 タテマツ ラル。 ソ ノ後太神ノ教 ヲシヘ アルニ 任 マカセテ 。神 シン 體 タイ ヲ頂 テフ 戴 ダイ シテ。 國 クニ 々  トコロノ 々ヲ リテ宮 メグ ミヤ ドコロヲ 求 モトメ 玉ヒツヽ。 先 マツ 波 タンバ ノ國 クニ 吉 ヨ 佐 サ ノ 宮 ミヤ ニ移 ウツリ 玉ヒ。コノトコロニ四年 齋 イハヒ タテマツレリ。ソレヨリ大 ヤマ 和 ト ノ國 クニ 伊 イ 豆 ヅ 加 カ 志 シ 本 モト ノ宮 ミヤ ニウツリ玉ヒテ八年ヲハス コレヨリ 々ニウツリ玉フコト コレヲ畧 リアク ス  ツブサ ニ日本 ニ見ユ 乃至 倭 ヤマト ノ彌 ミ 和 ワ ノ三 ミ 室 ムロ ノ峰 ミネ ノ宮 ミヤ ニ移 ウツリ 玉ヒテ二年マシマセリ。又 倭 ヤマト ノ世 ビメ セイ ヲ按 キ アン ズルニ。 コノ時 トキ 豐 トヨ 鋤 スキ 入 イリ  ヒメノ 命 ミコト 云 イハク 。吾 ワガ 日 ヒ 足 タリ ヌトテ 乃 スナハチ 倭 ヤマト ノ命 ビメ ミコト ニ渡 ワタシ 奉 タテマツリ 玉ヒヌ 按 アン ズルニ大 ヤマ 倭 ト 姫 ヒメ ト稱スルニ同 トウ 名 ミヤウ 異 イ 人ヲホシ或ハ孝靈帝ノ 宮ヲ ヒメ 倭 ヤマト 迹 ト 迹 ト 日 ニノ 百 モ 襲 ソ ノ命 ヒメ ミコト ト稱シ又ハ孝元帝ノ 女 ムスメ 崇神帝ノ女埀 スイ 仁 ニン 帝ノ女ナラビニ大 ヤマ 和 ト ノ稱 シヨウ 号 ガウ アリ共 トモ ニ日本 ニミヱタリ又鎭 チン 座 サ 本 ホン ニハ開 キ カイ 化 クワ 天皇ノ時 トキ ノ化 ケ 女ヲ大 ヲマ 和 ト ノ命 ヒメ ミコト ト稱シ又日本 ニ崇神天皇ノ御姨 ヲバ ニ聰 ソウ 明 メイ ナル大和 ト号 カウ スルヲハスイヅレモ大 ヤマ 和 ト ト云 イハル 下 シタ ニ御 ヲン 名 ナ ノカハリハヲハスレド畧シテハ皆 ミナ 大 ヤマ 和 ト ト稱 ヒメ シヨウ ズルナレバ紛 ラハ シカラザルニアラズ今此 コヽ ニ云 イヘ ルハ埀 スイ 仁 ニン 天皇 ワウ ノ女二ノ宮 ミヤ ニテワタラセ玉フ日本書 シヨ ニ精 キ クハシ コレスナハ チ齋 サイ 宮 クウ ノ始 ハシメ ナリ簾 レン 中 チウ 鈔 セウ 及 ヲヨビ 太 ダイ 神 ジン 宮 グウ 先 セン 規 キ ニハ高 ロク タカ 倉 クラノ 院 イン ノ惇 ジユン 子 シ 」③ 02ウ 内 ナイ 親 王 ニイタリ 凡 ヲヨソ 四十代 ダイ ニシテ 齋 サイ 宮 グウ タリトス タエ 神 ジン シヤ 蒙 ケイモウ コレニヨツテ 一 々 代 レキタイ ノ齋 サイ 宮 グウ ヲシルス 神 ジン 考 ジヤカウ ニハ 後 ゴ 鳥 ト 羽 ハ ノ院 イン ノ皇 クワウ 女 ニヨ 承 シヨウ 子 シ 親 ナイシン 王ニテタエタリトスコレハ四十一代ナリ 諸 シヨ 一 シヤ 覧 ラン コレニ 由 ヨル 務 キウム ニアラザレハ 考 カンガヘ 定 サタハレ ニイ トマアラズ 倭 ヤヒト ノ命 ビメ ミコト 。又神 シン 體 タイ ヲ頂 イタ ヾ キ 玉ヒテ。カナタコナタト  ウツリ 行 アリキ 玉ヘリ。 是 コレ  シカシナガラ 神 シン 明 メイ 和 ワ 光 クワウ ノ 結 ケチ ニシテ。 エン 聊 イサヽカ 時 トキ ノ至 イタル ヲ 待 マチ 玉フナラン。 或 アル 時 トキ 天照 太神 倭 ヤヒト ノ命 ビメ ミコト ニ 誨 ヲシヘ テ 曰 ノ玉ハク 是 コノ 神 カミ 風 ノ伊勢ノ國 クニ ハ 常 トヨ 世 ヨ ノ 浪 ナミ ノ 重 シキ 浪 ナミ ヨスル國 クニ ナ リ。 傍 カタ 國 クニ ノ 可 ウ 怜 マジ 國 クニ ナリ。コノ國 クニ ニ 居 ヲラン ト 思 ヲモフ ト。故 ユヘ ニ太神ノヲシヘノマ 丶 ニ。 ソノ  ヤシロ ヲ建 タテ 玉フト。コレ日本書 シヨ ノ キ ナリ。又大 ダイ 常 シヤウ 國 コウ 史 シ ニイハユル 倭 ヤマト ビメ ノ命 ミコト 。 太神ノ宮 ミヤ トコロ ヲ求 モトメ 玉ハントテ。 諸 シヨ 國 コク ヲメグリ玉ヘリ。 埀 スイ 仁 ニン 天皇ノ御 ギ ヨ 宇 ウ ニ伊 イ 勢 セ ノ國 クニ ニテ。 一 ヒトリ ノ 老 ラウ ニアヒタマヒヌ。 ヲウ 命 ミコト 件 クダン ノコトヲ 語 カタリ 玉フ。 ノ云 ヲキナ イハク 宇 ウ 治 ヂ ノ川 カハ 上 カミ ニヒカリアリ。 我 ワレ 二百八萬 コ 」③ 03オ レヲ 守 マモリ 居 イル ナリ。 又 カノ川 カハ 上 カミ ニ五 イソ 十 ノ コガネノス ヾ 金 キン 鈴 レイ 天 上 ノ 圖 ミ 像 カタ 天 アマ ノ 戈 サカホコ アリ。 吾 ワレ コ ヽニアルコト 找 萬 マモリテコレヲ ザイ 崇 アガメ 奉 タテマツル ナリト。 皇 クワウ 女 ニヨ 大 ヲヽイ ニヨロコビ 玉ヒ。 カノ  ヲキナ ヲ 伴 トモナヒ ユイテミ玉フニ。 コノ 寶 ハ昔 ムカシ 天照太神天 アメ ヨリ 投 ナゲ 下 クダシ 玉 ヒシ。 天 ノ 矛 サカホコ 五 イ 十 ス 鈴 ズ ト云 イフ モノナリトノ玉ヘリ。 コノ時 トキ 皇 クワウ 女 ニヨ 舟 フネ ニノリテ コヽニ 至 イタリ 玉ヘルニ。御 ミ 裳 モ ノヨゴレタルヲ 洗 アラヒ 玉ヘリ。コノ故 ユヘ ニ御 ミ 裳 モ 濯 スソ 河 ガハ ト 名 ナ ヅケ。 五 イ 十 ス 鈴 ズ ノアルトコロヨリ 流 ナガレ イヅル 河 カハ ナルユヘニ五 イ 十 ス 鈴 ズ 川 カハ ト名 ナ ヅ ク。ツイニ其 ソノ 川 カハ 上 カミ ニ宮 ミヤ ヲ建 タテ 玉フ。今ノ 宮 ナイクウ コレナリト云ヘリ 按ズルニ  ヲキナ ハ 猿 サル 田 ダ ノ太神又ハ ヒコ 興 ヲキ 玉

(5)

ノ命 ミコト トモ 名 ナ ヅクコノ 命 ミコト ソノムカシ瓊 ニ 々 ヽ 杵 ギ ノ尊 ミコト ノ  アマクダリ マス時 ニムカヘタテマツリ玉フ ミチ 神ナリソノ時 吾 ワレ ハ伊 勢 セ ノ狹 サ 長 ナカ 田 ダ ノ五 イ 十 ソ 鈴 スヾ ノ川 カハ 上 カミ ニイタルベシトノ玉ヒシ コヽニアラハレ玉フコトムカシノ因 イン ニ由 エン ヨル ナラン一 ニ倭 ヤマト ニツゲ玉フハ猿 ビメ サル 田 ダ ノ命 ヒコ ミコト ノ裔 ハツコ ニ宇 ウ 治 チ 土 ノチ 公 キミ ノ 大 ヲヽ 田 タ ノ命 ミコト ナリト云 々 コレ 又日本 ニイデタリ北畠卿ノ 一云ク 矛 サカホコ 金鈴ハ酒 サカ 殿ニヲサメラレキトモ云 イヒ 」③ 03ウ 瀧 タキ 祭 マツリ ノ神ト申 ス ハ龍神ナリソノ神アヅカリテ地中ニヲサメタリトモ云一ニハ大 ヤマ 倭 ト ノ龍 タキ 田 タ ノ神ハコノ瀧祭 ト同體 タイ ニマスコノ神ノアヅカリ玉ヘルニヨリテ ノ アマ 掎 ミハラ 國 クニ ノ 掎 ミハラ ト云御名アリトモ云ムカシ 馭 ヲノコ 盧 ロ 島 シマ ニ持 モチ ク ダリ玉ヒシコトハ 明 アキラカ ナリ世ニツタフト云コトハヲボツカナシ天 アメ 孫 ミマ ノシタガヘ玉フナラバ神代ヨリ三種 シユ ノ 神器ノゴトクツタヘ玉フベシサシハナレテ五 イ 十 ソ 鈴 スヾ ノ河 カハ 上 カミ ニアリケンモヲボツカナシ伹古 コ 語 ゴ 拾 シフ ノコヽロニ イ ハ天孫モ矛ト玉トミヅカラシタガへ玉フト云コトミヱタリシカレトモ矛モ大 ヲヽ 汝 ナンチ ノ神ノタテマツラルヽ玉 ヲタイラゲシ矛モアレバイヅレト云コト知 シリ ガタシ靈 レウ 山ニトマリテ不動ノシルシトナリケンコトヤ正 ナル ベカラン龍田モ靈山チカキ處ナレハ龍神ヲ天 ノ 掎 ミハラ 國 クニノ 柱トイヘルモ 乕 秘ノ心アルベキニヤト云リ 又外 ゲ 宮 クウ ト申シタテマツルハ。 豐 トヨ 受 ケ ノ皇 クワウ 太神  スナハチ 國 クニ 常 トコ 立 タキ ノ尊 ミコト ナリ。 神 ジン 考 シヤカウ ニ云 イハク ムカシ豐 トヨ 鋤 スキ 入 イリ ノ命 ヒメ ミコト 。 天 照太神ヲ 戴 イタヾキ テ 波 タンバ ノ與 ヨ 佐 サ ノ宮 ミヤ ニイタリ玉フ時。 コノ神 、 天 ヨリ 捺 クダリ 玉ヒテ 同 ヲナジク 一處ニ 在 マス 。四年ヲ テ太神ハヒトリ太和ニカヘラセ玉ヒ。コノ神 ヘ 波 タンバ ニトヾマリ 玉ヒテ。  ミチヌシノ 命 ミコト コレヲ祭 マツリ タテマツラル。 又 倭 ヤマト ノ世 ヒメ セイ ヲ按 キ アン ズルニ。 雄 ユウ 略 リヤク 天皇ノ御 ギヨ 宇 ウ 廾一年 丁 ヒノトノ 己 ミ 十月ニ フユ 」③ 04オ 天照太神大 和 ヤマト  ビメノ 命 ミコト ノ夢 ユメ ニ告 ツゲ 玉ハク。 止 ト 由 ユ 氣 ケノ 太 ヲン 神 カミ ヲ御 ヲハシ 坐 マス トコロヘ  ムカヘ サセ 玉ハントヲボスト。 大 和 ヤマト ノ命 ビメ ミコト 夢 ユメ サメテ。 大 ヲヽ 若 ワカ 子 ゴ ヲシテ夢 ユメ ノ御 ヲン 告 ツゲ ヲ奏 ソウ セ サセ玉フ。 夢中ノ御 詞 コドハ ナガシ略 リヤク シテ大綱 カウ ヲシルス 天皇 乃 イマシ 大若 ワカ 子 ゴ ニ勅 チヨク シテ寶 ミア 殿 ラカ ヲ構 カマへ シメ。 明 アクル 年 トシ ノ 秋 アキ 大 ヲヽ 佐 サ 佐 サノ 命 ミコト ヲモツテ 波 タンバ ノ國 クニ 余 ヨ 佐 サ ノ郡 コホリ 眞 マナ 井 原 ハラ ヨリ止 ト 由 ユ 氣 ケ 太神ヲ。度 ワタ ノ ライ 山 ヤマ 田 ダ ノ原 ハラ ニ  ムカヘ タテマツラル。 按ズルニ 後 タンゴ 風 フ 土 ド ニ與 キ ヨ 謝 サ ノ郡比 ヒ 治 チ 山ノ 頂 イタヾキ ニ井アリ ソレヲ名ヅケテ眞井ト云ヘリ今スデ 沼 ヌマ トナルト 云 々 。 正 シヤウ 統 トウ ニイハク。埀 キ スイ 仁 ニン 帝 テイ ノ御 ギヨ 宇 ウ ニ皇太神五十鈴ノ宮 ミヤ ニウツリ玉ヒテヨリ。コノ 年ニ至 イタル マデ ニ四百 スデ 找 十餘 ヨ 年神 シン 武 ム 帝ヨリ 殆 ホトンド 千百餘年ナリ。大和 ヤマ ト  ビメノ 命 ミコト ナ ヲ存 ナカラヘ 玉ヒシカバ。 外 ナイゲ 宮 クワ ノツクリモ日 ヒ ノ小 ワカ 宮 ミヤ ノ圖 ヅ 形 ギヤウ 文 フン 形 ギヤウ ニヨリテナサ セ玉ヒケリトゾ陽 ヤウ 復 ブク キ 」③ 04ウ ニ云瓊 ニ 々 ニ 杵 キ ノ尊 ミコト ヲ東 ヒガシ ノ相 アヒ 殿 ドノ トシ。 天 アマツ 兒 コ 屋 ヤ 根 ネ 命 ミコト 太 フト 玉 ダマ ノ命 ミコト モ瓊 ニ 々 ニ 杆 ギ ノ尊ニソ ヒテ西 ニシ ノ相殿トシテ御 ゴ 同 ドウ 殿 デン ニ在 マシ  。豐 トヨ 受 ケ 皇 クワウ 大神宮ト名付タテマツル。 今 ノ外宮コレナリト云々 二  外宮 袷 袷 ノ事 問テ云 ク 。 宮ハ日神。外 ゲ 宮 クウ ハ月神ニ在 イマス トイヘバ。是月讀 ヨミ ノ尊ニテ在 ス ナラン。 ナンゾ國常立ノ尊ト云ヤ。 按ズルニ月 ツキ 讀 ヨミ ノ尊 ミコト ハ男 ヲ 神ナリ 葢 ケダシ 天照太神ハ女 ニヨ 體 タイ ニシテ日輪ナルハ 陽中ニ陰 イン アル心コノ尊ハ男神ニシテ月輪ナルハ陰中ニ陽ヲ含 フクム ノ心ナ ラン 乕 ジン 意 イ ナヲ思 ヲモフ ベシ日本 ニ伊 イ 弉 ザ 諾 ナギ ノ尊 ミコト ノ日月讀ノ尊ハ 滄 アヲウナ 海 バラ ノ鹽 シホ ノ八 ヤ 百 ヲ 重 ヘ ヲ治 ヂ スベシト云々 卜 ウラ 部 ベ ノ 兼 カネ トモ ノ ニ云 ク 三日ヨリ 找 日マデヲ月 弓 ノ尊ト云上 弦 ゲン ノ月是ナリ廾三日ヨリ廾 九 日マデヲ 下弦 ゲン ノ月ト云十五日 圓 エン 滿 マン ノ月ハ月 夜 ヨ 見 ミ ノ尊ト云 晦 日ノ月ヲ月 讀ノ尊ト申ス ト云 々コ レ 義 ニ由 ヨツ テ文 字 ノ カハリアルコトヲシルセリコノ尊ノコト 委 クハシク ハ神 書 ノゴトシ 其光 ヒカリ 日 ヒ ニ 亞 ツゲリ ト云々 度 ワタ 會 ラエ ノ 延 ノブ 佳 ヨシ 外宮ノ 祠 シ 官 ナリ ジテ云。 ツウ コノ 事 乕 ジン 祕 ヒ ノソノ一 ツ ナレドモ。 祠 シ 官 クワン タガヒニ 其 ノ 神 シン ノ 德 ヲアラ ソヒ。世ノ 」③ 05オ 人 モ 亦 マドフ 事 ナレバ。略 ホヾ ソノ子 細 ヲ云ベシ。尊 ソン 神 ジン 御 ゴ 出生 ノ 第 シダイ ヲイヘバ。 外宮 クウ ハ 先 サキ ニシテ國 クニ 常 トコ 立 タチ ノ尊 ミコト 。 宮 ナイクウ ハ後 ノチ ニシテ 照太神ナリ。又御 鎭座 ヲイ ヘバ。 宮ハ 先 ニシテ。外 ケ 宮 クウ ハ 宮ノ御 ヲン 告 ツゲ ニヨリ後ニ御 鎭座 ナリ。 對 タイ スル 時ハ 宮ヲ日神ト 号 ガウ シ。外宮ヲ月神ト 号 カウ ス。 神ト申シタテマツルトテ月 讀 ヨミ ノ尊 ミコト ノ御 事 ニテハナシ。國常立ノ尊 ミコト ハ一 水 ノ 德 ノ神ニテ在 ス 故 ユヘ ニ。 宮 火 德 ノ日神ニ 對 シテ。外宮 水 德 ノ 神ト フ 事 ナリ。月讀 ノ 尊ハ 宮ニモ。外宮 ニモ 別 宮ニ在 セ バ。 惑 マトフ ベキ 事 ナラズ。 猶 ナヲ フカキ アリ。 或 ハ皇 スベ 孫 ミマノ 尊 ミコト 相 アヒ 殿 ドノ ニ マシマス 事 ヲ知 シラ デ。外宮ハ皇 スベ 孫 ミマノ 尊 ミコト ニテマシマスト云 人 アリ。 或 ハ 州 奈 ナ !ノ グ  ヤシロ ノ神ヲ御 ミ 饌 ケ 都 ツ ノ神トイヘバ。外 ゲ 宮 クウ 御 ミ 氣 ケ 津 ヅ ノ神ノ尊 ソン 」③ 05ウ 号 ト相 アヒ ズルユヘニ。 水 ハ御 ミ 氣 ケ 津 ツ ノ略 リヤク 語 コ ナルコトヲ 辨 ワキマヘ ズシテ。外宮ハ 奈 ナ !ノ グ ノ天女ト同 ドウ 體 タイ ノ神ニテ 在 マシマス ナド云 族 ヤカラ モアリ。 奈 !ノ ノ天女ハ。外 ロ 宮ノ酒 サカ 殿 ドノ ニテマシマスナリ。 件 クダン ノ子 細 ハ 其祠 シ 官 クワン ナラズシテ。 アマネク 人 ノシルベキコトナラネド。世ノ 人 二宮 クウ ヲ "頗 ヘンハ シテ思 フ カタモアレバシルスナ リ。 天照トハ二宮 グ ウ ノ  ツウシヨウ 。 太神ハ大 廟 ベウ ノ本 ホン 号 カウ トモ。 古 コ ニ キ 侍 ハベレ ハ。 彌 イヨ  "ヘン 頗 ハ スベカラザル 事 歟 カ 。 祠 シ 官 クワン サヘモソノ 故 ワキマヘズ。 #々 ワウ ニソノ神ノ 高 カウ 揖 ヒ ヲアラソフ。 二 $尊 シヨソン 神 シン ノ御心ニカナヒガタキ 事 ナラン。 陰 イン 陽 ヤウ 晝 チウ 夜 ヤ 兩 リヤウ 眼 ガン 兩手 シユ イヅレヲ 廢 ハイ シテ 可 カ ナランヤ。二宮 クウ 一 光 クワウ ノ 理 コトハリ ヨク 辨 ワキマフ ベシ。カタソギノ

(6)

千 チ 木 ギ ハ 外 ウチト ニカハレトモ  ハウチソギ外 ハソトソギナリ チカヒハヲナジ。 伊勢ノ神 カミ 垣 ガキ ト 宜 ネギ 從 ジユ 」③ 06オ 三位朝 トモ 棟 ムネ ノヨメルニテモシルベキ 理 コトハリ ナリ。 吾 アガ 祭 マツリ 奉 タテマツル レ 仕 ツカヘ 之 ノ 時 トキ ハ先 マヅ 可 ベシ レ 奉 タテマツル レ 祭 マツリ 二 止 ト 由 ヨ 氣 ケ 太神 ヲ 一 トノ 宮ノ御 コ 神 シン 託 タク ニヨリ 御 コ 鎭座ノ ニイツ 外宮ノ諸 シヨ 神 ジン 事 ジ 參 サン 詣 ケイ ノ 第ノ先 サキ ナルヲミテハ。外宮ハ國常 トコ 立ノ尊 ミコト ニテ。諸神ノ元 ハジメ ナレバ 宮ヨリ スギテ 尊 タツトキ 神ニテマシマスト思 フ 族 ヤカラ モアリ。 又 宮ハ天照太神ニテ國土ノ  アルシ 始 ハジメ ノ尊 ソン 神 ジン 。ソノ上 宮ノ御神託 タク ニヨリ。外宮モ御 ゴ 鎭 チン 座 ザ ナレバ。 宮ノ 尊 タツトキ コトハ外宮ノ神ノ及ベキコトナラズト云タグヒモアリ。 末代ノ凡 ボン 夫 ブ ノ  ナラヒ トハイヒナガラ。 尊 ソン 神ニ高 カウ 揖 ヒ ヲツケテ。 コ レヲ上トシカレヲ下トスル コト 語 ゴンゴ 費 ダウダン ナリト云 イヘリ 下二宮 クウ ノ祠 シ 官 クワン タガヒニ 悋 レ テ高 カウ 下 ゲ ヲ爭 アラソフ 來 ライ 由 ユウ ヲノブコレヲ 畧 ス 正 シヤウ 統 トウ ニ外宮ヲ御 キ ミ 饌 ケ ノ神ト 申 ス 事ハ。 古 イニシヘ ハコノ宮ニテ御 ミ 饌 ケ ヲトヽノヘテ 宮ヘモ毎日ニヲクリタテマ ツリシヲ。 」③ 06ウ 神龜年中ヨリ 四十五代聖 武帝ノ年号 外宮ニ御 ミ 饌 ケ 殿 ドノ ヲタテヽ 宮ノヲモ一 ニタテマツル トナン。カヤウノコトニヨリテ御饌ノ神トモ申ス アレド御 セツ ミ 食 ケ ト御 ミ 氣 ケ トノ 兩義アリ。陰 イン 陽 ヤウ 元 ゲン 初 シヨ ノ御氣ナレバ天 アマ ノ狹 サ 霧 ギリ 國 クニ ノ狹 サ 霧 ギリ ト申ス御名モアレバ猶 ナヲ 先 サキ ノ ヲ正トスべシトカ 按ズルニ先ノ ト云ハコノ上 セツ カミ ノ文ニ 照太神 波ノ與 ヨ 謝 サ ニヲハセシ時 止 ト 由 ユ 氣 ケ 太神ノアマクダリ一 ニスマセ玉フコトヲノスソレヲサシテイ ヘリソノ事ハスデニ神 考ヲヒイテ前ノ段ニシルセバコヽニ畧 リヤク シテノセザルナリ又御 ミ 饌 ケ ノ 神ト云モコレ又 波ノ奈 ナ ノ グ ノ神ナリコノ神ノ因 イン ハ エン 後風 フ 土 ド ニノセタリ昔天女 キ 找 人アマクダリテ與 ヨ 謝 サ ノ郡 コホリ ノ比 ヒ 治 チ 山 ヤマ ノ頂 イタヾキ ノ眞 マナ 井ニ水アミケルヲ和 ワ 奈 ナ 佐 サ ト云老 ラウ 夫 アリテ一人ノ羽衣ヲカクシタルニ七人ハヲドロキハヂテ ニ上 リ 一人ハ上コトアタハズツイニ夫 ノモノ シテ娘 ヤク ムスメ トナシヌソレヨリ藥 ヤク 酒 シユ ナドヨクツクリイデ穀 コク 米 マイ 成 ジヤウ 熟 ジユク シテ大富 フ 人トナル 女去 サツテ 竹 タケ 野 ノ ニイタル里人神ニ  イハフ 乃 イマシ 奈 ナ ノ グ コレナリ延喜式ニモコノ神ノコトヲノ ス云 ク 後ノ國 クニ 竹野 郡 コホリ 奈 ナ ノ神 グ シン ハ豊 シヤ トヨ 宇 ウ 氣 ケ 比 ヒ 女 メ ノ神ナリコノ神伊勢ノ末 ニウツシ祭 ル ヲ酒 サカ 殿 ドノ ノ神ト号 ナヅク ヨク 酒ヲ釀 カモ スルヲ以ノユヘナリ大膳 ゼン 職 シヨク ニウツシ祭ヲ御 ミ 食 ケ 津 ツ ノ神ト号 ガウス ヨク稻 イネ ヲ種 ウユル ヲモツテノユヘナリトイヘリ コノ神豊 トヨ 宇 ウ 氣 ケ ノ名アリ又同 波余 ヨ 謝 サ 郡 コホリ ニテシカモ又御 ミ 食 ケ 津 ヅ ノ事ナド似 ニ タルコト多ケレバ紛 マキ ラハスナルヘ シ又神 書鈔ニ 」③ 07オ 倉 ウ 稻 カノ 魂 ミタマ ハ宇賀 ウカ ノ神ナリ伊勢ノ外宮同 ドウ 體 タイ ノ神ナリト葢 ケダシ コレモマタ奈 ナ ノ御食津ノ神ヲ宇賀乃 グ ノ 咩 メ 命 ミコト ト名ルヲ モツテノユヘ 又天ノ體ハ 岨 ハウ 珠 シユ ノ形 チ ナリコノ尊 ソン 天地開 カイ 闢 ヒヤク ノ始ニシテ萬物ヲ出生ズル  ミヲヤ ナリ故ニ弘法大師 如意 岨 珠ニタトヘ玉フニカナ ヘリ 丁ニイダスカゴトシ 神名祕 ヒ 書 シヨ ニ云天照太神ト豐 トヨ 受 ケ ノ太神トハ 則 チ 無 上ノ 宗 シウ 靈 レイ タリ。 而 モ 尊 タツトキ コト 無 ム 二ナリ。ユヘニ 下ノ諸 ニ 袷 コト ナリ。コレスナハチ 天地 明 セイメイ ノ 本 ホン 源 ゲン ナリ。 無 ム 相 サウ 無 爲 ノ太 タリ。ユヘニ ソ 佛 ブツ 見 ケン 法 ハフ 見 ケン ヲ サズ。 ヲコ 無 相 ノ 鏡 カヽミ ヲモツテ 假 カリ ニ 妙 ミヤウ 體 タイ ヲ 表 ヒヨウ ズトイヘリ 三  天照太神宮靈 レイ 驗 ゲン ノ事 夫 ソレ 天照 皇 太神ノ 靈 驗 ノ  イチジル 焉 シキ コト 諸 シヨ 書 シヨ 街 ガイ 談 ダン ニ 滿 ミチ ヌレバ。 今更 サラ スルニヲヨ バズ。 先 ハ天 テン 慶 キヤウ 三年下 シモ 總 フサ ノ國 相 サウ 馬 マ ノ 將 マサ 門 カド ヲ 誅 チウ 罸 バツ シ玉ヒシ時。 參 サン 議 ギ 從 ジユ 三位 大 伴 ドモ ノ 脊 スク 保 ネヤス ヲ ヒラ 勅 チヨク 使 シ トシテ種 」③ 07ウ 種 ジユ ノ神 寶 ヲ  マイラセ 上テ。  キグワン シ玉ヒケルニ。 二 月 十三日ノ 夜 ノ事ナリケル ニ。 太神宮ノ 正 シヤウ 殿 デン ノ ニ人ノ名 字 ヲ 召 メシ 立ラレ。 弓 キウ 箭 セン 甲 カツ 冑 チウ 等 ヲ下サルヽ 聲 コ ヱ シケルヲ。 脊 トノ 直 イ ノ 番 バン ノ 人 ウチフド 物 忌 イミ 等 ラ 現 ウツヽ ニ 聞 キイテ ヲソレ 畏 カシコマリ ケル 處 ニ。 又二 フタ 見 ミ ノ 浦 ウラ 人 男 女 數 ス 十人 幻 マボロシ ニ 見 ケルハ。 甲冑 ヲ 著 チヤク シタル人アマタ 白 ハク 馬 バ ニ 乘 ノリ テ 海 上 ヲ 東 ヒガシ ヘ 指 サシ テ 行 ユク アイダ。 浦 人 等 ラ ノ云 ク 。 是 ハ 何 イカ ナル人ナレバ 海 上ヲ 陸 ロク 地 チ ノゴト クニ 馬 ニテハ 行 玉フ ゾ ト 問 トヘ バ。太神宮ヨリ ノ 將門 ヲ 誅 チウ センタメニツカハ サルヽ勢ナリト云テ。タチマチ テ キエ 見 エズ。 浦 人ヲドロキ 怪 アヤシミ 語 カタリ 傳 ツタヘ ケル ガ。 果 ハタ シテ 將門誅 チウ ニ 伏 フク シケリ。コレニヨツテ伊勢ノ國 イナ 辨 ベ ノ郡ナド御 コ 寄 キ 附 フ アツテ。 益 マス ! 尊 ソン 宗 ソウ シ玉ヘリ。 抑 將 マサ 門 カド トイツハ。 惡 アク " ギヤク 無 ニシテ 」③ 08オ 其 伯 ヲ 父 ヂ 常 ヒタ 陸 チ ノ大 掾 ジヤウ 國 クニ 香 カ ヲ 殺 コロシ 。 舍弟 下 シモ 總 フサ ノ 介良 ヨシ 兼 カヌ ト 不 フ 和 ワ ニシテ 度々合戰 ニ 及トイ へ トモ。 弟穩 ヲン 便 ビ ン ヲ 存 ゾ ン ジテ 戰 タヽカヒ ヲ 好 コノマ ザレバ。 彌 イヨ ! 猛 マウ 威 ヲ 振 フルヒ #隣 キンリン ヲ 燒 ヤキ 亡 ホロボシ テ。 ツイニ 關 クワン 找 州 シウ ヲ 押 アフ 領 レウ シ。 自 ラ 親 ヘイシン 王 ワウ ト 稱 シヨウ ジ。 左右 ノ大 臣 ヨリ始參 サン 議 ギ 百 官 クワン 六 辨 ベン 找 史 シ ヲ 置 ヲク 欠 カク トコロハ 唯 タヾ $博 レキハカ 士 セ ノミナリキ。 關 クワン 東 ヨリノ 早 馬 注 チウ 櫛 シンクシ ノ 齒 ハ ヲ 引 ガゴトクニシテ。 都 ト 鄙 ヒ ノ 騷 サウ 動 ドウ 限 カギリ ナシ。 時ノ 帝 ミカド 朱 シユ 雀 シヤク 院 イン 驚 ヲトロカ セ玉ヒツヽ 橇 ク % ギヤウ 僉 セン 議 ギ アツテ。 貞 サダ 盛 モリ 秀 ヒデ 鄕 サト 及 ヲヨ ビ 藤 フヂ 原 ハラ ノ 忠 タヾ 文 フン 等 ヲツカハサル。 然 シカル ニ 將門 田原 ハラ 藤 トウ 太 ダ 秀鄕 ガ 謀 ハカリコト ニ 陷 ヲチ テ。 &ニ 誅 チウ セラレシト 聞 シカバ。 總 ソウ 大 將 忠 タヾ 文 フン 駿 スル 河 ガ ノ國 淸 キヨ 見 ミ ガ 關 ヨリ 空 ク 引 ヒキ ' カ へ シ ケリ。 カ ノ 將門 トイツハ 直 タヾ 人ニアラズ。

(7)

桓 クワン 武 ム 天皇ノ御 ヲン 孫 マゴ 高 タカ 望 モチ ノ王 ヲホキミ ノ子 コ ニ鎭 チン 守 ジユ 府 フ ノ將軍良 ヨシ 」③ 08ウ 持 モチ ノ子 コ ナリケリ。 勢 イキホヒ スデニ 關 クワン 找 州ヲ デ。 ノム 猛 マウ 將 シヤウ 勇 ユウ 士 シ 多 ヲホ カリシカバ。 若 モシ 神 シン 威 ヰ ヲ加 クハヘ 玉フニアラズンバ。カク容 タヤ 易 スク 誅 チウ 戮 リク セラレンヤ。ソノ外 ホカ 徒 ト 黨 タウ ノ大將。 武 ム 藏 サシ ノ權 ゴン ノ守 カミ 興 ヲキ 世 ヨ 。下 シモ 野 ヅケノ 守 カミ 將 マサ 賴 ヨリ 。上 カウ 野 ヅケ ノ守多 タ 治 ヂ 比 ヒ ノ常 ツネ 明 アキラ 等 トウ 。或ハ 討 ウタレ 或 アルヒ ハ亡 ナキ ガゴトクニナリテ。 下太 ニ屬 ゾク シテ萬 バン  ミントコロ ヲ安 ヤスン ジヌ。 コノ靈 レイ 驗 ゲン ハ ニ太神宮神 ツブサ 袷 ニ載 ノセ タリ。  シヨク 神 シン 皇 クワウ 正 シヤウ トウ ニ後 キ ゴ 花 ハナ 園 ソノヽ 院 イン ノ御 ギヨ 宇 ウ 。嘉 カ 吉 キツ 三年九 廾三日ノ夜 ヨ 亂 ラン 賊 ゾク 俄 ニハカ ニ禁 キン 裏 リ ニ入 イツ テ。御 ミ 門 カド ヲ アヤマチ タテマツラントセシ ニ。ソノモノ 忽 タチマチ 足 アシ シドロニナツテ 自 ミヅカラ コロビフシケルヒマニ。天子 サケカクレ サセ玉ヒシカバ。 玉 ギヨク 體 タイ ハ恙 ツヽガ ナカリケリ。其 ソノ 夜 ヨ 太神宮ニテハ櫪 イタ ノ御 ガヒ ヲン 馬 ムマ 厩 ムマヤ ヲヤブリイデヽカケマハリケルガ。鞍 クラ ヲケル跡 アト アツテ汗 アセ カキツヽ元 モト ノ御 ヲン 」③ 09オ 厩 ムマヤ ニ歸 カヘリ 入 イリ ケリ。 コ ノ事 コト イソギ奏 ノウ 聞 モン セシニ。 ソノ夜 ヨ 都 ミヤコ ニハ遽 ニハカ ナル騷 サウ 動 ドウ アツ テ。 天子 危 アヤウキ ヲノガレサセ玉フコト神 ジン 馬 メ ノ怪 ケ 袷 イ ト符 フ ヲ合 セツ アハセ タルガゴトシ。 凶 ケウ 賊 ゾク 本 ホン 意 イ ヲ逹 タツ セザレバ直 スグ ニ山門ニノボリ南朝ノ皇 ワウ 子 ジ 單 マン 壽 ジユ 寺 ジ ノ  ソウソレガシ ヲスヽメ テ殘 ザン 黨 トウ ヲ集 アツメ 重 カサネ テ亂 ラン ヲヲコサントシテツイニ誅 チウ セラル事ハ國史ニミヱタリ コノ時スデニ人皇百 三代 ダイ ニ及 オヨビ テ。 皇 クワウ 威 ヰ モスデニ 衰 ヲトロヘ サセ玉ヘドモ。 神 ナヲ擁 ワウ 護 ゴ ノ眸 マナジリ ヲ  メグラ サ セ玉フ。 是 コレ シカシナガラ惡 アク  ギヤク 無 ブ ヲ罰 タウ バツ シテ。 不 フ 忠 チウ 不 フ 義ヲ 誡 イマシメ 玉フナリ。 吁 アヽ 人 ニン 天 デン 照 セウ 臨 リン ノ正 セイ 神 シン 國 コク 家 カ 鎭 チン 護 ゴ ノ宗 ソウ 。タレカ嚴 ベウ ゲン 肅 シュク 屏 ヘイ 營 エイ ノ誠 マコト ヲ抽 ヌキン デザランヤ 四  聖 シヤウ 武 ム 皇帝大佛建 コン 立 リフ ヲ太神ニ 窺 ウカヾヒ 玉フ事 大常國 ニ云 ク 。聖 武 皇 帝  エイグワン ヲ發 ヲコシ テ。 東大寺十六 ノ 盧 ビル 探 シヤ 那 ナ 大金 コン 像ヲ 鑄 イ タテマツラントヲボス。 按ズルニ法身ハ無相 サウ ナリ 然 レ トモ相即无相ノ義ニ 」③ 09ウ ヨルガユヘニ相ヲ 顯 アラハス コトヲ妨 ケ ズ又廣大無邊ニシテ身量アルコトナシトイヘトモシカレトモ 化 ケ 身ノ 釋迦 一 六 尺 ソノ 滿數 ヲトツテ 且 シバラク 究 グウ 極 ゴウ ノ身 ミ ニナゾラフルナリ或人ノ云 ク 是 コレ 報 身盧 ル 探 シヤ 那 ナ ナリ 盧 探 那ニハアラズト 云 イハク 若 モシ 差 シヤ 別 ベツ ヨリシテミルトキハ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ ハ是 コレ 法身ニシテ盧 ル 探 シヤ 那 ナ ハ  スナハチ 報 ハウ 身 ジン ナリ若 モシ 嚴 如 ニヨ 來 ライ 名 ミヤウ 号 ガウ 品 ホン ニヨツテ コレヲイヘバ 共 ニ是 コレ 釋 如來 ノ 異 イ 名 ミヤウ ナリ 故 ニ 嚴ノ 中舊 ク 譯 ヤク ニハ盧 探 那トシ 新譯 ニハ 々 ニ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ トス 台 ダイ ヨリ 新譯 ヲ ズルハ法 ナン 報 ヲ 分 ワクル ニ 由 ヨル ガユヘナリコヽニ 毘 盧 探 那ト云ハ 唯 ヒトリ 隔 キヤク  リヤク ノ法 ホウ 身ヲアグルニアラ ズ三身 ジン 相 サウ ノ法身ノ ソク 名 ヲ 稱 ズ 故 ニ盧 探 那ト云モ 可 カ ナリ 釋 ト云 イフ モ 可 カ ナリ皇太神 夢中 ニ帝ニ 告 玉フモ 已 ズテ ニ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ トノ玉ヒ聖武皇帝ノ 幹 アツ エン ノ 疏 シヨ ニモ 毘 盧 探 那 佛 ト 書 カキ 玉フ後人 輕 カロ! シク 議 ギ スベカラズ 時ニ 思 シ 惟 エイ シ玉ハク。 我 ワガ 國 コク 家 カ 代 レキタイ 神 シン ニツカフ。 今 イマ 佛 殿 ヲイトナムコト神 カミ ノ 心 コヽロ ニタガヒナンヤト。 因 ヨツテ 天 テン  ビヤウ 十三年ニ 行 ギヤウ 基 ギ 法 師 ニ 勅 チヨク シテ。 佛 舍 シヤ 利 リ 一 粒 リフ ヲ 授 サヅケ テコレヲ皇太神ニ 獻 ケン ゼ シム。 行 ギヤウ 基 ギ 乃 スナハチ 勢 セイ 州 シウ ニイタリ "宮 ナイクウ ノ南 ナン 門 モン 大 ヲヽ 杉 スギ ノ下 モト ニヲイテ。 廬 カリイホ ヲムスビ 一 七 日ヲ 期 カギリ 持 ヂ 念 ネン シ テ 且 カツ 慮 エイリヨ ノ 旨 ムネ ヲ 宣 ノベ ラレケルニ。 第 ダイ 七 日ニアタリケル夜 ヨ 。神 殿 自 ヲノヅカラ 開 ヒラケテ 高 タカラカ ナル御 ミ 聲 コエ ニ 唱 トナヘ テ 曰 ノク 。 實 ジツ 相 サウ 眞 シン 如 ニヨ ノ 」③ 10オ 日 輪 リン ハ。 生死 ノ 長 ヂヤウ 夜 ヤ ヲ テラシ セウ サリ 卻 キヤク シ。 本 ホン 有 ウ 常 ジヤウ #ノ ヂウ 月輪 ハ。 煩 ボン 惱 ナフ ノ $ マヨヘル 雲 クモ ヲ カヽヤキ 爍 シヤク ヤフル 破 ハ ス。 我 ワレ 今 イマ %ガタキ大 アヒ ダイ 願 グワン ニ & アヘリ 。 渡 ワタリ ニ 船 フネ ヲ 得 エ タルガゴトシ。 得 エ ガタ キ 岨 ハウ 珠 ジユ ヲ 受 ウク 。 暗 クラキ ニ 炬 トモシヒ ヲ 得 エ タルガゴトシ。 師 シ 其 ソレ 舍 シヤ 利 リ ヲ持 ヂ シテ '高 イヒタカ ノ 鄕 サト ニ藏 ヲサメ 埋 ウヅム デ。 以 モツテ 邦 ハウ 家 カ ニ賴 サイハヒ セヨト。 行基 神 シン 託 タク ヲ (喜 カンキ シテ 乃 イマシ 舍 シヤ 利 リ ヲ 捧 サヽゲ テ ' イヒタカノ 鄕 サト ニ ) ヲサメ 。都 ミヤコ ニ歸 カエツテ ツブサニ奏 ソウ 聞 モン シ玉ヒシカバ。 帝 ミカド エイ (淺 カンアサ カラズ。 カクテ  思 ヲボシ 召 メサ ルヽハ。 ヲ ソウ 以 モツテ 宗 ソウ 廟 ベウ ノ 勅 チヨク 使 シ トスルノミニテハ。 *廷 テウテイ ノ 儀式 ニアラ ズト。 コヽニヲイテ重 カサネ テ 右 ウ 僕 ボク 射 ヤ 橘 タチバナ ノ 諸 モロ 兄 エ 橇 ヲツカハサル。 橇 勅 チヨク 使 シ ヲツ トメテ 歸 カヘリ 參 マイラレ ケル夜 ヨ 。帝 ミカド 夢 ユメ ミ玉フハ。 皇 クワウ 太 ダイ 神 ジン 宮 グウ 告 ツケ 玉ハク。 日 輪 ハ是 コレ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ ナリ。 帝 コノ意 コヽロ ヲ 得 エ テ營 エイ 興 カウ ヲナセト 言 ノ玉ヒ 已 ヲハツテ 。日 輪 リン ノ相 サウ ヲ 現 ゲン ジ玉フ ニ。ソノ 光 ヒカリ 赫 カク 奕 ヤク タリ。 夢 ユメ 」③ 10ウ サメテ 帝 ミカド 益 マス ! (激 カンゲキ 在 マシ ! 。ツ イ ニ 御 ヲン 志 コヽロザシ ヲ 決 ケツ シテコレヲ 建 コン 立 リフ シ玉ヘリ。 恭 !ウヤ シク コノ事 コト ヲ 思 ヲモフ ニ。 太神 翅 タ ヾ 佛 ニ歸 キ 依 ヱ シ玉ヘルノミニアラズ。 自 ミヅカラ ソノ本 地 ヲアラハシ玉フコト。 寔 マコト ニ 信 シン 敬 キヨウ スベキ事 コト ドモナリ。 然 シカル ニ +世 キン 唯 ユイ 一 ヲ 建 タツル 神 者 タウジヤ ノ ,セン -ジユツ セル 書 シヨ ニイヘラク。 聖武皇帝ノ御 ヲン 夢 ユメ ニ。 太神宮ハ本 地 大日 ト御 ゴ 覽 ラン アリシヨリゾ 兩 リヤウ 部 ブ .合 シフガフ ハ 始 ハジマリ ケリ。 聖 武帝ノ御 ヲン 夢 ユメ ト 行 キヤウ 基 ギ ノ聞 キカ レシ 神 勅 チヨク ノミニテ。 諸 モロ 兄 エ 橇 ニハ 何 ナニ ノ神 勅 チヨク モ 夢 ユメ モナシイトアヤシ。 思 シ 慮 リヨ スベキ コトナリ。聖武ハ 佛 法歸 依 ノ天皇ニテマシマセバ。 思 ヲモヒ 寐 ネ ノ御 ヲン 夢 ユメ アルベシ。 行基 ノキカレシ神 シン 勅 チヨク ハイブカシナド 書 カケリ 。 此 コレ 一 悋 ブン ノ 私 ワタクシ ヲモツテ 浪 ミダリ ニ天下 カ ノ

(8)

橇 ヲヽヤケ ヲ害 ソコナフ ノ論 ロン ナリ。 イカントナレバ。 帝 ミカド 思 ヲモヒ 寐 ネ ノ夢 ユメ モアルベシトイヘル コト。總 ソウ ジテ 思 ヲモヒ 寐 ネ ノ夢アルマジト云 イフ 」③ 11ノ 15オ ニハアラズ。然 シカレ トモ 思 ヲモヒ 寐 ネ ノ夢 ユメ ト云 イフ ハ。 生 ヘイゼイ 見 ケン 聞 モン ニ熟 ジユク シ。心 シン 想 サウ ニ積 ツム ガ故ニ。 夢 ム 中 チウ 或 アルイ ハ偶 グウ 然 ゼン トシテ 現 アラハル 。コ レ 乃 イマシ 周 シユ 禮 ライ ニ六夢 ム ヲ敘 ツイヅル 中 ナカ ノ思 シ 夢。  典 ナイデン 善 ゼン 見 ケン 律 リツ 等 トウ ニ 思 トクシ 想 サウ 夢 ム 是 コレ ナリ。 聖 シヤウ 武 ム 帝 テイ 最 モツトモ 佛法ニ歸 キ 依 エ シ玉フトイヘトモ。 コ ノ時 トキ 密 ミツ 教 キヤウ イマダ本 ホン ニワタラズ。其 テウ ソノ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ ト云 イツ ハ。唯 タヾ 一 顯 ワウケン 教 ギヤウ 三身相 サウ 無 ム 相 サウ 等 トウ ノ ヲ聞 セツ キク ノミ。密 ミツ 教 キヤウ 法 ホツ 身 シン ノ 乕 ジン 旨 シ ニ至 イタツテ ハ。イマダ見 ケン 聞 モン ニダモ觸 フレ 玉ハ ズ。 謂 イハユル 南 ナン 人 ジン ハ駝 ダ ヲ夢 ユメ ミズ。 北 ホク 人 ジン ハ舟 フネ ヲ夢 ユメ ミズ。 ナンノ 思 ヲモヒ 寐 ネ ノ御 ヲン 夢 ユメ カア ラン。然 シカル ニ皇太神 曰 ノ玉ハク 。日輪ハ是 コレ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ 也 ナリ ノ一句。天ヲ葢 ヲホヒ 地ヲ葢 ヲホフ テ古 イニシヘ ニ亘 ワタリ 今ニ亘 ワタル 。顯 ケン ニ似 ニ テ密 ミツ ニ入 イル 。何 イカ ニ況 イハンヤ 端 タン 日 テキニチ 輪 リン ノ相 サウ ヲ現 ゲン ズルヲヤ。眞 シン ゴン 教 キヤウ ニ スル人ハ黙 タツ モク シテ瑜 ユ 伽 ガ ノ密 ミツ 旨 シ 神妙ノ 境 キヤウ 界 ガイ ナリト 」③ 11ノ 15ウ 信 シン ズベシ。 虎 コ 關 クワン 禪師 曾 カツテ コノ事ヲアゲテ贊 サン シテ云 イハク 。 袷 コトナル 矣 カナ 哉神ノ タルヤ コト 學 マナビ タルカ學 マナビ ザルカ。 毘 盧 探 那經ノ疏 シヨ ニ曰 イハク 。毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ 此 コヽ ニ日ト云 イフ 。葢 ケタシ 天地 ノ間 アイダ 日光ミナアマネシ。 我 ワガ 盧 ビル 世 セ 尊 ソン 大覺 カク 圓 エン ニ照 テラシ テ至 イダラ ズト云 イフ トコロナシ。 假 カリ ニ世 ヨ ノ相 サウ ヲ借 カツテ 日ヲ取 トツテ 名 ナ ヲ寓 グウ ス。 ユヘニ摩 マ 訶 カ 毘 ビ 盧 ル 探 シヤ 那 ナ 佛 ジテ大日如來 ホン ト名 ナ ヅク。 皇 太神宮 何 イヅク ヨリ得 エ テ。 シカモ我 ワガ 聖武帝ニ聞 ブン シテシカモ 旨 ビシ ヲ  ヒラケ ルヤ。 烏 ア 乎 ヽ 不 ル レ 測 ハカラ ノ。 ハカザルモノカト云 イヘリ 。 卜 ウラ 部 ベ ノ兼 カネ 延 ノブ ガ名 ミヤウ 法 ボフ 要 ヨウ 集 シウ ノ中ニコノ事 コト ヲ  シルス 。御 ヲン 夢 ム 中 チウ ノ事 コト ナヲ サラ 詳 ツマビラカ ナリ 按ズルニカノ ニハ諸兄 橇 歸参ノ後 同月十五日ノ夜トシルス 玉女坐 ザ シ テ金光ヲ 放 ハナツテ ノ 玉ハクト云々 而 シカフシテ 云 イハク 。 コノ後 ノチ 七十年ヲ經 ヘ テ眞 シン 密 ゴンミツ 教 キヤウ 初 ハジメ テ本 ニ流 ツタハレリ 。マ サニ知 シル ベシ 去 サンヌル 天 テン  ビヤウ ニ示 シ 現 ゲン シ玉フ。金 コン 胎 タイ 兩 リヤウ 部 ブ ノ大 」③ 16オ 日盧 ル 探 シヤ 那 ナ 佛 ブツ ハ。一切諸佛菩薩ノ總 ソウ 體 タイ ナリト。舍那ノ生身ハ吾 ワガ 國 クニ ノ本 日  兩神ノ尊 ソン 形 ギヤウ 。ス デ ニ 鏡ナルモノカト云々。 佛 ブツ 家 ケ 神 シン 門 モン 古來ノ賢 ケン 哲 テツ コレヲ 信ズルコトスデニカクノゴトシ。後 コウ 學 ガク ナンゾ卒 ソツ 爾 ジ ニ無 ム 根 コン ノ ヲノベテ。神 セツ シン 皇 クワウ ヲ誣 シヒン トスルヤ。 若 夫 ソレ 役 エン ノ小 セウ 越 カクヲ 知 チ ノ  タイチヨウ ノ 悋 ブン ニ密 ミツ 呪 シユ ヲ 得 カントク スル 例 レイ ニ 凖 ナゾラヘ テ。 天皇モ 亦 神 シン ゴンヲヨビ 祕 ヒ 密 ミツ 身 シン ヲ 見 カンケン シ玉フトイハヾ。 倍 マス  奇 キ ナリトイ ヒツベシ。 按ズルニ大 安 アン 寺 ノ 慈 ダウジ 入 ニツ 唐 タウ セシ時 トキ 求 グ 聞 モン 持 ヂ ノ法 ハフ ヲ 授 サヅカリ 歸 キ 朝 テウ シテ善 ゼン 議 ギ ニ 傳 ツタヘ 善 議 コレヲ 操 ゴンゾウ ニ ツタヘ 操 コレヲ 空 クウ 海 カイ ニ 傳 ト云ヘリ 弘 法大師ヨリ 前 ナルガユヘニ 石 イハ 淵 ブチ ノ 操 ナドモ 得 カントク ノ 列 ナミ ニ云 イフ 人アレド 正 コレハ師 シ 傳 テン ナ ルガユヘニ 得トハイヒガタシ 又 ソレ 行 キヤウ 基 ギ 菩薩ハ。 ソ ノ生 ウマレ シトキ 奇 キ 袷 ヰ ニシテ 幼 ヨウ 稚 チ ノ時 トキ 益 マス  奇 ナリ。其 ソノ 死 シ 魚 ギヨ ヲ 吐 ハイテ 活 クワツ 魚 ギヨ トシ 自 ジ 身 シン 及 ヲヨビ 智 チ 光 クワウ ノ 前 ゼン 生 シヤウ ヲ知 シリ 按 ズルニコ ノ事ハ 曼 マン 陀 ダ 羅 ラ ノ エン ニミエタリ ギ 釋書 ニノ スル 處只智 光ノ夢ノ事ノミ 弘 ヒロク 現 ゲン 當 タウ ノ 利 リ 益 ヤク ヲナ 」③ 16ウ シテ。 天 下 其 恩 ヲン 澤 タク ヲ 受 ウク 。ツ イ ニ 帝 ミカド 及 ヲヨビ 皇大 ダイ 后 コウ 皇 クワウ 后 ゴウ 等ノ菩薩 戒 カイ ノ師 シ トナリ 玉ヒ。 當 タウ 時 ジ スデニ大菩 ボ 薩 サツ ノ 号 ガウ ヲ 賜 タマフ 。十 ジツ 手 シユ ノ 指 ユビサシ 肯 ウケガフ トコロ。 アニコレ 容 ヨウ 易 イ ナランヤ。ナンソレゾ 僞 イツハリ ヲカマヘテ。 神 ヲ 蔑 ナイガシロ ニシ帝 ミカド ヲ 欺 アザムカン 。若 モシ ソレ 行 ギヤウ 基 ギ 僞 イツハリ 奏 ソウ スルナラバ。 ナ ンゾ太神ノ 祟 タヽリ ナク 卻 カエツテ 吉野 ノ 藏 ザウ 王 ワウ 比 ヒ 良 ラノ 明 神 現 カンゲン シ テ。 金 ワウゴン ノ 出 シユツ 處 シヨ ヲ示 シメシ 。 宇佐 找 幡 ハタヾコレニ 出 シユツ 處 シヨ ヲ示 シメス ノミナラズ。大 殿 デン  ジヤウ 就 ジフ ノ後。 聖 シヤウ 武 ム 帝 テイ ト 共 ニ佛 殿 ニ 詣 マフデ テ大 像 ゾウ ヲ 拜 ハイ シ玉ハンヤ。コノ事 載 ノセ テ 舊 キウ 史 シ ニアリ。 コレモマタアニ一々 僞 イツハリ トセンカ。 諸神ノ 隨 ズイ 喜 キ シ 助 ジヨ  ジヤウ シ玉フ ヲ 以 我 ワレ 益 マス  信 シン ズ。 前 マ ヱ 行基 ニ 告 ツグル ノ神 シン ハ皇太神ノ御心ヨリイデヽ。 ゴン 基 キ 橇 コウ ノス コシモ 僞 イツハラ ザルコトヲ。 因 チナミ ニ  シルス 。 徃 イムジ 年 トシ 南 ナン 都 ト 龍 リウ 松 シヨウ 院 イン ニ ジユ 參 サン 會 クワイ セシ 」③ 17オ 時 語 ラレ ケルハ我 レ マノアタリ大佛ノ 雨 ニウタレ 風 ニ 吹 フカ レテ。 漸 ヤウヤク 傾 カタムキ 檍 クヅレ 玉ハ ントスルヲ見ルニ 忍 シノビ ズ。 コノユヘニ大 殿 デン 建 コン 立 リフ ノ 願 グワン ヲ 發 ヲコサン トス。 又 思 シ 惟 ユイ スラ ク。コレ 先 マヅ 官 クワン 廳 チヤウ ノ 許 キヨ 容 ヨウ ヲ 禀 ウケ テ  アマネク 國家ノ 衆 シユ 力 リキ ニヨルベシ是 コレ 我 ガ 悋 ブン 上 ニヲイ テハ大 願 グワン ナリ。 事 多 ク 年 トシ 久 カルベシ。 佛神ノ 擁 ワウ 護 ゴ ニアラズンバ。 ソノ間 爭 イカデ カ 障 シヤウ ナン ヲ 免 マヌカレ ント。 コヽニヲイテ 鎭 チン 找 ジユ 幡 大菩薩ニ 詣 マフデ テ。 竊 ヒソカ ニコノ事 ヲ ! イノル 。 數 ス 日ノ後或夜 ヨ ノ夢ニ 找 幡 " ヤシロ ニ 詣 マフデ 又 須 シバ 臾 ラク アツテ "壇 シヤダン ノ中 ナカ ヨリ大ナル 龍 リヤウ ノ 首 カシラ 指 サシ 出 シ タリ。 ソ ノ 威 イ 靈 レイ 眼 ガン 光 クワウ ノ 輝 カヽヤケル コトイハンカタナシ。 其 ソノ 身 ミ ノ 長 タケ 次 シ 第 ダイ ニ 伸 ノビ テカノ 首 カシラ ヲ我 ワガ 頭 カウベ ノ 上 ウヘ ニガハト 持 モタ サレタレバ。 ソノ 驚 ヲドロキ ヲソロシサ心 #入 キエ ヤウニナリテユメサメヌ。 身 ヘンシン 大 汗 ナガレ 戰慄 センリツ スルコト 止 ヤマ ス。カクテ 」③ 17ウ

(9)

夜モ明 ケ ケレバイソギ日ゴロ カハセシ祠 イヒ シ 官 クワン ノアリケルヲ。 呼 ヨビ  ムカヘ テ。 コノ 夢ヲ語ケレバ。祠官大ニ讚 サン シ良 ダン ヤヽ アツテ。扨 サテ 々  コレハ吉 延 ナリ。 謂 神ハ 正 シヤウ 直 ヂキ ノ頭 カウベ ニ 脊 ヤドル ト云ノ本文ノ心ナルベシ。 師 シ コノタビノ大 願 グワン 正直心ヨリ 發 ヲコリ タレバ。 師ノ體 タイ ニ傍 ソヒ テ擁 ワウ 護 ゴ シ玉ハントノ御心ナラン。 カヘスガヘス後々 マデコノ心ヲ忘 ワスレ 玉フベカラズト云 イヒ ケルニゾ。 彌 イヨ  心 シン 肝 カン ニソミテアリガタ ク侍 ハンベリ テ。 ニ堅 ツイ ケン 固 ゴ ニコノ願 グワン ヲ發 ヲコシ キ。 爾 シカツシ ヨリコノカタ佛神ノ御加 カ 護 ゴ ト思ア タル事トモスクナカラズト。 コ レ發 ホツ 願 グワン 四五年ノ後ノ直 ヂキ ナリ。 セツ ソ レヨリ 段 ダン 々  高 カウ 貴 キ ノ助 ジヨ ヲ得 ユウ エ 。衆 シユ 事調 エン トヽノホリ テ。 巍 ギ 然 ゼン タル大殿ツイニ 就セシコト。 コレ 併 シカシナガラ 找 幡大菩薩ノ擁 ワウ 護 ゴ 力ニヨレバナリ。ソノカミ皇太神ノ基 モトヒ ヲ開 ヒラキ 玉 ヒテ 」③ 18オ ヨリコノカタ。 ス ベテ千年ニ 向 ナンナン トス。 ソノ間 アヒダ 不 フ 慮 リヨ ノ災 サイ アリシ処 トコロ ニ。 俊 シユン 乘 ジヨウ 坊 バウ 伊 イ 勢 セ へ詣 マフデ テ 營 ザウヱイ ノ キグワン ヲ致 イタス トコロニ。 風ノ宮ノ  ヤシロ ヨリ二顆 クワ ノ寶 ハウ 珠 ジユ ヲ 賜 タマハル 。當 タウ 寺 ジ 岨 ハウ 藏 ザウ ニ  ヲサム ト云 ヘリ 。 今 又八幡ノ擁 ワウ 護 ゴ ニ因 ヨツテ 。雕 テウ 甍 マウ 雲 クモ ヲ拂 ハラヒ 佛日 重 カサネテ 明 カ ナリ。アニキカズヤ。 皇 クワウ 太神ノ託 タク 宣 セン ニ云 ク 謀 バウ 計 ケイ ハ眼 カン 前 セン ノ利 リ 潤 ジユン タリトイヘト モ必 ズ 神 シン 明 メイ ノ罸 バツ ニアタリ正 シヤウ 直 ジキ ハ一且ノ依 エ 怙 コ ニアラズトイヘトモツイニ日月 ノ憐 アハレミ ヲ蒙 カウムル ト。 マサニ知 シル ベシ行基 ギ 神 シン 罸 バツ ヲ受 ウケ ザレバ 僞 イツハリ ニアラズ。 二 相ツ イデ二宮 グウ ノ憐 アハレミ ヲ蒙 カウムル ハ便 スナハチ 是 コレ 正直ナリト。 夫 ソレ 神 シン ノ佛法ヲ擁 ワウ 護 ゴ スルコト古今 ノ傳 ツタフル トコロ  アゲテ 算 カゾフ ヘカラズ。然ニ是 レ 兩部 ブ 合 シフガフ ヲ破 ハ セントスルノ私 シ ヨリ。基 キ 橇 ヲ僞 イツハリ トシ。 聖 シヤウ 武 ム 帝 テイ ヲ思 ヒ 寐 ネ ノ夢トス。ナンゾ我 ガ 慢 マン 」③ 18ウ 範 キヤク  リヤク ノ凡 ボン  ジヤウ ヲモツテ。 橇 コウ 大與善ノ正神ヲ議 ギ セン。 是 神 シン ヲ揚 アゲ ントシテ 卻 カヘツテ 神 シン ヲ スルナリ。又太神 サミ 橘 タチバナ ノ諸 モロ 兄 エ 橇 ニ告玉ハザルコトハ葢 ケダシ 諸 モロ 兄 エ ハ唯 タヾ 朝廷 ノ儀 ギ 式 シキ ヲ調 トヽノフル ノ奉 ハウ 幣 ベイ 使 シ ノミ。可 カ 否 ヒ ヲ定 ル ノ使 ヒ ニアラズ。行基ハ七日齋 サイ 庭 テイ ニ居 イ ツ丶 按ズルニ神書ニ云 ク 淸淨ノ 場コレヲ齋 サイ 場 ギヤウ トイヒ又ハ 場 ト云 イフ 外淸淨ノ 場コレヲ齋庭トイヒ又ハ外場ト云ト云々 欽 ツヽシンデ 上 シヤワ ノ旨 ムネ ヲ演 ノベ テコレヲ 問 トヒ タテマツルニ神 モ 漸 一七日ニ滿 ミチ テ夢ニコレヲ告 ツゲ 玉フ。 基 キ 橇 ハ聖 シヤウ ナリ。 ソウ 然 レ トモ猶 ナヲ 敬 ケイ 愼 シン シ玉ヘルコトカクノゴトク。 太神 亦 マタ 輕 カロ  シク告 ツゲ 玉ハズ。 是 神 ジン 宮 クウ ノ 穆 ボク 々  タルユヘンナリ。 然 ル ニ 諸 モロ 兄 エ 橇 才 サイ 德 トク 優 ユウ 長 チヤウ ナリトイヘトモ本 ト コレ凡 ボン 俗 ゾク ナリ。且 カツ 再 サイ 問 モン 使 シ ニアラザレバ。七日齋 サイ 戒 カイ シテコレヲ問 トヒ タテマツラルヽニ ヲヨバズ。太神 已 スデ ニ行 ギヤウ 基 ギ ニ 決 ケツ 答 タフ シ玉ヒキ。 宜 ムベ ナルカナフタヽビ 」③ 19オ 橘 キツ 橇 コウ ニ告 ツゲ 玉ハザルコトヤ。 然 トモ太神橘 橇 ノ使ヲ 且 ウケカツ 帝 ミカト ノ心ヲ 決 ケツ センタ メニ。 猶 ナヲ 又帝 ミガト ノ夢 ユメ ニ 入 玉ヘリ太神ノ帝ニ 應 ワウ ズルコト 初 アリ  ヲハリ アリ。 何 ゾ 橘 橇 ニ告 ツゲ ザルヲ  イブカシ トセン。 更 ニ 例 レイ ヲ 引 ヒイテ コレヲ 論 ロン ゼバ。 孝 カウ 謙 ケン 帝  ダウキヤウ ヲ帝 テイ 位 イ ニ ト ツケン 覺 ヲボシ テ。 和 ワ 氣 ケノ 淸 キヨ 呂 マロ ヲシテ 宇 ウ 佐 サ 找 幡ニ問 トハ シム。神 乃 イマシ 形 カタチ ヲ 現 ゲン ジテコレニ 告 ニ。 其 宜 ヨロシ カラザルユヘヲ演 ノベ テ且 カツ 曰 ノハ ク。 汝 ナンジ 歸 カエラ バアリノマヽニコノ事ヲ 奏 ソウ セヨ。  ダウキヤウ ヲ 恐 ヲソル ルコトナカレ。 我 汝 ヲ擁 ワウ 護 ゴ セント云々。 淸 呂 歸 カエツテ 直 ヂキ 路 ロ ニコレヲ 奏 ソウ ス。 コノ 故 ニ 鏡位 ニ コトアタハズ。 ツク 忽 タチマチ 鏡 ガ 怒 イカリ ニフレ。 乃 イマシ 流 ハイル セラレテ且 ツ 命 メイ ヲ 失 ハ ントスルニ。 神ノ護 ゴ 念 ネン ニヨツテ 其 ヲノガレ。 ナン 後 光 クワウ 仁 ニン 帝 テイ ノ 時 ニ 及 赦 シヤ ニ 歸 アヒキ 京 シテ。ツイニ 從三 位 部 !ニ 至 。 剩 アマツサヘ 光 クワウ 」③ 19ウ 仁 帝淸 キヨ 呂 マロ ニ 命 メイ シテ一寺ヲ 建立 セシム。 コレ 初 メ 神 シン 託 タク アリシニ 由 ナリコノ ユヘニ神 ジン 願 グワン 寺ト 号 ガウ スト云 天 長 二年 改 メ テ神護 國 コク 祚 ソ 寺ト 号 ス高 尾 ノ神護寺是 レ ナリ 是 レ ヲ 以 テ 是ヲミルニ。 凡 ヲヨソ 世 ノ 爲人 ノ 爲 ニ 宜 ヨロシ カラザレバ。神 叮 テイ 嚀 ネイ ニソノ 以 ソイ ヲ告テ且 カツ コレニ加 ル ニ 恐 ヲソル ルコ トナウシテ正直ニ 奏 ソウ セヨ。 我 レ コレヲ 護 マモラン トマデノ玉ヘリ。 ナンソレゾ 其 ネンゴロナルコト 諄 ジユン 々  タルコトカクノゴトクナルヤ。是 レ 國 家 ヲ思 ヒ " ジヤシヤウ ヲ 辨 ズルユヘンナ リ。 葢 ケダシ 惟 ヲモンミル ニ皇太神モマタカクノゴトケン。 佛法モシ "ニシテ ジヤ 國 家 ニ 益 エキ ナクンバ。 神 シン アニ行 ギヤウ 基 ギ ノ僞 イツハリ ヲ 恣 ホシイマヽ ニシテ 黙 モク シテ諸 兄 モロエ ニ告玉ハザランヤ。 若 シ クハ太神 知 シロシ メサズトイハヾ。 靈 レイ #找 ツウ 幡ヨリ 劣 ヲトレリ トセンカ。 又 " ヨコシマ ナルヲ 知 シリ 玉へトモ 故 コトサラ ニ 曉 サトシ 玉ハズトイハヾ。  スナハチ コレ "ニ與 クミ シ玉フトセンカ。 葢 ケダシ 以 ヲモンミル ニ 天 照 太神ノ 靈 #辨 ベン $メイ 」③ 20オ

参照

関連したドキュメント

Q7 

[r]

また、手話では正確に表現できない「波の音」、 「船の音」、 「市電の音」、 「朝市で騒ぐ 音」、 「ハリストス正教会」、

[r]

[r]

添付資料 2.7.3 解析コード及び解析条件の不確かさの影響評価について (インターフェイスシステム LOCA).. 添付資料 2.7.4

3R・適正処理の促進と「持続可能な資源利用」の推進 自然豊かで多様な生きものと 共生できる都市環境の継承 快適な大気環境、良質な土壌と 水循環の確保 環 境 施 策 の 横 断 的 ・ 総

3R・適正処理の促進と「持続可能な資源利用」の推進 自然豊かで多様な生きものと 共生できる都市環境の継承 快適な大気環境、良質な土壌と 水循環の確保 環 境 施 策 の 横 断 的 ・ 総