高尿酸血症と動脈硬化
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(2) 218. で ROS が生成され,これに引き続いて NO の不活 化および血管内皮機能障害が発生する.また,細 胞内に取り込まれた尿酸は,レニンアンジオテン シン系の活性化を惹起することが報告されてお り,各種炎症メディエーターの活性化を介した炎 症を引き起こすこととなる.この機序ついては, 高尿酸血症下において尿酸トランスポーター阻害 薬を添加すると CRP の発現が抑制されることが 報告されており,XOよりも尿酸トランスポーター を介した尿酸そのものによる内皮障害が重要であ る可能性が示唆されている. 以上のように,高尿酸血症においては尿酸およ び XO が血管内皮機能障害を惹起するため,両者 を抑制する薬剤(XO 阻害薬)を用いることで血管 内皮障害の進行を阻止することが可能である.実 際,マウスの実験レベルにおいて,XO 阻害薬フェ ブキソスタットの投与によって動脈硬化プラーク の退縮を認めたという報告がある.また,血管内 皮機能の指標である FMD をみた実験においては, XO 阻害薬を用いて血清尿酸値をコントロールす ると, FMDが有意に改善している.しかしながら, いまだ実験レベルにとどまっており,大規模臨床 試験の結果が待たれる状況である.. 痛風と核酸代謝 第 42 巻 第 2 号(平成 30 年).
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