「岡山市市街化調整区域の地区計画運用指針」の概要について
1)指針策定の目的
市では、市街化調整区域における集落地域の維持や産業用地の確保などの課題に対応し、計画
的な土地利用を誘導するため、市街化調整区域の地区計画運用指針を策定しました。
この運用指針は、本市が市街化調整区域の地区計画を都市計画に定める際の基準にするととも
に、あらかじめ指針を公表することで、地域の皆さんが地区計画を用いたまちづくりを進める際
の参考となるよう基本的な考え方をお示しするものです。
2)対象となる地区計画
以下に地区計画の類型ごとに当該地区計画の目的、対象区域の条件及び具体的なまちづくりの
ルールである地区整備計画の概要を示します。
なお、都市機能の郊外への分散を防ぎ、都心の
活性化を図る観点から、大規模集客施設の立地を目的とするものは対象としません。
<住居系地区計画>
地区計画
の類型
①集落地保全型
②住環境保全型
③住環境形成型
④公共交通
利用促進型
地区計画
の目的
人 口 減 少 と 高 齢 化
が 進 む 集 落 地 に お
いて、
地域コミュニ
ティの維持を図る
一 定 の 都 市 基 盤 が
整 備 さ れ て い る 既
存 住 宅 団 地 に お い
て、
良好な住環境の
保 全 と 形 成 を 目 指
す
市 街 化 区 域 に 隣 接
し、
都市化の圧力が
高く、
現に宅地化が
進 行 し て い る 地 区
において、
良好な住
環 境 を 備 え た 住 宅
地の形成を目指す
鉄 道 駅 及 び バ ス タ
ー ミ ナ ル に 隣 接 又
は近接し、
特に公共
交 通 の 利 用 が 見 込
ま れ る 地 区 に お い
て、
良好な環境の住
宅地の供給を図る
対象区域
の条件
・
区域面積 0.5ha 以
上
・過去
20
年間で人
口が減少
・
公民館等から半径
500 m 以 内 に 区 域
が含まれている
・
区域面積の過半が
宅 地 等 と な っ て
いる
・
区域面積 0.5ha 以
上
・
既存住宅団地であ
る
・
主要な生活道路が
6m
以 上 、 ま た は
地 区 施 設 と し て
6m
以 上 の 生 活 道
路を定める
・区域面積の 3%以
上の公園等、
また
は 地 区 施 設 と し
て 3%以上の公園
等を定める
・
区域面積 5ha 以上
・
不良な街区が形成
されつつあり、
計
画 的 な 市 街 地 を
形成するもの
・
区域面積の過半が
宅 地 等 と な っ て
いる
・
外周の 4 分の 1 以
上 が 市 街 化 区 域
に隣接している
・
事業の実施が確実
である
・ 区 域 面 積
5ha
以
上 、 た だ し 、 住
居
・
商業系用途地
域 に 接 し て い る
場 合 は
0.5ha
以
上
・
鉄道駅等から半径
500m
以 内 に 区 域
が含まれている
・
事業の実施が確実
である
地区整備
計画
・地区施設:
道路、公園等を地区計画の目的に応じて定める
・建築物等の用途の制限:
従来から開発許可等で認めている用途に加え、住宅、併用住宅等を認める
・その他:
建築物の容積率の最高限度、建ぺい率の最高限度、壁面の位置の制限、建築物等
の高さの最高限度、建築物等の形態又は意匠の制限、建築物の緑化率、垣又は柵
<非住居系地区計画>
地区計画
の類型
⑤産業振興型
⑥沿道景観形成型
地区計画
の目的
マス タープラ ンで位置 付けてい る物流軸
(外 環状道路 等)沿線 等、交通 条件の恵
まれ た地区に おいて、 流通業務 地又は工
業地を整備し、産業の振興を図る
一定 以上の交 通量を有 する幹線 道路沿線
において、良好な沿道景観の形成を図る
対象区域
の条件
・区域面積が
3ha
以上、ただし、工業系
用途地域に接している場合は
0.5ha
以
上
・物流軸沿線、もしくは IC から 1km 以内
に区域が含まれている
・産 業用地の 過半につ いて、企 業の立地
が確実となっている
・事業の実施が確実である
・区域面積が 3ha 以上
・2
車線以上、かつ
2,000
台以上/12h
の
交通量を有する道路に面している
・立 地動向か ら見て、 様々な用 途、形態
の建 築物の立 地が想定 される区 域で あ
る
地区整備
計画
・地区施設:
幅員
9m
以上の道路、区域面積の
3%
以上の公園等を定める
・建築物等の用途の制限:
準工 業地域で 建 築可 能な製造 業の工
場、 流通業務 施 設の うち立地 が想定
されるものを定める
・その他:
建築 物の敷地 面 積の 最低限度 、壁面
の位 置の制限 、 建築 物等の形 態又は
意匠 の制限、 建 築物 の緑化率 、垣又
は柵の構造の制限
など
・建築物等の用途の制限:
従 来 か ら 開 発 許 可 等 で 認 め ら れ て
いる用途のうち必要なものを定める
・その他:
壁面 の位置の 制 限、 建築物等 の高さ
の最 高限度、 建 築物 等の形態 又は意
匠の 制限、建 築 物の 緑化率、 垣又は
柵の構造の制限
など
※あくまで概要ですので、詳細は「岡山市市街化調整区域の地区計画」
(本編)
、もしくは都市計
画課までおたずね下さい。
市街化区域 市街化調整区域
外環状線
放射状道路 集落地
物流軸
鉄道駅
都 心
高速道路
既存住宅団地
沿道景観形成型 地区計画 IC
集落地保全型 地区計画
産業振興型 地区計画
住環境保全型 地区計画
産業振興型 地区計画
住環境形成型 地区計画