東南アジア諸国の一次産品輸出 (特集 アジア開発 戦略の新方向)
著者 今岡 日出紀
権利 Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア
経済研究所 / Institute of Developing
Economies, Japan External Trade Organization (IDE‑JETRO) http://www.ide.go.jp
雑誌名 アジア経済
巻 20
号 10
ページ 103‑122
発行年 1979‑10
出版者 アジア経済研究所
URL http://doi.org/10.20561/00052759
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東南アジア諸国の一次産品輸出
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開発国の一次産品輸出に関する 1960年代の経験を分析することによって,次のようた結論を引出している口七I。)
(1) 1960年代における低開発国の輸出パーブオ ーマンスは, 50年代におけるそれと比較すれ ば満足すべきものである。 60年代における低 開発国の輸出稼得は年率6 %(輸出稼得は時価 夫示で,石油l土除いてある。石油企含めた輪出稼 得の年平均成長率は7%であった〉であり, 50年 代の0.8%の約7.5倍の成長率で拡大した。
(2) しかし世界の輸出に占める低開発国輸出 のシェアは徐々に低下してきており, 1951〜 .'i2年平均で29%であったものが, 1959〜6(}年 には24%に, 1968〜69年の平均では20%へと 低下してきている。とれは,農産物(低開発国 から先進5カ国への一次産品輸出総額くたどし,
石油を除く〉の約70%を占めるく1967〜68年の平 均>)の輸出に関して,先進国市場でのシェ アを失ったためである。
(3) このような先進国市場でのシェアの低下
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は,先進国市場で輸入需要が相対的により拡 大している品目に関して,また先進国市場の なかでもその輸入需要が相対的により拡大し つつある市場において,より大きな規模で起 こった。このことは,低開発国の一次産品輸 出の相対的停滞の原因が,先進国ないし世界 における対一次産品輸入需要の全般的な停滞 にあるのではなくて,抵開発国における輸出 供給上の諸々の困難によるものであることを 示している。
このように整理された60年代の経験からの帰納 的結論は,そのままこの小論における分析の基本 視点である。
1950年代の経済発展論に大きな影響を与えた一 次産品に対する輸入需要の長期停滞論において は,一次産品に対する輸入需要は価格に関しても 所得に関しでも非弾力的であることが暗黙のうち に仮定されていた〔注2)。しかし,一次産品といえ ども多様であり,このような一意的な一般化が誤 りであることは,すでにポーター(RichardC. Porter)によって示されている(注3)0 ポーターによ れば,一次産品
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こ対する需要は,品目によっては 価格に関してきわめて非弾力的である場合もある し,また所得に関してきわめて非弾力的な場合も ある。しかし,価格に関しでも,所得に関しても 同時に非弾力的であることはきわめてまれであ103
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る。したがって,所得弾力d性がより高い一次産品 の,または価格弾性値がより高い産品の,または その双方を満足する一次産品の生産性を引上げる ことによって、より輸出稼
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与を引上げてゆくこと ができる。ポーターによれば、先進工業諸国がよ り所得弾力性の高い一次産品市場でより高いシェ アを占めている理由の一つは,このような一次産 品生産の生産性向上に関する先進工業国の努力の 結果である。従来, 「多くの場合,一次産品は一次産業で生 産され『収穫されたまま,あるいは地面から掘り 出されたまま?市場に出るものと誤って脅えられ ているが,これは事実から非常に遠いのである。
ほとんどの一次産品は半製品であるのみならず,
その加工過程のいかんが,その商品の質,したが って市場価格に大幅な差異をもたらすJn: 4)。した がって,生産そのもののためのみならず,それを 国際商品としての標準レベルまで加工するために も,経済資源を投入して行なう一連の生産過程が 必要である。常識的にいって,一次産品が天然資 源集約的な生産物であることには異論はない。し かしこの点のみが強調されると,一次産1守i生産に おける生産性ポ,全く偶然に賦与される天然資源 の賦存状況にのみ依存して決まるという誤解を与 えかねない。実際には,上述したところから明ら かなように,経済資源である労働と資本が天然資 源と結合して一次産品の生産がなされるのであっ て,したがって,生産性の向上には投資,技術進 歩といった通常の工業部門における生産性規定要 因と同様のものが働
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ていると考えられる。これはきわめて常識的な論点であるが、この小 論における第 2の分析視点と密接なかかわりをも っているつつまり,経済資源が工業部門に有利に 配分されるようなシステムの下では,当然,一次
産品生産部門は資源記分上不利な状況に置かれる はずである。これが一次産品生産を圧迫し,ひい ては一次産品輸出能力を圧迫することになる。程 度の差はあっても,現在ほとんどの低開発国が輸 入代替による工業化を推進しつつあるといってよ い。小論で分析の対象としている東南アジア諸国 もその例外ではない。輸入代務工業化のための悶 内特定工業部門の保護の構造のあり方いかんで は,国民経済の非保護部門に対する資源の配分 は少なくとも静雄的な観点からする効率性をそ こなうことは多くの研究において指摘されてし、
;c:̲, (ii: 5) 0 したがって輸入代替工業化のあり方が,
低開発国の一次産品輸出にどのようなインパクト を与えているのか,という問題がここでいう第 2 の分析視点に他なf》ない。
以上のような二つの分析視点から,まず, 1960 年代中頃から1970年代中頃にいたる期間の,世界 の一次産品貿易の趨勢を概括的に分析する。この 分析結果を基礎にしながら,東南アジア諸国 具体的にはマレーシア,フィリヒV,タイーーにつ いて,さらに立入って輸入代替工業化が一次産品 輸出に与えたインパクトにつし、て分析する。結論 部分では,以上のような分析結果がもっ経済発展 への含意を明らかにする。分析視点の提示の過程 からすでに明らかなように,この小論における分 析は静態的資源配分の枠内に終始しているといっ てよい。したがって,そこから出てくる含意は,
本来的に動態的資源配分の問題を扱う経済発展論 における論点に,必ずしもストレートに適用可能 ではない。との間の関連づけについて筆者なりの 議論を展開してこの小論を終わりたい。
(注1〕Sisler,Daniel G. and Benjamin I. Cohen, Exports of Developing Countries in the 1960's,'
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(1972〜74年の平均〕へと大幅に低下した(第l表)。 このような世界貿易における一次産品貿易の比重 の長期低落傾向は,一次産品「輸出の停滞(Ex1川 f Lag)」として1%0年代以来繰り返し指摘され、そ の原因をめぐぺて論争が展開されてきたUrl J。
したがって,一次産品 f輸出の停滞jは, 1950 年代以来7ο年代の中頃にいたるまで一校して持続
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された傾向であるということができる。しかし,
ここで指掃した一次産品貿易の比重の長期低落傾 向は,次iこ述べるごつの意味において,従来指摘 されてきた傾向とは異なった合意を持っている。
この小論における観察対象期間には, 1972年末カ、
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情l守3ブ一ム(Cnmmodit f¥oo口1)が合まれてし、るO それにもかかわらず一次 産品貿易の比率の低落傾向が観察されるというこ とは, 70年代の空前の商品ブームでさえも,一次 産品賀易をめぐる世界の貿易の趨勢に対してなん ら構造的インメケトを与えることができなかった とξを意味する。第 2に この小論においては,一一次産品の範囲に通常は工業製品に分類される一 部品巨も加工一次産品として含めているにもかか わらず なおかつ一次産品貿易の比重の低下傾向 が看取できることである。国際商品分類(SITC,R) におけるO部の加工食料品,第G部における革,
革製品,毛皮,ゴムカ11工材料、ヘニャ、合板,改 良木材,錦地金,ニッケノレ,アルミニウム,鉛,
亜鉛,錫地金,その他の非鉄金属地金などが加工
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〔7)輸出総額の年平均片足長率 1:i.2•X,を 2.3 '){,も下回 っている(第1友)。
さらに立入って観察を続けようれ第2表から明 らかなようにー
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(1972〜74年の平均〉へと増加している。特に,先 進工業諸国の加工一次産品輸出が世界の加工一次 産品輸出に占める比率は圧倒的であり, 1965〜67 年の平均で78.4%であり,かつ1972〜74年にかけ てそのシェアは増加傾向を示している。また宋加 工一次産品についても,これら先進工業諸国の輸 出シェアは1965〜67年の平均で50%を越え, 1972
〜74年にかけてそのシェアは約6 %も増大してい る。
このような観察事実は,一次産品「輸出の停滞 の原因をめぐる論争における分析のフレーム・ワ
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と定義すれば,
第 4表に同じ。
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との必要性を示唆している。つまり,ほとんどの 低開発閣の輸出は圧倒的に一次産品輸出によって 占められているけれども,世界の一次産品輸出は より明瞭に提示されるこ
平均で,宋加工一次産品について29.3%,加工ー 必ずしも低開発国のみによって占められているわ
て占められているという事実が,論争のプレーム・
ワークに明示的に組入れられていたとするなら ば、低開発国の一次産品輸出につL、て上り示唆に 富む命題がこの論争から引出されたことであろ う。先進工業国の一次産品輸出シェアが60年代か ら70年代にかけて増加傾向にあったことは先に指 摘したのそこで,第2表におけるヲヂシ7メリカ,
したが 次産品について15.1%といずれも低下し,
その多くは先進工業国の輸出によっ げではなく,
一次産品全体では24.5%へと低下してい って,
このことは、抵開発国の一次産品輸出と先進 る。
T業国の一次産品輸出のパーフォーマンスの差異 をちたらす何らかの要因が作用していることを示 唆している。
さらに立入って観察を続けよう。第2表から明 らかなように,先進工業国の一次産品輸出シェア の拡大は,主として未加工一次産品輸出シェアの
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先に指摘した先進国と低開発閣の聞の一次産品輸 出ペーフォーマンスの差異は,主として宋加工一 次産品輸出ノfーフォ−"?"ンスの差異に起因するも のであることがわかるc
そこで目を転じて輸入サfドについて観察を続 けよう。第 3表からわかるように,先進国の一次 産品輸入需要シェアは, 1965〜74年の聞にわずか に低下している。これはアメリカ,カナダ,イギ リス,その他西ヨーロッパのシェアが低下したた めであるが,一方では日本, IFlEEC6カ国の韓 入手ェアは,加工一次産品,未加工一次産品とも に大幅に増大している。したがって,長期的にみ ても,先進工業国市場の対一次産品輸入需要の動 向は一様ではないことがわかる。したがってま
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9た、輸出国側からみれば,長期の輪入需要成長率 がより高い市場で,よりシェアを拡大してゆくこ
とが必要である。一方,低開発国の輸入シェアの動 きは全体的に停滞的であって,わずかにラテンア メリ力の輸入シェアが徴増しているのみである。
第4表は,輸入国のシェアで表示した一次産品 貿易マトリックスである。この表から明らかなよ
うに,未加工一次産品に関する先進工業国輸入の 先進工業国輸出への依存度が大幅に高まってい る。つまり,未加工一次産品に関する先進工業国 聞の域内貿易(Intra‑DevelopedCountries Trade)の 比重が高まりつつある。これに対応して,未加工 一次産品に関する先進工業国輸入の低開発国輸出 への依存度が極端に低下してし、る。先進工業国の 加工一次産品輸入に関しては,自らの輸出への依 存度も,低開発国輸出への依存度もほとんど変化 していない。一方,低開発国の宋加工一次産品輸
入の低開発国輸出への依存度は低下しているが,
/JII工一次産品輸入の低開発国輪出への依存度は大 幅に増大してL占。しかし,一次産品全体でみれ ば,低開発闇輸入の低開発闇輸出への依存度は低 下してきているじこのような観察から,一次産品 貿易に関しても、製造工業品貿易と同じ上うに,
光進工業国間の域内貿易の拡大,低開発閏間の域 内貿易の縮小というパターンがあることがわか る。このような傾向は特lこ未加工一次産i'n',貿易に 関して顕著である。
以上観察された世界の一次産品貿易のパターン がなぜでてきたのかについて分析することは,こ の小論の当面の日的ではたい。むしろ,以
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二のよ うに析出された a次産品貿易のパターンtこっL、て の観察結果を分析のフレーム・ワークとしながら ASEAN諸国における一次産品輸出にっし、て,よ り立入った分析を行なうことがこの小論の日的で ある。〔注1) この論争についてはすでに前節(112)で触 れたが,次のJ占に注意する必要がある。つまり,後に 触れるようl二 次産品輸ti¥'60%以上が先j住i業,rs!
川らの輸tH二:t て賄われてυ、るのしたがっと,ニグ〉
一次産品「輸出の停滞」は必ずしも低開発国の~次産
品輸出の停滞を意味するわけでiはない。しかし, 50年 代の論争てh主,世界貿易にプJけ乙 J次産品輸![\/ノH
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ハ低下E,低1,1'fo国の一次広品輸出の不振とそ1,,]/[11な 羽象として前ぷlている場介がちい。このよ 1日似lH は,需要停滞論者について特に強い。
皿 東 南 ア ジ ア 諸 国 の 一 次 産 品 輸 出 この小論で、対象とする東南アジア諸国社,具体 的にはシンガポール,マレーシア,タイ,インド ネシア,フィリピンである。
しかし,シンガポールについては,公式貿易統 計において輸出と再輸出が区別されていない。し たがって,この節の分析においては,対象外とし
東南アジア繍凶の一次産品輸出 た(注l)。また,インドネシアにおいては,政治体 制の変動に伴って, 1960年代の中頃には深刻な経 済的混乱があった。したがって,輸出に関しても J急激な落ち込みがあqた。このような落ち込みは 一次産品輸出についてもみられるが,これはその 後の政治的安定に伴って急激に回復していったO
1965年から70年代にかけてのインドネシアの一次 産品輸出の増加には,このような外生的条件の変 化による急激な族、込みからの回復部分が相当含 まれているものと考えられるので,必ずしも長期 趨勢的変化が示されているわけではない。このよ うな理由から,インドネシアについては参考程度 に触れるにすぎなb、c
l. 一次産品輸出の趨勢
第6表から明らかなように, 1965〜67年から19 72〜74年にかけての輸出総額の年平均成長率は,
マレーンアについて9.9%,タイ 11.'!~も,フィリ
ピンが9.1%に,し、ずれも世界の総輸出額の年平 均成長率13.2%にはおよばない。したがって,こ れら3国の輸出が占める世界輸出におけるシェア は低落傾向にあることがわかる。ところで,この 3閣ともに,その輸出の75〜90%を一次産品輸出 に依存している。明らかに一次産品輸出依存型輸 出国であるといってよい。マレーシアとフィリピ ンにおいては,輪出の一次産品依存率が, 1965〜 74年の聞にほとんど変化せずわずかな低下傾向が みられるのみである。しかし,タイの輸出の一次 産品依存率の抵下は急激であって, 10年間に94%
から75%へと,約20%も低している。加工一次産 品の世界輸出年平均成長率は10.9%であったが
(第1表参照〉,タイの加工産品輸出成長率はこれ る大幅に上回っている。またフィリピンの加工一 次産品輸出成長率も,世界輸出の成長率にほぼ匹 敵するものであった。しかし,マレーシアの加工
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分を補うほどには急激なものではなかった。した がって,一次産品全体の輸出年平均成長率は,タ イがお.6%,フィリピンが9.1%で,世界の一次産 i,/1輸出の年平均成長率10.2%を1 %以上下回る結 果になった。 一方7レーシアは,]Jiff二一;次産品輸 出の成長が相対的に停滞してU、たために印2),
J失1$,\/,全体の輸出ではフィリピン,タイの実績を 凌いでいるとはいうものの,世界輸出の成長実緩 をf[i̲i]る実績しかあげることができなかJ》た。こ のことから,一次産品輸出の相対的停滞の原因は 3世間で異なっていることがわかる。つまり,マ レーシア,フィリピンについては未加工一次産品
東南アジア必凶i})一次産品輸出 ASEAN諸国の主要輸出一次産品国際 市場における,マレーシア,フィリピン,
タイの輸出シェア
(1972叩74年の平均〉(%)
第6通貨 輸出の相対的停滞がその原因であるのに対して,
マレーシアの場合は加工一次産品輸出の伸び悩み なぜこのような異なるバター
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製材(非針葉樹)
がその原因である。
ンがでてきたのかということにつし、ては,以下の 分析を通じて明らかにし CvPく。
もし各国が EJ同 〜67年において世界市場で占めてし、た一次産
どのような原因があったにせよ,
品の輸出シェアを, 1972〜74年においても維持し ていたとするならば,各国の企輸出の年平均成長 準が上昇したであろうことは確実である(もちろん このl坊九一次産品以外の輸出:1¥::U:は変化しなかったと
第1VIこ同じ。
げられている商品の特性からヤってそうで、ある。
これらの商品は,技術的問替牲の強い代替製品と きわめて強い代替関係があるために,各商品ごと
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事実マレーシア における全輸出の年平均成長率はり.肘Uから10.4 いう条件の下でのことではあるが)。
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の市場シェアは必ずしもその商品についての市場 支配力の指様にはならない。たとえば,
ノfーム油(またはパーム核油)は精油技術の進歩に ヤシ油と し
たとえこのような計算の下で導出される成 長 率 で あ っ て も , 世 界 の 全 輸 出 の 年 平 均 成 長 率 13.2%には及ばない。したがって,
タイについては11.4%が12.6%へと上昇する。
かし,
よってほとんど完全な代替関係にあるし,
れ ら の 油 脂 が 他 の 植 物 性 油 脂 と も 代 替 可 能 で あ したがって日本における食用油は,多種類の 植物油がブレンドされている場合が多いという。
天然ゴムに対しては,合成ゴムという有力な代替 財 が 存 在 し て い る 。 南 洋 材 に 対 し て は 針 葉 樹 林 材,南洋材合板に対しては針葉樹林合板といずれ も有力な代替財が存在する。錫, g,f,]に関しても,
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立が少なくとも世界貿易の拡大のテンポと同じテ心。
もし非ー 次 産 品 輸 出 拡 大 の テ ン ポ が 変 わ ら な か っ た す れ ば,世界の一次産品市場で各国が占めるシェアは 大幅に引上げられることが必要であゥたことを示
している。
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関係を通じて形成されるより大きな商品範ちゅう 以 上 の よ う な 考 察 か プラスチックによる代称が部分的 アルミユウム,
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シェアを示したものである。品の世界市場において,大きな輸出シェアをもっ って,
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これは第 6表 に 掲 勺の輸出一次産品世界市場で市場支配力を持って いることを示すものではない。
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