<書評と紹介> 水地宗明・山口義久・堀江聡編『新 プラトン主義を学ぶ人のために』
著者 棟尾 正敏
出版者 法政哲学会
雑誌名 法政哲学
巻 12
ページ 57‑58
発行年 2016‑03‑20
URL http://hdl.handle.net/10114/12322
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プロティノスからダマスキオスまでの詳しい案内は日本語ではこの書が初めてであろう。更に、アウグスティヌスからヘーゲル以降現代までの影響史が語られており、本文に入りきれない重要なトピックは、章間に適宜挿入されるコラムで扱われている。水地宗明氏による第
に他 著の章たし説解ていつに作と涯生はにスノィテロプむ。 要約、新プラトン主義概念の整理、先駆者たちの概説を含 1章は、プロティノス哲学の簡明な と「」体物魂、「」、理原性知 3トのが与えられ、それらタルイ」、者一「章順はに、
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新プラトン主義への最良の案内
水地宗明/山口義久/堀江聡[編]『新プラトン主義を学ぶ人のために』(二〇一四年、世界思想社) 【書評】棟 尾 正 敏
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かははっきりしない(p. 212(。
字数の関係で影響史はほぼ紹介できないが、本文の最後を飾るのは山口誠一氏の「ヘーゲルから現代へ」で、ヘーゲルが一者を忘我によってではなく思惟によってつかむことができると理解したのを現代を代表する新プラトン主義研究者のバイアヴァルデスも受継いだことが語られ、「バイアヴァルテスに特徴的なことは、思惟の自己関係としての知性を、ヘーゲルと同じように、弁証法として解釈していることである」(p. 37((と締め括られる。
以上、評者には古代に限っても知っていることより知らないことのほうが多く勉強になったし、プロティノスの作り上げた体系の強靱さと、ミレトス派からプラトンにいたるギリシア思想の富を巧みに取入れていることを再確認できた。