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中年独身者(40~64歳)の老後生活設計:特集にあたって

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Academic year: 2021

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中年独身者(40~64 歳)の老後生活設計:

特集にあたって

高山 憲之 公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構 理事長 一橋大学名誉教授 【 記 事 情 報 】 掲載誌:年金研究 No.15 p.1 ISSN 2189-969X オンライン掲載日:2021 年 3 月 19 日 掲載ホームページ:https://www.nensoken.or.jp/publication/nenkinkenkyu/ DOI:http://doi.org/10.20739/nenkinkenkyu.15.0_1 日本では1990 年以降、男女ともに生涯未婚率が一貫して上昇しており、その割合は 2040 年には男性が30%、女性が 19%になるとそれぞれ推計されている。最近では親と同居す る中年未婚者も多い。 中年未婚者の生活実態や意識、老後の生活設計などは、いったいどうなっているのだろ うか。この点に関する調査や研究は、現在、決定的に不足している。関連データが、ほと んど蓄積されていないからである。 公益財団法人年金シニアプラン総合研究機構では、その前身の1つである財団法人シニ アプラン開発機構の時代から、中年の未婚女性に注目し、その老後設計等について2000 年度から5年おきにアンケート調査を実施してきた。そして、その延長上で2020 年度に は第5回目の調査をインターネット調査として実施した。第5回調査では中年の未婚男性 も前回同様に調査対象に含めた。また、調査対象者の年齢上限を59 歳から 64 歳へ引き上 げた。さらに、独身生活について感じること、COVID-19 によって受けた影響、の2つに ついても今回、追加して調べた。有効回答数は男女合計で2500 サンプルであった。 本誌第15 号は上記の第5回「独身者(40~64 歳)の老後生活設計ニーズに関する調査」 に関する特集号である。分析論文は丸山桂氏、大風薫氏、藤森克彦氏、および平河茉璃絵 氏の4人が執筆している。また、第5回調査の調査目的と方法、調査結果の概要、過去調 査との比較については、いずれも平河茉璃絵氏が解説している。 今回の調査では、就業意向がある人の7割以上が65 歳以降も働きたいと回答しているこ とをはじめとして、注目すべき調査結果が少なくない。また、60~64 歳層で金融資産を 2000 万円以上保有している人の割合は男女とも 34%であった。 なお、COVID-19 の影響については、今回の特集号に先立って、公益財団法人年金シニ アプラン総合研究機構が発出したプレスリリース(2020 年 7 月 31 日付)で、その回答結 果を公表した。その詳細は以下のURL を参照されたい。 https://www.nensoken.or.jp/wp-content/uploads/2020073pressrelease.pdf

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