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集団内葛藤の調整行動に関する研究-回避方略に注目して- [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)集団内葛藤の調整行動に関する研究 -回避方略に注目して- キーワード:集団内葛藤,葛藤方略,集団主義、集団内の調和,階層線形モデル. 行動システム専攻 志手. 友樹. Ⅰ.問題と目的. Ⅱ.第 1 研究. 本研究は,サークル集団の成員を対象とし,葛藤方略の. 研究1では、葛藤の種類によって葛藤回避を選択する際. 中でも特に回避方略に着目し,集団内葛藤がおこったとき に回避方略を選択する心理プロセスや,集団レベルでの回 避の効果を葛藤の種類ごとに検討する。. の心的プロセスが違うと考えそれを検討する。 アジア人を対象とした研究によれば、葛藤を回避する動 機には、2つの対照的な動機があると考えられている. 集団内葛藤は、集団の成員が矛盾した視点や対人的な不. (Leung, 1997: Dean & Haifa, 2002)。1つ目は、危機回避. 一致を感じたときに起こる集団の中での葛藤である。この. 動機である。この動機は、自己の利益に基づきネガティブ. 葛藤は、第3者以上の成員間に生じた葛藤や、2者間に生. な結果や緊張した関係に対する恐れを妨げようとするもの. じた対人葛藤が集団内で複雑に交錯しあった状態で存在し. である。もう1つの動機は、調和維持動機である。この動. ていることになる(村山, 2004)。. 機は、他者との関係を維持させたいとする動機である。東. 先行研究によれば,集団内葛藤は集団をより革新的にし,. 洋のような集団主義であるといわれている国では、自分で. 成員の創造性や満足度を高め、集団意思決定の質が高まる. はなく相手の面子や地位を守るためや、相手のことを傷つ. という一方(Tjosvold, 1997),成員のストレスが強まる、. けないために回避を選択する傾向があるということがわか. 集団に対する愛着が下がる、ウェルビ-イングを阻害し離. っている(Brew & Cairns, 2004)。. 職率を高めることがわかっている(Spector and Jex, 1998)。. しかしこれらは、葛藤の種類からも強い影響を受けるか. このように,藤集団内葛藤は,その集団の成員に正の影響. もしれない。課題に対する意見の不一致が原因の課題葛藤. と負の影響の両方を与える。. では、集団が抱える課題を成員が無視しても、課題は解決. このように,集団内葛藤の正負の影響を規定する大きな. せず先延ばしになり,葛藤が繰り返される可能性がある。. 要因が2つあると考えられる。1つ目は,成員が集団内で. 一方、関係葛藤は,規範や価値観の違いからくる緊張や. 葛藤が起きた際にどのように行動するかという葛藤方略の. フラストレ-ションなど,人間の根本的な問題が原因とな. 選択が挙げられる。De Dreu(2001)は、集団内葛藤の方略を. ることが多いため解決が難しい事が指摘されている(De. 協働方略、強制方略、回避方略という3つに分類した。そ. Dreu, 2001)。特に、集団主義とされる日本人は、周りとの. の中でも、近年アジア人を対象とした研究において、人々. 関係性を重んじるため,介入することに対して慎重になる. は葛藤を解決するためによく回避方略を選択しているとい. と考えられる。それゆえに,関係葛藤の場合,自分が傷つ. うことが分かってきている(Dean & Haifa, 2002)。そこで. きたくないといった個人的な動機だけではなく、集団の調. 本研究では葛藤方略の中でも,特に回避方略に着目し検討. 和を守ろうとしてあえて回避を選択することが考えられる。. を進める。 2つ目の大きな要因は,葛藤の種類である。近年集団内 葛藤には、課題葛藤と関係葛藤という2つの種類があると 指摘されている (Jhen, 1995)。集団内の成員は,この葛藤. 仮説1 課題葛藤場面では、危機回避動機が回避方略選 択を促進するだろう 仮説2 関係葛藤場面では、危機回避動機と調和維持動 機が回避方略選択を促進するだろう. の種類(課題葛藤と関係葛藤)に応じて葛藤方略を使い分け ており,その効果も異なる事が近年の研究により明らかに. 1.方法. なってきている。それゆえに,本研究では葛藤の種類も重. (1) 調査対象者:大学生 122 名(男性 24 名、女性 98 名)。. 要であると考えこちらも同時に検討する。. うち 1 年生 113 名、2 年生 9 名。平均年齢 18.70 歳。所属し ているサークルは、体育会系 66 名(54.1%)、文化系 56 名.

(2) (45,9%)。. 3.考察. (2) 調査内容:①フェイスシート(性別、学年、サークルの. 研究1では、仮説通り課題葛藤において危機回避動機の. 種類、週当たりの活動日数など) ②集団内葛藤尺度 8 項目. みが回避方略を予測し、関係葛藤において調和維持動機と. (課題葛藤 4 項目、関係葛藤 4 項目) ③葛藤方略尺度(協働 3. 危機回避動機が回避方略を予測することが示された。この. 項目、強制 3 項目、回避 4 項目) ④回避動機尺度(調和維持. ことから、どの葛藤場面に対しても集団の調和を守るため. 動機 2 項目、危機回避 3 項目)に関して、それぞれ「全くあ. に回避しているというわけではなく、場面に応じて回避を. てはまらない(1)」から「よくあてはまる(5)」の 5 件法で. 選択する際の心的プロセスが異なることがわかった。. 回答を求めた。なお全ての尺度の信頼性は十分であった。. しかし、本研究では、2つの問題があった。1つ目は、. (3) 調査手続き:大学の心理学の講義を受講している学生計. 葛藤状況が明確ではなく、回答している被験者がそれぞれ. 222 名から回答を得た。そのうち、部活動やサ-クルに入っ. 違った葛藤場面を想像していたため、これを統制する必要. ていない 89 名と欠損値のあった 11 名を省き、122 名を分析. がある。もう1つは、尺度の妥当性である。それゆえに,. の対象とした。まず、課題葛藤尺度を回答してもらい、そ. 研究2ではこれらを修正し,もう一度研究 1 と同じ仮説を. のあとに「このような課題に対する意見の相違を経験した. 検討する。. 場合,大抵どのようにその問題を解決していますか?」と 尋ねて、葛藤方略尺度に回答してもらった。またそのあと. Ⅲ.研究2. に、なぜそのような方略を選択するのかを尋ね、回避動機. 研究1での反省点をもとに、同じ仮説のもとに研究2を. 尺度に回答してもらった。関係葛藤尺度に関しても同様の. 行った。この研究2では、場面設定法を使うことで、研究. 手続きを踏んだ。. 1の曖昧さを修正した。また尺度も再考し、研究1よりも. (4) 調査時期:2011 年 10 月4日. 妥当性の高いと思われる尺度を使った。 仮説1 課題葛藤場面では、危機回避動機が回避方略選. 2.結果. 択を促進するだろう. 仮説1、2を証明するために,性別,学年,部活・サ-ク ルの種類(体育会系もしくは文化系),週あたりの活動日数,. 仮説2 関係葛藤場面では、危機回避動機と調和維持動 機が回避方略選択を促進するだろう. サ-クル・部活内のおおよその人数を統制した上で、回避 方略を従属変数とする階層的重回帰分析を行った。解析は. 1.方法. 一括投入法による。. (1) 調査対象者:大学生 145 名(男性 92 名、女性 53 名)。. 階層重回帰分析の結果課題葛藤条件では、説明率の検定. うち 1 年生 52 名、2 年生 38 名、3 年生 37 名、4 年生 18 名。. は5%水準で有意であった(F=2.368、df =121)。偏回帰係数. 平均年齢 19.49 歳。所属しているサークルは、体育会系 92. の有意性をみると、危機回避動機は有意水準1%で有意な. 名(63.4%)、文化系 53 名(36.6%). 正の係数(β=.30, p=.002)を示した(図 1)。. (2) 調査内容: ①フェイスシート(性別、学年、サークルの 図1. 調和維持動機. 種類、週当たりの活動日数など) ②葛藤方略尺度(協働 3 項 目、強制 3 項目、回避 3 項目) ③回避動機尺度(調和維持動. .30**. 危機回避動機. 回避方略. 機 2 項目、危機回避 3 項目)に関して、それぞれ「全くあて. R2=.127, p=.03. はまらない(1)」から「よくあてはまる(5)」の 5 件法で回 答を求めた。なお全ての尺度の信頼性は十分であった。. 関係葛藤条件では、説明率の検定は 0.1%水準で有意であ. (3) 調査手続き:校内で在校生を通して、個別配布個別回答. り(F=6.533、df=121),偏回帰係数の有意性をみると、調和. 形式調査を実施し、学生計 153 名から回答を得た。そのう. 維持動機は有意水準 0.1%で有意な正の係数(β=.37, p=.00). ち欠損値のあった 8 名を省き、145 名を分析の対象とした。. を示した。また同時に危機回避動機は5%水準で有意な正. まず、 「あなたの所属しているサ-クル・部活動では,今. の係数(β=.22, p=.02)を示した(図 2)。. 調和維持動機. 危機回避動機. 度の学際で出店を出すことになりました。そこで,どのよ 図2. .37***. .22*. うな店を出すかを話し合い,いくつか候補がでるものの, 意見が割れています。 」という課題葛藤場面を提示し、その. 回避方略. あとにどのようにこの問題を解決するかと尋ねて、葛藤方. R2=.286, p=.00. 略尺度への回答を求めた。またそのあとに、なぜそのよう な方略を選択するのかを尋ね、回避動機尺度に回答しても.

(3) らった。. Ⅳ.研究3. 関係葛藤では、 「あなたの所属しているサ-クル・部活動. 研究1,2では、関係葛藤が起きた際にどのような動機で. では,学際の準備をしている途中に A さんと B さんがけん. それを回避するのかを検討した。その結果、関係葛藤が起. かをしました。それからというもの,集団内で A さんと B. こった場合、その中にいる成員は自分が傷つきたくないと. さんが会うたびに,2人だけではなく集団全体が少し気ま. いう理由で回避を選択しているだけでなく、その集団の関. ずい雰囲気になります。 」という場面を提示し、同様の手続. 係を維持したいために回避していることがわかった。そこ. きを踏んだ。. で研究3では、関係葛藤を回避することが実際に集団内の. (4) 調査時期:2011 年 11 月 4 日~11 月 12 日. 調和の維持に影響を及ぼしているかを検討する。 関係葛藤の際の回避方略がその集団にポジティブな影響. 2.結果. を与えているという研究は数少ないが存在する(De Dreu,. 仮説1、2を証明するために,性別,学年,部活・サ-ク. 2001)。この研究では、関係葛藤において葛藤方略と集団の. ルの種類(体育会系もしくは文化系),週あたりの活動日数,. 機能性の関係を調査した。その結果、回避方略を選択して. サ-クル・部活内のおおよその人数を統制した上で、回避. いる集団では集団の機能性が上がった。. 方略を従属変数とする階層的重回帰分析を行った。解析は 一括投入法による。. しかし、本研究では、集団の機能性が回避によって直接 上がるのではなく、集団で回避を選択することによって集. 解析の結果課題葛藤条件では、説明率の検定は 0.1%水準. 団内の調和が維持され、それによって集団の機能性などの. で有意であった(F=6.173、df=144)。偏回帰係数の有意性を. パフォーマンスが上がると考える。なぜならば、集団主義. みると、 危機回避動機は有意水準 0.1%で有意な正の係数(β. 者は、他の人との関係性を重要視する傾向があるため、回. =.53, p=.00)を示した。また、調和維持動機は有意水準 5% 階層的重回帰分析(課題葛藤条件) で有意な負の係数(β=-.17, p=.03)を示した(図 3)。. 避する際にまずはその集団の関係維持することを優先する. 図3. 関係葛藤の際には集団を維持したいという動機により回避. 危機回避動機. .53***. と考えられるからである。また,研究1,2においても, 方略を選択していたことも,この仮説を支持する。. 回避方略. 仮説1 関係葛藤時に集団の成員全体でそれを回避する. R2=.292, p=.oo. 調和維持動機. .‐17*. ことは,集団内の調和の維持を促進するであろう 仮説2 集団の機能性は,集団内の調和維持によって促. 関係葛藤条件では、説明率の検定は 0.1%水準で有意であ. 進されるであろう. った(F=4.803、df=144)。偏回帰係数の有意性をみると、調 和維持動機は有意水準 0.1%で有意な正の係数を示した(β. それに対して、集団の課題は、関係葛藤と違い人間の根. =.34, p=.00)。また同時に危機回避動機は1%水準で有意な. 本的な問題が原因ではないので,話し合いによって解決す. 正の係数(β=.23, p=.01)を示した(図 4)。 階層的重回帰分析(関係葛藤条件). ることが可能である。それに加えて,課題はその集団がい 図4. 危機回避動機. .23**. うことは、その後何回も同じ葛藤を繰り返すことなると考. 回避方略 R2=.243,. 調和維持動機. ずれしなければならないことであり、それを無視するとい. p=.oo. .34 ***. 3.考察. えられる。 仮説3 課題葛藤時に集団の成員全体でそれを回避する ことは,集団内の調和を乱すであろう 1.方法. 動機と回避方略の関係に関しては、ほとんど研究 1 と変. (1) 調査対象者:大学生 176 名(男性 110 名、女性 66 名)。. わらない結果が得られた。階層的重回帰分析の結果によれ. うち 1 年生 68 名、2 年生 44 名、3 年生 43 名、4 年生 15 名、. ば、危機回避動機は両条件下において回避方略を予測して. その他 6 名。平均年齢 19.67 歳。所属しているサークルは、. いたが、調和維持動機は条件による違いがみられた。関係. 体育会系 17 集団(68%)、文化系 8 集団(32%)。. 葛藤条件では他の成員との関係を維持したいときに回避方. (2) 調査内容: ①フェイスシート(性別、学年、サークルの. 略を選択していることがわかる。しかし反対に課題葛藤条. 種類、週当たりの活動日数など) ②集団内葛藤尺度 7 項目. 件では、他の成員との関係を維持したくない時に回避を選. (課題葛藤 3 項目、関係葛藤 4 項目) ③葛藤方略尺度 9 項目. 択していることがわかった。. (協働 3 項目、強制 3 項目、回避 3 項目) ④集団内の調和 2.

(4) 項目 ⑤集団の機能性(助け合い 3 項目、意見の出し合い 3. 分析の結果、課題葛藤時の回避行動は,集団内の調和に影. 項目、規則の順守 3 項目)に関して、それぞれ「全くあては. 響を及ぼさないことがわかった(γ07=-.10, p=.57)。. まらない(1)」から「よくあてはまる(5)」の 5 件法で回答 を求めた。なお規則の順守以外の全ての尺度の信頼性は十. 3.考察. 分であった。. 研究3では、サークル集団を対象に集団レベルの回避行動. (3) 調査手続き:サークル・部活集団の活動時に回答を求め. が集団の調和と機能性にどのように影響を及ぼすかを、課. た。また、その場で回収しきれなかったときは後日回収し. 題葛藤と関係葛藤の場合に分けて検討した。その結果、関. た。質問紙の回収率は、40~90%であった。. 係葛藤ではそれを集団全体で回避した時、集団内の調和が. まず、課題葛藤尺度を回答してもらい、そのあとに「こ. 維持できることがわかった(仮説1) 。また、集団の調和が. のような課題に対する意見の相違を経験した場合,あなた. 高いと集団内での助け合いや意見の出し合いが高まること. の集団では大抵どのようにその問題を解決してきました. がわかった。しかし、規則の順守には影響を及ぼしてなか. か?」と尋ねて、葛藤方略尺度に回答してもらった。関係. った(仮説2) 。また、課題葛藤では集団全体で回避を選択. 葛藤尺度に関しても同様の手続きを踏んだ。そのあとに、. することは、集団の調和に影響を及ぼしていなかった(仮説. 集団内の調和尺度と集団の機能性尺度の回答を求めた。. 3)。これらの結果から、関係葛藤においては集団レベルで. (4) 調査時期:2011 年 11 月 2011 年 11 月 19 日~12 月 2 日. の回避行動が存在し、集団全体で関係葛藤を回避すること が集団内の調和の維持を促し、さらにそれが集団内の意見. 2.結果. の出し合いや助け合いにポジティブな影響を及ぼすことが. 級内相関 まず級内相関を求めたところ、課題葛藤では協. わかった。. 同行動(ρ=.24、p=.02)に、関係葛藤では回避行動(ρ=.25、. しかし,関係葛藤が起きた時にその問題からずっと逃げ. p=.02)において有意であった。また、課題葛藤の頻度(ρ. 続けることが,その集団にとって本当に最善なのであろう. =.18、p=.05)、関係葛藤の頻度(ρ=.18、p=.04)、集団内の. か?Weingart & Jhen(2010)によれば,課題葛藤は職務中に. 調和(ρ=.24、p=.02)、助け合い(ρ=.27、p=.02)、意見の. みんなで協力して解決すべきであるが,関係葛藤は職務外. 出し合い(ρ=.31、p=.01)、規則の順守(ρ=.33、p=.01)に. に解決すべきとしている。本研究では,関係葛藤が起こっ. おいてもそれぞれ有意であった。. た時に集団全体で回避することが集団内の調和や機能性に つながるという結果が得られたが,この知見を踏まえると,. 仮説の検証:階層線形モデル. その場では解決せず,冷静になった後に個別で解決するこ. 仮説1の検討. とが一番良い方法なのかもしれない。この点に関して今回. [Level1] (集団内の調和)ij = β0j + rij. の調査では明確にすることが出来なかったため,今後さら. [Level2] β0 j= γ00+ γ01(集団の種類)j +γ02(集団の規. なる検討が必要である。. 模)j+γ03(関係葛藤の頻度)+γ04(関係葛藤の回避)+u0j 分析の結果、関係葛藤を回避する集団ほど集団内の調和 が高かった(γ04=.32,p=.02)。. 主要参考文献 Brew,F.P., & Carins, D.R.(2004). Styles of managing. 仮説2の検討. interpersonal workplace conflict in relation to. [Level1] (集団の機能性)ij = β0j + rij. status and face concern: A study with Anglos and. [Level2] β0 j= γ00+ γ01(集団の種類)j +γ02(集団の規. Chinese. Interpersonal Journal of Conflict Management,. 模)j+γ05(集団内の調和) +u0j. 18,27-56.. 分析の結果,集団内の調和が高い集団ほど集団内で助け. Dean Tjosvold, Haifa F. Sun. (2002). Understanding. 合いができており(γ05=.73,p=.00)、意見の出し合いが高い. Conflict. 事が示された(γ05=.50,p=.02)。しかし規則の順守に関して. Actions, And Consequences. The International Journal. は、影響を与えていなかった(γ05=.10,p=.60)。. of Conflict Management, Vol. 13, No. 2, pp. 142- 164.. 仮説3の検討. Avoidance:. Relationship,. Motivation,. De Dreu CKW., Van Vianen AEM.(2001).Managing. [Level1] (集団内の調和)ij = β0j + rij. relationship conflict and the effectiveness of. [Level2] β0 j= γ00+ γ01(集団の種類)j +γ02(集団の規. organizational teams. Journal of Organizational. 模)j+γ06(課題葛藤の頻度)+γ07(課題葛藤の回避)+u0j. Behavior. Vol.22, 309-328..

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参照

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6 Baker, CC and McCafferty, DB (2005) “Accident database review of human element concerns: What do the results mean for classification?” Proc. Michael Barnett, et al.,