481 昭和学士会誌 第74巻 第5号〔481頁,2014〕
特 集 昭和大学医学部脳神経外科学教室の紹介と得意とする領域
巻 頭 言
─昭和大学医学部脳神経外科学教室の紹介と得意とする領域─
昭和大学医学部脳神経外科学講座
水 谷 徹
昭和大学の皆様いつも大変お世話になっていま す.今回脳神経外科が特集号を担当させていただく ことになりました.少し冒頭の言葉を述べさせてい ただきます.
昭和大学脳神経外科に私,水谷が赴任して 2 年強 が過ぎました.2001 年に科長となって以来脳動脈 瘤,頸部頸動脈狭窄,脳血管バイパス術を柱とした 脳血管障害や脳腫瘍などを中心とした 6000 件を超 える手術を主導し,まさに日々の臨床,手術の中か らいろいろなことを考え,工夫を重ねてきました.
現在の脳神経外科スタッフは,私と同様,日々患者 さんと接し,どうすればベストの治療ができるかを 真摯に考え,かつその中で何かを生み出していこう とする医師たちです.
日本脳神経外科学会は,専門医が 7000 人を突破 し,外科系の学会の中でも大きな位置を占めるよう
になりました.脳神経外科が扱う専門領域は,脳血 管障害,脳腫瘍,頭部外傷,先天性疾患や水頭症を 含む小児領域,脊椎脊髄外科,顔面けいれんや三叉 神経痛,てんかん外科などの機能外科に大きく分か れていますが,それぞれのジャンルの中でも,細分 化し専門性が増しています.
その中で,この特集号では,昭和大学脳神経外科 スタッフのそれぞれの専門領域を知っていただきた く,紹介したいと思います.昭和大学脳神経外科は まだまだ発展中ですが,スタッフも増加し,2013 年 の手術件数は600件に迫り,都内有数となりました.
これからも診療,研究,教育という大学としての本 来の役割において,お役に立てるようスタッフ一同 頑張っていく所存ですので,どうか脳神経外科をお 引き立ていただくようよろしくお願いいたします.