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論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号

3090 大熊 公樹

論文審査担当者

主査 砂川 正隆 教授 副査 小風 教授

副査 本田 一穂 教授

(論文審査の要旨)

不安関連呼吸調節に関わる神経機構は明らかではない。正中縫線核のセロトニン(5-HT)

神経は不安を誘発すること知られ、大熊らは正中縫線核5-HT 神経が不安関連呼吸調節に 関わるか光遺伝学的手法で検討した。中枢5-HT 神経に変異型チャネルロドプシン2 を発 現させたマウス(発現群)と発現していないマウス(対照群)を作成し、予め正中縫線核 直上に光ファイバーを刺入固定した。青色光と黄色光を交互に照射し、発現群における正 中縫線核5-HT 神経活動のオンオフを操作し、対照群と比較した。ホールボディプレチス モグラフによる呼吸評価では、正中縫線核5-HT 神経への光刺激は呼吸リズムを亢進させ た。高架式十字迷路試験での不安評価では、正中縫線核5-HT 神経への光刺激は、移動距 離を変えることなく、オープンアームでの滞在時間を減少させた、つまり不安様行動を増 加させた。光刺激による不安の高まりと呼吸リズムの亢進から、正中縫線核5-HT 神経の 活性化は、不安関連呼吸応答に類似した反応を引き起こすことが示唆された。本論文はセ ロトニン神経に関する新しい知見を得ており、学術上価値のあるものであり、学位論文に 値すると判定した。

論文題名:Optogenetic stimulation of 5-HT neurons in the median raphe nucleus affects anxiety and respiration

(正中縫線核5-HT 神経の光遺伝学的刺激は不安と呼吸に影響する)

掲載雑誌名:THE SHOWA UNIVERSITY JOURNAL of MEDICAL SCIENCES 2019年掲載予定

(主査が記載、500字以内)

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