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17. 再発乳癌ゼローダ治療中に腸管壊死を合併した1例(第39回埼玉・群馬乳腺疾患研究会)

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ca.,ER (+),PgR (+) であり,術後補助療法として UFT と TAM が投与された. 2004年 8月, 腰痛が出現し, 脊 椎・骨番への骨転移と診断されエキセメスタンとビス フォスフォネート開始. 2年間 cSD であった. 2006年 7 月, 骨転移 PD・鎖骨上リンパ節転移出現し AC 療法導 入. 6コース終了後 PD となり weeklyPTX に変 され た. 2007年 9 月, 上腹部痛出現し腹単 X-Pにてニボーを 認めイレウスと診断し入院となった. CT, CF にて脾彎 曲部中心に横行結腸から下行結腸にかけて腸管の全周性 の狭窄を認め, 結腸への転移を疑った. 経肛門的イレウ ス管を留置. 外科的切除を予定したが, 癌性髄膜炎を併 発し永眠された. 17.再発乳癌ゼローダ治療中に腸管壊死を合併した1例 片山 和久,根岸 ,平井 英子 (伊勢崎市民病院 外科) 【緒 論】 経口フッ化ピリミジン系薬剤は, 固形癌の治 療薬剤として低い毒性と簡 性が特徴的であり, その一 つであるゼローダ (一般名 : カペシタビン) は再発乳癌 の治療薬として認知されている. 今回, 再発乳癌に対す るゼローダ療法中に大量腸管壊死を合併した 1症例を経 験したので報告する. 【症 例】 75歳, 閉経後女性. 2003年 11月 7日右乳癌対し右乳房切除術を施行した. この際の病理結果は Invasive ductal carcinoma,scirrhous ca, NG3, f,ly(+),v (+),n2 (11/16) t3n2M0-stage A, ER (+),PgR (−),HER2 (0).同年 12月 11日より FEC 計 6コースを施行した後, アナストロゾール内服にて経 過観察していた. 2005年 3月 23日局所再発が出現. 2007 年 1月 22日よりゼローダ 2400mg/日内服を開始. 肺転 移および右頸部リンパ節転移は SD の状態であったが 12月 10日肺転移の増悪, 肝骨左頸部リンパ節転移の出 現を認め PD となった. この間に消化器症状の訴えは無 かった. 2008年 1月上旬より腰痛, 腹痛, 食欲不振, 秘 を自覚. 1月 17日午後 9 時頃より腹痛増悪, 悪心嘔吐が 出現し, 1月 18日当院救急外来を受診. 急性腹症の診断 にて緊急入院, 同日緊急開腹術を施行した. 術中所見で は横行結腸の中央部から S状結腸に至る連続性の壊死 性変化を認めた. 壊死腸管の病理結果は Acute colitic necrosis and panperitonitis, suspitious of gangrenous form of ischemic colitis,であった.2月 15日 DIC による 上部消化管出血にて死亡している. 【 察】 本症例 ではゼローダ内服と腸管壊死の因果関係は不明である が, 経口フッ化ピリミジン系薬剤の有害事象として稀に 重篤な腸炎を合併することが報告されており, 注意が必 要である. 18.肺転移手術後9年新たな転移を認めない乳がんの1 例 平方 智子,藤澤 知巳,柳田 康弘 (群馬県立がんセンター 乳腺科) 飯島 美砂 (同 病理部) 49 歳閉経前女性. 初診 4ヶ月前より右乳房痛・腫瘤を 自覚. 右乳癌, 臨床病期 T2N0M0, StageⅡ A の診断にて, 11年前に乳房切除術+腋窩リンパ節郭清を施行した. 病 理結果は乳頭腺管癌, 浸潤径 1.5cm, f, ly1, v1, n=1/11, ER−,PgR−,HER2陰性,核 grade 3,pT1pN1pM0 stage Ⅱ A で あった. 術 後 補 助 療 法 と し て UFT 200mg+ CPM50mg を投与した. 術後 1年 4ヶ月の胸部 X 線写真 で左上肺野に孤立性結節影を指摘され, 診断のため左上 葉区域切除術を施行した. 病理結果は腫瘍径 2.5cm, 転移 性肺癌. 免疫染色も合わせて乳癌肺転移と診断された. そ の 後 FAM 療 法 (5-FU 500mg+ADM 20mg+MMC 5mg) 6クール施行し, 術後 9 年経過した現在, あらたな 転移・再発を認めていない.遠隔転移巣治療後,長期にわ たり再発を認めない稀な症例を経験したので文献的 察 を加えて報告した.

セッション6>

再発治療2

座長 吉田 崇 19.甲状腺に転移した乳癌の1例 石川 裕子,吉田 崇,二宮 淳 林 祐二,小野 亮子,戸塚 勝理 武井 寛幸 (埼玉県立がんセンター 乳腺外科) 下岡 華子,川野輪香織,黒住 昌 (同 病理科) 井上 賢一,永井 成勲,田部井敏夫 (同 乳腺腫瘍内科) 今回, 甲状腺に転移した稀な乳癌の 1例を報告する. 症例は 61歳の女性で, 前医で 2002年 5月右腋窩腫瘤摘 出術を受けた. 病理組織検査では invasive lobular car-cinomaのリンパ節転移と診断され,乳房内の病変も確認 されたが, 本人が手術を拒否したため, ホルモン療法を 受けていた. 平成 2004年, 腋窩リンパ節再発と乳房腫瘤 の増大を認め,当科紹介となった.右乳癌 T2N1Mo Stage Ⅱ Bの診断で乳房温存術, 腋窩リンパ節郭清を施行した. 病理組織診断は scirrhous ca, ER (+) であり, 術後は乳 房への照射と arimidexの投与を行った. 2007年 2月術 後定期検査の USで甲状腺腫瘤を指摘された. 穿刺吸引 細胞診は inadequateのため, 経過観察していたが, 増大 を認め, 2008年 1月甲状腺右葉切除術を施行された. 病 84 第 39 回埼玉・群馬乳腺疾患研究会

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