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[報告書]国際ポリフェノール会議に参加して: 沖縄地域学リポジトリ

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Academic year: 2021

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Title

[報告書]国際ポリフェノール会議に参加して

Author(s)

和田, 浩二

Citation

南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical

resources technologists, 17(1): 41-42

Issue Date

2001-10-01

URL

http://hdl.handle.net/20.500.12001/14181

(2)

南方 資源利 用技 術研 究会誌 Vo).17No.1 41-42 2001

報告書

国際ポ リフェノール会議に参加 して

和 田 浩 二

★琉球大学農学部

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FacultyofAgricultu71e,tlniversilyoftheRyukyus Keywords:ポ リフェノール、国際会議、 ドイ ツ 2000年 9月11日か ら15日まで の 5日間 , ド イ ツ連邦共和 国の ミュン- ン工科大学の ライ フ サイエ ンスセ ンターで第20回国際ポ リフェノー ル 会議 が開催 され た .今 回 は2000年 と20回 目 とい うこ とで ,グルー プ ・ポ リフェノール学会 と欧州植物化学会 の合同大会 として開催 され , 発表内容 も多岐 に渡 った . ミュン- ン工科大学 ライ フセ ンターは ミュン- ンか らSバー ン (電 車 )でFreising市 -行 き ,そ こか らバ スで15分 のWeihenstephanに位 置す る.Weihenstephanと いえば世界最古の ビール醸造所 といわれてお り, その穣造所 がキ ャンパ ス内の小 さな丘の上 に存 在す るこ とか らも醸造学部が重要な教育 ・研究 機関になってい ることが うかがえる (もちろん , そのカ フェで ビール を堪能 した こ とはい うまで もないが). 本 会議 は ,以 下 の5つ のセ クシ ョンに分 け られ ,基調 講演 (15題 ), 口頭発 表 (39題 ), ポスター発表 (約280題 )が行われ た .

・GeneticsandBiosynthesis ・AnalyticalAspectsandSynthesis ・PharmacologyandNutrition ・FoodandPolyphenols

'沖縄県西原町千原 1番地

・EcologyandPlantResistance

参加者 (約350名 )は欧州諸 国が中心で あった が ,日本か らの参加者 も一割 を しめた .多 くの 有益な発表のなかで も,特 に印象 に残 った (価 人的ではあるが)基調講演 と我 々の発表 を簡単 に報告す る. 一 つ はイ ギ リス のC.Rice-Evans教 授 に よ る 「Bioavailabilityanduptakeofnavonoids」である. 以前 ,植物体に存在するシキミ酸経路 由来の化合 物の抗酸化活性 (NO消去能)をim vitroで測定す る際に,同教授の文献 を利用 させていただいた. 今回は種 々の植物体 由来のフラボノイ ドやフェニ ルプロパ ノイ ド系化合物の体内吸収や抗酸化作用 についての紹介があった.また,地元 ドイツのH.K olodziej教授による各種機器分析を駆使 したアン ト シアニンの構造解析法についてはよい勉強になっ た.さらに, 日本か らも名古屋大学の大揮俊彦教 授が 「Potentialbioactives/healthbenefitsofc o-coaandchocolatepolyphenols」と題 して ,カカ オに含 まれ るポ リフェ ノール成分の様 々な食 品 機能 について紹介 した .大洋教授 は食品成分の 生体調節機能 に関す る研究 の第一人者 であ り, 琉球大学農学部 に集 中講義でみ え られ た ことも

(3)

41-南方資源利用技術研究会誌

写真1 会場 にて

ある.

我 々は 「Determlnationofflavonoidaglycones inplalltfoodmaterlalsuslnghigh-pe血 m anceliquid chromatography-photodiode-arraycombinedwith electrochemicaldetection」 と題 して発表 を行 っ た.本研究は,様 々な植物性食品素材 に含 まれ る5種類 の フラボ ノイ ドのア グ リコンを電気 化学検出器 を用い ,同時定量す る手法 を確立 し たものである.中村学園大学 (福 岡市 )の太 田 英明教授 との共同研究の成果であ り,沖縄発 の 素材 としてはシイ クワシヤーの分析 を行 った . 現在はそのフラボノイ ドの生体調節機能が着 目 され ,機能性素材 としての新たな利用が期待 さ れてい る (品薄 で 1kg,3000円で取 り引 き さ れることもあると聞 く). さて ,宿泊地であった ミュン- ンは南 ドイツ の中心都市であるが,治安 もよく,清潔な街で 写真2 ミュンヘ ンの町並 と路面電車 ある.ミュン- ン市内,周辺-の交通はSバー ン

,U

バー ン,路面電車 ,バスな ど非常に充実 していた.乗車券 も回数券 ,グループ券 ,家族 一 日券な ど様 々で , うま く利用す ると移動は安 上が りになる.また ,電車内でたびたび大型犬 と出会 ったが,ペ ッ トのマナーも申 し分な く, 福祉に関 しても十分に整備 されていた.ただ し, 乗車券の 自動販売機 の表示や車内放送 は全て ド イツ語なので予備知識が必要である. 会議1日目,4日目には レセプシ ョン,バ ン ケ ット,それ以外の 日は宿泊地 ミュン-ンでビー ル を堪能 した .とにか く,地元の人はよく飲み (ビールの種類 ,飲む量 もケタ違い),よく食べ (ソーセ ー ジの付 け合 わせ のザ ワー ク ラ ウ ト (すっぱいキャベツ)は最高),よく騒 ぐ (話す , 踊 る,歌 う) と陽気で ,会場でもカフェでも心 地 よく時 を過 ごす ことができた . 次回は来年 ,モ ロッコのモ ンテカル ロで第2 1回国際ポ リフェノール会議 が開催 され る予定 である. 最後 にな りま したが,本会議に出席す るにあ た り御援助いただ きま した南方資源利用技術研 究会に心よ りお礼 申 し上げます . - 42

参照

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