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男女平等教育・男女共同参画をめぐる教員研修に関する現状分析

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Academic year: 2021

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(1)Title. 男女平等教育・男女共同参画をめぐる教員研修に関する現状分析. Author(s). 木村, 育恵. Citation. 北海道教育大学紀要. 教育科学編, 63(1): 25-31. Issue Date. 2012-08. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6802. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) 北海道教育大学紀要(教育科学編)第63巻 第1号 JournalofHokkaidoUniversityofEducation(Education)Vol.63,No.1. 平成24年8月 August,2012. 男女平等教育・男女共同参画をめぐる教員研修に関する現状分析 木 村 育 恵 北海道教育大学函館枚教育社会学研究室. CurrentConditionsandProblemsin the ContentandPractice OfIn−SerViceTeacherTrainingfromaGenderViewpoint KIMURA Ikue. DepartmentofEducation,HakodateCampus,HokkaidoUniversityofEducation. 概 要 本稿では,教育における男女共同参画推進に関する諸問題を検討する視座として「教員研修」に焦点を当 て,都道府県・指定都市・中核市の教育センターを対象に実施した2つの法定研修における内容項目等に関 する調査をもとに,「男女平等教育・男女共同参画」に関する研修をめぐる現状についての分析を行った。 その結果,全般的な優先順位の低さのもと,研修内容にジェンダー「知」を組み込むために,学校現場に 結びついた内容としての意味づけを「人権教育」等の枠で確保しながら研修が運営されている状況が見られ た。さらに,時間確保と実践的内容重視の風潮が,当該研修の設定・実施の難しさに位置づいていた。. 他方,ジェンダー「知」をめぐる教員研修については,関連行政との関連が「ある」県市で当該研修の実 施が多い傾向にあった。このことから,関連行政との連携については,今後の研修の展開をめぐるさらなる 課題になると推察される。. 1.研究・活動の目的. 成果を提示する。 「ジェンダー. と教育」研究は,学校における性. 本稿は,教育における男女共同参画推進に関連. 的不平等やジェンダー形成過程の解明に向けて,. する諸問題を検討する視座として「教員研修」に. 暗黙の了解の卜で潜在的に教帥から生徒に伝達さ. 焦点を当て,男女平等教育等に関する教員研修プ. れる規範,価値,信念の体系である「隠れたカリ. ログラムの現在とその課題について検討するもの. キュラム」に着目した実証的分析(木村1999,宮. である。特に,都道府県,指定都市,中核市の教. 崎1991,森19錮,氏原1996など)を蓄積してきた。. 育センター・教育研究所(以下,教育センター). 教育現場では,研究の成果が持ち込まれること. を対象に行った教員研修の内容項目等に関する調. で,学校の中の「隠れたカリキュラム」への着目. 査をもとに,教育行政の男女平等教育に関する研. が試みられ,男女平等教育の名の下で維持されて. 修及びプログラムをめぐる現状について基礎的な. きた性別による非対称な二項対立構造を変革する. 25.

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