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IRUCAA@TDC : 卵巣摘出ラットの抜歯窩新生骨形成におよぼすビスホスホネートの影響

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Academic year: 2021

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Posted at the Institutional Resources for Unique Collection and Academic Archives at Tokyo Dental College, Available from http://ir.tdc.ac.jp/

Title

卵巣摘出ラットの抜歯窩新生骨形成におよぼすビスホス

ホネートの影響

Author(s)

蛭間, 信彦; 山﨑, 貴希; 見明, 康雄; 澤田, 隆; 森口,

美津子; 山本, 仁; 栁澤, 孝彰

Journal

歯科学報, 112(4): 554-554

URL

http://hdl.handle.net/10130/2894

Right

(2)

目的:近年,ビスホスホネート(BP)製剤を投与 されているがん患者や骨粗鬆症患者が抜歯などの侵 襲 的 歯 科 治 療 を 受 け た 後 に,顎 骨 壊 死 (Bisphosphonate-Related Osteonecrosis of the Jaw, BRONJ)を引き起こす報告が相次いでいる。 しかし,その発生機序については不明な点が多い。 本研究は BRONJ の発生機序を明らかにする目的で 卵巣摘出ラットをエストロゲン低下による骨粗鬆症 モデルラットとし,BP 製剤投与が抜歯後の治癒過 程,特に新生骨形成にどのような影響を及ぼすかを 検討した。 方法:薬剤としてアレンドロネートを用いた。11週 齢の雌 Wistar 卵巣摘出ラット(8週齢時卵巣摘出 術施術)を対照群(生理食塩水投与群)と BP 投与 群の二群(各条件6匹)に分け,上顎第二臼歯を抜 去した。その後,一定期間経過後に還流固定を施 し,上顎骨を一塊として摘出した。EDTA による 脱灰後パラフィン包埋し,抜歯窩前後の臼歯を含む 連続切片を作製した。H-E 染色および酒石酸耐性酸 ホスファターゼ染色を行った。また,非脱灰試料を 作成しμCT を用いて新生骨の骨量を測定した。 成績および考察:抜歯後1週では抜歯窩における新 生骨形成量は BP 投与群のほうが対照群よりも少な かった。破骨細胞の数および形態は両群で差が見ら れなかった。抜歯後2週になると新生骨形成量には 両群で顕著な変化は見られなかった。抜歯窩内の新 生骨領域においては,BP 投与群の破骨細胞数は対 照群と差はないが,対照群に比べ核の数が多く,巨 大であり,また細胞が骨表面からの乖離するなどの 像が観察された。以上結果から,BP は抜歯後の治 癒の際に,早期の段階で抜歯窩内の新生骨の骨量に 影響を及ぼすと考えられた。また,2週経過例で骨 量に変化は見られないが,破骨細胞の形態に変化が 見られたことから,新生骨の骨質への影響が疑われ るので,さらなる研究が必要と考える。 目的:近年の CAD/CAM 技術の進歩に伴い,一般 歯科臨床で臼歯部にセラミックインレー修復を行う 機会が多くなっているが,装着に用いる接着性レジ ンセメントの象牙質との接着強さはコンポジットレ ジン直接修復での接着強さに比べて低い。そこで本 研究では,直接修復用コンポジットレジンを CAD/ CAM 製セラミックインレーの装着用材料として用 いることが可能か否かを検討すべく,従来使用され ている接着性レジンセメントで装着した場合との接 着強さを比較した。 方法:ルーヴェン・カトリック大学医療倫理委員会 で承認を得て収集されたヒト第三大臼歯20本を石膏 ブロックに包埋し,深さ2.5mm,窩洞外形約4× 4mm の箱型1級単純窩洞を形成した。窩洞のうち 1つを CEREC3 で光学印象ののち,セラミックブ ロック(IPS e. max CAD for CEREC and inLab) を20本削りだした。その後,820℃で10分,840℃で 7分の結晶化処理を行い,装着直前に60秒間のフッ 化水素酸(IPS Ceramic Etching Gel)処理,Mono-bond Plus による表面処理ならびに HelioGel)処理,Mono-bond の塗 布を行った。窩洞へのインレー装着は2人の術者に

よって行い,それぞれ Clearfil SE Bond/Clearfil AP-X(AP-X 群)または ExciTE F DSC/Variolink Ⅱ (VL 群)を用いて,Bluephase 20i による咬合面か らの光照射を行った(n=5)。37℃水中で7日間 保管後,接着面積1×1mm の接着試片を作製,ク ロスヘッドスピード1mm/min で微小引張り接着 強さの測定を行った。接着試験後,実体顕微鏡を用 いて破断面の分析を行い,代表例は走査電子顕微鏡 (SEM ; JCF-1300)で観察した。 成績および考察:AP-X 群(33.3±12.0MPa)の微 小引張り接着強さは VL 群(5.7±7.9MPa)に比べ 有意に高かった(P<0.0001)。AP-X 群では2人の 術 者 間 に 統 計 学 的 有 意 差 を 認 め な か っ た(P> 0.05)が,VL 群では術者間に有意差を認めた(P <0.05)ことから,VL 群では装着時のテクニック 因子が接着強さに影響するものと思われた。以上の 結果から,2ステップセルフエッチングプライマー 型接着システムと修復用コンポジットレジンペース トによるセラミックインレーの装着の有用性が示唆 された。

№35:卵巣摘出ラットの抜歯窩新生骨形成におよぼすビスホスホネートの影響

蛭間信彦,山 貴希,見明康雄,澤田 隆,森口美津子,山本 仁,栁澤孝彰 (東歯大・超微)

№36:CAD/CAM セラミックインレーの装着条件が微小引張り接着強さに与える影響

亀山敦史,春山亜貴子,角田正健(東歯大・千病・総合診) 学 会 講 演 抄 録 554 ― 98 ―

参照

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