[書評] 今野真二著--日本語の考古学
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(2) [書評]. 二六. えぱ﹃本文﹄を変えたことになるであろう。﹃作者﹄を、テキストの改変ができる. 唯一の人と定義すれならば、このテキストの作者は誰ということになるのだろう か﹂と疑問を呈している。近時問題となっているコピーアンドペーストのことも. このほか本書で取りあげられた古典は、﹃万葉集﹄、﹃士左日記(士佐日記)﹄、﹃平. 指摘する。. 家物語﹄などであり、さらに日本語表記における﹁行﹂の問題や和歌の行替え、. 誤写のことなどが記されている。そして最後に、﹁わたしたちは今生きている状 況おいて育まれた価値観にしたがって、抽象的な面もふくめて、物事を見たり判 断したりする。それは当然のことであり、悪いととではないが、前提としてその ことをきちんと自覚しないと、つねに現代をよしとした基準にょって(過去の事 物まで含めた)あらゆることがらを判断してしまうことになる。現代を基準とし て過去を認識しようとすると、見損なうことも少なくない﹂という。文学作品だ. けでなく、私のあつかう美術作品でも、歴史のなかで論じようとするときに忘れ てはならない姿勢であろう。肝に銘じておきたい。. {74}.
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